JP2004072915A - 電子機器 - Google Patents

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JP2004072915A
JP2004072915A JP2002230068A JP2002230068A JP2004072915A JP 2004072915 A JP2004072915 A JP 2004072915A JP 2002230068 A JP2002230068 A JP 2002230068A JP 2002230068 A JP2002230068 A JP 2002230068A JP 2004072915 A JP2004072915 A JP 2004072915A
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Tetsuya Yano
矢野 哲哉
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】通信回線とのインターフェース基板の有無に関わらず、同一の電源装置を使用でき機器構成の複雑化を防止できる電子機器を提供する。
【解決手段】電源ラインIを有する電源装置11と、通信ラインL1、L2を有し機器本体に対して着脱可能なインターフェース基板12とを備えた電子機器10において、電源ラインIと通信ラインL1、L2とフレームグランドFGがY字に結線され、その中心点6と電源ラインI、通信ラインL1、L2、フレームグランドFGの間にそれぞれ避雷素子1〜5が設けられており、中心点6、及び中心点6とフレームグランドFGの間の避雷素子5は、電源装置11側に設けられている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源装置、及び通信回線とのインターフェース基板を有する事務機器等の電子機器に関し、特に雷サージによる機器の破損を防ぐための避雷回路に特徴のある電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
事務機器等の電子機器において、電源装置は雷サージの侵入による機器の破壊を防ぐため雷サージ保護回路を設けている。また近年のこれらの電子機器は通信回線との接続も増え、その通信回線(特に電話回線)より侵入する雷サージの対策も必要となっている。
しかし元来の電子機器において雷サージの保護は、電源ラインからのサージ保護であれば電源基板、通信回線からのサージ保護であれば通信回線とのインターフェース基板とそれぞれ単独で行っていることが多い。
また、電源基板も通信回線とのインターフェース基板もコモンモードの雷サージ対策には、ライン(電源ライン通信ライン)とフレームグランド間に酸化亜鉛バリスタ、ガスチューブアレスタ、またはその両方といった避雷素子を配置させていることがほとんどである。このような構成にした場合、ユーザーが機器の接地を行っていれば安全に雷サージから機器を保護することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、機器の接地がとられていないことが多く見受けられる。この場合、電源ライン、通信ラインのどちらか一方のラインより雷サージが侵入すると大地へサージを流せないため、もう片方のラインへサージが流れることが考えられる。
しかしフレームグランド(FG)をサージが通過しているためユーザーが機器に触れていると感電するおそれがある。また、電源基板側と通信回線とのインターフェース基板側で、機器が接地されていないことを考慮した避雷素子の定数決定がされていないと、避雷開始電圧が遅れ機器が破壊されるおそれもある。
本発明は、通信回線とのインターフェース基板の有無に関わらず、同一の電源装置を使用でき機器構成の複雑化を防止できる電子機器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、電源ラインを有する電源装置と、通信ラインを有し機器本体に対して着脱可能なインターフェース基板とを備えた電子機器において、電源ラインと通信ラインとフレームグランドがY字に結線され、その中心点と電源ライン、通信ライン、フレームグランドの間にそれぞれ避雷素子が設けられており、中心点、及び中心点とフレームグランドの間の避雷素子は、電源装置側に設けられている電子機器を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、電源ラインと通信ラインとフレームグランドのY字の結線に電線を使用している請求項1に記載の電子機器を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、電線はコネクタの使用により取り外し可能とした請求項2に記載の電子機器を主要な特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電子機器の避雷回路を示す構成図である。本電子機器10は、電源ラインI、ニュートラルnを有する電源装置11と、通信ラインL1、L2を有する通信回線とのインターフェイス基板12とから構成されている。なお、電源装置11と通信回線とのインターフェイス基板12の避雷回路以外の構成に関しては図には示していない。
避雷素子1は電源ラインIとニュートラルnの間に配置されており電源ラインIよりノーマルモードの雷サージが侵入した場合に、電源ラインI(ニュートラルn)→避雷素子1→ニュートラルn(ラインI)の経路で雷サージを流し、電子機器10内部への侵入を防ぐ。また、避雷素子2は通信ラインL1とL2の間に配置されており通信回線よりノーマルモードの雷サージが侵入した場合に、通信ラインL1(L2)→避雷素子2→通信ラインL2(L1)の経路で雷サージを流し、電子機器10内部への侵入を防ぐ。
そして、避雷素子3、5は電源ラインIとフレームグランドFGの間に直列に配置されており、電源ラインIよりコモンモードの雷サージが侵入した場合に、電源ラインI→避雷素子3→避雷素子5→フレームグランドFGの経路で雷サージを流し、電子機器10内部への侵入を防ぐ。さらに避雷素子4が通信ラインL1と電源装置11の避雷素子3−5間の中心点6の間に配置されており、通信ラインL1よりコモンモードの雷サージが侵入した場合に、通信ラインL1→避雷素子4→避雷素子5→フレームグランドFGの経路で雷サージを流し、電子機器10内部への侵入を防ぐ。
【0006】
上記は電子機器10が接地されていることを前提としたものであり、電子機器10が接地されていないときには、電源ラインIから雷サージが侵入した場合は、電源ラインI→避雷素子3→避雷素子4→通信ラインL1の経路で雷サージを流し、通信ラインL1から雷サージが侵入した場合は、通信ラインL1→避雷素子4→避雷素子3→電源ラインIの経路で雷サージを流し、電子機器10内部への侵入を防ぐ。フレームグランドFGはユーザーの触れられる電子機器10の外側に剥き出しにされていることが多いが、前記の通りこの避雷経路はフレームグランドFGを通過していないことから、雷サージ侵入時ユーザーが機器に触れていても感電するおそれもなく安全である。
なお、図1に示すように避雷素子3は、基本的には電源ラインの片側の電源ラインI(あるいはニュートラルn)と避雷素子5の間に配置されていればよいのだが、必要に応じて後述する図2に示すように電源ラインI及びニュートラルn両側と避雷素子5の間に配置してもよい。また避雷素子4についても同様に通信ラインL1及びL2の両側と中心点6の間に配置してもよい。
また、図1に示すように中心点6は、通信回線とのインターフェース基板12側ではなく、電源装置11側に設けられている。この構成により、後から追加で通信回線とのインターフェース基板12が取り付け可能という拡張機能を備えた電子機器10であり、通信回線とのインターフェース基板12がまだ取り付けられていない状態の場合、電源装置11の回路パターン等の変更を要せず、そのまま既知の避雷回路を備えた電源装置11として使用することができ、別電源を用意するといった電子機器構成の複雑化を防止できる。またコストの低減を図ることもできる。
【0007】
図2は本発明の第2の実施の形態に係る電子機器の避雷回路を示す構成図である。第2の実施の形態は第1の実施の形態の変形例である。避雷素子3a、3b及び避雷素子4a、4bの中点と避雷素子5を結んでいる。その他の構成、動作は第1の実施の形態と同じである。
【0008】
図3は本発明の第3の実施の形態に係る電子機器の避雷回路を示す構成図である。第3の実施の形態は、電源装置11と通信回線とのインターフェース基板12間の結線のため接続点8、9の間で電線13を用いており、それ以外は図1と同じ構成である。
基板間(電源装置11の基板とインターフェース基板12の間)の結線に電線13を用いることで、それぞれの基板の取り付け自由度を増すことができる。また機能を十分に達成するには、電源装置11と通信回線とのインターフェース基板12はできるだけ近くに配置した方がよいのだが、電線13を長さ調整することにより、ある程度の距離をとった基板の配置も可能となる。さらに上記構成とする場合、電線13はできるだけ太いものを使用した方が良い。
【0009】
図4は本発明の第4の実施の形態に係る電子機器の避雷回路を示す構成図である。第4の実施の形態は第3の実施の形態の変形例である。図3の接続点8、9においてコネクタ14、15を使用し、取り外し可能な構成としている。この構成を採用することで電子機器10の組立を簡素にすることができる。また、前記拡張機能を備えた電子機器10の場合、後から容易にインターフェース基板12の取り付けを行うことができる。
また、図4ではインターフェース基板12上の接続点9(図3)においてもコネクタ15を使用しているが、コストを重視するのであれば特にコネクタを使用し取り外し可能な構成にしなくても、ほぼ同等な機能を有することができる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、電源ラインを有する電源装置と、通信ラインを有し機器本体に対して着脱可能なインターフェース基板とを備えた電子機器において、電源ラインと通信ラインとフレームグランドがY字に結線され、その中心点と電源ライン、通信ライン、フレームグランドの間にそれぞれ避雷素子が設けられており、中心点、及び中心点とフレームグランドの間の避雷素子は、電源装置側に設けられているので、通信回線とのインターフェース基板の有無に関わらず、同一の電源装置を使用でき機器構成の複雑化を防止できる。
請求項2記載の発明によれば、電源ラインと通信ラインとフレームグランドのY字の結線に電線を使用しているので、基板の取り付け自由度を増すことができる。
請求項3記載の発明によれば、電線はコネクタの使用により取り外し可能としたので、機器の組み付けを容易にし、複雑化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子機器の避雷回路を示す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電子機器の避雷回路を示す構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る電子機器の避雷回路を示す構成図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る電子機器の避雷回路を示す構成図である。
【符号の説明】
I 電源ライン、L1、L2 通信ライン、FG フレームグランド、1〜5 避雷素子、6 中心点、10 電子機器、11 電源装置、12 インターフェース基板

Claims (3)

  1. 電源ラインを有する電源装置と、通信ラインを有し機器本体に対して着脱可能なインターフェース基板と、を備えた電子機器において、
    前記電源ラインと通信ラインとフレームグランドとがY字に結線され、その中心点と前記電源ライン、通信ライン、フレームグランドの間にそれぞれ避雷素子が設けられており、前記中心点、及び前記中心点とフレームグランドの間の避雷素子は、前記電源装置側に設けられていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記電源ラインと通信ラインとフレームグランドのY字の結線に電線を使用していることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電線はコネクタの使用により取り外し可能としたことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178998A (ja) * 2012-02-29 2013-09-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 動作トリガ用2極避雷管及び動作トリガ用バリスタ

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