JPS6110995B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6110995B2
JPS6110995B2 JP11072377A JP11072377A JPS6110995B2 JP S6110995 B2 JPS6110995 B2 JP S6110995B2 JP 11072377 A JP11072377 A JP 11072377A JP 11072377 A JP11072377 A JP 11072377A JP S6110995 B2 JPS6110995 B2 JP S6110995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
gate
substrate
oxide film
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11072377A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5444481A (en
Inventor
Takeya Ezaki
Oonori Ishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11072377A priority Critical patent/JPS5444481A/ja
Publication of JPS5444481A publication Critical patent/JPS5444481A/ja
Publication of JPS6110995B2 publication Critical patent/JPS6110995B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は写真蝕刻法によらず微細かつ高精度の
ゲート長を有するMOS型半導体装置の製造方法
を提供することを目的とする。
さらに本発明の他の目的は、ゲート容量を減少
せしめ、かつ同時にゲート配線抵抗を低下せしめ
ることにより高速動作を可能ならしめる事にあ
る。さらに本発明の他の目的は、上記目的を達し
つつ大電流化を効果的に行なう事にある。
現在、MOS型半導体装置の性能向上の高密度
化を図るためゲート長を短かくする試みがなされ
ているが、従来微細なゲートを形成するのに主と
して写真蝕刻法が用いられている。現在写真蝕刻
法における実用的な最小パターン巾は2μ程度と
されていてそれ以下の微細パターンの形成は困難
である。この方法は感光性樹脂の膜厚・露光方
式・現象条件・エツチング等多くの要因によりパ
ターン巾が変動する。しかるにゲート長が短かく
なると、利得係数(相互コンダクタンスgmで表
わす)のみでなく周知の短チヤネル効果により重
要な特性である閾電圧VTもチヤネル長(ソー
ス・ドレイン拡散層間の距離Lc=ゲート長LG
2×(拡散層の横拡がりlJに依存する様になるの
で、ゲート長を精密に製造ロツト毎の変動なく定
めなければならない。そこで微細パターンを高精
度に形成する必要があるが、従来これは困難であ
つた。
写真蝕刻法によらずに微細な巾のパターンを形
成する方法の一つに、半導体基板表面に斜めにイ
オンビームを入射せしめる方法が特開昭50−
66183号に提案されている。この方法は半導体基
板上に例えば絶縁膜のパターンを形成し、その上
からゲート電極材料を被着せしめ、その絶縁膜パ
ターンの斜め上方よりイオンビームを照射すると
その絶縁膜パターンの一方の側面にイオンビーム
が到達しない影の部分を生じそこにゲート電極が
形成されるものである。基板表面を上方から見た
時、イオンビームの入射方向と直角に交わる絶縁
膜パターンの一側面に沿つてのみゲートが形成さ
れるもので、イオンビームと平行な方向の絶縁膜
側面にはゲートは形成されない。これはゲートパ
ターンの方向を一方向に制限するもので、半導体
装置の設計の自由度を制約する。
以上の様な従来の問題を解決するための本発明
の構成は、所望の形状の第1の被膜上に第2の被
膜を成長せしめたのち、半導体基板にほぼ垂直に
エツチングガスを入射せしめて第2の被膜のドラ
イエツチングを行ない第1の被膜の側面およびそ
の近傍のみを覆う如く第2の被膜を形成してゲー
トを構成し、それによつて自己整合的にソース,
ドレイン拡散層を形成することから成る。
以下実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の基本的構成を示すMOSトラ
ンジスタ形成の一実施例である。Aに於てたとえ
ばP型半導体基板1の所望の位置に公知の選択酸
化法によりフイールドオキサイドとしての約1μ
厚の酸化膜2を形成する。
Bに於ては、気相成長法により約0.8μ厚の酸
化膜を堆積せしめたのち公知の写真蝕刻法により
所望の形状の酸化膜パターン3を形成する。
この時酸化膜パターン3の側面3aは基板1の
表面に対して垂直に近い程、例えば70〜85゜程度
に急峻な方が後の工程のために都合が良い。
Cに於て露出した基板1の表面上ゲート酸化膜
4を例えば600Åの厚さに加熱酸化法により成長
せしめ、その上から多結晶半導体膜5を気相成長
法により約0.6μ厚に成長せしめる。気相成長法
による多結晶半導体膜5は、酸化膜の上面3bや
ゲート酸化膜4上の如く基板1表面に平行な水平
面上のみでなく、酸化膜の側面3aの如き垂直面
上に於ても同様に成長し、ほぼ同じ膜厚となる。
即ち多結晶半導体膜5のパターン巾Wpは酸化膜
3のパターンWoよりも多結晶半導体膜5の膜厚
hpの2倍だけ大きくなつている。多結晶半導体
膜5の膜厚を基板1表面に垂直方向に見ると、酸
化膜3の両側面3a近傍に於ては大略酸化膜3の
膜厚hoの分だけ厚くなつている。
Dは酸化膜3の近傍のみを拡大して示したもの
で、多結晶半導体膜5のエツチングの進行状態が
時刻t1→t2→t3に応じて点線で示してある。エツ
チングとしては、フレオン系のガス、例えばCF4
やCF2Cl2等を用いる平行電極構造の反応性スパ
ツタエツチングが適している。例えば、400Wの
電力を印加し0.01torr程度の真空度で行なうこと
により活性ラジカルF〓の如きエツチングガス6
を基板1の表面にほぼ垂直に入射せしめる事が出
来る。多結晶半導体膜5のうち基板1の表面と平
行な面5b,5cにはエツチングガスがほぼ垂直
に入射するが、酸化膜3の側面3aとほぼ平行を
なす面5aにはほぼ平行に入射するので、面5a
の単位面積当り入射するエツチングガスの量は面
5bや5cに比して極めて少ない。従つて面5a
上に於けるエツチング速度、すなわちこの図で右
方への面5aの後退速度はきわめて小さく、エツ
チング時間の堆移t1→t2→t3に伴なつて、点線で
示した如くエツチング面が移動する。ゲート酸化
膜4および酸化膜3の上面3b上から多結晶半導
体膜5が丁度除去された時刻t3には、Dで示す如
く酸化膜3の側面3aおよびその近傍のゲート酸
化膜4のみを覆つて多結晶半導体膜5′が残存す
る。これを後にゲートとして用いる。エツチング
は時刻t3をやや回つた時点で停止する。このゲー
ト5′のパターン巾LGは主として多結晶半導体膜
5の膜厚hpで決まり、写真蝕刻法は用いないの
でその限界や精度とは無関係である。またエツチ
ングガスの入射方向が基板表面に垂直であるの
で、基板1の面内での回転に対して何ら変化がな
い。即ち基板1の面内のどの方向にも方向5′の
パターンが形成される。
同様に、図では酸化膜3の側面3aのうちの一
方のみを示してあるが、両側面に於てゲート5′
は同時に形成されるものである。
Eでは、酸化膜3,ゲート5′をマスクとして
基板1表面上に不純物を導入してソース,ドレイ
ン拡散層6,7を浅く形成する。浅くというの
は、ゲート5′のパターン巾LGが0.5〜0.6μ程度
と小さいので拡散層6,7がゲート5′直下の領
域全域に達しない程度に、という意味である。そ
のためには、例えばイオン注入法により拡散係数
の小さい砒素をゲート酸化膜4を通して基板1表
面に浅く注入する。この方法により0.1〜0.2μ程
度の接合深さのソース,ドレイン拡散層6,7が
形成される。
Fでは、この上から絶縁膜8、例えば気相成長
法により酸化膜を堆積せしめて、コンタクト開孔
部9,10を設ける。
なおこの図にはゲート5′へのコンタクト開孔
部が図示されていないが、これはゲート5′のう
ちフイールドオキサイド2上へ伸びている領域に
設ける。
Gに於て金属配線11,12を形成し工程を完
了する。Cの構造に於て、ゲート酸化膜4直下に
はゲート5′に電圧を印加する事によりnチヤネ
ルが形成されるが、酸化膜3直下には影響が及ば
ず、ソース,ドレイン6,7間に電流を流せな
い。そこで、酸化膜3直下にnチヤネルが形成さ
れる如く、基板1として高比抵抗のP型基板を選
んでおく。これは酸化膜3は一般に正電荷を持ち
その結果基板表面に電子が誘起される事を利用し
たものである。または、酸化膜3をその堆積時に
n型の不純物を含むドープオキサイドにしてお
く。そうするとゲート酸化膜形成時あるいはその
他の熱処理工程により酸化膜3中の不純物が基板
1表面へ拡散されて、酸化膜3直下の領域にn型
拡散層13Gに於てのみ点線でこれを図示してあ
る)が形成される。この拡散層13も浅い方が好
ましいので、拡散係数の小さい不純物例えば砒素
を用いる。
拡散層6,7は浅いので金属配線11,12と
の合金反応により、基板1と短絡する恐れがあ
る。これを防止するために金属配線としてシリコ
ンを数%含むアルミを用いたり、あるいは、開孔
部9,10から不純物を導入して開孔部9,10
においてのみ深い拡散層を形成しておくなどの方
法を用いることが好ましい。
このようにして、ゲート5′の極めて短い巾を
チヤネル長とするMOSトランジスタが作成され
る。
第2図に本発明の他の実施例を示す。第1図と
の相違はゲート5′とその側面に於て電気的接触
を有するゲート引出線が形成されることにある。
Aでは第1図Aの後、酸化膜3の堆積に引続き導
電性膜20をその上に重ねて成長せしめ二層構造
にする。ここでは便宜上導電性膜として、多結晶
半導体膜を用いた場合について説明するが、ゲー
ト配線抵抗を減少せしめるためには金属膜の方が
良い。金属膜としては、高温熱処理に耐えるMo
やWの如き耐火性金属(Refractory Meta)が
適している。この二層構造の導電性膜20を写真
蝕刻法によりエツチしてパターン出しをする。こ
の時酸化膜3も一部エツチしておく。なお導電性
膜20のエツチングは第1図の説明で述べたドラ
イエツチングにより、その側面20aが出来るだ
け急峻になる如き条件で行う。
Bに於て、酸化防止膜として窒化膜を堆積せし
め、第1図Dで述べた如く基板1表面にほぼ垂直
に入射するエツチングガスでその窒化膜をエツチ
して導電性膜20の側面20aを覆う窒化膜21
を形成する。
Cに於て、窒化膜21、導電性膜20をマスク
として酸化膜3をエツチし、基板1の表面を露出
せしめゲート酸化膜4を成長せしめる。これには
熱酸化法を用いるのが一般的であるが、この時、
導電性膜20の側面20aは窒化膜21に覆われ
ているのでそこには酸化膜が成長しない。上面2
0bには酸化膜が成長するが図には示されていな
い。Dに於て、窒化膜20を選択的に除去し、導
電性膜20の側面20aを露出せしめる。これに
はリン酸H3PO4を含む溶液を用いる。その上か
ら、後にゲートとして用いるべき多結晶半導体膜
5を成長せしめる。この状態を第1図Cと比較す
ると、導電性膜20のみが付加された形状になつ
ている事が判る。
Eに於て、酸化膜3、導電性膜20からなる二
層構造のパターンの側面3a,20aに沿つて、
第1図Dで述べた方法により、多結晶半導体膜5
をエツチングしてゲート5′を形成する。ゲート
5′は導電性膜20とその側面20aに於て接触
している。さらに第1図Eと同様にソース,ドレ
イン拡散層6,7を形成する。この後の工程は第
1図F,Gと同様であるので省略する。
この実施例に於ては、ゲート5′に対して導電
性膜20がゲート引出線の役割を果していて、ゲ
ート配線抵抗を低下せしめている。以上の説明に
於ては導電性膜20として多結晶半導体膜を用い
る場合について述べたが、MoやWの如き耐火性
金属を用いるとより一層ゲート配線抵抗を減少せ
しめる事が出来、ゲート配線上での信号の伝幡遅
延を少なくすることが出来る。
第2図Eの状態を上方から見た場合の平面概略
図を第3図に示す。導電性膜20と酸化膜3の二
層構造のパターンの外周をゲート5′がぐるりと
囲んでいる。第1図Gの如く金属配線を形成する
場合、導電性膜20のコンタクトは×印の部分3
0に形成する。このためこの領域で導電性膜20
のパターン巾を広げてある。この図では、酸化膜
3と導電性膜20とは完全に二層構造で同一パタ
ーンであるが、酸化膜3上の任意の部分にのみ導
電性膜20を形成することも可能である。そのた
めには第2図(D)で多結晶半導体膜5を成長せしめ
る前に、写真蝕刻法により導電性膜をエツチして
所望の領域から除去しておく。こうして酸化膜3
上で互いに分離された導電性膜のパターンを複数
個形成することが出来る。またゲート5′も任意
の個所を写真蝕刻法により、互いに分離された複
数個のゲートに形成するととが出来る。
第4図に二ケのゲートを有する他の実施例を平
面図で示す。
酸化膜パターン3のうち、フイールドオキサイ
ド2上の部分のみ導電性膜20―11,20―2
が互いに分離されて形成されていて、ソース,ド
レイン拡散層6,7にはさまれた部分の酸化膜パ
ターン3上には導電性膜は存在しない。またゲー
ト5′は、部分40,41に於て分離されてい
て、ソース側に面するゲート5′―1とドレイン
側に面するゲート5′―2とが形成されている。
導電性膜20―1,20―2はそれぞれの側面に
於てゲート5′―1,5′―2と接触している。そ
れぞれのゲートへ金属配線を施す場合にはそれぞ
れ×印の部分42,43に於て、コンタクトを形
成する。こうして、第1のゲート5′―1、第2
のゲート5′―2はそれぞれ独立に電圧を印加し
て制御することが出来る。二ケのゲートを有する
MOS型半導体装置に於ては一般にソース側の第
1ゲート5′―1に交流信号を、ドレイン側の第
2ゲート5′―2には利得制御用の直流電圧が印
加される。
以上の実施例に於てはソース,ドレイン拡散層
が同一表面上に形成されているが、ソースを基板
表面に、ドレインを基板裏面に形成する場合にも
本発明は効果的に適用される。この場合の実施例
を第5図に於て説明する。第2図Eに於てソー
ス,ドレイン拡散層を形成する前に、まず基板と
反対導電型の不純物、例えばボロンを導入してp
型拡散層50,51を形成する。それには、例え
ばイオン注入法により、ゲート5′、導電性膜2
0、酸化膜3をマスクとしてボロンイオンをゲー
ト酸化膜4を追い越して基板1の表面近傍に導入
する。
第5図Aには、所望の接合深さを有する如く注
入されたボロンを熱拡散せしめた状態が示してあ
り、p型拡散層50,51は酸化膜3直下の領域
にまで達していて、しかも互いに接しない程度に
浅くしてある。もし、p型拡散層50,51が互
いに接する程深いと酸化膜3直下の基板1表面か
ら基板裏面へ通ずる導電路54が存在しなくな
る。なおこの場合酸化膜3としてはあらかじめ基
板と同一導電型の不純物を含むドープト・オキサ
イドを形成しておく。従つて、ゲート酸化膜4の
成長およびp型拡散層50,51の形成に伴なう
高温処理によつて、酸化膜3直下の領域にはn型
拡散層13が形成される。n拡散層13は第1図
の場合と同じく拡散係数の小さい砒素の様な不純
物が拡散されている事が好ましい。
Bに於て、p型拡散層50,51と同様にゲー
ト5′、導電性膜20、酸化膜3をマスクとして
n型不純物を導入してソース拡散層52,53を
形成する。この時基板1裏面にドレイン拡散層5
5が同時に形成される。
ソース拡散層52,53はp型拡散層50,5
1より浅く形成すべき事は云うまでもなく、n型
拡散層13とも接触しない程度に浅い事が望まれ
る。
この後、金属配線を形成する工程は第1図F,
Gと同様であるので省略するが、ゲート5′に電
圧が印加されて、ソース52,53とn型拡散層
13間の基板1―ゲート酸化膜4界面にnチヤネ
ルが誘起されると、ソース52,53と裏面のド
レイン55間が導通する構造が、かくして形成さ
れる。この構造は、基板裏面をも活用しているた
め基板表面の利用効率が高く、所定の電流を流す
に必要なチツプ面積が少なくて済むという利点を
有している。すなわちゲート配線抵抗を減少せし
めるための導電性膜20の直下の領域に基板裏面
への導電路54が形成されているので、基板1の
表面が二重に利用されていることになる。
本発明によれば、以下の如き諸効果がもたらさ
れる。
(1) 極めて微細なゲートパターンを写真蝕刻法に
よらずに形成することが出来る。しかもそのゲ
ートの巾、即ちゲート長LGはその構成材料、
例えば多結晶半導体膜の膜厚でほぼ規定される
ため高精度である。
(2) この微細なゲートによりチヤネル長を短か
く、又ゲート入力容量を小さく出来る。
(3) 所望の形状の導電性膜へゲートを接触せしめ
る事によりゲート配線抵抗を著しく低下せしめ
る事が出来る。しかもその際、その導電性膜は
ゲート絶縁膜より厚い絶縁膜上に設けられるた
めゲート入力容量を小さく保ちつつゲート配線
抵抗が低下せしめられる。従つて信号遅延の少
ない高速動作のMOS型半導体装置が得られ
る。
(4) 基板表面−裏面間に電流を流す縦型構造にも
本発明は効果的に適用される。上記実質的にゲ
ート入力を増加せしめる事なく設けられた導電
性膜直下に、裏面へ通ずる導電路が形成される
事により、基板表面が二重に利用されている高
密度構造が得られる。すなわち基板表面の利用
効率が高いので少ないチツプ面積で大電流を流
すことが出来る。
以上の様に、本発明は独特の製造方法により
MOS型半導体装置の短チヤネル化・高速化・大
電流化に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Gは本発明の一実施例にかかる
MOSトランジスタの製造工程図、第2図A〜E
はゲート配線抵抗を減少せしめるための本発明の
他の実施例にかかる同トランジスタの製造工程
図、第3図は第2図(E)に対応する平面概略図、第
4図は二ケのゲートを有する場合の平面概略図、
第5図A,Bは本発明のさらに他の実施例にかか
る縦型構造MOSトランジスタの要部製造工程図
である。 1……半導体基板、3……酸化膜パターン、3
a……側面、4……ゲート酸化膜、5……多結晶
半導体膜、5′,5′―1,5′―2……ゲート、
6,7……ソース,ドレイン拡散層、8……絶縁
膜、20……導電性膜、20a……側面、21…
…窒化膜、50,51……ソース拡散層、13…
…n型拡散層、52,53……p型拡散層、54
……導電路、55……ドレイン拡散層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板上に少くとも絶縁膜を含む第1の
    被膜のパターンを形成する工程と、導電性を有す
    る第2の被膜を堆積せしめて上記基板表面にほぼ
    垂直に入射するエツチングガスにより上記第2の
    被膜のドライエツチングを行ない上記第1の被膜
    の側面およびその近傍のみを覆う如く上記第2の
    被膜のパターンを形成してゲートを構成する工程
    と、上記ゲートをマスクの一部分として不純物を
    導入することにより上記ゲート端部に自己整合的
    にソース,ドレイン拡散層を形成する工程と、上
    記第1の被膜直下の上記半導体基板表面近傍にソ
    ース,ドレインと同一導電型の拡散層を設ける工
    程とを備えた事を特徴とするMOS型半導体装置
    の製造方法。 2 半導体基板にゲート絶縁膜よりも厚い絶縁膜
    および導電性膜を順次重ねた二層構造の第1の被
    膜のパターンを形成し、上記導電性膜の側面を少
    くとも覆う如く酸化防止膜を形成し、上記酸化防
    止膜を利用して上記厚い絶縁膜を除去し上記基板
    表面に熱酸化によりゲート絶縁膜を成長せしめ、
    さらに第2の被膜を成長せしめて上記第1の被膜
    の側面およびその近傍のみを覆う如く形成してゲ
    ートを構成しかつ上記導電性膜とその側面に於て
    電気的に接触せしめる事を特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のMOS型半導体装置の製造方
    法。
JP11072377A 1977-09-14 1977-09-14 Mos type semiconductor device and its manufacture Granted JPS5444481A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11072377A JPS5444481A (en) 1977-09-14 1977-09-14 Mos type semiconductor device and its manufacture

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11072377A JPS5444481A (en) 1977-09-14 1977-09-14 Mos type semiconductor device and its manufacture

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5444481A JPS5444481A (en) 1979-04-07
JPS6110995B2 true JPS6110995B2 (ja) 1986-04-01

Family

ID=14542846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11072377A Granted JPS5444481A (en) 1977-09-14 1977-09-14 Mos type semiconductor device and its manufacture

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5444481A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4358340A (en) * 1980-07-14 1982-11-09 Texas Instruments Incorporated Submicron patterning without using submicron lithographic technique
JPH03136275A (ja) * 1980-10-08 1991-06-11 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
JPS57106169A (en) * 1980-12-24 1982-07-01 Fujitsu Ltd Manufacture of semiconductor device
JPS57112028A (en) * 1980-12-29 1982-07-12 Fujitsu Ltd Manufacture of semiconductor device
JPS5952848A (ja) * 1982-09-20 1984-03-27 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法
JPS59110168A (ja) * 1982-12-15 1984-06-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体装置の製造方法
JPH0287673A (ja) * 1988-09-26 1990-03-28 Nec Corp 絶縁ゲート型半導体装置
JPH02290063A (ja) * 1990-03-15 1990-11-29 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
WO2005069378A2 (en) 2004-01-10 2005-07-28 Hvvi Semiconductors, Inc. Power semiconductor device and method therefor
JP2006310838A (ja) * 2006-04-05 2006-11-09 Hvvi Semiconductors Inc パワー半導体装置およびそのための方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5444481A (en) 1979-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0342952B1 (en) Topographic pattern delineated power MOSFET with profile tailored recessed source
JP2577330B2 (ja) 両面ゲ−ト静電誘導サイリスタの製造方法
US5045903A (en) Topographic pattern delineated power MOSFET with profile tailored recessed source
US5019522A (en) Method of making topographic pattern delineated power MOSFET with profile tailored recessed source
US4103415A (en) Insulated-gate field-effect transistor with self-aligned contact hole to source or drain
JPH0355984B2 (ja)
JPS6042626B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6110995B2 (ja)
JPS59220971A (ja) 半導体装置の製造方法
CA1179786A (en) Lateral transistor structure having self-aligned base and base contact and method of fabrication
JPS63281465A (ja) 電界効果トランジスタ及びその中間体の製造方法
JPS6154252B2 (ja)
US5089434A (en) Mask surrogate semiconductor process employing dopant-opaque region
JP3489602B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
EP0142186B1 (en) Method of manufacturing a pattern of conductive material
JPS59189677A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0831598B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6110996B2 (ja)
JPH0471236A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2874885B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH03129740A (ja) Mos型半導体装置の製造方法
JPS63114173A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS5914900B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH03153081A (ja) 電界効果型トランジスタおよびその製造方法
JPS6345865A (ja) 浮遊ゲ−ト型mos半導体装置