JPS61239864A - 味付け茹で卵の製造法 - Google Patents

味付け茹で卵の製造法

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JPS61239864A
JPS61239864A JP60079826A JP7982685A JPS61239864A JP S61239864 A JPS61239864 A JP S61239864A JP 60079826 A JP60079826 A JP 60079826A JP 7982685 A JP7982685 A JP 7982685A JP S61239864 A JPS61239864 A JP S61239864A
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eggs
egg
boiled
resin
liquid
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Chujo Oku
奥 忠恕
Osamu Iwama
岩間 脩
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BATSUKASU SHOJI KK
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BATSUKASU SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、くん煙風味を有する味付は茹で卵の製造法に
関する。
[従来技術およびその問題点」 従来より、食塩等の種々の調味料による味付けあるいは
くん煙などによる風味付けを施した味付は茹で卵が知ら
れている。
例えば特公昭45−18622号には、卵を少量の調味
料と薬効を有する植物性染料を含んだ微温湯中に入れて
振動を与えながら温度を105℃程度まで上げて茹で上
げる工程と、この茹でた卵を冷却して飽和食煙水とその
他の調味料および薬効を有する植物性染料からなる12
0〜130℃の泥水状の混合液に高温で浸漬する工程と
、この浸漬した卵をくん煙により処理する工程と、さら
に卵の表面に気密なプラスチック被膜を形成させる工程
とからなるくん製卵の製造法が示されている。
しかし、この茹で卵の製造法によると、茹でとげを10
0℃以上の高温下で行なうので加熱を加圧)     
下、例えばオートクレーブ中で行なわなければならず、
また、茹で上げ中の振動により卵の殻が割れやすく、さ
らに、調味液中に浸漬して茹で上げるので卵の殻に付着
した異物により調味液が汚れやすいという欠点があった
また、特公昭54−24483号には、固茹で卵を少な
くとも3日間大気中または冷蔵庫中に保持した後に、食
塩を含有するつけこみ液につけ、50℃ないし70℃で
約4時間ないし6時間乾燥してから50℃ないし70℃
で約4時間ないし2時間くん煙し、さらに80℃ないし
100℃位で約1時間ないし2時間乾燥して生卵の約1
5ないし20%の水を除去する味付きくん炒卵の製造法
が示されている。
しかし、この茹で卵の製造法によると、製造日数が長く
なるので作業能率が悪く、その間の製品管理も難しくな
り、また、乾燥によって卵の食感が固くなる欠点があっ
た。
「発明の目的」 本発明の目的は、通常の加熱手段によって茹で上げるこ
とができ、調味液を比較的長持ちさせることができ、か
つ、作業能率のよい味付は茹で卵の製造法を提供するこ
とにある。
「発明の構成」 本発明の第1の発明による味付は茹で卵の製造法は、卵
を茹で上げる第1工程と、卵を少なくとも食塩とくん煙
成分とを含む調味液に浸漬する第2工程と、卵を再び茹
でる第3工程と、卵の表面に着色剤を含有する樹脂液を
コーティングする第4工程とからなっている。
また、本発明の第2の発明による味付は茹で卵の製造法
は、卵を茹で上げる第1工程と、卵を少なくとも食塩と
くん煙成分とを含む調味液に浸漬する第2工程と、卵を
乾燥しくん煙する第3工程と、卵を再び茹で上げる第4
工程と、卵の表面に着色料を含有する樹脂液をコーティ
ングする第5工程とからなっている。
以下、本発明についてさらに詳しく説明する。
まず、第1の発明について説明すると、卵を茹で上げる
第1工程は、卵白および卵黄を固化することを目的とし
、温度80〜95℃で3時間以上行なうのが好ましく、
さらに好ましくは温度90〜95℃で5時間以上行なう
、温度が80℃未満では卵の固化に時間がかかり、温度
が95℃より高いと振動により卵殻が割れやすくなる。
この茹で上げ工程により、卵殻の表面が洗浄され、表面
に付着した異物などは除去される。
卵を調味液に浸漬する第2工程は、上記のように固茹で
された卵を味付けすることを目的とし、調味液としては
少なくとも食塩とくん煙成分とを含むものが使用される
0食塩の濃度はほぼ飽和食塩水となる程度が好ましく、
〈ん煙成分としては市販のくん液またはくん結晶が使用
できる。調味液にはこの他、アロエなどの薬効成分、し
ょうゆ、みりん、砂糖などの調味料、グルタミン酸ナト
リウムなどの化学調味料2ソルビン酸、安息香酸ナトリ
ウムなどの食品保存料を添加してもよい、調味液への浸
漬は、第1工程が終了してから卵の品温が低下しないう
ち、例えば品温が40℃以上のときに行なうことが好ま
しく、これによって調味液の浸透を良好にすることがで
きる。
再び卵を茹でる第3工程は、二次殺菌と、上記工程で卵
殻に付着した調味液の洗浄と、次の工程において樹脂が
コーティングされやすくすることを目的とし、例えば8
0〜95℃で30分以上行なうのが好ましい。
卵の表面に樹脂液をコーティングする第4工程は、卵殻
を気密にして卵の保存性を向上させると共に、卵殻の強
化を図ることを目的としている。
この工程は、上記第3の工程を終了した後、品温が低下
しないうち、例えば品温が30℃以上のときに行なうこ
とが好ましく、それによって樹脂液の付着を良好にする
ことができる。樹脂液としては、食品用溶媒と樹脂成分
と着色料とくん煙成分とを含むものが好ましい、この場
合、食品用溶媒としてはエチルアルコールなどが使用で
き、樹脂成分としてはシェラツク樹脂などの天然ワック
スを主成分とし、これに必要に応じてポリアミドなどを
添加した樹脂が好ましく、着色料としては公知の食品用
着色料が使用でき、くん煙成分としてf    は前述
したくん液、くん結晶が使用できる。くん煙成分を添加
することにより、卵殻にもぐん煙風味を付与して商品価
値を高めることができる。樹脂の塗布方法は、浸漬法や
スプレー法などが採用できる。
次に、第2の発明について説明すると、前記第2の工程
の後、第3工程として乾燥およびくん煙を行なう、乾燥
およびくん煙は区別されるものではなく、同時に行なっ
てもよい、好ましくはくん煙の前処理として温度40〜
70℃で3〜7時間程度乾燥を行ない5さらに公知の方
法により50〜70℃にて2〜4時間程度くん煙を行な
えばよい、乾燥により卵の保存性が向上し、また、〈ん
煙によって卵の風味がより一層良好となる。
こうして乾燥およびくん煙を行なった後、第4工程とし
て卵を再び茹で上げる。この工程は第1の発明の第3工
程と同様である。なお、前記乾燥およびくん煙の工程に
より卵の表面には調味液等がしみ出すが、この茹で上げ
工程により表面が洗浄され、後の工程で樹脂液をコーテ
ィングしやすくなる。
こうしてくん煙をした後、第5工程として卵の表面に樹
脂含有液を塗布して樹脂をコーティングする。この第5
工程は第1の発明における$4工程と同様である。
こうして得られた茹で卵は、〈ん煙臭による良好な風味
を有し、食塩その他の調味料による味付けがなされてい
る。また、第3工程による二次殺菌効果や、卵殻にコー
ティングされた樹脂による気密性の効果により、保存性
も良好である。
なお、本発明において、卵は鶏卵の他、うずらの卵など
も使用できる。
「発明の実施例」 実施例1 新鮮な卵を水に浸漬し、加熱して90〜95℃に保ちな
がら5時間茹で上げた(第1工程)。
この卵を、その品温が低下しないうちに1食塩25重量
%、〈ん液1重量%、アロエ搾汁1重量%含有する調味
液に浸漬し、常温で24時間放置した(第2工程)。
この卵を再び水に浸漬し、80℃前後にて1時間茹でた
(第3工程)。
こうして加熱された卵を直ちに、シェラツク樹脂5重量
%1食用色素製剤(コーヒー色)0.5重量%、くん液
1重量%を含むアルコール溶液からなる樹脂含有液に浸
漬して表面に樹脂を塗布し、乾燥させて樹脂被膜を形成
した(第4工程)。
得られた茹で卵は1表面が薄い茶褐色で、卵殻にくん煙
の風味が付与されていた。また、卵殻は比較的丈夫で多
少の衝撃にも割れることがなかった。さらに、味付けが
充分になされ、くん煙の風味もあって極めて美味であっ
た。そして、この卵は、常温で1力月放置しても腐敗す
ることなく、味の劣化も生じなかった。なお、調味液の
汚れは少なく、多数回使用することができた。
実施例2 新鮮な卵を水に浸漬し、加熱して90〜95℃に保ちな
がら5時間茹で上げた(第1工程)。
この卵を、その品温か低下しないうちに、食塩25重量
%、くん液1重量%、アロエ搾汁1重量%含有する調味
液に浸漬し、常温で12時間放置した(第2工程)。
この卵を60℃前後で5時間乾燥させ、さらに80℃前
後で3時間くん燻処理した。(第3工程)。
この卵を再び水に浸漬し、80℃前後で1時間節でた(
第4工程)。
こうして加熱された卵に、直ちに、シェラツク樹脂5重
量%、食用色素製剤(コーヒー色)1.0重量%、くん
液1重量%を含むアルコール溶液からなる樹脂含有液を
スプレーし、乾燥させて樹脂被膜を形成した(第5工程
)。
得られた茹で卵は、実施例1のものに比べてくん煙の風
味がより強く、味も一層良好であった。
この卵は、常温で1力月放置しても腐敗することなく、
味の劣化も生じなかった。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、茹で上げを通常
の加熱手段によって行なうことができ。
調味液は汚れが少ないので繰返し使用することができ、
1〜2日で製造を終了できるので作業性も良好となる。
そして、得られた卵は、くん煙の風味と良好な味を有し
、殻が割れにくく、長期間の保存が可能である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)卵を茹で上げる第1工程と、卵を少なくとも食塩
    とくん煙成分とを含む調味液に浸漬する第2工程と、卵
    を再び茹でる第3工程と、卵の表面に着色剤を含有する
    樹脂液をコーティングする第4工程とからなる味付け茹
    で卵の製造法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、第1工程は温度
    80〜95℃で3時間以上行ない、第3工程は温度80
    〜95℃で30分以上行なう味付け茹で卵の製造法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、前
    記調味液にはアロエ成分が含有されている味付け茹で卵
    の製造法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項ないし第3項において、前
    記樹脂液は、食品用溶媒と樹脂成分と着色料とくん煙成
    分とを含むものである味付け茹で卵の製造法。
  5. (5)卵を茹で上げる第1工程と、卵を少なくとも食塩
    とくん煙成分とを含む調味液に浸漬する第2工程と、卵
    を乾燥しくん煙する第3工程と、卵を再び茹で上げる第
    4工程と、卵の表面に着色料を含有する樹脂液をコーテ
    ィングする第5工程とからなる味付け茹で卵の製造法。
  6. (6)特許請求の範囲第5項において、第1工程は温度
    80〜95℃で3時間以上行ない、第4工程は温度60
    〜95℃で30分以上行なう味付け茹で卵の製造法。
  7. (7)特許請求の範囲第5項または第6項において、前
    記調味液にはアロエ成分が含有されている味付け茹で卵
    の製造法。
  8. (8)特許請求の範囲第5項ないし第7項において、前
    記樹脂液は、食品用溶媒と樹脂成分と着色料とくん煙成
    分とを含むものである味付け茹で卵の製造法。
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