JPS6111178A - 表面強化化粧材の製造法 - Google Patents
表面強化化粧材の製造法Info
- Publication number
- JPS6111178A JPS6111178A JP13248084A JP13248084A JPS6111178A JP S6111178 A JPS6111178 A JP S6111178A JP 13248084 A JP13248084 A JP 13248084A JP 13248084 A JP13248084 A JP 13248084A JP S6111178 A JPS6111178 A JP S6111178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective layer
- film
- decorative material
- electromagnetic radiation
- curable resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表面強化化粧材の製造法に関する。
建材、家具２弱電機器等に美麗で商品価値を高めるため
に化粧材が用いられている。しかし従来の電磁放射線硬
化型樹脂を表面保護層として用いる化粧材の製造法は該
樹脂を基材と模様層の表面にコートする際、平坦のまま
硬化させるため上記保護層の表面状態は常に平坦であり
上記保護層表面に材質感を付与できる凹凸を設けること
ができないという欠点があった。
に化粧材が用いられている。しかし従来の電磁放射線硬
化型樹脂を表面保護層として用いる化粧材の製造法は該
樹脂を基材と模様層の表面にコートする際、平坦のまま
硬化させるため上記保護層の表面状態は常に平坦であり
上記保護層表面に材質感を付与できる凹凸を設けること
ができないという欠点があった。
本発明紘このような従来技術の欠点を克服した表面強化
化粧材の製造法を提供することを目的とするものであっ
て本発明者紘鋭意研究した結果。
化粧材の製造法を提供することを目的とするものであっ
て本発明者紘鋭意研究した結果。
本発明を完成する罠至った。
即ち９本発明社凹凸を有するフィルムを基材表面に設け
られた未硬化の電磁放射線硬化型樹脂よシなる表面保護
層表面に積層した後、ｌ＊保護層を硬化させ、然る後上
記フィルムを該保護層から剥離し、該保護層に上記フィ
ルムの表面状態を転移させ現出させることを特徴とする
表面強化化粧材の製造法を要旨とするものである。
られた未硬化の電磁放射線硬化型樹脂よシなる表面保護
層表面に積層した後、ｌ＊保護層を硬化させ、然る後上
記フィルムを該保護層から剥離し、該保護層に上記フィ
ルムの表面状態を転移させ現出させることを特徴とする
表面強化化粧材の製造法を要旨とするものである。
以下１本発明の方法について図面に基づいて説明する。
まず第１図に示す如く、基材１の表面に表面保護層２を
例えばグラビアコート、ロールコート。
例えばグラビアコート、ロールコート。
リバースロールコート、フローコート、スプレーコート
、スムージングコート等の方法によル塗布することによ
シ３μ〜１ｍ、好ましく紘５μ〜２０μの厚さに形成す
る。この際必要に応じて模様層３を基材１と表面保護層
２０間に形成することが出来る。上記基材１の材質とし
て本発明では例えば薄葉紙、クラフト紙、チタン紙１石
膏ボード紙等の紙；ポリエチレンフィルム、ポリグロビ
レンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム等のプラスチックフィルム；木１合板、パ
ーチクルボード等の木質基材；石膏ボード、石膏スシグ
ボード等の石膏系基材；パルプセメント板９石綿セメン
ト板等の繊維セメント板；ＧＲＣ及びコンクリート：並
びに以上の各基材の複合体を用いることが出来る。又、
複合体とする前に第１の基材を用いて化粧材を一旦製造
し。
、スムージングコート等の方法によル塗布することによ
シ３μ〜１ｍ、好ましく紘５μ〜２０μの厚さに形成す
る。この際必要に応じて模様層３を基材１と表面保護層
２０間に形成することが出来る。上記基材１の材質とし
て本発明では例えば薄葉紙、クラフト紙、チタン紙１石
膏ボード紙等の紙；ポリエチレンフィルム、ポリグロビ
レンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム等のプラスチックフィルム；木１合板、パ
ーチクルボード等の木質基材；石膏ボード、石膏スシグ
ボード等の石膏系基材；パルプセメント板９石綿セメン
ト板等の繊維セメント板；ＧＲＣ及びコンクリート：並
びに以上の各基材の複合体を用いることが出来る。又、
複合体とする前に第１の基材を用いて化粧材を一旦製造
し。
更に第２の基材に貼着する等をしてもよい。又。
上記表面保護層２の材質として本発明では電磁放射線硬
化型樹脂を使用し、該電磁放射線硬化型樹脂として電子
線硬化樹脂又は紫外線硬化樹脂を用いる。上記電子線硬
化樹脂としては例えばエポキシアクリレート、ウレタン
アクリレート、アクリル変性ポリエステル等をオリゴマ
ーとし、これに架橋構造・粘度の調整等を目的としてネ
オペンチルグリコールアクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート等のモノマーを配合して用いる
ことができる。又、紫外線硬化樹脂としては例えば上記
電子線硬化樹脂に光重合開始剤を配合したものが用いら
れる。又、上記各樹脂に杜、必要に応じてシリカ（二酸
化ケイ素）、炭酸カルシウム、ポリエチレン粒子等の艶
調整剤；ポリエチレンワックス、脂肪酸石ケン等の耐ス
クラッチ性補助剤を添加することができる。
化型樹脂を使用し、該電磁放射線硬化型樹脂として電子
線硬化樹脂又は紫外線硬化樹脂を用いる。上記電子線硬
化樹脂としては例えばエポキシアクリレート、ウレタン
アクリレート、アクリル変性ポリエステル等をオリゴマ
ーとし、これに架橋構造・粘度の調整等を目的としてネ
オペンチルグリコールアクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート等のモノマーを配合して用いる
ことができる。又、紫外線硬化樹脂としては例えば上記
電子線硬化樹脂に光重合開始剤を配合したものが用いら
れる。又、上記各樹脂に杜、必要に応じてシリカ（二酸
化ケイ素）、炭酸カルシウム、ポリエチレン粒子等の艶
調整剤；ポリエチレンワックス、脂肪酸石ケン等の耐ス
クラッチ性補助剤を添加することができる。
模様層３を形成する場合は表面保護層２を形成する前に
、基材１表面に例えばグラビア印刷、グラビアオフセッ
ト印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷、凹版印刷等
の公知の印刷方法によりインキを印刷することによシ形
成する。上記したインキの材質としては例えばセルロー
ス誘導体、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、四ジンエ
ステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ブチラール樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等の一
種または二種以上を展色剤とし、更に着色剤、可履剤、
安定剤、溶剤等を添加し、混練してなるものを用いるこ
とができる。
、基材１表面に例えばグラビア印刷、グラビアオフセッ
ト印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷、凹版印刷等
の公知の印刷方法によりインキを印刷することによシ形
成する。上記したインキの材質としては例えばセルロー
ス誘導体、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、四ジンエ
ステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ブチラール樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等の一
種または二種以上を展色剤とし、更に着色剤、可履剤、
安定剤、溶剤等を添加し、混練してなるものを用いるこ
とができる。
一方、上記表面保護層２と剥離性の良いフィルム４表面
に所望の形状、模様等の凹凸部５を形成する。上記凹凸
部を形成するに当って本発明では。
に所望の形状、模様等の凹凸部５を形成する。上記凹凸
部を形成するに当って本発明では。
エンボスロール等による型押し等の従来公知のエンボス
加工によって形成しても良く、又、ワイヤーブラシ等を
用いてフィルム４表面を切削する所謂ヘヤシイン加工に
よりて形成することも出来る。
加工によって形成しても良く、又、ワイヤーブラシ等を
用いてフィルム４表面を切削する所謂ヘヤシイン加工に
よりて形成することも出来る。
上記フィルムの材質としては表面保護層２と剥離性の良
いものであればどの様なものも使用できるが１例えばポ
リエステル樹脂、フッ素系樹脂、ビニロン樹脂等が好適
である。
いものであればどの様なものも使用できるが１例えばポ
リエステル樹脂、フッ素系樹脂、ビニロン樹脂等が好適
である。
次に上記の様に形成されたフィルム４を第２図の如く前
記した未硬化の表面保護層２上に凹凸部５が接する様に
積層し９表面保護層２を形成する樹脂の種類によシ、電
子線或は紫外線を照射し。
記した未硬化の表面保護層２上に凹凸部５が接する様に
積層し９表面保護層２を形成する樹脂の種類によシ、電
子線或は紫外線を照射し。
該保護層２を硬化させると共にフィルム４の凹凸部５形
状を表面保護層２に転移させる。然る後。
状を表面保護層２に転移させる。然る後。
第３図に示す如くフィルム４を表面保護層２よシ剥離し
、第４図に示す如くフィルム４上の凹凸部５形状を転移
した化粧材６を得る。得られた化粧材６線立体感のある
意匠性に富んだ、しかも表面耐摩耗性の優れた化粧材６
である。
、第４図に示す如くフィルム４上の凹凸部５形状を転移
した化粧材６を得る。得られた化粧材６線立体感のある
意匠性に富んだ、しかも表面耐摩耗性の優れた化粧材６
である。
以上説明したように本発明は凹凸を有するフィルムを電
磁放射線硬化型樹脂よルなる表面保護層に積層した後、
該保護層を硬化させ、然る後上記フィルムを該保護層か
ら剥離し、該保護層に上記フィルムの表面状態を転移さ
せ現出させた表面強化化粧材の製造法であるので、一工
程で化粧材表面に材質感のある凹凸がつけられ高い意匠
性のある表面が強化され耐摩耗性を有する化粧材を得る
ことができる。
磁放射線硬化型樹脂よルなる表面保護層に積層した後、
該保護層を硬化させ、然る後上記フィルムを該保護層か
ら剥離し、該保護層に上記フィルムの表面状態を転移さ
せ現出させた表面強化化粧材の製造法であるので、一工
程で化粧材表面に材質感のある凹凸がつけられ高い意匠
性のある表面が強化され耐摩耗性を有する化粧材を得る
ことができる。
次罠具体的実施例を挙げて本発明について説明する。
実施例
０．１襲厚で可搬剤８ ｐｈｒ （ポリ塩化ビニルシー
ト１００重量部に対し８重量部の割合）のポリ塩化ビニ
ルフートに塩化ビニル系樹脂を展色剤とするインキで絵
柄層を設け、紫外線硬化樹脂を２０μの厚みでロールコ
ートすると同時に、下記した凹凸を有するフィルムを積
層し、その上から紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂を硬
化させた。ついで下記した凹凸を有するフィルムを剥し
たところ。
ト１００重量部に対し８重量部の割合）のポリ塩化ビニ
ルフートに塩化ビニル系樹脂を展色剤とするインキで絵
柄層を設け、紫外線硬化樹脂を２０μの厚みでロールコ
ートすると同時に、下記した凹凸を有するフィルムを積
層し、その上から紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂を硬
化させた。ついで下記した凹凸を有するフィルムを剥し
たところ。
フィルムの表面状ｊ！ｌがポリ塩化ビニルシート表面に
転移して、高い意匠性を持ち、耐スクラッチ性等の表面
物性の優れたポリ塩化ビニル化粧シートを得ることがで
きた。
転移して、高い意匠性を持ち、耐スクラッチ性等の表面
物性の優れたポリ塩化ビニル化粧シートを得ることがで
きた。
厚さ５０μのポリエチレンテレフタレートフィルム（東
しルミラー：Ｑ−６０）に砂目模様のエンボスを入れた
もの。
しルミラー：Ｑ−６０）に砂目模様のエンボスを入れた
もの。
第１図〜第４図は１本発明の表面強化化粧材の製造法に
おける各工程を示す概略図面であシ、第１図は凹凸を有
するフィルムを表面が平坦な表面保護層に積層する前の
状態を示す縦断面図、第２図はフィルムを表面保護層に
積層した状態を示す縦断面図、第３図社積層したフィル
ムを該保護層から一部剥離した状態を示す縦断面図であ
り、第４図り本発明の製造法によシ完成した表面強化化
粧材の縦断面図である。 ５−一一一凹凸部 ４−〜−−フィルム１−−−−−
基材 ２−−一表面保護層６−一一化粧材
おける各工程を示す概略図面であシ、第１図は凹凸を有
するフィルムを表面が平坦な表面保護層に積層する前の
状態を示す縦断面図、第２図はフィルムを表面保護層に
積層した状態を示す縦断面図、第３図社積層したフィル
ムを該保護層から一部剥離した状態を示す縦断面図であ
り、第４図り本発明の製造法によシ完成した表面強化化
粧材の縦断面図である。 ５−一一一凹凸部 ４−〜−−フィルム１−−−−−
基材 ２−−一表面保護層６−一一化粧材
Claims (1)
- 凹凸を有するフィルムを基材表面に設けられた未硬化の
電磁放射線硬化型樹脂よりなる表面保護層表面に積層し
た後、該保護層を硬化させ、然る後上記フィルムを該保
護層から剥離し、該保護層に上記フィルムの表面状態を
転移させ現出させることを特徴とする表面強化化粧材の
製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13248084A JPS6111178A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 表面強化化粧材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13248084A JPS6111178A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 表面強化化粧材の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6111178A true JPS6111178A (ja) | 1986-01-18 |
Family
ID=15082356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13248084A Pending JPS6111178A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 表面強化化粧材の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6111178A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6170092A (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-10 | 上六印刷株式会社 | 紙面の樹脂加工方法 |
| JPS642616A (en) * | 1987-06-25 | 1989-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Frp molding with pattern |
| JPH02235000A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-09-18 | Yoshihiro Wada | 織物用装飾糸の素材シート |
| KR20170134961A (ko) * | 2015-03-30 | 2017-12-07 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 가식 시트 |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP13248084A patent/JPS6111178A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6170092A (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-10 | 上六印刷株式会社 | 紙面の樹脂加工方法 |
| JPS642616A (en) * | 1987-06-25 | 1989-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Frp molding with pattern |
| JPH02235000A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-09-18 | Yoshihiro Wada | 織物用装飾糸の素材シート |
| KR20170134961A (ko) * | 2015-03-30 | 2017-12-07 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 가식 시트 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6428875B1 (en) | Decorative material | |
| DE69015489T2 (de) | Dekorationsfilm und verfahren zur herstellung. | |
| US4689259A (en) | Floor tile product and process | |
| RU2249505C2 (ru) | Способ получения покрытий для пола и стен с эффектом неравномерного глянца и продукт, получаемый с помощью этого способа | |
| PL205115B1 (pl) | Pokrycie powierzchniowe | |
| WO2019189806A1 (ja) | 浮造調木目化粧材 | |
| JP2008087157A (ja) | 化粧シート | |
| JP4289527B2 (ja) | 化粧材 | |
| JP7540478B2 (ja) | 浮造調木目化粧材 | |
| JPS6111178A (ja) | 表面強化化粧材の製造法 | |
| JP7279321B2 (ja) | 浮造調木目化粧材 | |
| JP2008087155A (ja) | 化粧シート | |
| JP5028932B2 (ja) | 化粧シート | |
| JP4467696B2 (ja) | 化粧材 | |
| JP7416054B2 (ja) | 化粧材及び化粧材の製造方法 | |
| JP7532857B2 (ja) | 化粧材及び化粧材の製造方法 | |
| JP2000351178A (ja) | 化粧材 | |
| JPH1128799A (ja) | 化粧板およびその製造方法 | |
| JP4562299B2 (ja) | 窯業系化粧板およびその製造方法 | |
| JPH03174279A (ja) | 化粧シートの製造方法 | |
| WO2022064974A1 (ja) | 化粧シート、化粧材、版、および化粧シートの製造方法 | |
| JP2000006355A (ja) | 模様に同調した凹凸感を有する化粧材とその製造法 | |
| JPH04314540A (ja) | 表面に凹凸模様を有する化粧タイルの製造方法 | |
| JP2000225665A (ja) | 凹凸模様を有する電子線硬化性樹脂化粧板及びその製造方法 | |
| JPH1071668A (ja) | 無機質系化粧板及びその製造方法 |