JPS61128863A - 茹で卵の変色防止処理方法 - Google Patents
茹で卵の変色防止処理方法Info
- Publication number
- JPS61128863A JPS61128863A JP59250628A JP25062884A JPS61128863A JP S61128863 A JPS61128863 A JP S61128863A JP 59250628 A JP59250628 A JP 59250628A JP 25062884 A JP25062884 A JP 25062884A JP S61128863 A JPS61128863 A JP S61128863A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eggs
- boiled eggs
- citric acid
- boiled
- prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は茹で卵の処理方法、特に卵黄表面と卵殻膜の
黄変を防止するための処理方法に関する。
黄変を防止するための処理方法に関する。
(従来技術及びこの発明が解決1−ようとする問題点)
風味のよい茹で卵、又、卵黄が卵の中心部に位置する茹
で卵を得るには、新鮮な鶏卵を茹でるのが最もよい。
で卵を得るには、新鮮な鶏卵を茹でるのが最もよい。
しかし、新鮮な鶏卵を茹でて造った茹で卵は卵殻が剥が
れにくいという問題がある。
れにくいという問題がある。
これに対l〜では、卵を茹でた後急速に冷却する。茹で
た後の貯蔵時間を長くする。或いは長時間加熱すること
によって剥は易くする等の試みがなされている。しかし
、これらの方法し1何れも剥は易くするだめの手段とし
て不充分であるだけでなく、衛生上の問題や半熟卵がa
tられない等の間顕が生ずる。
た後の貯蔵時間を長くする。或いは長時間加熱すること
によって剥は易くする等の試みがなされている。しかし
、これらの方法し1何れも剥は易くするだめの手段とし
て不充分であるだけでなく、衛生上の問題や半熟卵がa
tられない等の間顕が生ずる。
また、卵が新鮮であるか否かにかかわらず、卵黄の表層
が濃緑色ないし黒色に変色するという間鮪がある。この
変化は卵黄中の鉄分と卵白蛋白質中の硫黄分が反応1〜
て硫化鉄を生ずるために起る現象であり、とれを防止す
るための方法は現在迄提案されていない。
が濃緑色ないし黒色に変色するという間鮪がある。この
変化は卵黄中の鉄分と卵白蛋白質中の硫黄分が反応1〜
て硫化鉄を生ずるために起る現象であり、とれを防止す
るための方法は現在迄提案されていない。
更に、卵が新鮮か否かにかかわらず、茹で卵社製造後早
いものでは3日目頃から卵殻膜?黄変現象が埃れる。こ
の黄変は時間と共に濃さを崩し、また部分から全体へと
拡がって行く。
いものでは3日目頃から卵殻膜?黄変現象が埃れる。こ
の黄変は時間と共に濃さを崩し、また部分から全体へと
拡がって行く。
これらの現象は総て茹で卵の商品価値を落すものである
が、現在迄対策が見出されていない。
が、現在迄対策が見出されていない。
この発明は、極めて簡単な方法で上記の問題を解決しよ
うとするものである。
うとするものである。
発明の構成
(問題点を解決するだめの手段)
発明者は、10℃以下に冷却した5重量%以下の水溶液
に製造直後の茹で卵を1〜3時間浸漬することにより、
上記の変色が完全に防止しうることを発背、シ、これに
基いてこの発明を構成した。
に製造直後の茹で卵を1〜3時間浸漬することにより、
上記の変色が完全に防止しうることを発背、シ、これに
基いてこの発明を構成した。
(実施例)
実施例】
新鮮な鶏卵を洗浄後、85〜90Cにセットした温湯中
に投入し、この温度を維持することによって12〜15
分で茹で作業を終了する。
に投入し、この温度を維持することによって12〜15
分で茹で作業を終了する。
一方、10℃以下に冷却した2重量%のクエ。
ン酸水溶液を用意し、上記の茹で卵を茹で作業終了直後
に上記クエン酸溶液に投入し、1〜3時間浸漬するが、
この間浸漬液が少なくとも10℃をこえないように冷却
を続ける。
に上記クエン酸溶液に投入し、1〜3時間浸漬するが、
この間浸漬液が少なくとも10℃をこえないように冷却
を続ける。
こうして得た茹で卵は卵殻も剥は易く、卵黄表層の変色
のない半熟卵であった。そして貯蔵日数に係わりなく、
卵殻膜の黄変は見られなかった。
のない半熟卵であった。そして貯蔵日数に係わりなく、
卵殻膜の黄変は見られなかった。
2 卵の茹で作業は上記と同様であるが、クエン酸溶液
に食塩を加え、3ON量%の食塩及び3重量%のクエン
酸を含む食塩・クエン酸水溶液とし、上記と同様10℃
以下に冷却した浸漬液に製造直後の茹で卵を1〜3時間
浸漬し、冷却と同時に味付けを行った。
に食塩を加え、3ON量%の食塩及び3重量%のクエン
酸を含む食塩・クエン酸水溶液とし、上記と同様10℃
以下に冷却した浸漬液に製造直後の茹で卵を1〜3時間
浸漬し、冷却と同時に味付けを行った。
得られた茹で卵は、卵黄の中心迄塩分が浸透し、良い食
味を示すと共に上記と同様、卵黄表層及び卵殻膜の変色
がなく、卵殻の剥は易い商品価値の高いものであった。
味を示すと共に上記と同様、卵黄表層及び卵殻膜の変色
がなく、卵殻の剥は易い商品価値の高いものであった。
発明の効果
この発明は、上記のように、茹で作業終了直後の卵を冷
たいクエン酸溶液に浸漬するという極めて簡単な行程を
附加するだけで、卵黄表層の濃緑色ないし黒色化と、保
存による卵殻膜の黄変を完全に防止1〜た、しかも卵殻
の剥き易い茹で卵を得ることが出来る。
たいクエン酸溶液に浸漬するという極めて簡単な行程を
附加するだけで、卵黄表層の濃緑色ないし黒色化と、保
存による卵殻膜の黄変を完全に防止1〜た、しかも卵殻
の剥き易い茹で卵を得ることが出来る。
その上、味付は卵を得ようとする場合は、味付けのため
に浸漬する調味液にクエン酸を添加するだけでよいので
、特別に行程を増すことなく、商′品価値の高い茹で卵
が得られるという顕著ガ効果を奏するものである。
に浸漬する調味液にクエン酸を添加するだけでよいので
、特別に行程を増すことなく、商′品価値の高い茹で卵
が得られるという顕著ガ効果を奏するものである。
なお、茹で作業終了直後の卵をクエン酸の冷水溶液に投
入するのは、急速に冷却[7て卵殻を剥き易くすると共
に、加熱によって脱気作用を受けた卵が急冷されて賦圧
となり、卵殻の気孔を通して赫漬液が卵内に侵入し易く
なり、浸透のだめの時間を大幅に短縮できる効果を得る
ためのものである。従って、浸透のために十分に時間を
かける場合は、必ずしも茹で作業終了直後に限られるも
のではない。
入するのは、急速に冷却[7て卵殻を剥き易くすると共
に、加熱によって脱気作用を受けた卵が急冷されて賦圧
となり、卵殻の気孔を通して赫漬液が卵内に侵入し易く
なり、浸透のだめの時間を大幅に短縮できる効果を得る
ためのものである。従って、浸透のために十分に時間を
かける場合は、必ずしも茹で作業終了直後に限られるも
のではない。
特許出願人 ノーザン鶏卵株式会社出願人代理人
弁理士 佐 藤 妄 男(ほか1名)
弁理士 佐 藤 妄 男(ほか1名)
Claims (1)
- 茹で卵を5重量%以下のクエン酸溶液に浸漬することを
特徴とする茹で卵の変色防止処理方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59250628A JPS61128863A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 茹で卵の変色防止処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59250628A JPS61128863A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 茹で卵の変色防止処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61128863A true JPS61128863A (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=17210680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59250628A Pending JPS61128863A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 茹で卵の変色防止処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61128863A (ja) |
-
1984
- 1984-11-29 JP JP59250628A patent/JPS61128863A/ja active Pending
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