JPS6092370A - インクジエツト記録用インク組成物 - Google Patents

インクジエツト記録用インク組成物

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JPS6092370A
JPS6092370A JP58200022A JP20002283A JPS6092370A JP S6092370 A JPS6092370 A JP S6092370A JP 58200022 A JP58200022 A JP 58200022A JP 20002283 A JP20002283 A JP 20002283A JP S6092370 A JPS6092370 A JP S6092370A
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JP
Japan
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ink composition
solvent
inkjet recording
lithium
ink
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JP58200022A
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Yukio Komatsubara
小松原 幸雄
Tomoya Kudou
知哉 工藤
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はインクジェット記録用インク組成物に係シ、特
に詳しくいえば、無処理鋼板である被印字面に対して防
錆効果を有するインクジェット記録用インク組成物に関
するものである。
発明の技術的背景 インクジェット記録方式では、圧縮空気、ポンプ等によ
って加圧送出されたインクは、フィルタ圧力調節器等が
連結されたノクイゾを通り2通常直径20〜300μm
 のオリフィスを1個または多数個有するインク噴射装
置に入り、該装置を通過する際に、磁気的または電気的
に作動する振動子によって、強制的に微粒子となシ連続
的な流れ全構成する。次に該微粒子は、被記録体に向う
間に電気的文字発生器からのビデオ信号あるいは静電的
偏向系によって制御され、被記録体上に文字等を形成す
る。
このインクジェット記録方式に適応して対象物体上に迅
速な記録をなし得るためのインクに対する条件は、イン
ク液独立粒子形成性に影響するものとして粘度10 c
P以下および表面張力20〜6 n dyn / am
 、該粒子の信号応答性に関係するものとして電導度Q
、2XIQ”07m以上などの物性値を有することが望
ましい。そして更に、優れた接着性、乾燥性ならびに耐
水性を具備することがめられるが、これは記録乾燥後に
製品相互間あるいは水その他の物体との接触、摩擦等に
よって該記録が乱れ汚染し、あるいは抹消されるようで
あっては々らガいからである。
このような条件に基づいて、従来のインクジェット記録
用インク組成物では、有機溶剤を用いた場合、導電性附
与剤として無機化合物を添加し、それにより導電性の調
整をはかつてきたが、無処理鋼板に印字した場合には、
無機化合物が関与し、鋼板印字面で短時間でサビが発生
するという欠点を有していたため、鋼板印字面でもサビ
が生じ難い防錆性のインクジェット記録用インク組成物
が強く望まれていた。
発明の目的 本発明者らは、以上の状況kgみ、鋭意研究を重ねた結
果、インクジェット記録用インク組成物において、リチ
ウムの可溶性有機酸塩を添加することによって無処理鋼
板印字面でもサビが生じ難いことを見出し、本発明を完
成した。本発明の目的は、無処理鋼板印字面でもサビが
生じ難いインクジェット記録用インク組成物を提供する
ことにあろう 発明の構成 本発明は、 ■ アルコール類又はアルコール類とケトン類の混合溶
液を主成分とする溶媒、 ■ バインダー、 ■ 色材、 ■ 導電性附与剤としての硝酸リチウム、■ 防錆剤と
して、上記溶媒に可溶性の有機酸リチウム塩、および、 ■ 界面活性剤 より成ることを特徴とするインクジェット記録用インク
組成物である。
以下に本発明のインク組成物の構成成分について、さら
に詳細に説明する。
(溶媒) 本発明における溶媒としては、本発明における導電性附
与剤としての硝酸リチウムおよび本発明における防錆剤
である有機酸リチウム塩の双方を良く溶解させるために
、誘電率の大きいアルコール類及びケトン類を用いるこ
とが好ましい。アルコール類トしては、メタノール、エ
タノール、インゾロパノール、ブタノール、インブタノ
ール、メfxセoノルプ、エチルセロソルブ等ヲ享ケる
ことができ、又ケトン類としては、アセトン、メチルエ
テルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノ
ン等を挙げることができる。なおメタノール及び(又F
i)エタノールを溶媒の20容−3’1%以上含むこと
が、前記の硝酸リチウムおよび有機酸リチウム塩の溶解
力を保持する上で必璧条件であり、メタノール及び(又
は)エタノールを50容量係以上含むことが特に好ま]
−いが、溶媒の組合せによっては溶媒の10容量係以下
の割合で水を含有させ、これによって十分な溶解性を得
ることができる場合もある。さらに前記以外の溶媒を添
加して用いることも何らさしつかえない。
(−々イングー) 本発明に用いる被膜形成剤としてのバインダーとしては
、市販の各種の樹脂、例えばフェノール系、アクリル系
、セルロース系、ロジン変性系、ビニル系、ポリアミド
系、ポリエステル系、アルキッド系、シリコーン系等の
天然あるいはその変性又は合成の樹脂の中で本発明の溶
媒に可溶であればいずれのものでも良く特に限定される
ものではない。この/々イングーの使用量は、インク組
成物に対し3〜15重量係の索条が好ましいが、インク
組成物の粘度との関連で調整されるものである、 (色材) 本発明に用いる色材は、印字コントラストラ生じさせて
画像を形成させるもので、染料および顔料の何れのもの
を用いても良いが、使用溶媒に溶解性の良い染料や、使
用溶媒に濡れ性および分散性の良い顔料を選択する。
色材の使用量は、インク組成物に対し染料では約0.5
〜5重量%、顔料では約5〜50重索条が一般的である
が特に限定するものではない、(導電性菌与剤) 本発明のインクジェット記録用インク組成物には、良好
な導電性を附与するために硝酸リチウムを導電性菌与剤
として添加する。硝酸リチウム全使用すれば有機溶媒を
用いたインク組成物の電導度f (1,5X IQ ”
 ’l)/ 釧以上にすることが容易である。硝酸リチ
ウムの添加量はインク組成物を基準(100重量%)と
して約0.2〜3重量%であシ、好ましい範囲は0.5
〜2重量幅である。
(防錆剤) 本発明のインクジェット記録用インク組成物は、防錆剤
としてリチウムの可溶性有機酸塩を添加するが、その理
由は次の通りである。すなわち無処理鋼板に印字した塗
膜中に電解質例えば硝酸リチウムが存在する時は、塗膜
中で局部電池が生じた場合、電気的々流れが生じて腐蝕
全促進しやすいが、これは局部電池で次の反応が起こる
ためである。
アノード反応 Fe −’p Fe + 2e−カソー
ド反応 1/2oz + H2O+ 2e−→20H−
従って全体の雰囲気をアルカリ性にして、この反応を抑
制すれば腐蝕を抑えることになる。
リチウムの塩基性イオン化性塩特にアルコールに良く溶
解するものとしては例えば酢酸リチウム、安息香酸リチ
ウムなどがあり、特に酢酸リチウムがすぐれている。酢
酸リチウムの添加量は、本発明の導電性菌与剤である硝
酸リチウムの1モルに対し、0.1〜1.5モルの割合
の範囲で十分な幼芽が得られる。
(界面活性剤) 本発明に用いる界面活性剤としては非イオン系のものが
好ましく、特にシリコーン系、フッ素系のそれが市販品
として有効に用いられ、その使用量は、インク組成物に
対して0.005〜5重量%、好ましくは0.01〜2
重量幅の範囲で十分な効果を示す。
実施例 下記の実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
が、これによって本発明を何ら制限するものではない。
実施例1〜4、比較例1〜3 使用した素材は下記の通ルである。
(1)溶媒 シクロヘキサノン 東亜合成化学工業■メチルイソブチ
ルケトン 三菱化成工業■エタノール 今津薬品工業■ (211々イングー ロジン変性グリセリン 播磨化成工業■エステル+1ハ
リニスターT、 )1 カシユー樹脂 17T3B カシュー−アクリル樹脂(
ポリメチル アクリレート、平均分子量 3.5万) (3)染料 オイルブラック HBB オリエント化学工業■(4)
顔料 酸化チタン 石原産業■ (5) 導電性菌与剤 硝酸リチウム 和光紬薬工業■ (6) 防錆剤 酢酸リチウム 和光紬薬工業− 安息香酸リチウム 純正化学(株 (7)界面活性剤 Kp−340信越化学工業■ 第1表の組成で配合(いずれも重量部)シ、インクジェ
ット記録用インク組成物を調製した。
この場合、実施例1および2、比較例1は、それぞれゼ
ールミルを用いて5時間混練した後&63(孔径5μm
)の濾紙で濾過した。また、実施例3および4、比較例
2および3は、それぞれ溶解後70ロポアフィルタli
’p−100(孔径1μm、住友電工■製)で濾過した
。これらの調製されたインクジェット記録用インク組成
物は、いずれも。
それぞれ電荷制御型インクジェットプリンターを用いて
無処理鋼板上に印字した。防錆効果は第1表下方欄に示
す通りであシ、本発明のインク組成物が従来のものに比
べて極めてすぐれていることがわかる。
11− 発明の効果 本発明のインクジェット記録用インク組成物は、サビを
生じやすい被記録体に印字されたと責、その印字部を中
心とし穴周辺にサビを生じさせることがない。
出 願 人 東京応化工業株式会社 代理人 弁理士 井 坂 實 夫 13−

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)■ アルコール類又はアA・コール類とケトン類
    の混合溶液を主成分とする溶媒、 ■ /々インダー、 ■ 色材、 ■ 導電性附与剤としての硝酸リチウム、■ 防錆剤と
    して上記溶媒に可溶性の有機酸リチウム塩、および、 ■ 界面活性剤 よシ成ることを特徴とするインクジェット記録用インク
    組成物。
  2. (2) メタノール及び(又は)エタノールを溶媒の2
    0容量係以上含むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のインクジェット記録用インク組成物。
  3. (3) メタノール及び(又は)エタノールを溶媒の5
    0容量係以上含むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のインクジェット記録用インク組成物、
  4. (4) 有機酸リチウム塩が酢酸リチウムであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項に記載の
    インクジェット記録用インク組成物
  5. (5) 防錆剤としての酢酸リチウムの添加量が、導電
    性附与剤としての硝酸リチウム1モルに対し0.1モル
    以上の割合であることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項記載のインクジェット記録用インク組成物。
  6. (6) 溶媒の10容量憾以下の割合で水が存在するこ
    とt−特徴とする特許請求の範囲第1〜5項記載のイン
    クジェット記録用インク組成物。
JP58200022A 1983-10-27 1983-10-27 インクジエツト記録用インク組成物 Granted JPS6092370A (ja)

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