JPS611221A - 過電圧防護回路とそれによる通信ケ−ブルの過電圧防護方式 - Google Patents

過電圧防護回路とそれによる通信ケ−ブルの過電圧防護方式

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JPS611221A
JPS611221A JP11836084A JP11836084A JPS611221A JP S611221 A JPS611221 A JP S611221A JP 11836084 A JP11836084 A JP 11836084A JP 11836084 A JP11836084 A JP 11836084A JP S611221 A JPS611221 A JP S611221A
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JP
Japan
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arrester
terminal
arresters
circuit
pole
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Pending
Application number
JP11836084A
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English (en)
Inventor
元満 民生
古賀 広昭
光男 服部
大槻 文男
羽鳥 光俊
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPS611221A publication Critical patent/JPS611221A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、多端子回路に生した過電圧を抑制して該回路
の防護を図る過電圧防護回路とそれδこよる通信ケーブ
ルの過電圧防護方式に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、線状の導体に外部から電気的妨害が加わった場合
に生じる過電圧を抑えるために、アレスタを該導体とア
ースの間に接続し、アレスタの放電や短絡を利用して過
電圧を抑えるようにした方法が実施されている。
多対平衡ケーブルにおける従来のアレスタ接続回路を第
1図に示す。同図において、1はしゃへい金属層を有す
るケーブルンース、2は心線、3はアレスタ、4はアレ
スタ3の接地抵抗(抵抗値Rb1.  Rb2) 、5
はケーブルに接続される図示せざる通信機器の内部イン
ピーダンスZt(600Ω)である。
第1図に示した如き従来の誘導妨害対策回路では、心線
2に誘起する電圧を一定値以下に抑えるために、アレス
タ3を極めて低い接地抵抗4を介して接地するか、アレ
スタ3の放電開始電圧値を・   極めて低くする必要
がある。しかし、接地抵抗の低減を図ると接地施工の費
用が高くなり、アレスタの放電開始電圧値を低くすると
心線への給電電圧や常時HA ’A電圧などにより、ア
レスタの放電が止まらなくなるので、あまり低くできな
いという問題点があった。
さらに、アレスタの放電開始電圧値を高くすると、各ア
レスタの放電遅れによって心線間の電位差が大きく生し
て、心線につながる通信機器等に悪影響を与えるという
欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、−ヒ述の如き従来技術の問題点や欠点を改善
するためになされたものであり、従って本発明の目的は
、接地施工の費用を高くすることなしに、また通常のア
レスタの性能で所定の機能を果たすとともに、多端子回
路−大地間ならびに多端子回路間の電位差を低く抑え得
る過電圧防護回路およびそれによる通信ケーブルの過電
圧防護方式を提供することにある。
〔発明の要点〕
第1の発明にかかる過電圧防護回路の要点は、並列に配
置された複数個のアレスタの各一方の極を、それぞれ対
応した回路端子への接続端子とし、前記複数個のアレス
タの各他方の極を相互接続して他のアレスタの一方の極
に接続し、該他のアレスタの他方の極を接地端子とした
点にあり、第2の発明にかかる通信ケーブルの過電圧防
護方式の要点は、前記過電圧防護回路において、前記対
応した回路端子への接続端子を、通信ケーブルにおける
複数心線の各々に接続し、前記接地端子を大地へ接続し
た点にある。
〔発明の実施例〕
次に図を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図は、第1の発明にかかる過電圧防護回路の実施例
を示す説明図である。同図に示す実施例は、多数個の心
線アレスタ6a、6b、6c、6d、6e、6fの各一
方の端子を、図示せざる多端子回路の各端子へ接続すべ
き多端子回路側端子とし、他方の各端子を一括して共通
アレスタ7の一端子側と接続したものである。
心線アレスタ6a〜6fには、多極構造のアレスタを用
いることも可能で、例えば3極アレスタを用いる場合に
は、第2図における2個のアレスタを1個の3極アレス
タにより置きかえることができる。
第3図は、第2の発明にかかる通信ケーブルの過電圧防
護方式の実施例を示す説明図である。同図に示す実施例
は、通信線の誘導妨害対策方式として、通信ケーブルの
複数心線に第1の発明にがかる過電圧防護回路を接続し
て成る実施例を示したものである。
第3図において、6と7が本発明により取り付けたアレ
スタであり、この図を参照して第2の発明の回路動作を
述べる。
まず、第1図に示した従来方式によりアレスタの接地を
行った場合、全心線のアレスタ3が放電し、かつ心線−
大地間電圧が制限電圧値430V(なお高安定送電線の
地絡故障等による通信線路における電磁誘導電圧は、我
が国では430Vを越えてはならないことになっている
)以下になる接地抵抗、およびアレスタ放電開始電圧は
、本発明者の計算によれば次の弐(11,(21でそれ
ぞれ表わされる。
n :心線の対数 ■o :誘導起電力 Rc :心線抵抗 R3:シース抵抗 RbLRb2:心線及びアレスタの接地抵抗Z +−:
 1ll(KJffl器の内部インピーダンスZo 二
心線−大地帰路回路の外部インピーダンフ■、:アレス
クの放電開始電圧 一方、本発明を用いた対策による場合、第3図に見られ
る通り、ケーブル心′flfA2には、心線アレスタ6
と共通アレスタ7が直列に接続されており、心線−大地
間のアレスタの放電開始電圧値V5は、心線アレスタ6
の放電開始電圧値V 36と共通アレスタ7の放電開始
電圧値VS7との和で決定される。
そこで、まずアレスタは一般にケーブル心線2番こ誘起
する常時誘導電圧(約60V、AC)とケーブル心線給
電電圧(48V、DC)の和で放電してはいAノないの
で、前述の心線−大地間のアレスタの放電開始電圧Vs
 (= VS6 +VS7)は、約110V以」二にし
な&)ればならない。
次に、■、を越える雷サージ電圧がケーブル心線に誘起
した場合、まず始めに並列に接続された心線アレスタ6
a〜6dの中で最も低い放電開始電圧値(アレスタによ
って少しバラフキがあるので)を有するもの例えば6a
と、共通アレスタ7が放電し、続いて並列に接続された
心線アレスタ、  の残りのものが順次放電を開始する
。ここで、2番目以降に放電する心線アレスタ (例え
ば6b〜6d)に加わる電圧は、先に放電した電流によ
ってアレスタの接地抵抗4による電位上昇分だけ電圧が
低下していく。
しかし、すでに共通アレスタ7が放電しており、かつ心
線アレスタ6の放電開始電圧値vsbを充分低く設定(
Vsb<VS7)できるため、接地電位が上昇してもす
でに放電している共通アレスタ7に向けて容易に放電を
開始できる。この結果、アレスタの接地抵抗4を従来の
方式よりも高く設定でき、各心線−大地間の電圧を制限
値以下に抑えることができるとともに、各心線アレスタ
6a〜6dの放電遅れによって生しる各心線間の電位差
をも低くすることができる。
本発明による場合、第3図に示した全心線アレスタ6と
共通アレスタ7が放電し、かつ心線−大地間の電圧を制
限値以下に抑えるための条件は、式(2)に丞した■3
をVS6において設計すれば求まる。
第、+19J631、ケーブルの心線−大地間に生しる
誘導電圧を、規定の430V以下にするための従来の方
式によるアレスタの接地抵抗値4と本発明によるそれと
を、前記式(1,1,(2+を用いて計算し、比較のた
めに示したグラフである。
同図において、例えば横軸にとった誘導起電力Vnが、
vo=9oovのとき、従来の方式による場合では、縦
軸にとったアレスタの接地抵抗値4を5Ω以下にしなけ
ればならないが、本発明による過電圧防護回路方式では
、約30Ω以下でよいことが分かる。なお、誘導起電力
V。が1200■以七になると、どちらも接地抵抗値は
同しになるか、現実には■、く1000■の場所が多い
ので本発明の有効性は維持されるごとになる。
t(お、第4図し、l、心線径0.41φ、対数10対
ツノ シバ利−::4.000m、  シース径2oI
IIIφ、シスjゾさ02朋のゲ ゾルを用いた場合の
例である。
第5図、第1i l2JL、’l’、、本発明の他の実
施例を示す説明図であって、それぞれアレスタ6の代り
に3極アレスタ6Aやバリスタ6Bなどを取り付けたも
のであって、同し効果がある。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明は、多数個の心線アレス
タ6の一方の端子を多端子回路側にし、他方の端子を一
括して、共通アレスタ7の一端子と接続するごとにより
実現されたものであるがら、各アレスタ6.7の放電開
始電圧値を調整することによって、多端子回路と大地間
ならびに多端子回路間に生しる妨害電圧を抑制すること
ができるとともに、本発明を用いた誘博妨害対策方式は
、従来の方式よりも高い接地抵抗値で妨害電圧を滅失さ
せることができるために、対策として行う接地工事を容
易かつ低価格で行なえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、通信線路におりる従来の誘導妨害対策方式を
示す説明図、第2図kl第】の発明の一実施例を示す説
明図、第3図は第2の発明の−実施例を示す説明図、第
4図は本発明の効果を従来技術によるそれと対比して具
体的に示したグラフ、第5図、第6Mはそれぞれ本発明
の他の実施例をボず説明図、である。 符号説明 ■・・・ケーブルシース、2・・・心線、3・・・アレ
スタ、4・・・アレスタの接地抵抗、5・・・通信機器
の内部インピーダンス、6・・・心線アレスタ、7・・
・共通アレスタ 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎   清 第4図 =Q7− 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)並列に配置された複数個のアレスタの各一方の極を
    、それぞれ対応した回路端子への接続端子とし、前記複
    数個のアレスタの各他方の極を相互接続して他のアレス
    タの一方の極に接続し、該他のアレスタの他方の極を接
    地端子としたことを特徴とする過電圧防護回路。 2)並列に配置された複数個のアレスタの各一方の極を
    、それぞれ対応した回路端子への接続端子とし、前記複
    数個のアレスタの各他方の極を相互接続して他のアレス
    タの一方の極に接続し、該他のアレスタの他方の極を接
    地端子とした過電圧防護回路において、前記対応した回
    路端子への接続端子を、通信ケーブルにおける複数心線
    の各々に接続し、前記接地端子を大地へ接続したことを
    特徴とする通信ケーブルの過電圧防護方式。
JP11836084A 1984-06-11 1984-06-11 過電圧防護回路とそれによる通信ケ−ブルの過電圧防護方式 Pending JPS611221A (ja)

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JP11836084A JPS611221A (ja) 1984-06-11 1984-06-11 過電圧防護回路とそれによる通信ケ−ブルの過電圧防護方式

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JPS611221A true JPS611221A (ja) 1986-01-07

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ID=14734777

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JP11836084A Pending JPS611221A (ja) 1984-06-11 1984-06-11 過電圧防護回路とそれによる通信ケ−ブルの過電圧防護方式

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JP (1) JPS611221A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991016752A1 (en) * 1990-04-26 1991-10-31 Australian Telecommunications Corporation A circuit protection device
JP2013178998A (ja) * 2012-02-29 2013-09-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 動作トリガ用2極避雷管及び動作トリガ用バリスタ

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WO1991016752A1 (en) * 1990-04-26 1991-10-31 Australian Telecommunications Corporation A circuit protection device
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