JPS61118467A - 被覆組成物 - Google Patents

被覆組成物

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JPS61118467A
JPS61118467A JP23845884A JP23845884A JPS61118467A JP S61118467 A JPS61118467 A JP S61118467A JP 23845884 A JP23845884 A JP 23845884A JP 23845884 A JP23845884 A JP 23845884A JP S61118467 A JPS61118467 A JP S61118467A
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group
formula
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Yutaka Hashimoto
豊 橋本
Masayuki Kamei
亀井 政之
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規な反応性含フツ素表面改質剤、並びに該
含フツ素表面改質剤を一成分として含有することを特徴
とし、紫外atたは電子線等のエネルギー線によって重
合して、表面が平滑性、摩擦低減性、そして撥水・撥油
性等に優れた被覆を形成する組成物に関する。
〈従来の技術〉 金属、プラスチ、り、磁器、ガラス等の表面を保護被覆
する方法として、表面に重合性モノマーあるいはこれら
の!し4リマー等の硬化性樹脂材料を塗布し、次いでエ
ネルギー線を照射して硬化性樹脂材料を重合し、表面に
強固な硬化樹脂被膜を形成する方法が知られている。
この方法において近年、フッ素化アル中ル基の重合体か
ら形成される表面が低表面エネルギニを有することが着
目され、フ、素化アルキル基含有モノマーを硬化性樹脂
組成物の一成分として使用して、耐溶剤性、耐摩耗性、
摩擦低減性等に優れた被膜を形成しようとする機運が高
まシ、各種成形品の保護被覆はもとよシ、電子写真像の
担持体表面被覆f、磁気テープ、磁気ディスク等の表面
保護被覆まで応用されるようになった。例えば■ 米国
特許第2,803,615号、第2,642.416号
、第3,384,627号、第3,419,602号、
第3,719,698号、第3,981,928号、第
3.102,103号、第3,171,861号、第3
,818,074号、第3,814.741号等の明細
書に記載ノ、−分子中に/4−フロロアルキル基トビニ
ル基を1つずつ含有する化合物、又は −0CH2CF20+cF2CF2o+−+CF2叶、
CF2CH20−ノ如きフロロオキシアル中しン基の両
末端に、2価の連結基を介してビニル基が連結された化
合物を硬化性樹脂組成物に添加し、耐溶剤性の高い被覆
を行う技術(If#開昭57−16067号公報)。
■ 磁気記録媒体の磁気表面側に、上記■中の含フツ素
ビニルモノマーを塗布し、エネルギー線で硬化して、耐
摩耗性、摩擦低減性に優れた磁気表面保護層を得る技術
(特開昭59−28244号公報)。
■ エネルギー線硬化製組成物に、1.1.1.3,3
.3−ヘキサフロログロビル(メタ)アクリレート又は
ベルフロロエトヤシ−1,1−ソヒドロベルフロロデロ
ビル(メタ)アクリレートの如き含フツ素ビニルモノマ
ーを添加し、斯かる組成物をグラスチック又は金属の表
面ifC@布、硬化し、平滑性、耐摩耗性に優れ九被膜
を形成する技術(%開昭52−105936号公報)。
等の提案がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 これら従来から使用されてきたパーフロロアルキル基又
は/IP−フロロアルキレン基含有ビニル七ツマ−は、
非フツ素系成分との相溶性に劣り、エネルギー線で硬化
させて得られた硬化塗膜は、摩擦低減性、均質性、平滑
性が十分ではなく、磁気テープ又は磁気ディスクに要求
されている表面特性を満足するものではない。また一方
、フ、素系ビニルモノマートシて1.1.1.3.3.
3−へ中サフロロプロビル(メタ)クリレートの如き部
分フッ素化されたアルキル基を含むビニルモノマーを使
用し、非フツ素系成分との相溶性を上げる試みもあるが
、この様な方法では硬化塗膜の表面エネルイーを十分に
下げることができない為に、摩擦低減性、均質性、平滑
性が不十分であシ、上記記録材料の要求表面特性をまた
充足することができないのが現状である。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者等は、上記問題点を解決すべく鋭意研究を行っ
た結果、−分子中にノ9−フロロアル中ル基を2ケある
いは3ヶ有し、そのパーフロロアルキル基とアクリロイ
ル基が、或特定の構造の2価の連結基で連結された形の
含フ、素化合物が、非フツ素系成分との相溶性が良く、
又エネルギー線の硬化後、従来の含フ、素ビニルモノマ
ーあるいは含フ、素界面活性剤よりもはるかに優れた表
面特性、即ち、摩擦低減性、均質性、平滑性、耐擦傷性
、防錆性、防湿性、耐溶剤性、撥水撥油性等を示す表面
改質剤となることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
本発明の目的の一つは、一般式[1)上記の如き優れた
相溶性、および表面特性を与える新規な反応性含フツ素
表面改質剤を提供することにあり、もう一つの目的は該
反応性含フツ素表面改質剤を含んでなる、エネルギー線
によって重合硬化可能な被覆組成物を提供することにあ
る。
本発明に係る新規な反応性含フツ素表面改質剤は一般式
CI) 〔式中、Rfは炭素数3〜2oのIや−フロロアル中ル
基であ〕、 素原子もしくは炭素数l〜loのアルキル基である。)
、まタハ−(−0M2+n(但し、nは1〜6の整数で
ある。)であシ、 z2は+CH2+1(但し、mは2〜6の整数である。
)凡は水素原子、メチル基、またはハロゲン原子例えば
CI 、 Br等であシ、 以下で、X基中に占める重量割合が35〜65%の間で
ある2価の連結基である。)にて表わされる2価の連結
基であり、 p及びqは、p+q=4(但し、pは2又は3である。
)を満たす整数であシ、 の連結基である。〕にて表わされる反応性含フツ素表面
改質剤である。
尚一般式(1)中、2個含まれている2、は、前記中か
ら選ばれた相異なる2種の連結基であっても良い。
本発明に係る反応性含フツ素表面改質剤においテRfは
炭素数3〜20の/IP−フロロアルキル基モしくはパ
ーフロロアルケニル基であシ、直鎖状、分岐状、環状ま
たはそれらを組み合わせたもののいずれでも良く、さら
に主鎖中に酸素厘子が介入したもの、例えば(CF、 
)20FOCF20F2−等でも良い。
2価の連結基であるX基中のY基の代表的なもにM2− 等が挙げられる。
本発明に係る反応性含フツ素表面改質剤の具体例として
次の如きものが挙げられるが、本発明カー下記化合物に
よりで何ら限定されるものでなX、)ことは勿論である
・ 本発明に係る反応性含フツ素表面改質剤の製造法には特
に制限はないが。
含7y素フルw−ルR4−Z、−OHCIl、]水酸基
含有(メタ)アクリレート化合物ジインシアナート化合
物 0CN−Y−NCO(IV)4価のアルコール化合
物 c4.ca2oH)、  。
〔但し、R4,zt、 R,Z2. Yは前記の通りで
ちる・〕の反応にて、収率良く簡便に製造される。
即ち、含フツ素アルコール[13とジイソシアナート化
合物〔■〕、そして水酸基含有(メタ)アクリレート化
合物(111〕とジイソシアナート化合物(IV)とを
、それぞれモル比0.9:1〜にO,9にて反応し。
+1H nl−z、−0−CN−Y−NCOCM)そして を製造する。しかる後k、化合物〔■〕、〔■〕、そし
て4価のアルコール化合物[”V]とをモル比3:1 
: 0.9〜3 : 1 : 1.1もしくlj2 :
 2 : 0.9〜2:2:1.IKて反応し、目的と
する本発明に係る反応性含フツ素表面改質剤[1)が製
造される。
上記反応において使用され得る溶剤としては、インシア
ナート基と反応しないものであれば特に制限蝶ないが、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、アセトニトリル。
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド。
酢酸エチル、酢酸ブチル、テトラヒドロフラン。
ベンゾトリフ0リド等が挙げられる。
含フツ素アルコール(II)とジインシアナート化合物
〔■〕、そして水酸基含有(メタ)アクリレート化合物
(III)とジインシアナート化合物CM、lとの反応
は、温度θ〜120℃の範囲で実施され。
30〜90℃が好ましい。又化合物〔■〕、〔■〕と4
価のアルコール化合物〔v〕との反応は、温度0〜z 
socで実施され、30〜100Cが好ましい。
上記製造方法では、4価のアルコール化合物CVIに、
1ケの化合物(Vl)と3ケの化合物(■)が付加した
ものや、さらには4ケの、化合物〔■〕が付加したもの
も副生ずるが、これらが化合物(1)に混入していても
本発明に言う表面特性に大きな悪影響は及ぼさない。必
要であれば、ダル浸透クロマトグラフィーで分散するこ
とにより精製すれば良い。
尚、含フツ素アルコール〔■〕、水酸基含有(メタ)ア
クリレート化合物[II[)、ジイソシアナート化合物
〔■〕、そして4価のアルコール〔v〕は市販品を購入
することが可能である。
本発明に係る反応性含フツX表面改質剤は、単独、もし
くは後で述べる光重合開始剤の)と共に被覆組成物とし
て使用することは出来るが、経済性。
また技術的な面からは各徨素材に対する被覆膜の密着性
等の観点から、非フッ素系成分、即ち以下に称する炭化
水素系アクリレート(9)、(C)と併用することが好
ましい。
本発明に称する炭化水素系アクリレート(至))、(Q
としては、アクリロイル基を1個あるいは2個有するも
のであシ当業界で公知のもの(例えば加藤清視、中原正
二著rUV硬化技術入門」高分子刊行会、以下1984
.1”以下底置という〕の中の。
34.35頁の表10.46〜48頁の表16゜57頁
の表20.170〜172頁の表60等に記載の化合物
)から適宜選択することができ1例えば以下のΦ)及び
(Qの如きものである。
アクリロイル基を1個含有する化合物(mB−I CH
2=C(B、)α)OR4(R4は炭素数1〜20のア
ルキル基)B−2CH2=CCR3)COOCH2CH
20HB−7CH2=C(R5)COOCH2CH20
P(OH)2B−8CH2=C(R,)CH2CH2C
H−CH2(但し、R3は−H又は−CH3である。)
等である。
アクリロイル基を2個以上含有 る化合物(OC−1c
H2=C(R3)C00+CH2+noocC(R3)
=CH2(nは1〜10の整数) C−2CH2=C(R,)Coo−EH2CH20+、
C0C(R,)=CH2(+1は1〜10の整数) OH C−4CH2=C(R3)COOCH2CHCHzOC
OC(R3)=”21J              
      リC−12(CH2=C(R3)COOC
H2CH20qP−OHC−13(CH2=C(R,)
COOCH2+TccH20HC−14(CH2=C(
R3)COOCH2+TccH2CH3C−15(CH
2=C(R3)Q)OCR,CH,o+rP=。
C−17(CH2=C(R,)COOCH2すC(但し
、R3は−H又は−址、である。)等である。
本発明に係る反応性含フツ素表面改質剤■と炭化水素系
アクリレート(B) 、 (C’)とからなる被膜組成
物において、(4)と(B) + (C’)との混合割
合に特に制限はないが、経済性、そして得られた被覆膜
の平滑性、均質性等の点から、重量比で2:1〜1:1
0000が好ましく、1:1〜1 : 5000がより
好ましい。
上記被膜組成物に対して、当業界公知の所謂光重合開始
剤(例えば前記放置、62頁の表22.71頁の表27
等に記載の化合物)、即ち例えば。
D−1:ペンゾフェノン、D−2:アセトフェノン、D
−3:ペンゾイン、D−4:ベンゾインエチルエーテル
、D−5ニーtンゾインイソデチルエーテル、D−6:
ペンジルメチルケタール、D−7:アゾビスイソブチロ
ニトリル、D−8:1−ヒドロキシシクロへキシルフェ
ニルケトン、D−9:2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−7エニルー1−オン等及び光増感剤(例えば前記放置
、72頁の表28.73頁の表29に記載の化合物)、
溶剤、そして各種添加剤を加えることができる。
溶剤トしては、アクリレートモノマーの反応性に悪影響
を及ぼさなければ特に制限はないが、メタノール、エタ
ノール、イングロビルアルコール、アセトン、メチルエ
チルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、クロロホルム、
ジクロルエタン、四塩化炭素、1−70o−1−フクロ
ロー2−ゾフロロー2−クロロエタン系の低沸点溶剤が
好ましい。
添加剤としては、レベリング剤、消泡剤等が挙げられる
本発明に係る被膜形成を紫外線によって冥施する場合、
反応性含フツ素表面改質剤(4)及び炭化水素系アクリ
レ−) (B) 、 (C)としてはα炭素非置換(即
ち、前記一般式及び具体的化合物においてR1R5共水
素原子のもの)のものが好ましい・本発明に係る被膜組
成物を基材に塗布する方法としては、前記の如き当業界
公知の種々の方法を用いることができ、基材の材質、形
状又は用途等に応じて適宜使い分けることが望ましい。
該組成物の適用形態としては、該組成物をそのまま塗布
に供することもでき、又粘度が高過ぎる場合や膜厚の制
御の場合等においては、該組成物を溶剤に溶解させた溶
液として適用することができる。この溶液の場合には、
紫外線又は電子線の照射の前に、常温、又は必要に応じ
て加熱や減圧により脱溶剤させる工程が必要となる。溶
剤を加熱除去する場合、モノマー等の加熱重合を来たさ
ないために80℃以下で実施するのが好ましい。
本発明に係る含フ、素保護被膜は、上記方法によって基
材上く形成された塗布層に、当業界公知の、殺菌灯、紫
外用螢光灯、カーぎンアーク、キセノンランプ、複写用
高圧水銀灯、中圧又は高圧水銀灯、超高圧水銀灯、無電
極ラング、メタルハライドランプ、自然光等を光源とす
る紫外線、又は走査型、カーテン型電子線加速路による
電子線を照射することによって形成される。厚みが5μ
m以下の塗布層の紫外線硬化の場合、重合の効率化の点
で、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気下で照射することが
好ましい。
く作用〉 前述の如く、非フツ素系成分に含7.素ビニルモノマー
を添加し、硬化塗膜の表面特性を向上させようとする提
案はある。しかしながら、本発明者等の知見によれば、
従来から提案されてきたパーフロロアルキル基又はノf
−フロロアルキレン基含有ビニルモノマーは、非フツ素
系成分との相溶性不良から相分離を惹起し、塗膜の均質
性を著しく損うために、十分な摩擦低減性、防錆性、耐
擦傷性等を発揮しない。また一方、フッ素系ビニルモノ
マーとして部分フツ素化アルキル基を含有するものを使
用し、相溶性を向上させ比例もあるが、この様な系では
フ、素化アルキル基の表面移行性が悪いために、十分な
表面特性を発揮しないのが実状である。
これに対し、本発明に係る反応性含フツ素表面改質剤は
、適度な親油性基を有する為に非フツ素系成分との相溶
性を低下させず、又−分子中にパーフロロアルキル基を
2ケないし3ケ含有する為に表面移行性を損っていない
と考えられる。この為に塗膜表面に、ミクロ的に緻密な
ノ4−フロロアルキル基の集合体が形成され、均質でか
つ摩擦低減性、平滑性、耐擦傷性、防#iI性、防湿性
、耐溶剤性、撥水撥油性等く優れ九表面が得られるもの
と推定される。尚、以上の推擦は本発明を理解する上で
の一助とするものであり、これによって本発明が何ら限
定されるものでないことは勿論である。
〈発明の効果〉 本発明く係る反応性含フツ素表面改質剤は、エネルギー
線重合硬化型組成物の一成分としてだけでなく、ビニル
基の反応性を利用して、熱硬化型樹脂の七ツマ−1又は
通常の溶液重合のモノマーとしても使用できる。
本発明に係る被膜組成物は、前述の如く各種の固体表面
の保護被覆層として例えば防湿防錆剤、防汚剤、潤滑剤
、減摩剤、剥離剤、離型剤、電子部品郷の封止剤等とし
て使用できるが被膜の薄さと平滑性を生かして特に、記
録材料分野における磁気記録製品の磁性層の被覆に好適
に用いられる。
例えば、銅、アルミニウム、亜鉛などの非ミ性金属やポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−す
7タレート等のポリエステル類、ポリプロピレン等の4
リオレフイン類、セルロースアセテート等のセルロース
誘導体ポリカーゴネート等のプラスチ、りや、更に、場
合によりガラス、紙、木材、繊維、磁器及び陶器のよう
なセラミ。
ジス上に蒸着され九強磁性合金(鉄、bパルト及び/又
は二、ケルを主成分とし、少量のアルミニウム、シリコ
ン、クロム、マンガン、モリブデン、チタン、各種重金
属類、希土類金属等を含むもの)または微量酸素存在下
で、鉄、コバルト、クロム等の磁性材料をポリエステル
等のグラスチックフィルムに蒸着した磁気テープ、また
は磁気ディスクの磁性層等の保護被覆や、減摩性が特に
要求される、磁気チーブの背面処理剤としても好適であ
る。また本発明の被覆組成物に、磁性粉を分散させるこ
とにより平滑性、減摩性、そして防錆性等を兼備えたエ
ネルゼー線硬化型の磁気バインダーを得ることができる
一方、本発明の被膜組成物は、ガラス表面上にも透明で
平清な薄い被膜を形成できるので、各種光学機器の油汚
れ防止剤などとして耐油性と耐抜き取り性を必要とする
用途にも使用することができる。
更に又、防湿性等が特に要求される光ファイバー及び光
7アイバーケーブルの保護被覆剤としても好適である。
また本発明の被膜組成物が耐擦傷性に優れた被膜を形成
できるので、各種成形品又はフィルム、シート等のノ・
−ドコート剤としても使用できる。
さらに又、本発明の組成物に顔料及び分散剤を混入し、
防汚性又は非粘着性に優れた塗料又はインキを形成でき
る。
次に、本発明の具体的な実施例について説明するが、斯
かる説明によって本発明が何ら限定されるものでないこ
とは勿論である。文中「部」「チ」は重量基準であるも
のとする・ 500WLlの4つ口先底フラスコ<、含フッ素アH ルコールC,F、、So□NCH2CH20H87,7
N (0,15モル)、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート5.8y(o、osモル)、ハイドロキノン0.2
g、2.4−トリレンジイソシアナー)34.8.9(
0,20そル)、そしてテトラヒドロ7ラン100.!
1rt−秤取し、窒素雰囲気下64℃で4時間反応した
。系内の温度t−40℃に下げた後、 N、N、N’、
N’−テトラ(2−ヒドロプロピル)エチレンジアミン
14.6.9(0,05モル)を加え、再び64℃で6
時間反応した。滴定によりインシアナート基の消滅を確
認した後、テトラヒドロフランを減圧下で留去すること
により、淡黄色ペースト状粗生成物128.5IIt−
得た。本粗生成物をそのまま被覆剤に供することができ
るが、必要であれば以下の様にして精製できる。
上記粗生成物のテトラヒドロフラン溶液t GPC(カ
ラム:日立製r ’l’ A/ コGL−A 130.
8mφX 500 m 。
溶離液:テトラヒドロフラン、検出:紫外吸収針。
254nm)Kかけたところ、主ピークの前後に数本の
小さなピークが得られた。全ピーク面積に対する主ピー
ク面積の割合は69mであった。
主ピークを分取し、’ H−NMR測定、 IR測測定
そして元素分析(表−1参照)t−行ったところ、目的
とする反応性含フツ素表面改質剤であることが確認でき
た。
合成例1の精)物の元素分析 (A−2) CHN      F 分析値(イ) 39.9  3.4 6゜6 33.9
計算値(イ) 39.5 3.5 6.4 33.9合
成例1の含フツ素アルコールと2.4− ) +7レン
ジイソシアナートをそれぞれ、C8F、 、CH2CH
20H69,6,9(0,15モル)+m−フェニレン
ジイソシアナート32.0II(0,20モル)に置き
換え同様にして反応を行い精製した。粗生成物の収量は
121.3Nであり、GPCによる主ピークの面積の割
合は67.8 %であった。主ピークを分取し、’H−
NMR測定、 IR測測定そして元素分析を行ったとこ
ろ、目的とする化合物であることが確認できたO 合成例20元素分析 HNF 分析値(4) 40.0 3.0 5.5 39.6計
算値(4) 39.8 2.9 5.7 39.7〈実
施例〉 鋼板(JIS G3141 )またはアルミ板(JI8
H4000’) K表−1に示した本発明の被膜組成物
を塗布し、溶剤を室温で蒸散させた後、塗布層を紫外線
または電子線によって下記の条件下で硬化させ、被覆膜
の緒特性について検討した。結果t−表−1に示す。
装 置;紫外線による硬化は、高圧水銀灯(80v/I
M1)を使用し、照射距離10口、照射時間60秒、窒
素雰囲気下、33℃で実施した。また電子線による硬化
は、カーテン型電子線加速器(2o o kv )を使
用し、線量10 Mradで行った。
塗装方法;本発明に係る反応性含フッ素表面改質剤■、
炭化水素系アクリレ−) 03) 、 (C) 、そし
て光重合開始剤■)から成る組゛成物を酢酸エチルによ
って5%に希釈し、バーコーターにて塗布し、不揮発分
が0.5μmの塗布層を形成した。
表面平滑性;表面塗膜の平滑性は、倍率160倍の光学
顕微鏡で塗膜表面のプツ等の有無を観察し、5段階(5
:全くブツがない、4:緑にほんの僅かブツあり、3:
表面にほんの僅かプツあり、2:表面に僅かにプッがあ
る、1:全てにブッがある数値が大きい糧良好)で評価
した。
表面乾燥性; 指触による ◎印 ペタ付きが全くない O印 ペタ付きが若干感じられる Δ印 ベタ付きが少しある ×印 ベタ付きがある 表面硬度: JIS 5400の方法に基づいて実施し
た。
接触角;接触角は、n−ドデカン又は水t−6μ!測定
表面に滴下し、エルマ裏デ二オメータ一式接触角測定器
を用い、25℃にて測定した。
防錆性;試験片を20チ塩化ナトリウム水溶液に浸漬し
、塗膜に錆が発生するまでの時間を観察し、5段階(5
:200時間以上、4:150〜200時間、3:10
0〜150時間、2:50〜100時間、1:0〜50
時間)で評価した。
1crn角を1■間かくで縦と横にカッターで切り10
0個のマス目をつくり、セロテープ(覆水化学S−83
2)を密着させて、−気にはがし、残りたマス目の数を
表わした。
尚、実施例及び比較例Aの欄の石表示は紫外線硬化によ
る重合体被膜の形成全示し、EB表示は電子線硬化のそ
れを示す。また表中のA、B、C。
Dは、本文中の化合物をそれぞれ表わしている。
実施例15〜21 次に4リエステルフイルムに1表−IK示す実施例1〜
】4と同じ組成で被覆膜を形成し、その表面平滑性、表
面乾燥性、n−ドデカンの接触角及び転落角、そして摩
擦抵抗低減性を検討した。
その結果を表−2に示す。
尚、動摩擦係数の測定は、米国材料試験協会規格D−1
894に準じた方法により、東洋が一ルドウィン社製摩
擦試験治具を使用して行った(鍾重量:236.L引張
強度: 100 m/win )。
111騎は」J 次に、下記組成の被覆組成物を/ +7エステルフイル
ムに!!1布し、′紫外線による硬化後、耐溶剤安定性
について調べ、結果を表−3に示した。
溶剤はアセトンであり、塗工したフィルムをアセトンに
1時間浸漬した後引き上げ、塗膜の状態を3段階で表示
した。
塗工膜厚:15μm 被覆組成物の組成: 表−3 実施例27 合成例1で合成されたA−2の粗生成物、精展反応性含
フッ素霧面改質剤(主ピーク)、そして主ピークが分取
された残りの成分それぞれ10.0部を、C−8(R,
=H) 40.0部、C−13(R,=H) 40.0
部、B −7(R3=H) 7.0部、D−83,0部
に配合し実施例2と同様にして組成物を作り、鋼板に塗
布しUV硬化した。粗生成物を配合した場合、主ピーク
を配合した場合とほぼ同様の表面特性が得られたが、主
ピークが分取された残りの成分を配合したときには、表
面特性が著しく劣りていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、R_fは炭素数3〜20のパーフロロアルキル
    基であり、 Z_1は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼(但し、R_1 は水素原子もしくは炭素数1〜10のアルキル基である
    。)、または−(CH_2)−_n(但し、nは1〜6
    の整数である。)であり) Z_2は−(CH_2)−_m(但し、mは2〜6の整
    数である。)または−CH_2CH−であり、 Rは水素原子、メチル基、またはハロゲン原子であり、 Xは▲数式、化学式、表等があります▼(但し、Yは炭
    素数が15 以下で、X基中に占める重量割合が35〜65%の間で
    ある2価の連結基である。)にて表わされる2価の連結
    基であり、 p及びqは、p+q=4(但し、pは2又は3である。 )を満たす整数であり、 Aは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は、または ▲数式、化学式、表等があります▼にて表わされる4価
    の 連結基である。〕にて表わされる反応性含フッ素表面改
    質剤。 2、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、R_fは炭素数3〜20のパーフロロアルキル
    基であり、 Z_1は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼(但し、R_1は水素原子も
    しくは炭素数1〜10のアルキル基である。)、または
    −(CH_2)−_n(但し、nは1〜6の整数である
    。)であり、 Z_2は−(CH_2)−_m(但し、mは2〜6の整
    数である。)または▲数式、化学式、表等があります▼
    であり、 Rは水素原子、メチル基、またはハロゲン原子であり、 Xは▲数式、化学式、表等があります▼(但し、Yは炭
    素数が15 以下で、X基中に占める重量割合が35〜65%の間で
    ある2価の連結基である。)にて表わされる2価の連結
    基であり、 p及びqは、p+q=4(但し、pは2又は3である。 )を満たす整数であり、 Aは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、または ▲数式、化学式、表等があります▼にて表わされる4価
    の 連結基である。〕にて表わされる反応性含フッ素表面改
    質剤を含有することを特徴とする、エネルギー線によっ
    て重合可能な被覆組成物。
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