JPH026487Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026487Y2 JPH026487Y2 JP904783U JP904783U JPH026487Y2 JP H026487 Y2 JPH026487 Y2 JP H026487Y2 JP 904783 U JP904783 U JP 904783U JP 904783 U JP904783 U JP 904783U JP H026487 Y2 JPH026487 Y2 JP H026487Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- erasing
- magnetic
- gap
- recording medium
- pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetic Heads (AREA)
Description
本考案は磁気記録媒体上に記録された信号を消
去するための消去ヘツドに関するものである。 従来、消去方式として、直流消去方式と交流消
去方式及びそれらの折衷としての直流多極消去方
式が知られている。直流消去方式は磁気記録媒体
に永久磁石あるいは直流電磁石を用いて強い直流
磁界をかけて磁気記録媒体を磁気的に飽和させる
ことにより消去するもので、消去後の磁気記録媒
体は残留磁束密度Brに磁化されており、省電力
の面からは極めて有利であるが、消去後の歪、ノ
イズが大きいという欠点を有している。これらの
欠点を補うために、永久磁石あるいは直流電磁石
を用いて磁気記録媒体の走行方向にN−S−N−
S……と交互にかつ、漸減する直流磁界を発生さ
せ、磁気記録媒体の進行に伴つて擬似的に交流消
去を行つたのと同様の効果を得る前記直流多極消
去方式が考案され実用に供されているが、前記直
流消去方式の欠点を完全に駆逐するには至つてい
ない。 一方、交流消去方式は、磁気記録媒体に数十K
Hz〜数百KHzの交流磁界を印加し、磁気記録媒体
が消去ヘツドから遠ざかる事を利用してその際の
ヒステリシスループを次第に小さくし、消去する
もので、消去後の残留磁束はほぼ零となり、ノイ
ズ、歪もほとんど残らないという理想的消去方式
である。ところが最近一般的になつてきた合金テ
ープの如き高保磁力の磁気媒体を消去する際には
大きな高周波電力を必要とし、乾電池を電源とし
て使う携帯用テープレコーダーの消去方式には適
さない。 本考案の目的は上記の欠点を解消し、極めて小
い消費電力で良好な消去性能が得られる消去用ヘ
ツドを提供せんとするものである。 この目的を達成するため、本考案は、2極以上
の漸減反転磁界を磁気記録媒体に与える直流多極
消去部と、励磁巻線を巻装して交流消去磁界を発
生させる交流消去部とを磁気記録媒体の移送方向
に沿つて並べ、前記交流消去部の磁気ギヤツプが
約20μm以下に規制されていることを特徴とする
ものである。 第1図に本考案の基本構成を示す。1は直流多
極消去用マグネツトコアで、比較的安価で、保磁
力の高い異方性フエライト磁石によりなり、Zは
記録媒体6の走行方向(矢印)に対してマグネツ
トコア1の後に磁気記録媒体との接触面が一様と
なるように設けられた交流消去用コアであり、ヒ
ステリシス、渦電流等による損失を極力小さくす
るために電気抵抗の高い軟質フエライトあるいは
積層されたパーマロイ、センダストよりなつてい
る。3及び4は交流消去磁界を発生するギヤツプ
であり、5は励磁用の巻線である。 次に各部の働きについて説明する。直流多極消
去用マグネツトコア1には、2極以上の磁極をS
−N−S……と交互に漸減して着磁する。第1番
目の極で媒体を飽和させ、第2番目の極で媒体の
保磁力よりやや大きな磁界を加え、以降第3番目
の極、第4番目の極と交互に漸減磁界を加えてい
き、ほぼ零消去を行う。第2図に第4番目の極消
去の例をヒステリシスループにて示すが、磁極配
分を調整すればほぼ零消去することが可能であ
り、これが直流多極消去の原理である。なお、図
中のH1は第1番目の磁極、H2は第2番目の磁
極、H3は第3番目の磁極、H4は第4番目の磁極
を示している。これだけでは媒体の種類、保磁力
のバラツキ等による歪の悪化があり、またノイズ
が残るので次の交流消去部のキヤツプ3及びキヤ
ツプ4でこれらを完全に消去する。従つてこの交
流消去部分は媒体上に残されたわずかの残留磁化
を消去できれば良いので通常の交流消去方式に比
べてはるかに少い消去磁界ですむ。ここでキヤツ
プ3,4の巾を20μm以下にすると、消去の効率
が大巾に向上し、交流消去単独に比べ1/10以下の
消費電力でノイズ、歪のない消去が可能となる。 第1図に示す構成の消去ヘツドにおいて、ギヤ
ツプ3,4の寸法を種々変えたヘツドをつくり、
それらヘツドの消去電流とノイズレベルとの関係
をメタルテープを使用して測定した結果を第3図
に示す。 なお、図中の曲線Aはギヤツプ3の寸法が
100μmでギヤツプ4の寸法が50μmの消去ヘツ
ド、曲線Bはギヤツプ3ならびにギヤツプ4の寸
法がともに20μmの消去ヘツド、曲線Cはギヤツ
プ3の寸法が20μmでギヤツプ4の寸法が10μm
の消去ヘツド、曲線Dはギヤツプ3ならびにギヤ
ツプ4の寸法がともに10μmの消去ヘツドの特性
曲線である。図中の一点鎖線で示す直線は、カセ
ツトのノイズレベルを示す線である。 また、第1図に示す構成の消去ヘツドにおい
て、ギヤツプ3,4の寸法を種々変えたヘツドを
つくり、これらヘツドの完全消去に必要な電力を
測定した結果、ならびに交流消去ヘツドを用いた
場合の完全消去に必要な電力を測定した結果を次
の表に示す。
去するための消去ヘツドに関するものである。 従来、消去方式として、直流消去方式と交流消
去方式及びそれらの折衷としての直流多極消去方
式が知られている。直流消去方式は磁気記録媒体
に永久磁石あるいは直流電磁石を用いて強い直流
磁界をかけて磁気記録媒体を磁気的に飽和させる
ことにより消去するもので、消去後の磁気記録媒
体は残留磁束密度Brに磁化されており、省電力
の面からは極めて有利であるが、消去後の歪、ノ
イズが大きいという欠点を有している。これらの
欠点を補うために、永久磁石あるいは直流電磁石
を用いて磁気記録媒体の走行方向にN−S−N−
S……と交互にかつ、漸減する直流磁界を発生さ
せ、磁気記録媒体の進行に伴つて擬似的に交流消
去を行つたのと同様の効果を得る前記直流多極消
去方式が考案され実用に供されているが、前記直
流消去方式の欠点を完全に駆逐するには至つてい
ない。 一方、交流消去方式は、磁気記録媒体に数十K
Hz〜数百KHzの交流磁界を印加し、磁気記録媒体
が消去ヘツドから遠ざかる事を利用してその際の
ヒステリシスループを次第に小さくし、消去する
もので、消去後の残留磁束はほぼ零となり、ノイ
ズ、歪もほとんど残らないという理想的消去方式
である。ところが最近一般的になつてきた合金テ
ープの如き高保磁力の磁気媒体を消去する際には
大きな高周波電力を必要とし、乾電池を電源とし
て使う携帯用テープレコーダーの消去方式には適
さない。 本考案の目的は上記の欠点を解消し、極めて小
い消費電力で良好な消去性能が得られる消去用ヘ
ツドを提供せんとするものである。 この目的を達成するため、本考案は、2極以上
の漸減反転磁界を磁気記録媒体に与える直流多極
消去部と、励磁巻線を巻装して交流消去磁界を発
生させる交流消去部とを磁気記録媒体の移送方向
に沿つて並べ、前記交流消去部の磁気ギヤツプが
約20μm以下に規制されていることを特徴とする
ものである。 第1図に本考案の基本構成を示す。1は直流多
極消去用マグネツトコアで、比較的安価で、保磁
力の高い異方性フエライト磁石によりなり、Zは
記録媒体6の走行方向(矢印)に対してマグネツ
トコア1の後に磁気記録媒体との接触面が一様と
なるように設けられた交流消去用コアであり、ヒ
ステリシス、渦電流等による損失を極力小さくす
るために電気抵抗の高い軟質フエライトあるいは
積層されたパーマロイ、センダストよりなつてい
る。3及び4は交流消去磁界を発生するギヤツプ
であり、5は励磁用の巻線である。 次に各部の働きについて説明する。直流多極消
去用マグネツトコア1には、2極以上の磁極をS
−N−S……と交互に漸減して着磁する。第1番
目の極で媒体を飽和させ、第2番目の極で媒体の
保磁力よりやや大きな磁界を加え、以降第3番目
の極、第4番目の極と交互に漸減磁界を加えてい
き、ほぼ零消去を行う。第2図に第4番目の極消
去の例をヒステリシスループにて示すが、磁極配
分を調整すればほぼ零消去することが可能であ
り、これが直流多極消去の原理である。なお、図
中のH1は第1番目の磁極、H2は第2番目の磁
極、H3は第3番目の磁極、H4は第4番目の磁極
を示している。これだけでは媒体の種類、保磁力
のバラツキ等による歪の悪化があり、またノイズ
が残るので次の交流消去部のキヤツプ3及びキヤ
ツプ4でこれらを完全に消去する。従つてこの交
流消去部分は媒体上に残されたわずかの残留磁化
を消去できれば良いので通常の交流消去方式に比
べてはるかに少い消去磁界ですむ。ここでキヤツ
プ3,4の巾を20μm以下にすると、消去の効率
が大巾に向上し、交流消去単独に比べ1/10以下の
消費電力でノイズ、歪のない消去が可能となる。 第1図に示す構成の消去ヘツドにおいて、ギヤ
ツプ3,4の寸法を種々変えたヘツドをつくり、
それらヘツドの消去電流とノイズレベルとの関係
をメタルテープを使用して測定した結果を第3図
に示す。 なお、図中の曲線Aはギヤツプ3の寸法が
100μmでギヤツプ4の寸法が50μmの消去ヘツ
ド、曲線Bはギヤツプ3ならびにギヤツプ4の寸
法がともに20μmの消去ヘツド、曲線Cはギヤツ
プ3の寸法が20μmでギヤツプ4の寸法が10μm
の消去ヘツド、曲線Dはギヤツプ3ならびにギヤ
ツプ4の寸法がともに10μmの消去ヘツドの特性
曲線である。図中の一点鎖線で示す直線は、カセ
ツトのノイズレベルを示す線である。 また、第1図に示す構成の消去ヘツドにおい
て、ギヤツプ3,4の寸法を種々変えたヘツドを
つくり、これらヘツドの完全消去に必要な電力を
測定した結果、ならびに交流消去ヘツドを用いた
場合の完全消去に必要な電力を測定した結果を次
の表に示す。
【表】
これら第3図および上記表から明らかなよう
に、ギヤツプ3,4の寸法が20μm以下になれば
少ない消費電力でノイズ、歪のない消去ができる
ことが分かる。なお、ギヤツプ3,4の寸法を
5μm未満にすることは製造上難しく、生産性の
低下をきたすためギヤツプ3,4の下限は5μm
程度が好ましい。 なお、交流消去方単独でも高い消去効果を得る
ことができるが、消去を行なうとギヤツプ近傍の
ヨーク極が磁気的に飽和してしまい、合金テープ
の如き保磁力の大きい磁気記録媒体の場合消去し
きれないという問題が生じる。 第4図および第5図は、本考案の他の実施例を
示す図である。第5図の場合、前記実施例と相違
する点は磁気ギヤツプをシングルギヤツプ構造と
した点である。第6図の場合、前記磁界と相違す
る点は、磁気ギヤツプをセミダブルギヤツプ構造
とした点である。 本考案は、前述のような構成になつており、磁
気ギヤツプを20μm以下に規制することにより消
去効率の改善を図ることができる。また磁気ギヤ
ツプを狭くしたために生じ易い磁気ギヤツプ近傍
の磁気飽和を、直流多極消去と組合わせて消費電
力を軽減することで解消した。本考案の消去磁気
ヘツドでは、保磁力の大きい磁気記録媒体に対し
ても消去電力が少なくて優れた消去性能を発揮す
ることができる。
に、ギヤツプ3,4の寸法が20μm以下になれば
少ない消費電力でノイズ、歪のない消去ができる
ことが分かる。なお、ギヤツプ3,4の寸法を
5μm未満にすることは製造上難しく、生産性の
低下をきたすためギヤツプ3,4の下限は5μm
程度が好ましい。 なお、交流消去方単独でも高い消去効果を得る
ことができるが、消去を行なうとギヤツプ近傍の
ヨーク極が磁気的に飽和してしまい、合金テープ
の如き保磁力の大きい磁気記録媒体の場合消去し
きれないという問題が生じる。 第4図および第5図は、本考案の他の実施例を
示す図である。第5図の場合、前記実施例と相違
する点は磁気ギヤツプをシングルギヤツプ構造と
した点である。第6図の場合、前記磁界と相違す
る点は、磁気ギヤツプをセミダブルギヤツプ構造
とした点である。 本考案は、前述のような構成になつており、磁
気ギヤツプを20μm以下に規制することにより消
去効率の改善を図ることができる。また磁気ギヤ
ツプを狭くしたために生じ易い磁気ギヤツプ近傍
の磁気飽和を、直流多極消去と組合わせて消費電
力を軽減することで解消した。本考案の消去磁気
ヘツドでは、保磁力の大きい磁気記録媒体に対し
ても消去電力が少なくて優れた消去性能を発揮す
ることができる。
第1図、第4図、第5図は本考案の各実施例に
係る消去磁気ヘツドの概略構成図、第2図は本考
案の消去磁気ヘツドにおける直流多極消去部の各
磁極部のヒステリシスループ図、第3図は磁気ギ
ヤツプを種々と変えた場合の消去電流とノイズレ
ベルの関係を示す特性図である。 1……直流多極マグネツトコア、2……交流消
去用コア、3,4……磁気ギヤツプ、5……励磁
巻線、6……磁気記録媒体。
係る消去磁気ヘツドの概略構成図、第2図は本考
案の消去磁気ヘツドにおける直流多極消去部の各
磁極部のヒステリシスループ図、第3図は磁気ギ
ヤツプを種々と変えた場合の消去電流とノイズレ
ベルの関係を示す特性図である。 1……直流多極マグネツトコア、2……交流消
去用コア、3,4……磁気ギヤツプ、5……励磁
巻線、6……磁気記録媒体。
Claims (1)
- 2極以上の漸減反転磁界を磁気記録媒体に与え
る直流多極消去部と、励磁巻線を巻装して交流消
去磁界を発生させる交流消去部とを磁気記録媒体
の移送方向に沿つて並べ、前記交流消去部の磁気
ギヤツプが約20μm以下に規制されていることを
特徴とする磁気消去ヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP904783U JPS59118118U (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 磁気消去ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP904783U JPS59118118U (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 磁気消去ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59118118U JPS59118118U (ja) | 1984-08-09 |
| JPH026487Y2 true JPH026487Y2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=30140520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP904783U Granted JPS59118118U (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 磁気消去ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59118118U (ja) |
-
1983
- 1983-01-27 JP JP904783U patent/JPS59118118U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59118118U (ja) | 1984-08-09 |
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