JP2719034B2 - 写真プリンタ - Google Patents

写真プリンタ

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真プリンタに関し、特に液晶パネル等の光
強度変調手段を用いた写真プリンタに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
写真プリンタでは、ネガフイルムの各コアを測光し、
得られた全画面平均濃度(LATD)等により露光量を演算
し、この露光量に基づき色フイルタセット位置を求め、
焼付光軸内に色フイルタをセットして色バランス等を適
正にし、焼付露光を行うようにしている。このような光
質調節タイプの写真プリンタでは、3枚の色フイルタ
と、これらを光軸内に挿入するフイルタ駆動部に、更に
色フイルタで光質調節された焼付光を均一に拡散する拡
散箱とを備えている。そして、各色フイルタの焼付光軸
内への挿入による空間的な色や濃度のむらを拡散箱で拡
散することにより解消している。
また、レンズによる中心部と周辺部との光量比による
色や濃度のむらは、このむらのパターンとは逆特性の調
整フイルタを使用し、修正するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、光源のむら特性は個々のサンプル毎に
ばらつきがあり、これを設計及び製造上で管理すること
は不可能に近い。このため、光源むらを解消するため
に、拡散箱の拡散度をあげるようにすると、これによる
光量低下が著しくなり、能率低下となる等の新たな問題
が生じる。
また、レンズによるむらのパターンは倍率毎に異な
り、更に、シャッタによるむらは露光時間毎に異なる。
このように、レンズやシャッタに起因するむらは多様で
あるため、これらむらを上記逆特性の調整フイルタ等に
より修正することは、多数の調整フイルタが必要になり
現実的でないという問題がある。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、光源
むらやレンズやシャッタによるむらを簡単な構成で修正
することができる写真プリンタを提供することを目的と
する。
また、本発明は、機械的可動部分をなくして、耐久性
及び信頼性を向上させ、しかも装置構成を簡単かつコン
パクトにすることができるようにした光源部を有する写
真プリンタを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、光源と写真フ
イルムとの間に設けられ、光透過量が変化する微小な電
気光学的光弁をマトリクス状に配置するとともに、各光
弁に対応させて三原色の色フイルタをマトリクス状に配
置した光強度変調手段と、感光材料の結像面に位置する
測光位置とこの測光位置から退避した位置との間で変位
自在に配置され、前記結像面における焼付光のむらパタ
ーンを検出する測光センサと、この測光センサのむらパ
ターンの測光データに基づき前記結像面における焼付光
の複合むらを検出し、焼付露光時に、検出した複合むら
に応じて光強度変調手段の各光弁の光透過光量を制御す
る手段とを有するものである。
〔作用〕
焼付露光前に、感光材料の結像面に位置されたむらパ
ターン検出用の測光センサにより、結像面における焼付
光の複合むらが一括して検出される。この複合むらは、
光源や焼付レンズなどの個別のむらが複合されたもので
ある。これら複合むらを解消するように、光強度変調手
段、例えば液晶パネルの三原色の色フイルタに対応する
各光弁の光透過量が変えられる焼付露光が行われる。こ
れにより、複合むらが一括してキャンセルされる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
写真プリンタの概略を示す第1図において、ランプ10
からの光は、リフレクター11で反射された後、光源レン
ズ12で平行光にされ、液晶パネル13に入射される。リフ
レクター11と光源レンズ12との間には、防熱フイルタ14
が配置されており、光源12からの熱で液晶パネル13が温
度上昇することを防止している。
液晶パネル13は、周知のアクティブマトリクス液晶表
示体(LCD)から構成されており、第2図に示すよう
に、各セル(光弁)13Aがマトリクス状に配置されると
ともに、このセル13Aに対応させて、赤(R),緑
(G),青(B)の色フイルタがマトリクス状に配置さ
れている。この液晶パネル13のセル13Aの数は、本実施
例では20×20とされているが、これに限定されない。こ
の液晶パネル13は常時開タイプのものが用いられてお
り、ドライバ15を介し、コントローラ16により制御され
る。
ドライバ15は、コントローラ16からの制御信号により
R,G,Bの各セル13A毎の印加電圧を変えるとともに、各セ
ル13Aのシャッタ開時間を調節する。この印加電圧の調
節により各セル13A毎にその光透過量が変えられ、ラン
プ10の色や濃度のむらが修正される。また、シャッタ開
時間の調節により、最適露光量で焼付露光が行われ、液
晶パネル13の各セルは、開状態から閉状態になり、露光
量に達した色から順次焼付光がカットされる。なお、常
時開タイプのセルに代えて、常時閉タイプのものを用い
てもよい。
液晶パネル13の上方には、拡散板17が配置されてお
り、液晶パネル13を透過したランプ10の光を十分に拡散
してネガフイルム19のプリント対象コマを照明する。拡
散板17は、表面に微細な突起を持ったガラス板や、オパ
ールガラス等を用いる。ネガフイルム19は、フィルムキ
ャリア20にセットされる。フイルムキャリア20は、周知
のように、コマ位置を検出してプリント対象コマをプリ
ント位置にセットする。
プリント対象コマの画像は、焼付レンズ23により、プ
リント位置にセットされたカラーペーパー24に結像され
る。焼付レンズ23とカラーペーパー24との間には、シャ
ッタ25が配置されており、シャッタ駆動部26により開閉
される。また、フイルムキャリヤ20と焼付レンズ23との
間の焼付光軸には、ハーフミラー28が配置されており、
焼付光を測光・モニタ系30へ分岐する。分岐された光
は、レンズ31及びハーフミラー32を介し、シミュレート
用のイメージエリアセンサ33と、測光用(スキャナー
用)のイメージエリアセンサ34に結像される。なお、ハ
ーフミラー28に代えて、ハーフプリズムを用いたり、可
動ミラーを焼付光軸に挿脱自在に設けてもよい。
シミュレート用のイメージエリアセンサ33は、プリン
ト対象コアのネガ像を撮像し、このビデオ信号をモニタ
画像処理部36へ送る。モニタ画像処理部36は、周知のよ
うに、A/D変換,ネガーポジ変換,階調補正,彩度補正
等を行い、仕上りプリントをシミュレートしたモニタ画
像をカラーCRT37に表示する。彩度補正は、カラーペー
パー24の分光強度と、イメージエリアセンサ33の分光感
度との違いを補正する他に、補正データ入力時にこの補
正をシミュレートする画像を表示するための色補正を行
う。補正データの入力は、コントローラ16に接続された
キーボード40を操作することにより行われ、入力された
濃度補正データ及び色補正データはディスプレィ41に表
示されるとともに、画像処理部36に送られる。
測光用イメージエリアセンサ34は、プリント対象コア
の各点を三色分解測光する。この測光信号は、特性値算
出部45に送られる。特性値算出部45は、LATDやその他の
各種特性値を算出し、これを露光量演算部46に送る。露
光量演算部46は、周知の露光量演算式により、各色毎の
露光量を演算し、これをコントローラ16に送る。この露
光量演算の際に、必要に応じキーボード40から入力され
た補正データも用いられる。
また、ランプ10の色や濃度のむらを修正するためのむ
ら検出モード時には、画像が記録されていないベースだ
けの素元ネガがフイルムキャリア20にセットされ、これ
を透過した光が測光用イメージエリアセンサ34により三
色分解測光される。特性値算出部45はセンサ34からのビ
デオ信号から、色むら修正値の算出のための各点の三色
分解濃度を求め、これをむら修正値算出部50に送る。む
ら修正値算出部50は、各色毎に各点の濃度の内、最大濃
度を抽出する。次に、各点の濃度と抽出した最大濃度と
の差を求める。そして、この差を各色毎に、むら修正値
としてコントローラ16に送る。このむら修正値は、プリ
ント対象コマの各点を測光して露光量を算出する時の測
光モード時と、算出した露光量に基づき焼付露光する焼
付モード時とに用いられる。
コントローラ16は、シャッタ駆動部26を介しシャッタ
25を一定時間開閉するとともに、第2図に示すように、
露光時間変換部47により各色毎に露光量を露光時間に変
換する。また、むら修正値−電圧変換部52により、むら
修正値算出部50からのむら修正値に基づき各セル13Aの
印加電圧をメモリ53から検索し、これを露光用電圧制御
信号発生部54に送る。電圧制御信号発生部54は、各色毎
の露光時間信号と各セル13Aの印加電圧信号とから、液
晶パネル13の各セルを駆動するための電圧制御信号を発
生させ、これをセレクタ49を介しドライバ15に送る。
ドライバ15はこの電圧制御信号により、液晶パネル13
の各セル13Aを所定の印加電圧で駆動するとともに、露
光量に達した色から順に各セル13Aを閉状態にする。こ
れにより、ランプ10の色むらを解消するパターンで液晶
ネル13の各セルが駆動され、むらのキャンセルと露光制
御が可能になる。なお、露光量と液晶パネル13の各セル
13Aの閉タイミングとの関係、およびむら修正値と各セ
ル13Aの印加電圧との関係は、予め実験等により求めて
あり、これらの変換テーブルがコントローラ16内のメモ
リ53に記憶されている。
更に、コントローラ16は、測光・モニタ時には、各イ
メージエリアセンサ33,34が光量過多により飽和状態と
なり測光不能となるのを回避するために、セレクタ49を
露光用電圧制御信号発生部54から測光用電圧制御信号発
生部55に切り換え、ドライバ15へ測光モード時の電圧制
御信号を送る。この光強度の制御のための各セル13Aへ
の印加電圧は、予め実験等により求めてあり、これがメ
モリ53に記憶されている。
そして、この印加電圧の決定に際しても、前記むら修
正値が加味され、ランプ10の色むらを無くすように修正
される。これにより、液晶パネル13の各セル13Aに各色
毎に所定の電圧が印加される。したがって、各セルが所
定の光透過量とされ、ランプ10からの各色毎の光量が絞
られるため、各イメージエリアセンサ33,34のダイナミ
ックレンジに合わせた光量とすることができる。なお、
イメージエリアセンサ33,34のダイナミックレンジが異
なる場合には、各センサ33,34毎に印加電圧を求めてお
き、先ずシミュレート用のセンサ33に合わせて液晶パネ
ル13を駆動し、ネガ像を撮像する。その後、測光用のセ
ンサ34に合わせて液晶パネル13を駆動して、測光する。
次に、第3図を参照して本実施例の作用を説明する。
まず、焼付露光の前にランプ10による色や濃度のむらを
修正する。このランプ10のむら修正は、まずフイルムキ
ャリア20にベース濃度だけの素元ネガをセットして、ラ
ンプ10のむらパターンを測光用のイメージエリアセンサ
34により測光する。この測光データは特性値算出部45で
各点の三色分解濃度信号とされ、むら修正値算出部50
で、むらを無くして各点が均一な透過光量とするため
に、濃度の最も高い点に濃度の最も低い点に合わせるむ
ら修正値が算出される。そして、このむら修正値は、コ
ントローラ16に送られ、内蔵するメモリ53に記憶され
る。
次に、ネガフイルム19をフイルムキャリア20にセット
して、キーボード40のコマ送りキーを操作すると、フイ
ルムキャリア20はネガフイルム19を搬送してプリント対
象コアをプリント位置にセットする。このセットは、周
知のようにコマのエッジを検出することで行われる。次
に、プリント対象コアがランプ10により照明される。こ
の時、コントローラ16の測光用電圧制御信号発生部55に
より制御信号がドライバ15に送られ、液晶パネル13は測
光モード状態で駆動されるため、イメージエリアセンサ
33,34のダイナミックレンジに合わせて、各セル13aが色
毎に所定の光透過量となるように設定される。この時、
メモリ53からむら修正値が読み出され、これに基づき各
セル13Aの透過光量も制限されるため、ランプ10のむら
は解消されている。
そして、撮像用イメージエリアセンサ33によりプリン
ト対象コアのネガ像が撮像され、このビデオ信号がモニ
タ画像処理部36で、A/D変換、ネガポジ変換、階調補
正、彩度補正され、仕上りプリントをシミュレートした
モニタ画像がカラーCRT37に表示される。このモニタ画
像を観察して濃度や色補正が必要であると判断される場
合には、キーボード40により各補正データが入力され
る。この入力された各補正データはコントローラ16から
モニタ画像処理部36に送られ、ここで各補正データによ
り補正処理が行われ、補正後のモニタ画像がカラーCRT3
7に表示される。モニタ画像を観察して、再度補正が必
要な場合には同様にして補正データを入力する。また、
これで良い場合にはプリントキーの操作によりプリント
が開始される。
まず、プリントキーの操作により各補正データが確定
して、この補正データ及び各種特性値に基づき周知の露
光量演算式により各色毎の焼付露光量が演算され、これ
がコントローラ16に送られる。コントローラ16は、各色
毎の焼付露光量から液晶パネル13の各セル13Aの閉タイ
ミングを決定するとともに、光源むらの修正値から、む
らを無くすように各セル13Aの光透過量を制御する印加
電圧を決定し、これらに基づき電圧制御信号を発生し、
この制御信号をドライバ15を送る。これと同時に、シャ
ッタ駆動部26を介しシャッタ245を一定時間開く。これ
により、ネジ像がカラーペーパー24に結像され焼付露光
が開始される。そして、ドライバ15は各セル13Aを所定
のタイミングで駆動して順次閉状態にするので、露光量
に達した色毎に焼付光がカットされ、所定の露光量で焼
付露光される。しかも、各セル13Aの光透過量がランプ1
0のむらを解消するように制限されるため、ランプ10の
むらの影響を排除することができる。
以下、同様にして各コアが焼付露光される。
なお、上記実施例では、光源のむら補正のみを行って
いるが、これと同時にレンズ及びシャッタによるむらを
補正するようにしてもよい。この場合には、レンズの中
心部と周辺部との抗量比をプリント倍率毎に予め求めて
おくとともに、シャッタによるむら特性を露光時間毎に
予め求めておき、これをメモリに記憶する。これらめら
特性のデータは、設計時や製造時に実験等により求めて
おく。そして、プリント時にこれらむら特性とは逆のパ
ターンとなるように、液晶パネルの各セルを駆動する。
次に、測光用のイメージエリアセンサ34を用いてラン
プ10の色や濃度のむらを検出する上記実施例に代えて、
第4図および第5図に示すように、専用のむら検出用の
センサ60A〜60Eをカラーペーパー61の感光面と同レベル
位置になるように出没自在に設けたものについて説明す
る。なお、上記実施例と同じ構成部材については同一符
号が付してある。
前記むら検出用のセンサ60A〜60Eとしては例えば蓄積
型のイメージエリアセンサを用いられ、これがセンサ取
付ベース62の四隅部および中央部に配置されている。そ
して、シフト部63により測光時にはカラーペーパー61の
感光面と同じレベルになる位置に各センサ60A〜60Eの受
光部がセットされ、焼付露光時にはカラーペーパー61の
移送に障害のない位置まで退避させられる。この実施例
では、センサ60A〜60Eがカラーペーパー61の焼付露光位
置にセットされるため、ランプ10によるむらの他に、レ
ンズ23やシャッタ25によるむらも一括して検出すること
ができる。そして、上記実施例と同じように、濃度の高
い部分に合わせて濃度の低い部分に対応する位置にある
各セルの光透過量を制限するように、液晶パネル13を駆
動するから、ランプ10やレンズ23,シャッタ25に起因す
る色むらを一括して解消することができる。なお、この
実施例では、5個のセンサ60A〜60Eを設けているが、本
発明はこれに限定されず、更に多くのセンサを例えばマ
トリクス状に配置して、より一層緻密にむらを検出する
ようにしてもよい。
なお、上記実施例では、フラットな特性のコアの時
に、プリント写真はトータルのむらを解消したフラット
な仕上りとなる。しかし、撮影時にカメラによっては、
撮影時の中心/周辺の光量比が劣悪となるものもあり、
この時には、プリント時に例えば中心を明るく周辺を暗
くするような補正を行うことが好ましい。この補正は、
液晶パネルの各セルを個別に駆動して行い、トータルで
中心が明るくなるようにする。この場合には、補正パタ
ーンを予め数種類設定しておき、ネガ検定時に最適なも
のを選択する。
また、上記実施例では、光強度変調手段を液晶パネル
13により構成したが、この他にPLZTを用いてもよい。
また、上記実施例は、各セル13Aの光透過量を変化さ
せることで、光源の色や濃度のむらを解消するようにし
たが、焼付露光時のむらの修正に際しては、光透過量の
制御に変えて、露光時間を制御してもよい。更には、露
光時間制御と光透過量制御とを併せて行ってもよく、こ
の場合には、更により一層細かいレベルで露光制御する
ことができる。
また、上記実施例は、各コマ毎にプリント前にネガ検
定を行う小ラボ用のプリンタに本発明を実施したもので
あるが、この他に、ネガ検定は予めプリント前に一括し
て行い、このネガ検定データに基づきプリントする大ラ
ボ方式のプリンタに本発明を実施してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、液晶パネル等
の光強度変調手段を設け、露光量に応じて各セルの光透
過量を制御するかシャッタ開時間を制御するようにした
ので、従来のように、可動タイプの色フイルタや、これ
を焼付光軸内にセットするフイルタ駆動部、拡散箱等を
設ける必要がなく、構成を簡単にしかもコンパクトにす
ることができる。更に、機械的な可動部分がないため、
耐久性及び信頼性を向上させることができる。
また、むらパターンを検出するための測光センサを感
光材料の結像面に位置させ、このむらに応じて各セルの
光透過量を制御したから、光源によるむらの他に焼付レ
ンズやシャッタなどに起因するむらも一括して検出し
て、これらによる複合むらを一括してキャンセルするこ
とができる。しかも、むらのキャンセルは、各プリンタ
毎に独自に行うことができるので、機差や経時変化に対
しても有効な修正が行えるようになる。
更に、感光材料の結像面に位置する測光位置とこの測
光位置から退避した位置との間で変位自在に測光センサ
を配置したから、焼付露光の際に測光センサが障害とな
ることがない。しかも、測光位置では感光材料の結像面
に位置されるため、複合むらを精度よく検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の写真プリンタを示す概略図である。 第2図は、写真プリンタの要部を示す機能ブロック図で
ある。 第3図は、写真プリンタの制御手順を示すフローチャー
トである。 第4図は、むら検出センサをカラーペーパーの感光面と
同レベル位置へセットするようにした他の実施例を示す
概略図である。 第5図は、むら検出用センサの配置例を示す平面図であ
る、 10……ランプ 13……液晶パネル 13A……セル 15……ドライバ 16……コントローラ 17……拡散板 19……ネガフイルム 33,34……イメージエリアセンサ 50……むら修正値算出部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真フイルムに記録された画像を光源によ
    り照明してこれの透過光を焼付レンズにより感光材料に
    結像させてシャッタにより所定時間焼付露光する写真プ
    リンタにおいて、 前記光源と写真フイルムとの間に設けられ、光透過量が
    変化する微小な電気光学的光弁をマトリクス状に配置す
    るとともに、各光弁に対応させて三原色の色フイルタを
    マトリクス状に配置した光強度変調手段と、 前記感光材料の結像面に位置する測光位置とこの測光位
    置から退避した位置との間で変位自在に配置され、前記
    結像面における焼付光のむらパターンを検出する測光セ
    ンサと、 この測光センサのむらパターンの測光データに基づき前
    記結像面における焼付光の複合むらを検出し、焼付露光
    時に、検出した複合むらに応じて光強度変調手段の各光
    弁の光透過光量を制御する手段とを有することを特徴と
    する写真プリンタ。
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