JPH06117475A - 防振マウント装置 - Google Patents

防振マウント装置

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Publication number
JPH06117475A
JPH06117475A JP26858592A JP26858592A JPH06117475A JP H06117475 A JPH06117475 A JP H06117475A JP 26858592 A JP26858592 A JP 26858592A JP 26858592 A JP26858592 A JP 26858592A JP H06117475 A JPH06117475 A JP H06117475A
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JP
Japan
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vibration
chamber
input
support cylinder
partition
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26858592A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kawamoto
洋一 河本
Keiichi Kanamori
慶一 金森
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Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
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Publication date
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  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅広い周波数領域の振動を有効に減衰すると
ともに、大衝撃力の入力時に過大な液圧が仕切体へ作用
するのを防止する。 【構成】 上部を振動発生源側に、下部を振動受部側に
向けて支持筒体1を配置する。支持筒体と、振動発生源
側に連結される上部取付部材3とを弾性支承体4により
互いに連結する。振動受部側に連結される下部取付部材
2を支持筒体の下部に連結する。弾性支承体と支持筒体
とで画成された液室11に液体Lを封入する。液室を加
圧室12と平衡室13とに仕切る仕切体5を支持筒体に
対して上下方向に相対移動可能に配設する。仕切体に、
加圧室と平衡室とを互いに連通する制限通路17を設け
る。そして、仕切体を上下方向に入力振動に応じて強制
加振する駆動手段6を設ける。また、加圧室を上下に仕
切りかつ上下に貫通する絞り孔7eを有する緩衝部材7
を支持筒体に対して弾性的に支持させて設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車用エン
ジンなどのマウントに用いられ、幅広い周波数領域の振
動に対して減衰効果を発揮する防振マウント装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の防振マウント装置と
して、振動発生源であるエンジン側に連結される一方の
取付部材と、このエンジンを支持する車体側に連結され
る他方の取付部材との間に画成された液室を、主振動入
力方向の中間位置で仕切体によって2つの液室部に仕切
り、この2つの液室部を互いに連通する制限通路の開口
面積を可変にすることにより、互いに異なる周波数の振
動を共に減衰可能としたものが知られている(例えば、
特開平1−158243号公報参照)。このものでは、
制限通路の開口面積を可変とする手段を上記仕切体に設
けられた扇形の開口部と、この仕切体に対して相対回転
することにより上記開口部の開口量を変化させる回転プ
レートとによって構成し、この回転プレートの回転駆動
を制御することによって、入力振動の周波数が大きくな
る程、上記開口部の開口量が大きくするようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
防振マウント装置においては、制限通路の開口面積を変
化させる手段が開口部と回転プレートとにより構成され
ているため、開口面積の最小側はともかくとして最大側
には制限があり、これにより、高周波側の振動減衰には
限界がある。従って、振動減衰の可能な周波数領域をあ
まり高周波側に設定することができないという問題があ
る。このため、自動車用エンジンマウント装置として用
いる場合、そのエンジン回転数の変動領域が極めて広
く、その極めて広い周波数領域で発生する全ての振動を
有効に減衰することができないという欠点を有してい
る。また、大衝撃力の入力があった場合、急激な液圧上
昇に伴う過大な液圧が上記仕切体に作用して、上記回転
プレートの作動の信頼性の低下もしくは仕切体の耐久性
の低下を招くおそれがある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、幅広い周波数
領域における全ての振動を有効に減衰することにある。
また、他の目的とするところは、大衝撃力の入力時に過
大な液圧が仕切体に作用することを防止することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、筒軸方向一側端部を振動発
生源側に、他側端部を振動受部側にそれぞれ向けて配置
される支持筒体と、この支持筒体の上記一側端部に配置
されて上記振動発生源側に連結される第1取付部材と、
この第1取付部材と上記支持筒体の一側端部とを互いに
連結する環状の弾性支承体と、上記支持筒体の上記他側
端部に連結されて上記振動受部側に連結される第2取付
部材と、上記弾性支承体と上記支持筒体とにより区画形
成されて液体が封入された液室とを備えるものである。
このものにおいて、上記液室を上記筒軸方向に加圧室と
平衡室とに仕切りかつ上記支持筒体の内周面に対して上
記筒軸方向に相対移動可能に配置された仕切体を設け、
この仕切体に上記加圧室と平衡室とを互いに連通する制
限通路を設ける。そして、上記仕切体を上記筒軸方向に
入力振動に応じて強制加振する駆動手段を備える構成と
するものである。
【0006】また、請求項2記載の発明は、上記請求項
1記載の発明において、仕切体と第1取付部材との間の
加圧室に、この加圧室を筒軸方向に2つの加圧室部に仕
切る緩衝部材を設ける。そして、この緩衝部材を支持筒
体の内周面に対して加圧室内の液圧変動によって筒軸方
向に変位可能に支持させかつこの緩衝部材に上記2つの
加圧室部を連通する絞り孔を形成する構成とするもので
ある。
【0007】さらに、請求項3記載の発明は、上記請求
項2記載の発明において、緩衝部材が筒軸方向に向いた
じゃばら筒部を有しており、上記緩衝部材を、このじゃ
ばら筒部を介して支持筒体の内周面に支持させる構成と
するものである。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
制限通路を有する仕切体が駆動手段によって主振動入力
方向に入力振動に応じて強制加振されるため、制限通路
を介した液柱の共振周波数が入力振動に応じて変化し、
その入力振動に対応した液柱共振が得られる。このた
め、幅広い周波数領域の入力振動に対して有効な減衰効
果が得られる。そして、上記制限通路が目詰まり状態と
なるような高周波振動に対しても、上記仕切体の強制振
動により加圧室内の液圧上昇が抑制されて振動伝達率の
低減が図られる。
【0009】また、請求項2記載の発明では、上記請求
項1記載の発明による作用に加えて、第1取付部材を介
して第1加圧室部の液圧を上昇させようとしても、緩衝
部材が支持筒体の内周面に弾性支持されているためこの
緩衝部材が変位して上記液圧の上昇が抑制されるととも
に、上記仕切体側である第2加圧室部には上記緩衝部材
の絞り孔を介して液圧の変動が絞り込まれた状態で伝達
されるため、上記衝撃力による液圧上昇の影響が上記仕
切体に直接伝わることがない。
【0010】さらに、請求項3記載の発明では、上記請
求項2記載の発明による作用に加えて、緩衝部材が筒軸
方向に延ばされたじゃばら筒部を有しているため、この
じゃばら筒部の伸縮により上記大衝撃入力時の液圧上昇
の吸収がより促進される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、本発明の第1実施例に係る防振マ
ウント装置を示し、1は筒軸Xが主振動入力方向(図1
の上下方向、以下、単に上下方向という)に向いた支持
筒体、2はこの支持筒体1の下端開口側を閉止する第2
取付部材であるカップ状の下部取付部材、3は上記支持
筒体1の上端開口側の位置であって上記筒軸X上に配置
された第1取付部材である上部取付部材、4はこの上部
取付部材3と上記支持筒体1とを互いに連結する環状の
弾性支承体、5は仕切体、6はこの仕切体5を上下方向
に加振駆動する駆動手段、7は上記仕切体5の上方位置
を覆う板状の緩衝部材である。
【0013】上記支持筒体1と下部取付部材2とは、支
持筒体1の下端縁部により構成されるかしめ部1aによ
って互いに連結されており、これら両者1,2によって
有底筒状の支持フレームが構成されている。上記かしめ
部1aの内周面にはゴム薄膜1bが加硫接着されてお
り、このゴム薄膜1bによって上記かしめ部1aにおけ
るシールが行われるようになっている。また、上記かし
め部1aには、上記下部取付部材2の外周縁とともにゴ
ム薄膜製のドーナッツ状ダイヤフラム8の外周縁と、保
持筒体9を構成する外周筒部材10の外周縁10aとが
互いに重ねられた状態で位置固定されており、上記ダイ
ヤフラム8、上記弾性支承体4および支持筒体1により
画成された密閉空間に液体Lが封入されて液室11が形
成されている。そして、この液室11が上記仕切体5に
より2つに仕切られて、加圧室12がこの仕切体5の上
側に、平衡室13が下側にそれぞれ形成されている。
【0014】上記支持筒体1または下部取付部材2は図
示しないブラケットに内嵌されて上記かしめ部1aによ
って外周側に突出する部分で保持されて、振動受部であ
る、例えば車体側に連結されるようになっている。ま
た、上記下部取付部材2の上記平衡室13の側の面の中
央部には上記駆動手段6が設けられており、この駆動手
段6に接続されたロッド14が筒軸Xに沿って上記ダイ
ヤフラム8を貫通して上方に延ばされている。そして、
このロッド14の上端位置に上記仕切体5が固定されて
いる。なお、図1中8a,8bは上記ダイヤフラム8の
内外周位置に埋め込まれた芯材であり、外周側芯材8a
によりダイヤフラム8の外周縁が上記かしめ部1aで確
実に保持されるようになっており、また、内周側芯材8
bにより上記ダイヤフラム8の内周縁が上記ロッド14
の外周面に対して確実に所定位置に固定されるようにな
っている。
【0015】上記上部取付部材3は、板部材3aと、こ
の板部材3aから上記筒軸Xに沿って上方に突出する連
結ボルト3bと、上記板部材3aから下方に突出する有
底筒部材3cとから構成されている。そして、上記連結
ボルト3bを介して、上記取付部材3は、振動発生源側
である、例えばエンジン側に連結されるようになってい
る。また、上記筒部材3cの外周面と上記支持筒体1の
上端開口縁1cの内周面との間にゴムの一体加硫成形に
よって上記弾性支承体4が円錐台状に形成されており、
この弾性体支承体4によって上記上部取付部材3が上記
支持筒体1に対して弾性的に支承されている。なお、こ
の弾性支承体4の下端周縁部から上記支持筒体1の内周
面の所定位置までの範囲を被覆するゴム薄膜4aが一体
形成されている。
【0016】上記仕切体5は、一対の板状部材15,1
6が上下に重ねられて形成されており、外周部の内部に
形成された環状の制限通路17を備えている。すなわ
ち、上記上側板状部材15が円板部15aと、この円板
部15aの外周縁から下方に垂下する周壁部15bとか
らなり、また、上記下側板状部材16が上記円板部15
aの下面に密着された円板部16aと、上記周壁部15
bの内周面に相対向する周壁部16bとからなり、この
周壁部16bの外周囲に形成された環状の凹部によって
上記環状の制限通路17が形成されている。そして、上
記制限通路17の一端が上記加圧室12に、他端が上記
平衡室13にそれぞれ開口されて、上記加圧室12およ
び平衡室13の液体Lがこの制限通路17を通して互い
に流動する際の液柱共振により、上下方向に入力する、
特に低周波振動の減衰を行うようになっている。また、
上記上側板状部材15の周壁部15bの外周面にはOリ
ング18が外嵌されて位置固定されており、このOリン
グ18を介して上記仕切体5は上記保持筒体9の内周筒
部材19に対して液密を保持した状態で上下方向に摺動
可能に内嵌支持されている。
【0017】上記保持筒体9はこの内周筒部材19と、
上記外周筒部材10と、両者を一体加硫接着により連結
するゴム層20とからなり、上記外周筒部材10の外周
縁10aがかしめ部1aにより位置固定されることによ
り上記内周筒部材19が上記仕切体5を囲むように配置
されている。なお、上記内周筒部材19の上端縁は内方
に屈曲して所定量だけ突出されており、この突出縁19
aは上記緩衝部材7の後述の凸部7dと接触して上記緩
衝部材7のそれ以上の下方への変位を阻止するストッパ
ーの役割を果たすようになっている。
【0018】上記緩衝部材7は、ゴム薄膜4aを介して
支持筒体1の内周面に圧着された取付筒部7aと、この
取付筒部7aの内径より所定寸法小さい外径を有して上
記内周筒部材19の上方位置に位置付けられた基板部7
bと、この基板部7bと上記取付筒部7aとを互いに連
結する弾性支持部7cとから構成されている。この弾性
的支持部7cは上記取付筒部7aの上端縁と、基板部7
bの下面とを加硫接着により一体に連結するものであ
り、上記基板部7bの下面側の外周部位置には下方に突
出する凸部7dが上記弾性支持部7cと一体に形成され
ている。そして、上記緩衝部材7の中央部には筒軸X方
向に貫通する所定径の絞り孔7eが形成されており、こ
の絞り孔7eを介して上記緩衝部材7によって仕切られ
る第1加圧室部である上部加圧室部12aと、第2加圧
室部である下部加圧室部12bとが互いに連通されてい
る。
【0019】上記駆動手段6は、例えば電磁アクチュエ
ータもしくは圧電アクチュエータなどにより構成されて
おり、図2に示すように、制御器21と接続されてこの
制御器21からの制御信号により駆動されて上記ロッド
14および仕切体5を上下方向に所定の振幅および周波
数で加振するようになっている。すなわち、上記仕切体
5を無段階にかつ正逆に往復運動させるようになってい
る。上記制御器21は制御回路21aと駆動回路21b
とからなり、この制御回路21aはエンジンEの側およ
び車体Bの側にそれぞれ設けられた一対の加速度センサ
22a,22bおよび車速センサ23と増幅器24を介
して接続されている。そして、上記制御回路21aは、
上記加速度センサ22a,22bからの加速度検出値お
よび上記車速センサ23からの車速値とに基づいて上記
仕切体5の加振制御すべき振幅および周波数(以下、加
振振幅、加振周波数という)を演算し、これらに基く加
振信号を入力振動の周波数と同位相で上記駆動回路21
bに出力し、この駆動回路21bは上記駆動信号を受け
て上記駆動手段6を駆動するようになっている。
【0020】以下、上記制御回路21aでの制御を図3
に基いて説明する。この制御はエンジンが始動されるこ
とによりスタートされ、まず、ステップS1で上記車速
センサおよび両加速度センサ22a,22bから現在の
車速値と、エンジンE側および車体B側の加速度値Xt
1,Xt2を入力し、ステップS2で検出車速値が0か否
かの判別を行う。車速値が0である場合、すなわち、停
止している場合はリターンし、走行中である場合はステ
ップS3で上記一対の加速度値Xt1,Xt2に基いて現在
の入力振動の周波数ft および振幅(以下、入力周波
数,入力振幅という)の演算を行う。
【0021】次に、ステップS4で上記現在の入力周波
数ft が第1設定周波数f1 以下か否かの判別を行う。
この第1設定周波数f1 には仕切体5の環状制限通路1
7を介した液柱の共振周波数が設定されており、この第
1設定周波数f1 域の低周波振動(例えば、11Hz 前
後のエンジンシェイク振動より低周波側の7Hz 近傍の
振動)の入力に対しては上記制限通路9cを介した液柱
共振によりその減衰を図るようにしている。このため、
上記入力周波数ft が第1設定周波数f1 以下場合(f
t ≦f1 の場合)、制御を行わずにリターンする。
【0022】そして、上記ステップS4で入力周波数f
t が上記第1設定周波数f1 より大きい場合、ステップ
S5でさらにその入力周波数ftが第2設定周波数f2
より小さいか否かの判別を行う。この第2設定周波数f
2 には、仕切体5の制限通路17を目詰まり状態とする
ような高周波側の臨界周波数(例えば30Hz )が設定
されており、この第2設定周波数f2 を境にして異なる
制御を行うようにしている。すなわち、上記ステップS
5で入力周波数ft が第2設定周波数f2 より小さい場
合(f1 <ft <f2 の場合)、ステップS6で駆動手
段6により仕切体5を加振制御するための加振振幅には
上記入力振幅より所定量小さい値が定められるようにな
っており、また、上記加振周波数には入力周波数と同一
の値が設定されるようになっている。そして、ステップ
S7で、この加振振幅と加振周波数とに基く加振信号を
入力振動と同位相で上記駆動回路20bに出力する。こ
れにより、上記仕切体5が加振されて、図4に示すよう
に、液柱の実質的な相対流動である最終振幅は、上記エ
ンジンE側からの入力振動に基く入力振幅から上記加振
振幅分打消されて上記入力振幅より所定量小さくされ
る。つまり、上記緩衝体5の加振によって入力振動を吸
収するようになっている。
【0023】一方、上記ステップS5で入力周波数ft
が第2設定周波数f2 以上である場合(f2 ≦ft の場
合)、ステップS8で、上記ステップS6と同様に、加
振振幅および加振周波数の演算を行う。この演算は上記
入力振動に起因する加圧室12内の液圧の変動を吸収し
うる加振振幅を定めるようになっている。具体的には、
加圧室12の有効ピストン面積に上記入力振幅を乗じた
ものを仕切体5の有効ピストン面積で除した値を加振振
幅として定めればよい。また、上記加振周波数は入力周
波数と同一の値を設定する。そして、ステップS9でこ
の加振振幅と加振周波数とに基く加振信号を入力振動と
同位相で上記駆動回路20bに出力する。これにより、
上記仕切体5が加振されて、図5に示すように、液柱の
最終振幅は、上記エンジンE側からの入力振動に基く入
力振幅が上記加振振幅によってほぼ全て相殺されるた
め、液圧の変動の発生が抑制されてその変動を吸収する
ことができる。
【0024】上記構成の第1実施例の防振マウント装置
において、上部取付部材3側から大衝撃力が入力した場
合、弾性支承体4が大きくたわんで上部加圧室部12a
内の液圧を上昇させる。これに伴い、緩衝部材7の弾性
支持部7cがたわんで基板部7bが下方に変位され、こ
れにより、上記液圧の上昇が吸収されて上記大衝撃力の
第1段階の緩衝が行われる。そして、上記液圧の上昇が
絞り孔7eを介して下部加圧室部12bに伝達されるた
め、これにより、上記液圧の伝達が絞り込まれて第2段
階の緩衝が行われる。このため、上記大衝撃力が入力し
ても、その大衝撃力が仕切体5に直接作用することを防
止することができる上、作用する液圧変動による上記仕
切体5に対する影響を可及的に低減することができる。
【0025】そして、上記第1設定周波数f1 までのエ
ンジンシェイク振動よりも低周波側の低周波振動が上部
取付部材3側から入力した場合、弾性的支承体4が撓ん
で加圧室12を拡縮させる結果、仕切体5の制限通路1
7を介して平衡室13との間で液体Lの流動が生じる。
この流動により生じる上記制限通路17を介した液柱共
振によって上記低周波振動の減衰を図ることができる。
【0026】また、上記第1設定周波数f1 より大きく
第2設定周波数f2 より小さい周波数領域の振動が上記
上部取付部材3から入力した場合、上記制御器21によ
って駆動手段6が駆動されて仕切体5が入力振動と同位
相でかつ所定振幅で強制的に加振される。この場合、上
記仕切体5は振動が入力する上部取付部材3とは反対側
である振動受部側の下部取付部材2に対して上記入力振
動と同位相で加振されるため、上記入力振動により生じ
る液体の流動方向と同方向に相対移動してその流動を吸
収し、作用する振幅を上記入力振幅よりも低減すること
ができる。このため、制限通路17を介した液柱の共振
周波数が本来のもの(第1設定周波数f1 )よりも高い
側に変化して、上記入力振動の周波数と対応したものと
なる。
【0027】すなわち、図6に示す防振マウント装置の
簡易モデルにおいて、内部の液体の液柱共振による減衰
作用における共振周波数fは、弾性支承体4の膨脹ばね
定数Ku とダイヤフラム8のばね定数Kb とを加算した
液体ばね定数Kd と、制限通路17の液体等価質量Mと
に基いて、 f={√(Kd /M)}/2π ……(1) により表される。なお、上記液体等価質量Mは、液室の
有効ピストン断面積Aと、制限通路17の有効断面積a
と、制限通路17内の液質量mとに基いて、 M=(A/a)2 ×m により表される。
【0028】ここで、上記液質量mは、上記有効断面積
aと、仕切体5の上下方向の相対移動の有効幅Yとに基
いて、 m=a×Y により表される。これらに基いて、上記(1)式を変形
することにより、 f2 ={(a /4π2 2 )×Kd}/Y を得る。つまり、上記相対移動の有効幅Yを大きく、す
なわち、上記仕切体5の振幅を大きくする程、共振周波
数fが小さくなり、上記振幅を小さくする程、共振周波
数fが大きくなる。
【0029】従って、上記f1 <ft <f2 の範囲で、
仕切体5を入力振動と同位相で強制加振させることによ
り、液体Lに作用する振幅が入力振幅から所定の加振振
幅を減じた最終振幅(図4参照)にまで小さくされるた
め、制限通路17を介した液柱の共振周波数が入力振動
の周波数ft と対応した高い側に変化される。このた
め、上記制限通路17を介した液柱共振により上記入力
振動の減衰を図ることができる。これにより、図7に実
線で示すように、f1 <ft <f2 の範囲の動ばね定数
を同図に一点鎖線で示す未制御の場合より下げることが
できる。
【0030】さらに、上記第2設定周波数f2 以上で上
記制限通路17が目詰まり状態となるような高周波側の
振動が上記上部取付部材3側から入力した場合、駆動手
段6の駆動制御により仕切体5が入力振動と同位相でか
つ入力振幅と対応した所定の加振振幅で強制的に加振さ
れる。この結果、液体Lに作用する振幅は、入力振幅が
加振振幅により打消される結果、極めてわずかなものと
なり、このため、加圧室12内の液圧の上昇を吸収して
その液圧上昇の防止もしくは抑制を図ることができ、振
動伝達率の低減を図ることができる。これにより、f2
≦ft の高周波側の範囲においても、動ばね定数を、図
7に示すように、未制御の場合より下げることができ、
これを比較的小さく保つことができる。
【0031】このように、仕切体5を入力振動の周波数
および振幅に応じて強制加振することにより、制限通路
17を介した液柱の等価質量を変化させることができ、
その共振周波数を上記入力振動に応じて変化させて任意
の周波数の入力振動に対する液柱共振を得ることができ
る上、上記制限通路17の目詰まり臨界周波数f2 以上
の高周波領域においても液圧上昇を吸収することができ
る。これにより、低周波〜高周波の幅広い周波数領域の
入力振動のすべてに対してその減衰を図ることができ、
低動ばね化の実現を図ることができる。しかも、大衝撃
力の入力に対して、その入力に伴う液圧変動を緩衝部材
7によって吸収、緩和して上記仕切体5を保護すること
ができ、この仕切体5の耐久性向上、ひいては、防振マ
ウント装置全体の耐久性の向上を図ることができる。
【0032】図8は本発明の第2実施例に係る防振マウ
ント装置を示し、25は仕切体5を上下方向に摺動可能
に保持する保持筒体、26は緩衝部材である。
【0033】上記保持筒体25は外周筒部材10と、内
周筒部材27と、両者を一体加硫接着により連結するゴ
ム層20とから構成されており、上記内周筒部材27の
内周面に上記仕切体5がOリング18を介して上下動可
能に内嵌支持されている。
【0034】上記緩衝部材26は支持筒体1の内径より
わずかに小さい外径を有しかつ中央位置に所定径の絞り
孔26aが貫通形成された板状部材であり、その中央部
が屈曲されて上方に膨出する膨出部26bが形成されて
いる。この緩衝部材26の外周縁部26cが配置される
支持筒体1の内周面側の位置には、上記ゴム層20の上
端面と、弾性支承体4の外周部下端面との間に、上記緩
衝部材26の板厚よりわずかに大きい上下間隔の収容部
28が形成されており、この収容部28内に上記外周縁
部26cが上下方向にわずかの距離だけ移動可能に、す
なわち、がたを許した状態で保持されている。
【0035】なお、上記防振マウント装置のその他の構
成は上記第1実施例に係るものと同一であるため、同一
部材には同一符号を付してその説明を省略する。従っ
て、駆動手段6は、図2に示す制御器20によって第1
実施例と同様の駆動制御が行われるようになっている。
【0036】上記構成の第2実施例において、上部取付
部材3側から大衝撃力が入力した場合、弾性支承体4が
大きくたわんで上部加圧室部12a内の液圧を上昇させ
る。これに伴い、緩衝部材26が収容部28内で上下方
向に移動して上記液圧上昇が吸収され、これにより、上
記大衝撃力の第1段階の緩衝が行われる。その上、上記
液圧の上昇が絞り孔26aを介して絞り込まれて下部加
圧室部12bに伝達されるため、これにより、第2段階
の緩衝が行われる。このため、上記大衝撃力が入力して
も、その大衝撃力が仕切体5に直接作用することを防止
することができる上、作用する液圧変動による影響を可
及的に低減することができる。これにより、第1実施例
と同様に、大衝撃力が入力しても、その入力に伴う液圧
変動を緩衝部材26によって吸収、緩和して上記仕切体
5を保護することができ、この仕切体5の耐久性向上、
ひいては、防振マウント装置全体の耐久性の向上を図る
ことができる。なお、仕切体5の強制加振による第1実
施例の効果をも同様に得ることができる。
【0037】図9は本発明の第3実施例に係る防振マウ
ント装置を示し、25は仕切体5を上下方向に摺動可能
に保持する保持筒体であって、上記第2実施例と同様の
構成を有している。また、29は緩衝部材である。
【0038】上記緩衝部材29は支持筒体1の内径とほ
ぼ同じ外径を有するドーナッツ状の取付板部30と、こ
の取付板部30の内周縁に連結されて上方に延ばされた
ゴム製のじゃばら筒部31と、このじゃばら筒部31の
上端開口縁に連結されてその上端開口を閉止する基板部
32とからなり、この基板部32の中央部に上部加圧室
部12aと下部加圧室部12bとを互いに連通する絞り
孔32aが貫通形成されている。
【0039】なお、上記防振マウント装置のその他の構
成は上記第1実施例に係るものと同一であるため、同一
部材には同一符号を付してその説明を省略する。従っ
て、駆動手段6は、図2に示す制御器20によって第1
実施例と同様の駆動制御が行われるようになっている。
【0040】上記構成の第3実施例において、上部取付
部材3側から大衝撃力が入力した場合、弾性支承体4が
大きくたわんで上部加圧室部12a内の液圧を上昇させ
る。これに伴い、緩衝部材29の基板部32に上記液圧
が作用してじゃばら筒部31が上下方向に伸縮するた
め、上記液圧上昇が吸収されて第1段階の緩衝が行われ
る上、上記液圧の上昇が絞り孔32aによって絞られた
状態で下部加圧室部12bに伝達されるため、これによ
り、第2段階の緩衝が行われる。このため、上記大衝撃
力が入力しても、その大衝撃力が仕切体5に直接作用す
ることを防止することができる上、作用する液圧変動に
よる影響を可及的に低減することができる。これによ
り、大衝撃力が入力しても、その入力に伴う液圧変動を
緩衝部材29によって吸収、緩和して上記仕切体5を保
護することができ、この仕切体5の耐久性向上、ひいて
は、防振マウント装置全体の耐久性の向上を図ることが
できる。この場合、上記緩衝部材29がじゃばら筒部3
1を有しているため、上記液圧上昇の吸収を第1もしく
は第2実施例の場合よりも促進することができる。な
お、仕切体5の強制加振による第1実施例の効果をも同
様に得ることができる。
【0041】なお、本発明は上記第1〜第3実施例に限
定されるものではなく、その他種々の変形例を包含する
ものである。すなわち、上記各実施例では、仕切体5を
保持筒体9,25により上下動可能に接触しているが、
これに限らず、例えば、上記保持筒体を省略して支持筒
体1の内周面に対して直接に上下動可能に接触させても
よい。
【0042】また、上記各実施例では、第1設定周波数
f1 に制限通路17の本来の共振周波数を設定している
が、これに限らず、例えばエンジンのアイドル振動領域
の周波数(例えば20Hz )を設定し、このアイドル振
動より高周波数側の振動に対して仕切体5の加振制御を
行ってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明における防振マウント装置によれば、制限通路を有す
る仕切体が駆動手段によって主振動入力方向に入力振動
に応じて強制加振されるため、制限通路を介した液柱の
共振周波数を入力振動に応じて変化させることができ、
その入力振動に対応した液柱共振が得られる上、上記制
限通路が目詰まり状態となる高周波振動に対しても、上
記強制加振により液圧の上昇を有効に吸収して振動伝達
率の低減を図ることができる。このため、幅広い周波数
領域の入力振動に対して有効な減衰効果を得ることがで
きる。
【0044】また、請求項2記載の発明では、上記請求
項1記載の発明による効果に加えて、上部取付部材を介
して加圧室に大衝撃力が作用して液圧を上昇させようと
しても、緩衝部材が変位して上記液圧の上昇が抑制され
るとともに、仕切体側には上記緩衝部材の絞り孔を介し
て液圧の上昇が絞られた状態で伝達されるため、上記大
衝撃力による液圧上昇の影響が上記仕切体に直接伝わる
のを防止することができ、この仕切体の耐久性ひいては
防振マウント装置全体の耐久性の向上を図ることができ
る。
【0045】さらに、請求項3記載の発明では、上記請
求項2記載の発明による効果に加えて、緩衝部材が筒軸
方向に延ばされたじゃばら筒部を有しているため、上記
大衝撃力入時の液圧上昇の吸収をより促進することがで
き、上記大衝撃力から仕切体をより確実に保護すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】駆動手段の制御を行う構成を示すブロック図で
ある。
【図3】制御回路での制御内容を示すフローチャートで
ある。
【図4】入力周波数ft がf1 <ft <f2 である場合
の入力振幅、加振振幅および最終振幅を示す図である。
【図5】入力周波数ft がf2 ≦ft である場合の入力
振幅、加振振幅および最終振幅を示す図である。
【図6】図1の防振マウント装置の簡易モデル図であ
る。
【図7】入力振動の周波数と動ばね定数との関係図であ
る。
【図8】第2実施例を示す図1相当図である。
【図9】第3実施例を示す図1相当図である。
【符号の説明】
1 支持筒体 2 下部取付部材(第2取付部材) 3 上部取付部材(第1取付部材) 4 弾性支承体 5 仕切体 6 駆動手段 7,26,29 緩衝部材 11 液室 12 加圧室 12a 上部加圧室部(第1加圧室部) 12b 下部加圧室部(第2加圧室部) 13 平衡室 17 制限通路 7e,26a,32a 絞り孔 31 じゃばら筒部 X 筒軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒軸方向一側端部を振動発生源側に、他
    側端部を振動受部側にそれぞれ向けて配置される支持筒
    体と、 この支持筒体の上記一側端部に配置されて上記振動発生
    源側に連結される第1取付部材と、 この第1取付部材と上記支持筒体の一側端部とを互いに
    連結する環状の弾性支承体と、 上記支持筒体の上記他側端部に連結されて上記振動受部
    側に連結される第2取付部材と、 上記弾性支承体と上記支持筒体とにより区画形成されて
    液体が封入された液室と、 この液室を上記筒軸方向に加圧室と平衡室とに仕切りか
    つ上記支持筒体の内周面に対して上記筒軸方向に相対移
    動可能に配置された仕切体と、 この仕切体に設けられて上記加圧室と平衡室とを互いに
    連通する制限通路と、 上記仕切体を上記筒軸方向に入力振動に応じて強制加振
    する駆動手段とを備えていることを特徴とする防振マウ
    ント装置。
  2. 【請求項2】 仕切体と第1取付部材との間の加圧室に
    は、この加圧室を筒軸方向に2つの加圧室部に仕切る緩
    衝部材が設けられており、 この緩衝部材は支持筒体の内周面に対して加圧室内の液
    圧変動によって筒軸方向に変位可能に支持されかつこの
    緩衝部材には上記2つの加圧室部を連通する絞り孔が形
    成されている請求項1記載の防振マウント装置。
  3. 【請求項3】 緩衝部材が筒軸方向に向いたじゃばら筒
    部を有しており、このじゃばら筒部を介して支持筒体の
    内周面に支持されている請求項2記載の防振マウント装
    置。
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