JPS6084373A - 2―シアノアクリレート重合体用剥離剤組成物 - Google Patents

2―シアノアクリレート重合体用剥離剤組成物

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JPS6084373A
JPS6084373A JP19241983A JP19241983A JPS6084373A JP S6084373 A JPS6084373 A JP S6084373A JP 19241983 A JP19241983 A JP 19241983A JP 19241983 A JP19241983 A JP 19241983A JP S6084373 A JPS6084373 A JP S6084373A
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JP
Japan
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acetone
solvent
evaporation
parts
wax
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JP19241983A
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Mitsuyoshi Sato
佐藤 三善
Kaoru Kimura
馨 木村
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2−シアノアクリレート系接着剤、笈びネイル
ランカー用の剥離剤組成物に関するものである。2−シ
アノアクリレート系接着剤による接着の際の、過剰の塗
付による接着剤のはみ出業の能率を著しく損う。これま
で、2−シアノアクリレート系接着剤用の剥離剤が工業
用及び若干の家庭用として市販されていて、この剥離剤
は、ジメチルホルムアミド、ニトロメタン、アセトニト
リル、アセトン及びこれらの混合物などの有機婉翔1清
1イ市H3式÷1でし1乙〜Lか1.九がC)−従吏の
痢1離剤はいずれも毒性、引火性などの点で安全性に欠
ける上に、塗料面への付着性がほとんど無く、剥離作用
の効率が悪いなどの欠点を有している。
また従来のネールラッカー用剥離剤も同じ欠点を有して
いるのである。
本発明者らは、低毒性であり、塗付面への付着性が良(
、含有溶剤の蒸発抑制効果が犬き(、且つ優れた剥離性
を有する2−シアノアクリレート系接着剤用の剥離剤組
成物を開発するために鋭意研究を重ねた結果本発明を完
成するに至り、かつまた、低毒性及び塗布面への付着性
等がネイルラッカー用剥離剤組成物としても極めて優れ
ていることを見出した。
すなわち本発明は、アセトンまたはアセトンとエチルア
ルコールの混合溶剤及びヒドロキシプロピルセルロース
並びにワックスから1よる剥離剤組成物である。
本発明において用いられるアセトンは2−シアノアクリ
レート系接着剤の剥離剤として、比較的毒性の低い好ま
しい主溶剤である。本発明の組成物にはヒドロキシプロ
ピルセルロースを溶解スるが、その際に溶解度を高める
ために、アセトンの共溶剤としてエチルアルコールを混
合してもよい。
共溶剤どしてはメチルアルコールも使用できるが、毒性
の点から、エチルアルコールでな(てはならない。又プ
ロパツール、ブタノール等のアルコールは臭気の点で好
ましくない。
エチルアルコールの配合量は、アセトン100重風部に
対し、0〜60重量部が好ましく、4〜20重量部がさ
らに好ましい。60重量部を超えると接着剤硬化物に対
する溶解力が著しく低下する傾向がある。また、共溶剤
としてのエチルアルコールは、被着体が樹脂である場合
に、剥離剤組成物中のアセトンが被着体を溶解或は膨憫
させる作用を抑制するのにも役立つ、。
次にヒドロキシプロピルセルロースの主要な役割は、増
粘及び皮膜形成による蒸発の抑制であって、適当な粘度
を有せしめることによって、塗付面へのチ11離剤組成
物の付着を良好ならしめ、且つ接着剤硬化物の溶解作用
を持続させる働きをもつ。
ヒドロキシアルキルセルロースとしては、ヒドロキシエ
チルセルロースも市販されているが、これはアセトンま
たはアセトンとエチルアルコールの系には溶解し難く、
増粘剤として不適当である。
ヒドロキシプロピルセルロースの配合量はアセトン10
0重量部に対し0.5〜5重量部が好ましく、1〜6重
量部がさらに好ましい。0.5重量部未満では、剥離剤
組成物に十分な粘度を与えることが難しく、5重量部を
超えると粘度が高過ぎて塗付が困難となり且つ接着剤硬
化物に対する溶解力が低下する傾向がある。
マタヒドロキシプロピルセルロースは非消化性の物質で
生理的に無害である(例えば、「応用薬理」第4巻第6
号(昭和45年12月)参照)。
さらに、本発明において用いられるワックスは、溶剤の
蒸発に伴い、ヒドロキシプロピルセルロースと共に皮膜
を形成し、溶剤の蒸発を著しく抑制する働きがある。そ
の種類としては例えば、カルナウバろう、ショろう、み
つろう、鯨ろう、モンタンろう、パラフィンろう、硬化
ひまし油、ポリエチレンろう等があるが、入手し易さや
安価な点からパラフィンろうの使用が好ましい。
ワックスの配合量はアセトン100重量部に対し0.0
2〜1.0重量部が好ましく、01〜0.3酸部部がさ
らに好ましい。0.02重酸部未満では溶剤の蒸発の抑
制効果が十分でなく、また1、0重量部を超える量を本
発明におけるアセトン又はアセトンとエチルアルコール
の混合溶剤に完全に溶解することは困難である。
本発明の剥離剤組成物は、前述の各成分を通常の方法で
配合・溶解させることにより得られる。
得られる組成物は水浴性、非粘着性であるため、接着剤
固型物またはネールラッカーを剥離後、残ことにより、
清浄にすることができろ。
本発明の+lI l’ile剤組成物は低毒性であり、
塗布面への付着性が巨く、含有溶剤の蒸発抑制効果が大
きく、且つ優れた剥離性を有するので、2−シアノアク
リレート系接着剤、及びネイルラッカー用の剥離剤組成
物として好適である。
次に実施例、比較例、参考例及び比較参考例をあげて本
発明をさらに具体的に説明する。
尚、下記の各側における剥離試験は次の方法により行な
った。
26℃、湿度50係の雰囲気中鋼板上にプライマーとし
て硬化促進剤AA−センター(東亜合成化学工業■製商
品名)を塗り、2−シアノアクリレート接着剤(東亜合
成化学工業(社)部品名アロンアルファ)を塗布、硬化
させ、厚さ約02−の硬化物を形成した。塗布1時間後
の時点で剥離剤をその硬化物の上に約2鰭の厚さで塗布
し、所定時間経過後さらし布でふき取り、表面状態を見
る。
実施例1〜5、比較例1〜3 表1に示す組成を有する本発明の剥離剤組成物(実施例
1〜5)と比較試別(比較例1〜3)を用いて、鋼板上
の2−シアノアクリレート系接着剤の硬化物について剥
離試験を行なったところ表2の結果が得られた。
表2゜ (注) 評価の記号の意味 ○:完全な剥離 △:部分的な剥離 X:剥離せず 接着剤硬化物をアセトン中に浸漬した場合(比較例6)
が最も剥離性能が大であるが、本発[JJの剥離剤組成
物を鋼板上の接着剤硬化物上に塗布した実施例1〜4は
このアセトンに浸漬した場合とほぼ同等の剥離性を有し
ていることがわかる。エチルアルコールを703[部加
えた試料(実施例5)は剥離性能が若干低下する。
パラフィンワックス無添加の比較例1は溶剤の蒸発が早
く、処理時間10分では接着剤硬化物が再同化してil
l 1lif#できなかった。一方、ヒドロキシプロピ
ルセルロース無添加の比較例2は接着剤硬化物への付着
性が悪(かつ溶剤の蒸発も早く、処理時間1分程度で接
着剤硬化物が拘置化した。
参考例1〜6、比較参考例1 アセトン1o o 重忙部、エチルアルコール8重聞“
部、ヒドロギシブロビルセルロース1.5 重f?1部
の組成に、秤々の量のパラフィンワックスを配合し、剥
n1[剤組成物をつくる。この組成物2001+1i+
を26℃、湿度50係の雰囲気中2nの塗布厚で鋼板上
に塗布12.5分後の型開、減少を測定し、ワックスに
よる溶剤蒸発の抑制効果をみる。
表3゜ (注) ワックスの溶解性の記号の意味O:完全に溶解 Δ:難溶 ×:不溶分が必ず残る。
ワックスの配合量は増加する程、溶剤蒸発の抑制効果が
増すが05重量部以上は殆んど一定となる。一方ワック
スの溶解性は、0.5乗員部以上は溶は難く、1.0重
量部を超えるともはや完全に溶解することはない。
特許出願人 東亜合成化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アセトンまたはアセトンとエチルアルコールの混合
    溶剤及びヒドロキシプロピルセルロース並びにワックス
    からなる剥離剤組成物。
JP19241983A 1983-10-17 1983-10-17 2―シアノアクリレート重合体用剥離剤組成物 Granted JPS6084373A (ja)

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JP19241983A JPS6084373A (ja) 1983-10-17 1983-10-17 2―シアノアクリレート重合体用剥離剤組成物

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JP19241983A JPS6084373A (ja) 1983-10-17 1983-10-17 2―シアノアクリレート重合体用剥離剤組成物

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JPS6084373A true JPS6084373A (ja) 1985-05-13
JPH0315947B2 JPH0315947B2 (ja) 1991-03-04

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JP19241983A Granted JPS6084373A (ja) 1983-10-17 1983-10-17 2―シアノアクリレート重合体用剥離剤組成物

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JPS503126A (ja) * 1973-05-12 1975-01-14

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JPH0315947B2 (ja) 1991-03-04

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