JPS6087718A - 脱穀機における揺動選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、脱穀機の揺動選別装置に関し、選別処理後
程切わが一番物（穀粒）中へ混入するのを防止すること
を目的とする。

このため、次の如き技術的手段を講じた。

即ち、扱胴（１）からの処理物を受けて揺動移送しなが
ら選別する揺動棚（２）を、その選別目金が大、小に調
節自在に構成し、この揺動棚（２）の下方には、揺動移
送方向（イ）に向うに従って一番受樋（３）、二番受樋
（４）を設け、上記揺動棚（２）には、棚先（５）が二
番受樋（４）の上方開口部（６）に臨んだ状態で揺動棚
（２）から選別されて落下する穀粒を受けて一番受樋（
３）へ流下案内する一番棚（７）を設け、この一番棚（
７）の棚先（５）は、上記揺動棚（２）の選別目合小ま
たは０の調節操作に起因して穀粒の一番受樋（３）への
流下案内量を少なくする方向へ作動すべく構成してなる
脱穀機知おける揺動選別装置の構成とする。

尚、図例ｒ（おいて、扱胴（１）は、扱室（８）内に回
転自在に軸（１ａ礫され、その周方向に沿って受網（９
）を張設している。揺動棚（２）は扱胴（１）の下方に
あって軸（ｌａ）方向に揺動可能に構成し、上段には所
定間隔毎に多数配設したフィン（１０を設け、手段には
グレンシーブσυを設けて構成している。

フィンＱ（ｅは、上部の左右突起（１０ａ）（１０ｂ）
ｒ棚枠（２ａ）に回転自在に枢支し、下部の左右突起（
１０ｃ）（１０ｄ）を棚枠（２ａ）に対し、軸（１ａ）
方向に沿って移動可能のアームα４に枢支連結して構成
している。（１３はアームＱ２の左右両端部間に亘って
止着する連結杆である。Ｑ４）はバネで一端を機枠、他
端を連結杆α葎に止着してアームα力を常に矢印（ロ）
方向へ弾発付勢すべく設けている。

Ｑ＄　ｕ　操作レバーで、このレバーａのに一端を止着
した操作具αＱの他端を連結杆α葎に止着シフ、このレ
バー　Ｑｉ９の操作回動により操作具ＯＱを介してフィ
ンαＱの目金調節を行うものである。

即ち、レバーＱ５１を矢印ｒｔ方向へ回動すると操作具
αＱが連結杆α■と共にアーム（６）をバネα弔に抗し
ながら反矢印（ロ）方向へ移動させるので、フィン００
は、突起（１０ａ）　（１０ｂ）を中心に矢印に）方向
へ伏回動復元力によりアームＨが矢印（ロ）方向へ移動
するのでフィン叫は突起（１０ａ）　（ｉｏｂ）を中心
に反矢印に）方向へ起立回動じてその選別回合を犬にす
る。

一番棚（７）の棚先（５）は、該棚（７）面上に沿いな
がら矢印衿方向へ摺接移動可能に構成さゎ、下面に止着
する軸Ｑ７）を左右機枠（１１１９外へ延出して、との
機枠０榎外側面に設ける電磁式伸縮杆Ｑ’Ｊに連結し、
この位置）とに切換移動すべく構成している。翰はリミ
ットスイッチで、上記電磁式伸縮４’Ｆ　Ｑっに連繋す
べく策電気回路構成し操作レバーα■の矢印（ハ）方向
Ｑυはフィートチエン、（イ）はＨ−風フアン、翰は吸
引ファン、（財）（ハ）は螺旋、い９は二番物を扱室（
８）内へ還元する二番還元筒を示す。

上側の構成において、稈切れ、藁屑類の発生量が少ない
稲を脱穀処理する場合は選別能率を上けるため揺動棚（
２）の選別回合を大きくして漏下率゛を上げる。つまシ
、操作レバーＱυを反矢印ｅつ方向へ操作回動すれば操
作具αＱを介してフィンＱｌが起立回動して選別回合を
大きくする。これと同時に、リミットスイッチｇ）がｒ
ＯＦＦＪになり伸縮杆Ｑｌが上動して一番棚（７）の棚
先（５）を矢印（イ）方向へ延出して揺動棚（２）から
落下する処理物の受け範囲を広くする。従って、扱胴（
１）、受網（９）から落下する処理物は、揺動棚（２）
、つまり、フィンＱＣＩ、グレンンープ０１）で揺動移
送選別され長い稈切れ類はフィンＱＯ上から機外へ吸引
除去され、二番物（諧技梗付穀粒、藁屑等）は開口部（
６）を通じて二番受樋（４）へ落下し再び二番還元筒（
ハ）を介して扱室（８）へ還元される。−香物（穀粒）
は、一番棚（７）で受けられて一番受樋（３）へ流下案
内され機外へ排出される。

次に、桿切れ、藁屑類の発生量が多い麦等を脱穀処理す
る場合は、先ず、操作レバーａつを矢印ｅ′）方向へ回
動して、フィンαＱを伏回動させることにより揺動棚（
２）の選別回合を小に調節する。これによって、藁屑類
の一番受樋（３）への落下量を少なくする。これと同時
に、該レバーαωで、リミットスイッチ（１）が「ＯＮ
ｌにされるから伸縮杆（Ｉｎが励磁されて下動し一番棚
（７）の棚先（５）が反矢印（イ）方向へ退避作動し揺
動棚（２）から落下する処理物の受け範７囲を上述した
稲の場合よりも狭くする。従って、処理物の選別作業時
、特に、稈切れ、釧屑類等が多量にあっても、一番棚（
７）による揺動棚（２）から落下する一番物の一番受樋
（３）への流下案内を稈切れ、藁屑類の混入をできるだ
け少なくした状態で行うことができる。

この場合、二番受樋（４）の上方開口部（６）が広くな
る結果、二番受樋（４）への処理物落下量が多くなるの
で選別作用が良好に行える。

この発明は、前記の如く技術的手段を講じたから、特に
、稈切れ、藁屑類の発生量の多い被処理物（麦等）を脱
穀、選別処理する場合揺動棚（２）の選別回合の小、ま
たは０調節と相俟って一番棚（７）の処理物受は範囲を
も狭くすることにより一番物（穀粒）への藁屑類混入を
効果的に少なくさせて選別精度の向上を図ることができ
ながらも、この一番棚（７）棚先（５）の調節は、麦等
の選別時、当然調節しなければならない揺動棚（２）の
選別回合の小または０調節に起因して自動的に設定でき
るから、これのみの入量操作によらないですみ誤操作が
防止でき確実な選別作業が行える効果を奏するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は側断
面図、第２図は要部の背断面図、第３図は要部の斜視図
、第４図、第５図は要部の側面図、第６図は回路図を示
す。 図中、符号（１）は扱胴、（２）は揺動棚、（３）は一
番受樋、（４）は二番受樋、（５）は棚先、（６）は開
口部、（７）は一番棚を示す。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井　関　晶　孝 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 扱胴（１）からの処理物を受けて揺動移送しながら選別
   する揺動棚（２）を、その選別目金が犬、小に調節自在
   に構成し、この揺動棚（２）の下方には、揺動移送方向
   （イ）に向うに従って一番受樋（３）、二番受樋（４）
   を設け、上記揺動棚（２）には、棚先（５）が二番受樋
   （４）の上方開口部（６）に臨んだ状態で揺動棚（２）
   から選別されて落下する穀粒を受けて一番受樋（３）へ
   流下案内する一番棚（７）を設け、この一番棚（７）の
   棚先（５）は、上記揺動棚（２）の選別目合小またはＯ
   の調節操作に起因して穀粒の一番受樋（３）への流下案
   内量を少なくする方向へ作動すべく構成してなる脱穀機
   における揺動選別装置。