JPS6097280A - 電子スイツチの過電流検出回路 - Google Patents

電子スイツチの過電流検出回路

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JPS6097280A
JPS6097280A JP58205664A JP20566483A JPS6097280A JP S6097280 A JPS6097280 A JP S6097280A JP 58205664 A JP58205664 A JP 58205664A JP 20566483 A JP20566483 A JP 20566483A JP S6097280 A JPS6097280 A JP S6097280A
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育夫 西本
Shinichi Kuno
久野 真一
Shigeru Aoshima
滋 青島
Giichi Kawashima
川島 義一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電子スイッチたとえば近接スイッチの過電流
検出回路に関するものである。
従来この種の過電流検出回路は第1図および第2図に示
すように出力トランジスタTriのエミッタにエミッタ
抵抗a1を挿入し、この両端の電圧V1を過電流検出用
のトランジスタTr2によって検出し、これにより過電
流を検出するのがもつとも簡単な方法であり、かつひじ
ように多くの用途に使用されている。この方法は簡単に
実現しうる反面ON時の出力端子残り電圧がひじように
大きくなってしまう欠点を有していた。すなわちトラン
ジスタTriの08時残り電圧Vonは出力電流値とト
ランジスタ’I’ r 1の出力電流容量によるが、今
仮にVonをVon :0.2 (V ) 、出力電流
11=150〔m入〕とし、これに過電流検出回路を含
め200(mA)以上の電流が流れたとき、これを過電
流とする。そしてトランジスタTr2のベース−エミッ
タ間電圧Vbeが0,7(V:]以1を検出されるとエ
ミッタ抵抗R1の値は となる。また出力電流It:150[mA)の時のエミ
ッタ抵抗R1の両端の電圧V r 1はVrl二35 
X O,15−0,525[: V )となり、したが
ってトランジスタTr1トエミッタ抵抗R,1の直列回
路の電圧Vxは Vx = Van + Vrl :O02+0.525
 = 0.725 〔V)となる。このように過電流検
出回路が挿入されたことにより、電子スイッチとしての
ON時出方残り電圧は3倍以上となり、計算式から明ら
かなように出力トランジスタTr1の出方電力容量を大
きくして、そのON時出力残り電圧Vanをいくら小さ
くしても過電流検出回路を含めたON時出カ残り電圧は
ほとんど低下しないという欠点があった捷た従来の過電
流検出回路においてはトランジスタTrlのベース−エ
ミッタ間電圧が過電流検出電圧であったために大きな負
の温度係数を有していた。
この発明はこのような従来の欠点を解消しようとするも
ので、この発明の第1の目的はトランジスタのベース−
エミッタ間電圧により過電流を検出するものに比し、検
出電圧を小さくし、これによって電子スイッチの過電流
検出用抵抗を小さくし、いきおい電子スイッチとしての
08時残り電圧を小さくしようとするものである。
またこの発明の第2の目的は同一の過電流検出回路によ
りカレントシンクおよびカレントソース両出力形式の過
電流を検出しうるようにするものである。
以下図によってこの発明の一実施例について説明する。
第3図はこの発明における過電流検出回路を近接スイッ
チに適用したばあいの回路図で、この近接スイッチ10
は近接センサ用IC回路1と、このIC回路の出力電流
容量を輔うための電流スイッチング素子たとえば出力ト
ランジスタとで構成される。そしてそのIC回路1は内
部に発振回路2、コンパレータ3、出力回路6、定電圧
回路7、電源リセット回路8、出方コントローラ14お
よび過電流検出回路16を有しており、出方回路6、電
源リセット回路8および出力コントローラ14により電
子スイッチコントローラ17が構成される。また検出コ
イルLl、共振コンデンサ○l、感度調整用可変抵抗1
’t22、側路コンデンサC23、積分コンデンサc2
4.電源すセット用コンデンサ025および負荷9など
が外付けされる。
したがって検出コイルL1に対して金属体が接近捷たは
離間することにより発振回路2が発振を開始または停止
し、出方回路6より論理しまたはHの出力が得られる。
そして後述する過電流検出回路161−1:電流スイッ
チング素子26と電源リセット回路8との間に設けられ
ている。
第4図はこの発明の要部を示す回路図で、基本的に4個
のトランジスタすなわち第1のトランジスタ22、第2
のトランジスタ23、第3のトランジスタ24および第
4のトランジスタ25と、抵抗31〜34と、電流源2
oと、トランジスタ21と、抵抗30とからなるブロッ
クにより過電流検出回路16が構成される。そしてトラ
ンジスタ22.24のペース電流の影響を減少させるた
めトランジスタ29が設けられている。ダイオード27
と抵抗35により過電圧保護回路18が構成され、ノ、
−ド41に大きな電圧が加わったばあいに過電流検出回
路16を保護する。この過電圧保護回路はカレントシン
ク用のものであるが、ダイオード28および抵抗36で
構成される回路はカレントソース用の過電圧保護回路で
ある。19は電源である。なお電流スイッチング素子2
6は負荷9に流れる電流を制御するものでたとえばトラ
ンジスタにより構成される′1.各トランジスタ22.
23,24.25と各抵抗31,32.33.34との
接続点には接続端子ah b* C* dが引出され、
トランジスタ24と25との接続点に信号出力端子Gが
設けられ、この出力端子はさらに電流スイッチング素子
26を制御するコントローラ147の入力端に接続され
、これによってコントローラ17の出力状態を制御する
ようにされている。たお第4図において過電流検出回路
16および過電圧保護回路18がIC化される。
今、第4図において電流源2oからの電流IOをTO=
5(jlA)、抵抗30〜34の抵抗値R30−R34
=10(KΩ〕とするとノード41および42の電圧V
41およびV42が過電流検出電圧となりその値はV4
1=V42=IOXR。
30− R,34= 5 X 10 = 50 (m 
V )となる。
なぜならばノード41,42ともにオーブンのばあい、
トランジスタ24と25がバランスしており、出力ノー
ド46は臨界状態にある。
今、ノード41が出力電流検出用抵抗R1に接続された
ばあい、この抵抗の両端に発生する電圧が50(mV)
より小さいと、抵抗35を通じノード41から抵抗R1
の方へ電流が流れ出し、このため抵抗32に流れる電流
が減少し、トランジスタ25のエミッタ電圧が下がり、
トランジスタ1 、+。
24と25のバランスがくずれ、ノード46の電位はL
となる。このとき電子スイッチコントローラ17の出力
はたとえばHとなり、電流スイッチング素子26はオン
状態にある。
また何らかの原因で電流スイッチング素子26に流れる
電流が所定の値を越えると抵抗R1の両端に生じる電圧
が50〔m■〕を越え、ノード46の電圧はHとなる。
このとき電子スイッチコントローラ17の出力はたとえ
ばLとなり、電流スイッチング素子26は実質的にオフ
状態となる。
このため抵抗R1に流れる電流は減少し、いきおいノー
ド41の電位が下り、ノード46の電位も下る。やがて
ノード46の電位がLに反転すると電子スイッチコント
ローラ17の出力はHとなり、電流スイッチング素子2
6はオンとなる。
さらに抵抗R1の電圧が50〔m■〕のときは抵抗35
に電流が流れず、これがスレッシュホールド電圧となる
このように抵抗R1の両端に生じる電・圧が50(m 
V )を越えたとき、過電流検出回路16がその点を検
出する。
以上の説明はカレントシンクの出力形式の例であるが、
カレントソースの出力形式のばあいにもノード46は過
電流検出時にHとなる。カレントソースの出力形式の例
を第5図に示す。この図において外部接続用端子Cは第
4図に示したものに対して対角線りの接続点から引出さ
れている。
また第6図に示すものは第4図と同様にカレントシンク
の出力形式の回路であるが、第4図に示す回路と異なる
点は電流源20.トランジスタ21および抵抗30から
なる直列回路の電源19に対する接続方向が逆であるこ
とである。
さらに第7図に示すものは第5図に示すものと同様にカ
レントソースの出力形式の回路であるが、第5図と異方
る点は電流源20、トランジスタ21および抵抗30か
らなる直列回路の電源19に対する接続方向が逆である
ことと、電流スイッチング素子26としてPNP形トラ
ンジスタを用いている点である。
第4図において検出電圧を50(mV)とし、−過電流
を200 (m p−)とすると抵抗R1は50mV となり、したがって出力電流I t=150 CmA〕
における出力端子におけるO N時残り電圧VXは Vx :Von +Vrl=0.2 +0.25 X 
0.15= 0.2 +0.0375二〇、2375 
(V )となり、従来のものに比し大きな改善が見られ
るこの計算例から明らかなように従来例ではトランジス
タTrlの08時残り電圧Yonに比し抵抗R1の両端
電圧Vrlがかなり大きかったが、この発明によれば抵
抗R1の両端電圧Vrlの方が電流スイッチング素子2
6の08時残り電圧Vonに比しかなり小さくなり、し
たがって08時残り電圧Vonを小さくするように容量
の大きなトランジスタを使用すればさらに出力端子ON
時残り電圧Vxを小さくすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の過電流検出回路を示す回路
図、第3図はこの発明における過電流検出回路を近接ス
イッチに適用したばあいのブロック図、第4図はこの発
明における過電流検出回路の一実施例を示す回路図、第
5図はこの発明の第2の実施例を示す回路図、第6図は
この発明の第3の実施例を示す回路図、第7図はこの発
明の第4の実施例を示す回路図である。 1・・・IO回路、2・・・発振回路、3・・・コンパ
レータ、4・・・積分回路、5・・・コンパレータ、6
・・・出力回路、7・・・定電圧回路、8・・・電源リ
セット回路、9・・・負荷%10・・・スイッチ、Ll
・・・検出コイル、R22・・・可変抵抗、C1・・・
共振コンデンサ、024・・・積分コンデンサ、C25
・・・コンデンサ、16・・・過電流検出回路、17・
・・電子スイッチコントローラ、18・・・過電圧保護
回路、19・・・電源、20・・・電流源、21〜25
・・・トランジスタ、26・・・電流スイッチング素子
、27・・・ダイオード、28・・・ダイオード、29
・・・トランジスタ、30〜36・・・抵抗、R1・・
・過電流検出抵抗、41.42・・・ノード、46・・
・出力ノード。 −閣−−一一一一■ 第6図 第70

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電源に対して負荷と、この負荷に流れる電流を制
    御する電流スイッチング素子と、過電流検出抵抗を順次
    直列に接続し、また電源の一方の端子に対して第1のト
    ランジスタのエミッタを抵抗を介して接R17,かつそ
    のコレクタを電流源を介して電源の他方の端子に接続し
    、また電源の一方の端子に対して第2のトランジスタの
    エミッタを抵抗を介して接続し、かつ電源の他方の端子
    に対して第3のトランジスタのエミッタを抵抗を介して
    接続し、さらに両トランジスタのコレクタをたがいに接
    続し、また電源の一方の端子に対して第4のトランジス
    タのエミッタを抵抗を介して接続し、かつ電源の他方の
    端子に対して第5のトランジスタのエミッタを抵抗を介
    して接続し、さらに両トランジスタのコレクタをたがい
    に接続し、上記第1のトランジスタ、第2のトランジス
    タおよび第4のトランジスタを、また上記第3のトラン
    ジスタと第5のトランジスタとを、それぞれカレントミ
    ラー回路を構成するように接続し、上記第2、第3、第
    4および第5のトランジスタと上記各抵抗との接続点か
    ら接続端子を引出し、この端子を上記電流スイッチング
    素子と上記過電流検出抵抗との接続点に選択的に接続す
    るとともに上記第4のトランジスタと上記第5のトラン
    ジスタとの接続点に信号出力端子を設け、この出力端子
    を上記電流スイッチング素子を制御するコントローラの
    入力端に接続し、このコントローラの出力状態を制御す
    ることを特徴とする電子スイッチの過電流検出回路。
  2. (2)上記各接を;L端子の中の1つと、上記過電流検
    出抵抗と上記電流スイッチング素子との接続点間に過電
    圧保護回路を接続した特許請求の範囲第1小記載の電子
    スイッチの過電流検出回路。
  3. (3)上記各接続端子の中、たがいに対角線上の接続点
    から外部接続用の端子を引出した特許請求の範囲第1項
    記載の電子スイッチの過電流検出回路
JP58205664A 1983-10-31 1983-10-31 電子スイツチの過電流検出回路 Expired - Lifetime JPH063467B2 (ja)

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