JPH04370433A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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Publication number
JPH04370433A
JPH04370433A JP14497891A JP14497891A JPH04370433A JP H04370433 A JPH04370433 A JP H04370433A JP 14497891 A JP14497891 A JP 14497891A JP 14497891 A JP14497891 A JP 14497891A JP H04370433 A JPH04370433 A JP H04370433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid chamber
main liquid
electrode
electrorheological fluid
sub
Prior art date
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Pending
Application number
JP14497891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tasuku Saito
翼 斎藤
Shigeki Endo
茂樹 遠藤
Yuichi Ishino
裕一 石野
Kazuya Takano
高野 和也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPH04370433A publication Critical patent/JPH04370433A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動発生部と振動受部と
の間に複数の液室が設けられ、これらの液室間を移動す
る液体の通過抵抗で振動を吸収する防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンマウント、キヤブマウ
ント、ボデイマウント等に用いられる防振装置として、
一部が弾性体で形成された液室を設けたものがある(特
開昭60−113835号)。この液室は仕切壁によっ
て複数の小液室に分割されており、これらの小液室は制
限通路で連通されている。このため、振動発生時に一方
の小液室の液体が制限通路を通って他方の小液室へ向け
て移動する場合の抵抗で振動が吸収されるようになって
いる。
【0003】また、この防振装置では、制限通路が目づ
まり状態となる高周波振動発生時には、仕切壁に設けら
れた可動体が小液室を拡縮する方向へ微移動することに
より、液室内の圧力上昇を制限してこもり音等の高周波
振動(100〜400Hz)を吸収するようになってい
る。
【0004】ところがこの種の防振装置では、エンジン
シエイクやアイドリング時等の低周波振動(エンジンシ
エイク時8〜15Hz、アイドリング時20〜40Hz
)にあっては可動体も移動して制限通路内を通過する液
体の量が減少することになる。このため制限通路内を通
過する液体の抵抗により効果的な減衰効果を得ることが
できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、低周波振動にあっては可動体の移動を阻止する
ことを可能として広範囲な周波数において効果的な減衰
効果を得ることができる防振装置を提供することが目的
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の防振装置
は、振動発生部と振動受部との間に配置され振動発生時
に変形する弾性体と、前記弾性体を隔壁の一部として拡
縮する主液室と、前記主液室とは仕切部材によって隔離
される拡縮可能な副液室と、前記主液室と前記副液室と
を連結する制限通路と、前記主液室、前記制限通路及び
前記副液室に充填され印加される電界の大きさに応じて
粘性の変化する電気粘性流体と、前記制限通路に設けら
れ前記制限通路内の前記電気粘性流体へ電圧を印加する
電極対と、前記電気粘性流体へ電圧を印加する第2の電
極を備え前記主液室と前記副液室との間に微小移動可能
に配置されると共に前記主液室と前記副液室とを隔離す
る可動体と、前記可動体とは所定寸法離間されて配置さ
れ前記仕切部材に連結固定されると共に前記電気粘性流
体へ電圧を印加する第3の電極と、を備えたことを特徴
としている。
【0007】請求項2記載の防振装置は、振動発生部と
振動受部との間に配置され振動発生時に変形する弾性体
と、前記弾性体を隔壁の一部として拡縮する主液室と、
前記主液室とは仕切部材によって隔離される拡縮可能な
副液室と、前記主液室と前記副液室とを連結する制限通
路と、前記主液室、前記制限通路及び前記副液室に充填
され印加される電界の大きさに応じて粘性の変化する電
気粘性流体と、前記制限通路に設けられ前記制限通路内
の前記電気粘性流体へ電圧を印加する電極対と、前記電
気粘性流体へ電圧を印加する第2の電極を備え一方が前
記主液室に面すると共に微小移動可能に配置される可動
体と、前記可動体の前記主液室側とは反対側に離間して
配置され前記仕切部材に連結固定されると共に前記電気
粘性流体へ電圧を印加する第3の電極と、弾性変形可能
な弾性膜と、前記可動体、前記第3の電極及び前記弾性
膜によって形成され内部に前記電気粘性流体を有する第
2副液室と、を備えたことを特徴としている。
【0008】請求項3記載の防振装置は、振動発生部と
振動受部との間に配置され振動発生時に変形する弾性体
と、前記弾性体を隔壁の一部として拡縮する主液室と、
前記主液室とは仕切部材によって隔離される拡縮可能な
第1の副液室と、前記主液室と前記副液室とを連結する
制限通路と、前記主液室、前記制限通路及び前記副液室
に充填され印加される電界の大きさに応じて粘性の変化
する電気粘性流体と、前記制限通路に設けられ前記制限
通路内の前記電気粘性流体へ電圧を印加する電極対と、
前記電気粘性流体へ電圧を印加する第2の電極を備え一
方が前記主液室に面すると共に微小移動可能に配置され
る可動体と、前記副液室に接し前記可動体との間には前
記副液室に連通する空間を設けて配置されると共に前記
電気粘性流体へ電圧を印加する第3の電極と、を備えた
ことを特徴としている。
【0009】請求項4記載の防振装置は、振動発生部ま
たは振動受部の何れか一方に連結される外筒と、振動発
生部または振動受部の何れか他方に連結される内筒と、
前記外筒と前記内筒との間に配置され振動発生時に変形
する弾性体と、前記弾性体を隔壁の一部として拡縮する
主液室と、前記主液室とは隔離される拡縮可能な第1の
副液室と、前記主液室と前記第1の副液室とを連結する
制限通路と、前記主液室、前記制限通路及び前記第1の
副液室に充填され印加される電界の大きさに応じて粘性
の変化する電気粘性流体と、前記制限通路に設けられ前
記制限通路内の前記電気粘性流体へ電圧を印加する電極
対と、前記電気粘性流体へ電圧を印加する第2の電極を
備え一方が前記主液室に面すると共に微小移動可能に配
置される可動体と、前記可動体の他方に面して設けられ
る拡縮可能な第2副液室と、前記可動体とは所定寸法離
間されて前記主液室内に固定配置される第3の電極と、
を備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、弾性体の内部摩擦に
よる振動吸収作用に加えて電気粘性流体が制限通路を通
過する際の通過抵抗または制限通路内で液柱共振するこ
とによって振動が吸収される。エンジンシエイク時のよ
うに極めて周波数の低い振動時にあっては、電極対、第
2の電極及び第3の電極に通電をする。このため、可動
体は第2の電極と第3の電極との間の電気粘性流体の粘
性増大により移動が阻止される。制限通路内では電極対
の通電により粘性の増大された電気粘性流体が流れるこ
とにより大きな通過抵抗を受け高い減衰力を得ることが
できる。このとき、前記電極対への通電量(印加電圧)
を調整する(零も含む)ことにより所望の任意の周波数
で最大の減衰力を得ることができる。また、アイドルリ
ング運転時のように比較的低い周波数の振動時にあって
は、第2の電極及び第3の電極のみに通電をする。これ
によって、制限通路内では元の低い粘性に戻された電気
粘性流体が通過抵抗を受けまたは液柱共振することによ
って比較的低い周波数の振動が吸収される。さらに、高
い周波数の振動時にあっては、制限通路が目づまり状態
となるため、電気粘性流体は制限通路を流れない。この
ときには、第2の電極及び第3の電極への通電を停止し
て可動体を移動可能にする。これによって、可動体が振
動して防振装置の動ばね定数を低下させ、高周波の振動
が吸収される。
【0011】請求項2記載の発明では、弾性体の内部摩
擦による振動吸収作用に加えて電気粘性流体が制限通路
を通過する際の通過抵抗または制限通路内で液柱共振す
ることによって振動が吸収される。エンジンシエイク時
のように極めて周波数の低い振動時にあっては、電極対
、第2の電極及び第3の電極に通電をする。このため、
可動体は第2の電極と第3の電極との間、すなわち第2
副液室内の電気粘性流体の粘性増大により移動が阻止さ
れる。制限通路内では電極対の通電により粘性の増大さ
れた電気粘性流体が流れることにより大きな通過抵抗を
受け高い減衰力を得ることができる。このとき、前記電
極対への通電量(印加電圧)を調整する(零も含む)こ
とにより所望の任意の周波数で最大の減衰力を得ること
ができる。また、アイドルリング運転時のように比較的
低い周波数の振動時にあっては、第2の電極及び第3の
電極のみに通電をする。制限通路内では元の低い粘性に
戻された電気粘性流体が通過抵抗を受けまたは液柱共振
することによって比較的低い周波数の振動が吸収される
。さらに、高い周波数の振動時にあっては、制限通路が
目づまり状態となるため、電気粘性流体は制限通路を流
れない。このときには、第2の電極及び第3の電極への
通電を停止して可動体を移動可能にする。これによって
、主液室の圧力変化により可動体が振動すると共に弾性
膜も振動し、主液室の圧力上昇を防ぐことによって防振
装置の動ばね定数が低下され、高周波の振動が吸収され
る。
【0012】請求項3記載の発明では、弾性体の内部摩
擦による振動吸収作用に加えて電気粘性流体が制限通路
を通過する際の通過抵抗または制限通路内で液柱共振す
ることによって振動が吸収される。エンジンシエイク時
のように極めて周波数の低い振動時にあっては、電極対
、第2の電極及び第3の電極に通電をする。このため、
可動体は第2の電極と第3の電極との間の電気粘性流体
の粘性増大により移動が阻止される。制限通路内では電
極対の通電により粘性の増大された電気粘性流体が流れ
ることにより大きな通過抵抗を受け高い減衰力を得るこ
とができる。このとき、前記電極対への通電量(印加電
圧)を調整する(零も含む)ことにより所望の任意の周
波数で最大の減衰力を得ることができる。また、アイド
ルリング運転時のように比較的低い周波数の振動時にあ
っては、第2の電極及び第3の電極のみに通電をする。 制限通路内では元の低い粘性に戻された電気粘性流体が
通過抵抗を受けまたは液柱共振することによって比較的
低い周波数の振動が吸収される。さらに、高い周波数の
振動時にあっては、制限通路が目づまり状態となるため
、電気粘性流体は制限通路を流れない。このときには、
第2の電極及び第3の電極への通電を停止して可動体を
移動可能にする。これによって、主液室の圧力変化によ
り可動体が振動すると共に弾性膜も振動し、主液室の圧
力上昇を防ぐことによって防振装置の動ばね定数が低下
され、高周波の振動が吸収される。
【0013】請求項4記載の発明では、例えば、外筒を
振動受部である車体等へ、内筒を振動発生部であるエン
ジン等へ連結すると、エンジン等の振動は内筒、弾性体
及び外筒を介して車体等へ支持される。このとき、弾性
体の内部摩擦による振動吸収作用に加えて電気粘性流体
が制限通路を通過する際の通過抵抗または制限通路内で
液柱共振することによって振動が吸収される。エンジン
シエイク時のように極めて周波数の低い振動時にあって
は、電極対、第2の電極及び第3の電極に通電をする。 このため、可動体は第2の電極と第3の電極との間の電
気粘性流体の粘性増大により移動が阻止される。制限通
路内では電極対の通電により粘性の増大された電気粘性
流体が流れることにより大きな通過抵抗を受け高い減衰
力を得ることができる。このとき、前記電極対への通電
量(印加電圧)を調整する(零も含む)ことにより所望
の任意の周波数で最大の減衰力を得ることができる。ま
た、アイドルリング運転時のように比較的低い周波数の
振動時にあっては、第2の電極及び第3の電極のみに通
電をする。制限通路内では元の低い粘性に戻された電気
粘性流体が通過抵抗を受けまたは液柱共振することによ
って比較的低い周波数の振動が吸収される。さらに、高
い周波数の振動時にあっては、制限通路が目づまり状態
となるため、電気粘性流体は制限通路を流れない。この
ときには、第2の電極及び第3の電極への通電を停止し
て可動体を移動可能にする。これによって、主液室の圧
力変化により可動体が振動すると共に弾性膜も振動し、
主液室の圧力上昇を防ぐことによって防振装置の動ばね
定数が低下され、高周波の振動が吸収される。
【0014】
【実施例】
〔第1実施例〕図1乃至図2には本発明の第1実施例に
係る防振装置10が示されている。
【0015】図1に示すように、この防振装置10の底
板11は中央下部に取付ボルト12が突出され、支持体
(振動受け部)、一例として自動車のボデイへ固定され
るようになっている。
【0016】底板11の周囲は直角に屈曲された筒状の
立壁部11Aとなっており、この立壁部11Aの上端部
には外側へ直角に屈曲された立上部11Cを有するフラ
ンジ部11Bが連結されている。
【0017】このフランジ部11B及び立上部11Cに
は外筒24の下端部に形成されたフランジ部24Aがか
しめ固着されており、フランジ部11Bとフランジ部2
4Aとの間にはダイヤフラム16の周縁部16Aが挟持
されている。このダイヤフラム16と底板11との間は
空気室18とされ、必要に応じて外部と連通される。
【0018】外筒24の上端部は内径がしだいに拡大さ
れた拡開部24Bとなっており、弾性体としての弾性支
持体26の外周が加硫接着されている。この弾性支持体
26は一例としてゴムで形成されており、内周部には支
持台28の外周部が加硫接着されている。この支持台2
8には取付ボルト30が立設されており、加振体(振動
発生部)、1例として自動車エンジンを固定するように
なっている。
【0019】ここに外筒24の内周部、弾性支持体26
の底面部及びダイヤフラム16とによって液室32が形
成されており、この液室32内には電気粘性流体が充填
されている。
【0020】この液室32内には図2に外観を示すハッ
ト状の仕切部材としての仕切体34が配置されて液室3
2を主液室32Aと副液室32Bとに区画している。こ
の仕切体34のフランジ部34Bは放射方向に延設され
て、前記ダイヤフラム16の周縁部16Aと共に底板1
1のフランジ部11Bと外筒24のフランジ部24Aと
によって挟持固定されている(図1参照)。この仕切体
34は合成樹脂、セラミツクス等の絶縁材料で製作され
ており、仕切体34の中央部には軸心に沿って大径の円
孔36が貫通形成されている。この円孔36の平板頂部
34C側(主液室32A側)の開口部中央には、立上部
34Dから延設された一対の平板状の支持部34Eを介
して円板状の電極支持部34Aが配設されており、円孔
36の内周と支持部34Eと電極支持部34Aとの間は
、略C字状の孔37とされている。また、電極支持部3
4Aの下面には、円形の第3の電極としての電極板46
が固着されている。
【0021】仕切体34の立上部34Dには仕切体34
の軸心を回るように制限通路38が形成されている。こ
の制限通路38に対応する仕切体34の平板頂部34C
及び立上部34Dの底面側には、貫通孔20及び貫通孔
22が各々形成されている。このため、制限通路38は
貫通孔20を介して主液室32Aと連通し、貫通孔22
を介して副液室32Bと連通している。
【0022】この制限通路38の両側面には対向して電
極対としての電極板40、42が取り付けられており、
これらの電極板40、42は図示しない導電線を介して
図示しない制御装置へと連結されている。また、この実
施例では電極板40がプラス極、電極板42がマイナス
極に設定されている。
【0023】制限通路38及び前記液室32に充填され
た電気粘性流体は一例として5〜60重量%の炭素/水
素原子比(C/H比)が1.2〜5である炭素質微粉末
と、、95〜40重量%のシリコーンオイルからなる流
体が適用できる。この電気粘性流体は、電極を介して通
電していない場合には普通の液圧流体の粘性を有し、通
電時には電界の強さに応じて粘性が変化して固くなる特
性を有する。従って、電極板40、42へ通電すること
により、制限通路38内の電気粘性流体の粘性を増大さ
せ、場合によってはこれを固化させることによって制限
通路38を実質的に遮断することができる。
【0024】一方、立上部34Dの内周面には全周に亘
って断面コ字状の可動体嵌合溝44が形成されており、
この可動体嵌合溝44には仕切体34と共に液室32を
区画する弾性体50Aの外周部が嵌合され固着されてい
る。この弾性体50Aの上面(主液室32A側の面)に
は、主液室32A及び副液室32Bの圧力変動により変
形することのない円形の第2の電極板としての電極板4
8が固着されており、この電極板48と弾性体50Aと
によって可動体50を構成している。この電極板48の
外径は立上部34Dの内径よりも所定寸法小さくされて
おり、弾性体50Aの変形による可動体50の移動を可
能にしている。また、電極板48は前述した電極板46
とは所定寸法離間して対向しており、これらの電極板4
6、48は図示しない導電線を介して前述した図示しな
い制御装置へと連結されている。なお、この実施例では
電極板46がプラス極、電極板48がマイナス極に設定
されている。また、前記制御装置には少なくともエンジ
ン回転数検出センサーと車速検出センサーが接続されて
いる。
【0025】次に本実施例の作用を説明する。底板11
は取付ボルト12を介して図示しない車体へと固着され
、支持台28上へ搭載されるエンジンが取付ボルト30
で固定される。
【0026】エンジンに発生する振動は支持台28を介
して弾性支持体26へ伝えられ、弾性支持体26の内部
摩擦で振動が吸収される。
【0027】また、この振動は弾性支持体26を介して
液室32へ伝達されるので、主液室32A内と副液室3
2B内の電気粘性流体は制限通路38を通して互に移動
することになり、この移動時の通過抵抗により振動が吸
収される。
【0028】エンジンシエイク時のように極めて低い周
波数(8〜15Hz)の微少振動(±0.1〜0.4m
m)にあっては、制御装置は全ての電極板40、42、
46、48に通電させる。このため、制限通路38内の
電気粘性流体の粘性が増大し、電気粘性流体は制限通路
38での移動が阻止される。また、可動体50の移動は
、電極46面及び電極48面に対して垂直に付与される
電気粘性流体の弾性により阻止されるため、極めて低い
周波数の振動が吸収される。
【0029】また、アイドリング運転のように低い周波
数(20〜40Hz)の微少振動(±0.1〜0.4m
m)にあっては、可動体50が移動して主液室32A、
副液室32Bの一方の圧力変化が他方へ容易に伝えられ
ると、制限通路38の振動吸収ができなくなる。このた
め、このような低い周波数振動にあっては、電極板46
、48だけに通電させ可動体50の変形を阻止する。こ
のため、主液室32Aもしくは副液室32B内の圧力上
昇により電気粘性流体が効果的に制限通路38を通過す
ることになり、低周波振動が確実に吸収される。
【0030】また、エンジンの振動が高周波になると、
制限通路38は目づまり状態となるので制限通路38で
の振動吸収はできないが、主液室32Aもしくは副液室
32B内の液圧が振動によって上昇すると、この圧力に
よって可動体50が振動して動ばねの上昇が抑制される
【0031】〔第2実施例〕図3には本発明の第2実施
例が示されている。第2実施例は第1実施例の変形例で
あるため、第1実施例と同一構成に関しては同一符号を
付しその説明は省略する。
【0032】図3に示すように、この実施例では、可動
体50には電極板48Aの他に副液室32B側に電極板
49が固着されている。さらに、副液室32B内には第
1実施例で述べた電極支持部34Aと同様な第2電極支
持部34Fが配設されており、この第2電極支持部34
Fの可動体50側には、電極板47が固着されている。 なお、第2電極支持部34Fは図示しない支持部材によ
って仕切体34へ支持されている。
【0033】これらの電極板47、49は図示しない導
電線を介して前述した図示しない制御装置へと連結され
ている。なお、この実施例では電極板49がプラス極、
電極板47がマイナス極に設定されている。
【0034】この実施例では可動体50の動きが電極板
48と電極板49とによって両面側から規制されるため
、通電した場合の変形防止効果が第1実施例に比べて大
きい。
【0035】〔第3実施例〕図4には本発明の第3実施
例が示されている。第3実施例は第1実施例の変形例で
あるため、第1実施例と同一構成に関しては同一符号を
付しその説明は省略する。
【0036】図4に示すように、仕切体34の立上部3
4Dには制限通路38の内側に断面が矩形状に形成され
た環状の空気室52が設けられており、この空気室52
の軸心側には円孔36に連通する環状溝54が形成され
ている。この環状溝54の上下壁面には、断面略U字状
に形成された弾性膜としての環状弾性膜56の直線部5
6Aが固着されており、これによって前記空気室52を
密閉している。環状弾性膜56の直線部56Aの対向す
る内面には、主液室32A側に第2の電極板としての電
極板92の周縁部が固着されている。この電極板92の
外径は、円孔36の内径よりも所定寸法小さく形成され
ており、環状弾性膜56の直線部56Aの変形により移
動可能となっている。
【0037】一方、環状弾性膜56の副液室32B側の
直線部56Aの内面には、第3の電極板としての電極板
94の周縁部が固着されている。なお、この電極板94
の外径は円孔36の内径よりも所定寸法大きく形成され
ており、直線部56Aを介して環状溝54の下壁面に密
着しているため、電気粘性流体の圧力変動によって移動
されることはない。
【0038】環状弾性膜56、電極板92及び電極板9
4で囲まれた空間部には、電気粘性流体が充填されて第
2副液室96を形成している。また、これらの電極板9
2、94は図示しない導電線を介して前述した図示しな
い制御装置へと連結されており、この実施例では電極板
92がプラス極、電極板94がマイナス極に設定されて
いる。
【0039】次に、本実施例の作用を説明する。エンジ
ンシエイク時のように極めて低い周波数(8〜15Hz
)の微少振動(±0.1〜0.4mm)にあっては、全
ての電極板40、42、92、94に通電させる。この
ため、制限通路38内の電気粘性流体の粘性が増大し、
電気粘性流体の制限通路38内の移動が阻止される。ま
た、電極板92の移動は、電極94に対して垂直に付与
される電気粘性流体の弾性により阻止されるため、極め
て低い周波数の振動が吸収される。
【0040】また、アイドリング運転のように低い周波
数(20〜40Hz)の微少振動(±0.1〜0.4m
m)にあっては、電極板92、94だけに通電させ電極
板92の移動を阻止する。このため、主液室32Aもし
くは副液室32B内の圧力上昇により電気粘性流体が効
果的に制限通路38を通過することになり、低周波振動
が確実に吸収される。
【0041】高周波振動にあっては、制限通路38は目
詰まり状態になって振動を吸収できなくなるため、電極
板92、94への通電を停止して電極板92を移動可能
にする。高周波振動によって、主液室32Aの液圧が上
昇すると、この圧力によって電極板92が振動し、これ
と同時に仕切体34に設けられた円孔36内部の環状弾
性膜56も振動することによって、防振装置10の動ば
ねの上昇が抑制される。
【0042】〔第4実施例〕図5には本発明の第4実施
例が示されている。第4実施例は第1実施例の変形例で
あるため、第1実施例と同一構成に関しては同一符号を
付しその説明は省略する。
【0043】図5に示すように、本実施例の仕切体34
の平板頂部34Cには円板状の弾性体98が固着されて
おり円孔36を覆っている。この弾性体98の下面には
円形の第2の電極板としての電極板100が固着されて
いる。この電極板100の外径は、円孔36の内径より
も所定寸法小さく形成されており、弾性体98の変形に
より移動可能となっている。
【0044】立上部34Dの内周面には全周に亘って断
面コ字状の溝102が形成されており、この溝102の
下壁面には円形の第3の電極板としての電極板104の
外周部が固着されている。この溝102の下壁面には、
半径方向外側に副液室32Bと連通する通路106が連
結されており、弾性体98と電極板104との間の電気
粘性流体は副液室32Bとは常に連通している。
【0045】なお、本実施例の作用は第1実施例と同様
である。 〔第5実施例〕図6乃至図7には本発明の第5実施例に
係る防振装置10が示されている。
【0046】図7に示す如く、この防振装置10では外
筒60と内筒62とが平行軸状態で配置されており、一
方が加振体(振動発生部)である図示しないエンジンへ
、他方が支持体(振動受部)である自動車の車体へと連
結される。
【0047】外筒60と内筒62との間には中間筒64
が配設され、また外筒60と内筒62との間には弾性体
としての本体ゴム66が配設されている。この本体ゴム
66は内筒62の外周面を包囲すると共に中間筒64の
一部を埋設している。この中間筒64は軸線方向両側の
端部64Aが拡径形状であり、端部64Aの外周面には
本体ゴム66の一部が加硫接着されて外筒60の内周面
に圧入されている。
【0048】図6に示すように、本体ゴム66には内筒
62の上方(図6上側)に空洞部68が形成されており
、この空洞部68は図7に示す如く、防振装置10の軸
線方向を貫通している。
【0049】中間筒64の軸線方向中間部には縮径凹部
72が形成され、この縮径凹部72には切欠部74が内
筒62を挟んだ図7上下両側に夫々形成されている。こ
のうち上側の切欠部74には、第1の副液室としての副
液室76の構成部材の一つであるダイヤフラム78が嵌
合されている。このため、ダイヤフラム78の周囲を除
く大部分は空洞部68に突出している。
【0050】また、中間筒64の縮径凹部72には合成
樹脂、セラミツクス等の絶縁材料で製作された仕切体8
0が嵌合されている。図6に示すように、この仕切体8
0は半円状の一対の仕切体片80A、80Bから構成さ
れ、仕切体片80A、80Bの一端部が当接されて略C
字状を呈するようになっている。
【0051】防振装置10の下部(図6下側)ではダイ
ヤフラム84の外周部が外筒60の内周面に加硫接着さ
れており、本体ゴム66とダイヤフラム84とで液室1
08が形成されている。この液室108には仕切体片8
0A、80Bの他端部112、114が離間して配設さ
れており、これらの他端部112、114には夫々断面
コ字状の弾性体嵌合溝88が形成されている。弾性体嵌
合溝88には弾性体90の外周部が嵌合固着されており
、この弾性体90によって前記液室108は主液室86
と第2副液室110とに区画されている。なお、第2副
液室110は前記副液室76及び主液室86との何れと
も連通していない。
【0052】また、弾性体90の上面には第2の電極と
しての電極板116が固着されている。なお、この電極
板116は主液室86の圧力変動によって変形すること
はない。
【0053】一方、仕切体片80A、80Bの他端部1
12、114上面には、電極板116に対向して矩形の
支持板118が固着されており、この支持板118の下
面には第3の電極としての電極板120が固着されてい
る。なお、前記支持体118と弾性体90との間の電気
粘性流体は、仕切体片80A、80Bの他端部112、
114と支持体118との間に設けられた隙間122を
通って主液室86と連通する。これらの極板46、48
は図示しない導電線を介して図示しない制御装置へと連
結されている。この実施例では電極板46がプラス極、
電極板48がマイナス極に設定されている。
【0054】また、仕切体片80A、80Bの内には夫
々制限通路82が形成されており、開口部82A、82
Bを介して副液室76と主液室86とを互いに連通して
いる。制限通路82には電極板40、42が対向して取
り付けられており、これらの電極板40、42は図示し
ない導電線を介して図示しない制御装置へと連結されて
いる。なお、この実施例では電極板40がプラス極、電
極板42がマイナス極に設定されている。
【0055】次に本実施例の作用を説明する。この実施
例では、エンジンの振動が高周波になると、制限通路8
2が目づまり状態となるので制限通路82での振動吸収
はできないが、主液室86内の液圧が振動によって上昇
すると、この圧力によって弾性体90が振動して動ばね
の上昇が抑制される。
【0056】エンジンシエイク時のように極めて低い周
波数(8〜15Hz)の微少振動(±0.1〜0.4m
m)にあっては、全ての電極板40、42、116、1
20に通電させる。これによって、制限通路82内の電
気粘性流体の粘性が増大し、電気粘性流体は制限通路8
2内を移動することが阻止される。また、電極板116
の移動は、電極板116と電極板120との間に対して
垂直に付与される電気粘性流体の弾性により阻止され、
これによって極めて低い周波数の振動が吸収される。
【0057】また、アイドリング運転のように低い周波
数(20〜40Hz)の微少振動(±0.1〜0.4m
m)にあっては、弾性体90が移動して主液室76また
は第2副液室96の一方の圧力変化が他方へ容易に伝え
られると、制限通路82での振動吸収ができなくなる。 このため、このような低い周波数振動にあっては、電極
板116、120だけに通電させ弾性体90の変形を阻
止する。これによって、主液室86もしくは副液室76
内の圧力上昇により電気粘性流体が効果的に制限通路8
2を行き来することになり、低周波振動が確実に吸収さ
れる。
【0058】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る防振装置
は、低周波振動時においては可動体を固定状態に置くこ
とができるので広い周波数に亘る振動を吸収することが
できる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る防振装置を示す軸線
に沿った断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る防振装置の仕切体を
示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る防振装置の仕切体近
傍を示す断面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る防振装置の仕切体近
傍を示す断面図である。
【図5】本発明の第4実施例に係る防振装置の仕切体近
傍を示す断面図である。
【図6】本発明の第5実施例に係る防振装置を示し、軸
線に直角な断面図である。
【図7】本発明の第5実施例に係る防振装置を示し、図
6のVII −VII 線断面図である。
【符号の説明】
10      防振装置 26      弾性支持体(弾性体)32A    
主液室 32B    副液室 34      仕切体(仕切部材) 38      制限通路 40      電極板(電極対) 42      電極板(電極対) 46      電極板(第3の電極板)48    
  電極板(第2の電極板)50      可動体 56      環状弾性膜(弾性膜)60     
 外筒 62      内筒 66      本体ゴム(弾性体) 76      副液室(第1の副液室)82    
  制限通路 86      主液室 92      電極板(第2の電極板)94    
  電極板(第3の電極板)96      第2副液
室 100    電極板(第2の電極板)104    
電極板(第3の電極板)110    第2副液室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  振動発生部と振動受部との間に配置さ
    れ振動発生時に変形する弾性体と、前記弾性体を隔壁の
    一部として拡縮する主液室と、前記主液室とは仕切部材
    によって隔離される拡縮可能な副液室と、前記主液室と
    前記副液室とを連結する制限通路と、前記主液室、前記
    制限通路及び前記副液室に充填され印加される電界の大
    きさに応じて粘性の変化する電気粘性流体と、前記制限
    通路に設けられ前記制限通路内の前記電気粘性流体へ電
    圧を印加する電極対と、前記電気粘性流体へ電圧を印加
    する第2の電極を備え前記主液室と前記副液室との間に
    微小移動可能に配置されると共に前記主液室と前記副液
    室とを隔離する可動体と、前記可動体とは所定寸法離間
    されて配置され前記仕切部材に連結固定されると共に前
    記電気粘性流体へ電圧を印加する第3の電極と、を備え
    たことを特徴とする防振装置。
  2. 【請求項2】  振動発生部と振動受部との間に配置さ
    れ振動発生時に変形する弾性体と、前記弾性体を隔壁の
    一部として拡縮する主液室と、前記主液室とは仕切部材
    によって隔離される拡縮可能な副液室と、前記主液室と
    前記副液室とを連結する制限通路と、前記主液室、前記
    制限通路及び前記副液室に充填され印加される電界の大
    きさに応じて粘性の変化する電気粘性流体と、前記制限
    通路に設けられ前記制限通路内の前記電気粘性流体へ電
    圧を印加する電極対と、前記電気粘性流体へ電圧を印加
    する第2の電極を備え一方が前記主液室に面すると共に
    微小移動可能に配置される可動体と、前記可動体の前記
    主液室側とは反対側に離間して配置され前記仕切部材に
    連結固定されると共に前記電気粘性流体へ電圧を印加す
    る第3の電極と、弾性変形可能な弾性膜と、前記可動体
    、前記第3の電極及び前記弾性膜によって形成され内部
    に前記電気粘性流体を有する第2副液室と、を備えたこ
    とを特徴とする防振装置。
  3. 【請求項3】  振動発生部と振動受部との間に配置さ
    れ振動発生時に変形する弾性体と、前記弾性体を隔壁の
    一部として拡縮する主液室と、前記主液室とは仕切部材
    によって隔離される拡縮可能な第1の副液室と、前記主
    液室と前記副液室とを連結する制限通路と、前記主液室
    、前記制限通路及び前記副液室に充填され印加される電
    界の大きさに応じて粘性の変化する電気粘性流体と、前
    記制限通路に設けられ前記制限通路内の前記電気粘性流
    体へ電圧を印加する電極対と、前記電気粘性流体へ電圧
    を印加する第2の電極を備え一方が前記主液室に面する
    と共に微小移動可能に配置される可動体と、前記副液室
    に接し前記可動体との間には前記副液室に連通する空間
    を設けて配置されると共に前記電気粘性流体へ電圧を印
    加する第3の電極と、を備えたことを特徴とする防振装
    置。
  4. 【請求項4】  振動発生部または振動受部の何れか一
    方に連結される外筒と、振動発生部または振動受部の何
    れか他方に連結される内筒と、前記外筒と前記内筒との
    間に配置され振動発生時に変形する弾性体と、前記弾性
    体を隔壁の一部として拡縮する主液室と、前記主液室と
    は隔離される拡縮可能な第1の副液室と、前記主液室と
    前記第1の副液室とを連結する制限通路と、前記主液室
    、前記制限通路及び前記第1の副液室に充填され印加さ
    れる電界の大きさに応じて粘性の変化する電気粘性流体
    と、前記制限通路に設けられ前記制限通路内の前記電気
    粘性流体へ電圧を印加する電極対と、前記電気粘性流体
    へ電圧を印加する第2の電極を備え一方が前記主液室に
    面すると共に微小移動可能に配置される可動体と、前記
    可動体の他方に面して設けられる拡縮可能な第2副液室
    と、前記可動体とは所定寸法離間されて前記主液室内に
    固定配置される第3の電極と、を備えたことを特徴とす
    る防振装置。
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