JP2000261957A - サージ吸収装置とこれを用いた屋内配線方法 - Google Patents

サージ吸収装置とこれを用いた屋内配線方法

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JP2000261957A
JP2000261957A JP11064475A JP6447599A JP2000261957A JP 2000261957 A JP2000261957 A JP 2000261957A JP 11064475 A JP11064475 A JP 11064475A JP 6447599 A JP6447599 A JP 6447599A JP 2000261957 A JP2000261957 A JP 2000261957A
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吉晴 大森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ線などの信号線から侵入する雷サー
ジから受信用電子機器を保護するサージ吸収装置とこれ
を用いた屋内配線方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 少なくとも二対の電源線入、出力端子
3,4と、この電源線入、出力端子3,4間を電気的に
接続する少なくとも二本の電源線7と、少なくとも一つ
のアース端子5と、少なくとも二対のアンテナ線入、出
力端子1,2と、このアンテナ線入、出力端子1,2間
を電気的に接続する少なくとも二本のアンテナ線6A,
6Bと、電源線7間と、電源線7とアース端子5間と、
アンテナ線6A,6B間に電気的にそれぞれ接続された
少なくとも四つのサージ吸収素子8,9,10とを備
え、アンテナ線6A,6Bの内基準電位側のアンテナ線
6Bをアース端子5に電気的に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は雷などのサージ電圧
から電子機器を保護するサージ吸収装置とこれを用いた
屋内配線方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アンテナから侵入する雷等による
サージ電圧から電子機器を保護するサージ吸収装置とし
ては、特開昭58−225586号公報に記載されたも
のが知られている。
【0003】図6は従来のアンテナ線用サージ吸収装置
の断面図であり、101は中心導体、102は外部導
体、103は信号線用サージ吸収素子で、中心導体10
1と外部導体102は同軸構造をとるとともに信号線用
サージ吸収素子103を介し電気的に接続されている。
【0004】また、図7は従来の信号線用サージ吸収装
置の屋内配線を示した模式図であり、104は図6に示
す信号線用サージ吸収装置、105はアンテナ線などの
信号線、106は電源線、107は信号線用サージ吸収
装置104のアース線、108は信号増幅器、109は
TVなどの受信用電子機器、110は受信用電子機器1
09のアース線、111は分電盤、112は電源コンセ
ントである。
【0005】まず、信号線105より受信された信号は
信号増幅器108で混合・増幅され家庭内の受信用電子
機器109に供給される。また、信号線105より侵入
してきた雷などの雷サージは信号線用サージ吸収装置1
04内の信号線用サージ吸収素子103によって、信号
線用サージ吸収装置104のアース線107を通じて大
地放電され、受信用電子機器109を保護する。
【0006】また、アース線107とアース線110と
の間にはアース抵抗113がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば、信号線用サー
ジ吸収装置104のアース線107のアース工事が不完
全であるとか、断線、砂地のような地質のため十分にア
ース抵抗113を小さい値にできない場合、信号線10
5から侵入した雷サージは大地放電しにくい状況にな
り、相対的にインピーダンスの低い他の経路、例えば、
信号増幅器108を破壊し、信号線105、電源線10
6を介し、受信用電子機器109を破壊してしまう。
【0008】また、信号線用サージ吸収装置104のア
ース線107と受信用電子機器109のアース線110
が別々にアースされている場合、信号線用サージ吸収装
置104が放電した場合、大地放電された電流が大地を
経由して受信用電子機器109のアース線110に逆流
入することで、アース線107とアース線110との間
のアース抵抗113に相当する電圧降下が発生し、アー
ス線110に接続された受信用電子機器109にその電
圧降下分の高電圧が印加され、破壊に至らしめることが
あるという問題を有していた。
【0009】そこで本発明は、信号線や電源線から侵入
するサージ電圧を吸収し、電波増幅器や家庭内の電子機
器を保護することのできる高い保護能力を有するサージ
吸収装置とこれを用いた屋内配線方法を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のサージ吸収装置は、少なくとも二対の電源線
入、出力端子と、この電源線入、出力端子間を電気的に
接続する少なくとも二本の電源線と、少なくとも一つの
アース端子と、少なくとも二対の信号線用入、出力端子
と、この信号線用入、出力端子間を電気的に接続する少
なくとも二本の信号線と、前記電源線間と、前記電源線
と前記アース端子間と、前記信号線間に電気的にそれぞ
れ接続された少なくとも四つのサージ吸収素子とを備
え、前記信号線のうちの基準電位側の信号線を前記アー
ス端子に電気的に接続したサージ吸収装置であり、信号
線や電源線から侵入するサージを吸収し、アース抵抗の
大きさによらず信号増幅器、電子機器を保護することの
できる高い保護能力を有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、少なくとも二対の電源線入、出力端子と、この電源
線入、出力端子間を電気的に接続する少なくとも二本の
電源線と、少なくとも一つのアース端子と、少なくとも
二対の信号線用入、出力端子と、この信号線用入、出力
端子間を電気的に接続する少なくとも二本の信号線と、
前記電源線間と、前記電源線と前記アース端子間と、前
記信号線間に電気的にそれぞれ接続された少なくとも四
つのサージ吸収素子とを備え、前記信号線のうちの基準
電位側の信号線を前記アース端子に電気的に接続したサ
ージ吸収装置であり、信号線、電源線から侵入してくる
雷サージを吸収し、アース抵抗の大きさによらず、電子
機器を保護することができるものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、信号線とアース
端子とをサージ吸収素子を介して接続した請求項1に記
載のサージ吸収装置で、サージ保護効果に加え、更に信
号線とアース線によるグランドループを避けることがで
きるものである。
【0013】請求項3に記載の発明は、電源線とアース
端子間に接続したサージ吸収素子として酸化亜鉛を主成
分とした電圧依存性抵抗素子を用い、信号線とアース端
子間に接続したサージ吸収素子として放電管を用い、さ
らに電源線と信号線とを酸化亜鉛を主成分とする電圧依
存性抵抗素子を介して接続した請求項1あるいは請求項
2に記載のサージ吸収装置であり、放電管の放電遅れを
無くし、サージ吸収装置に接続される受信用電子機器に
かかる雷サージエネルギーを低減し、確実に電子機器を
保護できるものである。
【0014】請求項4に記載の発明は、少なくとも1つ
のサージ吸収素子に直列に過電流保護素子を接続した請
求項1〜3のいずれか一つに記載のサージ吸収装置であ
り、サージ吸収素子に定格を大きく上回るようなサージ
が印加された場合に、サージ吸収素子にかかる負担を軽
減し、サージ吸収素子の過定格破壊を防止したり、サー
ジ吸収素子が破壊した場合、回路より安全に切り離すこ
とができるものである。
【0015】請求項5に記載の発明は、少なくとも信号
線とこの信号線に接続するサージ吸収素子との接合部を
導電性の筐体で覆うと共に、この筐体とアース端子と電
気的に接続した請求項1〜4のいずれか一つに記載のサ
ージ吸収装置であり、筐体の静電気・電磁遮蔽効果で電
源線、信号線の相互干渉を防止すると共に、アース端子
の基準電位を保ち、高い電子機器保護能力を有するもの
である。
【0016】請求項6に記載の発明は、受信用電子機器
の信号線及び電源線を請求項1〜5のいずれか一つに記
載のサージ吸収装置を介して前記受信用電子機器に接続
するとともに、前記受信用電子機器のアース線を前記サ
ージ吸収装置のアース線と一カ所で接続してアースさ
せ、かつ前記受信用電子機器の電源線を分電盤の専用回
路から供給する屋内配線方法であり、信号線などの大き
な雷サージが侵入する受信用電子機器の保護ができると
ともに、屋内の他の電子機器への二次雷害を低減できる
ものである。
【0017】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は本実施の形態にお
けるサージ吸収装置の回路図であり、1は信号線用入力
端子としてのアンテナ線入力端子、2はこのアンテナ線
入力端子1に電気的に接続された信号線用出力端子とし
てのアンテナ線出力端子であり、3は電源線入力端子、
4は電源線入力端子3に電気的に接続された電源線出力
端子、5はアース端子、6A,6Bはアンテナ線入力端
子1とアンテナ線出力端子2の間を電気的に接続する信
号線としてのアンテナ線で、基準電位側のアンテナ線6
Bはアース端子5にも接続されている。7は電源線入力
端子3と電源線出力端子4とを電気的に接続した電源線
であり、8は電源線7間に接続されたサージ吸収素子
で、9は電源線7とアース端子5間に接続されたサージ
吸収素子、10はアンテナ線6A,6B間に接続された
サージ吸収素子である。
【0019】また、図2は本実施の形態におけるサージ
吸収装置の斜視図であり、11は樹脂筐体である。
【0020】さらに図3は図2に示すサージ吸収装置の
適用を説明するための屋内配線模式図であり、12は信
号線としてのアンテナ線、13,13a,13bはそれ
ぞれ電源線、サージ吸収装置の電源線および受信用電子
機器の電源線、14,14a,14bはそれぞれ分電盤
のアース線、サージ吸収装置のアース線および受信用電
子機器のアース線、15は図2に示すサージ吸収装置、
16は信号増幅器、17は受信用電子機器で、18は分
電盤、19は信号増幅器16に電源を供給する分岐遮断
器、20は分電盤18のアース端子、21は受信用電子
機器17の内部回路、22は電圧依存性抵抗素子で、内
部回路21には信号線としてのアンテナ線12、電源線
13b及び電圧依存性抵抗素子22を介しアース線14
bが接続されている。
【0021】また、アンテナ線12と、分岐遮断器19
から供給された電源線13aがそれぞれサージ吸収装置
15のアンテナ線入、出力端子1,2、電源線入、出力
端子3,4を介し、信号増幅器16と受信用電子機器1
7に接続される。また、サージ吸収装置15のアース端
子5はアース線14aにて分電盤18のアース端子20
に接続され大地にアースされている。
【0022】また、このアース端子20には受信用電子
機器17のアース線14bも接続され、サージ吸収装置
15に接続したアース線14aと一点接地されている。
【0023】さらに、受信用電子機器17のアース線1
4bは通常、使用者の感電防止のため筐体を介して接続
されており、受信用電子機器17の内部回路21とは空
間絶縁されているか、電圧依存性抵抗素子22が入って
いるが、高い絶縁性を保つためその動作開始電圧は、内
部回路21の電圧に比べ十分高い設計になっている。ま
た、電源線7間に接続したサージ吸収素子8及びアンテ
ナ線6A,6B間に接続したサージ吸収素子10の動作
開始電圧は、受信用電子機器17の電圧依存性抵抗素子
22の動作開始電圧よりも低く設定している。
【0024】本発明のサージ吸収装置15の動作につい
て図1〜図3を用いて説明する。アンテナ線6A,6B
より雷サージが入ってきた場合、アンテナ線6A,6B
間に接続したサージ吸収素子10により雷サージはアー
ス線14a,14を通じて大地に放電され、信号増幅器
16、受信用電子機器17は保護される。仮に、アース
線14の接地抵抗が高い場合や、アース工事の不備でア
ースされていない場合、雷サージはアンテナ線6A,6
B間に接続されたサージ吸収素子10と電源線7とアー
ス端子5間に接続されたサージ吸収素子9を経由し、電
源線13へバイパスされ、電源線13の柱上トランスの
接地点にて大地放電される。この際、信号増幅器16及
び受信用電子機器17は、電源線7とアース端子5間に
接続されたサージ吸収素子9とアンテナ線6A,6B間
に接続されたサージ吸収素子10の抑制された電圧しか
かからず、受信用電子機器17は内部絶縁破壊等の破損
なく保護される。
【0025】また、分電盤18のアース端子20にて一
点接地しているため、図7のように多点接地していると
きのような図7のアース抵抗113により受信用電子機
器17に過電圧が印加されるのを防いでいる。
【0026】更に、一般的に家庭電子機器において信号
増幅器16の電源を電源コンセントからとる場合、雷サ
ージが他の電子機器へ移行しやすいが、本実施の形態の
ように雷の直撃を受けやすいアンテナ線12などに直結
している信号増幅器16への電源供給を分電盤18の専
用の分岐遮断器19を用いることで、上記場合に比べて
二次雷害を軽減できる。
【0027】(実施の形態2)図4は本実施の形態2に
おけるサージ吸収装置の回路図である。23,24は電
源線7間及び電源線7とアース端子5間に接続されたサ
ージ吸収素子としての酸化亜鉛バリスタ、25,26は
アンテナ線6A,6B間及びアンテナ線6A,6Bとア
ース端子5間に接続されたサージ吸収素子としての放電
管、27は電源線7とアンテナ線6B間に接続されたサ
ージ吸収素子としての酸化亜鉛バリスタで、酸化亜鉛バ
リスタ24の動作開始電圧と放電管26の動作開始電圧
の和は、酸化亜鉛バリスタ27の動作開始電圧よりも高
く設定してある。また、28は導電性カバーであり放電
管25,26やアンテナ線6A,6Bの導体接合部を覆
っており、導電性カバー28はアース端子5に電気的に
接続されている。
【0028】図5は本実施の形態のサージ吸収装置の動
作特性を説明するための図である。図5において、Vs
はアンテナ線6A,6Bに侵入してきた雷サージ波形で
あり、Vgは放電管26単体の放電開始特性でその最大
値はVgmax、Vzpは酸化亜鉛バリスタ27の動作特性、
zsgは酸化亜鉛バリスタ24と放電管26との直列回
路の放電特性を示している。
【0029】以下、本実施の形態のサージ吸収装置の動
作について図3、図4、図5を用いて説明する。アンテ
ナ線6A,6Bより雷サージが侵入し、実施の形態1で
も示したバイパス作用が働いた場合、雷サージは酸化亜
鉛バリスタ24と放電管26との直列回路と、この直列
回路と酸化亜鉛バリスタ27との並列回路によりバイパ
スされる。この場合、まず、動作開始電圧の低い酸化亜
鉛バリスタ27が動作し、侵入してきた雷サージ電圧を
電圧Vaにて抑制する。この抑制された電圧Vaにて、放
電管26と酸化亜鉛バリスタ24の動作が開始される。
放電管26の動作後、その両端の電圧は数V〜数十Vと
低く、直列回路の合計電圧は酸化亜鉛バリスタ24の電
圧Vbが支配的となる。
【0030】この動作により、雷サージVsに対し、放
電管26の動作遅れがある時間領域Xでは、放電管26
単体であれば図5中の放電開始電圧遅れによる高電圧V
gmaxが発生するが、本発明によれば前記時間領域Xで
は、酸化亜鉛バリスタ27が動作し、放電管26が放電
を開始するまで電圧を抑制し、放電管26が動作後は、
放電管26と酸化亜鉛バリスタ24の低い制限電圧によ
り、受信用電子機器17に高い電圧、高いエネルギーが
印加されるのを防ぐ。
【0031】また、雷サージのエネルギーを酸化亜鉛バ
リスタ24,27と放電管26で分担するため、サージ
吸収装置15の長寿命化が図れる。また、アンテナ線6
A,6Bの接合部を導電性カバー28で覆っているた
め、その電磁遮蔽効果で電源線7とアンテナ線6A,6
Bの相互干渉を大幅に低減できる。
【0032】さらに、図3において点線で示される基準
電位側のアンテナ線6Bとアース線のグランドループ2
9が放電管26により開放となるため、グランドループ
は形成されず、例えば、落雷等により誘導起電力が基準
電位側のアンテナ線6Bやアース線に発生することがな
く雷サージ侵入による誘導現象による二次雷害を防止で
きる。
【0033】なお、上記実施の形態では、信号線として
アンテナ線を例に説明したが、CATV等の信号電送線
についても同じである。
【0034】また、サージ吸収装置では、アンテナ線、
電源線が各二本の場合のみを示したが、必要に応じて適
宜増やしても構わない。
【0035】さらに、上記実施の形態においては、本発
明のサージ吸収装置を用いた屋内配線模式図を示してい
るが、アンテナ線、サージ吸収装置に接続する電源線を
各一本ずつしか記載していない。これは、本発明のサー
ジ吸収装置の動作をよりわかりやすく説明するためのも
のであり、サージ吸収装置の回路図にも記載しているよ
うに通常は少なくともそれぞれ二本以上あり、サージ吸
収装置の電源線入、出力端子、信号線入、出力端子にそ
れぞれ独立して接続される。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明のサージ吸収装置を
用いれば、アンテナ線などの信号線から侵入した雷サー
ジを大地放電し、信号増幅器や受信用電子機器を保護す
るとともに、アース抵抗が大きく大地放電できないよう
な場合でもアンテナ線から電源線へ雷サージをバイパス
させ受信用電子機器を保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるサージ吸収装置の
内部回路図
【図2】本発明の実施の形態1によるサージ吸収装置の
外観斜視図
【図3】本発明の実施の形態1によるサージ吸収装置を
用いた雷サージ対策適用の屋内配線模式図
【図4】本発明の実施の形態2によるサージ吸収装置の
内部回路図
【図5】本発明の実施の形態2によるサージ吸収装置の
動作説明図
【図6】従来のサージ吸収装置の内部構成図
【図7】従来のサージ吸収装置の適用の屋内配線模式図
【符号の説明】
1 アンテナ線入力端子 2 アンテナ線出力端子 3 電源線入力端子 4 電源線出力端子 5 アース端子 6A アンテナ線 6B アンテナ線 7 電源線 8 サージ吸収素子 9 サージ吸収素子 10 サージ吸収素子 11 樹脂筐体 12 アンテナ線 13 電源線 13a 電源線 13b 電源線 14 アース線 14a アース線 14b アース線 15 サージ吸収装置 16 信号増幅器 17 受信用電子機器 18 分電盤 19 分岐遮断器 20 アース端子 21 内部回路 22 電圧依存性抵抗素子 23 酸化亜鉛バリスタ 24 酸化亜鉛バリスタ 25 放電管 26 放電管 27 酸化亜鉛バリスタ 28 導電性カバー 29 グランドループ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二対の電源線入、出力端子
    と、この電源線入、出力端子間を電気的に接続する少な
    くとも二本の電源線と、少なくとも一つのアース端子
    と、少なくとも二対の信号線用入、出力端子と、この信
    号線用入、出力端子間を電気的に接続する少なくとも二
    本の信号線と、前記電源線間と、前記電源線と前記アー
    ス端子間と、前記信号線間に電気的にそれぞれ接続され
    た少なくとも四つのサージ吸収素子とを備え、前記信号
    線のうちの基準電位側の信号線を前記アース端子に電気
    的に接続したサージ吸収装置。
  2. 【請求項2】 信号線とアース端子とをサージ吸収素子
    を介して接続した請求項1に記載のサージ吸収装置。
  3. 【請求項3】 電源線とアース端子間に接続したサージ
    吸収素子として酸化亜鉛を主成分とした電圧依存性抵抗
    素子を用い、信号線とアース端子間に接続したサージ吸
    収素子として放電管を用い、さらに電源線と信号線を酸
    化亜鉛を主成分とする電圧依存性抵抗素子を介して接続
    した請求項1あるいは請求項2に記載のサージ吸収装
    置。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのサージ吸収素子に直列
    に過電流保護素子を接続した請求項1〜3のいずれか一
    つに記載のサージ吸収装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも信号線とこの信号線に接続す
    るサージ吸収素子との接合部を導電性の筐体で覆うと共
    に、この筐体とアース端子と電気的に接続した請求項1
    〜4のいずれか一つに記載のサージ吸収装置。
  6. 【請求項6】 受信用電子機器の信号線及び電源線を請
    求項1〜5のいずれか一つに記載のサージ吸収装置を介
    して前記受信用電子機器に接続するとともに、前記受信
    用電子機器のアース線を前記サージ吸収装置のアース線
    と一カ所で接続してアースさせ、かつ前記受信用電子機
    器の電源線を分電盤の専用回路から供給する屋内配線方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003259547A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Nippon Kouatsu Electric Co サージ吸収装置
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