JPS6112840Y2 - - Google Patents

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JPS6112840Y2
JPS6112840Y2 JP1981056209U JP5620981U JPS6112840Y2 JP S6112840 Y2 JPS6112840 Y2 JP S6112840Y2 JP 1981056209 U JP1981056209 U JP 1981056209U JP 5620981 U JP5620981 U JP 5620981U JP S6112840 Y2 JPS6112840 Y2 JP S6112840Y2
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JP
Japan
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armrest
seat
guide groove
guide
armrest device
Prior art date
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Expired
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JP1981056209U
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English (en)
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JPS57166768U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシートのアームレスト装置に関するも
のである。
従来、シートバツクの一部を分離してその下部
をヒンジにより回動自在に枢支し、シートクツシ
ヨン上に倒して使用するアームレストは公知であ
る。しかしながら、こうしたアームレストはシー
トクツシヨン上に倒した場合、該シートクツシヨ
ンと当接する一定位置に保持されてしまうため、
必ずしも着座者の体型に適応しているとはいい難
く、上下位置の調整ができるものが望まれてい
た。
本考案はこの点に鑑みなされたもので、その目
的は簡単な構造によつて上下位置の調整及びシー
トバツク側への収納を可能にしたアームレスト装
置を安価に提供することにある。
以下本考案の実施例を図面によつて説明する。
第1図において、シートバツク2の凹欠部3に
収納されるアームレスト4はシートクツシヨン1
側に展開可能であるとともに、乗員が着座せる時
に腕をのせて楽な姿勢をとれるように該アームレ
スト4が上下動調整自在となつており、かつ任意
の位置で係止できるようになつている。
その要部を第2図について説明すると5はシー
トバツク2の略中央部に固設されたガイドブラケ
ツトであり、該ガイドブラケツトのシート巾方向
の両端には略L字形断面を呈して案内溝51が一
体的に形成される。該案内溝51の略中央部には
上下方向に長い案内孔52が穿設される。前記ア
ームレスト4の側面には略〓形断面を有するロツ
クプレート6が固着されており、該ロツクプレー
ト6の先端部61,62は前記案内溝51に嵌挿
されている。7はアームレスト4の側面に固着さ
れるスライドピンで、その端部は前記案内孔52
に擢動自在に挿通されている。
第3図はガイドブラケツト5の最下端部を示し
ており、前記スライドピン7は案内孔52の下端
部に当接している。尚、案内溝51の下端近傍は
斜面53を介してシート前方向に拡張されるとと
もに、案内溝後端に付設されたL字形断面の当接
部54は下端部においては省略される。第3図に
示す状態ではロツクプレート6が案内溝51より
はずれているが、アームレスト4の下面は前記シ
ートクツシヨン1の上面に当接するためアームレ
スト4が矢印A方向に回動することはない。この
状態からアームレスト4は矢印B方向に回動すれ
ば該アームレスト4は前記凹欠部3(第1図)に
収納される。
第4図及び第5図は案内溝部分を変えた他の実
施例を示しており案内溝51の両端は字状断面
を呈しており、該案内溝51にロツクプレート6
が嵌挿される。第5図はガイドブラケツト5の最
下端部を示しており、案内溝51の一部に切欠部
55,55が形成される。従つて、第5図に示す
状態ではロツクプレート6の先端部61,62は
案内溝51に当接していないためアームレスト4
を矢印B方向に回動すれば該アームレスト4は前
記凹欠部(第1図)に収納される。
尚、この実施例では案内溝51はガイドブラケ
ツト5と一体的に成形されているが、これに限定
するものではなく別部品にして溶接等で一体的に
固着してもよい。又、第2図に示す案内溝51に
おいて一部を切欠いてロツクプレート6を回動さ
せるようにしてもよい。
又、上記実施例ではロツクプレート6とスライ
ドピン7は適当な間隔をおいてアームレスト4の
側面に固着されているが、これに限定するもので
はなく第6図に示すようにスライドピン7をロツ
クプレート6に一体的に固着してもよい。この場
合、スライドピン7はロツクプレート6を嵌通さ
せ固着してもよいし、単にロツクプレートの表面
に固着してもよい、あるいはスライドピンとロツ
クプレートとを一体に成形してもよい。
以上のように構成した本考案装置の作動を第一
実施例について次に説明する。第7図に示すよう
にアームレスト4が水平状態にある時はガイド部
51、当接部54とロツクプレート6の先端部6
1,62との間には間隙a,a′があり、スライド
ピン7は長孔52に沿つて擢動できるので、アー
ムレスト4は自由に上下位置の調整をすることが
できる。
乗員の腕の位置が最も楽な状態になるように、
乗員の好む位置にアームレスト4の位置を決め
て、アームレスト4をはなすと、アームレスト4
の先端は矢印Gで示すようにその自重によつて下
がりアームレストはロツク状態となる。
(第8図) 即ち、アームレスト4にはスライドピン7を中
心として矢印G方向の回動力が加わるので、ロツ
クプレート6の先端部61はガイド部51に、先
端部62は当接部54に当接し、アームレストは
その位置で係止される。乗員の腕をアームレスト
4の上に乗せておけばさらにロツクプレートと案
内溝との摩擦力が強まるので効果的である。
アームレスト4の位置を再調整する場合はアー
ムレスト4は再び第7図の様に水平にすれば容易
に上下動させることができ、所望の位置で離せば
第8図に示す状態でロツクされる。他の実施例に
おける作動も同様であるのでここでは説明を省略
する。
以上のように本考案は簡単な構造によつて上下
位置の調整及びシートバツク側への収納を可能に
したアームレスト装置を安価に提供できるもので
乗員の体格や好みに合つた位置にアームレストを
係止できる効果がある。
尚、上記実施例では本考案によるアームレスト
装置を車両用シートに用いた場合について説明し
たがこれに限定するものではなく、その他のシー
ト類にも広く応用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両用シートの部分斜視図、第2図は
ガイドブラケツトの要部を示す部分斜視図、第3
図はガイドブラケツトの下端部を示す部分斜視
図、第4図及び第5図はガイドブラケツトの他の
実施例を示す部分斜視図、第6図はロツクプレー
トとスライドピンの取付方法を変えた他の実施例
を示すアームレストの斜視図、第7図は本考案装
置のフリー状態の説明図、第8図は本考案装置の
ロツク状態の説明図である。 1……シートクツシヨン、2……シートバツ
ク、3……凹欠部、4……アームレスト、5……
ガイドブラケツト、51……案内溝、52……案
内孔、53……斜面、54……当接部、55……
切欠部、6……ロツクプレート、61,62……
先端部、7……スライドピン、a,a′……間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シートバツクの凹欠部に装着したガイドブラ
    ケツトの両端に一体的に形成された案内溝に嵌
    挿され、擢動可能としたロツクプレートを側面
    後部両端に固着したアームレストを前記案内溝
    に沿つて擢動可能とすると共に、該アームレス
    トを前記シートバツクの凹欠部に収納可能とし
    たことを特徴とするシートのアームレスト装
    置。 (2) 前記案内溝の片端は字状断面からなり、他
    端は〓字状断面からなることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のシートのアー
    ムレスト装置。 (3) 前記案内溝の両端が字状断面からなること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のシートのアームレスト装置。 (4) 前記案内溝の下部を前後方向に拡張したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項又
    は第3項記載のシートのアームレスト装置。 (5) 前記案内溝の一部を切欠いたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第2項又は第3項記
    載のシートのアームレスト装置。 (6) 前記案内溝の略中央部に上下方向に長い案内
    孔を穿設し、該案内孔にアームレスト両側部に
    固着したスライドピンを擢動、回動自在に挿通
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第4項又は第5項記載のシートのアームレスト
    装置。 (7) 前記スライドピンをロツクプレートに一体的
    に固着したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第6項記載のシートのアームレスト装
    置。
JP1981056209U 1981-04-17 1981-04-17 Expired JPS6112840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981056209U JPS6112840Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS57166768U JPS57166768U (ja) 1982-10-20
JPS6112840Y2 true JPS6112840Y2 (ja) 1986-04-21

Family

ID=29852722

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JPS57166768U (ja) 1982-10-20

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