JPS61112069A - トコフエロ−ル誘導体及びその製造法 - Google Patents

トコフエロ−ル誘導体及びその製造法

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JPS61112069A
JPS61112069A JP20546985A JP20546985A JPS61112069A JP S61112069 A JPS61112069 A JP S61112069A JP 20546985 A JP20546985 A JP 20546985A JP 20546985 A JP20546985 A JP 20546985A JP S61112069 A JPS61112069 A JP S61112069A
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JP
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tetramethyl
mixture
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chloride
acetate
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JP20546985A
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English (en)
Inventor
ピエール・シヤバルド
ミシエル・ミユルオザー
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Rhone Poulenc Sante SA
Original Assignee
Rhone Poulenc Sante SA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D311/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
    • C07D311/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D311/04Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
    • C07D311/58Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4
    • C07D311/70Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4 with two hydrocarbon radicals attached in position 2 and elements other than carbon and hydrogen in position 6
    • C07D311/723,4-Dihydro derivatives having in position 2 at least one methyl radical and in position 6 one oxygen atom, e.g. tocopherols

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトコフェロール誘導体、その製造法、及びその
、特にビタミンEの合成における使用法に関する。
本発明は式 〔式中、X及びX、は同一でも異なってもよく且つそれ
ぞれ水素又は塩素を表わす〕の新規なトコフェロール誘
導体を提供する。
本発明の特徴によれば、式(I)の新規な化合物は、式 〔式中、X及びxIは同一でも異なってもよく且つそれ
ぞれ水素又は塩素を表わす〕の化合物をトリメチルハイ
ドロキノンと縮合させることによって作られる。
この縮合反応は、一般に好ましくは酢酸及びジオキサン
の中から選択される有機溶媒中塩化亜鉛の存在下に0〜
50℃の温度で行なわれる。
式(I)の化合物のアセテートは、塩化亜鉛の存在下に
或いはトリエチルアミン及びツメチルアミノピリジンの
混合物の存在下に、式(I)の生成物を例えは無水酢酸
を用いて約20℃の温度でアセチル化することによって
得ることができる。 。
式(■α)及び(IIb)の化合物は、式〔式中、Y、
は水素又は塩素を表わし且つY、は水素を表わし或いは
Yl及び)′、は一緒になって原子価結合を形成し、そ
してY3及び′Y4はそれぞれ水素を表わし或いは一緒
になって原子価結合を形成する〕のポリエンを、不活性
な有機溶媒好ましくはノ・ロダン化脂肪族炭化水素(例
えば塩化メチレン)、カルボン酸(例えば酢酸)、無水
カルボン酸(例えば無水酢酸)、脂肪族炭化水素(例え
ばヘキサン)、脂環族炭化水素(例えばシクロヘキサン
)又は芳香族炭化水素(例えばベンゼン)中ノ・ロケ。
ン化第−銅例えば塩化又はヨウ化第−銅と4級アンモニ
ウム塩例えばテトラアルキルアンモニウムハライド又は
トリアルキルアミン塩酸塩或いはホスホニウム塩例えば
テトラアルキルホスホニウム塩の存在下に、20℃以下
好ましくは0℃以下で無水塩化水素を用いて塩化水素化
することによって製造することができる。Yがそれぞれ
水素原子を表わす場合には、一般式(ホ)の生成物1モ
ル当り少くとも2モルの無水塩化水素を使用する。Yが
一緒になって原子価結合を形成する場合には、一般式(
ホ)の生成物1モル当り少くとも6モルの無水塩化水素
を使用する。
Y、及びY4がそれぞれ水素原子を表わし且つY、及び
Y、がそれぞれ水素原子を表わし或いは一緒になって原
子価結合を表わす式(ホ)の化合物は、米国特許第4,
292,495号に記述されている条件下に得ることが
できる。
Ylが塩素を表わし、Y、が水素原子を表わし且つY、
及びY4が一緒になって原子価結合を形成する式(2)
の化合物は、1.7−シクロルー3゜7−ソメチルーオ
クテンのマグネシウム誘導体を5−クロル−ミルセンと
縮合させることによりミルセンから得ることができる。
1.7−ゾクロルー5,7−ノメチルーオクテンは、ミ
ルセンを、ハロケ゛ン化脂肪族炭化水素(例えば塩化メ
チレン)、カルボン酸(例えば酢酸)、無水カルボン酸
(例えば無水酢酸)、脂肪族炭化水素(例えばヘキサン
)、脂環族炭化水素(例えばシクロヘキセン)又は芳香
族炭化水素(例えばベンゼン)から選択される不活性な
有機溶媒中において、ハロダン化第一銅例えば塩化又は
ヨウ化第−銅と4級アンモニウム塩例えばテトラアルキ
ルアンモニウムハライド又はトリアルキルアミン塩酸塩
或いはホスホニウム塩例えばテトラアルキルホスホニウ
ムハライドとからなる触媒の存在下に、ミルセン1モル
当シ少くとも2モルの無水塩化水素と20℃以下、好ま
しくは0℃以下の温度で反応させることによって製造し
うる。
1.7−シクロルー3,7−ソメチルーオクテンのマグ
ネシウム誘導体は、1,7−ジクロル−3,7−シメチ
ルーオクテンを、エーテル(例えばジエチルエーテル又
はテトラヒドロフラン)から選択される有機溶媒中にお
いて、マグネシウムと0℃以下の温度で反応させること
により普通の条件下に得られる。
1.7−シクロルー6.7−ダメチル−オクテンのマグ
ネシウム化合物の、3−クロルミルセンとの縮合は、一
般にエーテル(例えばジエチルエーテル又はテトラヒド
ロフラン)から選択される有機溶媒中、ハロゲン化第−
銅例えばヨウ化第−銅の存在下に0℃以下の温度で行な
われる。
Yl及びY2且つY、及びY4がそれぞれ原子価結合を
形成する一般式(イ)の生成物、即ちβ−スプリンケ゛
y (springtt′rLe )は、ケ゛う=、1
1/及びネリルクロライドのマグネシウム誘導体を5−
クロル−ミルセンと反応させることによって製造するこ
とができる。
ケ゛ラニル及びネリルクロライドの混合物は、1゜7−
シクロルー5,7−ソメチルーオクテンの製造に対して
上述した条件下において、ミルセンをミルセン1モル当
り無水塩化水素1モルの存在下に塩化水素化するととに
よって得ることができる。
rラニルクロライド及びネニルクロライドの混合物のマ
グネシウム誘導体は、1,7−シクロルー3,7−ノメ
チルオクテンのマグネシウム誘導体の製造に対して上述
した条件下において得ることができる。
本発明の方法で得られる式(I)の生成物及びそのアセ
テートはビタミンEの合成において特に有用である。
例えば、酢酸又はエタノールのような有mfd媒中触媒
例えばパラノウム担持活性炭の存在下及び適当ならば加
圧下に、50〜100℃の製置で水素を用いて行なわれ
る一般式(I)の生成物又はそのアセテートの水素化は
トコフェロール又はトコフェロールアセテートを与える
次の実施例は本発明の実施方法を示す。
実施例1 トリメチルハイドロキノン(a4s’)、1.7゜11
.15−テトラクロル−1,7,11,15−テトラメ
チル−ヘキサデク−2−エン(22?)及び酢酸(30
cc )を250 ccの反応器に導入した。次いで無
水酢酸(15ce)中塩化亜鉛(1,5F)の溶液を1
0分間に亘って添加した。温度は25℃から30℃へ上
昇した。この反応混合物を30℃で2時間攪拌し、次い
でヘキサン(100cc)及び水(100CC)の混合
物中に注入した。
有機相を傾斜によって分離し、メタノール及び水(50
:50容量比)の混合物(1000C)で洗浄した。白
色の沈殿かへキサン相に生成した;これを戸別し、メタ
ノール及び水(50:50容量比)の混合物(50cc
)で洗浄した。この沈殿を減圧下に乾燥した後、2,5
,7.8−テトラメチル−2−(4’、8’、12’−
)ジクロル−4’、8’、12’−)リメチルートリデ
シル)−クロマン−6−オール(14,31)を融点1
02〜104℃の白色の結晶の形で得た。収量は62%
であった。
得られた生成物の構造を、質量スペクトル、プロトン核
磁気共鳴スペクトル及び1sC核磁気共鳴スペクトルに
よって確認した。
1.7,11.15−テトラクロル−3,7゜11.1
5−テトラメチル−ヘキサデク−2−エンは次の方法の
1つに従って製造することができた: α)磁気攪拌器、温度計及び浸漬(dip)管を備えた
500CCの5つロフラスコ中に、トリエチルアミン塩
酸塩(549)、塩化第一銅(2,!IM)及び塩化メ
チレン(270CC)をアルゴン雰囲気で導入した。こ
の混合物を一10℃まで冷却し、そしてこのようにして
得た黄色の均一な溶液に、純度95%以上のミルセン(
136F=1モル)を添加し、続いて6時間に亘り無水
塩化水素(ear)を導入した。このようにして得られ
た溶液を18時間−25℃に保った。
この反応混合物を、10%水性塩化アンモニウム(40
0c8)及びペンタン(300CC)の混合物中に注い
だ。相分離後、有機相を水(3X 200cc)洗し、
次いで炭酸カリウム上で乾燥した。溶媒の濾過及び蒸発
後、本質的に1,7−フクロルー3.フーソメチルーオ
クトー2−エンをE及びZ異性体の混合物の形で含有す
る淡黄色の油(237,89)を得た。
マグネシウム(12,15F)、テトラヒドロフラン(
3Q cc )及びヨウ素の結晶1つを250ccの反
応器中に導入した。この混合物を一20℃まで冷却し、
上で得た1、7−ジクロル−3,7−ツメチル−オクト
ー2−エン(20,9F)のテトラヒドロフラン(85
ee)中溶液を5時間30分に亘って添加した。次いで
攪拌を18時間−20°Cで継続した。過剰なマグネシ
ウムを戸別し、次いで得られた溶液を、空気及び水分を
排除しつつ滴下テ斗へ導入した。
ヨウ化銅(0,5? )及びテトラヒドロフラン(5C
C)を250 (ICの反応器中に導入し、次いでマグ
ネシウム化合物の溶液の一部(1,5CC)を添加した
。その後テトラヒドロフラン(10eC)中の、純度8
7%以上の3−クロルミルセン(195f)を迅速に添
加した。この混合物を一20°Cまで冷却し、マグネシ
ウム化合物の残りの溶液を3時間に亘って添加した。温
度を1時間に亘って約20℃に戻した。この反応混合物
に水(5CC)及びペンタン(100Ce)を添加した
。有機相を傾斜によって分離し、硫酸マグネシウムで乾
燥した。
溶媒の濾過及び蒸発後、油(29,7f )を得た。
内部標準を用いるガスクロマトグラフィーによれば、3
−クロル−ミルセンの転化率は69%であった。
得られた油を減圧(0,5〜1 mHg ;α067〜
0.15kPα)下に100〜105℃に加熱して、未
反応のCI0生成物を除去した。
得られた残計(2(1)は15−クロル−3−メチレン
−7,11is−)リメチルーへキサデカ−1,6,1
0−)リエンを85%で含有した。
収率は3−クロル−ミルセンの消f2量に対して829
ざであった。
得られた生成物の構造を、質量スペクトル及びプロトン
核磁気共鳴スペクトルで確認した。
トリエチルアミン塩酸塩(0,48f)、塩化メチレン
(15CC)、酢酸(IQcc)及び塩化第一銅(90
Ilv)をアルゴン雰囲気下に250 eeの反応諾中
に導入した。この反応混合物を均一な溶液が得られるま
で攪拌した。これを−10’Cまで冷却し、そして15
−クロル−3−メチレン−7゜11.15−)リメチル
ーへキサデカ−1,6゜10−トリエン(10f)を添
加し、次いで1時間に亘り無水の気体塩化水素を導入し
た(五92)。
この反応混合物を塩化アンモニウム(10or/l)の
水溶液(100CC)中に注いだ。有機相を傾斜によっ
て除去し、次いで水性相を塩化メチレン(2X100C
e)で抽出した。併せた有機相を水(100CC)洗浄
し、次いで炭酸カリウムで転球した。濾過及び溶媒の蒸
発後、1,7,11゜15−テトラクロル−3,7,1
1,15−テトラメチル−へキサデク−2−エン(1i
1F)を96.5%の収率で得た。
得られた生成物の構造を質1スペクトルで確認した。
6))リエチルアミン塩酸塩(α48f)、塩化メチレ
ン(15CC)、酢酸(10cC)及び塩化第一銅(9
C1v)を、アルゴン雰囲気下に250偲の反応器中へ
導入した。この反応混合物を均一な溶液が得られるまで
攪拌した。これを−10℃まで冷却し、β−スゲリンr
ン(10?>を添加し、続いて1時間に亘って無水塩化
水素ガス(5,2f )を添加した。反応混合物を上述
の条件下に処理した後、1,7,11.15−テトラク
ロル−3,7,11,15−テトラメチル−ヘキサデク
−2−エン(14,2F)を94%の収率で得た。
得られた生成物の構造をフィタン(phytang )
への水素化によって確認した。
実施例2 溶融塩化亜鉛(0,22F)、)IJメチルハイドロキ
ノン(2,47f )及び無水ジオキサン(10■)を
2508Cの反応器中に導入した。この混合物を40〜
45℃に加熱し、次いでジオキサン(7CC”)中1.
7,11.15−テトラクロル−13,7,11,15
−テトラメチル−ヘキサデク−2−エン(6,8f )
の溶液を20分間にわたって添加した。攪拌を1時間3
0分続けた。この反応混合物を塩化アンモニウム(10
0f/l )の水溶液(50cc)中に注いだ。この混
合物を酢酸エチル(2X50cc)で抽出し、次いで有
機相を硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過及び溶媒の蒸
発後、2,5,7.8−テトラメチル−2−(4’。
8’112’−トリクロル−4’+8’t 12’−)
リメチルトリデシル)−クロマン−6−オールを4五5
%の収率で得た。
実施例3 実施例1で得た生成物(2,1F)、ソメチルアミンピ
リソン(150+v)及びトリエチルアミン(10cc
)を、アルゴン雰囲気下において、3ツロフラスコ中に
導入し、次いで無水酢酸(6Ce)を攪拌しながら25
℃の温度で迅速に添加した。
1時間攪拌した抜水(20CC)を添加し、次いで反応
混合物を、二酸化炭素の発生が終るまで炭酸ナトリウム
を徐々に添加して中和した。この反応混合物を酢酸エチ
ル(2x 5 r3 cc )で抽出した。
この有機相を0.1N水性塩酸溶液(3x 5 (1c
c )で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し
た。濾過及び溶媒の蒸発後、得られた残渣をヘキサン中
に入れた。生成した沈殿を戸別した。この結果、融点9
5〜105℃の2.5,7.8−テトラメチル−2−(
4’、8’、12’−トリクロル−4’?8’、12’
  −トリメチル−トリデシル)−クロマン−6−オー
ルアセテ−193%の収率で得た。
この生成物の構造を質量ス4クトル、プロトン核磁気共
鳴スイクトル及び1mC核磁気共鳴スペクトルによって
確認した。
実施例4 実施例1で得た生成物(51)、酢酸(20cc)及び
無水塩化亜鉛(320■)を、アルゴン雰囲気下に反応
器に導入した。酢酸中塩酸(塩酸1.9モル/J)の溶
液(5cc )を添加した。次いで無水酢酸(2,7C
c)を15分間に亘って添加した。
温度は20℃から30℃まで上昇した。2時間攪拌した
彼、水(10cc)、酢酸ナトリウム(,800■)及
び酢酸エチル(10Qcc)を添加した。溶媒の蒸発後
、残渣を塩化メチレン中に入れた。シリカダルでのデ過
後、2,5,7,8−テトラメチル−2−(4’、8’
l 12’−)ジクロル−4’、8’、 12’−トリ
メチル−トリデシル)−クロマン−6−オールアセテー
ト(4,99F)を得た。
2.5.7.8−テトラメチル−2−(4’。
8’+12’−)ジクロル−4’、8’、12’−)リ
メチルートリテシル)−クロマン−6−オールの転化率
は100%であった。収率は92.5%であった。
実施例5 塩化亜鉛(186〜)及び酢酸(30C)を、アルゴン
雰囲気下に反応器中へ導入した。次いでトリメチルハイ
ドロキノン(1,85t)、酢酸(1,5CC)及び塩
化メチレン(4,508)を添加した。次いで酢酸(4
CC)及び塩化メチレンに溶解した1、7.11.15
−テトラクロル−3,111,15−テトラメチル−ヘ
キサデク−2−エン(5,IP)を、15分間にわたっ
て23℃で添加した。22〜25℃の温度で2時間攪拌
した後、無水酢酸(五5 cc )を添加した。温度は
32℃に上昇した。約2S℃の温間で15時間後、水(
100cc)を添加し、次いで混合物が中性になるまで
炭酸水素す) IJウムを添加した。混合物を酢酸エチ
ル(2X50eC)で抽出した。有機相を炭酸カリウム
で乾燥した。濾過及び溶媒の蒸発後、2.5,7.8−
テトラメチル−2−(4’、8’112’−)ジクロル
−4’18’112’−)リメチルートリテシル)−ク
ロマン−6−オールアセテート64%を含有する油(5
,82f)を得た。
収量は53%であった。
実施例6 磁気攪拌器、温度計及び水素化ヘッドを上部にもつ凝縮
器を備えた3ツロフラスコに、実施例6で得た生成物(
1F)、酢酸(20CC)及び10%ノラソウム担持活
性炭(0,1F)を導入した。
反応混合物を大気圧の水素下に80°Cまで加熱した。
理論量の水素が2時間で吸収された。冷却後、触媒を濾
過した。溶媒の蒸発後、トコフェロールアセテート89
5重量%を含有する非常に淡い黄色の油(0,99)を
得た。
実施例7 実施例1で得た生成物(2,04f)、10%・9ラジ
ウム担持活性炭(44q)及びエタノール(25cc)
をオートクレーブ中に導入した。水素圧50パールとし
、次いで混合物を一定に攪拌しながら5時間80℃に加
熱した。冷却、濾過による触媒の除去及び溶媒の蒸発後
、トコフェロールを96%の収率で得た。
実施例8 酢酸(20ec )に溶解した無水塩化亜鉛(990■
=0.007モル)を、アルゴン雰囲気下に250CC
の3ツロフラスコ中へ導入した。トリメチルノ・イドo
*/ン<4.4f−4LO289f)を続いて添加した
。この不均一な混合物に、酢酸(20CC)に溶解した
1、7−ジクロル−3,7,11115−テトラメチル
−へキサデク−2−エン及び6.7−フクロルー3.フ
、11115−テトラメチル−へキサデク−1−エンの
混合物(IC1)を、20〜26℃の温度において40
分間にわたシ添加した。この混合物は均一になり、赤褐
色を有した。1時間攪拌した後、無水酢酸(100c)
を添加し、更に2時間攪拌しつづけた。水で加水分解し
、エーテルで抽出し、そして硫酸マグネシウムで乾燥し
た後、溶媒を減圧下に蒸発させた。
この結果黄色の油(16,2F)を得た。この質量スペ
クトル、プロトン核磁気共鳴スペクトル及びtaC核磁
気共鳴スペクトルによる分析は、それが本質的に2.5
,7.8−テトラメチル−2−(4′−クロル−4’、
8’、12’−トリメチル−トリデシル)−クロマン−
6−オールアセテートからなることを示した。
転化率(回収されたトリメチルハイドロキノンソアセテ
ートを測定することにより決定)は80.4%であった
1.7−ジクロル−3,7,11,15−テトラメチル
へキサデク−2−エン及び3,7−ジクロル−5,フs
11,15−テトラメチル−へキサデク−1−エンの混
合物は次の方法で製造することができた: トリエチルアミン塩酸塩<560.51117=0.2
6X10−”モル)、塩化第一銅(1269=α13X
 10 ””モル)、酢酸(9cC)及び塩化メチレン
(9Ce )を、アルゴン雰囲気下において、250代
の3ツロフラスコ中に導入した。この混合物を、黄色の
均一な溶液が得られるまで攪拌した。これを0℃まで冷
却し、純度95%の5−メチレン−7,11,15−ト
リメチル−ヘキサデカ−1゜6−ソエン(IA96F)
を迅速に添加した。この溶液を約−5℃まで冷却し、次
いで無水塩化水素のガス流を1時間20分にわたって導
入することにより塩化水素(5r=0157モル)を添
加した。約−5℃の温度で30分間攪拌した後、反応混
合物をペンタン(20eC)及び塩化アンモニウムの水
溶液(10重量%)(20cc)中に約20℃の温度で
注いだ。有機相を傾斜によって分離し、次いで硫酸ナト
リウムで乾燥した。濾過及び溶媒の蒸発後、粗生成物(
17,31? )を得た。
この質量スペクトル及びプロトン核磁気共鳴スペクトル
による分析は、1,7−シクロルー3,7゜11.15
−テトラメチル−ヘキサデク−2−エン及び3,7−シ
クロルー3,7.11.15−テトラメチル−ヘキサデ
ク−1−エンの混合物の90%の存在を示した。
得られた生成物の骨格が線状であることを確認するため
に、上に得た生成物のいくらか(1,7f)をエタノー
ル(20cc)に溶解し、そしてこれを10Xノ’ラジ
ウム担持活性炭(171v)の存在下に、80℃、20
パールの圧力のもとて水素によシ処理した。触媒を濾過
し且つ溶媒を蒸発させた後、内部標準を用いるがスクロ
マトグラフィーに供した。これはフイタンの収量が用い
たトリエンに対して8!A、7%であることを示した。
フイタンの、他の異性体に対する選択率は98%であっ
た。
実施例9 次の成分:                    
   1ンの混合物              10
fトリメチルハイドロキノン        4f塩化
亜鉛              914岬酢酸   
     45cc 無水酢酸               10CCを用
いる以外実施例8の方法に従った。
反応混合物の処理後、橙色の油(1&63P)を得た。
トリメチルハイドロキノンの転化率は(トリメチルハイ
ドロキノンを測定することにより決定して)81.3%
であった。
2.5,7.8−テトラメチル−2−(4’。
12′−シクロルー4’ 、8’、12’−トリメチル
トリデシル)−クロマン−6−オールアセテートの構造
は、その得られた油の精製画分に対し質量スペクトル、
プロトン核磁気共鳴スペクトル及びIaC核磁気共鳴ス
ペクトルをとることにより確認した。
1.7.15−)シクロル−3,7,11゜15−テト
ラメチル−ヘキサデク−2−エン及び3.7.15−)
シクロルー3.7,11.15−テトラメチル−へキサ
デク−1−エンの混合物は次の如く製造することができ
た: 次の成分: モル) トリエチルアミン塩酸塩      370■塩化第−
銅            130■酢酸      
  9 cc 塩化メチレン             9ccを用い
る以外実施例1の方法に従った。
この混合物中に無水塩化水素のガス流を1時間通じて、
塩化水素(7,8t )を導入した。
反応混合物の処理後、油(19,31F )を得た。
この質量スペクトル及びプロトン核磁気共鳴スペクトル
による分析は、それが1 、7 、15− トIJクロ
ル−3,7,11115−テトラメチル−ヘキサデク−
2−エン及び3,7.15−)リクロル−3,7,11
,15−テトラメチルーヘキサデク−1−エンから本質
的になること、またそれが共役ジエンを含まないことを
示した。
得られた生成物の、実施例1に記述した条件下での水素
化は、内部標準法を用いるガスクロマトグラフィーの結
果フイタンの収率が用いた2−メチレン−7,11,1
5−)リメチルーへキサデカ−1,6,14−トリエン
に対して65%であることを示した。
実施例10 実施例8で得た生成物(6,67F)、酢酸(60ee
 )及び10重量%パラソウム担持活性炭(4ooq)
を水素化装置へ導入した。この混合物を1バールの水素
圧下に2時間30分に亘り80℃に加熱した。冷却、触
媒の濾過及び溶媒の蒸発後、トコフェロールアセテ−)
74.4%を含有する透明な油(5,62F)を得た。
トコフェロールアセテートの収率は、反応したトリメチ
ルハイドロキノンに対して95%、また反応した5−メ
チレン−7,11115−)リメチルーへキサデカ−1
,6−ジエンに対して80%であった。
1.7−ゾクロルー3.7,11.15−テトラメチル
−へキサデク−2−工/及び3,7−フクロルー3.フ
、11,15−テトラメチル−ヘキサデク−1−エンの
転化率は、回収したフィタンを定量することによって決
定して97%であった。
実施例11 実施例9で得られた油(2,9r)を、10重量%・々
ラジウム担持活性炭(22019)を含む酢酸(30C
e)中に溶解した。この混合物を1パールの水素圧下に
4時間30分80℃に加熱した。反応混合物の処理後、
トコ7エロールアセテートを62%で含有する透明な油
(2,17F)を得た。
トコフェロールアセテートの収率は、反応したトリメチ
ルハイドロキノンに対して76.7%、また反応した2
−メチレン−7,11,15−トリメチル−ヘキサデカ
−1,6,14−トリエンに対して65%であった。
1.7.15−トリクロル−3,7,11゜15−テト
ラメチル−へキサデク−2−エン及び3.7.15−ト
リクロル−3,7,11i5−テトラメチルーヘキサデ
ク−2−エンの転化率は、回収したフィタンを測定する
ことによって決定して97%であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ( I )▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X及びX_1は同一でも異なつてもよく且つそ
    れぞれ水素又は塩素を表わす〕 のトコフェロール誘導体及びそのアセテート。 2、2,5,7,8−テトラメチル−2−(4′,8′
    ,12′−トリクロル−4′,8′,12′−トリメチ
    ル−トリデシル)−クロマン−6−オールである特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 3、2,5,7,8−テトラメチル−2−(4′,8′
    ,12′−トリクロル−4′,8′,12′−トリメチ
    ル−トリデシル)−クロマン−6−オールアセテートで
    ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4、2,5,7,8−テトラメチル−2−(4′−クロ
    ル−4′,8′,12′−トリメチル−トリデシル)−
    クロマン−6−オールアセテートである特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 5、2,5,7,8−テトラメチル−2−(4′,12
    ′−ジクロル−4′,8′,12′−トリメチル−トリ
    デシル)−クロマン−6−オールアセテートである特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。 6、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IIa) 又は ▲数式、化学式、表等があります▼(IIb) 〔式中、X及びX_1は特許請求の範囲第1項記載の通
    りである〕 の化合物又はこれらの混合物を、有機溶媒中0〜50℃
    の温度でトリメチルハイドロキノンと縮合させ、そして
    随時適当ならばこのようにして得た式( I )の生成物
    をアセチル化して式( I )の化合物のアセテートとす
    る特許請求の範囲第1項記載のトコフェロール誘導体の
    製造法。 7、用いる有機溶媒が酢酸又はジオキサンである特許請
    求の範囲第6項記載の方法。 8、アセチル化を、塩化亜鉛の存在下に或いはトリエチ
    ルアミン及びジメチルアミノピリジンの混合物の存在下
    に無水酢酸を用いて行なう特許請求の範囲第6項記載の
    方法。
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