JPS61101789A - 断熱材パック及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫等の断熱材として１吏用可能な断熱材
パック及びその製造方法に関する。

従来例の構成とその問題点 従来例の構成を第４図、第５図に従って説明する。１は
断熱材パックで、パーライト等の無１幾質粉末２と、通
気性のある紙等で成形された中袋３とプラスチックラミ
ネートフィルム４で形υにさ−Ｆ１゜た外袋５とで構成
されている。６は真空包装機で上下に分離させる真空チ
ャンバー７と真空ポンプ８で構成され、前記真空チャン
ハーフの内部には、ヒート７−ル槻９を有している。又
前記中袋３は外袋６よりも小さく、中袋３を外袋５に収
納した状態においては、排気通路１０が前後左右に形成
されるようになっている。

この様な従来の構造における断熱材パック１め製造工程
を説明する。まず乾燥されたパーライト等の無機質粉末
２をあらかじめ３辺をと−ト／−ルされた乾いた中袋３
に入れ、開口辺をヒートンールにより封じる。次に簡略
的に平板状にならし、同じく３辺がヒートンールされた
外袋５に挿入する。

次だ真空チャンバー７内に入れ、ふたを閉じ真字ポンプ
８にて真空チャンバー７内の空気を排出し減圧させ、真
空チャンバー７内を約１０−１Ｔｏｒｒ以下にする。そ
してヒート／−ル機９上に位置する外袋６の開口辺１１
をヒートノール機９によりヒート７−ルする。そして真
空チャツバ−７内を大気圧にもどし、取り出し断熱材パ
ック１が形成される。

しかしながら、上記従来例においては、中袋３が会友で
あるため、作業工数が多く、又乾燥したパーライト等の
無機質粉末２を内袋２（／ご充填し、中袋３の開口辺を
ヒートシールにより封止した後中袋３を外袋６に入れる
という作業の間に無機質粉末２が吸湿し、その結果、高
真空に到達するまでの時間が長時間・ζおよび、全体と
して製造が困難であった。

又上記従来例では、中袋３内の排気を充分に行うために
は、外袋５と中袋３との間に排気通路°′　　　　　１
ｏを前後左右に形成させておく必要がある。すなわち、
必要以上に外袋５を大きくする必要があり、材料が無駄
であるばかりか、断熱材パック１の外周耳１２が犬きぐ
なり取り扱いが困難となった。また、ウレタン発泡断熱
材と一体で発泡され　　　・る場合には、前記外周耳１
２がウレタン発泡材の流れを妨げ、キャビティを生じせ
しめ断熱性能の低下を引き起す原因ともなっていた。

発明の目的 本発明は、上記従来例の欠点を除去するものであり、作
業工数を低減し、適切な排気を可能にして真空引き時間
を短縮し、断熱材パックの外周耳を小さくすることを目
的とする。

発明の構成 本発明は、上記目的を達成するために、真空成形等によ
り成形されたプラスチック容器と、前記プラスチック容
器に充填された無機粉末と、前記粉末を覆い前記プラス
チック容器の開口部周縁にンールされたプラスチックラ
ミネートフィルムより成り内部を減圧する断熱材パック
で、前記無機質粉末を前記プラスチック製容器に充填し
、前記開口部を通気性を有する不織布等のフィルターで
覆い減圧を行い減圧路７後前記ラミネートフィルムにて
７−ルする断熱材バンクの製造方法であるから、無機質
粉末をプラスチック容器に直接充填できるので内袋が廃
止でき作業工数を低減できる。

又粉末の吸湿が防止でき、その上プラスチック容器の開
口部から適切な真空引きを行うので真空引き時間が短縮
でき、外袋の外周耳を小さくできるので、真空断熱材パ
ックの製造が容易にできるものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について第１図から第３図を参考
に説明するが従来と同一構造については同一番号を付し
て説明を省略する。

図ＶＣおいて、１３は真空成形等により成形された非通
気性のプラスチック容器であり、開口部１４に外周耳１
５を有している。又１６は断熱材パックであり、乾燥し
たパーライト等の無機質粉末２を前記プラスチックから
なる容器１３に充填して形成されているー 次Ｑここの断熱材パック１６の製造工程を説明する。乾
燥したパーライト等の無機質粉末２を真空成形等により
成形された前記容器１３に充填する。

その後、通気性とヒートシール性を有する不織布等のフ
ィルター１７を前記容器１３の開口部１４を覆う様に前
記外周耳１５にヒートシールにより接着する。

そして、真空包装機２０内でフィルター１７を介して減
圧させている。

次に、前記容器１３の外周耳１５の形状にヒートゾール
を行うことが可能なヒート７−ル機１８と外周耳１５の
大きさにプラスチックスラミネートフィルム４を切断可
能なカッター１９とプラスチックスラミネートフィルム
４を有する真空包装機２ｏ内に前記プラスチック容器１
３を入れ真空包装機２０内を０．ＩＴｏｒｒ以下に減圧
後、前記プラスチックスラミネートフィルム４をヒート
ノール機１８にて前記フィルター１７を覆う様に前記外
周耳１６にヒートシール全行う。そして前記カッター１
９にて、プラスチックスラミネートフィルム４をプラス
チックス容器１３の外周耳１５の大きさに切断して真空
断熱材ハック１６が形成される。

従って、従来、真空吸引時にパーライト等の無機質粉末
２が外袋５の外へ飛散するのを防ぐために不可欠なもの
であった内袋３を省略でき、作業工数を大幅に低減する
ことができる。又、乾燥したパーライト等の無機質粉末
２を直接容器１３に充填できるため前記無機質粉末２が
外気に触れている時間が短縮され、前記無機質粉末２の
吸湿を防ぐことができ、また、容器１３の開口部１４全
体から排気を行うことができるため、０．ＩＴｏｒｒ以
下の高真空に達するまでの時間が短縮でき作業効率を向
上できる。

又、容器１３の開口部１４の外周耳１５は、前記フィル
ター１７及び前記プラスチックラミネートフィルム４を
ヒートシールするためのものであり、従来例のように、
排気通路１１のために外袋６、　　　　　５を１き０″
外３４゛２″゛′き（＆６員４′いので、容器１３の開
口部１４の外周耳１５は小さくできるものである。

発明の効果 本発明は上記のような（１゛４成てあり、以下に示す効
果が得られるすのである。

（ａ）容器にパーライト等の無機質粉末を充填し、前記
プラスチック容器の開口部を不織布等の通気性を有する
フィルターて）身い、前記無Ｂ＆　Ａ′ｊ　、粉末が飛
散しないように前屈フィルターを通して容器内部を真空
引きした後、前記開口部をヒートシールするため、従来
は不可欠なものであった内袋を省略する事ができ、作業
工数の低減が図れる。

（ｂ）　　乾燥した無機質粉末を直接容器に充填できる
ので、無機質粉末が外気に触れている時間が短縮され、
粉末の吸湿を防げ、又容器の開口部全体から排気を行う
ことができるため、真空引きの時間が短縮でき、作業性
の改善が図れる。

（Ｃ）　　容器の外周耳は、フィルターとそれを覆うプ
ラスチックラミネートフィルムをヒートシールするだめ
のものであるため、外周耳は小さくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における真空断熱材バックの
縦Ｖｒ面図、第２図は粉末充填時の容器の縦断面図、第
３図は真空引き時の真空包装機の縦断面図、第４図は従
来の真空断熱材パックの縦断面図、第５図（ｆ′ｉ真空
真空−装嵌空引き中の従来の真空＠熱材パックの縦断面
図である１゜２・・・・・・粉末、３・・・・・・内袋
、１１・・・・・・排気通路、１２・・・・・・外袋の
外周耳、１３・・・・・・プラスチック容器、１５・・
・・・プラスチック容器の外周耳、１６・・・・・・真
空断熱材ハック、１７・・・・−・フィルター。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）容器と前記容器に充填された無機質粉末と、前記
   粉末を覆い前記容器の開口部周縁にシールされた通気性
   を有する不織布等のフィルターと、前記フィルターを覆
   い前記開口部周縁にシールされたフィルムとより成り、
   内部を減圧した断熱材パック。
2. （２）粉末を容器の開口部より充填する工程と、前記粉
   末を覆いかつ容器の開口部周縁に通気性を有する不織布
   等のフィルターを接着する工程と、前記開口部より真空
   引きを行う工程と、この真空引き後に前記フィルターを
   覆ってフィルムを貼付ける工程とを備えた断熱材パック
   の製造方法。