JPS61113637A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents
塩化ビニル系樹脂組成物Info
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- JPS61113637A JPS61113637A JP59235911A JP23591184A JPS61113637A JP S61113637 A JPS61113637 A JP S61113637A JP 59235911 A JP59235911 A JP 59235911A JP 23591184 A JP23591184 A JP 23591184A JP S61113637 A JPS61113637 A JP S61113637A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08L27/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L27/02—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L27/04—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
- C08L27/06—Homopolymers or copolymers of vinyl chloride
-
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- Organic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、未溶融の塩化ビニル系樹脂の含有量を低
下せしめ、ゲルレベルを改善せしめた塩化ビニル系樹脂
組成物に関する。
下せしめ、ゲルレベルを改善せしめた塩化ビニル系樹脂
組成物に関する。
一般に、エチレン糸重合体は、無極性のため他の重合体
との相溶性に乏しいが、エチレン−酢酸ビニル−一酸化
炭素共重合体は、その分子中に極。
との相溶性に乏しいが、エチレン−酢酸ビニル−一酸化
炭素共重合体は、その分子中に極。
性の高い一酸化炭素単位を有するため、ボlノ塩化ビニ
ル、ポリアミド、セルロース誘導体などの極性基含有重
合体との相溶性にすぐルているという特徴を有している
(特公昭55−50063号公報)。
ル、ポリアミド、セルロース誘導体などの極性基含有重
合体との相溶性にすぐルているという特徴を有している
(特公昭55−50063号公報)。
そしで、この−酸化炭素共重合体は、塩化ビニル系樹脂
に対しては、従来の液状可塑剤に代って、永久可塑剤あ
るいは改質剤として使用されている。
に対しては、従来の液状可塑剤に代って、永久可塑剤あ
るいは改質剤として使用されている。
かかる−酸化炭素共重合体の永久可塑剤などとしての使
用は、それの特徴を最も活かした用途の一つであり、従
来の塩化ビニル系樹脂組成物の火点であった液状可塑剤
の揮発や抽出による樹脂組成物成形品の剛性率の経時変
化や液状可塑剤の低基材への汚染などがみられないとい
う効果を奏する。従って、−酸化炭素共重合体含有塩化
ビニル系樹脂組成物から成形されたシートなどは、屋外
での耐久性が要求される工業廃水貯水池の止水シートや
高度な非移行性が要求される電気製品のカバーシートな
ど、従来の塩化ビニル系樹脂組成物の使用では満足され
得なかった分野にも利用されている。
用は、それの特徴を最も活かした用途の一つであり、従
来の塩化ビニル系樹脂組成物の火点であった液状可塑剤
の揮発や抽出による樹脂組成物成形品の剛性率の経時変
化や液状可塑剤の低基材への汚染などがみられないとい
う効果を奏する。従って、−酸化炭素共重合体含有塩化
ビニル系樹脂組成物から成形されたシートなどは、屋外
での耐久性が要求される工業廃水貯水池の止水シートや
高度な非移行性が要求される電気製品のカバーシートな
ど、従来の塩化ビニル系樹脂組成物の使用では満足され
得なかった分野にも利用されている。
【−かしながら、この−酸化炭素共重合体は、従来用い
られていた液状の可塑剤とは異なり、常温で固体の高分
子量可塑剤であるため、これを比較的多量に添加して軟
質塩化ビニル系組成物を調製するための混練時において
、塩化ビニル系樹脂が均一に分散し、未溶融の樹脂を含
まない組成物、換言すればゲルレベルの改善された組成
物を得ることは一般に困難である。
られていた液状の可塑剤とは異なり、常温で固体の高分
子量可塑剤であるため、これを比較的多量に添加して軟
質塩化ビニル系組成物を調製するための混練時において
、塩化ビニル系樹脂が均一に分散し、未溶融の樹脂を含
まない組成物、換言すればゲルレベルの改善された組成
物を得ることは一般に困難である。
即ち、−酸化炭素共重合体を含む塩化ビニル系樹脂組成
物調製のための混線は、通常150℃以上の高温で行わ
れるが、かかる混線温度では、融点のj低い一酸化炭素
共重合体がまず溶融して粘度の低い溶融体となり、この
溶融体に塩化ビニル系樹脂の粒子かけん濁した状態とな
るため、塩化ビニル系樹脂の溶融分散に必要な混練機の
剪断力が樹脂粒子に作用し難くなり、その結果として、
得られた組成物中に未溶融の塩化ビニル系樹脂が残り易
−くなるのである。そして、このような傾向は、塩化ビ
ニル単独重合体の場合に、最も顕著にみられる。
物調製のための混線は、通常150℃以上の高温で行わ
れるが、かかる混線温度では、融点のj低い一酸化炭素
共重合体がまず溶融して粘度の低い溶融体となり、この
溶融体に塩化ビニル系樹脂の粒子かけん濁した状態とな
るため、塩化ビニル系樹脂の溶融分散に必要な混練機の
剪断力が樹脂粒子に作用し難くなり、その結果として、
得られた組成物中に未溶融の塩化ビニル系樹脂が残り易
−くなるのである。そして、このような傾向は、塩化ビ
ニル単独重合体の場合に、最も顕著にみられる。
このような問題点を解決する一つの方法として、従来か
ら2本ロールやバンバリーミキサ−などのバッチ式の混
線機を用い、所定量の一酸化炭素共重合体を一度に添加
するのではなく、逐次的に添加する方法が推賞されてき
た。しかしながら、この方法は、ゲルレベルの改善には
有効であっても、−酸化炭素共重合体の逐次添加法が採
用される結果、次のような点での問題があり、実際の製
造工程では受は入れ難いものがあった。
ら2本ロールやバンバリーミキサ−などのバッチ式の混
線機を用い、所定量の一酸化炭素共重合体を一度に添加
するのではなく、逐次的に添加する方法が推賞されてき
た。しかしながら、この方法は、ゲルレベルの改善には
有効であっても、−酸化炭素共重合体の逐次添加法が採
用される結果、次のような点での問題があり、実際の製
造工程では受は入れ難いものがあった。
(1)通常、塩化ビニル系樹脂組成物の調製では、ヘン
シェルミキサー、リボンプレンダーなどの予備混合装置
に、予め秤量された全配合成分を供給し、常温乃至加熱
下に攪拌混合し、一旦ドライブレンド物とした後、2本
ロール、ヘンシェルミキサーなどに適当量のトライブレ
ンド物を投入して混練しているが、−酸化炭素共重合体
の逐次添加の場合には、まずそれ以外の全配合成分を同
様にトライブレンドした後、混練工程前に再度トライブ
レンド物および一酸化炭素共重合体を別々に秤・貴して
混練工程に供給する必要があり、通常の塩化ビニル系樹
脂組成物の調製方法と比較して煩雑である。
シェルミキサー、リボンプレンダーなどの予備混合装置
に、予め秤量された全配合成分を供給し、常温乃至加熱
下に攪拌混合し、一旦ドライブレンド物とした後、2本
ロール、ヘンシェルミキサーなどに適当量のトライブレ
ンド物を投入して混練しているが、−酸化炭素共重合体
の逐次添加の場合には、まずそれ以外の全配合成分を同
様にトライブレンドした後、混練工程前に再度トライブ
レンド物および一酸化炭素共重合体を別々に秤・貴して
混練工程に供給する必要があり、通常の塩化ビニル系樹
脂組成物の調製方法と比較して煩雑である。
(2)スチームなどで加熱されているバンバリーミキサ
−の投入口付近に一酸化炭素共重合体が溶融付着して汚
したりTる欠点がみられる。
−の投入口付近に一酸化炭素共重合体が溶融付着して汚
したりTる欠点がみられる。
従来法にみられるこのような操作上の欠点を解消させ、
しかもゲルレベルの点でも改善される塩化ビニル糸甜脂
組成物を求め、本発明者らは種々検討を肱ねた結果、そ
こに塩素化ポリエチレンを添泥することによって、−酸
化炭素共重合体の添加を一度に行なっても、なおそれに
より上記の如き欠点を排除し、ゲルレベルの点でも所期
の改善が達成されることを見出したのである。
しかもゲルレベルの点でも改善される塩化ビニル糸甜脂
組成物を求め、本発明者らは種々検討を肱ねた結果、そ
こに塩素化ポリエチレンを添泥することによって、−酸
化炭素共重合体の添加を一度に行なっても、なおそれに
より上記の如き欠点を排除し、ゲルレベルの点でも所期
の改善が達成されることを見出したのである。
〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕従って
、本発明はゲルレベルを改善せしめた塩化ビニル系樹脂
組成物に係り、この塩化ビニル系樹脂組成物は、塩化ビ
ニル系樹脂、ニチレンー酢酸ビニルーー酸化炭素共重合
体および塩素化ポリ゛エチレンからなる。
、本発明はゲルレベルを改善せしめた塩化ビニル系樹脂
組成物に係り、この塩化ビニル系樹脂組成物は、塩化ビ
ニル系樹脂、ニチレンー酢酸ビニルーー酸化炭素共重合
体および塩素化ポリ゛エチレンからなる。
本発明で用いられる塩化ビニル系省脂としては、塩化ビ
ニルの単独重合体のみならず、それと他の共単量体、例
えばエチレン、プロピレンなどのα−才しフィン頚、あ
るいは酢酸ビニル、アクリル酸エステル、アルキルビニ
ルエーテル、臭化ビニル、7ツ化ビニル、塩化ビニリデ
ン、スチレン、アクリロニトリルなどの他のビニル化合
物またはビニリデン化合物などとの共重合体が挙げられ
る。
ニルの単独重合体のみならず、それと他の共単量体、例
えばエチレン、プロピレンなどのα−才しフィン頚、あ
るいは酢酸ビニル、アクリル酸エステル、アルキルビニ
ルエーテル、臭化ビニル、7ツ化ビニル、塩化ビニリデ
ン、スチレン、アクリロニトリルなどの他のビニル化合
物またはビニリデン化合物などとの共重合体が挙げられ
る。
また、エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素共重合体とし
ては、いずれも重1でエチレンが約40〜80%、好ま
しくは約60〜70%、酢酸ビニルが約15〜60%、
好ましくは#20〜35%、また−酸化炭素が約5〜3
0%、好ましくは約5〜15%の割合のものが一般に用
いられ、それは必要に応じて更に他の共単量体を共重合
せしめたものであってもよい。−酸化炭素共重合体は、
塩化ビニル系!脂100重量部に対し約10重量部以上
、好ましくは約50〜150重量部の割合で用いられる
。
ては、いずれも重1でエチレンが約40〜80%、好ま
しくは約60〜70%、酢酸ビニルが約15〜60%、
好ましくは#20〜35%、また−酸化炭素が約5〜3
0%、好ましくは約5〜15%の割合のものが一般に用
いられ、それは必要に応じて更に他の共単量体を共重合
せしめたものであってもよい。−酸化炭素共重合体は、
塩化ビニル系!脂100重量部に対し約10重量部以上
、好ましくは約50〜150重量部の割合で用いられる
。
−酸化炭素共重合体は、塩化ビニル系樹脂の可塑剤とし
て用いられるが、これと従来の液状可塑剤とを液状可塑
剤の量が一酸化炭素共重合体の量をこえない範囲内で併
用してもよい。これ以上の割合で液状可塑剤が用いられ
ると、可塑剤の移行、抛発、抽出などにより、組成物の
耐久性、耐油性が損われるようになる。
て用いられるが、これと従来の液状可塑剤とを液状可塑
剤の量が一酸化炭素共重合体の量をこえない範囲内で併
用してもよい。これ以上の割合で液状可塑剤が用いられ
ると、可塑剤の移行、抛発、抽出などにより、組成物の
耐久性、耐油性が損われるようになる。
塩素化ポリエチレンとしては、塩素含有量が約30〜5
0瓜量%、好まし、くけ約35〜45重量%で、結晶化
度が10%以下のものが用いられ、市販品、例えば大阪
曹達製品ダイソウラック、昭和電工製品エラスレンなど
が用いられる。塩素化ポリエチレンは、組成物に所望さ
れる風合いを保ちながら混練特性を改善させるために、
−酸化炭素共重合体100重量部当り約5〜40重量部
、好ましくは約10〜35重量部の割合で用いられる。
0瓜量%、好まし、くけ約35〜45重量%で、結晶化
度が10%以下のものが用いられ、市販品、例えば大阪
曹達製品ダイソウラック、昭和電工製品エラスレンなど
が用いられる。塩素化ポリエチレンは、組成物に所望さ
れる風合いを保ちながら混練特性を改善させるために、
−酸化炭素共重合体100重量部当り約5〜40重量部
、好ましくは約10〜35重量部の割合で用いられる。
これより少ない使用割合では、所期のゲルレベルの改善
効果が得られず、一方これより多く塩素化ポリエチレン
を用いると、塩素化ポリエチレンの塩化ビニル系樹脂に
対する相溶性や可塑化能力が一酸化炭素共重合体のそれ
と比較して劣るため、得られる組成物の透明性が損われ
たり、風合いが硬くなったりして、軟かい組成物が得ら
れないようになる。
効果が得られず、一方これより多く塩素化ポリエチレン
を用いると、塩素化ポリエチレンの塩化ビニル系樹脂に
対する相溶性や可塑化能力が一酸化炭素共重合体のそれ
と比較して劣るため、得られる組成物の透明性が損われ
たり、風合いが硬くなったりして、軟かい組成物が得ら
れないようになる。
組成物の調製は、2本ロールやバンバリーミキサ−など
の混練機を用いて、全配合成分を一度に混練することに
よって行なうことができ、あるいは2軸押出機や7アレ
ル連続ミキサーなどの速読混練機を用いて連続的に行な
うこともでき、いずれにしても通常の塩化ビニル系Im
脂組成物の混練操作とほぼ同じ操作方法によって行なう
ことができる。
の混練機を用いて、全配合成分を一度に混練することに
よって行なうことができ、あるいは2軸押出機や7アレ
ル連続ミキサーなどの速読混練機を用いて連続的に行な
うこともでき、いずれにしても通常の塩化ビニル系Im
脂組成物の混練操作とほぼ同じ操作方法によって行なう
ことができる。
本発明に係る塩化ビニル系樹脂組成物においては、塩素
化ポリエチレンを配合することにより、高温混練時にお
いても組成物の溶融粘度が高くなり、塩化ビニル系樹脂
粒子に混練の剪断力が作用し易くなり、塩化ビニル糸樹
脂が溶融分散するため、組成物のゲルレベルが改善され
るものと考えられる。
化ポリエチレンを配合することにより、高温混練時にお
いても組成物の溶融粘度が高くなり、塩化ビニル系樹脂
粒子に混練の剪断力が作用し易くなり、塩化ビニル糸樹
脂が溶融分散するため、組成物のゲルレベルが改善され
るものと考えられる。
しかも、−酸化炭素共重合体の添加は一度に行なうこと
ができるため、その操作性も大幅に改善される。また、
全配合成分を一度に混練機に供給できるため、−酸化炭
素共重合体ペレットは他の配合成分にまぶさ匹るため溶
融が防止され、混練機の投入口付近での汚染の問題も解
消される。
ができるため、その操作性も大幅に改善される。また、
全配合成分を一度に混練機に供給できるため、−酸化炭
素共重合体ペレットは他の配合成分にまぶさ匹るため溶
融が防止され、混練機の投入口付近での汚染の問題も解
消される。
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例1〜5、比較例I
Ba Zn系安定剤 25亜リ
ン酸エステル 0.5エポキシ化大
豆油 5上記配合割合を有するトラ
イブレンド物を調製し、このトライブレンド物150り
を、ロール表面温度165〜170℃の6インチロール
に一度に供給シ、10分間混練した。このロール混線に
おいては、トライブレンド物がロールにまとまった後は
、混線物の切換えは行わなかった。得られた塩化ビニル
系樹脂組成物の分出しシートについて、次の各項目の測
定および評価が行われた。得られた結果は、後記表1に
示される。
ン酸エステル 0.5エポキシ化大
豆油 5上記配合割合を有するトラ
イブレンド物を調製し、このトライブレンド物150り
を、ロール表面温度165〜170℃の6インチロール
に一度に供給シ、10分間混練した。このロール混線に
おいては、トライブレンド物がロールにまとまった後は
、混線物の切換えは行わなかった。得られた塩化ビニル
系樹脂組成物の分出しシートについて、次の各項目の測
定および評価が行われた。得られた結果は、後記表1に
示される。
ゲルレベル二分出しシートから厚さ約200μmの熱プ
レスシートを作製し、このプレスシート中に含まれる未
溶融の塩化ビニル樹脂粒子を、ニコン プロフィルプロ
ジェクタ−モデル60のスクリーン上に10倍に拡大し
て投影し、その数を算えてプレスシー) l aJ中に
含まれる数に換算して、これをゲルレベルとした。なお
、実用的に望まれるゲルレベルの目標値は、1009a
lcrd以下である―硬度:厚さ3閣のプレスシートに
ついて、J工SK−6301に従って、荷重をかけた後
15秒間後の値を測定した。
レスシートを作製し、このプレスシート中に含まれる未
溶融の塩化ビニル樹脂粒子を、ニコン プロフィルプロ
ジェクタ−モデル60のスクリーン上に10倍に拡大し
て投影し、その数を算えてプレスシー) l aJ中に
含まれる数に換算して、これをゲルレベルとした。なお
、実用的に望まれるゲルレベルの目標値は、1009a
lcrd以下である―硬度:厚さ3閣のプレスシートに
ついて、J工SK−6301に従って、荷重をかけた後
15秒間後の値を測定した。
透明性:厚さII+12Nのプレスシートについテ、目
視で判定した。なお、この透明性は、塩素化ポリエチレ
ンの配合割合、フィルムの厚さなどによっても変化する
。
視で判定した。なお、この透明性は、塩素化ポリエチレ
ンの配合割合、フィルムの厚さなどによっても変化する
。
以上の結果から、−酸化炭素共重合体を塩素化ポリエチ
レンを用いることなく一括投入した比較例1と比較して
、本発明に係る組成物の透明性に損われるものの、ゲル
レベルは実用段階のレベルに迄大幅に教養されており、
しかも硬度は殆んど変化していないことが分る。
レンを用いることなく一括投入した比較例1と比較して
、本発明に係る組成物の透明性に損われるものの、ゲル
レベルは実用段階のレベルに迄大幅に教養されており、
しかも硬度は殆んど変化していないことが分る。
実施例6〜8、比較例2
実施例1〜3において、−酸化炭素共重合体および塩素
化ポリエチレンの配合量を種々に変更してトライブレン
ド物を調製し、このトライブレンド物1.5 Kgを、
小型バンバリーミキサ−(内容積i、a t 、ジャケ
ット3キロスチーム) K −Itに供給し、ローター
回転数60 rpmで4分間混練した。
化ポリエチレンの配合量を種々に変更してトライブレン
ド物を調製し、このトライブレンド物1.5 Kgを、
小型バンバリーミキサ−(内容積i、a t 、ジャケ
ット3キロスチーム) K −Itに供給し、ローター
回転数60 rpmで4分間混練した。
バンバリーミキサ−からの排出直後の塩化ビニル樹脂組
成物の樹脂温度は、180〜185℃であった。
成物の樹脂温度は、180〜185℃であった。
得られた塩化ビニル樹脂組成物について、実施例1〜5
と同様の測定および評価が行われ、その結果は次の表2
に示される。
と同様の測定および評価が行われ、その結果は次の表2
に示される。
表2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、塩化ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル−一酸化
炭素共重合体および塩素化ポリエチレンからなる塩化ビ
ニル系樹脂組成物。 2、塩素化ポリエチレンがエチレン−酢酸ビニル−一酸
化炭素共重合体100重量部当り約5〜40重量部の割
合で配合された特許請求の範囲第1項記載の塩化ビニル
系樹脂組成物。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59235911A JPS61113637A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
DE8585114072T DE3575941D1 (de) | 1984-11-08 | 1985-11-05 | Polyvinylchloridzusammensetzung und verfahren zu ihrer herstellung. |
EP85114072A EP0180963B1 (en) | 1984-11-08 | 1985-11-05 | Vinyl chloride resin composition and process for production thereof |
US06/795,662 US4677163A (en) | 1984-11-08 | 1985-11-06 | Vinyl chloride resin composition and process for production thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59235911A JPS61113637A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61113637A true JPS61113637A (ja) | 1986-05-31 |
JPH0136854B2 JPH0136854B2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=16993060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59235911A Granted JPS61113637A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4677163A (ja) |
EP (1) | EP0180963B1 (ja) |
JP (1) | JPS61113637A (ja) |
DE (1) | DE3575941D1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01282286A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-11-14 | Bando Chem Ind Ltd | 自己接着テープ |
JP2013231134A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 塩化ビニル樹脂組成物およびそれを用いた電線・ケーブル |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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