JP5869947B2 - 耐電圧試験装置および耐電圧試験方法 - Google Patents

耐電圧試験装置および耐電圧試験方法 Download PDF

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本発明は、イーサネットポートの対地耐電圧を調べるのに適した耐電圧試験装置および耐電圧試験方法に関するものである。
通信装置を被試験装置として、そのイーサネットポートの対地耐電圧を調べるには、例えば、図3に示すように、被試験装置1のイーサネットポート11に複数の3極ガス避雷管GDTを接続し、3極ガス避雷管GDTのアース電極と被試験装置1のフレームグラウンドの間に試験電圧発生器IGを接続する。イーサネットポート11は、抵抗を挿入したイーサネットケーブルを介して、被試験装置1の通信相手である対向装置2のイーサネットポート21に接続される。
試験電圧発生器IGで発生した試験電圧が、3極ガス避雷管GDTの放電開始電圧を超えると、3極ガス避雷管GDTが放電し、例えば、端子E1とフレームグラウンドの間、端子E2とフレームグラウンドの間に、それぞれ試験電圧が印加される。
特開2011−244420号公報
しかし、3極ガス避雷管GDTの2つの放電開始電圧が異なり、例えば、図3の実線矢印で示すように、電極L1側が先に放電し、波線矢印で示すように、電極L2側が後に放電すると、端子E1、E2間に一時的に試験電圧が印加され、イーサネットポート11を破壊する虞がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、イーサネットポートの対地耐電圧を調べるのに適した耐電圧試験装置および耐電圧試験方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、耐電圧試験装置は、被試験装置のイーサネットポートから延びる通信線の端部に接続された第1の巻き線と、前記被試験装置の通信相手である対向装置のイーサネットポートから延びる通信線の端部に接続された第2の巻き線とを有するパルストランスを備え、前記第1の巻き線の中点に試験電圧発生器を接続できるようになっていることを特徴とする。
耐電圧試験方法は、被試験装置のイーサネットポートから延びる通信線の端部に接続された第1の巻き線と、前記被試験装置の通信相手である対向装置のイーサネットポートから延びる通信線の端部に接続された第2の巻き線とを有するパルストランスを設け、前記第1の巻き線の中点に試験電圧を印加することを特徴とする。
本発明によれば、中点は巻き線の中点なので、巻き線に接続されたイーサネットポートの端子間に電圧が生じず、イーサネットポートの破壊を防ぐことができる。
第1の実施の形態に係る耐電圧試験装置を含む耐電圧試験回路の回路図である。 第2の実施の形態に係る耐電圧試験装置を含む耐電圧試験回路の回路図である。 従来の耐電圧試験回路の回路図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る耐電圧試験装置を含む耐電圧試験回路の回路図である。
耐電圧試験装置10は、被試験装置1のイーサネットポート11から延びる通信線の端部に接続された複数の巻き線T1と、被試験装置1の通信相手である対向装置2のイーサネットポート21から延びる通信線の端部に接続された複数の巻き線T2とを有するパルストランスTを備える。
各巻き線T1の中点Mは互いに電気的に接続され、被試験装置1のフレームグラウンドとの間に試験電圧発生器IGが接続される。
イーサネットポート21と各巻き線T2を結ぶ各通信線には抵抗が挿入される。
第1の実施の形態では、例えば、被試験装置1と対向装置2間でパルストランスTを介して通信を行いながら、試験電圧発生器IGにより試験電圧(例えばサージ電圧(雷サージ))を発生させる。中点Mは巻き線T1の中点なので、例えば、端子E1、E2間に電圧が生じず、イーサネットポート11の破壊を防ぐことができる。例えば、試験電圧を変えていくことで、イーサネットポート11の対地耐電圧を調べることができる。
一方、巻き線T2は、試験電圧が直流の場合、巻き線T1からフローティングされていることになるので、対向装置2は、試験電圧による破壊から保護される。また、試験電圧が交流であっても、巻き線T2には、試験電圧に応じた電圧が逆相で印加され、相殺されるので、対向装置2は、試験電圧による破壊から保護される。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態に同一または類似の装置および装置構成を用い、同一または類似のものについては第1の実施の形態で使用した符号を使用して重複説明を略し、第1の実施の形態とは異なる事項を中心に説明を行う。
図2は、第2の実施の形態に係る耐電圧試験装置を含む耐電圧試験回路の回路図である。
各中点Mには、それぞれインピーダンスR(例えば、抵抗)を介して、イーサネットポート21の対地耐電圧に等しい放電開始電圧を有する避雷器S(例えば、避雷管)が接続される。避雷器Sと被試験装置1のフレームグラウンドの間には試験電圧発生器IGが接続される。
第2の実施の形態では、例えば、被試験装置1と対向装置2間でパルストランスTを介して通信を行いながら、試験電圧発生器IGにより試験電圧を発生させる。第1の実施の形態と同様に、イーサネットポート11の対地耐電圧を調べることができる。また、第1の実施の形態と同様に、対向装置2を試験電圧による破壊から保護することができる。
また、仮に、インピーダンスRがなく、端子E1、E2の入力インピーダンスが低い場合には、端子E1、E2に大電流が流れる一方、端子E3、E4の電位が上昇しないという不都合をきたす虞がある。
しかし、インピーダンスRを設けたので、A点に電流が流れると、A点に接続されたインピーダンスRの両端に電圧が生じ、A点と一緒にB点の電位も上昇するので、B点に接続された巻き線T1にも電流が流れ、端子E3、E4の電位が上昇する。よって、各巻き線T1、各端子に電流を流すことができる。
また、例えば、避雷器Sの放電開始電圧を2kVとし、避雷器Sが放電するまで試験電圧を漸増させる。そして、試験電圧が4kVのときに、避雷器Sが放電したとする。このとき、避雷器Sにかかる電圧は2kV(対向装置2の対地耐電圧)であるから、被試験装置1と対向装置2を合わせた系は、少なくとも4kVの対地耐電圧を有することが確認できる。つまり、対向装置2に試験電圧を印加しなくても、被試験装置1と対向装置2を合わせた系の対地耐電圧を確認することができる。
なお、第2の実施の形態では、各インピーダンスRと避雷器Sを設けたが、一方のみを設けた場合であっても、上記の作用効果が得られるので、そのようにしてもよい。
1 被試験装置
2 対向装置
10 耐電圧試験装置
11、21 イーサネットポート
M 中点
T パルストランス
T1、T2 巻き線
R インピーダンス
S 避雷器

Claims (6)

  1. 被試験装置のイーサネットポートから延びる通信線の端部に接続された第1の巻き線と、前記被試験装置の通信相手である対向装置のイーサネットポートから延びる通信線の端部に接続された第2の巻き線とを有するパルストランスを備え、前記第1の巻き線の中点に試験電圧発生器を接続できるようになっていることを特徴とする耐電圧試験装置。
  2. 前記中点と前記試験電圧発生器の間にインピーダンスを挿入したことを特徴とする請求項1記載の耐電圧試験装置。
  3. 前記中点と前記試験電圧発生器の間に、前記対向装置のイーサネットポートの対地耐電圧に等しい放電開始電圧を有する避雷器を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の耐電圧試験装置。
  4. 被試験装置のイーサネットポートから延びる通信線の端部に接続された第1の巻き線と、前記被試験装置の通信相手である対向装置のイーサネットポートから延びる通信線の端部に接続された第2の巻き線とを有するパルストランスを設け、前記第1の巻き線の中点に試験電圧を印加することを特徴とする耐電圧試験方法。
  5. 前記試験電圧を印加するのに先立ち、前記中点と前記試験電圧を発生する試験電圧発生器の間にインピーダンスを挿入することを特徴とする請求項4記載の耐電圧試験方法。
  6. 前記試験電圧を印加するのに先立ち、前記中点と前記試験電圧を発生する試験電圧発生器の間に、前記対向装置のイーサネットポートの対地耐電圧に等しい放電開始電圧を有する避雷器を設けることを特徴とする請求項4または5記載の耐電圧試験方法。
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