JPH09176531A - ジェットプリンター用インキ - Google Patents

ジェットプリンター用インキ

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JPH09176531A
JPH09176531A JP33324495A JP33324495A JPH09176531A JP H09176531 A JPH09176531 A JP H09176531A JP 33324495 A JP33324495 A JP 33324495A JP 33324495 A JP33324495 A JP 33324495A JP H09176531 A JPH09176531 A JP H09176531A
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JP
Japan
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ink
acid
parts
jet printer
resin
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JP33324495A
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Yutaka Yamada
山田  豊
Yoshihiro Nishio
吉弘 西尾
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属に対する密着性に優れ、かつ良好な噴射安
定性を有すると共にインキと接触するジェットプリンタ
ーの金属部分に対して防錆効果をも有するジェットプリ
ンター用インキを得る。 【解決手段】着色剤、バインダー樹脂、有機溶剤を含有
するジェットプリンター用インキにおいて、ベンゾチア
ゾール環を有するカルボン酸を含有する事を特徴とする
ジェットプリンター用インキ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属に対する密着
性、噴射安定性に優れ、かつインキと接触するジェット
プリンターの循環系金属部分に対して防錆効果を有する
ジェットプリンター用インキに関する。
【0002】
【従来の技術】ジェットプリンターによる印刷は、ノズ
ルよりインキを噴射し被記録剤に付着せしめる方式であ
り、該ノズルと被記録剤が非接触状態にあるため、曲面
や凹凸した不規則な形状を有する表面に対して、良好な
印刷を行う事ができる。
【0003】このジェットプリンター用インキとして各
種のものが提案されており、ガラス、金属、プラスチッ
ク等の各種の被記録材にジェットプリントするのに好適
なインキとして、特開昭60−76574号公報には、
アクリル酸またはメタクリル酸モノマーの含有量を限定
したアクリル樹脂、シランカップリング剤、界面活性
剤、導電性付与剤としてイオン化性塩類または塩基性染
料、アルコールまたはケトンを主成分とする溶剤を含有
するインキが、特開昭60−110770号公報には、
アクリル酸モノマーに対するスチレンモノマーのモル比
が1及至4であるスチレンアクリル酸共重合体、染料、
蒸発遅延剤およびアルコール、ケトンより成る溶剤を含
有するインキが、特開平7−118583号公報には、
アクリルシリコン樹脂とセルロースエステル樹脂、セル
ロースエーテル樹脂、ポリアセタール樹脂、フッ素樹脂
より選ばれる少なくとも1種の樹脂を併用するインキが
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
60−76574号、特開昭60−110770号、お
よび特開平7−118583号公報に記載されたインキ
は、各種の被記録材に対する密着性が改善されてはいる
ものの、不十分であり、特に金属に対する密着性が不十
分であるという問題を有している。
【0005】本発明が解決しようとしている課題は、金
属に対する密着性に優れ、かつ良好な噴射安定性を有す
るジェットプリンター用インキを提供する事にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、有機溶剤を主
液媒体とする油性インキに、ベンゾチアゾール環を有す
るカルボン酸を含有させる事により、金属に対する密着
性に優れ、かつ良好な噴射安定性を有すると共にインキ
と接触するジェットプリンターの金属部分に対して防錆
効果をも有するジェットプリンター用インキが得られる
事をつきとめるに至った。
【0007】即ち、本発明は、着色剤、バインダー樹
脂、有機溶剤を含有するジェットプリンター用インキに
おいて、ベンゾチアゾール環を有するカルボン酸を含有
する事を特徴とするジェットプリンター用インキに関す
るものである。
【0008】
【発明の実施形態】次に、本発明を詳細に説明する。本
発明に使用するベンゾチアゾール環を有するカルボン酸
としては、カルボキシル基数1以上の各種のものが使用
でき、特に限定されるものではないが、インクの液媒体
に溶解するものが好ましく、例えば2−ベンゾチアゾー
ルチオカルボン酸が好ましく、具体的には2−ベンゾチ
アゾールチオ酢酸、2−ベンゾチアゾールチオプロピオ
ン酸、2−ベンゾチアゾールチオコハク酸等が挙げられ
る。
【0009】また、これらのベンゾチアゾール環を有す
るカルボン酸の含有量は金属に対する良好な密着性を与
える点から、インキの固形分に対し0.2〜25重量%
の範囲とするのが好ましく、特に1〜10重量%の範囲
とするのが好ましい。着色剤とバインダー樹脂の合計1
00重量部当たり、1〜30重量部となる様に調製する
のが好ましい。
【0010】本発明に使用し得る有機溶剤としては、本
発明で使用するバインダー樹脂、前記ベンゾチアゾール
環を有するカルボン酸を溶解できるものであって、着色
剤としての染料を溶解し又は顔料を分散しうるものであ
れば特に限定されるものではなく、例えばメタノ−ル、
エタノ−ル、プロパノ−ル等の脂肪族アルコ−ル類,ジ
メチルケトン、メチルエチルケトン等のケトン類,グリ
コ−ル類,グリコ−ルエ−テル類,グリコ−ルエステル
類,芳香族炭化水素類,脂肪族炭化水素類,アミド類,
アミノアルコ−ル類,モルホリン,ピリジン等の含窒素
化合物等が挙げられる。必要であれば、有機溶剤に水を
少量併用しても良い。
【0011】用いる有機溶剤としては、インクジェット
記録方式として、コンティニュアス方式用のインクを調
製する場合には、例えばケトン類、脂肪族アルコール類
の様な容易に電離しうる有機溶剤を主たる液媒体として
用いることが好ましい。一方、ドロップオンデマンド方
式用のインクを調製する場合には、例えばグリコールエ
ーテル類の様な高沸点有機溶剤を主たる液媒体として用
いることが好ましい。
【0012】本発明に使用するバインダーとしての樹脂
は、特に限定されるものではなく全て使用できる。前記
有機溶剤に可溶で、液媒体が除去された時、皮膜を形成
しうるものが好適に使用できる。具体的には、例えばア
クリル樹脂、スチレンアクリル樹脂、フェノール樹脂、
塩酢ビ樹脂、セルロース系樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リアミド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、テルペ
ンフェノール樹脂、ロジンエステル、石油系樹脂等が挙
げられる。1種のバインダー樹脂を単独で使用しても良
いが、同時に2種類以上混合して使用しても良い。
【0013】本発明に使用し得る着色剤としては、従来
各種の着色分野で使用されている染料や顔料が特に制限
なく使用できる。例えばモノアゾ系、ジスアゾ系、金属
錯塩系、アントラキノン系、フタロシアニン系、トリア
リルメタン系等の油溶性染料、カーボンブラック、酸化
チタン、亜鉛華、硫化亜鉛等の無機顔料、モノアゾ系、
ジスアゾ系、フタロシアニン系、キナクドリン系等の有
機顔料が挙げられる。
【0014】着色剤のインク中の含有量は、特に制限さ
れないが、印刷濃度やインクの安定性の点から、通常
0.1〜10重量%となる様にするのが好ましい。バイ
ンダー樹脂100重量部当たり、30〜120重量部と
なる様にするのが好ましい。
【0015】本発明のインクは、着色剤とバインダー樹
脂と有機溶剤と前記ベンゾチアゾール環を有するカルボ
ン酸とを含んでいれば良く、その調製方法は特に制限さ
れるものではない。予め前記カルボン酸を含まないベー
スインクを調製しておいて、そこに前記カルボン酸を添
加する様にしても良い。
【0016】ベースインクは、例えば染料を用いる場合
には、前記染料とバインダー樹脂とを必須成分として、
それらをいずれも溶解する有機溶剤に溶解させて所定固
形分含有率の均一溶液とすることにより調製することが
できる。
【0017】一方、着色剤として、顔料を用いてベース
インクを得る場合には、例えば前記顔料とバインダー樹
脂とを必須成分として、前記樹脂を溶解しかつ前記顔料
を分散しうる有機溶剤と混合し、必要により顔料分散剤
等を併用して、溶解分散させて所定固形分含有率の均一
分散液とすることにより調製することができるが、予め
前記顔料とバインダー樹脂とを必須成分として、混練分
散を行ってから、前記樹脂を溶解しかつ前記顔料を分散
しうる有機溶剤と混合し、必要により顔料分散剤等を併
用して、溶解分散させて所定固形分含有率の均一分散液
とすることにより調製することもできる。後者の方法の
方が、より均一な分散液が容易に得られる点で好まし
い。
【0018】本発明のインクを得るに当たっての、ベン
ゾチアゾール環を有するカルボン酸の添加時期は、上記
ベースインク調製及び本発明のインク調製の任意の段階
で行うことが出来る。
【0019】調製されたインクは、そのまま使用しても
良いが、不溶物による目詰まりや吐出異常等が発生しな
い様に、通常は吐出ノズル径よりも小さい所定孔径のフ
ィルターで濾過してから使用に供される。
【0020】本発明のインクは、染料系の場合にはそれ
がサブミクロンオーダー以下となる様に溶解しているこ
とが好ましく、顔料系の場合にはそれがミクロンオーダ
ー以下となる様に分散していることが好ましい。
【0021】また本発明のインクには、それに溶解しう
る公知慣用の各種添加剤、例えば安定剤、可塑剤、蒸発
遅延剤、導電性付与剤等を添加することが出来る。
【0022】本発明のインクを得るに当たって、耐熱性
が比較的低いとか、安定性が比較的低いバインダー樹脂
を用いる場合には、安定剤を併用することが出来る。こ
の様なな安定剤としては、例えばエポキシ化油、エポキ
シ化脂肪酸エステル等が使用できる。
【0023】また皮膜形成性が不十分である場合には、
最低造膜温度のより低いバインダー樹脂を用いることも
出来るが、バインダー樹脂用可塑剤を併用することも出
来る。可塑剤としては、例えばトルエンスルホンアミ
ド、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、フタ
ル酸ジブチル、セバシン酸ジブチル、ジオクチルアジペ
ート等が挙げられる。導電性付与剤としては、例えば第
4級アンモニウム塩、硝酸塩、チオシアン酸塩等が挙げ
られる。
【0024】これら各種添加剤は、本発明のインク調製
の任意の段階で、必要量を添加することが出来る。
【0025】本発明のインクは、公知慣用の吐出方式の
インクジェットプリンター用のインクとして使用するこ
とが出来る。その吐出方式としては、例えば荷電量によ
り偏向を行うコンティニュアス方式(荷電制御方式)の
他、静電誘引力を利用してインクを吐出させる電界制御
方式、ピエゾ振動子の振動圧力を利用してインクを吐出
させるドロップオンデマンド方式(圧力パルス方式)、
高熱により気泡を形成、成長させることよって生じる圧
力を利用してインクを吐出させるサーマルインクジェッ
ト方式等が挙げられる。
【0026】本発明のインクは、通常、固形分10〜4
0重量%かつ15cps(20℃)以下となる様に調製
される。コンティニュアス方式のインクジェット記録用
油性インクを調製する場合には、前記固形分の範囲内
で、1500Ω・cm以下かつ粘度1〜5cps(20
℃)の範囲とするのが好ましい。
【0027】本発明のインクは、各種被記録材の印刷に
使用することが出来るが、例えばアルミニウム、銅、ス
テンレス、ブリキ等の各種金属、ガラス、プラスチッ
ク、PPC紙、樹脂コート紙、インクジェット記録用記
録紙等への印刷に使用できる。なかでも特に金属に対す
る印刷に用いるのが、密着性が良好な点で好適である。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。なお、以下の記述中の「部」は重量部を表す。
【0029】実施例 1 C.I.ソルベントブラック29 7.0部 ダイヤナ−ルBR−113 8.0部 (三菱レ−ヨン(株)製 アクリル樹脂) KR−216 2.0部 (信越化学(株)製 シリコーン樹脂) セバシン酸ジブチル 1.0部 2−ベンゾチアゾールチオ酢酸 1.0部 メチルエチルケトン 57.0部 メタノ−ル 24.0部
【0030】上記配合物を十分に攪はん、溶解した後、
この溶液を0.5μメンブランフィルタ−を用いてろ過
する事によってジェットプリンタ−用マ−キングインキ
を得た。
【0031】実施例 2 C.I.ソルベントブラック43 8.0部 ジョンクリル682 10.0部 (ジョンソンポリマー(株) スチレンアクリル樹脂) セバシン酸ジブチル 1.0部 ボントロン P−51 2.0部 (オリエント化学(株)製 第4級アンモニウム塩) 硝酸リチウム 0.5部 2−ベンゾチアゾールチオプロピオン酸 2.0部 エタノ−ル 76.5部
【0032】上記配合物を十分に攪はん、溶解した後、
この溶液を0.5μメンブランフィルタ−を用いてろ過
する事によってジェットプリンタ−用マ−キングインキ
を得た。
【0033】実施例 3 ピグメントイエロー83 6.0部 VROH 7.0部 (ユニオンカーバイト製 ヒドロキシル基含有塩酢ビ樹脂) ソルスパーズ24000 0.3部 (I.C.I製 顔料分散剤) エポサイザーWー100EL 0.7部 (大日本インキ化学工業(株)製 塩化ビニル樹脂用安定剤)
【0034】上記配合物を二本ロールにより混練分散し
たチップ14.0部に、コピーチャージNX(ヘキスト
製 第4級アンモニウム塩)2.5部、2ーベンゾチア
ゾールチオコハク酸0.5部をメチルエチルケトン8
3.0部に溶解した溶液を加え、十分に攪はん、溶解し
た後、この溶液を6μメンブランフィルタ−を用いてろ
過する事によってジェットプリンタ−用マ−キングイン
キを得た。
【0035】実施例 4 REGAL 99R 4.0部 (CABOT製 カーボンブラック) VROH 4.0部 ソルスパーズ24000 0.5部 エポサイザーW−100EL 0.5部
【0036】上記配合物を二本ロールにより混練分散し
たチップ9.0部に、VROH3.0部、コピーチャー
ジNX2.5部、2ーベンゾチアゾールチオコハク酸
2.0部をメチルエチルケトン83.5部に溶解した溶
液を加え、十分に攪はん、溶解した後、この溶液を6μ
メンブランフィルタ−を用いてろ過する事によってジェ
ットプリンタ−用マ−キングインキを得た。
【0037】実施例 5 REGAL 99R 4.0部 VROH 4.0部 ソルスパーズ24000 0.5部 エポサイザーWー100EL 0.5部
【0038】上記配合物を二本ロールにより混練分散し
たチップ9.0部に、VROH3.0部、コピーチャー
ジNX2.5部、2ーベンゾチアゾールチオコハク酸
0.5部をメチルエチルケトン85.0部に溶解した溶
液を加え、十分に攪はん、溶解した後、この溶液を6μ
メンブランフィルタ−を用いてろ過する事によってジェ
ットプリンタ−用マ−キングインキを得た。
【0039】実施例1〜5のインキを用い、市販のコン
ティニュアス吐出方式のマーキングジェットプリンタ−
を用いて、各種金属板(アルミニウム、ステンレス、ブ
リキ)に印刷を行った。この結果、アルミニウム、ステ
ンレス、およびブリキに対して鮮明な印刷画像が得ら
れ、噴射安定性も良好であった。プリンター循環系金属
部品も長期に亘って錆びることがなかった。
【0040】次に、上記被印刷物に印刷された各々の印
刷画像に、登録商標「セロテ−プ」(ニチバン(株)製
セロファン粘着テ−プ)を貼り、次いで「セロテ−プ」
を剥離する事による印刷画像の密着性を評価したところ
剥離はなく、良好な密着性を有していた。
【0041】比較例1 実施例5のインキから、2−ベンゾチアゾールチオコハ
ク酸を除いたインキを実施例5と同様な方法により作製
した。
【0042】比較例2 実施例5のインキから、2−ベンゾチアゾールチオコハ
ク酸の代わりにベンゾチアゾールを使用したインキを実
施例5と同様な方法により作製した。
【0043】比較例3 実施例5のインキの2−ベンゾチアゾールチオコハク酸
の代わりにコハク酸を使用したインキを実施例5と同様
な方法により作製した。
【0044】比較例4 実施例4のインキから、2−ベンゾチアゾールチオコハ
ク酸を除いたインキを実施例5と同様な方法により作製
した。
【0045】比較例1〜3のインキを用い、実施例5と
同様にして金属板(アルミニウム、ステンレス、ブリ
キ)に印刷を行った。この結果、アルミニウム、ステン
レス、ブリキに対して鮮明な印刷画像が得られ、噴射安
定性も良好であった。
【0046】次に、上記被印刷物に印刷された各々の印
刷画像に前記「セロテ−プ」を貼り、次いで「セロテ−
プ」を剥離する事による印刷画像の密着性を評価したと
ころ、一部剥離が見られた。
【0047】更に、実施例4と比較例4のインキ各々に
精製水を2%加えた溶液中に、金属片(SUS303)
を浸漬し、60℃で200時間放置した結果、比較例4
のインキでは腐食が発生したのに対し、実施例4のイン
キでは腐食の発生はなかった。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、着色剤、バインダー樹
脂、有機溶剤を含有するジェットプリンタ−用インキに
おいて、ベンゾチアゾール環を有するカルボン酸をイン
キに含有させる事により、金属に対する密着性に優れ、
かつ良好な噴射安定性を有すると共に、プリンターの金
属部分に対して防錆効果をも有するインキを得る事がで
きる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤、バインダー樹脂、有機溶剤を含
    有するジェットプリンター用インキにおいて、ベンゾチ
    アゾール環を有するカルボン酸を含有する事を特徴とす
    るジェットプリンター用インキ。
  2. 【請求項2】 ベンゾチアゾール環を有するカルボン酸
    が、2−ベンゾチアゾールチオ酢酸、または2−ベンゾ
    チアゾールチオプロピオン酸、または2−ベンゾチアゾ
    ールチオコハク酸である請求項1記載のジェットプリン
    ター用インキ。
  3. 【請求項3】 さらに有機溶剤可溶性の可塑剤、同導電
    性付与剤、顔料分散剤、バインダー樹脂用安定剤からな
    る群から選ばれる少なくとも1種の添加剤を含有してな
    る請求項1又は2記載のジェットプリンター用インキ。
JP33324495A 1995-12-21 1995-12-21 ジェットプリンター用インキ Pending JPH09176531A (ja)

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