JPS61113736A - 希土類−遷移金属系化合物の焼結磁石の製造方法 - Google Patents

希土類−遷移金属系化合物の焼結磁石の製造方法

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JPS61113736A
JPS61113736A JP59236175A JP23617584A JPS61113736A JP S61113736 A JPS61113736 A JP S61113736A JP 59236175 A JP59236175 A JP 59236175A JP 23617584 A JP23617584 A JP 23617584A JP S61113736 A JPS61113736 A JP S61113736A
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JP
Japan
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sintered magnet
temperature
fine powder
magnet
sintered
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Pending
Application number
JP59236175A
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English (en)
Inventor
Tsugio Shibata
芝田 次男
Naoki Koshizuka
直己 腰塚
Kiyohiko Arai
荒井 祓彦
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、Nd−Fe−B系化合物の中で、特にFe
の一部をCoで置換した希土類−遷移金属系化合物の焼
結磁石の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
Nd−Fe−B系焼結磁石は、従来の永久磁石材料に比
べて高い磁石特性を示すことは公知である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記従来の焼結磁石は、千ユリ一温度Tcが
低いことが報告されており、実用的には利用範囲がきわ
め【限定されている。
一般に、永久磁石材料は、残留磁束密度B2.保°磁力
Hc、最大エネルギー積usH)m□が高く、かつ磁化
が安定であることが重要で、例えば回転機は、通常の使
用時では約100℃にまで上昇するため、特に使用温度
の上昇に対する考慮が必要である等の問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、高い磁石特性を有し、かつ、キュリ一温度の高い
焼結磁石を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するた、めの手段〕
この発明にかかる希土類−遷移金属系化合物の焼結磁石
は、Nd −Fe −Co−Bの合金を鋳造してから微
粉末に加工し、この微粉末を磁界の中で圧縮成形してか
ら加熱して焼結磁石を作り1次いでこの焼結磁石に時効
処理を施したものである。
〔作用〕
この発明においては、焼結磁石が化学的に安定し、磁化
の経年変化が少なく、より高いキュリ一温度が得られる
〔実施例〕 。
実施例1 まず、アーク溶解炉でNd14 F+986 C0II
 Bllの合金を鋳造した後に粉砕して約10μmの微
粉末く加工し、約1oKOaの磁界の中で配向した状、
aで圧縮成形する。これを1100℃のアルゴンガス雰
囲気中で1時間加熱保持してから室温まで急冷し焼結磁
石を作る。次いで、この焼結磁石を800℃に加熱して
1時間保持した後、室温まで急冷する。そして再び70
0℃に加熱して1時間保持してから急冷する工程を行い
、さらにこの加熱→11       時間保持−急冷
の工程をそれぞれ650℃および600℃で繰り・返し
て行って時効処理を行う。
そして、このようにして得られた焼結磁石の磁気測定に
は自記磁束計を使用して行った。
実施例1において得られた磁石特性は残留磁束密度B、
 : l 1.9KG、保磁力I Hc =6.5 K
 Oe +最大エネルギー積(BH)m、x= 31 
MGO*であった。また、キュリ一温度Tcは450″
Cであり、Feの一部をCOで置換したことによって1
30℃も上昇した。
実施例2 Nd16 Fe6s Co5t ”lの合金を実施例1
と同様の方法で微粉末に加工し圧縮成形する。これを1
000℃のフルコンガスの中で1時間用熱保持して大エ
ネルギー積33 M G Oeである。また、キュリ一
温度は440℃であり、後述のNd1@ Feテ? n
焼結磁石よりも120℃上昇した。
今 実施例3 NdHF eql−8xCo@z Baの合金を実施例
2と同様の方法で焼結磁石を作った。
次1c、この発明のNd23−y F e7r−tx 
Co1z By焼結磁石の各種磁石特性を図面に基づい
て説明する。
第1図はNd+s F’e??−!! Co5t Bs
系焼結磁石処対する温度上昇に伴う磁気モーメントσの
変化を示す図である。成分X=0.2,4,6,8.1
0とCo量を増加すると、キュリ一温度Tcが著しく上
昇することを示している。丁なわち、X=0のNd1B
  Fe77−B@系系合金化比較【1例えば、X=8
の合金は約180℃もキュリ一温度Tcが上昇している
ことがわかる◎ i 21fita1. tbl、 (C)はNd1g 
F ”??−1x C6tz BH系において成分X=
0.4.8の焼結磁石に対する結晶組織および磁区模様
を模式的に示す図である。
これらの図で1は結晶粒界、2は磁区、3は磁壁である
これらの磁区模様は、いずれも1806 磁壁であるこ
とがわかる。また、成分Xの増加に伴って結晶粒が大き
くなり【いることがわかる。とくにX=8では、結晶粒
の粗大化と多相化が推測され、これは、X線的分析結果
と一致し、保磁力の低下をもたらす。
第3図は、上記実施例3において形成されたNd1B 
F e7y−@x Cotxn、系磁石において、成分
Xの変化に伴う残留磁束密度Brl保磁力(Hc*最大
エネルギー積(BH)III□およびキュリ一温度Tc
を示したものである。成分Xが2〜3で、保磁力iHc
m=低下するが、さらに成分Xが増加すると急激に増加
する。残留磁束密度B、は成分Xの変化によって大きく
変化しないが、最大エネルギー積(BH)maxは保磁
力IHcの変化によって同様な変化を示している。一方
、成分Xの増加に伴ってキュリ一温度Tcは直線的に向
上していることがわか。
る。これらの結果はすべて1100℃で1時間保持して
焼結体を作り、さらに600℃で1時間の時効処理を施
した試料に対するものである。これは第1図の結果と対
応している。
実施例4 に昇温した後1時間保持し、室温に急冷する。これを数
回繰り返して最後は600℃から室温に急冷する。磁石
特性としては、B、 :12.8 KGI IHc=8
.5 KOe 、L B H)max =38.5 M
G Oeの値を得た。
第4図(al、 (bJ、 (C7は温度上昇に対する
それぞれの磁石材料の磁化の変化率を示す図である。
第4図tarに示すNdB Fe]? g、焼結磁石は
、磁化の低下が著しいことがわかる。これに反して第4
図(bJ、 (cJ1c示すようにFeの一部なCOで
置換したNd4B F +!66 Co11 g、およ
びNd16 peas Co1t B?焼結磁石はいず
れも磁化の変化率が小さい。これらを例えば100℃に
まで温度を上げた後、室温に戻した場合の温度係数を比
較すると、それぞれ0.049%/”C,0,026%
/℃および0.027%/℃となり、明らかにFeの一
部をCoで置換すると、実用的に高温で使用できること
Kなる。
〔発明の効果〕
以上fi明Lf、−ようKこの発明は、Ndta−yF
e?y−tzCfx By (X = 4〜10.Y=
7〜9)の合金な成形し、次いで、この合金を微粉末に
加工し、この微粉末を磁界の中で圧縮成形するとともに
加熱により焼結して焼結磁石を作り、この焼結磁石を再
び加熱して時効処理を行って、焼結磁石を成形したので
、化学的に安定で、磁化の経年変化が少なく、より高い
キュリ一温度を有する等の磁石特性°が向上した焼結磁
石が得られる。このため温度上昇を伴う回転機等に対す
る需要の拡大をはかることができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は”11 F e??−1! cot! n、系
焼結磁石ニ対する温度上昇と磁気モーメントの変化を示
す図、第2図(aJ、 (bL (CJはNdHF*t
?−tx C0uBa系焼結磁石に対する結晶組織と磁
区模様を模式的に示す図、第3図はNd16 Fett
−xx Coax Ba系焼結磁石に対する成分Xの変
化に伴う残留磁束密度Br。 保磁力IHc、最大エネルギー積(B H)−ratお
よび示す図である。 M中、1は結晶磁界、2は磁区、3は磁壁を示す。 第1図 −温度(°C) 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Nd_2_3_−_YFe_7_7_−_2_XCo_
    2_XB_Y(X=4〜10、Y=7〜9)の合金を成
    形し、次いで、この合金を微粉末に加工し、この微粉末
    を磁界の中で圧縮成形するとともに、1000〜120
    0℃の温度範囲で加熱により焼結して焼結磁石を成形し
    、次いで、この焼結磁石を150〜900℃の温度に加
    熱して時効処理を施すことを特徴とする希土類−遷移金
    属系化合物の焼結磁石の製造方法。
JP59236175A 1984-11-09 1984-11-09 希土類−遷移金属系化合物の焼結磁石の製造方法 Pending JPS61113736A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149650A (ja) * 1988-12-01 1990-06-08 Tokin Corp 希土類永久磁石合金及びその製造方法
JPH02294401A (ja) * 1989-05-09 1990-12-05 Fuji Elelctrochem Co Ltd 磁石粉体の製造方法

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JPS59218705A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Sumitomo Special Metals Co Ltd 永久磁石材料の製造方法
JPS6052556A (ja) * 1983-09-02 1985-03-25 Sumitomo Special Metals Co Ltd 永久磁石材料の製造方法
JPS6077959A (ja) * 1983-10-03 1985-05-02 Sumitomo Special Metals Co Ltd 永久磁石材料の製造方法

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