JPS609293B2

JPS609293B2 - キ−入力制御方式

Info

Publication number: JPS609293B2
Application number: JP53078905A
Authority: JP
Inventors: 晴夫山本
Original assignee: KASHIO KEISANKI KK
Current assignee: KASHIO KEISANKI KK
Priority date: 1978-06-29
Filing date: 1978-06-29
Publication date: 1985-03-09
Also published as: FR2430038B1; GB2024473A; JPS556625A; FR2430038A1; DE2926134C2; US4302816A; DE2926134A1; GB2024473B

Description

【発明の詳細な説明】本発明は小型電子式計算機におけるキー入力制御方式に
関する。

従来電子式卓上計算機の小型電子式計算機におし、て、
例えば囲キー等の特殊キーを備えたものがあるが、この
国キーは単に定数「３．１４１５………を入力する機能
を有するのみでテンキ−により暦数を行った場合と全く
同様の入力状態となる。

従って繭キーの操作を行った場合、テンキーにより暦数
した場合と同様のキー操作によって所定の演算を行わせ
る必敷ギある。例えぱＳｉｎ孝」の値を計算する際‘は
図図曲廻国又‘・図曲回四図回目屋由のキー操作が行わ
れる。

なお、上記Ｅ日キ−は分数計算を行ぅためのキ−である
。このように従来の方式では繭キーをテンキーと同様に
扱っているので、繭キーの後に演算を指令するファンク
ションキーを操作しないと演算が行われず、キー操作が
複雑なものとなる。特に多項にわたる演算においては、
常に注意を払ってキー操作しないとキー操作の誤りを生
じ易いという問題がある。また、囲キーを繰返し必要と
する演算を行う場合、例えば「汀Ｓｉｎ曇り」のような
計算を行う場合にはそのキー操伸ま例えば図図回申■目
屋司図図目となり、非常に複雑なキー操作を行わなけれ
ばならなかった。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、所定キーに
対して暦数機能及び演算指示機能の両機能を持たせ、直
前に操作されたキー操作に応じてその機能を選択的に遂
行させることによりキー操作を簡易化し得るキー入力制
御方式を提供することを目的とする。

以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図において１はキー入力部で、テンキー２、ファン
クションキー３等を備えており、制御部（図示せず）か
らのキーサンプリング信号に従って操作キーに対する信
号を出力し、入力処理部４へ送出する。上記ファンクシ
ョンキー３の中には、四則演算用のキーと共に回キー３
１、分数演算用のＥ軒キ−３２等が設けられている。上
記入力処理部４は、キー入力部１からの入力信号の内容
を判断し、その内容に従って各出力ラインから信号を出
力する。すなわち、入力処理部４は、出力ライン４ａ〜
４ｇを備え、出力ライン４ａからは数値データ、出力ラ
イン４ｂからは数値キー信号、出力ライン４ｅからは園
キー信号、出力ライン４ｄ力）州晴キ‐信号・出力ライ
ン４ｅからはファンクションキー信号、出力ライン４ｆ
からは１（ワン）ファンクションキー等に対する第１の
ファンクション信号、出力ライン４ｇからは１ファンク
ションキーを除く他のファンクションキーに対する第２
のファンクション信号がそれぞれ出力される。上記１フ
ァンクションキーは第１置数の後、そのファンクション
キーを操作すると、所定の演算動作を実行するキーで例
えば三角関数キー等のキーであり、１ファンクションキ
ーを除くファンクションキーは、第１層数の後そのファ
ンクションキーを操作しても実質的な演算を実行しない
キーで例えば出ヒｉ凶巳等のキーである。なお、上記第
１のファンクション信号は上記１ファンクションキ‐の
操作信号の池例ぇは田ヨキー等所定のキーの操作信号も
出力される。

しかして、入力処理部４の出力ライン４ａから出力され
る数値データはＸレジスタ５へ送られ、出力ライン４ｂ
から出力される数値キー信号は制御部へ送られると共に
オア回路６を介してフリップフロップ７（Ｆ，）のセッ
ト端子Ｓへ入力される。また、上記出力ライン４ｃから
出力される同キーは、コード発生部８へ入力されると共
に制御部へ送られる。さらに、上記出力ライン４ｄから
出力される目白キ−信号‘まフリップフロップ９（Ｆ２
）のセット端子Ｓへ入力される。また、上記曲キ‐信号
は上記出力ライン４ｅ力）地力されるファンクションキ
ー信号と共に制御部へ送られる。

そして、上記出力ライン４ｆから出力される第１のファ
ンクション信号はオア回路６を介してフリツプフロップ
７のセット端子Ｓへ、そして出力ライン４ｇから出力さ
れる第２のファンクション信号はフリツプフロツプ７の
リセット端子Ｒへ加えられる。このフリツブフロツプ７
のセット端子Ｓには上記した数値キー信号及び第２のフ
ァンクション信号の他、制御部からｍ処理終了信号がオ
ア回路６を介して与えられる。そして、このフリップフ
ロツプ７のＱ側出力はアンド回路１０へ入力され、Ｑ側
出力はアンド回路１１，１２へ入力される。また、アン
ド回路１０，１１には、入力処理部４の出力ライン４ｃ
から出力される回キー信号が１ワードの遅延回路１３を
介して加えられる。上記アンド回路１０の出力はアンド
回路１４へ加えられ、アンド回路１１の出力はアンド回
路１５，１６へ加えられる。また、アンド回路１５，１
６にはフリップフロツプ９のＱ側出力、Ｑ側出力がそれ
ぞれ加えられ、アンド回路１５の出力は分数処理指令と
して演算回路１７へ送られ、またアンド回路１６の出力
は乗算処理指令としてオア回路１８を介して演算回路１
７へ送られる。また、上記オア回路１８には、制御部か
ら出力される分数処理終了信号ｂがアンド回路１２を介
して入力される。上記分数処理終了信号ｂは、回キー３
１が操作され、かつ分数処理を終了した時点で制御部か
ら出力される。また、上記制御部は上記分数処理終了信
号ｂのほか、分数処理終了信号ａを出力する。この分数
処理終了信号ａは、回キー３１の操作に無関係に分数処
理を終了した時点で出力されるもので、フリップフロッ
プ９にリセット信号として送られる。しかして、上記コ
ード発生部８は入力処理部４から回キー信号が入力され
た際に刀の数値コード「３．１４１５……・・・一を発
生するもので、その数値コードはＭレジスター９へ送ら
れる。このＭレジスタ１９は演算回路１７との間でデー
タの授受を行うものであるが、アンド回路１０の出力に
よりアンド回路１４のゲ−トが開かれた際にＭレジスタ
ー９の内容がＸレジスタ５へ転送される。このＸレジス
タ５は演算回路１７に接続されて演算レジス夕及び表示
レジスタとして作動し、その記憶内容が表示部（図示せ
ず）へ送られて表示される。さらに、上記演算回路１７
には演算用のＹレジスタ２０が接続される。なお、上記
×及びＹレジスタ以外のワーキングレジスタが演算回路
１７内に設けられており、演算回路１７に於て適宜の演
算処理がなされる。次に上記のように構成された本発明
の動作を説明する。

キー入力部１によりキー操作を行うと、入力処理部４か
ら操作キーに応じて信号が出力され、図示しない制御部
の制御のもとに、×レジス夕５、Ｍレジスタ１９、Ｙレ
ジスタ２０及び演算回路１７内のワーキングレジスタを
使用して演算回路１７により演算処理が行われる。しか
して、本発明では例えば繭キー３１等の所定キーに層数
機能及び演算指示機能の両機能を持たせ、直前に操作さ
れたキー操作に応じてその機能を選択的に遂行するよう
にしたもので、以下、「ｃｏｓ竹十２竹」の計算例に
おける具体的動作について第２図を参照して説明する。
第２図はキー操作と各レジスタ内容との対応関係を示し
たものである。上記「ｃｏｓ竹十２ｍ」の演算を行う
場合には、園底函田図函目のキー操作を行う。先ず、最
初の回キー３１が操作されると、入力処理部４の出力ラ
イン４ｃから回キー信号が出力されてコード発生部８へ
送られる。コード発生部８は入力処理部４から園キー信
号が入力されることによって「ｍ」の値「３．１４１５
・・・・・・・・・一を発生し、１ワードタイムでＭレ
ジスター９に入力する。なお、このＭレジスタ１９及び
他のレジスタ５，２川ま小数点データ記憶桁Ｐ及び演算
内容指定データを記憶するフラグ桁Ｆを備えており、上
記したようにＭレジスタ１９に「ｍ」の値をセットした
場合にはその小数点データ記憶桁Ｐに４・数点データと
して「９」が書込まれる。しかして、上記入力処理部４
から出力される同キー信号は、コード発生部８へ送られ
る他、遅延回路１３により１ワード遅延されてアンド回
路１０，１１へ加えられる。この時フリツプフロップ７
はリセット状態にあり、そのＱ側出力端により“１”信
号が出力され、アンド回路１０へ入力されている。従っ
て遅延回路１３から嵐キー信号が出力されると、アンド
回路１０から“１”信号が出力され、アンド回路１４の
ゲートが開かれる。このためＭレジスタ１９にセットさ
れている「竹」の値が次の１ワードタイムの間にアンド
回路１４を介してＸレジスタ５に転送される。このＸレ
ジスタ５に転送された「ｍ」の値は、表示部へ送られて
「３．１４１５９２６５４」と表示される。この「汀」
に対する処理を終了すると制御部からｍ処理終了信号が
オア回路６を介して出力され、フリツプフロツプがセッ
トされる（第２図ａ）。次いで底壷キーが操作されると
入力処理部４の出力ラィン４ｅから庭函キーに対するフ
ァンクションデータが出力され、制御部へ送られるとと
もに、陸函キーは第１のファンクションキーである為出
力ライン４ｆに第１のファンクション信号が出力し、オ
ア回路６を介してフリツプフロツプ７にセット信号を与
える。しかして、制御部は入力されるファンクションデ
ーダに応じて演算回路１７を制御し、「ｃｏｓ汀」の
値を求め、その演算結果「一１」を×レジスタ５へ書込
む。従ってこのとき表示部には「一１」と表示される（
第２図ｂ）。続いて第２図ｃに示すように由キーが操作
されると、入力処理部４の出力ライン４ｅから「十一の
ファンクションデータが出力されて制御部へ送られる。

そして、この制御部により演算回路１７に制御信号が送
られてＸレジス夕５のフラグ桁Ｆに「十一のコード信号
例えば「８」が書込まれる。そして、このＸレジスタ５
の内容はＹレジスタ２０へ転送される。また、十ファン
クションキーが操作されることにより入力処理部４の出
力ライン４ｇから第２のファンクション信号が出力され
、フリツプフロツプ７がリセットされる。次に第２図ｄ
に示すように「２」の数値キー図が操作されると、入力
処理部４の出力ライン４ａから「２」の数値データが出
力されてＸレジスタ５に書込まれると共に、出力ライン
４ｂから数値キー信号が出力されてフリツプフロツプ７
がセットされる。Ｘレジスタ５に数値「２」が書込まれ
ることによって表示部において「２」が表示される。次
いで第２図ｅに示すように回キー３１が操作されると、
汀キー信号によってコード発生部８から「汀」の数値「
３．１４１５・・・・・・・・・一が出力され、１ワー
ドタイムの間にＭレジスタ１９に書込まれる。このＭレ
ジスタ１９への書込みを終了すると、次の１ワードタイ
ムの間遅延回路１３から回キー信号が出力され、アンド
回路１０，１１に加えられる。この時点では直前のキー
操作、つまり数値キー図の操作によってフリップフ。ツ
プ７がセットされており、そのＱ側出力が“１”となっ
てアンド回路１１に加えられている。従って遅延回路１
３から四キー信号が出力されると、アンド回路１１の出
力が“１”となる。このときフリツプフロップ９はリセ
ットされており、そのＱ側出力が“１”となってアンド
回路１６に加えられているので、上記アンド回路１１の
出力はアンド回路１６を介して出力され、さらにオア回
路１８を介して乗算処理指令として演算回路１７へ送ら
れる。この結果演算回路１７は乗算モードとなりｔこの
時Ｘレジスタ５に保持されているデータ「２」とＭレジ
スター９に保持されている「汀」の値とを秦算し、その
乗算結果「６．２８３１８５３０８」をＸレジスタ５に
書き込む。そして、第２図ｆに示すように次の目キーが
操作されると、入力処理部へファンクションデータが送
られ、制御部はその時Ｙレジス夕２０‘こ記憶されてい
るフラグデータつまりこの場合には加算フラグ「８」に
より×レジス夕５の内容とＹレジスタ２０の内容「一１
」とを加算する。

この加算結果「５．２８３１８５３０８」はＸレジス夕
５へ書込まれ、表示部において表示される。次に第３図
を参照して「Ｓｉｎ（２妻汀）」の演算を行う場合の動
作について説明する。

この演算を行う場靴ま、唖目圏型血盟圏のキ‐操作を行
う。

まず、第３図ａに示すように数値キー図の操作が行われ
ると、入力処理部４の出力ライン４ａから数値データが
出力され、Ｘレジスタ５に書込まれる。また、この際、
入力処理部４の概念総額主ミ毎熟宅間字−３２が操作さ
れると、入力処理部４の出力ライン４ｄから産白キ−信
号が出力され、フリップフ。

ップ州セットされる。また、上旨己理キー信号は制御部
へ送られ、この制御部により×レジスタ５の内容「２」
が１桁目から２桁目へシフトされ、１桁目に分数の表示
記号「一」が書込まれると共灯ラク１１桐に蝉キ‐３２
鮒する４コード「４」が書込まれる。そして、入力処理
部４の出力ライン４ｇから出力される第２のファンクシ
ョン信号によりフリップフロップ７がリセットされる。
以下同様にして第３図ｃ〜ｅに示すように以下の鰯Ｅ白
四のキ−操作に対する処理が行われ、Ｘレジスタ５の「
２毒」に対する記憶内容が表示部へ送られて「２」３」
４−」と表示される。そして、この時点ではフリップフ
ロップ７，９がセットされている。なお、Ｅ事ヨキ−信
号に対しては、制御部でその出力回数がカウントされ、
そのカウント値に応じてその分数形態に対する処理が行
われる。次に第３図ｆに示すように回キー３１が操作さ
れると、入力処理部４の出力ライン４ｃから回キー信号
が出力されてコード発生部８へ送られ、これによりコー
ド発生部８から「汀」の値「３．１４１５・・……・一
が最初の１ワード間にＭレジスタ１９へ書込まれる。

このＭレジスタ１９への書込みを終了すると、遅延回路
１３から１ワード遅延した回千一信号が出力される。こ
の際、フリップフロップ７，９がともにセットされてい
るので、遅延回路１３の出力はアンド回路１１，１５を
介して出力され、分数処理指令として演算回路１７へ送
られる。この結果、演算回路１７は分数処理モードとな
り、まず、Ｘレジスタ５の内容「２毒」を計算してその
演算結果「２．７５」を求める。この分数計算を終了す
ると、制御部から分数処理終了信号ａが出力され、フリ
ツプフロツプ９がリセツトされる。更に、園キー３１が
操作されていることにより制御部から上記分数処理終了
信号ａと共に分数処理終了信号ｂが出力され、アンド回
路１２及びオア回路１８を介して乗算指令として演算回
路１７へ送られる。このため演算回路１７は乗算モード
となり、Ｘレジスタ５の内容「２．７５」とＭレジスタ
１９の内容「３．１４１５・・・・・・・・・一とを秦
算し、その結果「８．６３９３７９７９８」を求める。
この乗算結果はＸレジスタ５に書込まれて表示部で表示
される。次いで第３図ｇに示すように国軍キーが操作さ
れると、入力処理部４の出力ライン４ｅからファンクシ
ョンキー信号が出力され、制御部へ送られる。

制御部は入力されたファンクションデータに従って演算
回路１７に制御し、Ｘレジスタ５に記憶した内容に対す
る「ｓｉｎ」の三角関数値を求め、その演算結果「０．
７０７１０６７８１」をＸレジス夕５に書込んで表示部
で表示させる。このように園キー３１を操作することに
よって層数並びに乗算動作が行われるので、回キー３１
に対する函あるいは目キーの操作を省略することができ
る。

第４図は本発明の他の実施例を示すもので、前記繭キー
３１と同様の機能を特定のキー例えばメモリ謙出し用の
図重キーに持たせ、回国キーを操作することにより、メ
モリの内容とＸレジスタの内容を乗算させるようにして
いる。

従って、本実施例では上記実施例こ於る繭キー信号を図
重キー信号とし、コード発生部８をメモリとすることに
よって、上記実施例を同様な回路構成で実行することが
できる。なお、この場合図重キーは従来と同様にメモＩ
Ｊリコールの機能も有し、モード切換等の操作でいずれ
かのファンクションの動作を行なうようになっている。
第４図は上記実施例のコード発生部８に対するメモリ重
力加速度ｇを記憶させておき、物質の位置エネルギーを
求める場合の例である。物質の質量ｍが２５ｋ９、高さ
ｈが７のであったとすると、四回図面図寓目のキー操作
を行う。第４図ａ〜ｄに示すように図回図面のキー操作
を行うことにより、Ｙレジス夕２０には数値「２５」が
記憶されると共にフラグ桁Ｆに乗算コードとして「１０
」が書込まれ、Ｘレジスタ５には数値「７」が書込まれ
る。また、第４図ｄにおいて数値キ−町が操作されてい
るので、フリップフロツプ７がセットされる。しかして
、第４図ｅに示すように図重キーが操作されると、入力
処理部４から図重キー信号が出力され、上記メモリに記
憶されている重力加速度ｇがＭレジスタ１９に読出され
る。

対こ、図重キー信号は遅延回路１３から１ワ−ド遅延し
て出力される。このときフリップフ。ップ７がセット状
態、フリップフロップ９がリセット状態にあるので、遅
延回路１３の出力はアンド回路１１，１６及びオア回路
１８を介して、乗算指令として演算回路１７へ送られる
。この乗算指令により演算回路１７は、×レジスタ５の
内容とＭレジスター９の内容「９．８０６６５」とを秦
算し、その秦算結果「６８．６４６６５」をＸレジスタ
５に書込むと共に表示部へ送って表示させる。次に第４
図ｆに示すように目キーが操作されると、入力処理部４
から制御部へファンクションキー信号が送られ、制御部
ではＹレジスタのフラッグ桁下の内容「１０」によって
指示される乗算の制御を行い演算回路１７ではＸレジス
タ５の内容「磯．６４６６５」とＹレジスタ２０の内容
「２５」との乗算を行う。

この乗算により位置エネルギーｍかとして「１７１６．
１６３７５」Ｊｏｕｌｅが求められるもので、その演算
結果はＸレジスタ５に書込まれると共に表示部に送られ
て表示される。このようにして簡単なキー操作で物質の
位置エネルギーを求めることができる。

また同キー３１がない小型電子式計算機においては、上
記〆モリに「汀」の値「３．１４１５・・・・・・・・
」を記憶させて図重キーの操作により園キー３１と同様
な動作を行わせることもでき、さらに、上記の如くある
特定の数値を記憶させ、函塵寓目キー操作を簡戦こ図軍
の１キー操作で実行させることができる。第５図は更に
本発明の他の実施例の動作を説明するためのもので、メ
モリ、例えばリードオンリメモリ（ＲＯＭ）に制御プロ
グラムを記憶させて所定の動作を行わせる４・型電子式
計算機に実施した場合のフローチャートを示している。

第５図ａにおいて、ステップＳ，はキーサンプリング及
び表示のステップで、キー入力部を構成するキーマトリ
クス回路にキーサンプリング信号を順次供給することに
より、押圧操作されているキーを検出すると共にＸレジ
スタ（表示用レジスタ）の内容を表示駆動回路へ転送す
る処理を行う。このステップＳ，は、キーが操作されて
いないときに繰返され、キーが操作されてその検出を行
うと、ステップＳ２に進む。このステップＳ２では、操
作されたキーが血〜■のテンキ−であるか、出、図画、
四等のファンクションキーであるかを判別し、テンキー
であった場合はステップＳ３に進む。このステップＳ３
は暦数処理ステップで、操作されたキーに対応する数値
データを×レジスタに順次桁上げ処理等を行いながら入
力する。次にステップＳ４に進み、操作されたキーがテ
ンキーであることを示すフラグＦ，に「１」をたて、ス
テップＳ，に戻る。また、上記ステップＳ２で操作キー
がファンクションキーであると判別された場合はステッ
プＳ６に進み、ファンクションの種類を判別すると共に
、上記実施例と同様に第１及び第２のファンクションキ
ーを判別し、第２のファンクションキーならばステップ
Ｓ６を経てステップＳ７へ進み第１のファンクションキ
ーならば直ちにステップＳ７へ進む。ステツプＳ６では
フラグＦ，に「０」を入れる。ステップＳ７では所定の
ファンクションフロ一へジャンプする。第５図ｂは園キ
ー３１が操作された時のジャンプ先のフローを示すもの
で、まずステップＳ９によりＭレジスタに「汀」の値「
３．１４１５・・・・・・…」を入力する。次にステッ
プＳ，。に進み、直前に操作されたキーが数値キーまた
は第１のファンクションキーか、第２のファンクション
キーなのかを判別し、第２のファンクションキーならば
ステップＳ，４へ進み、数値キーまたは第１のファンク
ションキーならばステップＳ，．へ進む。なお上記ステ
ップＳ．４ではＭレジスタに記憶している「ｍ」の値を
Ｘレジスタへ転送する。また、ステップＳ，。からステ
ップＳ・・へ進んだ場合は分数キ−Ｅ葦コの使用回数を
カウントしているフラッグＦ２により分数キ−Ｅ茎コが
使用されているか否かを判定し、分数‐上里娘用され刊
る判薄れた場合はステップＳ，２に進んでその回数に応
じて分数処理を行う。

すなわち、例えば園Ｅ葦ヨ図とキ−操作された場合（害
）を意味する。）はフラッグＦ２には「１」が、また例
えば函Ｆ葦ヨ図＝Ｅ霊四とキー操作された場合（２妻を
意味する。）はフラッグＦ２には「２」が記憶されてお
りそのカウントの内容によって分数の形態を判別して演
算処理を行い、その演算結果をＸレジスタに記憶させる
。このステップＳ，２の処理を終了した場合、鰹無舵総
ず雌‘；厩き鰭に進む。

このステップＳ，３ではＸレジスタの内容とＭレジスタ
の記憶内容（汀）の乗算処理を行い、ステップＳ，５に
進む。また、上記ステップＳ，４の処理を行った場合も
ステップＳ，５へ進む。このステップＳ，５ではフラグ
Ｆ，に「１」をたてる。これは上記「汀」キーの操作に
続いて「ｎ」キーが操作された場合再びＸレジスタとＭ
レジスタとの乗算を実行させるためである。そして、上
記ステップＳ，５の処理を終了するとステップＳ，へ戻
って演算結果を表示すると共に次のキー入力に備える。
しかして、四千一が、通常の「灯」の値を暦数するよう
に指令するとき、すなわち第１置数の場合か第２のファ
ンクションキーの操作後の場合は、第５図ｂのフローチ
ャートにおいて、ステップＳ８→Ｓ９→Ｓ，ｏ→Ｓ，４
→Ｓ，５を順次実行することにより行い、回キーが既に
入力している数値データと自動的に「ｍ」の値を乗算す
るように指令するときは、ステップＳ８→Ｓ９→Ｓ，ｏ
→Ｓ，．→（Ｓ，２）→Ｓ，３→Ｓ，５（ステップＳ，
２は上述した如く分数処理を必要とする場合のみ実行す
る。

）を順次実行することによって行う。本実施例では園キ
ーに関してのみ説明したが、図重キーに前記同機こ暦数
機能と演敷旨示機能の両機能を持たせ、その機能を選択
的に遂行させるようにマイクロプログラムすることも可
能である。

なお、園キーはキーの総数を減らすために、何等かのキ
ーと共用して例ぇば国頭国電の２キ−操作で園キーと同
様な仕様とすることができる。

この場合、回童キ‐で「作」の値をＸレジスタへ入力す
るのみ、ぁるぃは図画函塵壷のキー操作で「２×３．１
４・・・・・・・・・一を実行してその結果をＸレジス
夕へ入力する場合、刺こ図回国団で指数部「３」（つま
り２×ｌび）を意味するようにして使用することも可能
である。また、本願は上記のようなキー操作のみに限ら
れることなく・その外、例ぇば四回国頭図田（２汀十３
）等のキー操作を行なう小型電子式計算機にも適用でき
るものである。

以上述べたように本発明によれば、所定キーに対して暦
数に相当する機能及び演算指示機能の両機能を持たせ、
直前に操作されたキー操作に応じてその機能即ち、暦数
のみかあるいは層数及び演算指示の機能を選択的に遂行
させるようにしているので、キー操作を簡易化でき、キ
ーの誤操作軽減に役立つものである。

また、本願を第１実施例の如く同キーに適用した場合に
はｎ刀等の数学的表現と全く同様なキー操作とすること
ができ極めて使い易いものとすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路構成図、第２図及
び第３図は同実施例の動作を説明するためのキー操作と
各レジスタ内容との対応関係を示す図、第４図は本発明
の他の実施例に対するキー操作と各レジスタ内容との対
応関係を示す図、第５図は本発明の更に他の実施例にお
ける動作内容を示すフローチャートである。１…・・・キー入力部、３１……中キー、４…・・・入
力処理部、５・・・・・・Ｘレジスタ、７・・・…フリ
ツブフロツプ（Ｆ，）、９……フリツプフロツプ（Ｆ２
）、１３・・・・・・遅延回路、１７・・・・・・演算
回路、１９・・・・・・Ｍレジスタ、２０……Ｙレジス
タ。第１図第５図第５図第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

１少なくとも置数機能を有するテンキー、演算指示機
能を有する演算キー、及び置数機能と置数及び演算指示
機能との両機能を有する特定キーとを備えるキー入力部
と、上記特定キーに対応して数値データを記憶する数値
データメモリと、少なくとも上記演算キーの操作により
各種演算処理を行なう演算手段と、置数処理あるいは演
算処理された数値データを記憶する演算レジスタと、上
記キー入力部における操作キーの種類に応じてその記憶
状態が順次更新される記憶手段と、上記特定キーの操作
時に、この特定キーが操作される直前の上記記憶手段内
の記憶状態を読み出し、直前の操作キーが演算キーか否
かを判別する判別手段と、この判別手段により演算キー
であると判別された際に、上記数値データメモリ内の数
値データを上記演算レジスタに書き込み制御し、上記判
別手段により否と判別された際は、上記演算レジスタに
予め記憶された数値データと上記数値データメモリ内の
数値データとの間で、上記特定キーに対応して予め定め
られた所定の演算を実行させる制御手段とを具備したこ
とを特徴とするキー入力制御方式。