JPS61270316A - 樹脂結合永久磁石用原料粉体の製造方法 - Google Patents
樹脂結合永久磁石用原料粉体の製造方法Info
- Publication number
- JPS61270316A JPS61270316A JP60113425A JP11342585A JPS61270316A JP S61270316 A JPS61270316 A JP S61270316A JP 60113425 A JP60113425 A JP 60113425A JP 11342585 A JP11342585 A JP 11342585A JP S61270316 A JPS61270316 A JP S61270316A
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- Japan
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- powder
- raw material
- material powder
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- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はR(T、M)z (ただしRは希土類金属の一
種もしくは二種以上の混合物、Tは「eもしくはFe、
Coを主体とする遷移金属1MはBを主体とするメタ
ロイド元素、Z−6〜9)を主成分とする樹脂結合永久
磁石の合金粉体の製造方法に関するものである。
種もしくは二種以上の混合物、Tは「eもしくはFe、
Coを主体とする遷移金属1MはBを主体とするメタ
ロイド元素、Z−6〜9)を主成分とする樹脂結合永久
磁石の合金粉体の製造方法に関するものである。
[従来の技術]
希土類遷移金属合金において希土類金属と遷移金属の比
が2:17である金属間化合物が理論的に極めて高い磁
気特性[(Bll )wax 〜50HGOe]を有す
ることが発見されて以来、同系化合物を主体とする永久
磁石実用合金を得る試みが種々実験されてきた。−例と
してSm−Co−Cu−Fe系金属間化合物で(Bll
)IlaX 〜301−IGOeが達成され、さらにN
d−Fe系金属間化合物で(BH)max 〜40HG
Oeの高磁気特性が得られている。この組成合金は粉砕
、ra場中配商圧縮成形あるいは非磁場中圧縮成形、焼
結、溶体化1時効する焼結型永久磁石が一般的であった
。
が2:17である金属間化合物が理論的に極めて高い磁
気特性[(Bll )wax 〜50HGOe]を有す
ることが発見されて以来、同系化合物を主体とする永久
磁石実用合金を得る試みが種々実験されてきた。−例と
してSm−Co−Cu−Fe系金属間化合物で(Bll
)IlaX 〜301−IGOeが達成され、さらにN
d−Fe系金属間化合物で(BH)max 〜40HG
Oeの高磁気特性が得られている。この組成合金は粉砕
、ra場中配商圧縮成形あるいは非磁場中圧縮成形、焼
結、溶体化1時効する焼結型永久磁石が一般的であった
。
しかし焼結型永久磁石は、工程が複雑でかつ最終的焼結
体が他の磁石材料に比較して脆く、欠けやすい欠点があ
り、それに対して樹脂結合型永久磁石は、磁気特性がそ
の20〜40%と低下する半面、寸法精度、i械的加工
性1強度、磁気的安定性に優れ、複雑形状に成形できる
特長をもっている。
体が他の磁石材料に比較して脆く、欠けやすい欠点があ
り、それに対して樹脂結合型永久磁石は、磁気特性がそ
の20〜40%と低下する半面、寸法精度、i械的加工
性1強度、磁気的安定性に優れ、複雑形状に成形できる
特長をもっている。
[発明が解決しようとする問題点]
ところでR(T、M)2 (Rは希土類金属の一種もし
くは二種以上の混合物、TはFeもしくはFe、 Go
を主体とする遷移金属9MはBを主体とするメタロイド
元素、z=6〜9)の一般式で示される組成からなる合
金において、特にその中でTがFeである希土類鉄系合
金を樹脂結合型永久磁石にした場合、組成合金を5〜1
0G。
くは二種以上の混合物、TはFeもしくはFe、 Go
を主体とする遷移金属9MはBを主体とするメタロイド
元素、z=6〜9)の一般式で示される組成からなる合
金において、特にその中でTがFeである希土類鉄系合
金を樹脂結合型永久磁石にした場合、組成合金を5〜1
0G。
の粒径に微粉砕した後、!1場中配向あるいは非磁場中
で圧縮成形(Compression−g+old)ま
たは射出成形(Injection−mold)により
形成することが一般的であるが、得られた樹脂結合型永
久磁石の磁気特性は、残′fE!tl化、保磁力共大幅
に低下し、その4πI−H減磁曲線の角型性が大きく劣
化する欠点があった。
で圧縮成形(Compression−g+old)ま
たは射出成形(Injection−mold)により
形成することが一般的であるが、得られた樹脂結合型永
久磁石の磁気特性は、残′fE!tl化、保磁力共大幅
に低下し、その4πI−H減磁曲線の角型性が大きく劣
化する欠点があった。
また溶融金属を急速冷却し非晶質合金を得たものや噴霧
方法により、粉体を得る樹脂結合永久磁石用原料粉体の
製造方法があるが粒径が大きく、z≧6の組成ではFe
成分が多くなるために微粉砕が困難になったり、粉砕設
備が大規模になる欠点があった。
方法により、粉体を得る樹脂結合永久磁石用原料粉体の
製造方法があるが粒径が大きく、z≧6の組成ではFe
成分が多くなるために微粉砕が困難になったり、粉砕設
備が大規模になる欠点があった。
本発明はこの点を考慮して、樹脂結合型永久磁石の4π
I−H減磁曲線の角型性が大きく劣化することを防止す
ることのできる原料粉体の製造方法を提供することを目
的とする。
I−H減磁曲線の角型性が大きく劣化することを防止す
ることのできる原料粉体の製造方法を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明はR(T、M)2 (Rは希土類金属の一種もし
くは二種以上の混合物、TはFeもしくはFe、 Co
を主体とする遷移金属1MはBを主体とするメタロイド
元素、z=6〜9)の一般式で示される組成合金におい
て、該合金を溶融状態から104℃/ Sec以上の冷
加速度にて室温まで急速冷却し、300〜900℃の温
度にて加熱することにより0.01〜0.1.の粒径の
結晶組織を形成させた後、高圧水素雰囲気中に封入して
水素化合物を生成することにより脆性崩壊を施すことで
粉体を得た後、真空中で1,000℃以下の温度にて加
熱することによって脱水素処理を実施することを特徴と
した樹脂結合永久磁石用原料粉体の製造方法である。す
なわち急速冷却による結晶組織の微粒径化により、合金
の水素脆性を促進するものである。
くは二種以上の混合物、TはFeもしくはFe、 Co
を主体とする遷移金属1MはBを主体とするメタロイド
元素、z=6〜9)の一般式で示される組成合金におい
て、該合金を溶融状態から104℃/ Sec以上の冷
加速度にて室温まで急速冷却し、300〜900℃の温
度にて加熱することにより0.01〜0.1.の粒径の
結晶組織を形成させた後、高圧水素雰囲気中に封入して
水素化合物を生成することにより脆性崩壊を施すことで
粉体を得た後、真空中で1,000℃以下の温度にて加
熱することによって脱水素処理を実施することを特徴と
した樹脂結合永久磁石用原料粉体の製造方法である。す
なわち急速冷却による結晶組織の微粒径化により、合金
の水素脆性を促進するものである。
急速冷却速度が104℃/ Sec以上でないと非晶質
状態が得られず、その後の加熱温度が300〜℃未満で
は再結晶化せず900℃を越えると粒成長による保磁力
低下をきたし、結晶組織の粒径がo、oi、未満では超
常磁性となり0.1Rを越えると配向性が劣化し保磁力
の低下をきたし、再加熱処理温度が1,100℃を越え
ると個々の粒子が溶着してしまうので、この範囲に条件
を設定することが好ましく、樹脂成形方法としては圧縮
成形、射出成形とも適用できる。ざらに粉体焼結後再度
粉砕し、加熱処理することも効果的である。
状態が得られず、その後の加熱温度が300〜℃未満で
は再結晶化せず900℃を越えると粒成長による保磁力
低下をきたし、結晶組織の粒径がo、oi、未満では超
常磁性となり0.1Rを越えると配向性が劣化し保磁力
の低下をきたし、再加熱処理温度が1,100℃を越え
ると個々の粒子が溶着してしまうので、この範囲に条件
を設定することが好ましく、樹脂成形方法としては圧縮
成形、射出成形とも適用できる。ざらに粉体焼結後再度
粉砕し、加熱処理することも効果的である。
[実施例]
空中にて104℃/ Secの冷却速度にて室温まで急
速冷却してリボン状非晶買合金を得た後、600℃にて
加熱することにより約0.08.の粒径を有する微結晶
を形成し、高圧水素雰囲気中に封入して粉体を得た後、
400℃、5時間真空中にて加熱し冷却した後、エポキ
シ樹脂を3%混合して磁場成形した試料の磁気特性を測
定したところ、 Br−9,2にG it(c= 7.5KOe (Bll)max−19,814GOeが得られた。
速冷却してリボン状非晶買合金を得た後、600℃にて
加熱することにより約0.08.の粒径を有する微結晶
を形成し、高圧水素雰囲気中に封入して粉体を得た後、
400℃、5時間真空中にて加熱し冷却した後、エポキ
シ樹脂を3%混合して磁場成形した試料の磁気特性を測
定したところ、 Br−9,2にG it(c= 7.5KOe (Bll)max−19,814GOeが得られた。
[発明の効果]
以上のことから、急速冷却による結晶組織の微粒径化に
より合金の水素脆性を促進し、また樹脂成形する前工程
で加熱処理し冷却することにより粉砕化で受けた微粉体
の機械的歪を除去することができ、残留磁化Br、保磁
力iHc共本来の磁気特性を維持できるので、減磁曲線
の角型性を大幅に改善することが可能となった。本発明
は、特に希土類鉄系合金を樹脂結合型永久磁石用原料粉
体に適用した場合に効果的である。
より合金の水素脆性を促進し、また樹脂成形する前工程
で加熱処理し冷却することにより粉砕化で受けた微粉体
の機械的歪を除去することができ、残留磁化Br、保磁
力iHc共本来の磁気特性を維持できるので、減磁曲線
の角型性を大幅に改善することが可能となった。本発明
は、特に希土類鉄系合金を樹脂結合型永久磁石用原料粉
体に適用した場合に効果的である。
Claims (1)
- R(T、M)_z(ただしRは希土類金属の一種もし
くは二種以上の混合物、TはFeもしくはFe、Coを
主体とする遷移金属、MはBを主体とするメタロイド元
素、Z=6〜9)の一般式で示される組成合金において
、該合金を溶融状態から10^4℃/sec以上の冷却
速度にて室温まで急速冷却し、300〜900℃の温度
にて加熱することにより0.01〜0.1μmの粒径の
結晶組織を形成させた後、高圧水素雰囲気中に封入して
水素化合物を生成することにより脆性崩壊を施すことで
粉体を得た後、真空中で1,000℃以下の温度にて加
熱することによって脱水素処理を実施することを特徴と
した樹脂結合永久磁石用原料粉体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113425A JPS61270316A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 樹脂結合永久磁石用原料粉体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113425A JPS61270316A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 樹脂結合永久磁石用原料粉体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61270316A true JPS61270316A (ja) | 1986-11-29 |
Family
ID=14611908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60113425A Pending JPS61270316A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 樹脂結合永久磁石用原料粉体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61270316A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01132106A (ja) * | 1987-08-19 | 1989-05-24 | Mitsubishi Metal Corp | 希土類−Fe−B系合金磁石粉末 |
US5314548A (en) * | 1992-06-22 | 1994-05-24 | General Motors Corporation | Fine grained anisotropic powder from melt-spun ribbons |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP60113425A patent/JPS61270316A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01132106A (ja) * | 1987-08-19 | 1989-05-24 | Mitsubishi Metal Corp | 希土類−Fe−B系合金磁石粉末 |
US5314548A (en) * | 1992-06-22 | 1994-05-24 | General Motors Corporation | Fine grained anisotropic powder from melt-spun ribbons |
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