JPS61272006A - ペン式エナメルリム−バ− - Google Patents

ペン式エナメルリム−バ−

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JPS61272006A
JPS61272006A JP11133685A JP11133685A JPS61272006A JP S61272006 A JPS61272006 A JP S61272006A JP 11133685 A JP11133685 A JP 11133685A JP 11133685 A JP11133685 A JP 11133685A JP S61272006 A JPS61272006 A JP S61272006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enamel remover
pen
enamel
liquid
type
Prior art date
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Pending
Application number
JP11133685A
Other languages
English (en)
Inventor
俊彦 高野
美和 曽山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
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Publication of JPS61272006A publication Critical patent/JPS61272006A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、爪に塗られたネールエナメル(マニキュア)
を落とすために使用するペン式エナメルリムーバーに関
する。更に詳しくは、使用後に、キャップを閉め忘れた
ままの状態で放置された場合においても、エナメルリム
ーバー液の1発を防止することのできるペン式エナメル
リムーバーに関する。
〔従来の技術〕
エナメルリムーバー液は、爪に塗られたネールエナメル
を効率よく落とす必要があるので、揮発性の極めて高い
有機溶剤例えばアセトン、エチルアルコール、酢酸エチ
ル等が通常使用されている。
前記のエナメルリムーバー液は、ビン詰めにした形で通
常市販されているが、使用する際に脱脂綿等を別に用意
する必要がある等の不便がある。
そこで、エナメルリムーバー液を充填し、そのリムーバ
ー液の塗布片を備えたペン式エナメルリムーバーが提案
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のペン式エナメルリムーバーにおい
ては、使用後に、キャップを閉め忘れたり、キャップの
閉まり具合が不完全であったりすると、短期間のうちに
、中味のエナメルリムーバー液が蒸発してしまい、使用
できなくなるという欠点があった。
本発明の目的は、キャップの閉め忘れや、キャップの閉
まり具合が不完全であった場合であっても、中味のエナ
メルリムーバー液の蒸発を有効に防止することのできる
ペン式エナメルリムーバーを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 前記の目的は、本発明により、不揮発性油分1重量%以
上を含有するエナメルリムーバー液を充填することを特
徴とする、ペン式エナメルリムーバーによって達成する
ことができる。
本発明で使用することのできるエナメルリムーバー液は
、当業界でエナメルリムーバー液として通常使用されて
いる任意の有機溶剤から選ぶことができる。しかしなが
ら、揮発性の高い溶剤、例えばケトン類(例えばアセト
ン)、酢酸エステル類(例えば酢酸エチル)等を使用す
る場合に、本発明の効果を有効に得ることができる。
本発明で使用することのできる不揮発性油分は、常温で
液体の油分であって、前記エナメルリムーバー液よりも
蒸気圧の低いものである。好ましい不揮発性油分は、2
0℃での蒸気圧が10°mmHg以下特には10− ”
a+n+Hg以下の油分である。20℃での蒸気圧が1
0− ”mn+Hgである不揮発性油分の例としては、
植物油特には不乾性油例えばオリーブ油、動物油例えば
スクヮラン、鉱物油例えば流動パラフィン、ワセリンま
たはパラフィンワックス、植物性ロウ例えばカルナウバ
ロウ、動物性ロウ例えばミツロウまたはラノリン、ある
いはシリコン油、高級アルコール、脂肪酸、または、高
級アルコールと脂肪酸との合成エステル油等を挙げるこ
とができる。
前記の不揮発性油分は、使用するエナメルリムーバー液
と均質に混合することができるものでなければならない
。両者の均質混合の様式は、溶解、懸濁または分散のい
ずれでもよいが、溶解させたものが好ましい。不揮発性
油分は1種類単独で配合してもよいが、2種類以上を組
合せて配合してもよい。
本発明のエナメルリムーバーにおいては、前記の不揮発
性油分を1重量%以上配合すると、エナメルリムーバー
液の蒸発を有効に防止することができる。一方、不揮発
性油分を15重量%以上配合するとエナメルリムーバー
液の除去効果が減少し、使用感が悪くなる。
不揮発性油分を配合することによって、別の効果を得る
こともできる。すなわち、−aに、エナメルリムーバー
液は脱脂力をもつ有機溶剤であるので、これを爪に塗布
すると、爪が脱脂されて白化し、かさかさになるという
現象がみられる。しかしながら、本発明による、不揮発
性油分含有エナメルリムーバー液は、前記の現象を回避
することができ、使用性も優れている。
前記のエナメルリムーバー液の蒸発を有効に防止でき、
しかも、前記の使用性も良好なリムーバー液を得るため
には、前記の不揮発性油分を7〜15重量%の範囲で配
合することが好ましい。
本発明による前記のエナメルリムーバー液を充填させる
ペン式エナメルリムーバ一本体それ自身は、従来公知の
ものを使用することができる。従って、例えば、収納容
器部片と、前記収納容器部片に装入され、前記のエナメ
ルリムーバー液を含浸させることのできる含浸体と、前
記の含浸体と少なくとも一端が接触しており、前記のエ
ナメルリムーバー液を吸収し、そして爪に塗布すること
のできる塗布体と、前記の収納容器部分に着脱自在で、
前記の塗布体を覆うことのできるキャップ部片とからな
るペン式エナメルリムーバ一本体を使用することができ
る。
前記の含浸体は、エナメルリムーバー液を多量に含浸さ
せることのできる構造のものであればよく、例えば、天
然繊維(例えば、木綿、羊毛)または合成繊維(例えば
、ポリプロピレン繊維)等からなる不織布(例えば、フ
ェルト)、編織物、あるいは他の有機もしくは無機材料
の多孔質体(例えば、ポリエチレン製フオーム、グラス
ウール)等である。好ましい含浸体はフェルトである。
前記の塗布体は、少なくともその一端が前記含浸体と接
触してエナメルリムーバー液を吸収し、他端から前記エ
ナメルリムーバー液を爪に塗布することができる構造を
もつ。塗布体は、前記の含浸体用の材料を接着剤等で固
めて、若干稠密化したものを一般に使用する。エナメル
リムーバー液を爪に塗布する側の塗布体先端は、筆記用
具特にフェルトペンの先端の形状をもつことが好ましい
本発明で使用することのできるペン式エナメルリムーバ
ーの一態様を第1図に示す。第1図は、キャップ部片を
取り除いた、使用時の状態のペン式エナメルリムーバー
の断面を模式的に示すものであり、収納容器部片(1)
は、含浸体(2)およびその中に含浸させたエナメルリ
ムーバー液を収納する、一般に円筒状の気密ハウジング
であり、一方の端部に塗布体(3)を通す開口部と、そ
の開口部の円周上に沿って外側に延びる筒状支持突起部
とを備えている。
〔作 用〕
本発明の極めて優れた蒸発防止効果は、不揮発性油分を
エナメルリムーバー液に溶解することによってもたらさ
れる蒸気圧降下の作用(実用上は、無視できる程度のも
のでしかない)によるものではなく、ペン式エナメルリ
ムーバーの塗布体部分が、長時間、外気中に放置される
と、不揮発性油分がその塗布体表面を効率よくシールし
、含浸体に含浸しているエナメルリムーバー液の蒸発を
抑制するという作用を利用した結果として得られるもの
である。
〔実施例〕
以下、実施例によって、本発明を更に詳細に説明するが
、本発明の技術的範囲がこれらの実施例によって限定さ
れるものでないことはいうまでもない。
劃−」− 第1図に示す型のペン式エナメルリムーバー(資生堂社
製のネールポートリムーバーペン)を使用して試験を実
施した。配合比3ニアの酢酸エチル/酢酸ブチル−エナ
メルリムーバー液に不揮発性油分としてトリイソステア
リン酸トリメチロールプロパン7重世%を加えて調整し
た液体3.5gを、前記ペン式エナメルリムーバーの含
浸体に含浸させ、キャップを取った状態のまま、37℃
の恒温層中に放置した。
重量減少率の測定結果を第2図に示す(曲線B参照)。
第2図には示さなかったが、3日後の蒸発率は37%で
あり、1週間後の蒸発率もわずか53%でしかなかった
北較■ 不揮発性油分を配合しないで、例1と同様の試験を実施
した。重tK少率の測定結果を第2図に示す(曲線A参
照)。なお、5時間後の蒸発率は43%であり、24時
間後にはほぼ100%蒸発してしまった。
圀り一影 トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン1重世%
を配合したエナメルリムーバー液を使用すること以外は
例1と同様の試験を実施したところ、蒸発率は5時間後
で26%、24時間後で63%であった。
拠−主 トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン5重量%
を配合したエナメルリムーバー液を使用すること以外は
例1と同様の試験を実施したところ、蒸発率は5時間後
で16%、24時間後で34%、そして3日後でもわず
か54%でしかなかった。
五−↓ トリイソステアリン酸トリメチロールプロパンの代わり
に、流動パラフィン5重量%を配合したエナメルリムー
バー液を使用すること以外は例1と同様の試験を実施し
たところ、蒸発率は5時間後で13%、24時間後で2
7%、そして3日後でもわずかに43%でしかなかった
貫−エ トリイソステアリン酸トリメチロールプロパンの代わり
に、シリコン油(ジメチルポリシロキサン)10重量%
を配合したエナメルリムーバー液を使用すること以外は
例1と同様の試験を実施したところ、蒸発率は5時間後
で10%、24時間後で20%、そして3日後でもわず
かに34%でしかなかった。
例6 トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン15重量
%を配合したエナメルリムーバー液を使用すること以外
は例1と同様の試験を実施したところ、蒸発率は5時間
後で6%、24時間後で14%、そして3日後で26%
、そして1週間後でもわずかに39%でしかなかった。
なお、前記例1〜例6の不揮発性油分を配合した各エナ
メルリムーバー液の使用性は、マイルド感があり、良好
なものであった 〔発明の効果〕 本発明は、ペン式エナメルリムーバーを使用した後で、
キャップを閉め忘れたり、あるいは、キャップの閉め具
合が不完全なままで長時間放置した場合においても、従
来のペン式エナメルリムーバーにおいて見られたような
エナメルリムーバー液が完全に蒸発してしまい使用でき
なくなるという欠点を、きわめて簡便で安価な方法によ
って解決したものであり、製品寿命の大幅延長を可能に
すると同時に、使用性の点においてもすぐれた効果を示
すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一態様であるペン式エナメルリムー
バーのキャップを除いた状態の断面図であり、第2図は
、エナメルリムーバー液の蒸発曲線を示すグラフである
。 1・・・収納容器部片、  2・・・含浸体、3・・・
塗布体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、不揮発性油分1重量%以上を含有するエナメルリム
    ーバー液を充填することを特徴とする、ペン式エナメル
    リムーバー。 2、(イ)収納容器部片と、 (ロ)前記収納容器部片に装入され、前記のエナメルリ
    ムーバー液を含浸させた含浸 体と、 (ハ)前記の含浸体と少なくとも一端が接触しており、
    前記のエナメルリムーバー液 を吸収し、そして爪に塗布することので きる塗布体と、 (ニ)前記の収納容器部片に着脱自在で、前記の塗布体
    を覆うことのできるキャップ 部片と からなる特許請求の範囲第1項の記載のペン式エナメル
    リムーバー。 3、前記のエナメルリムーバー液が、不揮発性油分7〜
    15重量%を含有するものである特許請求の範囲第1項
    または第2項記載のペン式エナメルリムーバー。
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Cited By (1)

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