JPS61118332A - ヘキサデセン誘導体及びその製造法 - Google Patents

ヘキサデセン誘導体及びその製造法

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JPS61118332A
JPS61118332A JP20546885A JP20546885A JPS61118332A JP S61118332 A JPS61118332 A JP S61118332A JP 20546885 A JP20546885 A JP 20546885A JP 20546885 A JP20546885 A JP 20546885A JP S61118332 A JPS61118332 A JP S61118332A
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JP
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tetramethyl
hexadec
ene
hydrogen
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JP20546885A
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English (en)
Inventor
ピエール・シヤバルド
ミシエル・ミユルオザー
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Rhone Poulenc Sante SA
Original Assignee
Rhone Poulenc Sante SA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D311/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
    • C07D311/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D311/04Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
    • C07D311/58Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4
    • C07D311/70Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4 with two hydrocarbon radicals attached in position 2 and elements other than carbon and hydrogen in position 6
    • C07D311/723,4-Dihydro derivatives having in position 2 at least one methyl radical and in position 6 one oxygen atom, e.g. tocopherols

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はへキサデセン誘導体;その製造法及びその使用
法に関する。
本発明は式 〔式中、X及びxlは同一でも異なってもよく且つそれ
ぞれ水素又は塩素を表わす〕 の新規なヘキサデセン誘導体を提供する。
本発明の特徴によれば、式(■α)及び(Ib)のへキ
サデセン誘導体及びその混合物は、式q θ ゝイ 〔式中、Ylは水素又は塩素を表わし且つY。
は水素を表わし或いはYl及びY2は一緒になって原子
価結合を形成し、セしてY3及びY、はそれぞれ水素を
表わし或いは原子価結合を形成する〕 のポリエンを、不活性な有機溶媒例えばノ・ロゲン化脂
肪族炭化水素(例えば塩化メチレン)、カルボン酸(例
えば酢酸)、無水カルボン酸(例えば無水酢酸)、脂肪
族炭化水素(例えばヘキセン)、脂環族炭化水素(例え
ばシクロヘキサン)又は芳香族炭化水素(例えばベンゼ
ン)中ノ・ロゲン化第−銅例えば塩化又はヨウ化第−銅
と4級アンモニウム塩例えばテトラアルキルアンモニウ
ムハライド又はトリアルキルアミン塩酸塩或いはホスホ
ニウム塩例えばテトラアルキルホスホニウム塩のいずれ
とからなる触媒の存在下に、無水塩化水素と20℃以下
、好ましくは0℃以下の温度で反応させる、但し用いる
塩化水素の割合が、(Dl’tが水素又は塩素を表わし
且つY、、Y、及びY4がそれぞれ水素を表わす場合、
式(11)の化合物モル当り少くとも2モルの無水塩化
水素; (1) Y sが水素又は塩素を表わし、Y、
が水素を表わし且つY。
及びY4が一緒になって原子価結合を形成し、或いはY
、及びY、が−緒になって原子価結合を形成し且つYs
及びY4がそれぞれ水素を表わす場合、式(1)の化合
pモル当り少くとも3モルの無水塩化水素;或いは(i
i) Y□及びY、且つYs及びY4がそれぞれ一緒に
なって原子価結合を形成する場合、式(りの化合物モル
当シ少くとも4そルの無水塩化水素である、ことによっ
て製造される。
Y、及びY4がそれぞれ水素を表わし且つYl及びY、
がそれぞれ水素を表わし或いは一緒になって原子価結合
を表わす式(II)の化合物は、米国特許第4292.
495号に記述されている条件下に得ることができる。
Ylが塩素原子を表わし、Y!が水素原子を表わし且つ
Y、及びY4が一緒になって原子価結合を形成する式C
11)の化合物は、1,7−ジクロル−3,7−シメチ
ルーオクテンのマグネシウム誘導体を3−クロル−ミル
センと縮合させることKよりミルセンから得ることがで
きる。1,7−ジクロル−3,7−シメチルーオクテン
は、ミルセンを、ハロゲン化脂肪族炭化水素(例えば塩
化メチレン)、カルボン酸(例えば酢酸)、無水カルボ
ン酸(例えば無水酢酸)、脂肪族炭化水素(例えばヘキ
サン)、脂環族炭化水素(例えばシクロヘキセン)又は
芳香族炭化水素(例えばベンゼン)でろってよい不活性
な有機溶媒中において、ハロゲン化第−銅例えば塩化又
はヨウ化第−銅と(α)4級アンモニウム塩例えばテト
ラアルキルアンモニウムハライド又はトリアルキルアミ
ン塩酸塩或いは(6)ホスホニウム塩例えばテトラアル
キルホスホニウムハライドとからなる触媒の存在下に、
ミルセン1モル当り少くとも2モルの無水塩化水素と2
0℃以下、好ましくは0℃以下の温度で反応させること
によって製造しうる。
1.7−ジクロル−3,7−シメチルーオクテンのマグ
ネシウム窮導体は、1,7−ジクロル−3,7−シメチ
ルーオクテンを、エーテル(例えばエチルエーテル又は
テトラヒドロフラン)から選択される有機溶媒中におい
て、マグネシウムと0℃以下の温度で反応させることに
より普通の条件下に得られる。
1.7−ジクロル−3,7−シメチルーオクテンのマグ
ネシウム化合物の、3−クロルミルセンとの縮合は、一
般忙エーテル(例えばエチルエーテル又はテトラヒドロ
7クン)から選択される有機溶媒中、ハロゲン化第−鋼
例えばヨウ化第−銅の存在下に0℃以下の温度で行なわ
れる。
Yl及びYl且つY3及びY4がそれぞれ原子価結合を
形成する一般式(1)の生成物、即ちβ−スプリンゲン
(aprings%#)は、ゲラニル及びネリルクロラ
イドのマグネシウム誘導体を3−クロル−ミルセンと反
応させることによって製造することができる。
ゲラニル及びネリルクロライドの混合物は、1゜T−ジ
クロル−3,フーシメチルーオクテンの製造に対して上
述した条件下において、ミルセンをミルセン1モル当り
無水塩化水素1モルの存在下に塩化水素化することによ
って得ることができる。
ゲラニルクロライド及びネニルクロライドの混合物のマ
グネシウム誘導体は、1,7−ジクロル−3,7−シメ
チルオクテンのマグネシウム誘導体の製造に対して上述
した条件下において得ることができる。
本発明の方法で得られる式(Ia)及び(Ib)の生成
物はビタミンEの合成において特に有用である。
例えば、式(■α)又は(K6)の生成物は、トリメチ
ルハイドロキノンとの縮合により、式〔式中、X及びX
、は上述の通りでるる〕の生成物を与える。これは水素
化によりトコ7エa−ル又はアセチル化後にトコ7エa
−ルアセテートにすることができる。
一般に式(Ia)又は(Ib)の生成物の、トリメチル
ハイドロキノンとの縮合は、酢酸及びジオキサンから選
択される有機溶媒中において塩化亜鉛の存在下に0〜5
0℃の温度で行なわれる。
式(1)の生成物のアセチル化は一般忙塩化亜鉛の存在
下に又はトリエチルアミンとジメチルアミノピリジンの
混合物の存在下に酢酸を用いて約20℃の温度で行なわ
れる。
一般式(1)の生成物又はそのアセテートの水素化ニヨ
ルトコ7エロール又ハトコア z o −A/アiテー
トの製造は、有機溶媒例えば酢酸又はエタノール中にお
いて、パラジウム担持活性炭のような触媒の存在下に、
50〜100℃の温度で且つ適当ならば加圧下に水素を
用いて行なわれる。
次の実施例は本発明の実施方法を示す。
実施例1 磁気攪拌器、温度計及び浸漬(djp)管を備えた50
0c11!の3つロフラスコ中に、トリエチルアミン塩
酸塩(14Q ) 、塩化第一銅(15g)及び塩化メ
チレン(270Ce )をアルゴン雰囲気で導入した。
この混合物を−ro’c1で冷却し、そしてこのように
して得た黄色の均一な溶液に、純度95チ以上のミルセ
ン(136g=1モル)を添加し、続いて6時間に亘り
無水塩化水素(soff)を導入した。この結果の溶液
を18時間−25℃に保った。
この反応混合物を、1(l水性塩化アンモニウム(40
0ce)及びペンタy(aoocc)の混合物中に注い
だ。相分離後、有機相を水(3X 200cc)洗し、
次いで炭酸カリウム上で乾燥した。溶媒の濾過及び蒸発
後、本質的に1,7−ジクロル−3,7−ジメチル−オ
クトー2−エンをE及びZ異性体の混合物の形で含有す
る淡黄色の油(237,8g )を得た。
マグネシウム(tztsg)、テトラヒドロフラン(3
6cc )及びヨウ素の結晶1つを250Ceの反応器
中に導入した。この混合物を一20℃まで冷却し、上で
得7’jl、?−ジクロル−3,7−ジメチル−オクト
ー2−エン(20,99)のテトラヒドロフラン(85
Ce)中溶液を5時間30分に亘って添加した。次いで
攪拌を18時間−20℃で継続した。過剰なマグネシウ
ムをF別し、得られた溶液を、空気及び水分を排除しつ
つ滴下F斗へ導入した。
ヨウ化鋼(0,5y )及びテトラヒドロフラン(5c
c)を250ccの反応器中に導入し、マグネシウム化
合物の溶液(1,5cc )を添加した。続いてテトラ
ヒドロフラン(1occ)中の、純度87−以上の3−
クロルミルセン(19,59)を迅速に添加した。こ、
の混合物を一20℃まで冷却し、マグネシウム化合物の
残りの溶液を3時間に亘って添加した。温度を1時間に
亘って約20℃に戻した。この反応混合物に水(588
)及びペンタン(100el:)を添加した。有機相を
傾斜し、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒の一過及び
蒸発後、油(29,7fl )を得た。
内部標準を用いるガスクロマトグラフィーによれば、3
−クロル−ミルセンの転化率は69チでめった。
得られた油を減圧(0,5〜1鴎Hg70.067〜0
.13&Pα)下にioo〜105℃に加熱して、未反
応のCI◎生成物を除去した。
得られた残渣(20g)は15−クロル−3−メチレン
−7t 11 t 15−トリメチル−へキサデカ−1
+6.10−トリエンを859にで含有した。
収率は3−クロル−ミルセンの消費量に対して82チで
めった。
得られた生成物の構造を、質量スペクトル及びプロトン
核磁気共鳴スペクトルで確認した。
トリエチルアミン塩酸塩(o、4sy)、塩化メチレン
(15cc)、酢酸(10cc)及び塩化第一銅(90
q)をアルゴン雰囲気下に2508Cの反応器中に導入
した。この反応混合物を均一な溶液が得られるまで攪拌
した。これを−10℃まで冷却し、そして15−クロル
−3−メチレン−7111,15−トリメチル−へキサ
デカ−1,6゜10−トリエy(10g)を添加し、次
いで1時間に亘り無水の気体塩化水素を導入した(3.
9y)。
この反応混合物を塩化アンモニウム(10J7/l)の
水溶液(loocc)中に注いだ。有機相を傾斜によっ
て除去し、次いで水性相を塩化メチレン(2xiooc
c)で抽出した。併せた有機相を水(roocc)洗し
、次いで炭酸カリウムで乾燥した。一過及び溶媒の蒸発
後、117111115−テトラクロル−3,7,11
,15−テトラメチル−へキサデク−2−エン(111
g)を96.5チの収率で得た。
得られた生成物の構造を質量スペクトルで確認した。
実施例2 トリエチルアミン塩酸塩(0,48y ) 、塩化メチ
レン(15cc)、酢酸(Iocc)及び塩化第一銅(
SOjIIF)を、アルゴン雰囲気下に250CCの反
応器中へ導入した。この反応混合物を均一な溶液が得ら
れるまで攪拌した。これを−10℃まで冷却し、β−ス
プリングゲン(Log)を添加し、続いて1時間に亘っ
て無水塩化水素ガス(&2g)を添加した。反応混合物
を上述の条件下に処理した後、t、?、11.1s−テ
トラクロルー3゜7*11115−テトラメチル−ヘキ
サデク−2−エン(142g)を94−の収率で得た。
得られた生成物の構造をブイタン(pんνtans)へ
の水素化によって確認した。
実施例3 、トリメチルハイドロキノン(&4g)、1,7゜11
.15−テトラクロル−3*7slle15−テトラメ
チル−ヘキサデク−2−エン(22g)及び酢酸(30
Ce)を250Ceの反応器に導入した。次いで無水酢
酸(1sec)生塩化亜鉛(1,sg)の溶液を10分
間に亘って添加した。温度は25℃から30℃へ上昇し
た。この反応混合物を30℃で2時間攪拌し、次いでヘ
キサン(Zo。
cc)及び水(100cc)の混合物中に注入した。
有機相を傾斜によって除去し、メタノール及び水(50
:50$を比)の混合物(Zoocc)で洗浄した。白
色の沈殿がヘキサン相に生成した;これを炉別し、メタ
ノール及び水(so:so容量比)の混合物(50CC
)で洗浄した。減圧下に乾燥した後、2 * 5 t 
7 + 8−テトラメチル−2−(4’、8’、12′
−)リクロル−4’j 8’? 12’−トリメチルー
トリテシル)−クロマン−6−オール(141g)を融
点102〜104℃の白色の結晶の形で得た。収量は6
2チであった。
この生成物の構造を、質量スペクトル、プロトン核磁気
共鳴スペクトル及び11(’核磁気共鳴スペクトルによ
って確認した。
実施例4 溶融塩化亜鉛(o、z2g)、)リメチルハイドロキノ
ン(147g)及び無水ジオキサン(10cc)を2s
□ecの反応器中に導入した。この混合物を40〜45
℃に加熱し、次いでジオキサン(7cc)中l1丁、1
1,15−テトツクロル−3,7,11,1!S−テト
ラメチル−へキサデク−2−エン(agg)の溶液を2
0分間にわたって添加した。攪拌を1時間30分続けた
。この反応混合物を塩化アンモニウム(100g/j)
の水溶液(5o cc )中に注いだ。この混合物を酢
酸エチル(2X50cc)で抽出し、次いで有機相を硫
酸マグネシウムで乾燥した。濾過及び溶媒の蒸発後、2
,5,7,8−テトラメチル−2−(4’。
8’、12’トリクロル−4’l 8’t 12’−)
リメチルトリデシル)−/ロラン−6−オールを415
チの収率で得た。
実施例5 実施例3で得た生成物(ztg)、ジメチルアミノピリ
ジン(lsoMf)及びトリエチルナミン(loec)
を、アルゴン雰囲気下において、3ツロ7ラスコ中に導
入し、次いで無水酢酸(gee)を攪拌しながら25℃
の温度で迅速に添加した。
1時間攪拌した後水(2occ)を添加し、次いで反応
混合物を、二酸化炭素の発生が終るまで炭酸ナトリウム
を徐々に添加して中和した。この反応混合物を酢酸エチ
ル(2X5Gcc)で抽出した。
この有機相を0. I N水性塩酸溶液(axsocc
)で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥した。
濾過及び溶媒の蒸発後、得られた残渣をヘキサン中に入
れた。生成した沈殿を戸別した。この結果、融点95〜
tOS℃の2t5t7t8−テトラメチル−2−(4’
t 8’、 l 2’−)ジクロル−4’、8’l12
’−トリメチル−トリデシル)−クロマン−6−オ〜ル
アセテートを93%の収率で得た。
ヒの生成物の構造を質量スペクトル、プロトン核磁気共
鳴スペクトル及び13C核磁気共鳴スペクトルによって
確認した。
実施例6 実施例3で得た生成物(sll)、酢酸(20cc)及
び無水塩化亜鉛(320岬)を、アルゴン雰囲気下に反
応器に導入した。酢酸中塩酸(塩酸L9モル/りの溶液
(5cc )を添加した。次いで無水酢酸(2,7cc
)を15分間に亘って添加した。
温度は20℃から30℃まで上昇した。2時間攪拌した
後、水(10ce)、酢酸ナトリウム(800If)及
び酢酸エチル(loocc)を添加した。溶媒の蒸発後
、残渣を塩化メチレン中に入れた。シリヵゲルでの濾過
後、2,5,7,8−テトラメチル−2−(4’l 8
’j 12’ トリクロル−4’、’8’、12’−ト
リメチルートリデシル)−クロマン−6−オールアセテ
ート(4,99g )を得た。
2 t 5 t 7 z 8−テトラメチル−2−(4
ζ8′。
12’)ジクロル−4’#8’t12’−)リメチルー
トリテシル)−クロマン−6−オールの転化ICハio
o*でめった。
実施例7 塩化亜鉛(1gsav)及び酢酸(3cc )を、アル
ゴン雰囲気下に反応器中へ導入した。次いでトリメチル
ハイドロキノン(L8517)、酢酸(L5ω)及び塩
化メチレン(45CC)を添加した。次いで酢酸(4c
c )及び塩化メチレン(4eC)に溶解した実施例3
で得られた生成物(5,zy)を、15分間にわたって
23℃で添加した。22〜25℃の温度で2時間攪拌し
た後、無水酢酸(a5ω)を添加した。温度は32℃に
上昇した。約23℃の温度で15時間後、水(100e
C)を添加し、次いで混合物が中性になるまで炭酸水素
ナトリウムを添加した。混合物を酢酸エチル(2×1Q
cc)で抽出した。有機相を炭酸カリウムで乾燥した。
濾過及び溶媒の蒸発後、2t5t7t8−テトラメチル
−2−C4’t 8’j 12’−トリクロル−4’、
8’、l 2’−トリメチル−トリデシル)−クロマン
−6−オールアセテート64チを含有する油(&821
)を得た。
収量は531iでめった。
実施例8 磁気攪拌器、温度針及び水素化ヘッドを上部にもつ凝縮
器を備えた3ツロフラスコに1実施例5で得た生成物(
1g)、酢酸(20eC)及び10慢パラジウム担持活
性炭(o、 ly )を導入した。
反応混合物を大気圧の水素下に80℃まで加熱した。理
論量の水素が2時間で吸収された。冷却後、触媒を濾過
した。溶媒の蒸発後、トコフェロールアセテート89.
5重量%を含有する非常に淡い黄色の油(0,9y )
を得た。
実施例9 実施例3で得た生成物(104g)、1(lパラジウム
担持活性炭(44111I)及びエタノール(2scc
)をオートクレーブ中に導入した。水素圧50パールと
し、次いで混合物を一定に攪拌し壜から5時間80℃に
加熱した。冷却、−過による触媒の除去及び溶媒の蒸発
後、トコフェロールな961の収率で得た。
実施例10 トリエチルアミン塩酸塩(:160.519=0.26
×101モル)、塩化第−鋼(12611F=0.13
×10′4モル)、酢酸(9CC)及び塩化メチレン(
9cc )を、アルゴン雰囲気下において、250閃の
3ツロフラスコ中に導入した。この混合物を、黄色の均
一な溶液が得られるまで攪拌した。これをO@cまで冷
却し、純度95チの3−メチレン−7,11,15−)
リメチルーへキサデカ−1゜6−ジエン(1196g)
を迅速に添加した。この溶液を約−5℃まで冷却し、次
いで無水塩化水素のガス流を1時間20分にわたって導
入するととくより塩化水素(5g=0.137モル)を
添加した。約−5℃の温度で30分攪拌した後、反応混
合物をペンタン(20cc )及び塩化アンモニウムの
水溶液(10重景1)(20cc)中に約20℃の温度
で注いだ。有機相を傾斜によって除去し、次いで硫酸ナ
トリウムで乾燥した。濾過及び溶媒の蒸発後、粗生成物
(17,31g )を得た。この質量スペクトル及びプ
ロトン核磁気共鳴スペクトルによる分析は、1,7−ジ
クロル−3,7゜11.14−テトラメチル−へキサデ
ク−2−エン及び3.7−ジクロル−3,7,11,1
5−テトラメチル−へキサデク−1−エンの混合物の9
0−の存在を示した。
得られた生成物の骨格が線状であることを確認するため
に、上に得た生成物のいくらか(1,7y )をエタノ
ール(20CC)に溶解し、そしてこれを10チパラジ
ウム担持活性炭(1701F)の存在下に180℃、2
0バールの圧力のもとて水素により処理した。触媒をF
遇し且つ溶媒を蒸発させた後、内部標準を用いるガスク
ロマトグラフィーに供した。これはブイタンの収量が用
いたトルエンに対して83.71でるることを示した。
ブイタンの、他の異性体に対する選択率は9&チであっ
た。
実施例11 酢酸(20cc)に溶解した無水塩化亜鉛(990Q=
0.007モル)を、アルゴン雰囲気下に250鈴の3
ツロフラスコ中へ導入した。トリメチルハイドロキノン
(4,4g=o、ozs9g)を続いて添加した。この
不均一な混合物に、酢酸(20CC)に溶解した実施例
10で得られた生成物(10g)を、20〜26℃の温
度において40分間にわたり添加した。この混合物は均
一になシ、赤褐色を有した。1時間攪拌した後、無水酢
酸(IOCC)を添加し、更に2時間攪拌しつづけ九。
水で加水分解し、エーテルで抽出し、そして硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を減圧下に蒸発させた。
この結果黄色の油(16,2g)を得た。この質量スペ
クトル、プロトン核磁気共鳴スペクトル及び13 (’
核磁気共鳴スペクトルによる分析は、それが本質的に2
.5.7,8−テトラメチル−2−(4′−クロル−4
Z8Z12’−←←−−−トリメチルートリデシル)−
クロマン−6−オールアセテートからなることを示した
転化率(回収されたトリメチルノ・イドロキノンジアセ
テートを測定することにより決定)は80.4チでめっ
た。
実施例12 実施例11で得た生成物(a67σ)、酢酸(60cc
)及び10重最チパラジウム担持活性炭(40011P
>を水素化装置へ導入した。この混合物を1バールの水
素圧下に2時間30分に亘り80℃に加熱した。冷却、
触媒の一過及び溶媒のM発11e、)コツ二ロールアセ
テート744%を含有する透明な油(&62g)を得た
トコフェロールアセテートの収率は、反応したトリメチ
ルハイドロキノンに対して93%、また反応した3−メ
チレン−7,11,15−トリメチル−ヘキサデカ−1
,6−ジエンに対して80チであった。
1.7−ジクロル−3e 7 a 11 * 15−テ
トラメチル−ヘキサデク−2−エン及び3,7−ジクロ
ル−3,7,11,15−テトラメチル−へキサデク−
1−エンの転化率は、回収したブイタンを定量すること
によって決定して97g6でメった。
実施例13 次の成分ニ トリエチルアミン塩酸塩      370*塩化第−
銅            130119酢  酸  
                 gcc塩化メチレ
ン             g ccを用いる以外実
施例10の方法に従った。
この混合物中に無水塩化水素のガス流を1時間通じて、
塩化水素(7,3y )を導入した。
反応混合物の処理後、油(19,31g )を得た。
この質量スペクトル及びプロトン核磁気共鳴スペクトル
による分析は、それが1.7.15−トリクロル−3,
?、LL、15−テトラメチル−ヘキサデク−2−エン
及び3,7,15−)リクロルー3 * ? e 11
 * 15−テトラメチル−へキサデク−1−エンから
本質的になること、またそれが共役ジエンを含まないこ
とを示した。
得られた生成物の、実施例1に記述した条件下での水素
化は、内部標準法を用いるガスクロマトグラフィーの結
果ブイタンの収率が用いた2−メチレン−7,11,1
5−)リメチルーへキサデカ−1,6,14−)ルエン
に対して63%であることを示した。
実施例14 次の成分: 実施例4の生成物      10g トリメチルハイドロキノン    4g塩化亜鉛   
      914m9酢  酸          
   43CC無水酢酸           IQc
cを用いる以外実施例11の方法に従った・。
反応混合物の処理後、橙色の油(16,63g )を得
た。
トリメチルハイドロキノンの転化率は(回収されたトリ
メチルハイドロキノンを測定することによシ決定して)
’8L3チであった。
2.5,7.8−テトラメチル−2−(4う12ξジク
ロル−4’、8’、12ζトリメチルトリデシル)−ク
ロマン−6−オールアセテートの構造は、その得られた
精製画分に対し質量スペクトル、プロトン核磁気共鳴ス
ペクトルをとることにより確認した。
実施例15 実施例14で得られた油(t9ct)を、10重量−パ
ラジウム担持活性炭(2201F)を含む酢酸(30c
c)中に溶解した。この混合物を1バールの水素圧下に
4時間30分80℃に加熱した。
反応混合物の処理後、トコ7エロールアセテートを62
%で含有する透明な油(117g)を得た。
トコフェロールアセテートの収率は、反応したトリメチ
ルハイドロキノンに対してy a 7 % 、また反応
した2−メチレン−7,11,15−トリメチル−へキ
サデカ−1,6,14−トリエンに対して65チでめっ
た。
1t7t15)リクロル−3,7,11゜15−テトラ
メチル−ウンデク−2−エン及び3゜7.15−トリク
ロル−3,7,11,15−テトラメチル−へキサデク
−2−エンの転化率は、回収したブイタンを測定するこ
とKよって決定して97−でめった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) 又は ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) 〔式中、X及びX_1は同一でも異なってもよく且つそ
    れぞれ水素又は塩素を表わす〕 のヘキサデセン誘導体及びその混合物。 2、1,7,11,15−テトラクロル−3,7,11
    ,15−テトラメチル−ヘキサデク−2−エンである特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、1,7−ジクロル−3,7,11,15−テトラメ
    チル−ヘキサデク−2−エンである特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 4、3,7−ジクロル−3,7,11,15−テトラメ
    チル−ヘキサデク−1−エンである特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 5、1,7,15−トリクロル−3,7,11,15−
    テトラメチル−ヘキサデク−2−エンである特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 6、3,7,15−トリクロル−3,7,11,15−
    テトラメチル−ヘキサデク−1−エンである特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 7、無水塩化水素ガスを、不活性な有機溶媒中において
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、Y_1は水素又は塩素を表わし且つY_2は水
    素を表わし或いはY_1及びY_2は一緒になって原子
    価結合を形成し、そしてY_3及びY_4はそれぞれ水
    素を表わし或いは原子価結合を形成する〕 のポリエンと、ハロゲン化第一銅と4級アンモニウム塩
    又はホスホニウム塩のいずれかとからなる触媒の存在下
    に20℃以下の温度で反応させる、但し用いる塩化水素
    の割合が、(i)Y_1が水素又は塩素を表わし且つY
    _2、Y_3及びY_4がそれぞれ水素を表わす場合、
    式(II)の化合物モル当り少くとも2モルの無水塩化水
    素;(ii)Y_1が水素又は塩素を表わし、Y_2が
    水素を表わし且つY_3及びR_4が一緒になって原子
    価結合を形成し、或いはY_1及びY_2が一緒になっ
    て原子価結合を形成し且つY_3及びY_4がそれぞれ
    水素を表わす場合、式( I )の化合物モル当り少くと
    も3モルの無水塩化水素;或いは(iii)Y_1及び
    Y_2且つY_3及びY_4がそれぞれ一緒になって原
    子価結合を形成する場合、式(II)の化合物モル当り少
    くとも4モルの無水塩化水素である、特許請求の範囲第
    1項記載のヘキサデセン誘導体の製造法。 8、特許請求の範囲第1項記載のヘキサデセン誘導体を
    トリメチルハイドロキノンと縮合させて式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) の化合物を製造し、次いでこれを水素付加してトコフェ
    ロール、そして随時アセチル化後トコフェロールアセテ
    ートとする、ことを含んでなるトコフェロール又はトコ
    フェロールアセテートの製造法。
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