JPH02241323A - 雷防護回路 - Google Patents

雷防護回路

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JPH02241323A
JPH02241323A JP6258489A JP6258489A JPH02241323A JP H02241323 A JPH02241323 A JP H02241323A JP 6258489 A JP6258489 A JP 6258489A JP 6258489 A JP6258489 A JP 6258489A JP H02241323 A JPH02241323 A JP H02241323A
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Shinichi Shinohara
愼一 篠原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は商用iIt源線から電力供給を受け、通信線と
通信線以外の線が接続されている通信機器に使用される
雷防護性能を高めた雷防護回路に関するらのである。
[従来の技術] 従来より、商用電源線から電力供給を受けて動作する通
信機器においては、第5図(a)、(b)に示すような
雷防護回路を用いて、通信機器の内部回路101を通信
線102や商用電源線103を通して印加される雷サー
ジから防護していた。
第5図(a)の雷防護回路は、耐雷トランスを用いた従
来の例で、通信線102と、電源線103のそれぞれに
耐雷トランス104,105を挿入することにより、通
信機器の内部回路lotを保護するものである。この従
来例での雷サージに対する1爪は耐雷トランス104,
105の性能に依存し、耐雷トランス104,105が
破損されない限り、内部回路101は雷サージから保護
される。
第5図(b)の従来例は寸法1重量の点で優れた雷防護
回路であり、配化亜鉛(ZnO)のように印加電圧があ
る電圧になると動作して電流を流しその印加電圧を低い
電圧にクランプするサージ吸収素子106を通信線10
2および電源線103の各線間に2個直列に接続し、各
線間のサージ吸収素子106.106間の接続点を外へ
引き出して共通に接続したものである。この従来例は、
通信線102からの雷による縦サージ電圧(大地と線と
の間のサージ電圧)を各サージ吸収素子106を介して
電源線lO3に流す防護回路で、電源線!03からの雷
による縦サージも同様の原理で通信線102に流してい
る。これにより、内部回路101に雷サージ電圧がほと
んどかからなくなり、内部回路101を防護することが
できる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の技術における通信機器の雷防
護回路では、通信線以外に内線が接続されたホームテレ
ホンやビジネスホン等の電話機装置において、この雷防
護回路だけでは充分でなく、実際に内部回路が破損する
例が多発している問題点かあった。また、耐雷トランス
104,105を用いた従来例の場合、耐雷トランス1
04,105の雷サージに対する耐量を上げようとする
と、この耐電トランス104,105を大きくしなけれ
ばならず、10kV程度の雷サージに対する耐量を確保
するものでしかなりの寸法1重量とならざるを得ず、小
形、軽量化を指向している通信機器では大きな設計上の
制約になっていた。
本発明は、上記問題点を解決するための創案されたもの
で、寸法と重量の制約を解決し、かつ、内線等が接続さ
れている通信機器における雷サージに対する防護性能を
向上させた雷防護回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成する丸めの本発明の雷防護回路の構成
は、 通信線および商用電源線に接続されるとともに1対以上
の該通信線および商用電源線以外の線が接続されている
通信機器において、 上記通信線および商用電源線ならびに該通信線および商
用電源線以外の線のそれぞれの線間に雷サージを吸収も
しくは放電する素子を2個以上直列に接続し、 上記それぞれの線間における雷サージを吸収もしくは放
電する素子間の接続点を共通にまたは他の雷サージを吸
収もしくは放電する素子を介して接続することを特徴と
する。
[作用] 本発明は、通信線や商用電源線以外の内線のような線が
接続されている通信機器において、通信線や商用i!隙
線以外の接続されている線にもサージ吸収素子等をその
線間に2個以上直列に挿入し、そのサージ吸収素子等の
接続点を通信線、商用電源線のそれぞれの線間に同様に
挿入しであるサージ吸収素子の接続点間と共通にまたは
避雷器等を介して接続することにより、雷サージが印加
されたときに通信線または商用電源線と内線等との線間
に発生する電圧差を抑えて雷防護性能を高める。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路構成図である
。本実施例は、内線バスに接続する通信機器である電話
機に適用した雷防護の例を示す。
図中、1は内部回路、2は通信線、3は商用電源線(以
下電源線と略記する)、4は内線バスの通話線、5は内
線バスの制御線、6は酸化亜鉛のようなサージ吸収素子
である。内部回路lには通信線2か接続され、電源線3
から商用電源の給電を受けている。内線バスとして、通
話線4と制御線5とをそれぞれ1本のものを用いるもの
とすると、それぞれの線4.5も内部回路!と接続され
る。
通信線2.電源線31通信線4.制御線5の線間には、
サージ吸収素子6を2個直列に接続し、それぞれの線間
の2個のサージ吸収素子6の中間の接続点から線を引出
し、引出したすべての線を共通に接続する。
以上のように構成した実施例の作用を述べる。
まず、通信線に接続され、商用電源線から電力供給を受
ける電話機を内線に接続した場合に、例えば通信線への
雷サージの印加で電話機の内部回路か破壊される理由を
第2図で説明する。第2図において、通信線2.電源線
3は第5図(b)に示すように雷防護回路が設けられて
いるものとする。
ここで、最大電圧になるまでの時間が約lOμsである
サージ電圧を通信線2に印加した時の測定結果を示すと
、 ■内線4.5に電話機(内部回路1)を接続して電源線
3を商用電源からはずすと、V、/V、の比はほぼlと
なる。ただし、Vlは通信線2と大地間の電圧であり、
■、は内線4.5と大地間の電圧である。
■内線に4,5に電話機(内部回路l)を接続して電源
線3を商用電源に接続すると、V、/V、の比は1より
散開小さくなる。
従って、内線4.5に電話機(内部回路l)を接続し電
源線3を商用電源に接続した状態で通信線2のみにサー
ジ電圧を印加しても、通信線2と内線4.5との間で電
圧が生ずることになる。この通信線2へのサージ電圧印
加により通信線2と内線4.5の間に生じた電圧差によ
り電話機の内部回路1が破損することとなる。よって、
これを防護するためには、通信線2と内線4.5との電
圧差をなくずか、ある値以下にする必要がある。
第1の実施例では、例えば通信線2から雷サージが印加
された場合、電源線31通話線4.制御線5との間でサ
ージ吸収素子6により、雷サージによってそれぞれの線
間に発生する電圧および各線相互間に発生する電圧を、
電源線3に流すことで、サージ吸収素子6の動作電圧以
下に抑え込む。
これにより、内部回路lを保護する。同様な原理により
、電源線3に雷サージが印加された場合ら、通話線4に
雷サージが印加された場合も、制御線5に雷サージが印
加された場合も、サージ吸収素子6の動作により、それ
ぞれの線間に発生する電圧および各線相互間に発生ずる
電圧を、通信線2または電源線3に流すことで、サージ
吸収素子6の動作電圧以下の電圧として、内部回路1を
防護することができる。
第3図は、本発明の第2実施例を示す回路構成図である
。本実施例は第1の実施例をスター配線の内線に接続す
る電話機に適用した例である。複数本のスター配線を電
話機の内部回路lに接続する場合、通信線2.電源線3
の各線間にサージ吸収素子6を2個直列に挿入するとと
乙に、スター配線のそれぞれの通話線4.4′ ・・、
制御線5゜5′・・・の線間にもサージ吸収素子6を2
個直列に挿入し、それぞれの線間に挿入したサージ吸収
素子6の中間接続点から引出した線を共通に接続するこ
とにより、第1の実施例と同じ原理でいずれの線の雷サ
ージの印加に対しても、サージ吸収素子6の動作電圧以
上の電圧が生じないことなり、内部回路lが防護される
第4図は、本発明の第3の実施例を示す回路構成図であ
る。本実施例は第1の実施例の応用であって、それと異
なるところは、電源線3の線間に挿入した2個のサージ
吸収素子6の中間接続点から引出した線と他の線の線間
に挿入した2個のサージ吸収素子6の中間接続点から引
出した線との間に避雷器7を接続したことである。これ
は電源線3と他の線2,4.5との間の遮断性能を高め
たもので、各線に挿入したサージ吸収素子6が経年変化
等で劣化しても電源線3がそれらの他の線2.4.5に
影響を与えることを防ぐことかできる。第4図では、避
雷器7を電源線3と他の線245との間に挿入したが、
各線間に挿入したサージ吸収素子6間の中間接続点から
引出した線のいずれかにまたは複数に避雷器7を挿入し
てもかまわない。避雷器7としては、空間で放電する二
極避雷管等の避雷管が好適であるが、その他各種のアレ
スタ類やサージ吸収素子を使用することができる。本実
施例においても、第1および第2の実施例と同様に、通
信線2.電源線3.内線45をそれぞれの線間に挿入し
た2個のサージ吸収素子6の中間点から引出した線で接
続する回路構成となっているので、通信線2に印加され
た雷サージに対して避雷器7が導通すると、通信線2と
内線4.5との電圧差がほとんど生じないため、通信機
器の内部回路lの耐力を向上させることができ、かつ内
線4.5に印加された雷サージに対しても耐力を向上さ
せることができ、従来の防護技術に比へて雷サージに対
する信頼性を改善することができる。
なお、以上説明した各実施例は内線に対する雷サージの
防護回路について記述したが、ドアホン線等の他の線が
内部回路lに接続された場合にも、その線の線間に2個
のサージ吸収素子6を直列に挿入し、その中間点から引
出した線を通信線2および電源線3の線間に挿入したサ
ージ吸収素子6の中間点から引出した線とを同様に共通
にまたは避雷器を介して接続すればよい。また、線間に
挿入するサージ吸収素子6には、特性の合った2個を用
いることか適しているが、3個以上挿入して少なくとも
両側にサージ吸収素子が1個以上ある接続点から上記接
続すべき線を引出してもかまわない。さらに、サージ吸
収素子6としては雷サージを放電によって抑え込むアレ
スタ等の避雷器であっても良い。このように、本発明は
その主旨に沿って種々に応用され、種々の実施態様を取
り得るものである。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明の雷防護回路によ
れば、通信機器の内部回路に接続された線に雷サージの
防護回路を付加することにより、いずれの線に雷サージ
が印加されても内部回路を保護することかでき、雷サー
ジに対する耐力を向上させることができろ利点がある。
また、本発明の雷防護回路はサージ吸収素子や避雷器の
みで構成できるため、寸法1重量の大幅な増大をまねか
ないで適用することかでき、小形化、軽量化を指向する
通信機器に適したものである。また、ビジネスホンに多
(用いられるスター配線にも同じ構成で適用できるため
、設計、製造が容易であり、かつ、安い価格で適用でき
るため、経済的な負担が少なくてすむ利点かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路構成図、第2
図は本発明の詳細な説明図、第3図は本発明の第2の実
施例を示す回路構成図、第4図は本発明の第3の実施例
示す回路構成図、第5図(a)、(b)は従来例の雷防
護回路の回路構成図である。 l・・・内部回路(電話機)、2・・・通信線、4・・
・通話線(内線)、5・・・制御線(内線)、6・・・
サージ吸収素子、7・・・避雷器。 2−−一通ノ1mIdk 3.−西m電シam 4−−−aft諜 5−一一ルリ叱p線 6−−−寸−ジ吸暇素手 7−−−避ts (Q) 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)通信線および商用電源線に接続されるとともに1
    対以上の該通信線および商用電源線以外の線が接続され
    ている通信機器において、 上記通信線および商用電源線ならびに該通信線および商
    用電源線以外の線のそれぞれの線間に雷サージを吸収も
    しくは放電する素子を2個以上直列に接続し、 上記それぞれの線間における雷サージを吸収もしくは放
    電する素子間の接続点を共通にまたは他の雷サージを吸
    収もしくは放電する素子を介して接続することを特徴と
    する雷防護回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0595623A (ja) * 1991-09-30 1993-04-16 Oki Electric Ind Co Ltd サージ保護回路方式
JP2004254487A (ja) * 2003-02-24 2004-09-09 Nippon Kouatsu Electric Co 雷サージ保護方法
CN103595036A (zh) * 2013-11-25 2014-02-19 国家电网公司 安防三合一防雷器

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JPS5271320U (ja) * 1975-11-20 1977-05-27
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