JPS6112426Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112426Y2 JPS6112426Y2 JP13756179U JP13756179U JPS6112426Y2 JP S6112426 Y2 JPS6112426 Y2 JP S6112426Y2 JP 13756179 U JP13756179 U JP 13756179U JP 13756179 U JP13756179 U JP 13756179U JP S6112426 Y2 JPS6112426 Y2 JP S6112426Y2
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- Japan
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- cylinder
- magnetic fluid
- magnet
- fluid
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- Expired
Links
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- 238000013016 damping Methods 0.000 description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
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- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレコードプレーヤ等に用いて好適な防
振装置に係り、特に磁性流体を用いた防振装置に
関する。
振装置に係り、特に磁性流体を用いた防振装置に
関する。
一般にレコードプレーヤー装置の床等からの防
振対策として、プレーヤーキヤビネツトの4ケ所
にインシユレーターを設けてある程度の効果を得
ている。プレーヤー全体の重量は4点で支持され
それぞれにかかる荷重Mとその部分のインシユレ
ーターのステイフネスCとでカツトオフ周波数
が定められる。防振効果としてカツトオフ周波数
が低く設定される程外部振動に対しそのフイル
ター効果は大きい。これらを等価回路で示すと第
1図の如く示せる。荷重Mを流れる電流特性いわ
ゆる周波数減衰特性はカツトオフ周波数以上に
対して、減衰している。Rは制動抵抗であり、Q
∝M/RCなる関係からカツトオフ周波数点での共 振峰の形状を変化させることが出来る。
振対策として、プレーヤーキヤビネツトの4ケ所
にインシユレーターを設けてある程度の効果を得
ている。プレーヤー全体の重量は4点で支持され
それぞれにかかる荷重Mとその部分のインシユレ
ーターのステイフネスCとでカツトオフ周波数
が定められる。防振効果としてカツトオフ周波数
が低く設定される程外部振動に対しそのフイル
ター効果は大きい。これらを等価回路で示すと第
1図の如く示せる。荷重Mを流れる電流特性いわ
ゆる周波数減衰特性はカツトオフ周波数以上に
対して、減衰している。Rは制動抵抗であり、Q
∝M/RCなる関係からカツトオフ周波数点での共 振峰の形状を変化させることが出来る。
一般にインシユレーターに粘弾性体を用いた場
合ステフネスC及び制動抵抗R分は含まれるがス
テイフネスが大きいので第2図のa特性の様にカ
ツトオフ周波数共振点2は比較的高いところに
あり、防振効果としては大きな期待は出来ない。
これに対しステイフネスCにコイルスプリング等
のバネ材を用いることにより、ステイフネスは小
さくとれるのでカツトオフ周波数共振点1はb
特性の如く低くできるので、Qが大きくなりすぎ
る欠点があつた。この欠点を除く為には第2図の
C特性の如くQを小さくカツトオフ周波数1点
を低く出来ることが望ましい。そこで一般に従来
は制動抵抗R分に粘性流体、いわゆるシリコンオ
イル等を用いてダンピングを行なつているが、オ
イル自体の流出防止等の密閉処理が難しく、コス
ト高になる欠点を有していた。
合ステフネスC及び制動抵抗R分は含まれるがス
テイフネスが大きいので第2図のa特性の様にカ
ツトオフ周波数共振点2は比較的高いところに
あり、防振効果としては大きな期待は出来ない。
これに対しステイフネスCにコイルスプリング等
のバネ材を用いることにより、ステイフネスは小
さくとれるのでカツトオフ周波数共振点1はb
特性の如く低くできるので、Qが大きくなりすぎ
る欠点があつた。この欠点を除く為には第2図の
C特性の如くQを小さくカツトオフ周波数1点
を低く出来ることが望ましい。そこで一般に従来
は制動抵抗R分に粘性流体、いわゆるシリコンオ
イル等を用いてダンピングを行なつているが、オ
イル自体の流出防止等の密閉処理が難しく、コス
ト高になる欠点を有していた。
本考案はバネ材にコイルスプリング等を用いた
インシユレーターに於てダンピング材に粘性流体
を用いることで目的の性能を確保しながら、流体
の流出防止をも簡単に得んとするものである。
インシユレーターに於てダンピング材に粘性流体
を用いることで目的の性能を確保しながら、流体
の流出防止をも簡単に得んとするものである。
以下本考案による具体例を第3図〜5図につい
て詳記する。
て詳記する。
第3図に於て1は上部にレコードプレーヤーの
荷重がかかるアタツチメント、2はシリンダーで
あり、その内部はスプリング3等がおさめられ、
アタツチメント1を支持している。アタツチメン
ト1の周側部とシリンダー上部とは互にオーバー
ラツプし、かつ適当な間隙を設け、その間隙に磁
性流体4を封入する。アタツチメント1の外周の
上記磁性流体が封入されている面に対向してリン
グ状磁石が配設されて磁性流体をキープする。
荷重がかかるアタツチメント、2はシリンダーで
あり、その内部はスプリング3等がおさめられ、
アタツチメント1を支持している。アタツチメン
ト1の周側部とシリンダー上部とは互にオーバー
ラツプし、かつ適当な間隙を設け、その間隙に磁
性流体4を封入する。アタツチメント1の外周の
上記磁性流体が封入されている面に対向してリン
グ状磁石が配設されて磁性流体をキープする。
上記実施例ではアタツチメント1を磁石を配す
る代りに磁化してもよい。
る代りに磁化してもよい。
上記の磁性流体(フエロフルード)は磁場に対
し強く引きつけられ、磁化状態にてもその流体の
特質を完全に発揮できる液体である。第4図に示
するものはアタツチメント1aがシリンダー2内
で摺動自在と成され、シリンダー2の内側に磁石
5を配すると共に磁性流体4を該磁石と該アタツ
チメント外周間に配した配したものである。この
場合磁石5の代りにシリンダ2の内面(5部分)
を磁化してもよい。
し強く引きつけられ、磁化状態にてもその流体の
特質を完全に発揮できる液体である。第4図に示
するものはアタツチメント1aがシリンダー2内
で摺動自在と成され、シリンダー2の内側に磁石
5を配すると共に磁性流体4を該磁石と該アタツ
チメント外周間に配した配したものである。この
場合磁石5の代りにシリンダ2の内面(5部分)
を磁化してもよい。
第5図はダンピング機構を独立させたもので、
6は底部ギヤツプであり、シリンダ2の底部と結
合している。5は円筒状のマグネツト又はフエラ
イトを筒状に構成して、着磁を施したもので底部
キヤツプ6と共にオイルカツプを形成している。
該オイルカツプ内に磁性流体4が満されている。
7はアタツチメント1の中心部から、ジヨイント
18により一体化された翼であり、この形状によ
つてもダンピング効果は変化することは言うまで
もない。
6は底部ギヤツプであり、シリンダ2の底部と結
合している。5は円筒状のマグネツト又はフエラ
イトを筒状に構成して、着磁を施したもので底部
キヤツプ6と共にオイルカツプを形成している。
該オイルカツプ内に磁性流体4が満されている。
7はアタツチメント1の中心部から、ジヨイント
18により一体化された翼であり、この形状によ
つてもダンピング効果は変化することは言うまで
もない。
以上の第3〜5図の3例はごく一部の具体例で
あつて当業者間に於てその他いろいろの変形が考
えられることは明白である。
あつて当業者間に於てその他いろいろの変形が考
えられることは明白である。
以上本考案によれば、第3〜5図の具体例の如
く、特にダンピングのための流体を密閉する構造
は必要でないことが理解できる。
く、特にダンピングのための流体を密閉する構造
は必要でないことが理解できる。
したがつて従来の様に、流出防止構造を採つた
為のコストアツプはほとんどなく、構造も簡単な
上、流体の封入作業も容易である。
為のコストアツプはほとんどなく、構造も簡単な
上、流体の封入作業も容易である。
また、従来液体にシリコンオイルを用いた場合
に、長時間に渡り、にじみでてくることあり、更
にはオイルは全部流出してしまうことがあつた
が、本考案ではそのような問題は生ぜず又磁性流
体をキープするためのマグネツトは微力なもので
も良く、安価なフエライト磁石が使用出来てその
実用的効果は大きい。
に、長時間に渡り、にじみでてくることあり、更
にはオイルは全部流出してしまうことがあつた
が、本考案ではそのような問題は生ぜず又磁性流
体をキープするためのマグネツトは微力なもので
も良く、安価なフエライト磁石が使用出来てその
実用的効果は大きい。
第1図はインシユレーターの等価回路、第2図
はその減衰特性曲線、第3〜5図は本考案による
振動装置の1部側断面図である。 1,1aはアタツチメント、2はシリンダー、
3はスプリング、4は磁性流体、5は磁石、6は
底部キヤツプ、7は翼である。
はその減衰特性曲線、第3〜5図は本考案による
振動装置の1部側断面図である。 1,1aはアタツチメント、2はシリンダー、
3はスプリング、4は磁性流体、5は磁石、6は
底部キヤツプ、7は翼である。
Claims (1)
- 容器状のシリンダーに対してレコードプレーヤ
等の荷重の掛るアタツチメントをステフネスを与
えるためのバネ部材を介して関連せしめ、上記シ
リンダーと上記アタツチメント間に制動抵抗を与
える磁性流体を介在させて、上記磁性流体を保持
するために上記シリンダ又はアタツチメントの一
部を磁化して成ることを特徴とする防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13756179U JPS6112426Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13756179U JPS6112426Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5655135U JPS5655135U (ja) | 1981-05-14 |
JPS6112426Y2 true JPS6112426Y2 (ja) | 1986-04-18 |
Family
ID=33109312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13756179U Expired JPS6112426Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112426Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012015032A1 (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-02 | 特許機器株式会社 | オーディオ用インシュレータ及びその評価方法 |
JP2012048808A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-03-08 | Tokkyokiki Corp | オーディオ用インシュレータ及びその評価方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5832778B2 (ja) * | 2011-04-25 | 2015-12-16 | 特許機器株式会社 | オーディオ用インシュレータ及びその評価方法 |
JP5833907B2 (ja) * | 2011-12-13 | 2015-12-16 | 特許機器株式会社 | オーディオ用インシュレータ |
-
1979
- 1979-10-04 JP JP13756179U patent/JPS6112426Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012015032A1 (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-02 | 特許機器株式会社 | オーディオ用インシュレータ及びその評価方法 |
JP2012048808A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-03-08 | Tokkyokiki Corp | オーディオ用インシュレータ及びその評価方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5655135U (ja) | 1981-05-14 |
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