JPS6079035A - 熱硬化したジシクロペンタジエン系ポリマーの製造方法 - Google Patents

熱硬化したジシクロペンタジエン系ポリマーの製造方法

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JPS6079035A
JPS6079035A JP59178187A JP17818784A JPS6079035A JP S6079035 A JPS6079035 A JP S6079035A JP 59178187 A JP59178187 A JP 59178187A JP 17818784 A JP17818784 A JP 17818784A JP S6079035 A JPS6079035 A JP S6079035A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/02Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes
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    • C08G61/08Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aliphatic carbon atoms prepared by ring-opening of carbocyclic compounds of carbocyclic compounds containing one or more carbon-to-carbon double bonds in the ring

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱硬化シンクロぜ/タジエンωCPDと略述
する)ポリマーの製造法およびそれによりつくられた生
成物に関する。本発明によればDCPDの重合法は、触
媒システムにハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤を添加
することおよび斐れによりつくられた生成物によシ特徴
づけられるものである。
熱硬化ポリ(DCPD)は、多くの用途に充分に適する
ものであυ特にエンジニアリングプラスチックとして適
している。しかしその用途は残存DCPDモノマーの特
有のにおいのため、ある程度限定されてきた。従って、
熱硬化生成物中の残存モノマー量を低下させることが望
まれている。
ボ+)CDCFD)の大きな特徴の一つは、反応射出成
形CRIM)と略述する)によってつくることができる
ことである。反応射出成形は、二つ以上の低粘度反応剤
ストlJ−ムの混合によるインモールド重合方法である
。混合ストリームは、その後モールド中に射出され、そ
こで速みやかに固形の不溶物となる。触媒システムが、
RIMで有用であるためには、以下のいくつかの条件が
必要である: 1)各反応剤ストリームが安定であり、かつ室温の条件
下でかなシの貯蔵寿命を有すること。
2)混合ヘッド中で完全に固化することなく、反応剤ス
トリームを混合することができること。
3)物質がモールドに射出された時すばやく反応し固体
を生成すること:Sよび、 4)触媒システムに添加したいかなる添加剤も、上述の
条件に悪影響を与えないこと。
いかなる添加剤も、反応に悪影#を及ぼさないことに加
えて、例えば触媒をよシ少なくすることができること、
および触媒に対する活性化剤の割合に対して触媒システ
ムをより不感応性にさせることの如く、反応効率を実際
に向上させうろことが所望されるのである。
アメリカ出願特許/l6342,453(1982年1
月25日)には熱硬化ポリ(ジシクロペンタジェン)お
よびその製造法について開示している。
またアメリカ特許/163,816,384には、ポリ
(ジシクロペンタジェン)を含む非硬化ポリアルケナマ
ーの分子量が、エチレン性不飽和・・ロゲン化炭化水素
の存在下で、重合することにより調整することができる
ことが記載されている。これらの文献のいづれにも、触
媒システムが一ロゲン含有ヒドロカルビル添加剤を添加
されている複分解−触媒システムでの熱硬化ポリ(シン
クロペンタジェン)の合成について記載されていない。
上述の条件のすべては、ジシクロペンタジェンが二部の
複分解−触媒システムで触媒化された場合に一致するの
である。この場合、第一部は、複分解−触媒から成シ、
第二部は、活性化剤から成シかつ少くともその一部には
、添加剤が少くとも1個のトリー・ロゲン置換炭素原子
かあるいは少くとも1個の活性化ノ・ロゲン原子を有す
るノ・ロゲン含有ヒドロカルビル添加剤を含有している
好適な態様においては、モノマーに加えて二つの複分解
−触媒部は、RIM機のヘッドで混合した後モールドに
射出され、そこでモノマーが速みやかに熱硬化ポリマー
となる少くとも二つの別々のストリームの基礎を成すも
のである。
複分解−触媒システムでは、生成物が高衝撃力8よび可
撓性を有する熱硬化ポリマーとなるような方法でジシク
ロペンタジェンを重合する。好適なモノマーは市販のも
乙b”−DCPD(3α゛、4゜7.7α−テトラヒド
ロ−4,7−メタノ−IH−インデン)である。x’(
’)−アイソマーは、市販されていないが、使用可能で
ある。
好適な態様によれば、熱硬化ポリマーは、DCPDモノ
マーからつくられる。他の態様によれ1、−F n/”
DnzJ−y J−JJ+Jゼ+Sン工1ノθ)ヒ ら
 %&のポリ環状ポリオレフィンの約10%までとから
熱硬化ポリマーがつくられる。
DCPDの重合は、二部複分解−触媒システムにより触
媒化される。その一部は、タングステンハライドあるい
は夕/ダステンオキシノ−ライド、好ましくはWCt6
あるいはW OCl 4のよう々タングステン含有触媒
である。他の部は、アルキルアルミニウム化合物のよう
な活性化剤である。アルキルアルミニウム化合物は、ア
ルキル基が1〜10個の炭素原子を含有するトリアルキ
ルアルミニウム、あるいはアルキルアル定ニウムシバラ
イドあるいはジアルキルアルミニラムノ・ライドである
。好適な活性化剤におけるアルキル基は、エチルである
触媒システムの一部は、上述のようにタングステン触媒
から成シ、好ましくはDCPDモノマー溶液である。タ
ングステン化合物は、改質されていない場合モノマーを
すばやく重合するであろう。
タングステン化合物を改質する好適な態様においては、
タングステンに少量の適当な溶剤を添加することによシ
、先ずサスインジョンをつくる。この溶剤は、タングス
テン化合物と反応してはいけナイ。好ましい溶剤の例は
、ベンゼン、トルエン、り四ロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、トリクロロベンゼンおよびヘキサンである。溶剤
は、タングステン化合物濃度が溶剤1tに対し約0.1
〜0.7モルと万るように充分に添加する。
ついでタングステン化合物は、そのサスインジョンに少
量のアルコール性あるいはフェノール性化合物を加えて
、サスペンションに溶解される。
フェノール性化合物が好適である。適当なフェノール’
UB金物には、フェノール、アルキル−フェノールおよ
びノ〜ロゲン含有フェノールがあシ、ターンヤリイーブ
チルフェノール、ターシャリイーオクチルフエノーノベ
およびノニルフェノールが最適である。タングステン化
合物対フェノール性化合物の好適なモル比は、約1:1
〜約1:3である。タングステン化合物/フェノール性
化合物浴液は、先ずフェノール性化合物をタングステン
化合物サスペンションへ加えた後、その生成溶液を撹拌
し、ついで生成した塩化水素を除去するためにその溶液
にドライネ活性ガスストリ〜ムを吹きこむことによりつ
くられる。更にはリチウムあるいはナトリウムフエノキ
ンドのようなフェノール塩をタングステン化合物サスペ
ンションへ添加後、その混合物をすべてのタングステン
化合物が実質上溶解する迄撹拌し、ついで沈澱した無機
塩を濾過あるいは遠心分離により除去することによって
もつくることができる。これらのすべての工程は、触媒
の不活性化を防止するため水分8よび空気の不存在下で
実施しなければなら々い。
最後に、タングステン化合物1モルに対しルイス塩基あ
るいはキレート剤約1〜5モルヲタン”フラン化合物溶
液へ加える。好適なキレート剤は、アルキル基が1〜1
0個の炭素原子を含むアセチルアセトンおよびアルキル
アセトアセテートである。好適なルイス塩基は、ベンゾ
ニトリルおよびテトラヒドロフランのようなニトリルお
よびエーテルである。
タングステン化合物/モノマー溶液の安定性おル性化合
物の添加前であろうと添加後であろうと達成される。
複分解−触媒システムの他の部は、上述のように活性化
剤から成シ、好適にはDCPDモノマー溶液である。未
改質のアルキルアルミニシム活性化剤/モノマー溶液を
触媒/モノマー溶液と混合すると、重合がすぐ開始され
ポリマーが急速に生成してしまう。この活性化剤/モノ
マー溶液に調整剤を加えるご七によシ、重合開始を遅ら
せることができる。アルキルアルミニウム化合物の調整
剤の代表的なものは、エーテル、エステル、ケトンおよ
びニトリルである。エチルベンゾエートおよびブチルエ
ーテルが好適である。アルキルアルミニウム対調整剤の
好適な比は、モルベースで約1 : 1.5〜1:5で
ある。
領分層−触媒/ステム中に添加する〜・ロゲン含有ヒド
ロカルビル添加剤には、少くとも一個のトリー・ロゲン
置挨炭素原子かあるいは少くとも1個の活性化−・ロゲ
ン原子が含有される必要がある。
好適なハロゲン原子は、塩素あるいは臭素である。
ヒドロカルビル部は、約1〜14個の炭素原子から成す
、アルキルアルケニル、あるいは芳香族等でアル。ヒド
ロカルビル部にはノ・ロゲン基を含有する他、エステル
あるいはケトン官能基のようなりC,PDの重合に悪影
響を与えないいかなる他の官能基を含有していてもよい
少くとも一個のトリ・・ロゲン置換炭素原子を含有する
−・ロゲン含有ヒドロカルビル ロロホルム、四環化炭L 1 、 1 、 1 − )
 ジクロロエタン、ヘキサクロロプロイン、ヘキサクロ
ロアセトン、エチルトリクロロアセテートおよびα,α
,αートリクロロトルエンでアル。エチルトリクロロア
セテートが、好適なー・ロゲン含有ヒドロカルビル添加
剤である。
゛活性化・・ロゲン原子”の意味は、技術者に公知のも
のであシ、不安定なー・ロゲン原子という意味である。
代表的な活性化・・ロゲン原子は、カルボニル、ビニル
結合、するいはフェニルのような電子吸引基に結合して
いる炭素に結合することによシ活性化されているハロゲ
ン原子である。他の活性化原子は公知である。活性化ハ
ロゲンを含有する代表的なハロゲン含有ヒドロカルビル
添加剤は、アリルクロライド、アリルブロマイド、ベン
ジルクロライドおよびヘキサクロロシクロペンタジェン
である。
ハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤は、複分解−触媒シ
ステムの一方の部があるいは両方の部に添加することが
できるし、あるいはDCPDへ別々に分けて添加しても
よい。好適なハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤である
エチルトリクロロアセテートは、触媒システムのタング
ステン含有部に添加することが好ましい。活性化剤1モ
ルあたジハロゲン含有ヒドロカルピル添加剤約去〜4モ
ル、好ましくは約1〜2モルを添加する。
最終的に所望されることは、触媒システム成分がつくら
れる場合に、生成するDCPD:タングステン化合物の
モル比が約1,000 : 1〜15.000+1、好
ましくは約6,000+1であることである。この好適
な6,000:1の比は、ハロゲン含有ヒドロカルビル
添加剤を含有しない触媒システムで使用される好適な2
,000:1の比と相当違っている。触媒の使用量がよ
シ少ないことは、単にコスト節減だけでなく、最終生成
物中の触媒残量が少なくなることでおる。触媒残量が少
ないと、未添加物よ多着色が少なくかつ腐食性が少ない
ポリマーがつくられることが見出されたのである。
史にまた、触媒システム成分をつくる場合、生成する活
性化剤;タングステンの比は、約2:1好ましくは約1
0:1である。このことは、ハロゲン含有ヒドロカルビ
ル添加剤を含有しない触媒システムで所望される場合よ
シ犬過剰量の活性化剤を用いて重合されることを意味す
る。この過剰の活性化剤は、触媒システム中に存在する
不純物を取除くだめに有用である。そうしなければ重合
や生成物に不純物は大きな悪影響を与えるであろう。
所定の触媒システムにおける触媒、活性化剤およびハロ
ゲン含有ヒドロカルビル添加剤の正しい使用量は、選択
される個々の触媒、活性化剤およびハロゲン含有ヒドロ
カルビル添加剤による。この骨は関連技術者であれば本
明細書の教示にょシ過度の経験がなくとも容易に決定す
ることができるであろう。
好適な態様によればポI)CDCPD)はRIM法によ
ってつくられ成形される。
少くともその一部がハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤
を含有している複分解−触媒システムの二部をDCPD
と別々の容器で混合し、二種の安定な溶液をつくる。こ
れらの容器を別々のストリーム源とする。そしてこの二
つのストリームをRIM機の混合ヘッドで配合した後、
暖めたモールドへ射出すると、これらは速みやかに重合
し固体の不溶物となる。
本発明は、二つのストリームにモノマーヲ含有する各ス
トリーム2よび添加剤を含有する一つのス) IJ−ム
を用いる態様へ限定する意図はない。
一つだけのストリームに配合したモノマーを有すること
、あるいは補助ストリームがモノマーあるいは添加剤あ
るいはその両方を含有している多数のストリームを使用
することが望ましい状況にあることは、当関連技術者に
は明白であろう。
これらのストリームは、RIM機の混合ヘッド中で混合
される。その工程に低分子量で急激に拡散する成分が含
有されているので、激しい混合をうることは容易である
。代表的な混合ヘッドは、直径が約0.03’2インチ
のオレフィスを有し、約400フイート/秒のジェット
速度を有している。
混合後、この混合物は、35〜100℃好ましくは50
〜70℃に保持したモールド中に射出される。モールド
圧は約10〜50 psiである。ポリ(DCPD’)
が生成するにつれて、急速な発熱反応がおこなわれる。
混合ストリームの射出後、モールドを20〜30秒開放
する。この短時間では、除熱は完全でなく、ポリマーは
熱いままで可撓性である。ポリマーは、熱い間あるいは
冷却後直ちにモールドから取出される。ポリマーは冷却
後、堅い固体となる。総サイクル時間は0.5秒位であ
る。後キユア処理は、サンプルに最終的な寸法安定性を
与えかつ最終的な物性を向上するために望ましいことで
あるが必須なことでは力い。後キユア処理は通常約17
5℃約15分で充分である。
ハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤をポリ(DCPD)
をつくるために用いる複分解−触媒システム中に混合す
る場合、最終生成物中の残存モノマー量が減少すること
が見出された。
ある態様では、反応剤ス) IJ−ム2よび最終ポリマ
ーに更に充填剤あるいは既製のエラストマーあるいはそ
の両方を含有している。
以下の実施例によって、本発明を説明するが、それらに
限定されるものではない。特にことわシがなければすべ
ての量は、モルあるいはモル濃度によるものである。
実施例1〜2に れらの実施例は、各濃度に2ける多数のハロゲン含有ヒ
ドロカルビルを含有するポリ(DCPD)の好適な態様
を説明するものである。
タングステン溶液の製造 窒素を充填したグローブ状袋に入れたドライ遠心分離び
んにWCl62.0417 (5,16mmol)を仕
込んだ。びんにふたをして窒素を吹き込んだ後ドライト
ルエン48.51Llを加えた。ゆっくシ吹き込みなが
ら1時間撹拌後、ドライノニルフェノール1.44 m
e (6,19mmot)を添加した。生成溶液を攪拌
し、3.5時間窒素吹込み後、ドライアセチルアセトン
1.06m1を加えた。その溶液を一夜、ゆつくシ窒素
吹込みながら撹拌しつづけた。トルエンのロスは補給し
た。この溶液をDCPDで希釈し最終濃度を0.007
1Mとした。
DCPDの重合 実施例1〜26は、上部にゴムストッパーを取付けた1
 5mmX 125mmのテスト管を用いておこなった
。触媒2よび活性化創部をシリンジにより添加する前に
精製窒素を用いて、管を15分間フラッシュさせた。前
述のようにしてつくったタングステン溶液2 mlにハ
ロゲン含有ヒドロカルビル添加剤を各テスト管の中で溶
解させた。皮下注射針の内側に熱電対をとシつけ各テス
ト管中の溶液に入れ、各テスト管に0.071 M E
t2AtCt10.085AiL−ブチルエーテルのD
CPD溶液2m1f仕込んだ。混合物を振とうし均一混
合物とした後、ゲル化反応、発熱反応させた。使用した
ハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤およびハロゲン含有
ヒドロカルビル添加剤、タングステン溶液および活性化
剤溶液の相対量、更に温度変化および×発熱までの時間
を第1表に示す。発熱は、重合の速度2よび完結を示し
ている。発熱までの時間が速いほど反応が速く、発熱が
大きければ大きいほど重合度が大きいのである。
実施例27〜30゜ 本実施例は、ハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤を複分
解−触媒システムに添加した場合の残存ジシクロ浸ンタ
ジエンモノマー濃度の減少を説明するものである。
実施例1〜26の操作を実施例27〜30および対照例
で繰返した。触媒システムに添加した各添加剤旧よび添
加剤対触媒旧よび活性化剤対触媒の比を第2表に示す。
熱硬化ポリマー中の残存DCPD量はポリ(DCPD)
をトルエンで抽出することによシ定量し、抽出物中のD
CPD量をガスクロマトグラフィによシ定量した。結果
を第2表に示す。
第 1 表 付層例 − 一−■−−−11 4 α、α、α−トリクロロトルエン 4.0 ’ 2
05 クロロホルム 0.88 8.8 6 クロロホルム 3.5 35 7 1.1.1−トリクロロエタン 2.8 2810
 へキサクロロプロ47 1.0 1011 へキサク
ロロアセトン 1.0 1012 へキサクロロアセト
ン 0.5513 アリルブロマイド 1.0 101
4 アリルブロマイド O=5 5 15 ベンジルクロライド 1.0 1016 ベンジ
ルクロライド 0.55 10 124 37 10 170 59 5 176 64 5 188 72 5 193 64 10 138 43 10 158 54 10 166 81 5 184 48 5 186 49 10 .204 36 10 196 33 10 186 37 10 178 65 10 167 68 10 187 54 10 161 56 第 1 衣 (続〕 10 168 54 10 161 39 5 180 85 5 180 85 5 172 109 5 178 75 5 172 70 第2表 対照例 −−1010% 27 四塩化炭素 22 10 0.07%28 へキ
サクロロプロペン20 10 0.01%29 α、α
、α−トリクロロ 20 ’ 10 0.11%′トル
エン 30 エチルトリクロロア 20 10 0.08%セ
テート 実施例31 本実施例は、触媒システムがエチルトリクロロアセテー
トを含有した場合の反応射出成形によるポリ(DCPD
)合成の好適な態様を説明するものである。
ポリCDCPD)は、インドのJeffersonvi
lleのAccuratio Co 社製の標準RIM
機を用いてつくられた。2個の2ガロンタンクにランダ
ムスチレン−ブタジェンゴム6重量%を含有するDCP
Dを仕込んだ。タンクを閉じて窒素で不活性としだ。タ
ンクの一つにEttAtCtを入れ、その濃度’!i0
.071Mにした後、同じタンクにジ−ループチルエー
テルを加えエーテル対Bt2Atctの比を1.2 :
 1としだ。ついでもう一つのタンクに、実施例1〜2
6のようにしてつくったWC7a/フエノール触謀を0
.624Mの濃度となるように、加え、更にエチルトリ
アセテ−)ヲ0.624Mの濃度となるように添加した
。これらの添加時は、システム中に酸素や水分が入らな
いように注意しておこなった。ついでこれらの物質をそ
れぞれの個々のタンクで充分混合した。
二個のタンクの成分は、標準衝突タイプのRIM混合ヘ
ッドによ多配合された。触媒/モノマー溶液と共に混合
した活性化剤/モノマーの比は、1:1であった。両溶
液を約8Q ml/ secの流速で直径0.032“
のオリフィスを通過させることにより衝突混合させた。
この場合のポンプ圧は約1000 psiであった。
生成混合物を40〜80℃に加熱したモールドに直接流
入した。モールドはクロムメッキアルミニウム製である
。このモールドは、10″×10″×z′憚さの平板サ
ンプルをつくる平らな穴を有している。モールドを締め
つけるため1.5tの圧力を使用した。残モノマー量を
実施例27−30の方法によシ分析したところ、ポリ(
DCPD)の重量に基き0.03重量係であった。
(外5名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複分解−触媒システムの活性化剤を含有する一つの
    反応剤ス) IJ−ム、該複分解−触媒システムの触媒
    を含有する第二の反応剤ス) IJ−ム、およびジシク
    ロペンタジェンを含有する少くとも一つの反応剤ストリ
    ームである多数の反応剤ストリームを最初に結合するこ
    と:から成るジシクロペンタジェンの取合ユニットの熱
    硬化ポリマーの製造法において、少くとも一つの反応剤
    ストリームへ少くとも1個のトリハロゲン置換炭素原子
    あるいは少くとも1個の活性化ハロゲン原子を含有する
    ハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤を添加することを特
    徴とする熱硬化ポリマーの製造方法。 2、ハロゲン含有カルビル添加剤が、クロロホルム、四
    塩化炭素、1,1.1−)リクロロエタン、ヘキサクロ
    ロプロペン、ヘキサクロロアセトン、エチルトリクロロ
    アセテート、α、α、α−トリクロロトルエン、アリル
    クロライド、アリルブロマイド、ベンジルクロライド、
    およびへ千すクロロシクロペンタジエンから成る群から
    選ばれる、特許請求の範囲第1項記載による方法。 3、ハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤が、エチルトリ
    クロロアセテートである特許請求の範囲第1項記載によ
    る方法。 4、・・ロゲン含有ヒドロカルビル添加剤対活性化剤の
    モル比が約0.5 : 1〜約4゛1である特許請求の
    範囲第1項記載による方法。 5、複分解−触媒システムの活性化剤を含有する一つの
    反応剤ス) 11−ム、該複分解−触媒システムの触媒
    を含有する第二の反応剤ストリームおよびシンクロペン
    タジェンを含有する少くとも一つの反応剤ス) IJ−
    ムである多数の反応剤ストリームを最初に結合すること
    によシ生成されるジシクロペンタジェンの重合ユニット
    の熱硬化ポリマーにおいて、少くとも一つの反応剤ス)
     1−ムヘ少くとも1個のトリハロゲン置換炭素原子あ
    るいは少くとも1個の活性化ノ・ロゲン原子を含有する
    ー・ロゲン含有ヒドロカルビル添加剤を添加することを
    特徴とする熱硬化ポリマー。 6、ハロゲノ含有ヒドロカルビル添加剤が、クロロホル
    ム、四塩化炭素、1,1.1−)リクロロエタン、ヘキ
    サクロロプロペン、ヘキサクロロアセトン、エチルトリ
    クロロアセテート、α、α。 α−トリクロロトルエン、アリルクロライド、アリルブ
    ロマイド、ベンジルクロライド、およびヘキサクロロシ
    クロペンタジェンから成る群から選ばれる特許請求の範
    囲第5項記載の熱硬化ポI]マー〇 7、ハo ケア含有ヒドロカルビル添加剤が、エチルト
    リクロロアセテートである特許請求の範囲第5項記載の
    熱硬化ポリマー。 8、(1) ジシクロペンタジェンの重合ユニットおよ
    び実質上10重重量上り少ない残存ジシクロペンタジェ
    ン、オヨヒ(2) ノhロゲン含有ヒドロカルヒル添加
    剤から成り、ヒドロカルビル添加剤が、少くとも1個の
    トリ・・ロゲン置換炭素原子あるG)は少くとも1個の
    活性化ノ・ロゲン原子を含有し、かつ該添加剤が、ジシ
    クロペンタジェンユニット対ハロゲン含有ヒドロカルビ
    ル添加剤のモル比約300 : 1〜約600 : 1
    で存在することを特徴とする物質の低残存モノマー重合
    生成組成物。 9、ハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤が、クロロホル
    ム、四塩化炭素、i、i、l−トリクロロエタン、ヘキ
    サクロロプロペン、ヘキサクロロアセトン、エチルトリ
    クロロアセテート、α、α。 α−トリクロロトルエン、アリルクロライド、アリルブ
    ロマイド、ベンジルクロライド、8よびヘキサクロロシ
    クロペンタジェンから成る群から選ばれる、特許請求の
    範囲第8項記載の組成物。 10、ハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤が、エチルト
    リクロロアセテートである特許請求の範囲第8項記載の
    組成物。 ■、該組成物が、約0.08重量%以下のジシクロペン
    タジェンから成る特許請求の範囲第8項記載の組成物。 込 該組成物が、約0.11重量%以下のジシクロペン
    タジェンから成る特許請求の範囲第8項記載の組成物。 B、ジシクロにンタジエンの重合ユニットおよび約0.
    11重量%以下の残存ジシクロペンタジェン;から成る
    物質の低残存モノマー重合生成組成物。 14、更にハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤から成り
    、ヒドロカルビル添加剤が、少くとも1個のトリハロゲ
    ン置換炭素原子あるいは少くとも1個の活性化・・ロゲ
    ン原子を含有し、かつ該添加剤が。 ジシクロインタジエンユニット対・・ロゲン含有ヒドロ
    カルビル添加剤のモル比約300 : 1〜約600 
    : 1で存在することを特徴とする特許請求の範囲第1
    3項記載の生成物。 B、・・ロゲン含有ヒドロカルビル添加剤が、クロロホ
    ルム、四塩化炭素、1,1.1−トリクロロエタン、ヘ
    キサクロロアセトン、ヘキサクロロアセトン、エチルト
    リクロロアセテート、α、α。 α−) IJジクロロルエン、アリルクロライド、アリ
    ルブロマイド、ベンジルクロライド、8よびヘルーIJ
    −/y + m 、’/力1”l々ソJ?ブエソづ1医
    譚A群づ\ら撰ばれる、特許請求の範囲第14項記載の
    組成物。 16、ハロゲン含有ヒドロカルビル添加剤が、エチルト
    リクロロアセテートである特許請求の範囲第14項記載
    の組成物。 17、該組成物が、約0.08重量%以下のジシクロペ
    ンタジェンから成る特許請求の範囲第14項記載の組成
    物。
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