JPS609966A - 二色感立毛人工皮革ならびに短毛移植生地の製造方法 - Google Patents

二色感立毛人工皮革ならびに短毛移植生地の製造方法

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JPS609966A
JPS609966A JP11478783A JP11478783A JPS609966A JP S609966 A JPS609966 A JP S609966A JP 11478783 A JP11478783 A JP 11478783A JP 11478783 A JP11478783 A JP 11478783A JP S609966 A JPS609966 A JP S609966A
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JP
Japan
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sheet material
fabric
artificial leather
dyed
color
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JP11478783A
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JPS6357544B2 (ja
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泰弘 小川
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OGAWA KK
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OGAWA KK
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は二色感立毛人工皮革ならびに短毛移植生地の製
造方法に関する。
従来より人工皮革は種々のものが出回っており中でもス
ェード調仕上げしたものはたとえば。
人工皮革の表面をサンドペーパーでこすって立毛させた
ものであり、衣服やハンドバック用に使用されている。
 このスェード調の立毛人工皮革は通常、立毛させる前
にあらかじめ所望の色相に染色しておくもので、その色
相がスェードに付与されることになる。
しかしながら上記スェード調の立毛人工皮革は一般に単
一色に染色されたものが多く、たとえば霜降り様に二色
に染色された二色感のあるものは技術的に複雑かつ困難
でありこれまで皆無である。 本発明は上述の点に鑑み
成されたもので霜降り様に二色感のあるスェード調の立
毛人工皮革ならびに短毛移植生地を提供しようというも
のである。 以下9本発明の構成について説明する。
すなわち1本発明の構成要旨とするところは。
不織布にポリウレタン樹脂を含浸処理せしめたシート材
料を得る第1工程と、前工程で得られたシート材料を表
面のみならず内部まで任意の色相に染色する第2工程と
、前工程で染色した色相と異なる色相に前記シート材料
の表面のみを染色する第3工程と、前工程で得られたシ
ート材料の前記染色表面上に生地を仮接着せしめる第4
工程と、シート材料と生地を剥離することによりシート
材料表面を立毛せしめる第5工程と、から成る。
ここで第1工程において使用する不織布としてはポリア
ミドやポリエステルの極微細繊維などポリウレタンに比
べ、耐アルカリ性の優れた繊維からなるものを用いる。
又、第2工程でシート材料を表面のみならず内部まで任
意の色相に染色するために使用する染料は特に限定され
るものではないがたとえば酸性合金属染料を用いる。。
第3工程で用いる染料も第2工程で用いる染料と同様、
酸性含金属染料などでよいが色相が異なるものを用いる
第4工程におけるシート材料と生地の仮接着手段として
はホットメルト型接着、エマルジョン型接着、溶剤型接
着等でありこれを生地面に塗布して前工程で処理された
シート材料の前記染色表面上に生地を仮接着せしめる。
ついで第5工程での前記シート材料と生地の剥離は剥離
機により適当な剥離力(シート材料と生地との仮接着力
に相当)でおこなう。 かくして得られるシート材料が
本発明二色感立毛人工皮革である。 ここで本発明人工
皮革が二色感を呈する理由を述べる。 すなわち、シー
ト材料の基材である不織布を構成するポリアミド繊維等
がアルカリ処理などで脆化されていないことから第5工
程でのシート材料と生地の剥離時にシート材料の仮接着
面での不織布構成繊維は均一厚で剥離されず、全体的に
不均−厚で剥離されることになり比較的ぶ厚く剥離され
た部分では第2工程で染色された部分が露呈し。
比較的薄く剥離された部分では第2工程で染色された部
分が露呈せず、第3工程で染色された部分が残るので、
結果的に霜降り様に二色感を呈し、立毛せられるのであ
る。 一方、第5工程で剥ぎとった生地面にも、第3工
程で染色された不織布の短毛部分が移植される。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例1 ポリアミド繊維の極11I繊維よりなる不織布をジメチ
ルホルムアミド(DMF)を溶剤とするポリウレタンエ
ラストマー溶液に浸漬し、前記不織布にポリウレタンを
含浸凝固、乾燥せしめ。
シート材料を得た。
ついで染料液及び浸透剤を使用し、上記シート材料全体
を内部まで染色し、更にその表面のみを異なった色の染
料液にて染色せしめた。
一方、麻布に溶剤型接着剤(クロロプレン系)を100
 g / nr塗布し、前記シート材料と仮接着せしめ
、その後、シート材料と麻布と剥離した。
剥離後のシート材料の剥離面は二色感のあるスェード様
でかつシート材料の強力等の物性を低下させない所望の
二色感立毛人工皮革が得ら−れた。 また、麻布の剥離
面にも上記シート材料表面から全体的に不均−厚に剥ぎ
とられたポリアミド短繊維が接着層に植毛されたごとく
移植されやはり二色感のあるスェード様の風合を呈して
いた。
実施例2 不織布としてポリエステルの極微細繊維よりなるものを
用い、易染性ポリウレタン樹脂をあらかじめ含浸せしめ
ておく。 このポリウレタン含浸不織布を紺色の酸性含
金属染料浴へ浸染して不織布の表面のみならず内部まで
紺色に染色せしめる。 ついで紺色に染色された不織布
の表面のみを赤色の酸性合金属染料により赤色に染色せ
しめる。 一方、綿布の片面全面にホットメルト接着剤
としてエチレン−酢酸ビニルコポリマーをコーティング
しておき、この接着剤塗布面と上記不織布の赤色染色面
とを重ね合せ70”C,2kg/cdの加熱加圧条件で
熱プレスし。
相互仮接着せしめる。 最後に不織布と綿布を剥離した
剥離後の不織布の剥離面はその表面部分の赤色に染色さ
れたポリエステルの極微細繊維が剥離時に綿布の接着剤
塗布面側に乱雑に剥ぎ取られることにより地色である紺
色が不規則に露呈し、いわゆる霜降り様に二色感のある
スェード調の人工皮革が得られた。
一方、剥ぎとった綿布も赤色に染色されたポリエステル
の短毛が移植された風合のあるものであった。
以上のように本発明によればサンドペーパーなどで不織
布表面をパフィングすることなく接着剤を塗布した生地
を不織布に仮接着させてのち剥離することによりスェー
ド調人工皮革とするものであるから作業性、生産性が優
れているばかりか、従来、不可能であった霜降り様に二
色感があり、スェード調に立毛した人工皮革を得ること
ができ、きわめて興趣に冨む製品ができ上がるものであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 不織布にポリウレタン樹脂を含浸処理せしめたシート材
    料を得る工程と、前工程で得られたシート材料を表面の
    みならず内部まで任意の色相に染色する工程と、前工程
    で染色した色相と異なる色相に前記シート材料の表面の
    みを染色する工程上、前工程で得られたシート材料の前
    記染色表面上に生地を仮接着せしめる工程と。 シート材料と生地を剥離することによりシート材料表面
    を立毛せしめる工程と、から成ることを特徴とする二色
    感立毛人工皮革ならびに短毛移植生地の製造方法。
JP11478783A 1983-06-24 1983-06-24 二色感立毛人工皮革ならびに短毛移植生地の製造方法 Granted JPS609966A (ja)

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JPS609966A true JPS609966A (ja) 1985-01-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015151873A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 東レ株式会社 染色人工皮革およびその製造方法

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WO2015151873A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 東レ株式会社 染色人工皮革およびその製造方法
CN106133237A (zh) * 2014-03-31 2016-11-16 东丽株式会社 染色人造革及其制造方法
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US10435838B2 (en) 2014-03-31 2019-10-08 Toray Industries, Inc. Dyed artificial leather and a production method therefor

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