JPH03249440A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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Publication number
JPH03249440A
JPH03249440A JP4528390A JP4528390A JPH03249440A JP H03249440 A JPH03249440 A JP H03249440A JP 4528390 A JP4528390 A JP 4528390A JP 4528390 A JP4528390 A JP 4528390A JP H03249440 A JPH03249440 A JP H03249440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
vibration isolating
isolating rubber
rubber body
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4528390A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Takeo
茂樹 竹尾
Kazutoshi Miyake
和俊 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP4528390A priority Critical patent/JPH03249440A/ja
Publication of JPH03249440A publication Critical patent/JPH03249440A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は防振装置に関し、特に装置バネ力を可変とした
防振装置の構造に関する。
[従来の技術] エンジンマウントに多用されている防振装置の一例を第
7図に示し、かかる防振装置は例えば実開昭61−85
735号公報、実開昭61−169825号公報に開示
されている。
図において、円形の外筒1は図略の円形ホルダ内に嵌着
固定されて例えば車両フレームに連結され、該外筒1の
内周に両端が接合され、筒内を横切って一定厚の防振ゴ
ム体2が設けである。防振ゴム体2の中央には内筒3が
貫通埋設してあり、該内筒3内にはエンジンの連結ボル
トが挿通される。上記防振ゴム体2の上下の側面が対向
する外筒1内周面には、それぞれ山形に突出するストッ
パゴム体11が設けられて、その頂面は上記防振ゴム体
側面2a、2bに所定間隔、Q″′c′′c′対向。
上記防振ゴム体2はエンジンのアイドル振動を効果的に
吸収すべく、通常、バネ定数が比較的低く設定してあり
、エンジンの大振動が入力した場合には、内筒3が大き
く相対移動して防振ゴム体側面2a、2bがストッパゴ
ム体11に当接することにより振動の規制がなされる。
かかる装置の変位−反力線図を第8図に示す。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、特にエンジンを横置きにしたFF車等で
は、加減速時や急発進時にエンジントルクの急変動によ
る大きな振動が発生することがあり、かかる場合に上記
従来の防振装置ではストッパゴム体のストッパ作用が発
揮されるまでエンジンが大きく揺動移動するため、エン
ジンルーム内の部品の干渉等を考慮する必要があった。
本発明はかかる課題を解決するもので、エンジンアイド
ル振動等の吸収と、エンジン大振動の抑制をともに良好
に行うバネ力可変の防振装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明の構成を第1図で説明すると、防振装置は、基体
に固定された外筒1内を横切って防振ゴム体2を配設し
て、該防振ゴム体2に振動体に連結される内筒3を保持
せしめ、上記防振ゴム体2の側面2a、2bとこれに対
向する外筒1内周面間には両端をこれら各面に連結せし
めて密閉弾性膜4を設けて、該弾性膜4内に磁性流体り
を封入し、かつ、適宜通電されて上記弾性膜4内に磁界
を形成する電磁コイル5を具備している。
[作用] 上記構造の防振装置C:おいて、例えばエンジンアイド
リング時には電磁コイル5への通電を停止する。弾性膜
4内の磁性流体りは自由に流動可能であり、この状態で
振動が入力して内筒3が外筒1に対し相対移動すると、
弾性膜4は自由に変形して上記内筒3の動きを規制する
ことはない。しかして、この場合の装置のバネ定数は防
振ゴム体2だけの比較的小さなものとなり、アイドル振
動は良好に吸収低減される。
車両の急発進時等には上記電磁コイル5へ通電する。こ
れにより上記弾性膜4内に磁界が形成され、磁性流体り
の各液滴が磁界の作用を受けて界面現象により変形して
、磁性流体り全体として磁界の強さに応じた弾性を生じ
る。しかして、防振ゴム体側面2a、2bに連結された
弾性膜4内にバネ力が生じてこれが上記防振ゴム体2の
バネ力に加わるため、装置のバネ定数は増大し、内筒3
の動きが規制される。これにより、エンジンの大きな揺
動移動は防止される。
[第1実施例] 第]−図および第2図において、円形薄肉の外筒1内に
はこれを水平に横切って一定厚の防振ゴム休2が配設し
てあり、その両端は外筒1の内周に接合し、である。上
記防振ゴム体2の中央には厚内円筒の内筒3が貫通埋設
してあり、内筒3貫通部の上下の側面2a、2bにL字
状(第2図)の連結金具31が設けである。
上記防振ゴム体側面2a、2bと対向する外筒1の内周
面にはストッパゴム体11が設けてあり、これらストッ
パゴム体11は防振ゴム体側面2a、2bに対して一定
間隔1で対向する平面を有するとともに中心部に至る切
欠きllaが形成され、この切欠き11. a中心部に
球状の側面を有する自由変形可能な薄肉ゴムの弾性膜4
が設けである。
この弾性膜4は、外筒1の内周に沿って設けた保持板4
1に接合されて外端を密閉され、保持板41は外筒1の
開口縁に延びてここにかしめ固定されている(第2図)
。上記弾性膜4は内端が連結部材42に接合されて密閉
され、該連結部材42の筒内に上記内筒3に設けた連結
部材31の先端部が嵌入固定されている。
密閉された上記弾性膜4内には磁性流体[、が封入して
あり、また、弾性膜4内の中心には電磁コイル5が配設
されて、これより延びる通電線51は装置外の図略の通
電回路へ至っている。
なお、上記外筒]−は図略の円形ホルダ内に嵌着されて
車両フレームに固定され、内筒3にはエンジン連結ボル
トが挿通される。
かかる構造の防振装置において、車両アイドリンク時、
あるいは通常走行時には上記電磁コイル5への通電を停
止する。弾性膜4内の磁界は解消され、磁性流体りは自
由に流動可能となる。この状態でアイドリンク振動ある
いは走行中の微小振動が入力すると、これに応じて内筒
3は相対移動するが、弾性膜4は自由に変形できるから
、結局、内筒3は実質的に防振ゴム体2のみにより支持
され、防振装置のバネ定数は防振ゴム体2のそれに等し
い比較的小さなものとなって良好な振動吸収作用がなさ
れる。
この状態で、路面の凹凸等により比較的大きな振動が入
力すると、内筒3は上記一定間隔1以上移動し、て防振
ゴム体2がストッパゴム体11−に当接し、バネ定数が
急激に大きくなって振動振幅が抑制される。この電磁コ
イル非通電状態における防振装置の変位−反力線図を第
4図の実線で示す。
車両が急発進等する場合には上記電磁コイル5に通電す
る。電磁コイル5への通電により弾性膜4内に磁界が生
じ、弾性膜4内に封入した磁性流体し、の各液滴は磁界
の作用を受けて、界面現象により第3図破線で示す如く
磁界方向へ楕円形に変形し、磁界の強さに応じたバネ力
を発生する。
この状態で車両急発進に伴う大きな振動が入力して内筒
3に移動力が作用しても、連結部材31.42により上
記弾性膜4と連結された防振ゴム体2には上記磁性流体
りのバネ力が与えられ、この結果、防振装置のバネ定数
は大きくなって内筒3の移動を抑制し、エンジンの大き
な揺動振動を防止する。この電磁コイル通電状態での防
振装置の変位−反力線図を第4図の破線で示す。
し第2実施例] 本発明は第5図および第6図に示す構造の防振装置にも
適用できる。すなわち、図において、外筒1は円形の筒
板12の上下を蓋板13で覆った箱形をなし、一方の対
向側壁にはそれぞれ外方へ脚体14が突出している。こ
れら脚体14には下端にボルトが立設されて、該ボルト
により図略の車両フレームに固定される。
外筒1の他方の対向側壁にはそれぞれ開口121が形成
されて、これら開口]−21−を貫通して内筒3が配設
され、この内筒3は外筒1内を水平に横切って設けた一
定厚の防振ゴム体3の中央部を貫通して保持されている
。この防振ゴム体3は両端に接合した保持板32を上記
一方の対向側壁にかしめて固定されている。
防振ゴム体2を貫通ずる上記内筒1の上下の側面には筒
状の連結部材33が立設してあり、一方、防振ゴム体2
の内筒3貫通部と上下の蓋板13の間には、球状側面を
なす弾性膜4が配設されてその内端部を接合した連結板
34が上記連結部材33にネジ固定されている。また、
弾性膜4の外端部が接合された保持板41は、電磁コイ
ル5を弾性膜4内に保持する保持ピン52により蓋板1
3に固定されている。
かかる構造の防振装置によっても上記第1実施例と同様
の効果がある。
[発明の効果] 以上の如く、本発明の防振装置は外筒内を横切って設け
た防振ゴム体の両側面と外筒内周面間に磁性流体を封入
した密閉弾性膜を設けて、上記弾性膜内に適宜磁界を形
成することにより磁性流体にバネ力を発生せしめて、防
振装置のバネ定数を可変としたもので、車両アイドリン
ク時等には防振装置のバネ定数を小さくなして振動吸収
を図るとともに、車両急発進時等には防振装置のバネ定
数を大きくなしてエンジンの揺動振動の抑制を図るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第16図ないし第4図は本発明の第1実施例を示し、第
1図は防振装置の横断面図、第2図は第1図の■−■線
に沿う縦断面図、第3図は磁性流体の変形を示す概念図
、第4図は防振装置の変位−反力線図、第5図および第
6図は本発明の第2実施例を示し、第5図は防振装置の
半断面側面図、第6図はその半断面平面図、第7図およ
び第8図は従来例を示し、第7図は防振装置の横断面図
、第8図はその変位−反力線図である。 1・・・外筒 2・・・防振ゴム体 2a、2b・・・側面 3・・・内筒 4・・・弾性膜 5・・・電磁コイル L・・・磁性流体 第1図 第2図 第3図 ■ 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基体に固定された外筒内を横切って防振ゴム体を配設し
    て、該防振ゴム体に振動体に連結される内筒を保持せし
    め、上記防振ゴム体の側面とこれに対向する外筒内周面
    間には両端をこれら各面に連結せしめて密閉弾性膜を設
    けて、該弾性膜内に磁性流体を封入し、かつ、適宜通電
    されて上記弾性膜内に磁界を形成する電磁コイルを具備
    する防振装置。
JP4528390A 1990-02-26 1990-02-26 防振装置 Pending JPH03249440A (ja)

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JP4528390A JPH03249440A (ja) 1990-02-26 1990-02-26 防振装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06507538A (ja) * 1992-03-20 1994-08-25 モトローラ・インコーポレイテッド 高ダイナミック・レンジ変調独立型フィード・フォーワード増幅器ネットワーク
EP0784163A1 (en) * 1996-01-11 1997-07-16 Ford Motor Company Limited Variable stiffness bushing using magnetorheological elastomers
US5814999A (en) * 1997-05-27 1998-09-29 Ford Global Technologies, Inc. Method and apparatus for measuring displacement and force
US5816587A (en) * 1996-07-23 1998-10-06 Ford Global Technologies, Inc. Method and apparatus for reducing brake shudder
US5974856A (en) * 1997-05-27 1999-11-02 Ford Global Technologies, Inc. Method for allowing rapid evaluation of chassis elastomeric devices in motor vehicles
KR20040050299A (ko) * 2002-12-10 2004-06-16 현대자동차주식회사 Mr 유체를 이용한 액슬 들림 방지용 하이드로릭 마운터

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