JP2676124B2 - 円筒型防振装置 - Google Patents

円筒型防振装置

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JP2676124B2
JP2676124B2 JP3330647A JP33064791A JP2676124B2 JP 2676124 B2 JP2676124 B2 JP 2676124B2 JP 3330647 A JP3330647 A JP 3330647A JP 33064791 A JP33064791 A JP 33064791A JP 2676124 B2 JP2676124 B2 JP 2676124B2
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善治 中島
陽一 島原
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Toyota Motor Corp
Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機械振動の伝播を防
止する円筒型防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】円筒型防振装置の一例としてFF型自動
車用の円筒型液封エンジンマウントがある。図21にそ
の一例を示す。このエンジンマウント10は外筒12の
中に内筒14が偏心的に配されており、これら内外筒1
2,14の間が隔壁26を介して支持ゴム16により橋
絡されている。隔壁26と支持ゴム16とにより第1液
室18が構成されている。また、支持ゴム16の第1液
室18とは反対側縁部に取付けたストッパ20を介して
支持されたダイヤフラム22と隔壁26とにより、第2
液室24が構成されている。この隔壁26は両液室1
8,24においてそれぞれポート28,30を有してお
り、これにより、第1液室と第2液室とを連通させる周
回オリフィス30が構成される。そして、外筒12は自
動車の車体側に、内筒14はエンジン側に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンの振動には、
走行中の10Hz前後のシェイク振動(エンジン質量と
エンジンマウントとの共振による自由振動)やアイドリ
ング時の30Hz前後の振動等の低周波ないし中周波の
振動と、数100Hzの高周波小振幅の振動とがある。
図11の円筒型エンジンマウントにおいては、周回オリ
フィス30内にある液柱の共振現象により、低周波及び
中周波の振動をある程度減衰させることは可能である
が、高周波の振動に対しては充分に対応できない問題が
ある。
【0004】この発明の目的は、低周波自由振動の制振
と中高周波の防振とを同時にできる円筒型防振装置を提
供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】前記の課題を解決
するためにこの出願の発明においては、従来の円筒型防
振装置にアクチュエータユニットを内蔵させたものであ
り、このアクチュエータユニットの能動的な機械振動に
よって中高周波振動の防振を積極的に行うと共に、液柱
の共振現象または液体の粘性抵抗あるいは減衰材料の損
失特性により低周波の自由振動の制振をも同時にできる
ものである。
【0006】詳細には、請求項1の発明の防振装置は、
内外二重の筒を有し、両筒間が支持ゴムにより橋絡さ
れ、外筒内において支持ゴムの両側に2つの液室を有
し、両液室間が周回オリフィスにより連通された円筒型
防振装置において、外筒の外側に同心的にアクチュエー
タユニット保持用外筒を配し、このアクチュエータユニ
ット保持用外筒と前記外筒との間にアクチュエータユニ
ットを配したものである(図1)。
【0007】請求項2の防振装置は、内外二重の筒を有
し、両筒間が支持ゴムにより橋絡され、両筒間の空間に
両筒の相対変位に連動するダッシュポットを配し、外筒
の外側に同心的にアクチュエータユニット保持用外筒を
配し、このアクチュエータユニット保持用外筒と前記外
筒との間にアクチュエータユニットを配したものである
(図4,5)。
【0008】請求項3の防振装置は、内外二重の筒を有
し、アクチュエータユニットをゴム弾性体を介して、両
筒間に装荷し、アクチュエータユニットの出力端を両筒
のいずれか一方に当接させ、両筒の相対変位に連動する
ダッシュポットを両筒間に配したものである(図6〜1
0)。
【0009】請求項4は、請求項2、3のダッシュポッ
トに代えて、支持ゴムと力学的に並行に、減衰ゴムで支
持するか又は減衰材料を充填したものである。
【0010】請求項5の防振装置は、請求項2,3のピ
ストン・シリンダ型のダッシュポットに代えて、ベロー
ズ型のダッシュポットを備えたものである(図17,1
8)。
【0011】請求項6の防振装置は、内外二重の筒を有
し、両筒間が支持ゴムにより橋絡され、両筒間の空間が
前記支持ゴムにより2つの液室に区分されるとともに、
これら2室がオリフィスにより連通しており、外筒の外
側に同心的にアクチュエータユニット保持用外筒を配
し、このアクチュエータユニット保持用外筒と前記外筒
との間にアクチュエータユニットを配したものである
(図19)。
【0012】請求項7の防振装置は、内外二重の筒を有
し、アクチュエータユニットを支持ゴム及びゴム弾性体
を介して両筒間に装荷し、アクチュエータユニットの出
力端を両筒のいずれか一方に当接させ、両筒間の空間が
前記支持ゴムにより2つの液室に区分されるとともに、
これら2室がオリフィスにより連通されたものである
(図20)。
【0013】前記の発明において、アクチュエータユニ
ットとは、能動的に機械振動を発生するもののすべてを
包含し、特に、電気歪、磁気歪、液圧、空圧、電磁力、
モータ、電気流体、磁性流体等を利用したものである。
【0014】アクチュエータユニットだけでは充分な大
きさの振動振幅が得られない場合にはアクチュエータユ
ニットに振幅拡大機構を取付ければよい。
【0015】
【作用】この発明の防振装置を自動車に取付けるとき
は、内外両筒の一方を振動源であるエンジンに連結し、
他方を車体に連結する。
【0016】請求項1の防振装置においては、低周波の
振動はオリフィスにより減衰され、高周波の振動はアク
チュエータユニットの積極的な振動が重畳されて、低周
波と高周波の双方につき効果的な防振作用が得られる。
【0017】請求項2の防振装置においては、請求項1
におけるオリフィスに代えて、内外両筒の相対偏位に連
動するダッシュポットを設けており、このダッシュポッ
トの粘性抵抗により低周波の振動が減衰される。
【0018】請求項3の防振装置においては、アクチュ
エータユニットが支持ゴム及びゴム弾性体を介して内外
両筒間に支持されており、このアクチュエータユニット
によって高周波の振動を打ち消すと共に、ダッシュポッ
トにより低周波の振動が減衰される。
【0019】圧電性セラミックスを積層してなるアクチ
ュエータユニット素子を用いた場合には、微小な寸法変
化しか得られないので、アクチュエータユニットに拡幅
機構を設ける。拡幅機構としては、リンク、てこ、くさ
び等の機械式のものや、液体を封止した液圧式のもの、
あるいはこれらを組合せたものを使用することができ
る。このようにすれば、アクチュエータユニットの振動
が拡幅機構によって拡大されるので、振動源の大きな振
動に対しても有効に防振が行われる。
【0020】アクチュエータユニットの機能を保護する
ために、外筒とアクチュエータユニット保持用外筒との
間に、ゴム等の弾性体を配設すればよい。この場合に、
アクチュエータユニットとゴム弾性体とを円周方向に交
互に配設してもよく、また、ゴム弾性体にアクチュエー
タユニットを埋設した状態で配設してもよい。このよう
にすれば、万一、アクチュエータユニットの破損が生じ
ても、外筒とアクチュエータ保持用外筒との相互離脱を
防ぐことができる。また、不必要な加重をアクチュエー
タユニットに負担させなくてもすむ。
【0021】
【実施例】図1は、請求項1の発明の一実施例を示して
いる。
【0022】この実施例においては、外筒12、内筒1
4、支持ゴム16、両液室18,24、周回オリフィス
26等の配設関係は、図11の場合と同じである。
【0023】この実施例においては、外筒12のさらに
外側に同心的にアクチュエータユニット保持用の外筒3
4が設けられており、このアクチュエータユニット保持
用の外筒34と前記外筒12との間に、アクチュエータ
ユニット36と、アクチュエータユニット保持用外筒3
4を支持するためのゴム弾性体38とが円周方向に交互
に配されている。アクチュエータユニット36は外筒1
2とアクチュエータユニット保持用外筒34との間に積
極的な機械振動を生じさせるものであり、アクチュエー
タユニット36としては、電気歪、磁気歪、液圧、空
圧、電磁力、モータとカムとの組合せ、電気流体、磁性
流体等を利用したものを用いることができる。
【0024】図21の場合と同様に、このエンジンマウ
ント10は内筒14がエンジン側に連結され、外筒12
が車体に連結される。エンジンの振動に応じてアクチュ
エータユニット36を駆動すると、エンジンの振動にア
クチュエータユニット36の振動が重畳されて、エンジ
ンの振動伝達の防止が行われる。このアクチュエータユ
ニットは特に、中高周波小振幅の振動の防振に有用であ
る。また、比較的低周波の振動は、図11の場合と同様
に、周回オリフィス30による液柱共振によって防振さ
れる。
【0025】前記の実施例においては、アクチュエータ
ユニット36と、ゴム弾性体38とが円周方向に交互に
配されているが、これに代えて、図2に示すように、ア
クチュエータユニット36をゴム弾性体38により挾持
させてもよく、また、図3に示すように、アクチュエー
タユニット36をゴム弾性体38内に埋設してもよい。
【0026】図4は、請求項2の発明の一実施例を示し
ている。
【0027】この実施例において、外筒12とアクチュ
エータユニット保持用外筒34との間の構成は、図1の
場合と同じである。外筒12の内部においては、図21
の場合とは異なり、周回オリフィス30を有しておら
ず、これに代えて、ダッシュポット40を有している。
詳細には、内外両筒12,14を橋絡する支持ゴム16
は、図において下方に延びて、ダッシュポット用のシリ
ンダ42を形成している。シリンダ42の内部は液室4
3を構成し、液室43内にダッシュポット用ピストン4
4が配され、このピストン44は支軸46を介して内筒
14に取付けられている。
【0028】この実施例の場合には、低周波大振幅の自
由振動はダッシュポット40の粘性抵抗によって減衰さ
れる。
【0029】図5は、図4の変更例である。
【0030】この場合には、支持ゴム16とは別体に構
成したダッシュポット用のシリンダ48が、図における
内筒14の下端に当接して取付けられている。外筒12
における前記シリンダ48と対向する位置には、ダッシ
ュポット用のピストン50が支軸52を介して固定され
ている。
【0031】図6は請求項3の発明の一実施例を示す。
【0032】この実施例においては、内外両筒12,1
4の間にアクチュエータユニット54が配されている。
詳細には、このアクチュエータユニット54はケース5
6を有し、このケース56は図において上方において支
持部58を有しており、この支持部58は支持ゴム16
を介して外筒12に、また、保持ゴム60を介して内筒
14にそれぞれ取付けられている。支持部58の下方に
は、フランジ部61を有し、その下方は円筒状のハウジ
ング62を形成している。フランジ部60は上下双方に
おいて開口し、上方開口部には小径ピストン64が、ま
た、下方開口部には大径ピストン66がそれぞれ上下摺
動自在に配設されている。ハウジング62の下部には底
部キャップ68が螺合されている。ハウジング62の内
部にはピエゾアクチュエータ70が配されており、その
下端は底部キャップ68により支持され、その上端は大
径ピストン66の下面に当接している。
【0033】この実施例においては、不図示の変位セン
サ及び/又は加速度センサの出力が同じく不図示のアク
チュエータユニット制御装置に入力され、この制御装置
がセンサの出力の大きさに応じた電気振動信号をピエゾ
アクチュエータ70に与える。これにより、ピエゾアク
チュエータ70は上下方向に微少量だけ伸縮する。その
際、大小両ピストン64,66間に構成された液室72
は、その断面積が下部において大であり、上部において
小であるので、パスカルの原理により、両者の面積比に
応じて前記ピエゾアクチュエータ70の微少な機械振動
を大きな振幅の振動に変換して小ピストン64に伝え
る。このようにして、エンジンが下降する時には変位セ
ンサ及び/又は加速度センサの出力に応答してエンジン
が下る量と同量だけ小径ピストン56が下降し、逆に、
エンジンが上昇する時には同量だけ小径ピストン64が
上昇する。
【0034】なお、液室72は、特願平2−31498
4の教える処に従い、その上部においてベロフラムを配
し、下部においてダイヤフラムを配することができる。
このようにすれば、液室72内の液の漏出を防止でき
る。また、これに代えて、ゴム状弾性皮膜により覆われ
た液を液室72内に充填してもよい。さらに、液体に代
わる振動の伝達媒体として、非圧縮性のゴム状弾性体ま
たはゲル状物質を液室72内に充填することもできる。
この場合には、これらの伝達媒体の漏出の恐れがないの
で、ゴム状弾性皮膜を省略することができる。さらに、
液室72内に、液体に代えて、好ましくは表面に潤滑油
をコーティングした微少な粉粒体を充填してもよく、こ
の場合には、各粉粒体の粒径を大小両ピストン64,6
6の嵌め合い隙間よりも大きくしておけば、これら粉粒
体が外部に漏出する恐れがない。
【0035】以上のようにして、この実施例において
は、ピエゾアクチュエータユニット70により中高周波
小振幅の振動を防振することが可能である。また、ケー
ス56の一部をなすハウジング62の外部にはダッシュ
ポット用のピストン76が配置されており、低周波自由
振動はこのダッシュポットの粘性抵抗により減衰させる
ことができる。
【0036】図7は図6の変更例であり、図6のダッシ
ュポット機構75に代えて図5と同様のダッシュポット
機構78を備えている。
【0037】図8は、図6の別の変更例を示し、ダッシ
ュポット機構79が、ピエゾアクチュエータのハウジン
グ62の外周に被嵌されたU字型カップ80を有し、こ
のカップ80はオリフィス81を有している。オリフィ
ス81を通過する液の粘性抵抗によりダッシュポットと
して働く。
【0038】図9は、図6のさらに別の変更例を示し、
この場合にはピエゾアクチュエータ70は拡幅機構を有
さず、ピエゾアクチュエータ70の上下両端には中央に
突出部を有するあて板82,84がそれぞれ設けられ、
内筒14と底部キャップ68のそれぞれ内面にはタッチ
プレート86,88が設けられていて、前記あて板8
2,84の突起部がタッチプレート86,88に当接し
ている。
【0039】図6〜9においては、アクチュエータユニ
ット54の出力端を内筒14に当接させているが、これ
に代えて前記出力端を外筒12に当接させてもよい。す
なわち、図10に示すように、外筒12の内部におい
て、円弧状の支持部材58をゴム弾性体38を介して外
筒12に、支持ゴム16を介して内筒14に取付ける。
そして、支持部材58と外筒12との間において、アク
チュエータユニット54がその出力端を外筒12に当接
するように配されている。支持部材58と支持ゴム16
との間に、ダッシュポット機構91が配されている。
【0040】前記のすべての実施例において、内筒1
4、外筒12、アクチュエータ保持用外筒34は真円筒
に限らず、楕円筒、角筒、又はそれらのセグメント(部
分、切片)であっても作用効果は変らない。図10の場
合は、支持部材58がセグメントに形成されている。
【0041】図4〜10に示すダッシュポットの液体
は、水、油、不凍液等でよく、さらにグリース、ゲル、
ゾル、液状ゴムなどでもよい。
【0042】また、図4においては、支持ゴム16と外
筒12との間の空間内に、ダッシュポット40を配して
いるが、これに代えて、図11に示すように、ピストン
44と外筒12との間に減衰ゴム100を配して、これ
により両筒12,14間の変位を支持するようにしても
よい。減衰ゴムとしてはポリノルボルネンゴムのように
弾性と保形性を備えたものが好ましい。図6の実施例に
ついてもこれと同じ変更をしてもよく(図12)、ま
た、図10についても同様の変更をすることができる
(図13)。さらに、このような減衰ゴム100により
支持することに代えて支持ゴム16と外筒12との間の
空間内に減衰材料102を充填してもよい。減衰材料
しては、ゲル、ゾル、液状ゴム、ポリノルボルネンゴム
などが好ましい。このような変更を図4に施した場合を
図14に、図6に施した場合を図15に、また、図10
に施した場合を図16にそれぞれ示す。
【0043】さらに、また、図4のピストン・シリンダ
型のダッシュポットに代えて、ベローズ型のダッシュポ
ット110を設けてもよい。すなわち、図17に示すよ
うに、液室43内には、ベローズ112が配され、その
上板が、内筒14に取付けた支軸46に固定されてい
る。ベローズの上板には、オリフィス114が設けられ
ている。116はベローズ112の膨張を防ぐリングで
ある。ベローズ112の内外は液により満され、オリフ
ィス114を通過する液の粘性抵抗により低周波の振動
を吸収する。図6についても、同様のベローズ型ダッシ
ュポット110を設けてもよく、これを図18に示す。
【0044】さらに、図4などに示すダッシュポットに
代えて、図19に示すように、支持ゴム16により2分
される2室を液室120,122となし、支持ゴム16
には、これら液室120,122を連通させるオリフィ
ス124を設ける。オリフィス124の径は1〜4mm
が好ましい。液がオリフィス124を通過する際の通過
損失により低周波振動を減衰させる。同様の変更は図6
の場合についても施すことができる。これを図20に示
す。
【0045】
【発明の効果】この発明の円筒型防振装置においては、
低周波と高周波の双方の振動を有効に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1の変更例を示す要部断面図である。
【図3】図1の別の変更例を示す要部断面図である。
【図4】請求項2の一実施例を示す断面図である。
【図5】図4の変更例を示す断面図である。
【図6】請求項3の一実施例を示す断面図である。
【図7】図6の変更例を示す断面図である。
【図8】図6の別の変更例を示す断面図である。
【図9】図6のさらに別の変更例を示す断面図である。
【図10】請求項3の他の実施例を示す断面図である。
【図11】図4のダッシュポットに代えて、減衰ゴム
支持した場合の断面図である。
【図12】図6のダッシュポットに代えて、図11と同
じく減衰ゴムで支持した場合の断面図である。
【図13】図10のダッシュポットに代えて、図11と
同じく減衰ゴムで支持した場合の断面図である。
【図14】図4のダッシュポットに代えて、減衰材料
充填した場合の断面図である。
【図15】図6のダッシュポットに代えて、図14と同
様の減衰材料を充填した場合の断面図である。
【図16】図10のダッシュポットに代えて、図14と
同様の減衰材料を充填した場合の断面図である。
【図17】図4のピストン・シリンダ型ダッシュポット
に代えて、ベローズ型ダッシュポットを用いる場合の断
面図である。
【図18】図6のピストン・シリンダ型ダッシュポット
に代えて、図17と同じくベローズ型ダッシュポットを
用いる場合の断面図である。
【図19】図4などのダッシュポットに代わる変更例を
示す断面図である。
【図20】図6に図19と同様の変更を加えたものの断
面図である。
【図21】従来のFF用円筒型液封エンジンマウントの
一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10……円筒型防振装置 12……外筒 14……内筒 16……支持ゴム 18……第1液室 24……第2液室 31……オリフィス 34……アクチュエータユニット保持用外筒 36……アクチュエータユニット 40……ダッシュポット 78……ダッシュポット 54……アクチュエータユニット 60……保持ゴム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−98719(JP,A) 特開 平2−190638(JP,A) 特開 平4−203629(JP,A) 特開 昭62−224743(JP,A) 特開 昭61−294235(JP,A) 特開 平3−96412(JP,A) 実開 平2−50538(JP,U) 実開 昭63−44822(JP,U) 米国特許4690389(US,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外二重(12,14)の筒を有し、両
    筒間が支持ゴム(16)により橋絡され、外筒(12)
    内において支持ゴム(16)の両側に2つの液室(1
    8,24)を有し、両液室間が周回オリフィス(31)
    により連通された円筒型防振装置(10)において、外
    筒(12)の外側に同心的にアクチュエータユニット保
    持用外筒(34)を配し、このアクチュエータユニット
    保持用外筒(34)と前記外筒(12)との間にアクチ
    ュエータユニット(36)を配したことを特徴とする防
    振装置。
  2. 【請求項2】 内外二重の筒(12,14)を有し、両
    筒間が支持ゴム(16)により橋絡され、両筒間の空間
    に両筒の相対変位に連動するピストン・シリンダ型のダ
    ッシュポット(40,78)を配し、外筒(12)の外
    側に同心的にアクチュエータユニット保持用外筒(3
    4)を配し、このアクチュエータユニット保持用外筒
    (34)と前記外筒(12)との間にアクチュエータユ
    ニット(36)を配したことを特徴とする防振装置。
  3. 【請求項3】 内外二重の筒(12,14)を有し、ア
    クチュエータユニット(54)を支持ゴム(16)及び
    ゴム弾性体(60)を介して両筒間に装荷し、アクチュ
    エータユニット(54)の出力端を両筒(12,14)
    のいずれか一方に当接させ、両筒(12,14)の相対
    変位に連動するピストン・シリンダ型のダッシュポット
    (75,78,79,90,91)を両筒間に配したこ
    とを特徴とする防振装置。
  4. 【請求項4】 前記のダッシュポット(40,78;7
    5,78,79,90,91)に代えて、両筒(12,
    14)間の空間内に減衰ゴム(100)を配して、この
    減衰ゴム(100)により両筒(12,14)の相対変
    位を支持するか、又は両筒(12,14)間の前記空間
    内に減衰材料(102)を充填したことを特徴とする請
    求項2又は3に記載の防振装置。
  5. 【請求項5】 前記のピストン・シリンダ型のダッシュ
    ポット(40,78;75,78,79,90,91)
    に代えてベローズ型のダッシュポット(110)を備え
    たことを特徴とする請求項2又は3に記載の防振装置。
  6. 【請求項6】 内外二重の筒(12,14)を有し、両
    筒間が支持ゴム(16)により橋絡され、両筒間の空間
    が前記支持ゴム(16)により2つの液室(120,1
    22)に区分されるとともに、これら2室(120,1
    22)がオリフィス(124)により連通しており、外
    筒(12)の外側に同心的にアクチュエータユニット保
    持用外筒(34)を配し、このアクチュエータユニット
    保持用外筒(34)と前記外筒(12)との間にアクチ
    ュエータユニット(36)を配したことを特徴とする防
    振装置。
  7. 【請求項7】 内外二重の筒(12,14)を有し、ア
    クチュエータユニット(54)を支持ゴム(16)及び
    ゴム弾性体(60)を介して両筒間に装荷し、アクチュ
    エータユニット(54)の出力端を両筒(12,14)
    のいずれか一方に当接させ、両筒間の空間が前記支持ゴ
    ム(16)により2つの液室(120,122)に区分
    されるとともに、これら2室(120,122)がオリ
    フィス(124)により連通されていることを特徴とす
    る防振装置。
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