JPS61133971A

JPS61133971A - トナ−回収装置

Info

Publication number: JPS61133971A
Application number: JP25593784A
Authority: JP
Inventors: Tadao Koike; 小池　忠男
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1984-12-04
Filing date: 1984-12-04
Publication date: 1986-06-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（従来技術）本発明は、電子写真複写機又は静電記録装置などのトナ
ー回収装置、より詳しくは、転写後に静電潜像担持体表
面に残留するトナーを再びトナー容器へ回収させるトナ
ー回収装置に関する。

一般に、電子写真複写機においては現像工程により静電
潜像担持体たる感光体の表面にトナー画像が付与され、
転写工程によりこのトナー画像は転写紙へ転移されるが
、転写後においても感光体表面にはトナーが若干残留す
るので、転写器の下流に配置されるクリーニングブレー
ドによって掻き落し、掻き落されたトナーをトナー回収
装置を介して再びトナー容器へ回収するようになってい
る。

従来、このようなトナー回収装置の一例として、クリー
ニングブレードの下位に感光体に平行してスクリューが
配置され、クリーニングブレードにより掻き落されるト
ナーを機械本体の前側又は後側に搬送し、スクリューの
一端の排出口には回収容器をおき、そこに貯える方式が
知られている。

しかし、この方式では排出口からのトナーに飛散や、回
収容器の交換の際にユーザの手や衣服をトナーで汚染す
るおそれがある。そこでスクリューにより直接トナー容
器へ搬送することが考えられる、この方式は比較的流動
性に富むトナーを用いる場合に有効であるが、流動性の
劣るトナーの場合には回収が行われないおそれが生じる
。

（発明の目的）本発明の目的は、従来技術の上記問題点を解決して、ユ
ーザの手や衣服を汚染することなく、かつトナーの流動
性の如何を問わず円滑にトナーを回収することができる
トナー回収装置を提供することにある。　　　“ （発明の構成）上記目的は、クリーニングブレードの下位に位置するト
ナー容量の開口部に、一方向に回転する断面歯車状ロー
タを設け、トナー容器の内部から延びる自由端部が歯車
状ロータの歯先に係脱する弾性板を備えて、歯車状ロー
タの回転と共に前記弾性板の自由端部が前記トナー容器
の内部へ向かって弾撥するように構成したトナー回収装
置によって達成される。

以下１図示の実施例により詳細に説明する。

図は小型電子写真複写機に適用したトナー回収装置の概
略構成を示していて符号１は静電潜像担持体たる感光体
をあられしている。感光体１は時計方向に回転するよう
に支持されており、感光体１の周辺には回転方向の順に
、帯電器２、光学系３、現像４１４、転写ｌＩ５、クリ
ーニングブレード６などが配置されている。

すなわち、感光体１の表面は帯電器２により均一に帯電
され、光学系３を介して図示しない原稿光像が投与され
て潜像を形成するようになっている。この潜像は現像器
４によりトナー像として可視化され、転写器５と感光体
１との間隙を図示しない転写紙が通過することにより、
トナー像は転写紙に転写される。この転写紙は搬送手段
７により図示しない定着器により定着されてコピーが完
成する。

さて、感光体１の図中左方にトナー容器８が配置されて
いる。トナー容器８は現像器４と分離して配置されてい
る。トナー容器８はその下端に感光体１の長手方向に沿
って開口部９が設けられていて、クリーニングプレー６
の下位に位置する開口部９を遮閉するＳ様でロータ１０
が配置されている。ロータ１０は、トナー容器８の両側
壁に支架されるようになっている。また、ロータ１０は
略歯車状断面を有し、この場合は４枚の擬似歯車である
が１回転方向進み側の歯頂部から回転方向遅れ側の歯底
部を直線で結んだ形状をなしている。また、開口部９の
上縁９ａ及び下縁９ｂはロータ１０の歯先１０ａがほぼ
摺動できる円弧状に形成されている。

トナー容器８の底部８ａは、開口部下縁９ｂに連続して
略水平に延びている。底部８ａには、例えばステンレス
スティールプレートのような弾性板１１の基端部１１ａ
が適宜な手段を介して固着されている。

弾性板１１はくの字状に折曲されていて、自由端部１１
ｂはロータ歯先１０ａに係脱可能になっている。そして
、ロータ１０が図に示す位置に位置するときは、弾性板
１１は開口部９を閉じるように実線に示す位置に位置し
ており、ロータｌＯが回転するに従って弾性板１１の自
由端部１１ｂが押圧され鎖線に示す位置にまで下降させ
られる。更に回転が進むと、自由端部１１ｂは歯先の裏
側にまわって係止が解除され、弾性力により再び実線に
示す位置に強く弾撥されるようになっている。また、ト
ナー容器８は図中左方へ簡単にロータ１０を支持したま
ま引き出すことができるようになっている。

次に本装置の作用について説明する。上述したように感
光体１の表面に形成されたトナー像は転写器Ｓにより、
感光体表面より転移させられるが。

略２０％のトナーは依然として感光体表面に残留して感
光体１と共に移動してゆく、マイラー１２と感光体１の
表面との間を通過したトナーはクリーニングブレード６
により掻き落され、下位のロータ１０の凹部１０ｂに溜
る。凹部１０ｂ溜ったトナーＴはトナー容器８の開口部
９より弾性板１１の自由端部１１ｂへ落下し、更にロー
タ１０の回転が進むと、自由端部１１ｂは鎖線位置より
実線位置すなわちトナー容器内部へ向かって勢よく弾撥
して、トナーＴをトナー容器８の内部へはねあげる。従
って、流動性のよくないトナーであってもはね作用によ
って弾性板より勢よく離脱させられる。この弾性板１１
の弾撥時に、トナーが開口部９より逆流しないように、
開口部上縁９ａには回転方向遅れ側の歯先１０ａが近接
ないし摺動している位置にあることがのぞましい。

このようなトナー回収が繰返されて、トナー容器８内の
圧力が高くなるのを防ぐために、容器８はフィルターを
有する別の開口部を備えている。

また、回収トナーが充満したことを検知する手段を備え
て表示又は警報を発するようにしてもよい。

この検知手段は、例えば可撓性フィルムが充填トナーの
圧力によりアクチュエータを押し検知スイッチをオンす
るようにしてもよく、あるいはトナーレベルを光センサ
を用いて検知するようにしてもよい。

トナー充満の表示又は警報がなされて、トナー容器を引
き出せば、ロータごとそっくり除去されるので、ユーザ
の手や衣服を汚染することがない。

（発明の効果）以上の説明で明らかなように、本発明−は、クリーニン
グブレードの下位に位置するトナー容器の開口部に、一
方向に回転する歯車状ロータを設け。

トナー容器の内部から延びる自由端部が歯車状ロータの
歯先に係脱する弾性板を備えて、歯車状ロータの回転と
共に前記弾性板の自由端部が前記トナー容器の内部へ向
かって弾撥するように構成したので、ユーザの手や衣服
を汚染することなく、かつトナーの流動性の如何を問わ
ず円滑にトナーを回収することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明によるトナー回収装置の一例を示す概略構成
図である。１・・・感光体、６・・・クリーニングブレード、８・
・・トナー容器、９・・・開口部、　１Ｇ・・・ロータ
、１１・・・弾性板。手続補正書昭和６０年　１月２９日

Claims

【特許請求の範囲】

一方向に回転する静電潜像担持体の表面に当接して残留
トナーを下方へ掻き落すクリーニングブレードと、この
クリーニングブレードの下位であって前記静電潜像担持
体と平行に、かつ、トナー容器の開口部に配置されてい
て、一方向に回転する断面が略平歯車状のロータと、基
端部は前記トナー容器の内壁に固着され自由端部は前記
開口部を常時閉じる向きの習性を与えられかつ前記ロー
タの歯先に係脱可能であって、前記歯先より係止解除さ
れた自由端部が前記トナー容器の内部へ向かって弾撥す
る弾性板とを備えたトナー回収装置。