JPS61124370A - たばこ加工産業における機械のためのボビン交換ユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、給送されるボビンおよび新しいボビンのため
の二つのボビン貯蔵部、新しいボビンのためのマガジン
並びに新しいボビンをマガジンからボビン貯蔵部へ引渡
すための供給手段を備えているたばこ加工産業における
機械のためのボビン交換ユニットに関する。

冒頭に記載した装置は、たばこ加工産業において一般的
な様式で加工されるすべてのボビン、即ちシガレット紙
、吸口覆い紙、フィルター被覆紙、或いは類似の材料が
巻取られているボビンのために使用される装置である。

このようなボビン交換ユニットの主たる使用分野はシガ
レット連続体製造機或いはフィルタ一連続体製造機のよ
うな連続体製造機の分野である。

最も近代的な連続体製造機にあってはその生産率が高い
ことから、この機械においてはボビン交換は比較的頻繁
Ｋかつ極めて短時間に行わなければならない。この要件
を充足するために既に、充分に自動的に働く連続体製造
機に適合させてボビン交換もしくはこのボビン交換の際
に行われる作業をも同様的に少くとも部分的にでも自動
化することが提案されている。この自Ｔｍ　化Ｋ　ｔｆ
　、ｔ：ビン交換ユニットへの新しいボビンの装填作業
も含まれている。

即ち、例えばドイツ連邦共和国公開特許公報第３２０２
．Ａ　４７号に相当する米国特許公報第４、　Ａ　ｊ　
１．６４２号から加工機械へボビンを自動的に供給する
ための装置が知られている。この装置にあっては、ボビ
ンは適当な檀状のマガジンステーションに起立されて相
前後して立っている。横方向に移動可能なスライダに設
けられている収容マンドレルはその都度手前に存在して
いるボビンのボス内にはまり込み、ボビンをスライダが
比較的に広範囲に摺動することにより機械の巻戻しスピ
ンドルに引渡す。ドイツ連邦共和国公開特許公報第４０
００．７２５号に相当する英国特許公報第２．ＯＡ　６
，７８９号から公知になっている類似の、同様に比較的
構えの広範囲な、作業にかなり場所をとる装填装置にあ
りては、更にボビンの直径が異なること、および起立し
ているボビンの変形に由来する変形によって誘因される
ボビンのボスの高さの引渡しコンベヤに対する高さの相
違に関する問題点は、マガジン底部を高さに適合させる
ために付加的に調節可能忙構成するととくよって解決し
ている。

本発明の根底をなす課題は、運動経過が単純である点で
優れており、かつボビンの直径差或いは非円形性に依存
して行わなければならない特別な処置を必要としない、
狭い空間に設けることが可能なボビン交換ユニットを造
ることである。

上記の課題は本発明（より、供給手段をその都度ボビン
をその外周で捕捉しかつボビン貯蔵部の心数容部に引渡
す把持手段として形成することによって解決される。

このような把持手段は例えばボビン周面を多少囲繞する
二つの相対的に相互方向く旋回可能なペンチ半部分から
成る。

本発明の有利な構成により、把持手段がボビンを同心状
に囲繞する環状ペンチとして形成されており、これＫよ
りボビンの片面の変形が回避されるので、ボビンは特別
確実Ｋかつ傷められることなく把持される。

本発明の他の有利な構成により、マガジンは垂直なボビ
ン堆積体を収容する貯蔵部として形成され、この場合環
状ぺ／チは堆積体の軸ａＫ対して横方向で並びにボビン
の貯蔵軸線に対して横方向に指向している軸線を中心に
して９０゜だけ旋回可能に１その時点で最も上位に存在
するボビンを水平に引取り、かつ水平に引渡す働きをす
るように形成されている。このようにしてボビンは当初
からそのボスが解放されている状態で可能な限シ短い道
程でマガジン内のその水平な状態からボビン貯蔵部上の
機械作動上止しい垂直位置内に載置される。

均一な同心状態でのボビンの保持とボビンを傷めること
のないかつボビンを片面の変形から保護する一様な力の
配分は、本発明による構成により、例えばボビンの周囲
（環状に緊締されている帯状ペンチ或いは類似物で達せ
られる。

優れた、特に安定したかつボビンの異なる直径に容易に
適合可能な構成は、環状ペンチが周面−帯に配分されて
いて、引張りロッドで互いに結合されていてかつ旋回可
能に軸受されている多数の締付はレバーを備えており、
これらの締付はレバーが調節手段により内側へとボビン
の外周面方向に運動可能であることである。

ボビンの９０°−旋回は、本発明の他の提案により環状
ペンチがクランク駆動部によりその軸線を中心にして旋
回可能であることにより、運動力学的に特別簡単に行わ
れる。

垂直なボビン堆積体の全ボビンを順次上方から下方へと
環状ペンチの作用領域内にもたらす゛ため、環状ペンチ
は本発明の付加的な提案により、垂直方向で上下動可能
なリフト装置に設けられる。このり７ト装置は、同様く
択一的に可能な、動力上使いこなすことが容易でない全
ボビン堆積体およびその都度の残余堆積体の持上げ機構
に比して構造が単純であると言う利点を有している。

旋回運動によって誘起されるボビンのボビン貯蔵部上へ
の挿着は本発明の他の優れた構成により、ボビン貯蔵部
が心収容部をボビン貯蔵部の前方に位置決めされている
ボビンのボス内に押し込みかつこのボスから引出すため
の操作手段を備えていることによって、特別問題なく行
われる。更に１自体で特許性のおるものと位置づけられ
るボビン貯蔵部の心収容部のこの引戻しは、ボビン交換
ユニットの作業進捗中にこのボビン交換ユニットに所属
している極めて狭い空間Ｋｆとめられている個々のボビ
ン交換ユニットがこの引戻し運動により互いに邪魔し合
うことがないと言う利点を有している。

ボビンのボビン貯蔵部上での固定は本発明の他の構造的
な構成により、心収容部がボビン心を軸方向でかつ半径
方向で固定するペンチを儂えていて、このペンチがボビ
ン心のための軸方向の対抗当接部を形成しかつ回転駆動
可能な軸受体内に関節的に設けられており、この場合本
発明の他の提案によりペンチが操作手段により応動可能
な二つの互いに人込み合う送り部材に設けられているこ
とＫよって行われる。

ペンチの軸方向の出入運動並びに半径方向の拡開運動は
、これらのペンチがそれぞれ外側の送９スリーブとして
形成され゛ている送り部材のリンク軸に旋回可能に固定
されてお、す、それぞれ連接板を介して内側の送りロッ
ドとして形成されている送り部材と結合されていること
によって保証される。ボビン貯蔵部はその機能および構
造に関しておよびその構造高さに関して択一的な構成に
より更により確実に、容易Ｋかつよシ狭域にまとめて形
成される。これは、関節的に互いに結合し合っている半
径方向の締付は脚部と軸方向の締付は脚部とから成るペ
ンチが直接軸受体に旋回可能に固定されており、かつ制
御ローラを備えている軸方向のラム部材を介してボビン
貯蔵部上に直に載っている操作手段によって操作可能で
あることによって達せられる。

操作手段の他の安全技術上の簡易化は、ラム部材が一方
でペンチの締付は位置の方向で働く圧縮ばねによって負
荷されており、他方で空気圧により反対方向で負荷され
る操作手段と軸方向でかつ回転運動可能に連結されてい
ることである。

給送されるボビンの紙の流が交換工程で妨げられないよ
うにするため、更に本発明により、操作手段はばね要素
の予張力に抗してペンチの緩み位置方向で作用しかつボ
ビン心のだめの軸方向の対抗当接部を引戻す作用をする
過ストロークを行うように形成されている。

他の機能簡易化は、ペンチの締付は脚部が緩め位置方向
で作用するねじればね分備えていることによって達せら
れる。

直径の異なるシガレットを造る目的でボビン幅およびボ
ビンのボス幅は異なる寸法に設定されている。これらの
要件への適合を可能にするため、更に本発明により、心
収容部はペンチと対抗当接部間の間隔をボビンのボスの
異なる幅に調節する調節手段を備えている。堆積体の減
少と共にボビンの周囲を把持し、かつボビン貯蔵部の心
収容部を旋回させる本発明の根底をなす、機械化されか
つ自動化された原理は、完全なボビン交換ユニットの際
に共働する全ての機構の場所的に有利なΔ１つまとまり
のある構造様式を可能にする。この原理は他の本発明の
それ独自で特許性を持つ構成により、ボビン交換ユニッ
トを、マガジンステーション、新しいボビンのための把
持手段、旋回可能な担持体に設けられた多数のボビン貯
蔵部、給送されるボビンのテープと新しいボビンのテー
プを結ぶためのスプライシング装置並びに新しいボビン
のテープ初端部を引出し、スプライシング装置に案内す
る引出し手段とを備えている別個のユニットとして機械
に所嘱させ、この場合ボビン交換ユニットをテープ送り
ベルトを介して機械と結合可能に構成することにより、
このユニットを特別有利な、多方面な、自在に使用し得
るかつ後装買替え可能な実施形の形で利用することがで
きる。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明する。

第１図および第２図に図示したボビン交換ユニット１は
別個のユニットとして機械、この実施例ではシガレット
連続体製造機２に所属されており、以下に述べる主要構
造群から組み立てられている。

マガジンステーション３は新しいボビン６から成る堆積
体４を収容する働きをする。ボビン６を外周面で捉える
把持手段７の様式の供給手段はマガジンステーション３
の上方に設けられている。モータによってその都度１８
０°だけ旋回されるボビン担持体８の反対側端部にはボ
ビン貯蔵部９，１１が存在している。引出し手段１２は
新しく挿着されボビンのテープを引出すために働く。新
しいボビンのテープと給送されるボビンのテープはスプ
ライシング装置１３を介して互いに結合される。ボビン
交換ユニット１はテープ送りベルト１４を介してシガレ
ット連続体製造機２と結合されている。

マガジンステーション３内で準備されるボビン堆積体４
は例えば移動可能なパレットの様式で構成されている。

＠１図および第２図に図示した装置の不動な据え付けは
堆積体４の重量が比較的大きい点並びにマガジンステー
ション３内での堆積体の必要な正確な位置決めを考慮し
た際優れている。この構造様式にあっては水平な状態で
互い江上下に整列されているボビン６は垂直な堆積体４
の様式で基板１６上に載っており、この場合ボビンはそ
のボスもしくは心１７を収容するマンドレル１日によっ
て調心される。

新しいボビン６を堆積体４かもその都度ボビン交換ユニ
ット１の装填ステーション１９内で準備されるゼビン貯
蔵部９或いは１１へ引渡すための把持手段７は第３図に
更に詳細に図示し丸環状ペンテ２１として形成されてい
る。この環状ペンチ２１は周囲全体に一様に配分されて
いて、軸２２を中心にして旋回可能なかつ内方へとボビ
ン６の外周面方向に運動可能な多数の締付はレバー２３
を担持している。この目的のため個々の締付はレバー２
３は引張りロッド２４を介して互いに結合されており、
この場合締付はレバーの一つには空気圧７ＩＪノダー２
６の様式の調節手段が取付けられている。環状ペンチ２
１は総体して９０°旋回可能に軸線２７ＫＧって軸受さ
れており、この場合旋回軸線２７はボビン堆積体２４の
堆積軸線２８並びに装填ステーション１９内で準備され
ているボビン貯蔵部の貯蔵軸線２９に対して横方向で指
向している。

旋回駆動部としてはモータ５１によって駆動されるクラ
ンク駆動部３２が働き、このクランク駆動部のクランク
ロッド３３は環状ペンチ２１に関節的に固定されている
。

環状ペンチ２１は更にリフト装置３４により垂直方向に
上下動可能であり、これにより環状ペンチは堆積体の高
さが縮小した場合でもその時点で最上方に存在している
ボビンに到達可能である。この目的のため、環状ペンチ
２１並びにクランク駆動部３２はモータ３１と共にプラ
ットホーム５６に設けられており、このプラットホーム
は二つの平行案内部３７．３８に沿って伝動モータ３９
によってローラチェーン４１で上下動可能である。

ボビン交換ユニット１の第１図および第２図に図示した
作業状態から出発して、環状ペンチ２１のリフト装置３
４は丁度ボビン堆積体４が充填され終わった初期の高さ
を有しているので自己の最も高い位置に存在している。

従って環状ペンチ２１は水平な状態で同心的に最上方の
ボビンの周囲に位置する。空気圧シリンダ２６が作動さ
れることＫより、全締付はレバー２３が引張りロッド２
４上を一様にボビン６の外周方向へと運動し、ボビンは
このようＫして傷つけられることなく、即ち締付は力が
好都合に配分されているので局所的には比較的僅かに作
用する締付は力により把持される。

個々の締付はレバー２３の旋回範囲は、外径が異なるボ
ビンが環状ペンチによって捕捉され、かつ移送されるよ
うに選択されている。

引き続きモータ３１が作動されると、クランク駆動部３
２は環状ペンチ２１をボビン＾を締付けたままの状態で
水平な位置から上方向へと垂直の位置に旋回させる。従
ってボビンはそのボスもしくは心１７が装填ステーショ
ン１９内位置するように運動させられる。

堆積体４の次の全てのボビン６をその都度交互に装填ス
テーション１９内に旋回により入れられるボビン貯蔵部
？、１１に引渡すため、リフト装置３１は環状ペンチ２
１をその都度ボビンの相応する数のテープ幅分だけ降下
させる。環状ペンチ２１の旋回運動はその度毎にプラッ
トホーム５６０図示した上方の出発位置からおこなわれ
る。

新しいボビンのボビン貯蔵部１１への装着は第４図〜第
６図を基にして説明するボビン貯蔵部の個々の機素およ
び作動様式（よって行われる。ボビン貯蔵部は第４図に
あっては二つの極端な位置および終端位置で、即ち中心
軸線の上方テはボビン６が保持されている固定位１１に
おいて、中心軸線の下方ではボビン６が解放されている
馳緩位置で示されている。ボビン貯蔵部を上記の作業状
態に位置させるため、互いに独立して働く別個の操作手
段が設けられており、これらの操作手段のうち操作手段
ｄ２は装填ステーション１１に、操作手段４３は作業ス
テーション４４に所属しており、この場合これらの操作
手段はそれぞれ互いに半分だけかつ僅かに交差するよう
に位置ずれして中心軸線の相応する側に位置している。

ボビン貯蔵部は軸方向で摺動可能なかつ半径方向で拡開
可能な心数容部４６を備えており、この心数容部はペン
チ４７を有しており、このペンチは操作手段ｄ　２，４
５によって応動可能なかつ外側送りスリーブ４８および
内側送りロッドＡ９として形成されていて互いに人込み
合ゎされた二つの送り体に枢着されている。これらの両
送シ体もまた共通の軸受体５１によって収容されており
、この軸受体はぎビン６のための対抗当接部５２を形成
しておシ、かつ歯付きベルト５３を介してモータ５ＡＶ
Ｃより回転駆動される。一方で軸受は体５１と送りスリ
ーブ４８間の調心と案内、他方では送りスリーブ４８と
送りロッド４９間の調心と案内は相応して間挿された球
体回動案内部５６〜５９によって保証される。軸受体５
１自体はボールベアリング６１と６２により回転可能に
ポピノ担持体８に軸受されている。

多数の例えば三つ或いは六つのペンテ４７が、これらの
各々がリンク軸６３を介して送りスリーブ４８とかつ連
接板６４を介して送りロッド４９と関節的に結合されて
いることにより、周面−帯（一様に配分されて送りスリ
ーブ４８と送りロッド４９に枢着されている。

送りスリーブ４８と送りロッド４９は一緒にかつ相互に
相対的に軸方向で摺動可能であり、この目的のためこれ
らは以下に述べる構造上の細部要素を有している。

送りスリーブ４Ｂ内には垂直にボルト６６が挿入されて
おり、このボルトはその中央部分で軸方向孔６７並びに
送りロッド４９の二つの縦スリット６　Ｂ、Ａ　９を横
方向で貫通しており、その外側端部で軸受体５１の二つ
の縦スリット７１．７２１貫通するように案内されてい
る。ポル）ＡＡは環状キャップ７３と安全リング７４と
により脱落しないように保護されている。送シスリーブ
４８は更に一方ではポル）Ａ／ＩＫ他方ではボールベア
リング６２を介して軸受体５１に支持されている圧縮ば
ね７６０作用の下にあり、この圧縮ばねは軸受体５１を
囲繞している滑りスリーブ７７上に軸受されている。更
Ｋ、送りロッド４９内にはボルト７８が挿入されており
、このボルトは送りスリーブ４８の縦スリツ）　７９．
８１を貫通しており、その端部は軸受体５１の縦スリッ
ト７１．７２内にまで延びている。他の内ボルト８２が
送りスリーブ４８内く挿入サレテオリ、この場合この内
ボルト送すロツド４９の二つの縦スリット８　！＋、８
４を貫通して案内されておシ、送シロッド４９の内部で
その軸方向の孔６７内を案内されている滑り部材８Ａを
担持しており、この滑り部材には圧縮ばね８７が支持さ
れており、この圧縮ばねの相手方支持部は送りロッド４
９の内部端面当接部８８によって形成されている。

送りロッド４９は更に環状の係止溝８９を備えており、
この溝は圧縮ばね９１１Ｃよって負荷されている係止球
体９２と協働し、これらの係止球体９２の多数は周面に
わたって一様に配分されて送りスリーブ４８内に挿入さ
れている。

送りスリーブ４８は更に、装填ステーション１９に不動
に設けられている当接部９４と協働する当接リング９３
を担持している。

装填ステーション１？ｌＣ設けられている詳しく図示し
なかった空気圧シリンダのピストンロッド９／、Ｉｃよ
って負荷される操作手段４２け送りスリーブｄ８の端面
５ｏを負荷する圧縮ばね９７と送りロッド４９の端面５
５を負荷する内部当接縁９８を備えている。作業ステー
ション４４に設けられている詳しく図示しなかった空気
圧シリンダのピストンロッド９９で負荷される操作手段
４３は送りスリーブ４Ｂの環状端面５０を負荷する剛性
の環状当接部１０１を備えている。

まず、ボビン貯蔵部の手前に位置決めされたポビン６を
固定するだめのボビン貯蔵部１１の機能態様を第５ａ図
〜第５ｄ図を参照して説明する１、 心収容部４６のペンチ４７の、第４図に図示したボビン
貯蔵部の中実軸線の下方で半径方向でかつ軸方向で実線
で示した状態から出発して、第５ａ図に示したように操
作手段４２の圧縮ばね９７が送りスリーブ４８の環状端
面５０方向に運動され、従って係止溝８９と係止球体９
１を介して互いに結合されている送りスリーブと送りロ
ッド４９が一緒に、送りスリーブ４８の環状当接部９３
が不動の当接部９４によって停止されるまで、第５ｂ図
に図示した位置へと右方向（摺動される。外側の圧縮ば
ね７６はこの運動相では圧縮されている。ここで更に前
方へと運動される操作手段４２の当接縁部９８が送シロ
ッド４９の端面５５に達する。送りロッド４９は錠止さ
れている送りスリーブ４８に対して相対的に右方向に更
に摺動され、従って係止球体９２が運動させられて係止
溝８９から脱出される。従って、送りロッド４９に取付
いていて、ボルト８２を介して送りスリーブ４８に支持
されている予緊張された内側圧縮ばね８７が衝撃的に送
りロッド４９を送りスリーブ４８に対して相対的（、こ
の送りロッドの縦スリット６　Ｂ、６９を区画している
当接部６０．／Ｉ　５がゲルト６６によって停止される
まで、更に右方向で第５ｃ図に図示した位置へと運動さ
せ、この場合ペンチ４７が半径方向で拡開され、半径方
向の圧力でボビン心１７の内壁に対して押付けられる。

ここで、ボビン６ｆｔ周面で保持している環状ペンチ２
１が解かれ、従ってボビンは専ら心収容部４６によって
保持される。引き続き操作手段４２が左方向に戻り運動
し、これに伴って送りスリーブ４８が除荷され、従って
第５ｄ図に示すように予緊張された圧縮ばね７６が送り
スリーブ４８を左方向に運動させ、この際この送リスリ
ーブはボルト６６および当接部６０゜６５を介して内方
の送りロッド４９を帯行する。

このようにして心収容部４６のペンチ４７は、ボビン心
１７が軸受体５１の当接縁５２に達するまで軸方向で左
方向に引かれる。この固定位置は第４図においてボビン
貯蔵部の中心軸線の上方に図示されている。この固定位
置から次に、作業ステーション４４において空のボビン
を解離しかつ放出するための第６ａ図から第６Ｃ図に図
示した運動経過が行われる。

この心放出が開始される以前に、未だ完全に給送されつ
くされていないボビンのテープは作業ステーション４４
において公知の詳しくは説明しなかった様式により、上
記の様式で装着された新しいボビンのテープとスプライ
シングにより結ばれる。この目的のため、新しいテープ
は引出し手段１２により装填ステーション１９の新しい
ボビンから引出され、給送されているテープの速度に加
速され、スプライ７ング装置１３により給送されている
テープと結び合わされる。これに伴って給送されている
ボビンの心は作業ステーション４４において放出の準備
がなされる。

この目的のため操作手段４３の剛性の環状当接部１０１
がピストンロッド９９により第６１Ｌ図に示すように送
りスリーブ４Ｂの端面方向に運動させられ、この送υス
リーブはまず第６ａ図に示すように送りロッド４９を帯
行しながら、ボビン心が軸受体５１の当接縁５２から解
離されるまで、軸方向で右方向に摺動させられる。

この共通の運動は、送りロッド４９が錠止されることに
よりそのボルト７８が軸受体５１の縦スリット７１と７
２に当接するととくよって中断される。その後、環状当
接部１０１が送りスリーブ４８のみを送りロッド４９に
対して相対的に摺動させ、この際両圧縮ばね７６と８７
が予緊張され、ペンチ４７は内方へと傾倒され、心１７
を解放する。送りスリーブ４８の軸方向の摺動けその当
接リング９３が軸受体５１の外側端面１０２に当接して
停止される。同時に送りスリーブ４８と送りロッド４９
は、係止球体９２が係止＠８９内に係止することにより
、形状一体的にかつ動カ一体的に結合される。引き続き
ピストンロッド９９が除荷され、相応して空気圧シリン
ダが切シ換えられると環状当接部１０１が引戻され、従
って予緊張されている圧縮ばね７６が除荷され、この際
第６Ｃ図に図示したように送りスリーブ４８並びに係止
手段を介してこの送りスリーブと結合されている送りロ
ノドル９とがこれらの機素に枢着されているペンチ４７
と共に軸方向で軸受体５１内に引戻される。この場合、
ペンチ４７は完全に給送されているボビンの心１７から
解き放され、心は最終的に放出される。

心収容部４６が貯蔵体１内に完全に引き込まれているの
で、空のボビン貯蔵部９は、新しいボビンを引き取る目
的で、ボビン担持体８が時計の針方向で旋回することに
より旋回されて装填ステーション１９に戻される。この
場合、同時に予めボビン貯蔵部１１上に載っている新し
いボビンは作業ステーション４４に達する。

第７図に図示した実施例にあっては、ボビン貯蔵部１１
は同様に二つの極端な位置もしくは終端位置で、即ち中
実軸線の上方ではぎビン６分保持している固定位置で、
中実軸線の下方ではボビンを解放する緩め位置で図示さ
れている。

ボビン貯蔵部を上記の状態に移動させるため、心収容部
４６はボビン貯蔵部上に直に載っている操作手段４２に
よりボビン心１７を半径方向でかつ軸方向で捕捉する固
定位置に、もしくはボビン心を適当な方法で除荷する緩
め位置に運動可能である。

心収容部は多数のペンチ４７から成り、これらのペンチ
は直接軸受体５１にその周囲に一様に配分されて軸受さ
れている。軸受体５１ｉｉ歯付きベルト５３を介してモ
ータ５４により回転駆動され、かつボビン心１７のため
の環状の対抗当接部５２を備えている。ペンチ４７の各
々は半径方向で固定作用をしかつ旋回軸１０３により軸
受体５１１Ｃ枢着されている締付は脚部１０４と軸方向
で固定作用を行いかつ旋回軸１０６によシ締付は脚部１
０４に枢着されている締付は脚部１０７とを備えている
。軸受体５１の内部円筒体内には、この軸受体に対して
相対的に縦軸線方向で調節可能な調節手段１０８がねじ
込まれており、この調節手段はペンテ４７の旋回軸１０
３を担持しており、かつボビンの異なるボスの幅に適合
を行うため締付は脚部１０７と軸受体５１の対抗当接部
５２間の間隔および固定幅を変更可能にする。軸受体５
１自体はボビン貯蔵部１１のケーシング内でボールベア
リング６１と６２によって軸受けされている。

両締付は脚部１０５と１０４の二つのねじればね１０９
と１１１の復帰作用に抗してこれらのばねは、軸方向で
摺動可能なラム部材１１３の軸受アイ１１０に軸受され
ている制御ローラ１１２で負荷される。ラム部材１１３
は軸受体５１の端壁に支持されている圧縮ばね１１４の
作用下に存在して入る。ラム部材１１３け軸受体５１の
案内ブツシュ１１６内を案内されているラム部材１１７
を有しており、このラム部材はスラストベアリング１１
８の間挿の下で圧力接続部１２１を介して空気圧により
負荷可能な操作手段４２のピストン１２２のピストンロ
ッド１１９と連結されている。

ボビン貯蔵部１１のケーシング隔壁１２３と軸受体５１
の端壁１１５との間には皿ばね１２Ａ−この皿ばねの機
能に関しては後に詳しく説明する−が設けられている。

ボビン貯蔵部１１のケーシング隔壁１２３によって分割
されている室１２６内には公知様式の電磁石ディスクブ
レーキ１２７が設けられており、このディスクブレーキ
はボビン６が装填された心収容部４６０回転を制動する
。

ボビン貯蔵部の作動態様は以下の通りでペンチ４７とボ
ビン貯蔵部１１０手前に位置決めされたボビン６とを備
えた状態で心収容部４６のボビン貯蔵部の中心軸線の下
方で示した作業位置から出発して、ボビンを解放する目
的で操作手段４２の圧力接続部１２１が脱気される。こ
れに伴いピストン１２２の引っ張り力によって除荷され
るラム部材１１３は圧縮ばね１１４によって反対方向で
外方へと運動させられ、この場合ラム部材に軸受されて
いる制御ローラ１１２は締付は脚部１０４０案内溝１２
８内を転動し、この締付は脚部を予緊張されているねじ
ればね１０９０作用に抗して外方向へと旋回させる。こ
のようにして、まず締付は脚部１０’４がその湾曲して
いる固定面１２９でボビン心１７の内面に当接し、これ
によりボビン６が予調心される。引き続き制御ローラ１
１２が締付は脚部１０７の後方の制御縁１３１を負荷し
、この締付は脚部は予緊張されたねじればね１１１０作
用に抗して外方向へ拡開し、従ってこの締付は脚部はそ
のかぎ状の湾曲した自由端でボビン心１７を軸方向で負
荷し、軸受体５１の対抗当接部５２に対して押付ける。

制御ローラ１１２の付加的な半径方向の加圧分力は心収
容部４６上のボビン６の最終的な半径方向の固定を可能
にする。

ボビン６が給送されている際にボビン心１７を解離し、
解放するため、ピストン１２２が圧力接続部１２１を介
して圧縮空気で負荷され、従ってピストンはラム部材１
１３を圧縮ばね１１４の作用に抗して内方へと引く。

このようにして、締付は脚部１０４と１０７は後方へと
逃避する制御ロール１１２によって除荷され、予緊張さ
れているねじればね１０９と１１１の作用によって内方
へと旋回され、従ってボビン心１７は落下する。ピスト
ン１２２の負荷は、ラム部材１１３が外縁１３２で軸受
体５１と結合されている調節手段１０８の内縁１３３に
当接し、従ってこれによって生じるスリップ結合を介し
てピストン１２２の過ストロ−りにより皿ばね１２４０
作用に抗して軸受体５１が僅かな距離だけ軸方向で、対
抗当接部５２がボビン交換工程の残りの工程が阻害され
ないように戻される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による完全なボビン交換ユニットの概略
図、 第２図は他の細部を一緒に示したボビン交換ユニットの
正面図、 第３図は本発明によるボビン把持手段の切開した拡大図
、 Ｍ４図とｔｇＡ＆図は所蜆している操作手段を備えたボ
ビン貯蔵部の縦断面図、 第５ａ図〜第５ｄ図はボビンを固定するためのボビン貯
蔵部の色々な操作位置を示す図、第Ａａ図〜第６Ｃ図は
空のボビン心を解離し、かつ解放するための他の貯蔵部
の色々な操作位置の図、 第７図はボビン貯蔵部のだの実施例の縦断面図。 ６・・・１　ボビン ７・・・・・　把持手段 １１・・・　ボビン貯蔵部 ４６・・・　心収容部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、給送されるボビンおよび新しいボビンのための二つ
   のボビン貯蔵部、新しいボビンのためのマガジン並びに
   新しいボビンをマガジンからボビン貯蔵部へ引渡すため
   の供給手段を備えている、たばこ加工産業における機械
   のためのボビン交換ユニツトにおいて、供給手段がそれ
   ぞれ一つのボビン（６）を外周で捕捉し、かつボビン貯
   蔵部（１１）の心収容部（４６）に引渡す把持手段（７
   ）として形成されていることを特徴とする、ボビン交換
   ユニツト。 ２、把持手段（７）がボビン（６）を円錐形に取り囲む
   環状ペンチ（２１）として形成されている、特許請求の
   範囲第１項に記載のボビン交換ユニツト。 ３、マガジン（３）が垂直なボビン堆積体（４）を収容
   する貯蔵部として形成されており、この場合環状ペンチ
   （２１）が堆積体軸線（２８）に対して横方向で並びに
   ボビン（６）の水平な貯蔵軸線（２９）に対して横方向
   に経過していて、かつその都度最も上方のボビンを水平
   方向で引取りかつ垂直方向で引渡すように形成されてい
   る軸（２７）を中心にして９０°旋回可能であるように
   形成されている、特許請求の範囲第１項或いは第２項に
   記載のボビン交換ユニツト。 ４、環状ペンチ（２１）が周面全体にわたつて配分され
   て、引張りロツド（２４）を介して互いに結合されてお
   り、旋回可能に軸受けされており、かつ調節手段（２６
   ）により内方へとボビン外周方向に運動可能な締付けレ
   バー（２３）を備えている、特許請求の範囲第１項から
   第３項までのいずれか一つに記載のボビン交換ユニツト
   。 ５、環状ペンチ（２１）がクランク駆動部（３２）によ
   りその軸（２７）を中心にして旋回可能である、特許請
   求の範囲第１項から第４項までのいずれか一つに記載の
   ボビン交換ユニツト。 ６、環状ペンチ（２１）が垂直方向で上下動可能なリフ
   ト装置（３４）に設けられている、特許請求の範囲第１
   項から第５項までのいずれか一つに記載のボビン交換ユ
   ニツト。 ７、ボビン貯蔵部（９；１１）がボビン心収容部（４６
   ）をボビン貯蔵部の手前に位置決めされたボビンのボス
   （１７）内に入込むように、もしくはこのボスから引出
   されるように運動させる操作手段（４３；４３）を備え
   ている、特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれ
   か一つに記載のボビン交換ユニツト。 ８、心収容部（４６）がボビン心（１７）を軸方向でお
   よび半径方向で固定するペンチ（４７）を備えており、
   このペンチがボビン心のための軸方向対抗当接部（５２
   ）を形成していてかつ回転駆動可能な軸受体（５１）の
   内部に枢着されている、特許請求の範囲第１項から第７
   項までのいずれか一つに記載のボビン交換ユニツト。 ９、ペンチ（４７）が操作手段（４２；４３）によつて
   負荷可能なかつ互いに入り込んでいる二つの送り体（４
   ８、４９）に設けられている、特許請求の範囲第１項か
   ら第８項までのいずれか一つに記載のボビン交換ユニツ
   ト。 １０、ペンチ（４７）がそれぞれ外側送りスリーブとし
   て形成されている送り体（４８）のリンク軸（６３）に
   旋回可能に固定されており、それぞれ連接板（６４）に
   より内側の送りロツドとして形成されている送り体（４
   ９）と関節的に結合されている、特許請求の範囲第１項
   から第８項までのいずれか一つに記載のボビン交換ユニ
   ツト。 １１、関節的に互いに結合し合つている半径方向のおよ
   び軸方向の締付け脚部（１０４、１０７）から成るペン
   チ（４７）が直に軸受体（５１）に旋回可能に固定され
   ており、制御ローラ（１１２）を備えている軸方向のラ
   ム部材（１１３）を介して直接ボビン貯蔵部（１１）に
   載つている操作手段（４２）によつて操作可能であるよ
   うに構成されている、特許請求の範囲第１項から第８項
   までのいずれか一つに記載のボビン交換ユニツト。 １２、ラム部材（１１３）が一方でペンチ（４７）の締
   付け位置方向に働く圧縮ばね（１１４）によつて負荷さ
   れ、他方反対方向で空気圧により負荷される操作手段（
   ４２）と軸方向でかつ回転運動可能に連結されている、
   特許請求の範囲第１１項に記載のボビン交換ユニツト。 １３、操作手段（４２）が、ばね要素（１２４）の予張
   力に対抗してペンチ（４７）の緩み位置方向で働きかつ
   ボビン心（１７）のための軸方向対抗当接部（５２）を
   引戻す作用をする過ストロークを行うように形成されて
   いる、特許請求の範囲第１１項或いは第１２項に記載の
   ボビン交換ユニツト。 １４、ペンチ（４７）の締付け脚部（１０４、１０７）
   が緩み位置の方向で働くねじればね（１０９；１１１）
   を備えている、特許請求の範囲第１１項から第１３項ま
   でのいずれか一つに記載のボビン交換ユニツト。 １５、心収容部（４６）がペンチ（４７）と対抗当接部
   （５２）間の間隔をボビン（６）の異なるボス幅に調節
   する調節手段（１０８）を備えている、特許請求の範囲
   第１１項から第１４項までのいずれか一つに記載のボビ
   ン交換ユニツト。 １６、このボビン交換ユニツトが別個のユニツト（１）
   として、マガジンステーシヨン（３）、新しいボビン（
   ６）のための把持手段（７）、旋回可能な担持体（８）
   に設けられているボビン貯蔵部（９、１１）、給送され
   るボビンのテープと新しいボビンのテープを結ぶための
   スプライシング装置（１３）および新しいボビンのテー
   プ始端部を引出し、スプライシング装置に引渡すための
   引出し手段（１２）を備えている機械（２）に所属して
   おり、この場合ボビン交換ユニツトがテープ送りベルト
   （１４）によつて機械と結合されている、特許請求の範
   囲第１項から第１５項までのいずれか一つに記載のボビ
   ン交換ユニツト。