JP2576088B2 - デ−タ記憶装置付電子機器 - Google Patents

デ−タ記憶装置付電子機器

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JP2576088B2
JP2576088B2 JP27409685A JP27409685A JP2576088B2 JP 2576088 B2 JP2576088 B2 JP 2576088B2 JP 27409685 A JP27409685 A JP 27409685A JP 27409685 A JP27409685 A JP 27409685A JP 2576088 B2 JP2576088 B2 JP 2576088B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は電話番号、スケジュールデータ等を記憶可
能なデータ記憶装置付電子機器に関する。
[従来技術およびその問題点] 近年、電話番号、スケジュール等のデータを予めメモ
リに記憶しておき、このメモリから任意にデータを読み
出して表示する所謂データバンクと呼ばれるデータ記憶
装置付電子機器が実用化されている。
この種のデータ記憶装置付電子機器にあっては、メモ
リにデータを書き込む場合、入力すべきデータの種類に
応じて電話番号モード、スケジュールモード等を選択
し、次いで、書き込みモードを指定してから行なわなけ
ればならなかった。したがって、キー操作回数が多くな
ると共に、例えば、電話番号を入力すべきところ間違っ
てスケジュールモードを選択したような場合には誤入力
となる等の問題があった。
[発明の目的] この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、データに適した順序で、迅速
に、しかも簡単な制御回路によって読み出して循環表示
できるデータ記憶装置付電子機器を提供しようとするも
のである。
[発明の要点] この発明は上述した目的を達成するために、表示順序
が異なる2種類のデータを、各々の種類のデータに適し
た順序に並び替えて、一方の種類のデータを、記憶手段
の上位アドレスから順次記憶し、他方の種類のデータを
記憶手段の下位アドレスから順次記憶しておき、一方の
種類のデータを順番に表示するときには、上位アドレス
の記憶部から下位アドレスに向って順番にアドレス指定
すると共に一方の種類のデータが記憶されている最下位
アドレスがアドレス指定された後は再度上位アドレスの
記憶部からアドレス指定し、他方の種類のデータを順番
に表示するときには、下位アドレスから上位アドレスに
向って順番にアドレス指定すると共に他方の種類のデー
タが記憶されている最上位アドレスがアドレス指定され
た後は再度下位アドレスの記憶部からアドレス指定する
ようにしたことを要旨とするものである。
[実施例] 以下、この発明を図面に示す一実施例に基づいて具体
的に説明する。なお、本実施例はデータバンク機能付電
子腕時計に適用した例を示している。
実施例の構成 第2図はこの発明を適用したデータバンク機能付電子
腕時計の外観図である。この時計ケースの前面部にはキ
ーボード1,表示装置2が配設されている。このキーボー
ド1上にはアルファベットキーおよびテンキー等として
機能する各種のキーの他に、表示装置2に表示される内
容を1ページずつ変更させるページ変更キーSP、入力デ
ータの種類(電話番号、スケジュールデータ)を指定す
る分類指定キーSc、カーソルを左右に移動させるカーソ
ルキーCL、CR等が設けられている。また、時計ケースの
両側部には押ボタンスイッチS1、S2、Smが設けられてい
る。ここで、スイッチS1は時刻修正用スイッチ、S2はデ
ータの書き込みモードと読み出しモードとを切換るスイ
ッチ、Smは時計モード、TELモード、スケジュールモー
ドとを切換るスイッチである。
第3図は表示装置2の構成を示している。この表示装
置2は、液晶表示装置によって構成され、その下部表示
領域には8桁の日の字形表示体で構成された主デジタル
表示部2Aが設けられている。また、上記表示領域には図
中右側から4桁の日の字形表示体で構成された副デジタ
ル表示部2Bと、5桁構成のマトリックス表示部2Cと、TE
Lモードを明示するTELモード表示体2Dが設けられてい
る。
次に、この電子腕時計の回路構成を第1図に基づいて
説明する。第1図はマイクロプログラム制御方式の電子
腕時計の回路ブロック図を示している。発振回路11から
常時出力される32KHzの基準クロック信号は、分周回路1
2で512Hzまで分周されて計時タイミング信号発生回路13
に与えられる。また発振回路11からの基準クロック信号
はタイミングジェネレータ14にも与えらる。計時タイミ
ング信号発生回路13は16Hzの信号aを出力してタイミン
グジェネレータ14に動作指令として与えると共に、アド
レス部15に加え、1/16秒毎に1回ずつの計時処理を実行
させる。
タイミングジェネレータ14は計時タイミング信号発生
回路13からの計時用タイミング信号aにしたがって動作
し、発振回路11からの基準クロック信号に基づいて各種
のタイミング信号を出力してアドレス部15、ROM(リー
ドオンリメモリ)16、入力部17、オペレーションデコー
ダ18等の各回路を動作させる。
また、入力部17からはキー操作に応じてキー入力有り
信号bが出力され、タイミングジェネレータ14に動作指
令として入力されると共に、アドレス部15に入力され、
これによってROM16のキー処理プログラムを指定し、操
作キーに対応するキー入力処理が実行される。
オペレーションデコーダ18は上記計時処理、キー入力
処理の終了時点で動作停止信号cを出力してタイミング
ジェネレータ14に与え、タイミングジェネレータ14の出
力を停止させてHALT状態(待機状態)にセットする。
ROM16はこの電子腕時計の全ての動作を制御するマイ
クロプログラムを記憶し、マイクロ命令ADDR、DO、NA、
OPを並列的に出力する。マイクロ命令ADDRはRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)19にアドレスデータと入力されRA
M19の書き込みあるいは読み出しアドレスを指定すると
共に、計時タイミング信号発生回路13、入力部17、表示
部20にも入力される。また、マイクロ命令DOは数値コー
ドとしてマルチプレクサ21に入力される。マルチプレク
サ21には入力部17およびRAM19の出力データも入力され
ており、各種の処理タイミングで演算数と被演算数を切
換出力し、演算部22、テンポラリーレジスタ23に与えら
れる。この場合、テンポラリーレジスタ23に保持された
データはマルチプレクサ21の出力データに周期して演算
部22に与えられる。また、マイクロ命令NAはアドレス部
15に次の処理に必要な各種マイクロ命令を読み出す為の
ネクストアドレスデータとして入力され、アドレス部15
の出力はROM16に与えられる。更に、マイクロ命令OPは
オペレーションデコーダ18に入力されるデータである。
演算部22はスイッチ処理、計時処理等を実行するもの
で、その結果データはアドレス部15およびRAM19に入力
される。ここで、アドレス部15は演算部22でのジャッジ
演算の実行によってROM16のアドレスを変換する。ま
た、オペレーションデコーダ18はマイクロ命令を解読し
て各種の制御信号を出力して各回路へ与える。
RAM19から出力されるデータは各種の処理タイミング
で読み出され、マルチプレクサ21に入力される他、表示
部20、ブザー駆動回路24に入力される。
次に、第4図を参照してRAM19の構成について説明す
る。RAM19は計時データ、システム制御用データの他、
使用者が任意に書き込むことができるデータメモリMを
有している。また、RAM19にはデータメモリMにデータ
を書き込む際の書き込みアドレスを記憶するアドレスポ
インタPW、TELモードでの表示ページ数を記憶するTEL表
示ページポインタPT、スケジュールモードでの表示ペー
ジ数を記憶するスケジュール表示ページポインタPS、デ
ータメモリMに記憶されているTELデータ数を記憶するT
ELデータ数レジスタA、スケジュールデータ数レジスタ
Bの他、アイテムレジスタI、フラグレジスタFが設け
られている。そして、データメモリDMは、その「1」〜
「50」の行アドレスに対応して最大50ページのデータを
記憶可能なもので、TELデータはその「1」番地から「5
0」番地に向って順方向に記憶され、また、スケジュー
ルデータはその「50」番地から「1」番地に向って逆方
向に記憶され、またTELデータとスケジュールデータの
境界は必ずしも「25」番地とはならず、そのデータ数に
よって異なる。例えば、TELデータのページ数が30とす
るとスケジュールデータは20ページ記憶可能である。そ
して、TELデータは電話番号と名前を1組として記憶す
るようにすると共に名前の頭文字を基にしてアルファベ
ット順に編集されて記憶されている。また、スケジュー
ルデータはスケジュールの日時と内容を1組として記憶
すると共にスケジュール時刻の早い順に編集されて記憶
されている。また、データメモリMの「1」番地〜「5
0」番地の1ビット目には、その番地内のデータがTELデ
ータかスケジュールデータかを示すデータの種類を指定
する為の分類指定データが記憶される1ビットエリアM1
が設けられている。
実施例の動作 先ず、第5図のジェネラルフローを参照して全体動作
の概要について説明する。このジェネラルフローに入る
と、ステップT1が実行され、計時タイミングまたはキー
入力の要求があるまで待機状態となる。今、計時タイミ
ング信号発生回路13から16Hzの計時タイミング信号aが
出力されると、ステップT2に進み、計時処理が実行され
る。また入力部17から操作キーに対応するキー入力有り
信号bが出力されると、それに応じたキー処理プログラ
ムが指定され、キー入力処理が実行される(ステップT
3)。
第6図は第5図で示したキー処理(ステップT3)の具
体的内容を示したフローチャートである。先ず、入力部
17からのキーコードを読み込み(ステップT11)、そし
て、このキーコードに基づいて操作キーの種別が判断さ
れる。いま、時計モード、TELモード、スケジュールモ
ードのうち所望するモードに切換るためにスイッチSm
操作された場合には、そのことがステップT12で検出さ
れてステップT13に進み、フラグレジスタFの内容が
“0"かの判断がなされる。ここで、フラグレジスタFは
データメモリMに対するデータの書き込みモードのとき
に“1"、読み出しモードのときに“0"となるフラグを記
憶するもので、いま、読み出しモードであれば、次のス
テップT14で時計モード→TELモード→スケジュールモー
ド→時計モードの切換が行なわれると共に、表示処理
(ステップT15)が行なわれるが、書き込みモードであ
ればスイッチSmの操作に伴うモード切換は無効とされ
る。ここで、第8図はスイッチSm操作に伴って変遷され
る表示状態を示し、第8図aは時計モード、第8図bは
TELモード、第8図cはスケジュールモードに夫々対応
し、スイッチSmが操作される毎に時計モード、TELモー
ド、スケジュールモードがサイクリックに切換る。この
場合、第8図bに示す如く、TELモードにおいてはそれ
を明示する為のTELモード表示体2Dが点灯され、この表
示「T」によってスケジュールモードとの識別が容易と
なる。
しかして、いまTELあるいはスケジュールモードにお
いてスイッチS2が操作されると、そのことがステップT1
6で検出されてステップT17に進み、フラグレジスタFの
内容に応じて書き込みモードか読み出しモードかの判別
が行なわれる。いま読み出しモードであれば書き込みモ
ードにセットされ(ステップT18)、逆に書き込みモー
ドであれば読み出しモードにセットされる(ステップT2
1)。いま、書き込みモードにセットされた場合には、
次のステップT19でアドレスポインタPWに書き込みアド
レス「1」がセットされ、そして、このアドレスポイン
タPWの値で指定されるデータメモリMの内容が表示され
る(ステップT20)。ここで、データメモリMに対して
データを新規に書き込む場合には、その1番地にデータ
が書き込まれていないので、空ページ表示となる。
このようにして書き込みモードにセットした場合に
は、データメモリMに対してTELデータやスケジュール
データの入力が可能となる。いま、ページ変更キーSP
操作された場合には、ステップT24でそのことが検出さ
れてステップT25に進み、フラグレジスタFの内容に応
じてモードの判別が行なわれるが、いま、書き込みモー
ドであるから、アドレスポインタPWの値を+1するイン
クリメント処理(ステップT26)が実行されたのち、そ
の値で示されるデータメモリMのページ内容が表示され
る(ステップT27)。したがって、ページ変更キーSP
操作される毎にアドレスポインタPWの値が+1されるの
で、データメモリMの内容が順次表示され、これによっ
て空ページを検索することができる。また、分類指定キ
ーSCが操作された場合には、そのことがステップT37で
検出され、ステップT38に進み、フラグレジスタFの内
容に応じたモードの判別が行なわれる。ここで、読み出
しモードでは分類指定キーSCは無効とされるが、いま書
き込みモードであるからステップT39に進み、アドレス
ポインタPWの値で指定される1ビットエリアM1の値が
“1"か否かが調べられる。この1ビットエリアM1はデー
タの種別を指定する指定データを記憶するもので、それ
が“1"のときにはスケジュールデータ、“0"のときには
TELデータを指定する。ここで、1ビットエリアM1の値
が“1"のときには“0"、また“0"のときには“1"をセッ
トする指定データの反転処理(ステップT40、T41)が実
行される。この場合、空ページに対してデータを入力す
るものとすると、そのページの1ビットエリアM1の内容
は“0"、即ち、TELデータが指定されているので、空ペ
ージに対してTELデータを入力する際には分類指定キーS
Cの操作は不要であるが、スケジュールデータを入力す
る際には分類指定キーSCを操作して1ビットエリアM1に
“1"をセットしておく。しかして、次のステップT42で
は表示処理が実行され、TELデータが指定された場合に
は、TELモード表示体2Dが点灯される。したがって、書
き込みモードにおけるTELモード表示体2Dの点灯、消灯
によってその指定状態を確認することができる。
次に、TELデータやアルファベットデータを入力する
為に、テンキー、アルファベットキーが操作されると、
現在のカーソル桁に入力データが書き込まれると共に、
データメモリMの指定ページに記憶される(ステップT4
7)。このようにして1文字入力が終ると、カーソルキ
ーを操作する。すると、ステップT43でこのことが検出
されてステップT44に進み、フラグレジスタFの内容に
応じてモードの判別が行なわれる。ここで、読み出しモ
ードであればカーソルキーの操作は無効とされるが、書
き込みモードである場合には、カーソル位置を1桁移動
させ、その桁にカーソルを表示させる(ステップT45、T
46)。このようにしてカーソル表示を1桁移動したの
ち、次の文字を入力すると、その桁位置に入力文字が表
示されると共にデータメモリMに記憶される。以下、同
様にしてTELデータあるいはスケジュールデータを1ペ
ージ分入力する。このようにして1ページ分のデータの
入力が終った場合には、ページ変更キーSPを操作して次
ページを指定し、そのページに対してデータの入力を行
なう。以下、同様にデータを1ページずつ入力すると、
入力された順序でデータメモリMに入力データが記憶さ
れる。第8図dは書き込みモードでの表示状態を示し、
そして第8図d1はTELデータが入力された場合の表示状
態、第8図d2は次ページにスケジュールデータが入力さ
れた場合の表示状態図で、TELモード表示体2Dの点灯、
消灯によって両者は容易に識別可能である。このよう
に、書き込みモードにおいては、データの種類に拘ら
ず、TELデータ、スケジュールデータを一括して入力す
ることができる。
しかして、データの書き込みが終り、再びスイッチS2
が操作されると、ステップT17からステップT21に進み、
読み出しモードへの切換後、後述するデータメモリMの
内容の編集処理(ステップT22)および表示処理(ステ
ップT23)が行なわれる。したがって、データメモリM
の内容は書き込みモードを解除して読み出しモードへ切
換た時点で編集される。この編集処理は書き込みモード
においてデータの種類を問わずランダムに入力されたTE
Lデータ、スケジュールデータをその種別毎に分ける分
類別編集処理と、TELデータおよびアルファベットデー
タを所定の順次に並び替える編集処理が実行される。
即ち、この編集処理は第7図のフローにしたがって実
行される。先ず、このフローに入ると、この編集処理に
必要とされる各種情報を初期化するイニシャライズ処理
(ステップT51)が実行され、アイテムレジスタIには
「1」、TELデータ数レジスタAおよびスケジュールデ
ータ数レジスタBには「0」、TEL表示ページポインタP
Tには「1」、スケジュール表示ページポインタPSには
「50」が夫々セットされる。そして、アイテムレジスタ
Iの値によって指定されるデータメモリM(M(I))の番
地内にデータが記憶されているか否かが調べられ(ステ
ップT52)、その指定番地にデータが記憶されていれ
ば、その番地の1ビットエリアM1(M1(I))内のデータ
が“0"否かが調べられる(ステップT53)。この場合、
1ビットエリアM1はその番地内に記憶されているデータ
の種別を指定するものであるから、ステップT53でM1(I)
=0、即ち、アイテムレジスタIの値によって指定され
る1ビットエリアM1(I)に“0"がセットされている場
合、つまり、その番地にTELデータが記憶されている場
合には、そのM(I)内のTELデータとTEL表示ページポイン
タPTの値で示されるデータメモリM(M(PT))内のデー
タ(TELデータかスケジュールデータかを問わない)と
の変換が行なわれる(ステップT54)。最初はアイテム
レジスタIおよびTEL表示ページポインタPTの値が夫々
「1」であるから、データメモリMの1番地にTELデー
タが記憶されていた場合にはそのまま元の1番地にその
TELデータが転送されることになる。このような処理が
終ると、TEL表示ページポインタPTの値を+1する処理
(ステップT55)が実行され、次で、TELデータ数レジス
タAの値を+1する処理(ステップT56)が実行され、
これによって最初TEL表示ページポインタPTの値は
「2」、TELデータ数レジスタAの値は「1」となる。
このようなインクリメント処理が終ると、次のステップ
T57ではTEL表示ページポインタPTとアイテムレジスタI
との値の比較が行なわれるが、最初はTEL表示ページポ
インタPTの値は「2」、アイテムレジスタIの値は
「1」であるから、TEL表示ページポインタPTの値がア
イテムレジスタIのセット値以上であることが検出さ
れ、ステップT58に進む。ここではTEL表示ページポイン
タPTの値をアイテムレジスタIにセットする転送処理が
行なわれ、次でステップT59に進み、アイテムレジスタ
Iとスケジュール表示ページポインタPSとの値が比較さ
れる。いま、アイテムレジスタIには「2」がセットさ
れ、またスケジュール表示ページポインタPSには「50」
がセットされているので、両者は等しくならず、したが
って、この場合にはステップT60に進み、アイテムレジ
スタIの値がデータメモリMの50番地を指定する「50」
以上になったかが調べられる。いま、アイテムレジスタ
Iの値は「2」であるからステップT52に進み、今度は
データメモリMの2番地にデータが記憶されているかが
調べられ、2番地にデータが有れば、そのデータの識別
が判断される(ステップT53)。いま、2番地のデータ
もTELデータであれば、上述した動作(ステップT54)が
実行されるので、そのTELデータはそのまま元の2番地
に転送される。そして、TEL表示ページポインタPTの値
が「3」、TELデータ数レジスタAの値が「2」にイン
クリメントされたのちアイテムレジスタIに「2」がセ
ットされ、ステップT52に戻る。ここで、データメモリ
Mの3番地にデータが有り、そのデータがスケジュール
データであることがステップT53で判別された場合には
ステップT61に進む。ここでは、M(I)、即ちデータメモ
リMの3番地に記憶されているスケジュールデータとス
ケジュール表示ページポインタPSの値で指定されるデー
タメモリM(M(PS))内のデータ(スケジュールデー
タ、TELデータを問わない)との交換が行なわれる。し
たがって、データメモリMの3番地内のスケジュールデ
ータはデータメモリMの50番地に転送され、そして、50
番地内のデータは3番地に転送される。その後スケジュ
ール表示ページポインタPSの値を−1する処理(ステッ
プT62)、スケジュールデータ数レジスタBの値を+1
する処理(ステップT63)が実行され、これによってス
ケジュール表示ページポインタPSの値は「49」、スケジ
ュールデータ数レジスタBの値は「1」となる。このよ
うなインクリメント処理が終ると、ステップT59に進む
が、いまアイテムレジスタIの値は「3」のままで変わ
らず、またスケジュール表示ページポインタPSの値は
「49」であるから、ステップT59、T60を介してステップ
T52に戻る。そして、3番地内のデータの種別が判断さ
れる(ステップT53)。このデータは前回50番地に記憶
されていたデータで、このデータがTELデータであれば
ステップT54に進み、そのまま3番地にそのデータを記
憶させておくが、このデータがスケジュールデータであ
れば、ステップT61に進み、今度は3番地のスケジュー
ルデータと49番地のデータとの変換が行なわれる。した
がって、データメモリM内のデータをアイテムレジスタ
Iの値で1番地〜50番地の方向に順次検索し、その結果
データがTELデータであればそのままその番地にデータ
を記憶させておくがスケジュールデータであればスケジ
ュール表示ページポインタPSの値で指定されるデータと
の変換が行なわれ、そして変換されたデータの種別が再
び調べられる。このような動作が実行される結果、TEL
データはデータメモリMの1番地〜50番地の方向に順次
記憶され、またスケジュールデータはデータメモリMの
50番地〜1番地の方向へ順次記憶されることになる。
しかして、ステップT52でデータ無しが検出される
と、アイテムレジスタIの値を+1するインクリメント
処理(ステップT61)が実行されたのち、ステップT59に
進む。ここで、アイテムレジスタIとスケジュール表示
ページポインタPSとの値が等しくなった場合、またはア
イテムレジスタIの値が「50」を越えた場合には、ステ
ップT59、T60からステップT64に進み、データメモリM
内のデータのうち、TELデータがその名前の頭文字を基
にしてアルファベット順に並べ替えられる。そして、次
のステップT65に進み、データメモリM内のデータのう
ちスケジュールデータがその時刻の早い順に並べ替えら
れる。
このように書き込みモードから読み出しモードへの切
換時点でデータメモリMの内容は編集される。しかし
て、読み出しモードにおいて、ページ変更キーSPが操作
されると、第6図のステップT24でそのことが検出され
てステップT25が進むが、いま読み出しモードであるか
ら、ステップT28においてTEL読み出しモードかスケジュ
ール読み出しモードかが調べられる。
いま、TEL読み出しモードであれば、TEL表示ページポ
インタPTの値を+1する処理(ステップT29)が実行さ
れ、そしてTEL表示ページポインタPTの値がTELデータ数
レジスタA内の値を越えたかが調べられる(ステップT3
0)。ここで、TEL表示ページポインタPTの値がTELデー
タ数以内であれば、そのTEL表示ページポインタPTの値
で示されるデータメモリMの内容、即ち、PTページの内
容が表示されるが、TELデータ数を越えた場合にはTEL表
示ページポインタPTに「1」がセットされ、その1ペー
ジ目の内容が表示される(ステップT31、T32)。第9図
(A)はこのTEL読み出しモードにおいてページ変更キ
ーSPが操作された場合の表示状態を示し、ページ変更キ
ーSPが操作される毎にデータメモリMの1番地から50番
地の方向へ次のページのTELデータが順次表示されてゆ
き、そして、TELの最終ページが表示されている状態で
ページ変更キーSPが操作されると、第1ページ目の表示
状態に戻る。したがってページ変更キーSPの操作毎にデ
ータメモリM内のTELデータがサイクリックに表示され
ることになる。
またスケジュール読み出しモードにおいても同様で、
ページ変更キーSPが操作されると、ステップT24、T25、
T28からステップT33に進み、スケジュール表示ページポ
インタPSの値が−1される。そして、スケジュール表示
ページポインタPSの値と「51」からスケジュールデータ
数レジスタBの内容を減算して得られた値「51−B」と
が比較される。この「51−B」の値は最終ページのスケ
ジュールデータが記憶されているデータメモリMの番地
を示している。いま、スケジュール表示ページポインタ
PSの値が「51−B」未満であれば、PSの値で示されるデ
ータメモリMの内容、即ち、PSページの内容が表示され
るが、「51−B」以上となた場合にはスケジュール表示
ページポインタPSに「50」がセットされて50番地目の内
容が表示される(ステップT35、T36)。第9図(B)は
このスケジュール読み出しモードにおいてページ変更キ
ーSPが操作された場合の表示状態を示し、ページ変更キ
ーSPが操作される毎にデータメモリMの50番地から1番
地の方向へ次のページのスケジュールデータが順次表示
されてゆき、そしてスケジュールの最終ページが表示さ
れている状態でページ変更キーSPが操作されると、デー
タメモリMの50番地の内容が表示される状態に戻る。し
たがって、ページ変更キーSPの操作毎にデータメモリM
の50番地から「51−B」番地までの内容がサイクリック
に表示されることになる。
変 形 例 なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
例えば、上記実施例ではスケジュールデータ、TELデー
タの2種類を記憶するようにしたが、データの種類は3
種類以上であってもよい。また上記実施例ではメモリに
スケジュールデータ、TELデータを逆方向から書き込む
ようにしたが、書き込み順序は限定されない。
[発明の効果] この発明は以上詳細に説明したように、入力手段から
入力された表示順序が異なる2種類のデータを、各々の
種類のデータに適した順序に並び替えて、一方の種類の
データを、記憶手段の上位アドレスから順次記憶し、他
方の種類のデータを記憶手段の下位アドレスから順次記
憶しておき、一方の種類のデータを順番に表示するとき
には、上位アドレスから下位アドレスに向って順番にア
ドレス指定すると共に一方の種類のデータが記憶されて
いる最下位アドレスがアドレス指定された後は再度上位
アドレスをアドレス指定し、他方の種類のデータを順番
に表示するときには、下位アドレスから上位アドレスに
向って順番にアドレス指定すると共に他方の種類のデー
タが記憶されている最上位アドレスがアドレス指定され
た後は再度下位アドレスをアドレス指定するようにした
ので、データに適した順序で、迅速に、しかも簡単な制
御回路によって読み出して循環表示できる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はこの発明を
適用したデータ記憶装置付電子腕時計のブロック回路
図、第2図はその外観図、第3図は第2図で示した表示
装置の構成図、第4図は第1図で示したRAMの構成図、
第5図は全体動作の概要を示すフローチャート、第6図
は第5図で示したキー処理の具体的内容を示した図、第
7図は第6図で示した編集処理の具体的内容を示した
図、第8図、第9図は表示状態で、第8図はスイッチSm
の操作に応じた各モードでの表示状態と書き込みモード
での表示状態図、第9図(A)はTEL読み出しモードで
のページ変更キーSPの操作に応じた表示状態図、第9図
(B)はスケジュール読み出しモードでのページ変更キ
ーSP操作に応じた表示状態図である。 15……アドレス部、16……ROM、17……入力部、18……
オペレーションデコーダ、19……RAM、22……演算部、
M……データメモリ、M1……1ビットエリア。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々に異なったアドレスが付与されている
    複数の記憶部を有する記憶手段と、 2種類のデータを入力する入力手段と、 この入力手段から入力されたデータの一方の種類のデー
    タを予め定められた所定の順序に並び替えて前記記憶手
    段に上位アドレスの記憶部から記憶させ、他方の種類の
    データを前記所定の順序とは異なった予め定められた順
    序に並び替えて前記記憶手段に下位アドレスの記憶部か
    ら記憶させる記憶制御手段と、 データを表示する表示手段と、 前記記憶手段の前記一方の種類のデータが記憶された記
    憶部を上位アドレスの記憶部から下位アドレスの記憶部
    に向って順次アドレス指定すると共に前記一方の種類の
    データが記憶されている最下位アドレスがアドレス指定
    された後は再度前記上位アドレスの記憶部からアドレス
    指定を行なわせることにより、前記一方の種類のデータ
    のみを前記所定の順序で順次読み出して前記表示手段に
    切り替え循環表示させる第1の表示制御手段と、 前記記憶手段の前記他方の種類のデータが記憶された記
    憶部を下位アドレスの記憶部から上位アドレスの記憶部
    に向って順次アドレス指定すると共に前記他方の種類の
    データが記憶されている最上位アドレスがアドレス指定
    された後は再度前記下位アドレスの記憶部からアドレス
    指定を行なわせることにより、前記他方の種類のデータ
    のみを前記異なった順序で順次読み出して前記表示手段
    に切り替え循環表示させる第2の表示制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ記憶装置付電子機
    器。
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