JP2013178998A - 動作トリガ用2極避雷管及び動作トリガ用バリスタ - Google Patents
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Abstract
【課題】サージ電流の流入による通信機器の故障を防止するための3極避雷管が、その動作タイミングの差により発生する電位差により通信機器が故障することを防止する。
【解決手段】動作トリガ付き避雷装置100は、1ペアの通信ケーブル300a、300bに流入したサージ電流から通信機器500を保護する3極避雷管10と、当該3極避雷管10のアース電極12とアースの間に直列接続した動作トリガ用の2極避雷管20とで構成される。
【選択図】図1
【解決手段】動作トリガ付き避雷装置100は、1ペアの通信ケーブル300a、300bに流入したサージ電流から通信機器500を保護する3極避雷管10と、当該3極避雷管10のアース電極12とアースの間に直列接続した動作トリガ用の2極避雷管20とで構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する技術に関する。
通信機器に接続された通信ケーブルに2極避雷管や3極避雷管を接続することにより、落雷による雷サージや高圧線による誘導サージから当該通信機器を保護する技術がある(特許文献1参照)。
その2極避雷管又は3極避雷管は、通信ケーブルに一定以上の過大電圧がかかると動作し、その過大電圧に基づくサージ電流を対極側又はアース側へ放流すことにより、そのサージ電流が通信機器に侵入することを防止する。
図8は、従来の雷防護対策装置の基本的構成を示す図である。この雷防護対策装置700は、例えば動作電圧を150Vとする1つの3極避雷管10により構成される。
3極避雷管10は、通信ケーブル接続用の2つの第1ライン電極11a及び第2ライン電極11bを備え、第1ライン電極11aと第2ライン電極11bとの間にはアース電極12が対向配置されている。第1ライン電極11aは、保護対象の通信機器500に接続された1ペアの通信ケーブルのうち、一方の通信ケーブル300aに接続され、第2ライン電極11bは、他方の通信ケーブル300bに接続される。
通信ケーブル300a,300bに3極避雷管10の動作電圧以上のサージ電流が流入した場合、第1ライン電極11aとアース電極12との間に当該サージ電流に基づく放電が生じると共に、第2ライン電極11bとアース電極12との間にも放電が生じることにより、そのアース電極12からアース側にサージ電流を放流する。
この原理動作は、LAN等の複数のペア通信ケーブルを対象とする複数の3極避雷管10で構成される場合であっても同様である(図9に示す第1の3極避雷管10_1や第nの3極避雷管10_n)。
しかしながら、2以上の2極避雷管又は1以上の3極避雷管から構成される雷防護対策装置において、サージ電流が流入した際における避雷管内又は各避雷管の動作タイミングが異なるため、その避雷管に接続された1ペア内の通信ケーブル間又は複数のペア通信ケーブル間に電位差が発生し、通信機器が故障するという問題があった。
図8に示した雷防護対策装置700において、サージ電流が侵入した場合、第1ライン電極11aとアース電極12との間(以下、極管)と第2ライン電極11bとアース電極12との間(以下、極管)とが同時に放電してサージ電流をアース側に放流するとは限らず、サージ電流の電圧が3極避雷管10の動作電圧付近の際には、片方の極管のみ動作する場合がある。これにより、一方の通信ケーブル300aと他方の通信ケーブル300bとの間に電位差が生じて通信機器が故障する場合がある。
図9に示した雷防護対策装置700においては、個々の3極避雷管10内の2つの極管での動作タイミングの差のみでなく、第1の3極避雷管10_1と第nの3極避雷管10_nとでも動作タイミングが異なる(3極避雷管同士における動作タイミングの差)ため、同様に通信機器が故障する場合がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、サージ電流の流入による通信機器の故障を防止することにある。
請求項1記載の動作トリガ用2極避雷管は、一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する3極避雷管のアース電極に直列接続されることを特徴とする。
本発明によれば、一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する3極避雷管のアース電極に動作トリガ用2極避雷管を直列接続するため、その3極避雷管が本来の動作電圧よりも高い電圧で動作することから、3極避雷管内の2つの極管が同時に動作するので、その一対の通信線の線間での電位差が低減され、サージ電流の流入による通信機器の故障を防止できる。
請求項2記載の動作トリガ用2極避雷管は、請求項1記載の動作トリガ用2極避雷管において、前記3極避雷管は、前記一対の通信線が2以上の場合にそれぞれ対応する2以上の3極避雷管であって、前記動作トリガ用2極避雷管は、当該2以上の3極避雷管の2以上のアース電極に直列接続されることを特徴とする。
本発明によれば、上記動作トリガ用2極避雷管は、2以上の3極避雷管の2以上のアース電極に直列接続されるため、2以上の3極避雷管が同時に動作するので、2以上の一対の通信線間での電位差が低減され、サージ電流の流入による通信機器の故障を防止できる。
請求項3記載の動作トリガ用2極避雷管は、請求項1又は2記載の動作トリガ用2極避雷管において、前記動作トリガ用2極避雷管は、前記3極避雷管を有する装置とは異なる装置に具備されることを特徴とする。
本発明によれば、上記動作トリガ用2極避雷管は、3極避雷管を有する装置とは異なる装置に具備されるため、3極避雷管を有する従来のサージ防護対策装置の更なる対策装置として提供できる。
請求項4記載の動作トリガ用バリスタは、一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する3極避雷管のアース電極に直列接続されることを特徴とする。
本発明によれば、一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する3極避雷管のアース電極に動作トリガ用バリスタを直列接続するため、その3極避雷管が本来の動作電圧よりも高い電圧で動作することから、3極避雷管内の2つの極管が同時に動作するので、その一対の通信線の線間での電位差が低減され、サージ電流の流入による通信機器の故障を防止できる。
請求項5記載の動作トリガ用バリスタは、請求項4記載の動作トリガ用バリスタにおいて、前記3極避雷管は、前記一対の通信線が2以上の場合にそれぞれ対応する2以上の3極避雷管であって、前記動作トリガ用バリスタは、当該2以上の3極避雷管の2以上のアース電極に直列接続されることを特徴とする。
本発明によれば、上記動作トリガ用バリスタは、2以上の3極避雷管の2以上のアース電極に直列接続されるため、2以上の3極避雷管が同時に動作するので、2以上の一対の通信線間での電位差が低減され、サージ電流の流入による通信機器の故障を防止できる。
請求項6記載の動作トリガ用バリスタは、請求項4又は5記載の動作トリガ用バリスタにおいて、前記動作トリガ用バリスタは、前記3極避雷管を有する装置とは異なる装置に具備されることを特徴とする。
本発明によれば、上記動作トリガ用バリスタは、3極避雷管を有する装置とは異なる装置に具備されるため、3極避雷管を有する従来のサージ防護対策装置の更なる対策装置として提供できる。
請求項7記載の動作トリガ用2極避雷管は、2以上の一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する2以上の2極避雷管の2以上のアース電極に直列接続されることを特徴とする。
本発明によれば、2以上の一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する2以上の2極避雷管の2以上のアース電極に動作トリガ用2極避雷管を直列接続するため、その2以上の2極避雷管が本来の動作電圧よりも高い電圧で動作することから、その2以上の2極避雷管が同時に動作するので、2以上の一対の通信線間での電位差が低減され、サージ電流の流入による通信機器の故障を防止できる。
請求項8記載の動作トリガ用バリスタは、2以上の一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する2以上の2極避雷管の2以上のアース電極に直列接続されることを特徴とする。
本発明によれば、2以上の一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する2以上の2極避雷管の2以上のアース電極に動作トリガ用バリスタを直列接続するため、その2以上の2極避雷管が本来の動作電圧よりも高い電圧で動作することから、その2以上の2極避雷管が同時に動作するので、2以上の一対の通信線間での電位差が低減され、サージ電流の流入による通信機器の故障を防止できる。
本発明によれば、サージ電流の流入による通信機器の故障を防止できる。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。但し、本発明は多くの異なる様態で実施することが可能であり、本実施の形態の記載内容に限定して解釈すべきではない。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置100は、サージ電流の流入方向に対して通信機器500を保護するように当該通信機器500の前段で1ペアの通信ケーブル300a,300bに挿入接続され、3極避雷管10及び2極避雷管20で構成される。
図1は、第1の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置100は、サージ電流の流入方向に対して通信機器500を保護するように当該通信機器500の前段で1ペアの通信ケーブル300a,300bに挿入接続され、3極避雷管10及び2極避雷管20で構成される。
3極避雷管10は、第1ライン電極11a及び第2ライン電極11bを備え、その第1ライン電極11aと第2ライン電極11bとの間に対向配置されたアース電極12を具備する。第1ライン電極11aは、その1ペアである通信ケーブル300a,300bのうち、一方の通信ケーブル300aに接続され、第2ライン電極11bは、他方の通信ケーブル300bに接続される。
2極避雷管20は、ライン電極21及びアース電極22で構成される。ライン電極21は、3極避雷管10のアース電極12に接続され、アース電極22は、アースに接続される。このような2極避雷管20としては、例えばアレスタを例に用いることができる。
ここで、通信ケーブル300a,300bに流入したサージ電流の電圧が3極避雷管10の動作電圧に近い場合、その3極避雷管10は、「動作しない」又は「動作が遅れる」など、動作特性にバラツキがある。
一方、サージ電流の電圧がその動作電圧よりも明らかに高い場合には、その動作特性にバラツキはなく、3極避雷管10内の2つの極管(第1ライン電極11aとアース電極12との間(以下、第1極管)、及び第2ライン電極11bとアース電極12との間(以下、第2極管))が一斉に動作することが知られている。また、3極避雷管10が複数の場合であっても、それら複数の3極避雷管10は一斉に動作する。
そこで、本実施の形態では、上述したように、3極避雷管10のアース電極12に2極避雷管20を直列接続させる。これにより、その3極避雷管10を本来の動作電圧よりも高い電圧で動作させることが可能になる。
これにより、サージ電流が通信ケーブル300a,300bに流入した場合、3極避雷管10の第1極管と第2極管とが一斉に動作するので、一方の通信ケーブル300aと他方の通信ケーブル300bとの間の電位差が低減され、後段に位置する通信機器500の故障を防止できる。
なお、3極避雷管10に動作トリガ用の2極避雷管20を接続することにより、その3極避雷管10は本来の動作電圧で動作しなくなることから、必要に応じて適切な動作電圧になるように3極避雷管10と2極避雷管20とを組み合わせることが望ましい。例えば、動作電圧が通常(一般的に用いられている動作電圧値)よりも低い3極避雷管10を選定することが考えられる。
以上より、本実施の形態によれば、1ペアの通信ケーブル300a,300bに流入したサージ電流から通信機器500を保護する3極避雷管10のアース電極12に動作トリガ用の2極避雷管20を直列接続するため、その3極避雷管10が本来の動作電圧よりも高い電圧で動作することから、3極避雷管10内の2つの極管が同時に動作するので、その1ペア内の通信ケーブル間での電位差が低減され、サージ電流の流入による通信機器500の故障を防止できる。
〔第2の実施の形態〕
図2は、第2の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態では、第1の実施の形態で用いた2極避雷管20に代えて、その2極避雷管20と同様に動作トリガ用として作用するバリスタ30を3極避雷管10のアース電極12に直列接続する。具体的には、バリスタ30の一方の端子を3極避雷管10のアース電極12に接続し、他方の端子をアースに接続する。なお、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
図2は、第2の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態では、第1の実施の形態で用いた2極避雷管20に代えて、その2極避雷管20と同様に動作トリガ用として作用するバリスタ30を3極避雷管10のアース電極12に直列接続する。具体的には、バリスタ30の一方の端子を3極避雷管10のアース電極12に接続し、他方の端子をアースに接続する。なお、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
以上より、本実施の形態によれば、3極避雷管10のアース電極12に動作トリガ用のバリスタ30を直列接続することにより、その3極避雷管10は本来の動作電圧よりも高い電圧で動作することから、3極避雷管10の第1極管と第2極管とが一斉に動作するので、1ペア内の通信ケーブル間での電位差が低減され、通信機器500の故障を防止できる。
〔第3の実施の形態〕
図3は、第3の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置100は、1ペアの通信ケーブル300a,300bがn個(nは2以上の整数)の場合に、それぞれに対応するn個の3極避雷管10で構成される。
図3は、第3の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置100は、1ペアの通信ケーブル300a,300bがn個(nは2以上の整数)の場合に、それぞれに対応するn個の3極避雷管10で構成される。
本実施の形態では、動作トリガ用として作用する2極避雷管20を、第1の3極避雷管10_1のアース電極12_1〜第nの3極避雷管10_nのアース電極12_nに直列接続する。
以上より、本実施の形態によれば、n個の3極避雷管10の各アース電極12に動作トリガ用の2極避雷管20を直列接続することにより、そのn個の3極避雷管10は本来の動作電圧よりも高い電圧で動作することから、個々の3極避雷管10の第1極管と第2極管とが一斉に動作するのに加えて、更にn個の3極避雷管10が一斉に動作するので、1ペア内の通信ケーブル間での電位差が低減されると共に、n個の1ペア通信ケーブル間での電位差もそれぞれ低減され、通信機器500の故障を防止できる。
〔第4の実施の形態〕
図4は、第4の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態では、第3の実施の形態で用いた2極避雷管20に代えて、動作トリガ用のバリスタ30を3極避雷管10のアース電極12に直列接続する。
図4は、第4の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態では、第3の実施の形態で用いた2極避雷管20に代えて、動作トリガ用のバリスタ30を3極避雷管10のアース電極12に直列接続する。
以上より、本実施の形態によれば、n個の3極避雷管10の各アース電極12に動作トリガ用のバリスタ30を直列接続することにより、そのn個の3極避雷管10は本来の動作電圧よりも高い電圧で動作することから、個々の3極避雷管10の第1極管と第2極管とが一斉に動作するのに加えて、更にn個の3極避雷管10が一斉に動作するので、1ペア内の通信ケーブル間での電位差が低減されると共に、n個の1ペア通信ケーブル間での電位差もそれぞれ低減され、通信機器500の故障を防止できる。
〔第5の実施の形態〕
図5は、第5の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置100は、3極避雷管10を具備する従来の雷防護対策装置700と、その3極避雷管10のアース電極12に接続された動作トリガ用の2極避雷管20を具備する動作トリガ用避雷装置200とで構成される。
図5は、第5の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置100は、3極避雷管10を具備する従来の雷防護対策装置700と、その3極避雷管10のアース電極12に接続された動作トリガ用の2極避雷管20を具備する動作トリガ用避雷装置200とで構成される。
以上より、本実施の形態によれば、動作トリガ用の2極避雷管20は、3極避雷管10を有する従来の雷防護対策装置700とは異なる動作トリガ用避雷装置200に具備されるため、従来の雷防護対策装置700の更なる対策装置として提供できる。
〔第6の実施の形態〕
図6は、第6の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置100は、3極避雷管10を具備する従来の雷防護対策装置700と、その3極避雷管10のアース電極12に接続された動作トリガ用のバリスタ30を具備する動作トリガ用避雷装置200とで構成される。
図6は、第6の実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置100は、3極避雷管10を具備する従来の雷防護対策装置700と、その3極避雷管10のアース電極12に接続された動作トリガ用のバリスタ30を具備する動作トリガ用避雷装置200とで構成される。
以上より、本実施の形態によれば、動作トリガ用のバリスタ30は、3極避雷管10を有する従来の雷防護対策装置700とは異なる動作トリガ用避雷装置200に具備されるため、従来の雷防護対策装置700の更なる対策装置として提供できる。
以上、動作トリガ用の2極避雷管20又はバリスタ30を1以上の3極避雷管10に接続する場合について説明した。一方、第3の実施の形態と第4の実施の形態において、3極避雷管10を2極避雷管20に代えて、代替されたn個の2極避雷管の各アース電極に動作トリガ用の2極避雷管20又はバリスタ30を直列接続した場合であっても、その代替の2極避雷管を本来の動作電圧よりも高い電圧で動作させることが可能になることから、それら各実施の形態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
最後に、第4の実施の形態で説明した動作トリガ付き避雷装置100での効果検証結果を図7に示す。この結果から、本実施の形態に係る動作トリガ付き避雷装置100によれば、従来の雷防護対策装置700よりも通信ケーブル間に発生する電圧差を抑えることが可能であることを把握できる。
100…動作トリガ付き避雷装置
10…3極避雷管
11a…第1ライン電極
11b…第2ライン電極
12…アース電極
20…2極避雷管
21…ライン電極
22…アース電極
30…バリスタ
200…動作トリガ用避雷装置
300…通信ケーブル(通信線)
500…通信機器
700…雷防護対策装置
10…3極避雷管
11a…第1ライン電極
11b…第2ライン電極
12…アース電極
20…2極避雷管
21…ライン電極
22…アース電極
30…バリスタ
200…動作トリガ用避雷装置
300…通信ケーブル(通信線)
500…通信機器
700…雷防護対策装置
Claims (8)
- 一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する3極避雷管のアース電極に直列接続されることを特徴とする動作トリガ用2極避雷管。
- 前記3極避雷管は、前記一対の通信線が2以上の場合にそれぞれ対応する2以上の3極避雷管であって、
前記動作トリガ用2極避雷管は、
当該2以上の3極避雷管の2以上のアース電極に直列接続されることを特徴とする請求項1記載の動作トリガ用2極避雷管。 - 前記動作トリガ用2極避雷管は、
前記3極避雷管を有する装置とは異なる装置に具備されることを特徴とする請求項1又は2記載の動作トリガ用2極避雷管。 - 一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する3極避雷管のアース電極に直列接続されることを特徴とする動作トリガ用バリスタ。
- 前記3極避雷管は、前記一対の通信線が2以上の場合にそれぞれ対応する2以上の3極避雷管であって、
前記動作トリガ用バリスタは、
当該2以上の3極避雷管の2以上のアース電極に直列接続されることを特徴とする請求項4記載の動作トリガ用バリスタ。 - 前記動作トリガ用バリスタは、
前記3極避雷管を有する装置とは異なる装置に具備されることを特徴とする請求項4又は5記載の動作トリガ用バリスタ。 - 2以上の一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する2以上の2極避雷管の2以上のアース電極に直列接続されることを特徴とする動作トリガ用2極避雷管。
- 2以上の一対の通信線に流入したサージ電流から通信機器を保護する2以上の2極避雷管の2以上のアース電極に直列接続されることを特徴とする動作トリガ用バリスタ。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140207 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141014 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150310 |