JPS6094061A - 和菓子の製造方法 - Google Patents

和菓子の製造方法

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JPS6094061A
JPS6094061A JP58203440A JP20344083A JPS6094061A JP S6094061 A JPS6094061 A JP S6094061A JP 58203440 A JP58203440 A JP 58203440A JP 20344083 A JP20344083 A JP 20344083A JP S6094061 A JPS6094061 A JP S6094061A
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JP
Japan
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sugar
water
temperature
container
under heating
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JP58203440A
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JPS6254453B2 (ja
Inventor
Hironori Ito
宏規 伊藤
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IMURAYA SEIKA KK
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IMURAYA SEIKA KK
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  • Confectionery (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、透明層と不透明層との2層が形成する境界
面が平坦な面であって、美感および清涼感を兼ね備える
ことを目的とする和菓子の製造方法蓄こ関するものであ
る。
従来、あん(皓)、砂糖類、ゲル「ヒ剤(寒天等)を主
原料とする練ようかん、水ようかん等は、特にあんの分
離を抑制するために、配合割合その他の面で数多くの工
夫が醋らされてきたが、主として夏季に愛好される水よ
うかんも、清涼感は充分ではなく、また、あんが分離す
ることはむしろ異常と考えられ、しかも、分離した層の
表面は、通常中央部分で隆起して平坦な面にならないこ
とから、美感の点でも満足できるものとはSえない。
この発明は、従来忌避されてきた事柄を、逆fこ利用し
て全く新しいデザートを得ようとしてなされたものであ
り、加糖あんとゲル化剤を含む加糖水とを混合し、これ
を充分攪拌しながら加熱して任意の包装容器に充填密封
し、高温(100°C以上)殺菌した後、容器の外側の
温度が80±1.0℃となるよう調整しながら徐冷し、
その後室温もしくはそれ以下に冷却することを特徴とす
る和菓子の製造方法を提供するものである。以下にその
詳細を述べる。
この発明における加糖あんは、微細なあん粒子に砂糖を
抱き込ませることによって、比重を大きくして沈降しや
すくしたものであって、その生あんの原料は、通常用い
られるもの、すなわち、アズキ、ウズラマメ、エントウ
、ソラマメ、シロインゲン等の豆類またはサツマイモ、
ジャガイモなど比較的大きく粗い粒子の殿粉を主体とす
るものであるが、まず最初に、蒸煮されたこれら豆類や
芋類を45メツシユ(粒径約0.3 mm程度)以下に
すりつぶす。なぜならば、このような整粒をしないと、
あんの中長こ粗大粒子が混在して舌触りを著し好ましく
ないからである。また、あんの外観を良くするためには
、すりつぶす以前に、豆類や芋類の外皮をtめ除去して
右くとよい。ついで、このような生あん(水分的63%
程度のもの)を、砂糖を加熱溶解させた水蓄こ投入し、
焦げ付きを注意しながら糖度計でブリックス度(Bx)
が53±2程度になるまで煮詰め、必要に応じて色素等
を添加した後、加熱を停止すれば、加糖あんか得られる
つぎに、この発明のゲル化剤を含む加糖水とは。
寒天、ゼラチン、ペクチンなどの1種もしくは2種以上
の混合物で、望ましくは図におけるA群(すなわち、6
0〜80’C付近lこおいて高粘度を示すもの)に属す
ゲル化剤と、さらに砂糖類および水を加えて攪拌しなが
ら加熱溶解したものであって、これに予め調製した加糖
あんを加え、加熱攪拌しながら最終ブリックス度が42
程度を一つの目安にして濃縮する。ここで、加糖あん、
ゲル化剤、砂糖類、水等の配合量は、好みに応じて種種
変化させることができるが、−2層分離を容易にさせる
ためには、従来の水ようかんのときよりも加糖あんの配
合量を少なく(たとえば約1/3程度に)するとよい。
以上のようにして混合液の加熱攪拌、濃縮等が終われば
、少量の香料等を添加する。香料は、気散を防ぐため、
液温を70”C付近まで下げて添加することが望ましい
。調整を終わった液は包装容器lこ充填密封されるが、
容器は金属製もしくはグラスチック製のいずれでもよい
が、耐熱性(高温殺菌処理に耐える性質)のほかに、透
明性をも必要とするときは、たとえばポリプロピレン、
ポリカーボネート、その他のレトルトパウチ用プラスチ
ックの成形品を用いるとよい。
充填および密封を終えると、殺菌工程に移行する。ここ
で、殺菌方法は特に限定されるものではないが、通常広
く用いられているレトルト(加圧釜)を使って、たとえ
ば、120’Cで約20分間加圧加熱する高温殺菌法を
利用すればよい。
最後に冷却工程iこ移るが、この発明のきわめて重要な
特徴の一つは、冷却を2段階に行ない、前半(80±1
0℃の付近まで)は徐冷し、それ以後は比較的急速に室
温もしくはそれ以下に冷却するということである。冷却
は、殺菌と同一の装置もしくは全く別の装置のいずれに
よって実施されてもよいが、たとえば前記レトルト内に
冷水を導入して水温および圧力を低下させ、容器を取り
囲む水の温度が80±10°Cに保たれるように、冷水
の導入量を調節し、容器内の品温か同等の温度になるま
でこの状態を維持し、それ以後は冷水のみによる冷却に
移行すればよい。この発明におけるゲル化剤は図に示す
A群に嘱するものが望ましいことは既に述べたが、これ
は冷却中にあん粒子が対流によって舞い上がらないよう
1こ、高温においても高い粘性を示すゲル化剤であるこ
とが好ましいからである。なお、徐冷期間中にあん粒子
の沈降を可能な限り完了させようとするのであるから、
容器の動揺は極力避けなければならず、また。
容器を開封して内容物を取り出したとき、あんの沈降し
た層を上にするか、下にするか、また、2層の境界面を
水平にするか、斜めにするかなどは、徐冷中の容器の置
き方によって任意に選択することができる。
冷却工程を終われば、この発明の和菓子の製造方法は完
了するが、得られる内容物は従来はとんど見られなかっ
た清涼感をもった多層からなる錦玉であって、あん粒子
およびゼリ一層の着色や充填密封する容器の形状等によ
って美感を一層よくすることもでき、ざらに着香料また
はサフランボウ、栗の実、イチゴなどの果実片を適宜投
入すれば、それなりの風味のものが得られて、一層おい
しい味のものにすることができるので、この発明の意義
はきわめて大きいと言える。
以下実施例を示す。
〔実施例〕
まず、上白糖12.6kgに水2.4kgを加え。
加熱攪拌しながら白あん(水分63%)18.0kgを
投入し、糖度計を見なからBx、53になったとき食用
赤色着色料(1%)24gを添加して攪拌した後加熱を
中断した。一方、」二白糖を主成分とする糖質分14.
5kg、ゲル化剤350gを水18.5gに溶解し、こ
れに前記加糖あん(水分56%)1.0.5kgを加え
て、加熱攪拌しながら約15分間沸騰状態1こ保ち、そ
の後加熱を止め、Bx42に調整し、70°C付近にま
で温度が降下したとき、香料(チェリーリーフ)を添加
した。これを70g入りの円錐台状のポリプロピレン容
器に充填し、サラニ、ポリプロピレン製の蓋でその上を
密封し、122±1°c (2,3k g/cm2)に
調整された熱水式レトルト内で約18分間殺菌処理を行
なった。殺菌処理が終わると、レトルト内に冷水を少量
ずつ導入しながら排水温度が約g o ’cとなる状態
で約25分間維持し、容器内の品温が80℃付近にまで
降下した時点で、レトルト内の熱水をすべて冷水で置き
換えて比較的速やかに室温まで冷却した。
容器の蓋を開封し、内容物を小皿の上に取り出した所、
サクシの色および芳香を有した2層(上層がピンクに染
色されたあん層、下層がピンク色透明)のきわめて清涼
感に満ち、しかも、これら2層の境界面には隆起等の不
整箇所はなく美事な平面を形成していた。
【図面の簡単な説明】
図はゲル化剤の温度と粘度との関係を示す図である。 A、B・・・ゲル化剤 4’q許出顧人 井杓屋製菓株式公社 同 代理人 鎌 1)文 二

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加糖あんと、ゲル化剤を含む加糖水とを混合し、これを
    充分攪拌しながら加熱して任意の包装容器に充填密封し
    、高温(100°C以上)殺菌した後、容器の外側の温
    度が80±10℃となるよう調整しながら徐冷し、その
    後室温もしくはそれ以下に冷却することを特徴とする和
    菓子の製造方法。
JP58203440A 1983-10-28 1983-10-28 和菓子の製造方法 Granted JPS6094061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58203440A JPS6094061A (ja) 1983-10-28 1983-10-28 和菓子の製造方法

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JP58203440A JPS6094061A (ja) 1983-10-28 1983-10-28 和菓子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094061A true JPS6094061A (ja) 1985-05-27
JPS6254453B2 JPS6254453B2 (ja) 1987-11-16

Family

ID=16474134

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JP58203440A Granted JPS6094061A (ja) 1983-10-28 1983-10-28 和菓子の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01255135A (ja) * 1988-04-01 1989-10-12 Nec Corp インライン型電子銃

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JPS6254453B2 (ja) 1987-11-16

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