JPS61115215A - 消去ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種磁気記録再成装置に用いられる消去ヘッド
に関するものである。

従来の技術 従来の消去ヘッドは第３図に示すように、マグネット２
が、ケース１に保持されており、第１極目から第８極目
までＮ１〜Ｓ４と、第４図に示すような漸減交番磁界が
構成されている。テープはＮ１から８４の方へ走行して
いくわけであるが、第５図に示すようなヒステリシスル
ープによって消磁され、はぼ０に近づく。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上記構成では完全にヒステリシスループの原点
にもどらず、わずかに着磁された状態で残っている場合
がほとんどである。（第６図０位置）そのため、ＳＮ比
や、歪率特性が悪くなる。

そこで本発明はＳＮ比や歪率特性を向上させるだめの磁
化パターンを提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、第１極目から複
数極順次ＮＳが交番し、しかも漸減する磁界を発させ、
最終極のみその一つ前の極の磁束密度に比して等しいか
やや大きい磁束密度を発生させるものである。

作用 この構成により、テープの磁気消去効果が大きく向上す
る。

実施例 以下本発明の一実施例における消去ヘッドについて図面
とともに説明する。第３図は同消去ヘッドの斜視図、第
４図は同ヘッドの着磁パターンを示したものである。図
に示すようにケース３に設けられたマグネット４のテー
プ走行面には、テープ走行方向に沿って第１極目Ｎ１か
ら順次極が交番し、かつ漸減する磁界が発生するように
着磁されている。そして最終２極は第２図に示すように
パーマロイをマグネットに挿入し、テープ幅方向にもＮ
、Ｓを分布させ、平均的に磁化量を零として、消去特性
をよくしたものである。

なお、実験により磁界の漸減の程度と最終極の状態がＳ
Ｎ比が歪率などの消去特性に大きく影響している事がつ
きとめられたため、その結果得られた良好な磁化パター
ンと特性を下記第１表と第２表に示す。

第１表 第２表 特性例（Ａ、Ｂ共に上段ノーマルテープ特性。

下段メタルテープ特性） 上記に示すように、磁化パターン及び最終極が、第９極
よりも大きいという条件を満足するサンプルＡは、そう
でないサンプルＢに比し、消去特性がかなり改善されて
いる。

発明の効果 以上のように本発明は、磁極の配列と磁化ノくターンを
上記のように構成することにより、効果的　　　　　”
な磁気消去が行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における消去ヘッドの斜視図
、第２図は同磁化パターン図、第３図は従来の消去ヘッ
ドの斜視図、第４図は同磁化パターン図、０第５図は同
ヘッドによるテープの消去過程を示す図である。 ４・・・・・・マグネット。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マグネット表面のテープ走行面に、テープ走行方向に沿
   って、第１極目から複数極順次ＮＳが交番し、しかも漸
   減する磁界を発生させ、最終極のみ、その一つ前の極の
   磁束密度に比して等しいかやや大きい磁束密度を発生さ
   せるように永久磁石に着磁した消去ヘッド。