JPS6113264Y2 - - Google Patents

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JPS6113264Y2
JPS6113264Y2 JP1712281U JP1712281U JPS6113264Y2 JP S6113264 Y2 JPS6113264 Y2 JP S6113264Y2 JP 1712281 U JP1712281 U JP 1712281U JP 1712281 U JP1712281 U JP 1712281U JP S6113264 Y2 JPS6113264 Y2 JP S6113264Y2
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JP
Japan
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suction
article
suction port
opening
closing
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JP1712281U
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JPS57131288U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は真空吸引力で物品を吸着する吸着装
置の吸着部に関するものである。
従来特開昭54−105640号に示されるようにそれ
ぞれ吸込口を設けた複数個の吸着部を有する吸着
装置で必要に応じ各吸着部の大気に開放する吸込
口を作業者の操作又は自動的な動作により選択的
に閉塞するようにした提案があるが、自動的に動
作するものでは所定以上大きい吸引力で吸込む場
合大気に開放することなく物品を保持しなければ
ならない吸込口までも閉塞される可能性がある。
又、特公昭42−9533号には吸着孔内に常時開放し
た開閉弁を備えており、この開閉弁は吸着孔が物
品に密着しない状態で真空吸引すると閉塞しかつ
吸着孔が物品に密着した状態で真空吸引すると開
放状態を維持しようとするものである。しかしな
がら、この提案においても所定以上の吸引力が作
用すると物品を保持することになる吸着孔の開閉
弁までも閉塞される可能性があるものである。こ
のような物品を保持することになる吸着部の吸込
口の閉塞は確実に避けるとともに大気に開放する
吸着部の吸込口は自動的に閉塞するように動作さ
せる必要がある。この考案はこのような点を解決
した吸着装置の吸着部を提供するものである。
以下図面を参照しながらこの考案の実施例につ
いて説明する。
第1〜5図に示すこの考案の一実施例におい
て、10は例えば鋼板等の剛性のある材料で構成
してあつて内部を流路11とした吸着装置の主体
で、一端に真空吸引するため図示してないホース
を連結する連結部12が形成してあり、かつこの
連結部からテーパー状に拡開した拡開部13が形
成してあり、さらに先端を覆う複数個の孔16を
あけた当接面部15及この当接面部の周縁部から
筒状に延びた筒状部17が形成してある。18は
筒状部17の先端部を囲むように複数個のネジ2
0及びナツト21で取りはずし可能に取付けた環
状板で、当接面部15及び筒状部17と共同して
保持部22を形成している。
23は環状板18を取りはずした状態で主体1
0の保持部22に一端を挿入し環状板18で固定
した伸縮部材で、前記孔16と通ずるようにした
複数個の孔25をあけけた例えばネオプレン等の
独立気泡のスポンジゴムよりなり先端面と周面は
ネオプレン等よりなる丈夫な薄いゴム26で覆わ
れている。27は伸縮部材23の先端面に嵌込ん
で固着してそれぞれ孔25に連通する孔28を形
成した複数の吸着部で、例えばネオプレン等のゴ
ムで構成したものである。この各吸着部27の表
面は中央部がくぼんで周縁部30が突出してお
り、中央部には孔28の端部に吸込口31が形成
してある。この吸込口は円柱状の孔28の端部を
対向する1対の傾斜面で切つた形状にして1対の
開閉部32が形成されており、常時ほぼ閉塞して
外部から見ると互いに当接した開閉部32の先端
が一直線になつており、かつ吸着部27の周縁部
30を吸着する物品90に当接させて押圧すると
第4図に鎖線で示すように周縁部30から中央付
近にわたるたわみを生じ開閉部32が両側に開い
て吸込口31が開放されるようになつている。し
たがつて、この状態で真空吸引すると吸着部27
で物品90を吸着して外圧によりその状態を維持
することができる。物品90に接しない吸着部2
7がある状態で真空吸引するとこの吸着部の吸込
口31は両側の開閉部32が閉塞して空気が流入
できなくなるものである。
前述したように構成したものにおいて、例えば
第6図に示すように曲面よりなる物品90を吸着
するような場合この考案を実施した吸着装置で上
方から押圧して真空吸引すると伸縮部材23が収
縮して物品90に当接する吸着部27aが物品9
0に向かうようになるとともに吸込口31が開放
して吸着できるようになり、物品90に当接しな
い吸着部27bの吸込口31は閉塞される。
この考案による吸着装置の吸着部27は周縁部
30を物品90に対して押圧すると変形して開閉
部32が吸込口31を開放するようにした形状を
有しているから、物品90を吸着する場合この物
品90を保持することになる吸着部27の吸込口
31の閉塞を確実に防止できるとともに大気に開
放する吸込口31は自動的に確実に閉塞されると
いう効果を有している。
なお、この考案においては伸縮部材23として
第7図に示すように独立気泡のスポンジゴムを用
いることなく例えば蛇腹状の筒体35等のゴムよ
りなり容易に変形できかつ空間を有するものを適
当個数配置する等全体として伸縮可能に構成した
ものを用いてもよい。又、吸込口31は第8図及
び第9図に示すように外面より見た形状がY字状
やX字状等の一直線状以外の形状に形成してもよ
いことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のを実施した吸着装置を示す
縦断面図、第2図はその底面図、第3図は吸着部
の底面図、第4図は第3図におけるA−A断面
図、第5図は第4図におけるB−B断面図、第6
図は使用状態を示す一部の正面図、第7図は他の
変更した伸縮部材を示す一部の縦断面図、第8図
と第9図はそれぞれ異つたこの考案の他の実施例
における吸着部を示す底面図である。 10は主体、11は流路、15は当接面部、2
2は保持部、23は伸縮部材、27は吸着部、3
0は周縁部、31は吸込口、32は開閉部、90
は物品。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 真空吸引力により物品を吸着する吸着装置の
    ゴムよりなる吸着部であつて、くぼんだ中央部
    付近に配置して開閉部により常時ほぼ閉塞した
    吸込口と、突出した周縁部とを備え、周縁部を
    吸着する物品に対して押圧すると変形して前記
    開閉部が吸込口を開放するようにした形状を有
    していることを特徴とする吸着装置の吸着部。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の吸着装
    置の吸着部であつて、前記吸込口は複数個の開
    閉部が常時ほぼ線状に接触して形成されている
    ことを特徴とする吸着装置の吸着部。
JP1712281U 1981-02-12 1981-02-12 Expired JPS6113264Y2 (ja)

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JP1712281U JPS6113264Y2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12

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JP1712281U JPS6113264Y2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12

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Publication Number Publication Date
JPS57131288U JPS57131288U (ja) 1982-08-16
JPS6113264Y2 true JPS6113264Y2 (ja) 1986-04-24

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ID=29815094

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JP1712281U Expired JPS6113264Y2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12

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EP2872437A4 (en) 2012-07-11 2016-03-23 Santtu Tyynelä SUCTION CUP

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JPS57131288U (ja) 1982-08-16

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