JPS61119839A - 広角v型6気筒エンジン - Google Patents

広角v型6気筒エンジン

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JPS61119839A
JPS61119839A JP23923684A JP23923684A JPS61119839A JP S61119839 A JPS61119839 A JP S61119839A JP 23923684 A JP23923684 A JP 23923684A JP 23923684 A JP23923684 A JP 23923684A JP S61119839 A JPS61119839 A JP S61119839A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、広角V型6気筒エンジンに関し、特に自動
二輪車に搭載してスペース面で有益な低振動特性を有す
る広角V型6気筒エンジンに関するものである。
(従来の技術) 例えば、自動二輪車に搭載するエンジンとして、V型に
配置した気筒を車両の進行方向と直交するように搭載す
るものがある。
従来、この種V型6気筒エンジンにおいては、V型に配
置された左右の気筒のシリンダ挟角を90″又は180
°に設定し、−個のクランクピンに対して2本のコンロ
ッドを取付け、それぞれのシリンダに配置したピストン
と連結した、いわゆる1スロー20ツド構成が用いられ
ている。シリンダ挟角をこのように90°又は180°
に設定すると、ピストンの往復部質量の往復運動により
生ずる残存不平衡慣性力及び同慣性偶力の1次の項を消
去して振動を抑制することができる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、シリンダ挟角を1800に設定すると、車両
の走行の際に、車両の左右に突出するシリンダブロック
が地面に接触するので大なるバンク角が得られないとい
う問題があった0反面、シリンダ挟角を90”に設定す
ると、バンク角の問題はないが、このエンジン上側の燃
料タンクまたは車体フレームとの間の空間が狭くなるた
め、気化器やエアークリーナ等の配置が困難となり、機
関設計の自由度が大幅に制限されるという問題がある。
そこで、エンジン上方の空間を広くとるためにシリンダ
挟角を90’から18o°未満に設定したいという要望
が強い、ところが、シリンダ挟角が90’を越え180
°未渦に設定されると、慣性偶力の1次の項が消去され
ずに残ってしまうため、低振動のエンジンが得られなく
なり、この振動がハンドル、燃料タンク、シート等に伝
達して乗り心地が悪化する等の問題が生ずる。従って、
この振動成分を消去するためには各部に防振対策を施し
たり、バランサを追加したりする等の複雑な措置が必要
であった。
この発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、簡単な
構成によってシリンダ挟角が90’″を越え1800未
満であっても、エンジン振動の原因となる慣性力及び慣
性偶力が十分に消去され、安定した低振動な広角V型6
気筒エンジンを提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) この発明は前記の問題点を解決するために、クランク軸
の軸方向に端から順に第1、第3、第5気筒と第2、第
4、第6気筒とがそれぞれ左右にV型に配置された■型
6気筒エンジンにおいて、前記V型に配置された気筒の
シリンダ挟角βが90°より大きく180”未満の角度
に設定され、前記第1気筒と第2気筒、第3気筒と第4
気筒、第5気筒と第6気筒間のビー、チが等しく設定さ
れるとともに、前記第1気筒の第1クランクピンと第2
気筒の第2クランクピンの挟角が前記シリンダ挟角と同
じ方向に測って(2β−1ao@)に設定され、さらに
前記第3気筒の第3クランクピンを前記第1クランクピ
ンに対して120”、前記第5気筒の第5クランクピン
を前記第1クランクピンに対して240”、前記第4気
筒の第4クランクピンを前記第2クランクピンに対しテ
1200、前記第6気筒の第6クランクピンを前記第2
クランクピンに対して2400クランク軸を中心として
位相をずらし、かつこのときの第3クランクピン、第5
クランクピン、第4クランクピン、第6クランクピンの
位相をずらす方向は時計回り、または反時計回りのいず
れか一方に統一して配置されていることを特徴としてい
る。
(作用) この発明は前記のように構成されているので、シリンダ
挟角βが90”を越え、1800未満の広角■型6気筒
エンジンであっても、各気筒間のピッチを所定の間隔に
、また気筒のクランクピンの挟角を所定の角度に設定す
ることにより、バランサ等の手段を採用することなく、
振動の主因となる1次慣性偶力を十分に抑制し、90°
または180aのV型6気筒と同様な振動レベルまで低
減することができる。従って、この発明によるエンジン
を自動二輪車に搭載すれば、低振動で、かつエンジン上
方の他装置を搭載する空間が広くなり、機関設計の自由
度が大幅に向上する。
(実施例) 以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図はこの発明になる広角■型6気筒エンジンを搭載
した自動二輪車の側面図、第2図は同じくその正面図、
第3図はこの発明になる広角V型6気筒エンジンの断面
図である。
広角■型6気筒エンジンlは自動二輪車の車体フレーム
2の下部中央に搭載され、その気筒3゜4はそれぞれ左
右斜め上方に向かってV型に配置され、車両の進行方向
に対して直交するようになっている。この左右V型に配
置された複数の気筒3,4には下方から排気管5.6が
車体の後方に延びるように接続されている。■型に配置
された左右の気筒3,4の上方には気化器7.8及びエ
アクリーナ9等が配置されている。
前記気筒3,4はそのシリンダ挟角βが90’を越え、
1800未満の広角に設定されている。
従って、エンジン1は高さHに抑えられ、気筒3.4と
燃料タンク10間の、即ちエンジンン1の上方の利用可
能な空間11が広くとれ、前記のように気化器7.8及
びエアクリーナ9等の収納のためのスペースが十分に確
保されている。前記シリンダ挟角βは一般にエンジンの
排気量、車両の使用目的、冷却性、空力特性、点火間隔
等を考慮して定められる。
左右の各気筒3,4には第3図に示すように、シリンダ
12.13が形成され、このシリンダ12.13にピス
トン14.15が摺動可能に設けられている。ピストン
14.15はクランクケース16に回転可能に軸支され
ているクランク軸17に、コンロッド18,19を介し
て連結されている。コンロッド18.19はその一端部
がピストンピン20,21を介してピストン14.15
と、他端部がクランクピン22,23を介してクランク
軸17と連結されている。
エンジン1はシリンダ12.13内を燃焼爆発によって
往復運動するピストン14.15により動力を発生し、
このピストン14.15の往復運動がコンロッド18.
19を介してクランク軸17を回転する回転運動に変換
される。このエンジンlから得られた動力は、クランク
ケース16内に配置された変速機24を介して後輪に伝
達される。
前記気筒3.4とクランク軸17とを含む主要部の構成
を第4図乃至第10図に示している。第4図はその平面
図、第5図は側面図、第6図乃至第8図は第5図におけ
る■−■断面図、■−■断面図、■−■断面図、第9図
はピストン、クランクピン及びバランスウェイトの関係
を示す概略図、第10図は各気筒のピッチを示す概略図
である。
前記複数の気筒3.4は第4図に示すように、クランク
軸17に左側から第1気筒3a、第2気筒4a、第3気
筒3b、第4気筒4b、第5気筒3c、第6気筒4Cの
順で配置されている。
このように、V型に配置された一方の気筒3、即ち、奇
数気筒群3a、3b、3cの第1.第3、第5の各ピス
トン14a、14b、14cはコンロッド18a、18
b、18cを介して、また他方の気筒4、即ち、偶数気
筒群4a、4b。
4Cの第2.第4.第6の各ピストン15a、15b、
15cはコンロッド19a、19b 、19Cを介して
各気筒対応の第1.第2.第3.第4、第5.第6の各
クランクピン22a 、23a、22b、23b、22
c、23cと連結されている。
第1,3.5気筒のピストン14a、14b。
14cと、第2.4.6気筒のピストyl 5 a 。
L5b 、15cは第9図に示すように、奇数気筒群と
偶数気筒群同士がそれぞれ同じ側に配置されて、シリン
ダ挟角βが90’を越え、180°未渦の角度でV型に
配置されている。
そして、第10図に示すように第1気筒3aと第2気筒
4a間のピッチ、第3気筒3bと第4気筒4b間のピッ
チ、第5気筒3Cと第6気筒40間のピッチはそれぞれ
等しくSに設定されている。さらに、第1気筒3aと第
3気筒3b間のピッチはLlに、第3気筒3bと第5気
筒30間のピッチはLlに設定されている。
また、第9図に示すように、第1クランクピン22aと
第2クランクピン23aの挟角αはシリンダ挟角βと同
じ方向に測って(2β−180°)に設定されている。
ここでいう「同じ方向に測って」とは、第9図の場合を
例に取ると、シリンダ挟角βが第1気筒3aから第2気
筒4aへ向かって時計側りになっているので、クランク
ピン挟角αは第1クランクピン22aから第2クランク
ピン23aへ向かって時計層りに測定するということを
意味している。第3クランクピン22bは第1クランク
ピン22aに対して時計回りに120″″位相をずらし
た位置に、第5クランクピン22cは第1クランク22
aに対して時計回りに240°位相をずらした位置に設
定されている。第4クランクピン23bは第2クランク
ピン23aに対して時計回りに120’位相をずらした
位置に、第6クランクピン23cは第2クランクピン2
3aに対して時計回りに240°位相をずらした位置に
設定されている。
このように第3クランクピン22b、第5クランクピン
22c、第4クランクピン23b、第6クランクピン2
3cの位相をずらす方向は時計回りに統一されている。
なお、この実施例では前記各クランクピンの位相を時計
回りに統一してずらしているが、反時計回りに統一して
ずらして設定してもよい。
クランク軸17のクランクウェブ25a、25b 、2
5cは、それぞれ第6図乃至第8図に示すように形成し
て、バランスウェイトが設けられている。このバランス
ウェイトは第9図に示すように、その質量中心26a、
26b、26c、27a、27b、27cがそれぞれの
クランクピンと対称位置に設定される。
次に、この発明により振動成分が十分に抑制される作動
を説明する。
第11図はこの発明の作動原理の説明を容易にするため
、第9図をさらに簡略化した図である。
図は慣性力の方向を複素平面上にとり、シリンダ挟角β
の2等分線を座標軸とし、縦方向のX軸を実軸、横方向
のy軸を虚軸として、クランク軸17の回転角は時計回
りにθとする。また、ωはクランク軸17の回転角速度
を示す。
同図において、αはシリンダ挟角βと同じ方向に測った
第1クランクピン22aから第2クランクピン23aま
での角度で2β−180°に設定しである。
かかるエンジンに生ずる1次慣性力Fは、各気筒に対応
して生ずる1次慣性力F1乃至F6の和で表わせる。
従って、■型6気筒エンジンも単気筒エンジンの組合せ
であるので、先ず、第12図に示す単気筒エンジンの1
次慣性力Fについて説明する。
予め回転バランスをとってお(すば、1次慣性力Fは次
の通りになる。
F=m*r*ω・COSθ 乙 m:ピストン101及びコンロッド 102等による往復部質量 r:クランク軸103のクランクピン回転半径 ω:クランク軸103の回転角速度 θ:クランク軸103の回転角 よって、第11図において、各気筒により生じる1次慣
性力Fは、下記の式の如く表わせる。
F=F1+F2+F3+F4+F5+F6・ ・ 拳 
 (2) これを、奇数気筒群3a、3b、3cに生じる1次慣性
力Fl、F3.F5と偶数気筒群4a。
4b、4cに生じる1次慣性力F2.F4.F6につい
てまとめると、以下のようになる。
F= (F1+F3+F5) + (F2+F4+F6) +。−・(θ−2”2 ) ・27Ci旦 ・ (1+e  3  +e  3  )+。−1(0
+−−−) − 壱   −i4五 。(1+e  3+。 3)]−e巨丁)= 0 壷 ・ ・  (3) 即ち、前記(3)式から明らかなように、奇数気筒群3
a、3b、3cに生じるそれぞれの1次慣性力が釣合い
、また同様に偶数気筒群4a、4b、4cに生じるそれ
ぞれの1次慣性力も同様に釣合う、従って、上述の如き
構成を有するエンジンにおいては1次慣性力Fは消去さ
れる。
次に、LlとL2が共に等しくLと設定されている時、
エンジンlのシリンダセンタ周りの偶力を計算して1次
慣性偶力Mを求めると、−i(θ悸十子)] + e 、−i(θ −千十子+7 )1 −i(θ+十−子十乎〕1 十 〇 前記(2)式中のF1〜F6を用いると、(4)式は M=Fl ((S/2)+L) +F2 ((L−3/
2))+F3 (S/2)+F4 (−3/2)+F5
 (−Ll (S/2))+F6((−3/2)−Ll =  L (Fl+F2−F5−F6)+ (S/2)
(Fl−F2+F3−F4+F5−F6) =L [(F1+F2)−(F5+F6)]+ (S/
2)[(Fl+F3+F5)−(F2+F4+F6)コ ここで、前記のように F 1+F3+F5=O F2+F4+F6=0 であるから、結局、1次慣性偶力Mは(5)式で表わせ
る。
M=L [(Fl+F2)−(F5+F6)]・・・(
5) ここで。
F5+F6=mrω  e  [cos  −、eiり
子午) +C05(−−β) −i(θ+−?)] ・ e であるから、(5)式は、 M=L@mrω * [cos  −lle? −工θ      −47 ・e    ・(1+8  3  )]・・・(6) となる。
(6)式中カッコ内の第1項は正転成分であるからクラ
ンクウェブの前記バランスウェイトで釣合わせ消去可能
である。最終的なバランス微Ee+整法としては、第1
気筒から第6気筒までのクランクピンに50%のダミー
ウェイトをボルトで固定クピンに50%のダミーウェイ
トをボルトで固定し、バランシングマシンにかけてバラ
ンスをとる方法等がある。
これに対して、(6)式中のカッコ内の第2項は慣性偶
力の逆転成分であり、 cos(−−β)=0 となるようにクランクピンの配列は角度αとβを設定す
ることで消去できる。
この条件を満足するためには、 (α/2)−β= [(2n+ 1)/2] πであれ
ば良い。
故に α−2β=(2n+1)τ α=2β+(2n+1)π βは、900くβく180″であるから、0″くα<3
60’に設定したとき、n=−1となり、結局 α=2β−180″″に設定すれば良い。
次に、L1笑L2のときを考えると、同様に1次慣性偶
力Mは M=  [(F 1+F2)−(F3±F4)−(F5
+F6)]  −(Ll/2)+  [(F 1+F2
)+  (F3+F4)−(F5+FB)]  ”  
(L2/2)働 ・ ・ (7) ここで −i(θ+−2A) 、e        3  ] であるから、(7)式は となる。
(8)式中の第1項は正転成分であり、第2項は逆転成
分である。
従って、L1=L2=Lの時と同様にα=2β−180
” に設定すれば逆転成分は消去できるので、バランス
ウェイトで正転成分を消去すれば、1次慣性偶力を消去
できる。
この発明ではαとβの関係をかかる条件に設定して1次
慣性偶力を消去している。
なお、クランクピンとシリンダの配置は前記実施例の他
に7通りあり、その−例を第13図(a)乃至(C)に
示す、第13図(a)は第3クランクピン22bから第
6クランクピン23cまでの位相ずらし方向を反時計回
りに統一して配置した実施例を、第13図(b)は奇数
気筒群と偶数気筒群の左右を逆にして第3クランクピン
ン22bから第6クランクピン23Cまでの位相ずらし
方向を時計回りに統一して配置した実施例を、第13図
(C)は奇数気筒群と偶数気筒群の左右を逆にして第3
クランクピンン22bから第6クランクピン23cまで
の位相ずらし方向を反時計回りに統一して配置した実施
例を示している。いずれも前記の説明と同様の考え方で
1次慣性力、1次慣性偶力もともに消去可能である。ま
た、2次慣性力と4次慣性力も消去されることは明らか
である。
(発明の効果) この発明は前記のように、シリンダ挟角を90°を越え
、180°未満に設定した広角■型6気筒エンジンにお
いても、各気筒間のピッチ及び気筒のクランクピンの挟
角を所定の角度に設定することにより、バランサ等の手
段を採用することなく、極めて簡単な構成で振動成分を
十分抑制できる。従って、この発明によるエンジンを自
動二輪車に搭載すれば、ニンジン上方の他装置を搭載す
る空間が広くなり1機関設計の自由度が大幅に向上する
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明になる広角V型6気筒エンジンを搭載
した自動二輪車の側面図、第2図は同じくその正面図、
第3図はこの発明になる広角V型6気筒エンジンの断面
図、第4図はこの発明のエンジンのクランク軸周辺部を
簡略化した平面図、第5図はクランク軸の側面図、第6
図は第5図のπ−■断[llli図、87図は第5図の
■−■断面図、第8図は第5図の1−■断面図、第9図
はピストン、クランクピン及びバランスウェイトの関係
を示す概略図、第10・図は各気筒のピッチを示す概略
図、第11図はこの発明の作動原理の説明を容易にする
ため第9図をさらに簡略化した図、第12図は単気筒の
1次慣性力を説明する図、第13図(a)乃至(c)は
他の実施例を示す概略図である。 1・・・エンジン2・・・車体フレーム3.4・・・気
筒    5,6・・・排気管7.8・・・気化器  
 9・・・エアクリーナ10・・・燃料タンク  12
.13・・・シリンダ14.15・・・ピストン 17・・・クランク軸  18.19・・・コンロッド
22.23・・・クランクピン 24・・・変速機 25 a 、 25 b 、 25 c ・= クラ7
 り” xブ第6図  第7図  第8図 第4図 95図 一9図 第1O図 第1111 手続補正者 昭和60年1月12日 1 事件の表示 昭和59年特許願第239236号 2 発明の名称 広角V型6気筒エンジン3 補正をす
る者 事件との関係   特許出願人 住所 静岡県磐田市新貝2500番地 氏名 (AO7)ヤマハ発動機株式会社4 代理人〒1
51 住所 東京都渋谷区代々未2丁目23番1号氏名 ニュ
ーステイトメナー770号電話03 (375)374
0番6 補正の対象 図面 (1)図面中 第9図を別紙添付図面の通り訂正する。 以北

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クランク軸の軸方向に端から順に第1、第3、第5気筒
    と第2、第4、第6気筒とがそれぞれ左右にV型に配置
    されたV型6気筒エンジンにおいて、前記V型に配置さ
    れた気筒のシリンダ挟角βが90°より大きく180°
    未満の角度に設定され、前記第1気筒と第2気筒、第3
    気筒と第4気筒、第5気筒と第6気筒間のピッチが等し
    く設定されるとともに、前記第1気筒の第1クランクピ
    ンと第2気筒の第2クランクピンの挟角が前記シリンダ
    挟角と同じ方向に測って(2β−180°)に設定され
    、さらに前記第3気筒の第3クランクピンを前記第1ク
    ランクピンに対して120°、前記第5気筒の第5クラ
    ンクピンを前記第1クランクピンに対して240°、前
    記第4気筒の第4クランクピンを前記第2クランクピン
    に対して120°、前記第6気筒の第6クランクピンを
    前記第2クランクピンに対して240°クランク軸を中
    心として位相をずらし、かつこのときの第3クランクピ
    ン、第5クランクピン、第4クランクピン、第6クラン
    クピンの位相をずらす方向は時計回り、または反時計回
    りのいずれか一方に統一して配置されている広角V型6
    気筒エンジン。
JP59239236A 1984-11-13 1984-11-13 V型多気筒エンジン Expired - Fee Related JPH0772577B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881251A (ja) * 1981-11-07 1983-05-16 Honda Motor Co Ltd V型3倍数気筒内燃機関
JPS58113646A (ja) * 1981-12-26 1983-07-06 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
JPS60155032A (ja) * 1984-01-25 1985-08-14 Honda Motor Co Ltd 4気筒v型エンジン

Patent Citations (3)

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JPH0772577B2 (ja) 1995-08-02

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