JP3336946B2 - 防振支持装置 - Google Patents

防振支持装置

Info

Publication number
JP3336946B2
JP3336946B2 JP6857998A JP6857998A JP3336946B2 JP 3336946 B2 JP3336946 B2 JP 3336946B2 JP 6857998 A JP6857998 A JP 6857998A JP 6857998 A JP6857998 A JP 6857998A JP 3336946 B2 JP3336946 B2 JP 3336946B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
fluid chamber
vibration
ribs
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6857998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11264438A (ja
Inventor
洋介 赤津
佐藤  茂樹
健 木村
和重 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6857998A priority Critical patent/JP3336946B2/ja
Publication of JPH11264438A publication Critical patent/JPH11264438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3336946B2 publication Critical patent/JP3336946B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両のエ
ンジン等の振動体を車体等の支持体に防振しつつ支持す
る装置に係り、特に、流体がオリフィスを通過する際に
発生する減衰力を利用して防振効果を得るようにように
した防振支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に車両のパワーユニットを支持する
ために用いられる防振支持装置であるエンジンマウント
には、主として、アイドル振動やこもり音振動及び加速
時騒音振動等に対して良好な防振機能が発揮されること
が要求されるが、これら各種の振動のうち、20〜30
Hz程度の比較的大振幅の振動であるアイドル振動を低減
するために防振支持装置に要求される特性は、高動ばね
定数で且つ高減衰であるのに対し、80〜800Hz程度
の比較的小・中振幅の振動であるこもり音振動・加速時
騒音振動を低減するために防振支持装置に要求される特
性は、低動ばね定数で且つ低減衰である。従って、通常
の弾性体のみからなるエンジンマウントや、従来の液体
封入式のエンジンマウントでは、全ての振動を防振する
ことは困難である。
【0003】そこで、自動車のエンジン等の振動体を能
動的に減衰して支持することが可能な防振支持装置とし
て、本出願人が先に出願した特開平9−250590号
公報に記載した先行技術がある。
【0004】この先行技術は、振動体側及び支持体側に
介在する支持弾性体と、この支持弾性体によって画成さ
れた主流体室と、この主流体室にオリフィスを介して連
通する容積可変の副流体室と、これら主流体室、副流体
室及びオリフィス内に封入された流体と、主流体室の隔
壁の一部を形成するように弾性支持された可動部材と、
この可動部材を前記主流体室の容積が変化する方向に変
位させるアクチュエータとを備えた防振支持装置であ
る。
【0005】そして、この特開平9−250590号公
報に示す防振支持装置は、振動体側又は支持体側の一方
と支持弾性体との間を、軸心が振動体支持方向を向き且
つ軸方向の一部に小径部が形成された筒状部材を介して
結合し、筒状部材の外周面を筒体のオリフィス構成部材
で包囲し、このオリフィス構成部材の外周面をダイアフ
ラムで包囲し、オリフィス構成部材の内側にオリフィス
を形成し、オリフィス構成部材及びゴム弾性体からなる
ダイアフラム間に前記副流体室を形成しているととも
に、ダイアフラムを包囲するように外筒を配設してい
る。
【0006】この防振支持装置によると、振動体側又は
支持体側の一方と支持弾性体との間に筒状部材が介在し
ているため、振動体側の振動は直列関係にある支持弾性
体及び筒状部材を通じて支持体側に伝達され、その振動
によって支持弾性体が弾性変形すると、支持弾性体によ
って画成された主流体室の容積が変動するので、主流体
室及び副流体室間でオリフィスを通じて流体が往来する
ようになり、比較的容積の大きな副流体室やオリフィス
を形成しても、装置の外形がさほど大きくならず、防振
特性を低減させずに小型化を図ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、振動体側か
らの振動によって主流体室の容積が減少する際には、ダ
イアフラムが外筒の内周面側に向けて凹むように弾性変
形して主流体室から副流体室に流体が流れ込む一方、主
流体室の容積が増大する際には、ダイアフラムが外筒の
内周面側から離間して脹らむように弾性変形して副流体
室から主流体室に流体が流れ出るようになっているが、
振動体側から大荷重が入力すると、外筒の内周面側に向
けて凹むダイアフラムが急激に強く外筒に衝突する場合
があるので、ダイアフラムの耐久性の面で問題がある。
【0008】本発明は、このような先行する防振支持装
置が有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、副流体室を構成しているダイアフラムが弾性変形す
る際の他の部材との強い衝突を防止してダイアフラムの
耐久性を向上させることができる防振支持装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、振動体側及び支持体側の間
に支持弾性体を介在し、前記振動体側又は前記支持体側
の一方と前記支持弾性体との間を、軸心が振動体支持方
向を向き且つ軸方向の一部に小径部を形成した第1筒状
部材を介して結合し、前記第1筒状部材を第2筒状部材
で外嵌して前記小径部の外周面と前記第2筒状部材の内
周面との間に環状空間を画成し、前記第2筒状部材に開
口部を形成し、この開口部を閉塞して前記環状空間内に
膨出するようにダイアフラムを配設し、筒状の装置ケー
スにより前記第2筒状部材を外嵌し、前記第1筒状部材
の内側と前記支持弾性体の内周面とで囲まれた空間を主
流体室とし、前記小径部に前記主流体室及び前記ダイア
フラムに向けて連通する連通開口部を形成して当該連通
開口部をオリフィスとし、前記オリフィスに対向して前
記ダイアフラムの一部に囲まれた領域を容積可変の前記
副流体室として画成するとともに、前記主流体室の隔壁
の一部を形成し且つその流体室の容積を変化させる方向
に変位可能な可動部材と、この可動部材を前記方向に変
位させるアクチュエータとを備えた防振支持装置におい
て、前記第2筒状部材を、互いに軸対象位置に形成した
一対の第1リブと、これら一対の第1リブに対して所定
角度ずれて形成した一対の第2リブと、これら第1及び
第2のリブにより形成された4つの開口部とを備えた形
状とし、前記一対の第1リブの側縁部と各開口部の軸方
向の縁部に、前記開口部を閉塞して前記環状空間内に膨
出するように2つのダイアフラムを固定するとともに、
前記ダイアフラムの膨出部分の内側に対向している前記
一対の第2リブに、弾性体からなる緩衝部材を固定し
た。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の防振支持装置において、前記緩衝部材に対向してい
る前記ダイアフラムの膨出部分の内側に、前記緩衝部材
に向けて突出する厚肉部を形成した。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の防振支持装置において、前記厚肉部を、前記ダイア
フラムの膨出部分の中央部において小さな形状で突出す
るように形成した。
【0012】さらに、請求項4記載の発明は、請求項1
乃至3の何れかに記載の防振支持装置において、前記ダ
イアフラムの膨出部分の内側に対向している前記一対の
第2リブの面を、前記ダイアフラムに向けて突出する曲
面形状に形成した。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によると、振動体支持方
向から大荷重が入力すると、2つのダイアフラムは、装
置ケースの内周面に向けて急激に凹んで弾性変形して装
置ケースに衝突しようとするが、その直前に、ダイアフ
ラムは第2リブに固定した緩衝部材に衝突し、この緩衝
部材の弾性変形によって急激な凹みが和らげられる。こ
れにより、ダイアフラムは急激な強い力で装置ケースに
衝突せず、装置ケースに接触しても破断などのおそれが
ないので、ダイアフラムの耐久性を向上させることがで
きる。
【0014】また、請求項2記載の発明によると、緩衝
部材には、ダイアフラムの厚肉部が衝突するので、さら
にダイアフラムの耐久性を向上させることができる。ま
た、請求項3記載の発明によると、厚肉部を、ダイアフ
ラムの膨出部分の中央部において小さな形状で突出する
ように形成したので、流体の流入、流出によるダイアフ
ラムの凹み或いは膨らみの弾性変形に何ら影響を与えな
い。これにより、主流体室の容積が変動すると、ダイア
フラムが所定の形状に弾性変形して副流体室の容積を変
化させて主流体室及び副流体室間の流体移動が確実に行
われるので、良好な防振効果を得ることができる。
【0015】さらに、請求項4記載の発明によると、ダ
イアフラムは、緩衝部材を介して曲面形状とした第2リ
ブに衝突するので、ダイアフラムに作用する応力が局部
的に増大しない。このため、ダイアフラムの耐久性がさ
らに向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る防振支持装置
の一実施形態である能動型振動制御装置を適用した車両
の概略側面図である。
【0017】先ず、構成を説明すると、エンジン(振動
体)17が駆動信号に応じた能動的な支持力を発生可能
な防振支持装置20を介して、サスペンションメンバ等
から構成される車体(支持体)18に支持されている。
なお、実際には、エンジン17及び車体18間には、防
振支持装置20の他にエンジン17及び車体18間の相
対変位に応じた受動的な支持力を発生する複数のエンジ
ンマウントも介在している。受動的なエンジンマウント
としては、例えばゴム状の弾性体で荷重を支持する通常
のエンジンマウントや、ゴム状の弾性体内部に減衰力発
生可能に流体を封入してなる公知の流体封入式のマウン
トインシュレータ等が適用できる。
【0018】次に、図2に示すものは、防振支持装置2
0の具体的な構成を示すものである、装置ケース43に
外筒34、オリフィス構成部材36、内筒37、支持弾
性体32等のマウント部品を内蔵し、これらマウント部
品の下部に、流体室84の隔壁の一部を形成しながら弾
性支持された可動部材78を流体室84の容積が変化す
る方向に変位させる電磁アクチュエータ52と、車体メ
ンバ28の振動状況を検出する荷重センサ64とを内蔵
している。
【0019】すなわち、本実施形態の防振支持装置20
は、連結ボルト30aを上方に向けて固定したエンジン
側連結部材30を備えている。このエンジン側連結部材
30の下部には、断面逆台形状の中空筒体30bが固定
されている。
【0020】前記エンジン側連結部材30の下面側に
は、エンジン側連結部材30の下部側及び中空筒体30
bの周囲を覆うように、支持弾性体32が加硫接着によ
り固定されている。この支持弾性体32は、中央部から
外周部に向けて緩やかに下方に傾斜する厚肉の略円筒状
の弾性体であって、内面に断面山形状の空洞部32aが
形成されている。そして、薄肉形状とした支持弾性体3
2の下端部は、軸心(以下、マウント軸と称する)P1
が中空筒体30bと同軸に振動体支持方向(この場合
は、上下方向)を向くオリフィス構成部材36の内周面
に加硫接着により結合している。
【0021】オリフィス構成部材36は、同一外周径と
した上端筒部36a及び下端筒部36bの間に小径筒部
36cを連続して形成した部材であり、外周に環状凹部
を設けている。また、図示しないが、小径筒部36cに
は開口部が形成されており、この開口部を介してオリフ
ィス構成部材36の内側及び外側が連通している。
【0022】オリフィス構成部材36の外側には、内周
径をオリフィス構成部材36の上端筒部36a及び下端
筒部36bの外周径と同一寸法とし、軸方向の長さをオ
リフィス構成部材36と同一寸法に設定した円筒形状の
外筒34が嵌合している。
【0023】この外筒34は、図3及び図4に示すよう
に、軸方向に延びる4本のリブを形成し、これらのリブ
の間に4つの開口部34aを設けた部材である。すなわ
ち、4本のリブは、軸対象位置に形成した一対のリブ3
4bと、これら一対のリブ34bに対して90°ずれた
位置に形成した一対の34cとで構成されている。そし
て、一方の対のリブ34cの縁部と各開口部34aの上
部縁部及び下部縁部には、ゴム製の薄膜弾性体により形
成した2つのダイアフラム42が略半円形状に延在して
加硫接着により固定されている。これにより、2つのダ
イアフラム42は、各開口部34aを閉塞しつつ外筒3
4の内側に向けて膨出している。
【0024】そして、一方の対のリブ34bに固定され
ているダイアフラム42の縁部は、図5に示すように、
リブ34bの内面34b1 及び側面34b2 を覆ってい
るとともに、側面34b2 から周方向に向けて延在する
縁部を、外筒34の外周に沿いながら肉厚が増大してい
る厚肉縁部42bとして形成している。
【0025】また、図6に示すように、横断面(軸方向
と直交する方向の断面)を矩形状に形成した他方の対の
リブ34cは、各ダイアフラム42の膨出している部分
の内側に対向しているが、これらリブ34cのダイアフ
ラム42と対向する面の全域に、ゴム等の弾性体からな
る緩衝部材35が固定されている。
【0026】この緩衝部材35に対向しているダイアフ
ラム42の面には、厚肉部42aが形成されている。す
なわち、この厚肉部42aは、ダイアフラム42の長手
方向(周方向)中央部に形成されており、他の位置の膜
厚t1 より大きな肉厚t2 (t2 >t1 )を有して緩衝
部材35側に突出している。
【0027】また、この厚肉部42bは、リブ34cの
幅寸法をL1 とすると、この幅寸法L1 より小さな幅寸
法L2 (L2 <L1 )に設定されている。そして、厚肉
部42の軸方向の形成位置は、図7に示すように、ダイ
アフラム42の軸方向の最大高さをH1 とすると、この
最大高さH1 の中央位置(H1 /2の位置))に形成さ
れているとともに、その小さな高さ寸法H3 は小さな値
に設定されている。
【0028】このように、厚肉部42bは、リブ34c
及び緩衝部材35に対向する位置のダイアフラム42の
長手方向の中央部及び軸方向の中央部において、小さな
形状で突出している。
【0029】そして、上記構成の外筒34を、環状凹部
を囲むようにオリフィス構成部材36に外嵌すると、外
筒34及びオリフィス構成部材36間の周方向に環状空
間が画成され、その環状空間にダイアフラム42が膨出
した状態で配設される。
【0030】オリフィス構成部材36の内側に嵌合して
いる内筒37は、オリフィス構成部材36の小径筒部3
6cより小径に形成した最小径筒部37aを備え、その
最小径筒部37aの上下端部に径方向外方に向けて環状
部37b、37cが形成されている。上部側の環状部3
7bは、外周径がオリフィス構成部材36の小径筒部3
6cより僅かに小径に形成され、下部側の環状部36c
は、オリフィス構成部材36の下端筒部36bより小径
に形成されている。
【0031】また、図2及び図8に示すように、内筒3
7の最小径筒部37aには第2開口部37dが形成され
ているとともに、内径37の環状空間を区切るように第
2開口部37dの縁部から環状空間内部に仕切り板37
eが配設されている。そして、第2開口部37dが小径
筒部36cの内壁に対向し、仕切り板37dが小径筒部
36cの第1開口部36dの縁部に位置するようにオリ
フィス構成部材36の内側に内筒37を嵌合すると、内
筒37及びオリフィス構成部材36間の周方向に環状空
間が形成される。
【0032】一方、図2に戻って、装置ケース43は、
その上端部に上端筒部36aの外周径より小径の円形開
口部を有する上端かしめ部43aが形成されているとと
もに、この上端かしめ部43aと連続するケース本体の
形状を、内周径が外筒34の外周径と同一寸法で下端開
口部まで連続する円筒形状(下端開口部を図2の破線で
示した形状)とした部材であり、全てのマウント部品の
組み込みが完了した後に下端開口部を径方向内方に向け
てかしめていくことにより、図2の実線で示すかしめ部
が形成される。
【0033】また、支持弾性体32、オリフィス構成部
材36、内筒37及びダイアフラム42を一体化した外
筒34を装置ケース43の下端開口部から内部に嵌め込
んでいき、上端かしめ部43aの下面に外筒34及びオ
リフィス構成部材36の上端部を当接させると、それら
が装置ケース43内の上部に配設される。この際、装置
ケース43の内周面とダイヤフラム42とで囲まれた部
分に空気室42cが画成されるが、この空気室42cを
臨む位置に空気孔43aが形成されており、この空気孔
43aを介して空気室42cと大気が連通している。
【0034】装置ケース43内の下部には円筒状のスペ
ーサ70が嵌め込まれており、このスペーサ70内の上
部に可動部材78が配置されているとともに、スペーサ
70内の下部に電磁アクチュエータ52が配置されてい
る。スペーサ70は、円筒状の上部筒体70aと、円筒
状の下部筒体70bと、これら筒体の上下端部間に加硫
接着したゴム製の薄膜弾性体からなる略円筒状のダイア
フラム70cとで構成されている。
【0035】前記電磁アクチュエータ52は、外観円筒
形のヨーク52aと、ヨーク52aの上端面側に配設し
た円環状の励磁コイル52bと、ヨーク52aの上面中
央部に磁極を上下方向に向けて固定した永久磁石52c
とで構成されている。また、ヨーク52aは、円環状の
第1ヨーク部材53aと、中央円筒部に永久磁石52c
を固定した第2ヨーク部材53bとで構成されている。
【0036】また、ヨーク52aの下面と、車体側連結
ボルト60を備えた蓋部材62との間には、振動低減制
御に必要な残留振動を検出るために、加重センサ64が
介装されている。荷重センサ64としては、圧電素子,
磁歪素子,歪ゲージ等が適用可能であり、このセンサの
検出結果は、図1に示すように、残留振動信号eとして
コントローラ25に供給されるようになっている。
【0037】また、前記電磁アクチュエータ52の上方
には、シール部材固定用のシールリング72と、後述す
る板ばね82の外周部を下側から自由端支持する支持リ
ング74と、電磁アクチュエータ52の永久磁石52c
及び可動部材78間のギャップHを設定するギャップ保
持リング76とが配置されている。
【0038】前記可動部材78は、外観円盤状の隔壁形
成部材78Aと、この隔壁形成部材78Aより大径円盤
状に形成した磁路形成部材78Bとで構成した部材であ
って、電磁アクチュエータ52に対して遠い方に位置す
る隔壁形成部材78Aの軸心にボルト孔80aを形成
し、電磁アクチュエータ52に近い磁路形成部材78B
を貫通した可動部材用ボルト80がボルト孔80aに螺
合することにより、隔壁形成部材78A及び磁路形成部
材78Bを一体に連結した構造となっている。
【0039】隔壁形成部材78A及び磁路形成部材78
B間には、リング状に連続したくびれ部79が画成され
ているが、このくびれ部79に可動部材78を弾性支持
するための板ばね82が収容されている。つまり、板ば
ね82は、中央部に孔部を形成した円盤形状の部材であ
り、この板ばね82の内周部を隔壁形成部材78Aの裏
面中央部の下側から自由端支持し、板ばね82の外周部
を支持リング74のばね支持部74aが下側から自由端
支持しており、これにより可動部材78が装置ケース4
3に板ばね82を介して弾性支持されている。
【0040】前記隔壁形成部材78Aは、流体室84に
面している隔壁部80cの肉厚を薄くし、隔壁部80c
の外周から上方に突出する環状のリブ80bを形成した
部材である。また、流体室84から板ばね82を収容し
ているくびれ部79側への流体の漏洩を防止するため、
隔壁形成部材78Aの外周とシールリング72の内周と
の間には、ゴム状弾性体からなるリング形状のシール部
材86が固定されており、このシール部材86の弾性変
形によって、シールリング7や装置ケース43に対する
可動部材78の上下方向への相対変位を許容している。
【0041】ここで、本実施形態のエンジンマウント2
0は、図2及び図8に示すように、支持弾性体32の空
洞部32aと内筒37の軸中央空間とが連通し、内筒3
7の軸中央空間及び内筒37とオリフィス構成部材36
との間の環状空間が、第2開口部37dを介して連通
し、前記環状空間及びダイアフラム42が膨出している
空間が、第1開口部36dを介して連通しており、これ
ら支持弾性体32の空洞部32aからダイアフラム42
が膨出している空間までの連通路内に、油等の流体が封
入されている。
【0042】そして、支持弾性体32の空洞部32aか
ら内筒37とオリフィス構成部材36との間の環状空間
までの連通路を主流体室84とすると、第1開口部36
dの近傍をオリフィス85とし、第1開口部36dに対
向しながらダイアフラム42に囲まれている領域を副流
体室90とした流体共振系が形成されている。
【0043】この流体共振系の特性、即ち、オリフィス
85内の流体の質量と、支持弾性体32の拡張方向ば
ね、ダイアフラム42の拡張方向ばねで決まる特性は、
車両停止中のアイドル振動の発生時、つまり20〜30
Hzでエンジンマウント20A、20Bが加振された場合
に高動ばね定数、高減衰力を示すように調整されてい
る。
【0044】前記電磁アクチュエータ52の励磁コイル
52bは、コントローラ25から供給される電流である
駆動信号yに応じて所定の電磁力を発生するようになっ
ている。コントローラ25は、マイクロコンピュータ,
必要なインタフェース回路,A/D変換器,D/A変換
器,アンプ、ROM,RAM等の記憶媒体等を含んで構
成され、エンジン17で発生する振動を低減できる能動
的な支持力が防振支持装置20に発生するように、防振
支持装置20に対する駆動信号yを生成し出力するよう
になっている。
【0045】ここで、エンジン17で発生するアイドル
振動やこもり音振動は、例えばレシプロ4気筒エンジン
の場合、エンジン回転2次成分のエンジン振動が車体1
8に伝達されることが主な原因であるから、そのエンジ
ン回転2次成分に同期して駆動信号yを生成し出力すれ
ば、車体側振動の低減が可能となる。そこで、本実施の
形態では、エンジン17のクランク軸の回転に同期した
(例えば、レシプロ4気筒エンジンの場合には、クラン
ク軸が180度回転する度に一つの)インパルス信号を
生成し基準信号xとして出力するパルス信号生成器19
を設けていて、その基準信号xが、コントローラ25に
供給されるようになっている。
【0046】そして、コントローラ25は、供給される
残留振動信号e及び基準信号xに基づき、逐次更新型の
適応アルゴリズムの一つである同期式Filtered
−XLMSアルゴリズムを実行することにより、防振支
持装置20に対する駆動信号yを演算し、その駆動信号
yを防振支持装置20に出力するようになっている。
【0047】具体的には、コントローラ25は、フィル
タ係数Wi (i=0,1,2,…,I−1:Iはタップ
数)可変の適応ディジタルフィルタWを有していて、最
新の基準信号xが入力された時点から所定のサンプリン
グ・クロックの間隔で、その適応ディジタルフィルタW
のフィルタ係数Wi を順番に駆動信号yとして出力する
一方、基準信号x及び残留振動信号eに基づいて適応デ
ィジタルフィルタWのフィルタ係数Wi を適宜更新する
処理を実行するようになっている。
【0048】適応ディジタルフィルタWの更新式は、F
iltered−X LMSアルゴリズムに従った下記
の(1)式のようになる。 Wi (n+1)=Wi (n)−μRT e(n) ……(1) ここで、(n),(n+1)が付く項はサンプリング時
刻n,n+1における値であることを表し、μは収束係
数である。また、更新用基準信号RT は、理論的には、
基準信号xを、防振支持装置1の電磁アクチュエータ5
2及び荷重センサ64間の伝達関数Cを有限インパルス
応答型フィルタでモデル化した伝達関数フィルタC^で
フィルタ処理した値であるが、基準信号xの大きさは
“1”であるから、伝達関数フィルタC^のインパルス
応答を基準信号xに同期して次々と生成した場合のそれ
らインパルス応答波形のサンプリング時刻nにおける和
に一致する。また、理論的には、基準信号xを適応ディ
ジタルフィルタWでフィルタ処理して駆動信号yを生成
するのであるが、基準信号xの大きさが“1”であるた
め、フィルタ係数Wi を順番に駆動信号yとして出力し
ても、フィルタ処理の結果を駆動信号yとしたのと同じ
結果になる。
【0049】次に、本実施の形態の動作を説明する。即
ち、エンジン17が始動状態となり防振支持装置に振動
が入力すると、コントローラ25から防振支持装置20
の電磁アクチュエータ52に対して、基準信号xが入力
された時点から、サンプリング・クロックの間隔で、適
応ディジタルフィルタWのフィルタ係数Wi が順番に駆
動信号yとして供給される。
【0050】この結果、励磁コイル52bに駆動信号y
に応じた磁力が発生するが、磁路形成部材78Bには、
既に永久磁石52cによる一定の磁力が付与されている
から、その励磁コイル52bによる磁力は永久磁石52
cの磁力を強める又は弱めるように作用すると考えるこ
とができる。このように、永久磁石52cの磁力が強ま
ったり、弱まったりすると可動部材78が正逆両方向に
変位し、可動部材78が変位すれば、流体室84の隔壁
の一部を形成する隔壁形成部材78Aも変位し、これに
より流体室84の容積が変化し、その容積変化によって
支持弾性体32の拡張ばねが変形するから、この防振支
持装置20に正逆両方向の能動的な支持力が発生するの
である。
【0051】駆動信号yとなる適応ディジタルフィルタ
Wの各フィルタ係数Wi は、同期式Filtered−
X LMSアルゴリズムに従った上記(1)式によって
逐次更新されるため、ある程度の時間が経過して適応デ
ィジタルフィルタWの各フィルタ係数Wi が最適値に収
束した後は、駆動信号yが防振支持装置1に供給される
ことによって、エンジン17から防振支持装置20を介
して車体18側に伝達される振動が低減されるようにな
るのである。
【0052】そして、エンジン17側から防振支持装置
20に入力する振動の周波数が車両停車中のアイドル振
動周波数の近傍となると、支持弾性体32の拡縮により
主流体室84内の容積が変動する。この主流体室84内
の容積変動により、オリフィス85を介して主流体室8
4及び副流体室90間の流体移動による流体共振が発生
する。すなわち、エンジン17側からの正の荷重時に、
主流体室84側から所定の流体が副流体室90に流れ込
んでくると、ダイアフラム42は、装置ケース43側に
凹んで弾性変形していき、流れ込んでくる流体の容積分
だけ副流体室90の容積が増大していく。また、負の荷
重時には、副流体室90から所定の流体が主流体室84
に流れ出ると、ダイアフラム42はオリフィス構成部材
36に近づく方向に弾性変形していき、流れ出た流体の
容積分だけ副流体室90の容積が減少していく。
【0053】ここで、車両の急減速などによってエンジ
ン17側から大荷重が入力すると、図8の一点鎖線の形
状で示すように、ダイアフラム42が装置ケース43の
内周面に向けて急激に凹んで弾性変形していく。このと
き、ダイアフラム42が装置ケース43に急激に衝突し
ようとするが、その前に、ダイアフラム42の厚肉部4
2aが、リブ34cに設けた緩衝部材35に衝突し、こ
の緩衝部材35の弾性変形によってダイアフラム42の
急激な凹みが和らげられる。これにより、ダイアフラム
42は急激な強い力で装置ケース43に衝突せず、装置
ケース43に接触しても破断などのおそれがないので、
ダイアフラム42の耐久性を向上させることができる。
【0054】また、図8に示すように、外筒のリブ34
bに固定されているダイアフラム42の厚肉縁部42b
は、外筒34の内周面に密着した状態となっている。こ
の構造とすると、ダイアフラム42が繰り返し弾性変形
しても、ダイアフラム42のリブ3bの角部を覆ってい
る部分に応力が集中せず、厚肉縁部42bの全域に応力
が分散するので、リブ34bとダイアフラム42の縁部
との固定力も長期に渡って持続することができる。
【0055】さらに、ダイアフラム42の厚肉部42a
は、長手方向の中央部において小さな形状で突出してい
るので、流体の流入、流出によるダイアフラム42の凹
み或いは膨らみの弾性変形に何ら影響を与えない。これ
により、正の荷重時及び負の荷重時に主流体室84の容
積が変動すると、ダイアフラム42が所定の形状に弾性
変形して副流体室90の容積を変化させて主流体室84
及び副流体室90間の流体移動が確実に行われるので、
アイドル振動に対して高減衰力を与えることができる。
【0056】ここで、小径筒部36cが本発明の小径部
に相当し、オリフィス構成部材36が本発明の第1筒状
部材に相当し、外筒34が本発明の第2筒状部材に相当
し、第1開口部36dは本発明の連通開口部に相当し、
リブ34bが本発明の第1リブに相当し、リブ34cが
本発明の第2リブに相当している。
【0057】次に、図9に示すものは、一対のリブ34
bに対して90°ずれた位置に形成されてダイアフラム
42の厚肉部42aに対向しているリブの他の実施形態
を示すものである。
【0058】このリブ34eは、幅寸法L3 を厚肉部4
2aの幅寸法L2 より大きな値に設定しているとともに
(L3 >L2 )、ダイアフラム42に対向する面を、ダ
イアフラム42側に突出する曲面形状に形成している。
そして、その曲面の全域にゴム等の弾性体からなる緩衝
部材35aが固定されている。
【0059】上記構成によると、エンジン17側から大
荷重が入力してダイアフラム42が装置ケース43の内
周面に向けて急激に凹んで弾性変形しても、ダイアフラ
ム42の厚肉縁部42bが、リブ34eの緩衝部材35
aに衝突し、この緩衝部材35eの弾性変形によってダ
イアフラム42の急激な凹みが和らげられるので、ダイ
アフラム42の耐久性を向上させることができる。
【0060】また、本実施形態では、ダイアフラム42
が、緩衝部材35aを介して曲面形状のリブ34eと衝
突するので、ダイアフラム42に作用する応力が局部的
に増大せず、すなわち、ダイアフラム42への応力集中
が低減するので、さらにダイアフラム42の耐久性を向
上させることができる。ここで、リブ34eが本発明の
第2リブに相当している。
【0061】なお、本発明の適用対象は車両に限定され
るものではなく、エンジン17以外で発生する振動を低
減するための防振支持装置であっても本発明は適用可能
であり、適用対象に関係なく上記各実施の形態と同様の
作用効果を奏することができる。例えば、工作機械から
フロアや室内に伝達される振動を低減する防振支持装置
であっても、本発明は適用可能である。
【0062】さらに、上記各実施の形態では、駆動信号
yを生成するアルゴリズムとして同期式Filtere
d−X LMSアルゴリズムを適用しているが、適用可
能なアルゴリズムはこれに限定されるものではなく、例
えば、通常のFiltered−X LMSアルゴリズ
ム等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の概略側面図である。
【図2】本発明の防振支持装置の構成を示す断面図であ
る。
【図3】本発明に係る第2筒状部材(外筒34)の形状
を示す斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視図である。
【図5】本発明に係る第2筒状部材の第1リブに固定さ
れているダイアフラムの縁部を示す図である。
【図6】本発明に係る第2リブの形状とダイアフラムの
厚肉部を示す図である。
【図7】第2リブの形状とダイアフラムの形状を第2筒
状部材の軸方向に沿う断面で示した図である。
【図8】図2のVIII−VIII線矢視図である。
【図9】第2リブの他の実施形態を示した図である。
【符号の説明】
17 エンジン(振動体) 18 車体(支持体) 20 防振支持装置 32 支持弾性体 34 外筒(第2筒状部材) 34a 開口部 34b リブ(第1リブ) 34c、34e リブ(第2リブ) 35、35a 緩衝部材 36 オリフィス構成部材(第1筒状部材) 36c 小径筒部(小径部) 36d 第1開口部(連通開口部) 42 ダイアフラム 42a 厚肉部 43 装置ケース 52 電磁アクチュエータ(アクチュエータ) 78 可動部材 84 主流体室 85 オリフィス 90 副流体室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 和重 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−242812(JP,A) 特開 平9−250590(JP,A) 特開 平8−233025(JP,A) 特開 平3−117741(JP,A) 実開 平1−149043(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 13/18 F16F 13/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動体側及び支持体側の間に支持弾性体
    を介在し、前記振動体側又は前記支持体側の一方と前記
    支持弾性体との間を、軸心が振動体支持方向を向き且つ
    軸方向の一部に小径部を形成した第1筒状部材を介して
    結合し、前記第1筒状部材を第2筒状部材で外嵌して前
    記小径部の外周面と前記第2筒状部材の内周面との間に
    環状空間を画成し、前記第2筒状部材に開口部を形成
    し、この開口部を閉塞して前記環状空間内に膨出するよ
    うにダイアフラムを配設し、筒状の装置ケースにより前
    記第2筒状部材を外嵌し、前記第1筒状部材の内側と前
    記支持弾性体の内周面とで囲まれた空間を主流体室と
    し、前記小径部に前記主流体室及び前記ダイアフラムに
    向けて連通する連通開口部を形成して当該連通開口部を
    オリフィスとし、前記オリフィスに対向して前記ダイア
    フラムの一部に囲まれた領域を容積可変の前記副流体室
    として画成するとともに、前記主流体室の隔壁の一部を
    形成し且つその流体室の容積を変化させる方向に変位可
    能な可動部材と、この可動部材を前記方向に変位させる
    アクチュエータとを備えた防振支持装置において、 前記第2筒状部材を、互いに軸対象位置に形成した一対
    の第1リブと、これら一対の第1リブに対して所定角度
    ずれて形成した一対の第2リブと、これら第1及び第2
    のリブにより形成された4つの開口部とを備えた形状と
    し、前記一対の第1リブの側縁部と各開口部の軸方向の
    縁部に、前記開口部を閉塞して前記環状空間内に膨出す
    るように2つのダイアフラムを固定するとともに、前記
    ダイアフラムの膨出部分の内側に対向している前記一対
    の第2リブに、弾性体からなる緩衝部材を固定したこと
    を特徴とする防振支持装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝部材に対向している前記ダイア
    フラムの膨出部分の内側に、前記緩衝部材に向けて突出
    する厚肉部を形成したことを特徴とする請求項1記載の
    防振支持装置。
  3. 【請求項3】 前記厚肉部を、前記ダイアフラムの膨出
    部分の中央部において小さな形状で突出するように形成
    したことを特徴とする請求項2記載の防振支持装置。
  4. 【請求項4】 前記ダイアフラムの膨出部分の内側に対
    向している前記一対の第2リブの面を、前記ダイアフラ
    ムに向けて突出する曲面形状に形成したことを特徴とす
    る請求項1乃至3の何れかに記載の防振支持装置。
JP6857998A 1998-03-18 1998-03-18 防振支持装置 Expired - Fee Related JP3336946B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6857998A JP3336946B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 防振支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6857998A JP3336946B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 防振支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11264438A JPH11264438A (ja) 1999-09-28
JP3336946B2 true JP3336946B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=13377839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6857998A Expired - Fee Related JP3336946B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 防振支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3336946B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11264438A (ja) 1999-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09100868A (ja) 防振支持装置
JP3978908B2 (ja) 防振支持装置
JP3336946B2 (ja) 防振支持装置
JP3336941B2 (ja) 防振支持装置
JP3409682B2 (ja) 防振支持装置
JP3336945B2 (ja) 防振支持装置及びこの装置を搭載した車両
JP3593835B2 (ja) 防振支持装置
JP3428281B2 (ja) 防振支持装置
JP3409684B2 (ja) 防振支持装置
JP3598888B2 (ja) 車両用能動型振動制御装置
JP3409567B2 (ja) 防振支持装置
JP3412500B2 (ja) 防振支持装置
JP3438510B2 (ja) 防振支持装置
JPH10252817A (ja) 防振支持装置
JP3438507B2 (ja) 防振支持装置
JP3997610B2 (ja) 車両用能動型振動制御装置
JP3409685B2 (ja) 防振支持装置
JP4003331B2 (ja) 防振支持装置及びこの装置を搭載した車両
JP3409570B2 (ja) 防振支持装置
JPH09317816A (ja) 能動型振動制御装置
JPH10205574A (ja) 防振支持装置
JP3562108B2 (ja) 防振支持装置
JPH11264439A (ja) 防振支持装置
JP3562107B2 (ja) 防振支持装置
JPH11182614A (ja) 防振支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100809

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110809

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120809

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees