JPH0583992B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はカセツトテープ装填機械への磁気テー
プ・リールの自動供給装置に関し、この装置はカ
セツトテープ装填機械の前壁に装着された少なく
とも１個の支持ハブを持つ型のもので、磁気テー
プリールをリール自体のカツプリング開口部に結
合し、水平軸によつて回転し、磁気テープをリー
ルから解くことが出来る。

上記の装置は、特に、互いに独立して作動する
多数の装填モジユールを持ち、このモジユールの
１つ１つに対し各リールから来る磁気テープを各
カセツトに装填するために用いられるものとして
研究されているが、この装置は、例えば１つの装
填ステーシヨンしか持たないような余り進歩して
いない装填機械に使用することも出来る。

［従来の技術及びその課題］ 所定量の磁気テープがカセツトに巻かれる装填
ステーシヨンに個々のカセツトを入れることによ
つて、カセツトへの磁気テープの装填を行う自動
機械が既にある。磁気テープが、装填機械の前壁
に装着された支持ハブに取り付けられた取り外し
可能のリールから連続的に供給され、このハブ
が、水平軸によつて、１個以上のモーターによつ
て時間的に回転し、テープをカセツトに巻き付け
ることが出来る。

この機械はその機能を十分に果たしているが、
次の点で欠点を持つている。即ち、現在の技術レ
ベルにあつては、ハブに取り付けられたリールに
テープが無くなつた度に、手で作業を中断し、空
になつたリールを新しい満配リールと交換しなけ
ればならない。この作業は一見容易に見えるが、
支持ハブのリールを交換するには手間が掛かる。

この意味からして、多数の装填機械の制御と維
持を１人の作業者に任せるためには解決しなけれ
ばならない問題が多数ある。

この様な状態から照らして、上記装填機械に、
空のリールを新しいリールと交換する自動装置を
付ければ良いことが判る。

尚、補足しておくと、本発明の同じ出願人が、
それぞれ各リールから来る磁気テープのカセツト
への装填を行う装填ステーシヨンを持つ多数の装
填モジユールを備えた新しい装填機械を開発して
いる。この機械は同一出願人の名で同日出願され
たイタリヤ特許出願の対象とするものであつて、
必要な場合これから別の情報を得ることが出来
る。

多数の装填モジユールを持つこの様な新しいカ
セツトテープ装填機械の場合、支持ハブ上のリー
ル交換を手で行うとしたならば、その高生産性が
甚だしく損なわれることが明らかである。

［課題を解決するための手段及びその作用］ 本発明の目的は、テープの無くなつたリールを
各支持ハブから完全自動で取外すと共に、新しい
満配リールと交換することの出来る装置を提供す
ることによつて、この課題を解決することであ
る。

本発明の別の目的は、単一の装填ステーシヨン
を持つカセツトテープ装填機械と、互いに関係し
ながら隣接して置かれる多数の装填モジユールを
備えたカセツトテープ装填機械と、のいずれかを
問わず、いずれにも適用することの出来る装置を
提供することである。

この２つの目的が、一般的に“パンケーキ”と
呼ばれる磁気テープの装填されたリールをカセツ
トテープ装填機械に供給する本発明の自動装置に
よつて達成される。この装置は：連続的に配列さ
れた多数の磁気テープのパンケーキを保持する貯
蔵ユニツトと；上記装填機械上を摺動案内される
主キヤリツジと；上記キヤリツジから伸び、上記
装填機械の前壁から離れた休止位置から、上記前
壁に接近する作用位置に、上記支持ハブに対して
移動可能の少なくとも１個の支持腕と；上記支持
腕に接続され、上記支持ハブ及びと上記貯蔵ユニ
ツトと機能的に結合することの出来る少なくとも
１個の把持及び解放部材で、空パンケーキを上記
ハブから外し、上記貯蔵ユニツトから新しい満配
パンケーキを取り上げ、上記新しいパンケーキを
空パンケーキの代りに上記ハブに取り付けるもの
と；を含んでいる。

［実施例］ 第１図に、本発明による、磁気テープ・リール
即ちパンケーキのカセツトテープ装填機械への自
動供給装置が参照符号１で示されている。

この装置１が、互いに隣接して置かれた複数の
装填モジユール４からなるカセツトテープ装填機
械２に取り付けられる。各装填モジユール４が、
全ての装填モジユール４に必要なカセツト３を供
給する１つの供給ベルトコンベヤー７で終わる搬
入ベルトコンベヤー６から来るカセツト３を、公
知の一般的形で、個々に装着する装填ステーシヨ
ン５もそれぞれ持つている。

装填ステーシヨン５に保持されたカセツト３
に、公知の状態で、パンケーキ９から連続的に供
給される所定量の磁気テープ８が装填され、この
パンケーキ９がカツプリング開口部９ａを介して
装填機械２の前壁１１に装着された支持ハブ１０
と機能的に結合しており、電動モーター３３（第
６図）の命令によつて、水平軸の回りを回転す
る。

所定量の磁気テープ８がカセツト３に装填し終
えたならば、カセツトが装填ステーシヨン５から
解き放され、搬出シユート１２に落とされ、搬出
ベルトコンベヤー１３に移される。

公知のセンサーによつて、ハブ１０に装着され
たパンケーキの１つが空になつたことを検知した
都度、装置１が作動し、空パンケーキ９を磁気テ
ープ８が充填された新しいパンケーキ９と交換す
る。

このために、本装置１が貯蔵ユニツト１４を備
え、これが支持ハブ１０に対してその横に且つ水
平方向で言つて一線に配列され、ハブ自体の軸に
対して平行で且つ同一面上にある１つの軸に対し
て同軸に配列された一般的にユース・テープと呼
ばれる磁気テープで満たされた複数のパンケーキ
９を保持するように設計されている。

特に第４，５図に示す如く、貯蔵ユニツト１４
が実質的に、支持枠組１５を持ち、好ましくはこ
れが装填機械２に固定して設けられた摺動レール
１６の上に搭載される。レール上の枠組１５の位
置はフツクによつて取り外し可能に固定され、こ
のフツクが戻りバネ１８の作用に対して弾性揺動
を行う。従つて、搭載機械とは別に貯蔵ユニツト
１４に充填されたパンケーキ９を供給し、次に手
又は自動運搬手段によつてこれをレール１６に結
合し、停止するまでこの上を押し、フツク１７で
これを固定することが出来る。

手又は小いさな液圧アクチユエーターによつて
フツク１７を任意に作動させ、貯蔵ユニツト１４
を案内レール１６から外すことが出来る。

カンチレバー形式で支持枠組１５に固定装着さ
れて、１つの案内スリーブ１９があり、この上
に、ユーステープ８で充填されたパンケーキ９が
摺動可能に結合される。上記第１の案内スリーブ
１９の長手方向に伸びて少なくとも１個の案内２
０があり、これが上記カツプリング開口部９ａの
円周縁上に形成された把持凹部９ｂに摺動可能に
係合する。図の実施例においては、各パンケーキ
９がスリーブ１９の軸の回りで互いに120°の角度
で分散配置された３つの把持凹部９ｂを持ち、そ
れぞれ対応する案内２０と結合される。

案内２０を凹部９ｂに結合されることによつ
て、パンケーキ９の回転を防ぐが、スリーブ１９
の上に摺動することは出来る。パンケーキ９は、
支持枠組１５と、パンケーキに直接作用するプツ
シユー皿２２の間で作動する予圧の掛かつたバネ
２１によつて、第１のスリーブ１９の前端部１９
ａに向かつて常に押されている。

図の実施例においては、環状接続部品２３がこ
のバネ２１とフツシヤー皿２２との間の置かれて
いる。

プツシヤー皿２２の反対側に、パンケーキ９に
当接する少なくも１個の爪２４があり、予負荷の
掛かつたバネ２１の作用に対してこれらを第１の
スリーブ１９上に軸的に固定する。この実施例に
おいては、３個の爪２４が設けられ、第１のスリ
ーブ１９の軸の回りで互いに120°の円周角度で分
散配置されている。

爪２４は、第２のスリーブ２６に回転可能に結
合する取外しカラー２５に固定的に取り付けられ
ており、このスリーブが第１のスリーブ１９の前
端部１９ａに同軸に固定され、第１のスリーブの
直径よりも小さい外径を持つている。第２の案内
スリーブ２６が、その内側で、戻しバネ２８の作
用に逆らつて第１の案内スリーブ１９に向かつて
軸方向に動くことの出来る駆動シヤンク２７と摺
動可能に結合する。図に示すごとく、駆動シヤン
ク２７と案内スリーブ２６とが、好ましくは、そ
れぞれの自由端部２７ａ，２６ａに隣接して円周
溝８０，８１を持ち、後に、説明する如くにこれ
らが駆動手段７３と結合し、駆動シヤツク２７を
軸方向に移動させる。

駆動シヤンク２７に固定されてドライブペグ２
９があり、これがシヤンク自体から半径方向に突
出し、第２の案内スリーブ２６の少なくとも１つ
の長手方向のスリツト３０と摺動可能に係合す
る。第５図に示す如く、この駆動ペツグ２９は長
手方向のスリツト３０からも突出し、取外しカラ
ー２５の内側に形成された螺旋状溝３１と機能的
に結合する。この様にして、駆動シヤンク２７が
第１のスリーブ１９に向かつて軸方向に押される
と、駆動ペツグ２９の軸方向の摺動によつて、取
外しカラー２５が角回転する。この角回転によつ
て、爪２４がパンケーキ９の各把持凹部９ｂと一
線に並び、このパンケーキ９の１つが爪２４上に
摺動し、第１の案内スリーブ１９から離れ、次に
貯蔵ユニツト１４から放される。

次に第６，７，８図によつて説明する。装填モ
ジユール４に別々に設けられた各支持ハブ１０
が、それぞれ、そのハブ自体に設けられた駆動モ
ーター３３のシヤフト３３ａに接続されたコア３
２を持つている。このコア３２が１つの円筒形の
部分３２ａを持ち、これが、パンケーキに設けら
れたカツプリング開口部９ａを通り各パンケーキ
９と同軸に結合し、皿形の部分３２ｂがパンケー
キ９に当接面を提供し、パンケーキが支持ハブ１
０上で正確な位置をとるようにする。

このコア３２と組み合わされて少なくとも３つ
のロツクレバー３４があり、これらがコア軸の周
りに120°の角度で分散配置されている。詳細に説
明すると、これらのロツクレバー３４がコア３２
の円筒形部分３２ａに形成された各ハウジング３
５の中に位置し、その１端３４ａが上記コアの軸
に平行な軸に沿つてコアに揺動可能に接続され、
別の第２の端３４ｂが保持部材３６を持つてい
る。この保持部材３６が、好ましくは、弾性部材
で作られた円筒形の部材からなり、パンケーキ９
のカツプリング開口部９ａの内側にスラストを掛
け、上記パンケーキの位置をその支持ハブ１０上
に固定する如くにする。

各レバー３４が、これをコア３２の中央に向か
つて押し付けるバネ手段の作用を受ける。このバ
ネ手段が、好ましくは、圧縮バネ３７からなり、
その各々が上記レバーと、そのハウジング３５の
中に形成された境界壁３５ａとの間で作用する。

更に、支持ハブ１０がアクチユエーター・カラ
ー３８を持ち、これが、コア３２に対して同軸に
摺動し、互いに120°の角度で分散配置された円周
上の突起を持ち、その各々がロツクレバー３４の
１つの前側の縁に向かつて作用する如くに用いら
れる。詳細に説明すると、上記突起が、好ましく
は、上記アクチユエーターカラーの半径方向に形
成されたスルーホール４０の中に回転可能に設け
られたボール３９から成つている。このボール３
９が、上記コア３２の中に同軸に取り付けられた
環状部材４１と、そのロツクレバー３４の上記前
側の縁を形成する傾斜面との間に入れられる。こ
の様にして、ボール３９がアクチユエーターカラ
ー３８と共に軸方向の動作をなし、各傾斜面４２
に作用することによつて、レバー３４が、圧縮バ
ネ３７の力に抗して、ハブ１０の軸から遠ざか
る。

アクチユエーターカラー３８が同軸のコア３２
に固定された案内カラー４３の中に摺動可能に組
合わされ、この案内カラーが１個以上の長手方向
に伸びた孔４４を持ち、これがアクチユエーター
カラー３８から半径方向に突出した少なくとも１
個のペグと摺動可能に結合し、アクチユエーター
カラーがコア３２に対して回転しないようにす
る。好ましくは、案内カラー４３が、案内カラー
自体の前方に形成された湾曲したスロツト４７に
通され螺子部品４６によつてコア３２に取り付け
られる。従つて、案内カラーは、カラー３８従つ
てボール３９の角度位置に応じて色々な角度位置
でコア３２に固定することが出来る。この様にし
て、本発明においては、ボール３９とロツクレバ
ー３４の第１の端部３４ａとの間の距離を変更
し、パンケーキ９のカツプリング開口部９ａの直
径に応じて、アクチユエーターカラー３８の軸方
向の移動によつてレバーに与えられる移動の程度
を調節することが出来る。

駆動シヤンク２７及び貯蔵ユニツト１４の第２
の案内スリーブ２６に就いて上述した如く、アク
チユエーターカラー３８及び案内カラー４３も又
それぞれの自由端部３８ａ，３８ｂに隣接して円
周方向の溝８４，８５を持ち、この溝が、後に説
明する如く、カラーアクチユエーター自体の軸方
向の動作を設定する駆動手段に結合される。

第１，２，３図に示すごとく、装置１は、更
に、マニプレーテイング・ユニツト４８を持ち、
これが、カセツトテープ装填機械２の上に水平に
伸びる案内バー５０に摺動可能に装着された主キ
ヤリツジ４９を持つている。案内バー５０に平行
で、一般的なエンコーダー５３で制御される駆動
モーター５２によつて回転動作をすることの出来
る螺子付きロツド５１の命令に応じて、この主キ
ヤリツジ４９のハブ１０の軸に対して直角方向に
移動する。エンコーダー５３が電気的制御ボツク
スに繋がつており（このボツクス当該技術者に公
知の形で作ることが出来るので、ここでは図示も
説明もしない）、これによつてカセツトテープ装
填機械２の全ての運転動作が行われる。

主キヤリツジ４９に組み合わされて、取出しモ
ジユール５４と供給モジール５５とがあり、これ
らが実質的に同じものであり、一方は空パンケー
キ９をそれぞれの支持ハブ１０から取出し、他の
一方はユーステープ８で充填された新しいパンケ
ーキ９を貯蔵ユニツト１４から摘み上げ、これを
ハブに取り付ける。但し、この作業は１つのモジ
ユールでも行うことが出来るが、その場合は交換
に要する時間が長くなる。

第２，３図に示すごとく、各取出しモジユール
５４及び供給モジユール５５が主キヤリツジ４９
から垂直に下に向かつて伸びる支持腕５６を持つ
ている。この腕５６が１対の案内部材５７によつ
て主キヤリツジ４９に接続され、主キヤリツジに
固定された流体駆動のアクチユエーター５８を介
して支持ハブ１０の軸に平行に移動し、装填機械
２の前壁１１（第４図）から離れた休止状態か
ら、これに接近した作用位置に移動することが出
来る。

各支持腕５６の下端部に接続された把持及び解
放部材５９があり、以下に説明するごとく、主キ
ヤリツジ４９及び各支持腕５６を移動させること
によつて、これを支持ハブ１０及び貯蔵ユニツト
１４と結合させ、新しいパンケーキ９を取り上げ
たり下ろしたりするすることが出来る。

第９，１０図に示すごとく、各把持及び解放部
材５９が、支持腕自在に設けられた開口部と同軸
に支持腕５６に取り付けられた支持カラー６０を
持つている。この支持カラー６０は、第５，８，
１０図に模式図的に示すごとく、支持腕５６がそ
の作用位置に運ばれたとき、支持ハブ１０及び貯
蔵ユニツト１４と同軸に結合して用いられる。

支持カラー６０がカセツトテープ装填機械２の
前壁１１に面する前縁６０ａを持ち、この前縁６
０ａが、第１０図に示すごとく、貯蔵ユニツト１
４から取り上げられた支持ハブ１０から取出され
たするパンケーキのための当接面を提供する 支持カラー６０に揺動可能に少なくとも３個の
把持レバー６２があり、カラーの軸に対してそれ
ぞれ120°の開き角度で分散配置されている。特
に、各把持レバー６２は、支持カラー６０の軸に
平行に伸びカラーの中に形成された座６３ａに１
個以上の螺子付き部材６４によつて固定された案
内ブロツク６３の内側部分に揺動可能にリンクし
ている。更に、各把持レバー６２が支持カラー６
０から前向きに突出する第１の前端部６２ａを持
ち、以下に説明するごとく、貯蔵ステーシヨン１
４又は支持ハブ１０から取り上げるべきパンケー
キ９のカツプリング開口部９ａに当接すると共
に、第２の端部６２ｂが案内ブロツク６３から突
出し、このレバーと支持カラー６０を介して機能
的に結合するグラブ螺子（無頭螺子）６６との間
で作用する圧縮バネの作用を受ける。好ましく
は、各把持レバー６２の上記第１の端部６２ａ
が、案内ブロツク６３に設けられカラー６０の前
縁６０ａから延出する２つの芯出し突起６７の間
に挟まれるようにする。

支持カラー６０の中に同軸に格納されて、少な
くとも３個の案内ローラー６９と回転可能に結合
するアクチユエーター・リング６８があり、この
ローラー支持腕５６に接続され、開口部６１の円
周上に分散配置されている。このアクチユエータ
ーリング６８が、液圧シリンダー７０の命令によ
り所定角度回転することが出来る。このシリンダ
ーは腕５６に取り付けられており、支持カラー６
０に形成されたスロツト７１ａ（第２図）を介し
て上記アクチユエーターリングから半径方向に突
出するプレート７１に作用する。アクチユエータ
ーリング６８は又少なくとも３つ突起７２を持
ち、好ましくはこれが、このリングに回転可能に
取り付けられ互いに120°の角度で分散配置された
スラストローラーからなつている。このスラスト
ローラーは、把持レバー６２の第２の端部６２ｂ
に作用し、圧縮バネ６５に抗して、第１０図に破
線で示すごとく、レバー６２の第１の端部６２ａ
が支持カラー６０の軸から半径方向に離れている
把持の状態から、上記第１の端部が図に実線で示
すごとく支持カラーの軸に接近する解放状態に、
上記レバーを同時に動かすためのものである。

更に、本発明により、各把持及び解放部材５９
に駆動手段７３が設けられ、これが、貯蔵ユニツ
ト１４の駆動シヤンク２７及び又は各支持ハブ１
０のアクチユエーター・カラー３８に選択的に作
用し、上記シヤンク及び又はカラーに軸方向の動
作をさせ、パンケーキ９の着脱を行なわせる。

第９，１０図に示すごとく、この駆動手段７３
が２つの向き合つた引掛け部分７４ａを持つ引掛
け部品７４を持つている。この引掛け部品７４が
案内ブロツク７５に摺動可能に接合し、案内ブロ
ツク７５自体に取り付けられた軸方向のアクチユ
エーター７６の命令により、支持カラー６０の軸
に平行に移動することが出来る。

この案内ブロツク７５は支持腕５６の内側に固
定された１対の案内部材７８ａに結合する板状の
部品７８に取り付けられる。好ましくは、この板
状部品７８が形状を持つた開口部７９を持ち、こ
の開口部が、貯蔵ユニツト１４に属する第２の案
内スリーブ２６及び各支持ハブ１０に属する案内
カラー４３のそれぞれの直径よりも大きい幅を持
つ挿入部分７９ａを持つ。板状部品７８の動作方
向と平行に、挿入部分７９ａと並ぶ取付け部分７
９ｂがあり、その幅が袋入部分７９ａよりも小さ
く、第２の案内スリーブ２６及び案内カラー４３
に形成された円周溝８１，８５との結合に用いら
れる。

支持腕５６に取り付けられた半径方向の動作の
アクチユエーター７７がこの板状部品７８に作用
し、これを引掛け部品７４と共に支持カラー６０
の軸に対し半径方向に移動させる。特に、上記の
半径方向動作のアクチユエーター７７の動作に従
つて、引掛け部品７４が、支持カラー６０の軸か
ら半径方向に離れている休止位置から、これが支
持カラーの軸と同応軸に並ぶ作用位置に向かつて
移動する。これと同時に、板状部品７８が、形状
開口部７９の挿入部分７９ａが支持カラー６０の
軸と同軸に並ぶ休止位置から、上記形状開口部の
引掛け部分７９ｂがカラー自体の軸と同軸に並ぶ
作用位置に向かつて移動する。

主としてその構造に就いて説明した本発明の装
置の作用は次のごとくである。

カセツトテープ装填機械２が正常に作動してい
る間は、マニプレーター・ユニツト４８が貯蔵ユ
ニツト１４の前にあつて、供給モジユール５５に
よつて、ユーステープ８で満たされたパンケーキ
９の１つを取り上げる。詳しく言うと、このため
に、供給モジユール５５の把持及び解放部材５９
が、案内バー５０上の主キヤリツジ４９の移動に
よつて、貯蔵ユニツト１４の案内スリーブ１９，
２６と同軸に１線上に置かれる。

液圧アクチユエーター７０の命令によつて、ア
クチユエーターリング６８がある角度回転し、そ
れに付いているスラストローラー７２が把持レバ
ー６２を解放位置に移動させる。

次に、供給モジユール５５に属する支持腕５６
が作用位置に運ばれ、把持及び解放部材５９が第
２の案内スリーブ２６と同軸に結合し、支持カラ
ー６０の前縁６０ａを、第１の案内スリーブ１９
に装着されたパンケーキ９の１つから僅か離れた
位置に運ぶ。この段階の間に、駆動シヤンク２７
と第２の案内スリーブ２６とが、板状部品７８の
形状開口部７９の挿入部分７９ａの中に導き入れ
られ、シヤンク及びスリーブの円周溝８０，８１
が、引掛け部品７４の引掛け部分７４ａ及び板状
部品７８に対して半径方向で１線に配置される。
同時に、パンケーキ９のカツプリング開口部９ａ
の円周縁に対して半径的に内側の位置で、案内ブ
ロツク６３の芯出し突起６７が取外しカラー２５
及び第１の案内スリーブ１９に適切に設けられた
キヤビテイー８２に入り、把持レバー６２がパン
ケーキの１つと容易に結合する。

この時点で、半径方向動作のアクチユエーター
７７が作動し、引掛け部品７４及びこれに繋がる
部材を休止位置から作用位置へ移動させる。この
状態で、引掛け部品７４との引掛け部分７４ａ
が、貯蔵ユニツト１４に属する駆動シヤンク２７
に設けられた円周溝８０に入る。

同時に又、板状部品７８が休止位置から作用位
置に運ばれ、取付け部分７９ｂの縁が、貯蔵ユニ
ツト１４の第２の案内スリーブ２６に設けられた
円周溝８１と結合する。

次に、軸方向動作のアクチユエータ７６が作動
し、引掛け部品７４を介して、これが駆動シヤン
ク２７を、圧縮バネ２８の抵抗に打ち勝つて、第
２の案内スリーブ２６の内側に向かつて押し付け
る。この場合特徴として、円周溝８１にロツクさ
れた板状部品７８を介してバネ２８の反作用が第
２の案内スリーブ２６に掛けられ、好ましくない
曲げモーメントが支持腕５６を介して主キヤリツ
ジ４９の案内バー５０に伝わらないようになつて
いる。

駆動シヤンク２７の軸動作により、螺旋状溝３
１の中をペグ２９が摺動することによつてカラー
２５の角回転が行われ、爪２４が案内部品２０と
一線上に並べられる。この状態で、予負荷の掛か
つたバネ２１によつて押されているパンケーキ９
の１つが第１の案内カラー１９を離れ、支持カラ
ー６０の前縁６０ａに当接する。

軸方向動作のアクチユエーター７６が不活性化
すると、駆動シヤンク２７が再び、戻しバネ２８
の作用によつて、第２の案内カラー２６の外に向
かつて押される。従つて、第１の案内スリーブ１
９及びこれに装着された案内部品２０から離れた
パンケーキ９が爪２４に沿つて角回転する。

次に、液体作動するシリンダー７０が不活性化
され、圧縮バネ６５が把持レバー６２をその把持
位置に戻し、これらレバーがカツプリング開口部
９ａの縁でパンケーキ９を引掛けることが出来る
ようになる。

次に、半径作動アクチユエーター７７が板状部
品７８従つて引掛け部品７４を休止位置に戻し、
アクチユエーター５８の命令により、支持腕５６
が各々の休止位置に戻される。この状態では別の
装填モジユール４に装着された空パンケーキ９が
検出されるまで継続される。

この検出に続いて、案内バー５０に沿う主キヤ
リツジ４９の移動を介して、マニプレーテイング
ユニツト４８が、パンケーキの交換を必要とする
その装填モジユール４の前に運ばれる。この段階
の間に、取出しモジユール５４に設けられた把持
及び解放部材５９が、交換すべきパンケーキ９を
持つ支持ハブ１０と一線になるように運ばれ、供
給モジユール５５に就いて上述したのと同じ様に
して、液圧シリンダー７０か賦活され、把持レバ
ー６２が解放位置を取ることが出来るようにな
る。次に、取出しモジユール５４が駆動され、こ
れが装填機械２の前壁１１に接近し、支持カラー
６０が案内カラー４３及びハブ１０のアクチユエ
ーター・カラー３８と同軸に結合する。同時に、
貯蔵ユニツト１４に就いて前述したのと同じよう
にして、芯出し突起６７と把持レバー６２の前端
部６２ａがコア３２の前に形成された各ノツチ８
３に係合する。芯出し突起６７の結合を容易に行
うためノツチ８３の正確な位置決めが、エンコー
ダー等の制御手段によつて行われ、これが支持ハ
ブ１０の回転を制御する各モーター３３に繋がつ
ている 上述したのと同様に、把持及び解放部材５９が
ハブ１０に接近すると、アクチユエーターカラー
３８及び案内カラー４３が、板状部品７６に形成
された形状開口部７９の挿入部分７９ａで中に入
る。

この時点で、半径作動のアクチユエーター７７
が賦活され、引掛け部品７４をアクチユエーター
カラー３８に形成された円周溝８４と結合させ、
一方、開口部７９の取付け部分７９ｂの縁が案内
カラー４３に設けられた円周溝８５と結合するに
至る（第１０図破線参照）。次に、軸方向動作の
アクチユエーター７９が作動を開始し、アクチユ
エーターカラー３８がハブ１０から遠ざかる軸移
動が行われる。この状態で、前に、環状部品４１
とロツクレバー３４の円筒形の内面４２ａとの間
に置かれたボール３９が各ロツクレパー３４の傾
斜面４２から離れる傾向にあり、レバー自体をハ
ブ１０の軸に接近させ、その結果、パンケーキ９
が保持部材３６から離される。

液圧シリンダー７０が不活性化されると、保持
レバー６２が把持位置に運ばれ、パンケーキ９が
支持カラー６０に保持される。

次に、支持腕５６が移動し装填機械２の前壁１
１から離されると、引掛け部品７４及び板状部品
７６が半径作動のアクチユエーター７７の作用に
よいその休止位置に戻された後、パンケーキ９が
ハブ１０から取り外される。

主キヤリヤー４９が更に移行することによつ
て、ハブ１０が供給モジユール５５の把持及び解
放部材５９と一線上に置かれ、その把持レバー６
２が、貯蔵ユニツト１４から前に取り上げられた
ユーステープ８で充填されたパンケーキ９と結合
する。次に、供給モジユール５５の供給腕５６が
前壁１１に接近し、これが、上述と同じようにし
て、保持及び解放部材５９を支持ハブ１０に結合
させる。引掛け部品７４とアクチユエーターカラ
ー３８の円周溝８４との結合が半径作動のアクチ
ユエーター７７を介して行われ、形状開口部７９
の取付け部分７９ｂが案内カラー４３の円周溝８
５と結合する。

次に、軸作動のアクチユエーター７６が作動
し、アクチユエーターカラー３８を案内カラー４
３に押し付け、ボール３９の作用によつて、ロツ
クレバー３４をハブ１０の軸から遠ざける。その
結果、パンケーキ９が保持部材３６と結合する。
次に、液圧アクチユエーター７０の作用によつ
て、把持レバー６２がパンケーキ９のカツプリン
グ開口部９ａから解き放される。

最後に、半径方向動作のアクチユエーター７７
が引掛け部品７４と板状部品７８とを休止位置に
運び、支持腕５６が前壁１１から離される。

この様にして、ユーステープで充填された新し
いパンケーキ９が支持ハプ１０と正確に結合し、
一方、取り出された空パンケーキ９が取出しモジ
ユール５４に属する把持及び解放部材５９によつ
て依然として保持されている。この空パンケーキ
が把持及び解放部材５９から排出され、マニプレ
ーテイングユニツト４８がユーステープで充填さ
れた新しいパンケーキ９を取り上げるために貯蔵
ユニツト１４に戻つて来た時、受け器８６の中に
落とされる。

本発明の場合、この放出作業が、支持カラー６
０の中に弾性的に格納された３つのスラストピン
６０ｂによつて行われる。

この実施例においては、マニプレーテイングユ
ニツト４８がセツトアツプ・モジユール８７と組
み合わされて設けられており、これにより、マニ
ブレーテイングユニツト自体が貯蔵ステーシヨン
１４に面する位置に戻つて来る前に、装填モジユ
ール４の別の部材の間で、ハブ１０が携える新し
いパンケーキ９に巻かれたユーステープ８の端を
所定通路の中で結合することが出来る。特に、こ
のセツトアツプモジユールは本出願人と同一の名
前で同じ日にイタリヤ特許出願されたものに詳細
に記載されているのでここではその説明を省略す
るが、これは先ず、搭載されたカセツト３へのユ
ーステープ８の巻き込みを行うモーターと時間的
に関連をもつてモーター３３を駆動させて用いら
れる制御ユニツト８８にユーステープ８を取付
る。次に、ユーステープ８が、各カセツトハブに
徐々に巻かれるユーステープの量を検出する計算
車８９の上に通され、次にこれが、装填ステーシ
ヨン５に面する１個以上の案内ブロツク９０の上
に置かれる。

以上の如くにして、本発明は所期の目的を達成
する。

本発明の装置により、カセツトテープ装填機械
の１つ以上の支持ハブに装着されたパンケーキを
作業者による中間手作業を一切行うこと無く、完
全に自動的に交換することが出来る。

この装置は数個の装填モジユールを持つた装填
機械に対するものとして説明されたが、単一の装
填ステーシヨンのみを持つ装填機械を適用するこ
とも可能である。

本発明の特許請求の範囲に於いて、本発明に各
種の変更を加えることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による装置を備えたカセツト
テープ装填機械の斜視図、第２図は、カセツトテ
ープ装填機械の前壁に面する本発明は把持及び解
放部材の斜視図、第３図は、第２図を反対側から
見て示すマニプレーテイング・ユニトの斜視図、
第４図は、上記装置の一部分である貯蔵ユニツト
を第１図の反対側から見て示す斜視図、第５図
は、上記貯蔵ユニツトの断面図、第６図は、本発
明のカセツトテープ装填機械に設けられたパンケ
ーキ支持ハブの斜視図、第７図は、第６図の正面
図、第８図、第７図の線−に沿う断面図、第
９図は、上記マニプレーテイング・ユニツトにそ
れぞれ同形に設けられた上記把持及び解放ユニツ
トの１つの拡大斜視図、第１０図は第９図をその
斜めの直径に沿つて切断して示す把持部材の断面
図、である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ −磁気テープリールと機能的に結合し、磁気
   テープをリールから送り出すことの出来る、少
   なくとも１つの支持ハブ１０と； −連続的に配列された複数の磁気テープリールを
   蓄えることの出来る貯蔵ユニツト１４と： −カセツトテープ装填機械２の上を摺動して案内
   される主キヤリツジ４９と； −上記主キヤリツジから伸び、上記支持ハブに対
   し、上記装填機械の前壁から離れている休止位
   置から、上記前壁に近接する作業位置の間を移
   動することの出来る、少なくとも１つの支持腕
   ５６と； −上記支持ハブ及び貯蔵ユニツトと機能的に結合
   し、テープの無くなつた空リールを上記ハブか
   ら取り去り、新しいユーステープの入つた新し
   いリールを取り上げ、上記新しいリールを空テ
   ープリールの替わりに上記ハブに取り付けるこ
   との出来る、少なくとも１つの把持及び解放部
   材５９と； を含む、カセツトテープ装填機械への磁気テープ
   リール自動供給装置。 ２ 上記支持ハブ１０が： −モーターによつて回転動作をするコア３２と； −上記コアの軸の回りに円周方向に分散配置さ
   れ、その各々が上記軸に平行な１つの軸によつ
   て回動する一方の端３４ａと、上記リールを上
   記支持ハブに固定するため上記リールのカツプ
   リング開口部９ａの中で押し動作をする保持部
   品３６を備えた他の一方の端３４ｂと、を持
   つ、少なくとも３つのロツクレバー３４と； −上記コアと上記ロツクレバーとの間で作用し、
   上記レバーを上記コアの中央に向かつて押すバ
   ネ手段３７と； −上記コアからこれと同軸に伸びる案内カラー４
   ３と； −上記案内カラーの中に摺動可能に結合し、回転
   方向に上記カラーと固定的にリンクするアクチ
   ユエーター・カラー３８で、上記ロツクレバー
   の前縁に作用し、上記アクチユエーターカラー
   の軸方向動作に従つて上記ハブの軸から上記レ
   バーを押す円周上に分散配置された少なくとも
   ３つの突起３９を持つ、アクチユエーター・カ
   ラー３８と； を持つ、請求項１記載の装置。 ３ 上記貯蔵ユニツト１４が： −上記装填機械に装着固定される支持枠組１５
   と； −上記枠組によつて片持ち式に固定して支持さ
   れ、上記ユーステープで充填された上記リール
   を同軸に且つ摺動可能に保持する、第１の案内
   スリーブ１９と； −上記第１の案内スリーブに沿つて伸び、上記充
   填されたリールの上記カツプリング開口部に設
   けられた把持凹部９ｂの中に摺動可能に係合
   し、上記リールの自由回転を防ぐする如くに設
   けられた少なくとも１つの案内部品２０と； −上記第１の案内スリーブに摺動可能に結合する
   プツシヤー皿２２で、上記プツシヤー皿と上記
   支持枠組みとの間で作用する少なくとも１つの
   予負荷の掛かつたバネ２１の作用により、上記
   第１の案内スリーブの前端部に向かつて、上記
   充填されたリールを押すためにこれに作用しす
   る、プツシヤー皿２２と； −上記第１の案内スリーブに前端部に同軸に取り
   付けられ、その外径が上記第１の案内スリーブ
   の外径よりも小さい、第２の案内スリーブ２６
   と； −上記第２の案内スリーブの中に同軸に結合し、
   戻りスプリング２８の作用に逆らつて、上記第
   １の案内スリーブに向かつて軸方向に移動する
   ことの出来る駆動シヤンク２７と； −上記第１の案内スリーブの前端部近くで上記第
   ２の案内スリーブと回転可能に結合する取外し
   カラー２５で、上記充填されたリールに当接し
   て作用する少なくとも１つの爪２４を持ち、こ
   れが上記予負荷の掛かつたバネの作用に逆らつ
   て、上記リールを上記第１の案内スリーブ上に
   固定する如くにする、取外しカラー２５と； −上記駆動シヤンクに取り付けられ、上記第２の
   案内スリーブに設けられた長手方向のスリツト
   ３０の中を案内され、上記取外しカラーに設け
   られた螺旋状溝３１と機能的に結合し、上記駆
   動シヤンクの軸方向の動作の結果として上記カ
   ラーを角度回転させ、これにより、上記爪が上
   記案内部品と結合せしめられ、上記充填された
   リールの１つが上記第１の案内スリーブから解
   き放される如くにする、ドライブペグ２９と； とを含む、請求項１記載の装置。 ４ 上記把持及び解放部材５９が： −上記支持腕に取り付けられ、上記支持腕が作用
   位置に運ばれたとき、上記支持ハブ及び上記貯
   蔵ユニツトと同軸に結合し得る如くに設計され
   た支持カラー６０で、上記支持カラーが上記装
   填機械の前壁に面する前縁６０ａを持ち、これ
   が上記貯蔵ユニツト及び支持ハブから取り出さ
   れる各リールに当接面を提供する如くに用いら
   れる、支持カラー６０と； −上記支持カラーの円周上に分散配置され、上記
   カラーに揺動可能に接続される少なくとも３つ
   の把持レバー６２で、それぞれ上記支持カラー
   の前面から突出する第１の端部６２ａを持ち、
   これが、上記把持部材と結合しているリールの
   上記カツプリング開口部と結合する如くに用い
   られる、少なくとも３つの把持レバー６２と； 上記支持カラーの中に回動可能で装着される
   アクチユエーターリング６８で、このリングが
   回動し、上記把持レバーに作用し、上記カラー
   とレバー自体との間で作用する戻りバネ６５の
   作用に抗して、上記レバーの第１の端部が上記
   支持カラー軸から半径方向に遠ざかつた把持状
   態から、上記リールを放すために上記第１の端
   部が上記支持カラーの軸に接近した解放状態
   に、これらを同時に動かす如くに設けられた少
   なくとも３つの放射状突起７２を持つ、アクチ
   ユエーターリング６８と； を含む請求項１記載の装置。 ５ 上記把持及び解放部材に繋がる駆動手段７３
   があり、これが上記貯蔵ユニツトの上記駆動シヤ
   ンク及び上記支持ハブのアクチユエーターカラー
   と機能的に結合し、これらを軸方向に動かす如く
   に設けられている、請求項４記載の装置。 ６ 上記駆動手段７３が： −向き合つた２つの引掛け部分７４ａを持つ引掛
   け部品７４と； −上記支持カラーの軸に平行な方向に上記引掛け
   部品と摺動可能に結合する案内ブロツク７５
   と； −上記案内ブロツクに装着され、上記引掛け部品
   に作用し、これを上記支持カラーの軸に平行に
   動かす如くにする軸方向動作のアクチユエータ
   ー７６と； −上記案内ブロツクを固定保持し、上記支持カラ
   ーの軸に対して直角方向に上記支持腕と摺動可
   能に結合している板状部品７８と； 上記板状部品に作用し、上記引掛け部品を、
   これが上記支持カラーから離れた休止位置か
   ら、これが上記カラーの軸と実質的に一線配置
   される作用装置に、運び、これが上記貯蔵ユニ
   ツト及び上記支持ハブのアクチユエーターカラ
   ーと機能的に結合する如くにする、半径方向動
   作のアクチユエーター７７と； を含む、請求項５記載の装置。 ７ 上記板状部品が、その幅が上記案内スリーブ
   及び案内カラーの直径寸法より大きい挿入部分凹
   ７９ａと、その幅が上記挿入部分より小さい取付
   け部分７９ｂと、を備えた形状開口部７９を持
   ち、上記形状開口部の挿入部分が上記支持カラー
   の軸と一線に並び上記第２の案内スリーブ及び案
   内カラーが上記板状部品と選択的に結合すること
   出来る休止位置から、上記の取付け部分が上記支
   持カラーの軸と一線に並び、上記板状部品が上記
   第２の案内スリーブ及び案内カラーと機能的に結
   合する作用位置に、上記板状部品が移動すること
   が出来る、請求項６記載の装置。 ８ 上記作用位置にある上記引掛け部品及び板状
   部品が、上記駆動シヤンク、上記第２の案内スリ
   ーブ、上記アクチユエーターカラー、及び上記案
   内カラーにそれぞれ形成された円周溝８０，８
   １，８４，８５と結合し合う、請求項７記載の装
   置。 ９ 上記把持及び解放部材が、更に、上記支持カ
   ラーの中に弾性的に格納されたスラストピン６０
   ａを含む、請求項４記載の装置。 １０ 上記マニプレーテイングユニツト４８が２
   つの上記把持及び解放部材を持ち、その１つが、
   上記貯蔵ユニツトから新しいリールを取り上げ、
   これを上記支持ハブに挿入し、他の一方が、上記
   空リールを支持ハブから取り出し、これをマニプ
   レーテイングユニツトの下に設けられた受け器８
   ６に落とす如くに設けられている、請求項１記載
   の装置。 １１ 上記主キヤリツジ４９が上記装填機械の上
   に水平に伸びる案内バー５０に沿つて摺動可能に
   装着され、又、エンコーダー制御のモーターによ
   つて回転する螺子付きロツド５１の命令により上
   記案内バーに沿つて移動することが出来る、請求
   項１記載の装置。 １２ 上記案内指示腕５６が上記主キヤリツジに
   固定された案内部材５７に沿つて摺動可能に取り
   付けられ、上記主キヤリツジに取り付けられた液
   圧制御のアクチユエーター５８の命令により上記
   案内部材に沿つて移動することが出来る、請求項
   ２記載の装置。 １３ 上記バネ手段が複数の圧縮ばね３７を含
   み、その各々が、上記ロツクレバーと、上記レバ
   ー自体が置かれる対応するハウジングの中に形成
   された境界壁３５ａとの間で作用することが出来
   る、請求項２記載の装置。 １４ 上記アクチユエーターカラー３８の尖端部
   が、上記アクチユエーターカラーの中に放射状に
   形成されたスルーホール４０に回転可能に係合す
   るボール３９から成り、これらが上記ハブのコア
   に同軸に装着された環状部材４１と、これに対応
   するロツクレバーの持つ傾斜面４２との間で作用
   する、請求項２記載の装置。 １５ 上記案内カラー４３がその中の湾曲したス
   ロツト４７の部分で案内カラー自身の中を通る螺
   子付き部品４６によつて上記ハブのコアに同軸に
   固定され、これにより、この案内カラーを上記ハ
   ブのコアに対して角度的に異なつた位置に置き、
   上記アクチユエーターカラーの尖端部と上記ロツ
   クレバーの第１の端部との間の距離を変更するこ
   とが出来る如くにした、請求項２記載の装置。 １６ 上記アクチユエーターカラーがカラー自体
   から放射状に突出する少なくとも１つのペグ４５
   を持ち、上記案内カラーに形成された長手方向に
   細長い孔４４の中に摺動可能に係合し、上記アク
   チユエーターカラーの回転を防ぐ如くにした、請
   求項２記載の装置。 １７ 上記貯蔵ユニツト１４の支持枠組み１５
   が、上記装填機械に固定して設けられた摺動レー
   ル１６に取り外し可能に装着され、戻りバネの作
   用に抗して弾性的に揺動するフツク１７によつて
   上記レール上に固定される、請求項３記載の装
   置。 １８ 把持及び解放部材の各把持レバー６２が、
   上記支持カラーに固定された上記カラーの軸に平
   行に伸びる案内ブロツク６３の中に揺動可能に格
   納され、上記案内ブロツクが、上記支持カラーの
   前面から延出し且つ解放位置に於いて上記把持レ
   バーの第１の端部を格納する芯出し突起６７を持
   つ、請求項４記載の装置。 １９ 上記把持レバーが、解放位置に於いて、そ
   の第１の端部を上記取外しカラー２５の前面に且
   つ上記貯蔵ユニツトの第１の駆動スリーブ及び上
   記支持ハブのコア上に形成された対応するキヤビ
   テイー８２と結合させる如くに設けられている、
   請求項４記載の装置。 ２０ 上記アクチユエーターリング６８が、上記
   支持腕に回転可能に取り付けられ且つ上記支持カ
   ラーの全周に亘つて円周上に分散配置された多数
   の案内ローラー６９によつて回転可能に支持され
   ている、請求項４記載の装置。 ２１ 上記アクチユエーターリング上に放射状に
   設けられた突起７２がアクチユエーターリング自
   体に回転可能に取り付けられたスラストローラー
   からなり、その各々が上記把持レバーの第２の端
   部に作用する如くに設けられている、請求項４記
   載の装置。