JPS61101507A - 含フツ素表面改質剤およびその組成物 - Google Patents

含フツ素表面改質剤およびその組成物

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JPS61101507A
JPS61101507A JP22191884A JP22191884A JPS61101507A JP S61101507 A JPS61101507 A JP S61101507A JP 22191884 A JP22191884 A JP 22191884A JP 22191884 A JP22191884 A JP 22191884A JP S61101507 A JPS61101507 A JP S61101507A
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豊 橋本
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亀井 政之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、新規な反応性室フッ素表面改質剤並びに該含
フツ素表面改質剤を含有することを特徴とし、紫外線ま
たは電子縁等のエネルギー線によって重合して1表面が
平滑性、摩擦低減性、セして撥水・撥油性等に優れた被
膜全形成する組成物に関する。
〈従来の技術〉 金属、プラスチック、磁器、ガラス等の表面を保護被覆
する方法として1表面に重合性モノマーあるいはこれら
のグレボリマー等の硬化性樹脂材料を塗布し、次いでエ
ネルギー線を照射して硬化性樹脂材料を重合し、表面に
強固な硬化樹脂被膜を形成する方法が知られている。
この方法において近年、フッ素化アルキル基の集合体か
ら形成される表面が低表面エネルギーを有することが着
目され、フッ素化アルキル基含有モノマーを硬化性樹脂
組成物の一成分として使用して、耐溶剤性、耐摩耗性、
厚部低減性等に優れた被膜を形成しようとする機運が高
Iシ、各種成形品の保護被覆はもとよ九電子写真像の荘
持体表面被榎や、磁気テープ、磁気ディスク等の表面保
罎被αまで応用されるようになった。例えば ■ 米国特許第2,803,615号、第2,642,
416号、第3,384,627号、第3,419,6
02号、第5,719,698号、第3,981,92
8号、第3,102,103号、第3,171,861
号、第3,818,074号、第3,814,741号
等の明細書記載の、−分子中にパーフロロアルキル基と
ビニル基金1つずつ含有する化合物、又は −QC)l、CF、O+CF、OF、C→下+CF、O
+q CF、CHtO−の如!70ロオキシアルキレン
基の両末端に、2価の連結基を介してビニル基が連結さ
れた化合物を硬化性樹脂組成物に添加し、耐溶剤性の高
い被aを行う技術(特開昭57−16067号公報)。
(2)磁気記録媒体の磁気表面側に、上記■中の含フッ
累ビニルモノマーヲ塗布し、エネルギー線で硬化して、
耐摩耗性、摩擦低減性に優れた磁気表面保mR?を得る
技術←特開昭59−28244号公報)。
■ エネルギー線硬化型組成物に、1,1,1,3,3
,3−へキサフロログロビル(メタ)アクリレート又は
ベルフロロエトキシ−1,1−ジヒドロベルフロロプロ
ピル(メタ)アクリレートの如き宮フッ素ビニルモノマ
ーを添加し、斯かる組酸物全プラスチック又は金属の表
面に塗布、硬化し、千屑性、耐厚耗性に優れた被膜を形
成する技術(特開昭52−105936号公報)等の提
案がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、これら従来から使用されたきたパー70
ロアルキル基又はパーフロロアルキレン基含有ビニルモ
ノマーは、非フツ素系成分との相溶性に劣り、エネルギ
ー線で硬化させて得られた硬化塗#は1.華擦低減性、
均質性。
平滑性が十分ではなく、磁気テープ又は磁気ディスクに
要求されている表面特性を一足するものではない、また
一方。
フッ素系ビニルモノマーとして1,1,1.3,3.3
−へキサフロログロビル(メタ)クリレートの如き部分
フッ素化されたアルキル基を含むビニルモノマー七使用
し、非フツ素系成分との相溶性を上げる試みもあるが、
この様な方法では硬化塗膜の表面エネルギーを十分に下
げることができない為に、摩擦低減性、均質性、平滑性
が不十分でおシ、上記記録材料OJR求表面表面特性た
充足することができないのが現状である。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者等は、上記問題点を解決すべく鋭鷲研究を行っ
た結果、−分子中にバー70ロアル中ル基金2個有し、
そのパーフロロアルキル基とアクリロイル基が、或特定
の構造の2価の連結基で連結された形の含フツ素化合物
が、非フツ素系成分との相溶性が良く、又エネルギー線
硬化後、従来の含フッ素とニルモノマーあるいは含フツ
素界面活性剤よシもはるかに優れた表面特性、即ち、摩
擦低減性、均質性、平滑性、耐摩傷性、防錆性、防湿性
、耐溶剤性、撥水撥油性等會示す表面改質剤となること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明の目的の一つは、一般式III)の如き優れた相
溶性、および表面特性を与える新規な反応性含フッ素表
面改質剤七提供することにあ#)、もう一つの目的は該
反応性含フツ素表面改質剤を含んでなる、エネルギー線
によって重合硬化可能な被覆組成物を提供することにあ
る。
本発明に係る新規な反応性合フッ素表面改質剤は一般式
(I) 口 (Rf  zl−x気AX  Zx  OCC(R)=
CHz   (I〕C式中、  Rfは炭素数3〜20
のバー70ロアルキル基R8は、水素原子もしくは炭素
数1〜10のアルキル基である。)、または−4c馬幡
(但し、nは1〜6の整数である。)であり。
2、は、+C)iti「(但し、mは、2〜6の整12
テ、%ル、)または−〇H,CB−であシ、 占馬 Rは、水素原子、メチル基、又はハロゲン原子1例えば
Cj、Brであり。
素数が15以下で、X基中に占める重1割合が65〜6
5  。
%の間である2filf+の連結基である。)にて表わ
される2価の連結基であう、 基、エチル基、またはニトロ基である。)1またはる6
価の連結基である。〕にて表わされる化合物である。
尚、一般式[I]中、2細首まれているzlは、前記の
中から選ばれた相異なる2種の連結基であっても良い。
本発明に係る反応性言フッ素表面改質剤においてRfは
炭素数3〜20のパー70ロアルキル基もしくはパーフ
ロロアルケニル基であり、直鎖状、分岐状、環状または
それらを組み合せたもののいずれでも良く、てらに主鎖
中に酸素原子が介入したもの、例えは(CF、)、CF
OCF、CF、−等でも良い。
2価の連結基であるX基中のY基の代表的なものとじて
等が挙げられる。
本発明に係る反応性含フッ素表面改實剤の具体例として
次の如1S1のが挙げられるが1本発明が下記化合物に
よって何ら限定されるものでないことは勿論である。
本発明に係る反応性含フッ素表面改−質剤の製造法にJ
−を特に制限はないが、 含フツ素アルコール Rt −zl−on              (I
[]水酸基含有(メタ)アクリレート化合物cm、=c
 (a) c O2,OH[ff1)ジインシアナート
化合物 OCN −y−NCO(IV) 3価のアルコール化合物 〔但し%Rf%Z、、L zxb Y%R1B前記の通
CT6る。:1の反応にて、収率良く簡便に製造される
即チ、サフッ素アルコール〔■〕とジインシアナート化
合物〔■〕、そして水酸基含有(メタ)アクリレート化
合物(III)とジインシアナート化合物[IV]とを
、それぞれモル比α9:1〜1:Q、9にて反応させ、
覧 Rf −Z、 −0−CN−Y−NCO(VI)全製造
する。しかる後に、化合物CVT]、C■〕、そして3
価のアルコール化合物〔v〕とをモル比2:1:0.9
〜2:1:tlにて反応し、目的とする本発明β体る反
応性含フツ素表面改質剤(I)が製造される。
上記反応において使用され得る溶剤としては、インシア
ナート基と反応しないものであれは特に制限はないが、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルインブチ
ルケト/1アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、酢酸エチル、酢酸ブチル、テトラ
ヒドロフラン、ベンゾトリフロリド等が挙げられる。
含フツ素アルコールCI〕とジインシアナート化合物〔
■〕、そして水酸基含有(メタ)アクリレート化合物[
111]とジインシアナート化合物[IV]との反応は
、温度0〜120℃の範囲で実施され、30〜90℃が
好ましい。
又化合物EVIL  [Vl:]と3価のアルコール化
合物〔V〕との反応は、温度O〜150℃で実施され、
60〜100℃が好ましい。
上記表造方法では、5価のアルコール化合物〔v〕に、
化合物〔■〕1個と化合物〔■〕2個とが付加したもの
や、さらには化合物〔■〕3!12ilが付加したもの
も副生ずるが、これらが化合物CI〕に混入していても
本発明に云う表面特性に大きな悪彰響は及ぼさない。又
、必要であれば、ゲル浸透クロマトグラフィーで分取す
ることにより精製すれば良い。
尚、含フツ素アルコール〔■〕、水酸基含有(メタ)ア
クリレート化合物(fly:)、ジインシアナート化合
物〔■〕、そして3価のアルコール〔v〕は市販品を購
入することが可能である。
本発明に係る反応性宮フッ素表面改質剤は、単3飢もし
くは後で述べる光重合開始剤CD)と共に被嶺組成物と
して使用することは出来るが、経済性、また技術的な面
からは各穆素材に対する被糧膜の密着性等の観点から、
非フッ素系成分、即ち以下に称する炭化水素系アクリレ
ート(B)。
(C)と併用することが好ましい。
本発明に称する炭化水素系アクリレートCB)(C)と
しては、アクリロイル基を1個あるいは2個有するもの
であり当業界で公知のもの(例えば加藤清視、中原正二
著「U■硬化技術入門」高分子刊行会、1984.C以
下放置という〕の中の%34.35頁の表10.46〜
48頁の表16.57頁の表20,170〜172頁の
表60等に記載の化合物)から適宜選択することができ
、例えば以下の(B)及び(C)の如きものである。
アクリロイル基に1fiilf有する化合物CB)B−
I  CH,=((R,) C00R4(R4は炭素数
1〜20のアルキル基)B−2C)1.−C(Rs)C
00C)i、C)i、O)i(但し%R1は−H又は−
CH3でろる。)等である。
C−I  C)l、=C(Rs)Coo+CM、+7+
oOcc(R,)=C)i。
(nは1〜10C>整数) C−2CI、=C(R,)COO+CH,CM、O知C
0C(R,):(H2(nは1〜10の整数) (nは1〜10の整数) ?1 C−4C)i、=C(R,)COOC)i、C)icH
,(JCOC(R,)=CH。
CH。
(n、mは1〜10の整数) R C)l。
H H ?1 B −cIi、cach、ococ(a、)=cn。
B −(C)i−一〇〇〇C(に、)二〇鳥(fk、Xは1
〜1oの整数→ (n、Xは1〜10の整数) C−12(C)1.==C(IIL、)COOCH,C
)i、0−iP −0RC−13(C)l、:C(R,
)COOCBiCCH,’OHC14(CHm#C(R
s)C00C11占CCHtC)lxC−15(C)1
.=C(R,)C00C)i、C)1,0iP=0cm
17  (cm、=c(a、)cooc:u、す「c(
但し、R1は−H又は−CH,である、)等である。
本発明に係る反応性宮フッ素表面改質剤(A)と炭化水
素系アクリレ−)(B)、(C)とからなる被膜組成物
において、(A)と(B)+ (C)との混合割合圧特
に制限はないが、経済性、そして得られた被覆膜の平滑
性、均質性等の点から%]1曾比で2:1〜1 : 1
0000が好ましく、1:1〜1:5000がよシ好ま
しい。
上記被膜組成物に対して、当業界公知の所謂光重合開始
剤(例えば前記放置、62頁の表22.71頁の表27
等に記載の化合物)1例えば、D−1:ベンゾフェノン
D−2=アセトフ工ノン%D−3=ベンゾイン、D−4
=ベンゾインエチルエーテル、D−5:ペンゾインイン
プチルエーテル、D−6:ペンジルメチルケタール、D
−7:アゾビスインブチロニトリル、D−8:1−ヒド
ロキシシクロへキシルフェニルケトン、D−9:2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−オン等及び
光増感剤(−〇えば前i放置、72頁の表28.73頁
の表29に記載の化合物)、溶剤、そして各種添加剤を
加えることができる。
浴剤としては、アクリレートモノマーの反応性に悪影響
を及ぼさなければ特に制限はないが、メ、タノール、エ
タノール、インプロピルアルコール、アセトン、メチル
エチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、クロロホルム
、ジクロルエタン、四塩化炭素、1−フロロ−1−ジク
ロロ−2−ジクロロ−2−クロロエタン系の低沸点溶剤
が好ましい。添加削としては、レベリング剤、消泡剤等
が挙げられる。
本発明に係る被膜形成を紫外線によって実施する場合、
反応性沙フッ素表面改質剤(A)及び炭化水素系アクリ
レート(B)、(C)としてはα炭素非置換(即ち、前
記一般式及び具体的化合物においてR,R,井水素原子
のもの)のものが好ましい。
本発明に係る被膜組成物を基材に塗布する方法としては
前記の如き当業界公知の種々の方法を用いることがで私
基材の材質、形状又は用途等に応じて適宜使い分けるこ
とが望ましめ、該組成物の適用形態としては、#組成物
をその11塗布に供することもでき、又粘度が高過ぎる
場合や膜厚の制御の場合等においては、該組成物を溶剤
に溶解させた溶液として適用することができる。この溶
液の場合には、紫外線又は電子線の照射の前に、常温、
又は必要に応じて加熱や減圧により脱溶剤させる工程が
必要となる。溶剤を加熱除去する場合、モノマー等の加
熱重合を来たさないために80℃以下で実施するのが好
フしい。
本発明に係る富フッ素保護被膜は、上記方法によって基
材上に形成された塗布層に、当業界公知の、殺菌灯、紫
外用螢光灯、カーボンアーク、キセノンランプ、り算用
高圧水銀灯、中圧又は高圧水銀灯、超高圧水銀灯、無電
極ランプ、メタルハライドランプ、自然光等tit源と
する紫外線、又は走査型、カーテン型電子縁加速路によ
る電子Mを照射することによって形成される。厚みが5
μm以下の塗布層の紫外線硬化の場合、重合の効率化の
点で、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気下で照射すること
が好ましい−く作  用〉 前述の如く、非フツ素系成分に含フツ素ビニルモノマー
を添加し、硬化塗膜の表面特性を向上させようとする提
案はめる。しかしながら、本発明者等の知見によれば、
従来かう提案されてきたパー70ロアルキル基又rエバ
ーフロロ゛アルキレン基廿有ビニルモノマーは、非フツ
素系成分との相溶性不良から相分離を惹起し、塗膜の均
質性を著しく損りために、十分な摩擦低減性、防錆性、
耐擦傷性等を発揮しない。また一方、フッ素系ビニルモ
ノマーとして部分フツ素化アルキル基を含有するもの全
使用し、相溶性を向上させた例もあるが、この様な系で
はフッ素化アルキル基の表面移行性が悪いために、十分
な表面特性を発揮しないのが実状である。
これに対し1本発明に係る反応性含フツ素表面改質剤は
適度な親油性基を有する為に非フツ素系成分との相溶性
を低下させず、又−分子中にパーフロロアルキル基音2
個含有する為に表面移行性を損っていないと考えらfL
る。この為に塗膜表面に、ミクロ的に緻密なパーフロロ
アルキル基の集合体が形成され、均質でかつ摩擦低減性
、平滑性、耐擦傷性、防錆性、防湿性、耐溶剤性、撥水
撥油性等に優れた表面が得られるものと推定される。尚
1以上の推擦は本発明を理解する上での一助とするもの
でちゃ、これによって本発明が何ら限定されるものでな
いことは勿論である。
〈発明の効果〉 本発明に係る反応性含フツ素表面改質剤は、エネルギー
線重合硬化凰組成物の一成分としてだけでなく、ビニル
基の反応性を利用して、熱硬化型樹脂のモノマー、又は
通常のIv液重合のモノマーとしても使用できる。
本発明に係る被膜組成物は、前述の如く6穆の固体表面
の保護被覆層として例えば防湿防錆剤、防汚剤、潤滑剤
減摩剤、剥離剤り離型剤、電子部品等の封止剤等として
使用できるが被膜の薄でと平滑性を生かして特に、記録
材料分野における出気記録製品の磁性層の被覆に好適に
用いられる。
例えば、銅、アルミニウム、亜鉛などの非磁性金属やポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナ
フタレート等のポリエステル類、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン類、セルロースアセテート等のセルロース
誘導体ポリカーボネート等のプラスチックや、更に、場
合によりガラス1紙、木材、繊維、磁器及び陶器のよう
なセラミックス上に蒸着された強磁性合金(鉄、コバル
ト及び/又はニッケルを主成分とし、少雪のアルミニウ
ム、シリコン、クロム、マンガン、モリブデン、チタン
、各穆重金属類。
希土類金属等を含むもの)または微f酸累存在下で、鉄
コバルト、クロム等の磁性材料をポリエステル等のプラ
スチックフィルムに蒸着した磁気テープ、または磁気デ
ィスクの磁性層等の保護被栓や、減摩性が特に要求され
る、磁気テープの背面処理剤としても好適である。
一方1本発明の被膜組成物は、ガラス表面上にも透明で
平滑な薄い被膜を形成できるので、q!r種光学機器の
油汚れ防止剤などとして耐油性と耐抜き取シ性を必要と
する用途にも使用することができる。
更に又、防湿性等が特に要求される元ファイバー及び元
ファイバーケーブルの保護被覆剤としても好適である。
また本発明の被膜組成物が耐擦傷性に優れた被膜を形成
できるので、各稙成形品又はフィルム、シート等のノー
ードコート剤としても使用できる、 さらに又、本発明の組成物に顔料及び分散剤全混入し。
防汚性又は非粘着性に優れた塗料又はインキを形成でき
る。
次に1本発明の具体的な合成例、実施例について説明す
るが、斯かる説明によって本発明が何ら限定されるもの
でないことは勿論である。文中「部」 「%」μ重を基
準であるものとする。
合成例 1 A−2の合成 500耐の4つ日丸底フラスコに、含フツ素アルコール
c、n。
CaFtySOINCHICHオon  58.5JI
(Q、10モル)。
2−ヒドロキシエチルアクリレ−)  5.8g(0,
05モル)。
ハイドロキノン 0.1,2.4−トリレンジイソシア
ナート2&1g(α15モル)、そしてテトラヒドロフ
ラン100II?!−秤取し、窒素雰囲気+64℃で4
時間反応した。
系内の温度’i40℃に下げた懐、リメチロールプロノ
(ン6.7g(Q、05モル)を加え、再び64℃で6
時間反応した。テトラヒドロ7ラン七減圧下で留去する
ことによシ淡黄色のペースト状粗生成物? 7.2 I
I’l+−得た。本粗生成物をその11被覆剤に供する
ことができるが、必要であれば以下の様にして精製でき
る。
上記粗生成物のテトラヒドロフラン溶液IQPC(カラ
ム:日立層、ゲ#コGL−A I 30.81JIX5
00IIx。
醇離液:テトラヒドロフラン、検出:紫外吸収針、25
4mm)にかiたところ、主ピークの前後に数本の小さ
なピークが得られた。全ピーク面積に対する主ピーク面
積の割合は74%であった。
主ピークを分取し、’H−NMR測定、IR(IIJ定
、そして元素分析(表−1参照)を行ったところ、目的
とする反応性含7?*表面改質剤であるこ午が確認でき
た。
合成例10元素分析 CKN    F 分析値(%)  38.4  五4 5.9 54.1
討鼻値(%)395  五3 5.8 5工3合成例2 A−16の合成 合成例1の宮フッ素アルコール、2.4−トリレンジイ
ンシアナート、そしてトリメチロールプロパンをそれぞ
れ、C,F、、CH,C1(、OH46,,4,9(0
,10モル)、m−フ二二レンジインシアナート24.
C1(0,15モル)、トリー1so−グロパノールア
ミン9.6J(0,05モル)に置き換え同様にして反
応を行い精製した。粗生成物の収りは86.Oyであジ
、GPC分析における主ピーク面槓の割合は82%であ
つ起生ピークを分取し、 ”)i−NMRilll定、
IR測測定そして元素分析を行ったところ、目的とする
化合物であることが確認できた。
合成例2の元素分析 CHN    F 分析値(%)4t3  五2 5,8 37.7計算値
(%)  4(Li2 5.0 5.7 37.7〈実
施例〉 実施例 1〜12 銅板(JIS  G3141)またはアルミ板(JIS
 )14000)に表−1に示した本発明の被膜組成中
音塗布し、溶剤を室温で蒸散させた後、塗布層を紫外線
または電子線によって下記の条件下で硬化させ、被覆膜
の緒特性について検討した。結果を表−1に示す。
装  置;紫外線による硬化は、高圧水銀灯(80W、
ら)を使用し、照射距離10cm、照射時間60秒、窒
素雰囲気下、33℃で実施した。1だ電子−による硬化
は、カーテン型電子奪加速器(200KV)を使用し、
HN * o Mradで行りfc。
塗装方法;本発明に係る反応性含フツ素表面改質剤(A
)。
炭化水素系アクリレ−) (B)、 (C)、そして光
重合開始剤(D)から成る組成物を酢酸エチルによって
5%に希釈し、バーコーターにて塗布し、不揮発分が0
.5μmの塗布層を形成した。
表面平滑性;表面塗膜の平滑性は1倍率160倍の光学
g倣説で塗膜表面のブツ等の有無を観察し、5段階(5
:全くブツがない、4:縁にほんの僅かプンる九 3:
表面VCはんの僅かプツめり、2:表面に僅かにプツが
ある。1:全てにブツがある数値が大きい程良好)で評
価した。
表面乾燥性; 指触による 0印  ベタ付きが全くない ○印  ベタ付きが若干感じられる Δ印  ベタ付きが少しある ×印  ベタ付きがおる 表面硬度;JIS  5400の方法に基づいて実施し
た。
接触角;接触角は、n−ドデカン又は水?6μl潰11
定表面にTh下し、エルマ製ゴニオメータ一式接触角測
定器を用い、25℃にて測定した。
防錆性:試験片を20%塩化ナトリウム水M准に浸欲し
、*膜に錆が発生するまでの時間を観察し、5段階(5
:200時間以上、4:150〜200時間、s:1o
o〜150時1jl、 2 :50〜100時間、1:
0〜50時間)で評価した。
基盤目テスト 1cIL角を1鵡間かくで縦と横にカッターで切り10
0個のマス目上つくり、セロテープ(積木化学S−83
2)t−密着させて、−気にはがし、残ったマス目の数
を表わした。
尚実施例及び比較側層の欄のUV表示は紫外線硬化によ
る重合体被膜の形成を示し、E1表示は電子線硬化のそ
れを示す、また表中の(A)、CB)、(C)、(D)
は1本文中の化合物tそれぞれ表わしている。
実施例13〜19 次にポリエステルフィルムに、表−1に示す実施例1〜
12と同じ組成で被覆膜を形成し、その表面平滑性、表
面乾燥性、n−ドデカンの接触角及び転落角、そして摩
擦抵抗低減性を検討した。その結果を表−2に示す。
尚、動摩擦係数の測足は、米国材料試験協会規格D−1
894に準じた方伝により、東洋ボールドツイン社製摩
蔓試駄治具を使用して行った(錘重量:236,9.引
張強度: 100H/vwt )。
、/ −区Q− 実施例20〜24 次に、下記組成の被覆組成物をポリエステルフィルムに
塗布し、紫外線による硬化後、耐溶剤安定性について調
べ、結果を表−3に示した。
溶剤はアセトンであシ、塗工したフィルムをアセトンに
1時間浸漬した後引き上げ、塗膜の状態を3段階で表示
した。
塗工膜厚:15μm 被覆組成物の組成 : 表−3 実施例25 合成例1で合成されたA−2の粗生成物、精製反応性含
フツ素表面改質剤(主ピーク)、そして主ピークが分取
された残シの成分それぞれ10.0部を、C−8(R,
=4)410部、c −13(R,=H) 40.0部
s s−7<Rs=H)10部、D−83,0部に配合
し実施例2と同様にして組成物を作シ、鋼板に塗布しU
V硬化した。粗生成物を配合した場合、主ピークを配合
した場合とほぼ同様の表面特性が得られたが、主ピーク
が分取された残りの成分を配合したときには、表面特性
が著しく劣っていた。
代理人 弁理士  高 橋 勝 利 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和59年特許願第221918号 2、発明の名称 含フツ素表面改質剤およびその組成物 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 〒174  東京都板橋区坂下三丁目35番58号(2
88)大日本インキ化学工業株式会社代表者 用  村
  茂  邦 4、代理人 〒103 東京都中央区日本橋三丁目7番20号大日本
インキ化学工業株式会社内 電話 東京(03) 272−4511 (大代表> 
 、−、っ(8B76)弁理士 高 橋 勝 利  5
、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)明細書第33頁下から第2行目の「気テープの背
r気テープ、フロッピーディスク等磁気記録媒体の表面
及び背面処理剤として」と訂正する。
(2)  同第34頁第2行の「耐抜き取り性」を「耐
拭き取り性jと訂正する。
(3)同第34頁第4行の「される光ファイバー」をr
される大l!!電池用保護膜、光ファイバーJと訂正す
る。
(4)  同第34頁第5行の「ファイバーケーブルの
」を「ファイバーケーブル、光ディスク、光磁気ディス
ク等のJと訂正する。
(5)同第34頁第5行目の「とじても好適である。」
と同第6行目「また本発明の被膜組成物」との間にC更
に、耐擦傷性、防汚性、耐湿性に優れるので医療用具及
び器具の表面保護、歯、義歯の表面保護及び虫歯のつめ
物、型取りとしても使用できる。」の文を挿入する。
(以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、Rfは、炭素数3〜20のパーフロロアルキル
    基であり、 Z_1は、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼(但し、 R_1は水素原子もしくは炭素数1〜10のアルキル基
    である。)、または−(CH_2)−_n(但し、nは
    1〜6の整数である。)であり、 Z_2は、−(CH_2)−_m(但し、mは2〜6の
    整数である。)または▲数式、化学式、表等があります
    ▼であり、 Rは、水素原子、メチル基、またハロゲン原子であり、
    Xは、▲数式、化学式、表等があります▼(但し、Yは
    炭 素数が15以下で、X基中に占める重量割合が35〜6
    5%の間である2価の連結基である。)にて表わされる
    2価の連結基であり、 Aは、▲数式、化学式、表等があります▼(但し、R_
    2は水素原子、メチル基、エチル基、またはニトロ基で
    ある。)、または▲数式、化学式、表等があります▼、
    ▲数式、化学式、表等があります▼にて 表わされる3価の連結基である。〕にて表わされる含フ
    ッ素表面改質剤。 2、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、Rfは炭素数3〜20のパーフロロアルキル基
    であり、 Z_1は、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼(但し、 R_1は水素原子もしくは炭素数1〜10のアルキル基
    である。)、または−(CH_2)−_n(但し、nは
    1〜6の整数である。)であり、 Z_2は、−(CH_2)−_m(但し、mは2〜6の
    整数である、)または▲数式、化学式、表等があります
    ▼であり、 Rは水素原子、メチル基、またハロゲン原子であり、X
    は▲数式、化学式、表等があります▼(但し、Yは炭素 数が15以下で、X基中に占める重量割合が35〜65
    %の間である2価の連結基である。)にて表わされる2
    価の連結基であり、 Aは▲数式、化学式、表等があります▼(但し、R_2
    は水素原子、メチル基、エチル基、またはニトロ基であ
    る。)、 または▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化
    学式、表等があります▼にて 表わされる3価の連結基である。〕にて表わされる含フ
    ッ素表面改質剤を含有することを特徴とする、エネルギ
    ー線によって重合可能な被膜組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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