JPS6090790A

JPS6090790A - サーマルプリント装置

Info

Publication number: JPS6090790A
Application number: JP19835983A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Kimura; 哲雄木村
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1983-10-25
Filing date: 1983-10-25
Publication date: 1985-05-21
Anticipated expiration: 2009-11-24
Also published as: JPH0694225B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は、用紙に沿って移動するキャリジに装着された
印字ヘッドのアップダウン（用紙に対する離反および圧
接動作）装置の構造に関する。

〔従来技術〕

従来、サーマルプリンタなどヘッド摺接方式のプリンタ
における印字ヘッドのアップ（用紙からの離反）ダウン
（用紙への圧接）装置として、ソレノイドのＯＮ・ＯＦ
Ｆによシ直接印字ヘッドを動作させる方式のものが一般
的に採用されていた。この従来方式では、印字ヘッドの
アップダウン動作ト／臂ルスモータ（スペーシングモー
タ）ニよルキャリジの移動とは互いに別個の駆動系によ
って行なわれる。

したがって、従来装置では次のような問題があった。

（ｔ）　印字ヘッドのアップダウン動作の動力を全てソ
レノイドで負担するので、ソレノイドが大型にな多重量
も大きい。

（ＩＩ）　キャリジの走査方向移動と印字ヘッドのアッ
プダウンとは正確なタイミングで制御する必要があるが
、従来はこれらの駆動系が独立しているので、制御回路
がきわめて複雑になる。

（１１１）　また、インクリボンあるいは感熱リボンを
巻出し供給する場合、す？ンカセットの駆動をキャリジ
移動および印字ヘッドのアップダウンと所定のタイミン
グで実施することが困難である。

〔目的〕

本発明の目的は、このような従来技術の問題を解消し、
キャリジ移動用の・セルスモータと小型のソレノイドの
みで印字ヘッドのアップダウン制御を容易に行なうこと
ができ、しかも、リボン送シ制御もヘッドの圧接と連動
して正確に行ないうる新規な印字ヘッドのアップダウン
装置を提供することである。

本発明は、キャリジ駆動と印字ヘッドのアップダウン駆
動とを同一駆動モータで行ない、該駆動モータを介する
駆動機構でリボン送シ制御を行なうという構成によシ上
記目的を達成するものである。

〔実施例〕

以下、第１図〜第４図を参照して本発明の詳細な説明す
る。

第１図へ一第４図において、パルスモータ（図示せず）
によシ用紙に沿って駆動されるキャリジ１上に植設され
た垂直軸２には、スリーブ３、第１のギヤ４、型車５お
よび第２のギヤ６が同軸関係でそれぞれ回転可能に軸承
されている。図示の例では、第１のギヤ４および型車５
はスリーブ３の外周で軸承されている。なお、第１図中
の矢印ＰＴは印字方向を示し、したがってこれと逆の方
向がキャリジリターン方向になる。

前記スリーブ３は、一端をキャリジの固定部分７に係止
されたばねクラッチ８によシ第１図中矢印Ａで示す方向
（右方向）には回転するがその逆には回転しないよう規
制されている。

前記第１のギヤ４は、プリンタ本体にキャリジ移動範囲
にわたって設置されたラックに噛合っておシ、キャリジ
１の移動に連動して回転駆動される。すなわち、印字方
向ＰＴに移動するとき第１図の矢印入方向の右回転する
よう駆動される。また、第１のギヤ４とスリーブ３とは
、右回転（第１図中の矢印Ａ方向）は伝達するが、左回
転は伝達しないばねのクラッチ１０によ多連結されてい
る。

前記スリー２３と前記第２のギヤ６とは、右回転は伝達
するが左回転は伝達しないばねクラッチ１１により連結
されている。ところで、このばねクラッチ１１の両端は
前記型車５および該第２のギヤ６に係合しておシ、シた
がって、型車５がフリーの状態では、スリーブ３の右回
転が該型車５および第２のギヤ６の双方に伝達されるが
、爪５の回転を何らかの手段でストップさせた時には、
ばねクラッチ１１がゆるみ、スリーブ３の回転は型車５
および第２ギヤ６のいずれにも伝達されな（５）いようになっている。

キャリジ１上にはカム車１２が軸承されておシ、該カム
車には同心のカムギヤ１３が一体に設けられている。し
かして、前記第２のギヤ６はこのカムギヤ１３に噛合っ
ている。図示の例ではギヤ比を２＝１とし、第２のギヤ
６がある角度回転するとカム車１２が矢印Ｂ方向にその
２倍の角度回転するよう構成されている。

このカム車１２には、端面（上面）周上２個所の隆起部
１４．１４を有する端面カムと、外周２個所に形成した
水平方向張出し部１５．１５を有する局面カム１５．１
５とが設けられている。前記端面カム１４．１４は印字
ヘッドのアップダウン動作を制御するためのものであシ
、前記周面カム１５．１５はりがンカセットの駆動（リ
ボンの巻出し）のＯＮ　−ＯＦＦを制御するためのもの
である。

キャリジ１上にはソレノイド１６が装着されている。該
ソレノイドの可動部１７は支軸１８を中心に揺動する作
動部材１９に結合されている。

前記作動部材１９の一端は、ビン２０を介して、（６）支軸２１に揺動可能に支持された爪部材２２に連結され
ている。この爪部材は、ソレノイドＯＦＦのとき第１図
の位置になり、ソレノイドＯＮのとき第３図の位置にな
る。

すなわち、爪部材２２には所定間隔位置に２個の押え爪
２３．２４が形成され、ソレノイドＯＮのとき押え爪２
３が前記型車５に係合しく第３図）、ソレノイドＯＦＦ
のとき押え爪２４が該型車５に係合（第１図）するよう
配置されている。

また、前記作動部材１９は、前記支軸１８に揺動可能に
支持されたストッパ部材２５１Ｃ係合し、ソレノイドＯ
ＦＦ　（第１図）のとき該ストッパ部材を時計方向の離
脱位置に、ソレノイドＯＮ　（第３図）のとき該ストッ
パ部材を反時計方向のストップ位置に偏倚させるよう構
成されている。

キャリジ１には、印字ヘッドをアップダウンさせるため
のアップダウン動作伝達部材２６が、軸２７に揺動可能
に支持されている。このアップダウン動作伝達部材２６
は、カムフォロア２８を介して、前記カム車１２の端面
カム１４．１４によシ駆動される。しかして、ソレノイ
ド１６がＯＮで、かつ端面カム１４．１４の隆起部でア
ップダウン動作伝達部材２６が持上げられたとき（ヘッ
ドダウン動作）、前記ストツノ４部材２５が該アップダ
ウン動作伝達部材の下側に侵入し、該隆起部が通過した
後でもソレノイドがＯＮ状態であれば、第３図に示すご
とく印字ヘッドをダウン位置すなわち圧接位置に保持し
つるよう構成されている。

図示の例では、前記アップダウン動作伝達部材２６は、
ねじシばね２９を介して印字ヘッド作動部３０に連結さ
れ、アップダウン動作時の衝撃を吸収しうる構造になっ
ている。

前記第１のギヤ４は、第４図に示すごとく、アイドルギ
ヤ３１を介してり？フカセット駆動用ギヤ３２に常時噛
い関係゛に連動している。このアイドルギヤ３１は、キ
ャリジ１に設けた垂直軸３３上に回転自在に軸承されて
いる。前記リボンカセット駆動用ギヤ３２は、前記垂直
軸３３を中心に揺動可能な揺動部材３４上に設けた垂直
軸３５上に回転自在に軸支されている。この垂直軸３５
には前記カム車１２の周面カム１５．１５に当接するカ
ムフォロア３６が設けられている。なお、符号３７はカ
ムフォロア３６を周面カムに押圧するためのスプリング
を示す。

したがって、カム車１２の回転位置によシ、すがフカセ
ット駆動用ギヤ３２は第１図に示すＯＦ’Ｆの位置ある
いは第３図に示すＯＮの位置に駆動され、これＫよって
リボン送シのＯＦＦ・ＯＮの制御が行々われる。

作動は次の通シである。

第１図はソレノイド１６をＯＦＦにして印字ヘッドをア
ップ（離反）させ、キャリジ１をわずかに移動させてカ
ム車１２でりがン送シをＯＦＦにした状態を示す。

印字する場合は、ソレノイドをＯＮにし爪部材２２を第
３図の状態にする。キャリジ１がわずかに移動し型車５
が爪部材２２の２つの押え爪２３゜２４間回転する間に
、カム車１２の端面カム１４およびストッパ部材２５の
協働によシ印字ヘッドが圧接され、同時にすがン送シも
ＯＮになシ、第３（９）図の状態になる。こうして印字を行なう。

印字ヘッドをヘッドアラ７″（離反）させるべくソレノ
イド１６をＯＦＦにすると、ストッパ部材２５が離脱し
て印字ヘッドは直ちにアップにする。

ここでキャリジ１をわずか（次の爪が押え爪２４に係合
するまで）移動させれば第１図の状態になシリポン送シ
もＯＦＦに々る。

以上説明した実施例によれば、ソレノイド１６はストッ
パ部材２５（一種のトリが−）を駆動するのみであシ、
印字ヘッドのアップダウン駆動はキャリジ駆動用の７９
ルスモータ（スペーシングモータ）で行なうので、該ソ
レノイドを小型化することができる。

こうしてパルスモータ１個と小型のソレノイドのみで印
字ヘッドのアップダウン駆動およびリボン送シを制御す
ることができる。

また、ソレノイドのＯＮ　−ＯＦＦのみで、キャリジ１
とリボン送シをタイミングよく制御でき、制御回路を簡
単化することができる。

特に、電源ＯＦＦのとき（この時ソレノイドも（１０）ＯＦＦ　Ｋ々る）印字ヘッドを直ちにヘッドアップさせ
ることができるので、用紙の出入れに際し誤って用紙を
損傷させる危険性を完全になくすことができる。

さらに、印字のヘッドのアップダウン動作はカム車１２
を介して行なうので、圧接時の衝撃を完全に々〈すこと
ができ、用紙の汚れなども完全になくすことができる。

〔効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、ソレ
ノイドを小型化することができ、しかもソレノイドのＯ
Ｎ・ＯＦＦのみで印字ヘッドのアップダウンおよびリボ
ン送シを簡単にしかもタイミングよく制御しうる印字ヘ
ッドのアップダウン装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による印字ヘッドのアップダウン装置の
一実施例をソレノイドＯＦＦの状態で示す一部削除平面
図、第２図は第１図中の線■−■に沿った縦断面図、第
３図は第１図の装置をソレノイドＯＮの印字状態で示す
平面図、第４図は第１図中の線■−■に沿った縦断面図
である。１・・・キャリジ、３・・・スリーブ、４・・・第１の
ギヤ、５・・・型車、６・・・第２のギヤ、８，１０．
１１・・・ばねクラッチ（一方向クラッチ）、９・・・
ラック、１２・・・カム車、１４・・・端面カム、１５
・・・周面カム、１６・・・ソレノイド、１７・・・可
動部、２２・・・爪部材、２５・・・ストツノ千部材、
２６・・・アップダウン動作伝達部材、３２・・・す？
フカセット駆動用ギヤ、３４・・・揺動部材。９１図第　２　図ｍ！！４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　キャリジ駆動と印字ヘッドのアップダウン駆動
とを同一駆動モータで行ない、該駆動モータな介する駆
動機構でりがン送シ制御を行なうことを特徴とする印字
装置。
（２）リボン送シ制御を行なうだめの機構にカムを使用
することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の印字
装置。