JPS61136095A - 昇降装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、ベース、操作架台、はさみ状に枢支された腕
より成るはさみジヤツキ型の昇降装置に関する。はさみ
の腕は夫々ベース及び架台に回転可能及び滑行可能に数
句けられ、腕の一組の端を引張る様に配置されたケーブ
ル装置によって架台を上昇させる。

この様な汎用型の昇降装置は色々な種類及び形状の荷重
を上昇させるための広い応用を有する。

異なった個々のオペレータの必要に応じて高さを調節す
るため、データ処理及びワード処理の分野で装置、特に
表示装置を昇降させる装置はだんだん重要になった。

Ｂ、開示の概要 本発明に従うはさみジヤツキ型の昇降装置は２つの腕を
有し、これ等の腕の中央はピボットによって接続され、
これ等の腕が架台を支持している。

一方の腕はピボットと一端の間に滑車を有する。

ピボットの他の側には滑行可能なカム従車が存在する。

このカム従車は他の腕上に与えられたカム表面上に乗っ
ている。カム従車にはケーブルが取付けられていて、こ
のケーブルは］−記滑車をまわって案内され、カム表面
のある腕の下端に戻る。

カム表面の輪郭並びに滑車の位置及び直径が入力及び出
力間に予定の、好ましくは一定の比が得られる様に選択
されている。

Ｃ０従来技術 米国特許第３７８５４６２号は、はさみジヤツキ型の昇
降機構を開示されている。この機構は各端の中間で枢支
されたはさみの腕を含む、一対の間隔を隔てたはさみの
組によって、ピボットによって相互接続されたベース台
及び」−昇可能な架台を有し、台間の相対移動はピボッ
トのまわりのはさみの腕の回転によって行われている。

はさみの腕の端の一側は台の各々に沿って滑行出来る様
に相互接続され、台を間隔を隔てた平行な位置に保持し
つつ、はさみが開く様になっている。ベース台に対して
架台を昇降させるのにはケーブル及びローラ・カム駆動
機構の組合せが使用されている。

ケーブルは架台の一側に取付けられたウィンチ・ローラ
によって駆動され、一方の台のはさみの端の各々に接続
されたローラ滑車上に通されている。

ローラ・カムははさみの腕の各々を相互接続するピボッ
トに向って作用する事によって離なれる、はさみの腕の
閉じた側を駆動する様に位置付けられている。ローラ滑
車が一緒に引張られる上昇サイクルの最初の部分中の機
械的利益は減少し、」−昇サイクルの最後の部分の機械
的利益は増大する。

この設計の欠点ははさみの腕のピボットに向って引張ら
れつつローラの上を案内されるケーブル装置の寄与が上
昇距離に関して変化する点にある。

この事は全上昇距離にわたって一定の力を与える事が出
来ない事を意味する。さらに、ケーブル及び架台の変位
のみならず、入力及び出力間に予定の、特に一定ではっ
きりした比を与える手段がない。

米国特許第２８６２６８９号は、他のはさみジヤツキ型
の昇降装置を開示している。この装置は押上げ手段とし
てカム・ローラを有する油圧装置を有する。カム・ロー
ラは勾配を回転して上昇し、押上げ装置によって−り昇
され、はさみの腕の一つの腕上に与えられたカム表面に
沿って回転する。

上昇移動中にカム・ローラははさみの腕の接続ピボット
から離れる様に移動する。この設計は、はさみ状の昇降
装置としては複雑であり、上昇力に高いパワーを有する
。架台は一つの位置だけを目標とし、入力及び出力の変
位もしくは入力及び出力の力の間に一定の比が見られな
い。

」ユ述の米国特許のどれもケーブルの変位及び印加力間
に、全昇降範囲にわたって、はっきりした、予定の及び
一定の入力／出力比を与える可能性を開示していない。

さらに、これ等のいずれも上昇中に腕のピボット接続部
に向ってカム表面」二を回転するカム従車を開示してい
ない。

Ｄ０発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は入力及び出力の変位間に予定の比、特に
一定の比を有する、ケーブル装置によって付勢される、
汎用のはさみジヤツキ型昇降装置を与える事にある。

Ｅ１問題点を解決するための手段 上述の目的は腕の一方の上のピボット接続部及び一つの
固定点間に滑車を与え、ピボット接続部の他方の側止に
あってこれ等の腕の２つの端間に作用するカム装置を与
え、一端がカム従車に固定したケーブルを上記滑車をめ
ぐり上記カム装置の下の基準点布案内し、カム装置の輪
郭、滑車の位置及び直径を、ケーブルの変位長及び架台
の上昇距離間に予定の、好ましくは一定の比が確立する
様に選択する事によって達成される。

本発明に従う昇降装置は比較的設計が簡単であると云う
利点を有し、これによって入力側のケーブルの変位及び
出力側の上昇距離間に予定のもしくは一定の比を保持す
る事が出来る。もしｑの比が一定で、装置内の摩擦力に
変化がないと、全上昇距離にわたって、所与の荷重を上
昇させるのに必要な力に変化がない。本発明に従う昇降
装置はこれによって上昇される任意の装置に対して外部
から取付けられる独立した装置である。上昇される装置
はデータ処理及びワード処理分野の表示装置でよく、オ
ペレータの異なる個々の必要に応じて高さを調節するも
のである。

Ｆ、実施例 図面に示された如く、はさみ状のジヤツキの２本の腕１
及び２はピボット接続体７によって夫々の端３．４及び
４．６の中央で枢支されている。

腕］の下端５は固定され、固定具８によってベース９に
枢支されている。他の腕２の下端はローラ１０によって
ベース９に滑行可能にリンクされている。腕２の上端６
は静止した固定具１１に枢支され、固定具１１は架台１
２に取付けられている。

他の腕１の上端３は架台】２に滑行可能に取付けられて
いる。第１図に示された如くこの取付けはピン］３及び
溝１／Ｉの接続によって達成される。

溝１４は架台１２に取付けられている。第２図に示され
た実施例では、この取付けは架台１２の下を滑行するロ
ーラ１５によって行われている。

本発明に従って、滑車１６が腕２の下端４及びピボット
接続体７の間に与えられる。このピボット接続体７及び
腕２の上端６間には、ローラ１７によって実現されたカ
ム従車が与えられてぃ゛る。

このローラ１７は軸１８によって滑行可能なキャリッジ
１９に取付けられている。この滑行可能なキャリッジ１
９はカム従車（ローラ）１７と共に腕２に沿いその上端
６及びピボット接続体７間を滑行する。カム従車Ｊ７は
他の腕］の下端６及びピボット接続体７間に与えられた
カム表面２０］二に与えられている。ケーブル２１は一
端がカム従車１７の軸１８に固定され、滑車１６のまわ
りに巻かれて、これ等のカム装置の下の腕１の端５のロ
ーラ２２によって具体化された基準点に向って案内され
ている。ケーブル２１はキャリッジ１９に取付ける事も
出来、ローラ２２は腕１の端５に近く与える事も出来る
。次にケーブル２１の他端は昇降装置のための入力を与
える動力源（図示されず）に案内される。ケーブル２１
が矢印によって示された入力方向に引張られる時、」１
方の矢印によって示された如く架台１２を上昇させる出
力が与えられる。

第２図に透視図で示された実施例は腕２を形成する２つ
の部材を含む。この腕２の上端６及びピボット接続体７
間には、２つの板２３が腕２を形成する部材の上及び下
側に取付けられている。これ等の板２３はキャリッジ１
９が腕２に沿って上下にローラ」−を滑行する空間を与
える。腕２の下の部分には、この腕を形成する２つの部
材の間に滑車１６が取付けられる。さらに第２図から明
らかな様に、実際のベースは与えられていない。この実
施例のベースは腕１０下端５から延びる側腕２５及び腕
２の下端４から側方に延びる２本の側腕２／Ｉによって
与えられる。動作について説明すると、腕２５は支持体
（図示されず）上に静止状態、ただし回転可能に保持さ
れ、支持体」二の腕２５及びローラ１０間に昇降装置が
位置付けられる。

架台１２の一端はローラ１５上に滑行可能に位置付けら
れ、他端は２つの取付けつば２７によって腕２の上端６
の側腕２６に取付けられている。カム表面２０は所望の
形状もしくは輪郭に腕１を彎曲させる事によって与えら
れる。カム表面２ｏの輪郭に従って形成される余分の付
属部品は必要でない。

さらに詳細に動作を説明すると、ケーブル２１がその上
の矢印で示された方向に配置され、架台１２を上昇させ
るのに必要な入力が与えられる。

最初、架台１２及びはさみジヤツキ昇降装置全体がつぶ
された状態に近い時に、カム従車１７はカム表面２０の
右側からピボット接続体７の方に向かってカム表面２０
上を昇り始める。この領域ではカムの表面の勾配が急な
ので、小さな入力変位で大きな上昇出力が与えられる。

この時基準ローラ２２の方向に向う滑車１６の」−昇に
対する寄与はわずかである。

架台１２の上昇距離が増大すると、ピボット接続体７に
向うカム従車の」−昇への寄与は減少し、入力基準ロー
ラ２２に向かい、同時にピボット接続体７に向う滑車１
６の変位による上昇への寄与が増大する。

本発明に従い腕２」二の端４及びピボツ）・接続体７間
の滑車の位置、滑車１６の直径及びカム表面２０のため
の特定のプロフィールを正しく選択する事によって、ケ
ーブル２］の入力変位及び架台］２の出カー■二昇距離
間に予定の比が与えられる。

本発明に従えば、又入力及び出力間に一定の比が与えら
れる。

１：１乃至１：１５の間の一定の入／出力比が本発明に
従う設計によって容易に達成される。この範囲以外の比
も可能であるが、次の様な実際上の見地から制約がある
。

■）カム表面２０及びカム従車１７間の伝達角、（２）
カム表面１７の利用可能な長さ、（３）最低の折たたみ
高さに影響を与えるカム表面の高さ及び（／Ｉ）比を正
確に一定にしたい場合に必要な折衷。

１：］程度の入／出力比は滑車１６がピボｙ　ｌ・接続
体７から遠い所に位置付けられ、カム表面２０の輪郭も
しくはプロフィールが比較的長くて低い時に得られる。

１：１５の程度の入／出力比は滑車１６が腕２−１−、
ピボット接続体７に近く位置付けられカム表面２０のプ
ロフィールが短かくて高く、特に腕１０下端５の近くの
出発個所が急な時に得られる。

ケーブル２１は滑車］６によって案内される、即ち滑車
１６に巻かれる方法も又入／出力の比及び異なる関連部
材の変位に影響を与える。第１図及び第２図に示された
様に、ケーブル２］は滑車１６に交差して巻かれている
。この事はケーブル２１が腕］及び２の長手方向の軸に
出来るだけ平行に保持される事を意味する。この様に交
差させる事によって、滑車１６のまわりを包むケーブル
の長さがわずかに長くなり、ここに上昇力が貯えられる
。これによってカム表面２０によって与えられる以」二
の出力が与えられる。この様にして利用可能な比は上述
の範囲の１：１５の限界迄増大される。もしケーブル２
１が交差しない様に滑車１６のまわりに巻かれるならば
、出力はカム装置によって達成される値以下に減少する
。この様にして石川な設計比は比の範囲の１：１の限界
に減少する。この効果は滑車１６の直径の大小によって
影響を受ける。

第１図及び第２図に示された様に、カム従車］７を支持
したキャリッジ１９は腕２の直線経路上に乗っている。

曲線の経路を４えて、カム従車１７と共にキャリッジ１
９を腕２に関する曲線経路に従わせる事も考えられる。

これによってカム表面２０の輪郭からだけしか得られな
かった運動に増減を与えるという望ましい結果が得られ
る。次に一定の入／出力変位を与えるためのカム表面２
０のプロフィールの形成方法について説明する。

部材１乃至１９及び部材２１乃至２７、即ちカム表面２
０を除く部材の寸法及び位置は１：１乃至１：１５間の
所望の入／出力比を与える様に選択されたものと仮定す
る。次に昇降装置の比例尺の設計図、ハードウェア・モ
デルもしくは数学的モデルが作成される。次に、次の段
階が遂行される。

（１）組立てられた昇降装置のモデルがその最低の位置
に位置付けられる。

（２）カム従車１７は形成さるべきカム表面２０の外側
の端に対応する推定位置に位置付けられる。

（３）ケーブル２１からすべてのたるみが除去される。

（４）カム従車１７のカム・カッタの位置が腕１上に記
録される。カッタを使用する場合には、カッタの直径は
カム従車ローラ］７の直径に等しくなければならない。

（５）ケーブル２１を引張り（変位し）、出力架台１２
を所望の正確な割合だけ変位即ち」−昇させる。

これ等の変位は夫々の全変位範囲の成る小さな分率、例
えば１／１００でなければならない。

（６）部材の各分率の変位に対してカム・カッタの位置
を記録し終える迄段階３乃至４を繰返す。

（７）この様にして得られたカムのプロフィールが腕１
もしくはその付属部品に移され、カム表面２０として組
入れられる。

Ｇ１発明の効果 本発明に従って構成された昇降装置は構造が簡単で、入
力及び出力間に色々な所望の比率を与える事が出来る。

このケーブル２１及び荷重を支持する架台の変位の比は
予定の比もしくは一定の比、特に１：１乃至１：１５に
する事が出来る。きらに本発明の昇降装置は異なる荷重
を容易に支持する事が出来る完全に独立した装置であり
、荷重特に表示装置の高さを調節出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従う昇降装置の側面図である。 第２図は本発明の代替実施例に従う昇降装置の透視図で
ある。 １．２・・・・腕、３．４．５．６・・・・腕の端、７
・・・・ピボット接続体、８・・・・固定手段、９・・
・・ベース、１０・・・・ローラ、１１・・・・静止固
定手段、］２・・・・操作架台、１３・印ヒン、１７Ｉ
・・・１１４″、１５・・・・ローラ、１６・・・・滑
車、］　７−、、、ローラ（カム従車）、］８・印ロー
ラ１７の軸、１９・・・・滑行可能ギヤリッジ、２ｏ・
印カム表面、２１・・・・ケーブル、２２・・・・ロー
ラ、２３・・・・板、２４．２５．２６・・・・側腕、
２７・・・・つば。 出願人　　インクープツヨプフレｅビジネス・マシーン
ズΦコーポレーション代理人　弁理士　　山　　　本　
　　仁　　　朗（外１名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ベース、架台、ピボットで相互に接続され、上記ベース
   及び架台に関して固定及び滑行可能に取付けられた第１
   及び第２のはさみ状の腕を含む昇降装置であって、 （ａ）第１のアーム上、上記ピボット及び上記ベースに
   隣接する上記第１の腕の端の間に接続された滑車と、 （ｂ）上記第１の腕上のカム従車及び上記第２の腕上の
   カム表面を含むカム装置と、 （ｃ）上記カム従車の一端に固定され、上記滑車のまわ
   りに巻かれ、可変長分だけ変位させる事によって上記カ
   ム従車を上記カム表面上に移動させ、上記架台を上記長
   さに比例する距離だけ上昇させるケーブル装置とより成
   り、 （ｄ）上記ケーブル装置の変位長及び上記架台の上昇距
   離間に所定の比が維持される様に上記カム装置の輪郭並
   びに上記滑車の位置及び直径が選択されている事を特徴
   とする昇降装置。