JPH02115218A - メタセシス重合触媒系およびその製造法 - Google Patents

メタセシス重合触媒系およびその製造法

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JPH02115218A
JPH02115218A JP1243567A JP24356789A JPH02115218A JP H02115218 A JPH02115218 A JP H02115218A JP 1243567 A JP1243567 A JP 1243567A JP 24356789 A JP24356789 A JP 24356789A JP H02115218 A JPH02115218 A JP H02115218A
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catalyst
metasense
transition metal
catalyst system
polymerization
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JP1243567A
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Andrea Elizabeth Martin
アーンドレア・エリザベス・マーテイン
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Hercules LLC
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Hercules LLC
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/02Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes
    • C08G61/04Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aliphatic carbon atoms
    • C08G61/06Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aliphatic carbon atoms prepared by ring-opening of carbocyclic compounds
    • C08G61/08Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aliphatic carbon atoms prepared by ring-opening of carbocyclic compounds of carbocyclic compounds containing one or more carbon-to-carbon double bonds in the ring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J27/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • B01J27/06Halogens; Compounds thereof
    • B01J27/132Halogens; Compounds thereof with chromium, molybdenum, tungsten or polonium

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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シンクロペンタジエンのような歪/’t、、
 タ環を有するシクロオレフィンモノマー(strai
ned ring cycloolefin mono
mers)のメタセンス重合に適したWOC+ 、のよ
うなタングステンを含有するメタセンス触媒の製造法、
および該触媒をシンクロペンタジエン(DCPD)の架
橋重合体の製造に使用することに関する。
[従来の技術] メタセンス触媒により熱硬化したシクロオレフィン重合
体を製造することはよく知られており、例えば米国特許
第4.400.340号および第4.520,181号
明細書にはシンクロペンタジエンおよび他の類似のシク
ロオレフィンから2液反応射出成形(RIM)技術によ
ってかかる重合体を製造することが記載されている。モ
ノマーおよび可溶化され且つ早期の重合を防止すべく安
定化された均一なメタセンス触媒(より適切には触媒前
駆体と称される)を含有する第1の流れ、ならびに触媒
活性剤、慣用の反応速度調節剤およびモノマーを含有す
る第2の流れが混合ヘッドで一緒にされ、そして直ちに
型内に射出され、そこで重合して永久に固定した形へと
成形が行われる。これらの重合体は高い衝撃強度および
高いモジュラスを有している。
活性剤の流れに慣用の反応速度調節剤が存在しない場合
には、低温でも重合が極めて急速に生じ、通常は、混合
された流れを型に移送し得る前にモノマーが急速に重合
して固い固定した状態になる。反応速度調節剤を用いる
場合であっても、混合から重合が実質的に完了するまで
の全時間は今もって数秒でしかない。
個々のモノマーを使用するRIMシステムにとっては、
(1)個々の流れが安定であって且つ周囲条件下でかな
りの保存寿命を有していなければならない、(2)混合
ヘッドで固まることなく流れを完全に混合することが可
能でなければならない、(3)型内に射出された時に材
料は固体系へと速やかに固化しなければならない、およ
び(4)充填剤、安定剤、顔料等のいかなる添加剤も材
料が固化する前に添加されなければならない、というよ
うな要求を満たすことが必要である。したがって、選ば
れた添加剤は重合反応を妨げてはならない。
上記した米国特許におけるような典型的な系においては
、触媒成分はタングステンまたはモリブデンの単一なハ
ロゲン化物であり、そして活性剤はアルキルアルミニウ
ム化合物である。
反応速度調節剤はエステル、エーテル、ケトンまたはニ
トリルであり得る。
既知の単一のオレフィンメタセンス重合触媒は通常WC
I、に基づいている。触媒溶液は、不活性溶媒(通常は
トルエンまたはクロロベンゼンのような芳香族溶媒)に
溶解され、そしてそれにモノマーを加えることにより製
造される。
研究の結果、それは実際は湿分との接触により形成され
るWoCl Gであり、それがWCliに基づく触媒の
活性に主として寄与することが示されている。純粋なw
Oc 14もまたメタセンス触媒として効果がある。米
国特許第4.696,985号明細書にはアルミニウム
アルキルまたはアルミニウムアルキルハライドで活性化
されたWCl、およびWOCl 4の混合物が各々の成
分単独よりも歪んだ環を有するオレフィンのメタセンス
重合に対して活性がより高いことが記載されている。w
c+。
およびWOCL 4の混合物はWCl6に対して酸素供
与体を調節下に加えることによって得られる。
触媒はフェノール系化合物を添加することにより可溶化
される。この中間溶液は優れたメタセンス触媒活性を有
する。しかしながら、モノマーが緩慢に重合してゆくた
め、保存寿命が短い。−七たがって、典型的にはルイス
塩基、そして好ましくはキレート化剤からなる安定化剤
が添加される。このような物質としてはアセチルアセト
ン(2,4−ペンタン−ジオン; 略称acac)が挙
げられる。
この触媒溶液がモノマー流れに添加されると、短時間内
(しばしば1分よりも短い時間内)に発熱重合がおこる
。流れのいずれかまたは両方にエラストマーのような他
の材料を加えることもできる。エラストマーは粘度を上
げて取扱い性を改良し、また重合体の機械的な性質を改
良することもある。
残留モノマーの量を最小にするためには、重合が実質的
に完了するのに充分な活性を触媒は有していなければな
らない。残留モノマーの存在は重合体の剛性等の諸性質
に悪影響を及ぼし、成形品に不快な臭いを付与する。タ
ングステンに基づく既知の単一な触媒は入手し得るもの
のうちでは最も活性が高いが、モノマーのより完全な重
合を行わせるためには活性のより増したシクロオレフィ
ン用の改良された重合触媒が求められている。
2つの異なった遷移金属の可溶性化合物を含有する触媒
もまた知られており、通常、2核触媒(binucle
ar catalyst)または2金属触媒(bime
tallic catalyst)と称されている。例
えば、Angew、  Chem、、  85. 14
8 (1973)  およびAngew、  Chem
、、  Engl、  27. 275 (1988)
  には、MOCh/At、O,に加えられたTiO□
を含む2つの異なった遷移金属の錯体からなる2成分触
媒、およびシリカ上のクロムの支持体上のMoおよびW
を含む2つの異なった遷移金属の錯体からなる2成分触
媒が各々記載されている。
これらの文献に記載された触媒は満足のゆく活性を有し
てはいるが、副反応の発生、重合体から触媒を分離する
のが困難である等の種々の理由によりバルクメタセンス
重合には適さない。
米国特許筒4.176.220号明細書には少なくとも
1つの極性置換基を有する開環重合に対して極めて高い
活性を有する触媒組成物が記載されており、該触媒組成
物は、W、 Mo、 ReまたはTaの化合物、デミン
グ(Deming)周期率表の第1A、llA1 Ir
BおよびI[[A族元素の有機金属化合物、ならびにV
、CrXMnまたはデミング周期率表の第IVBおよび
■族の元素のうちの1つの化合物の反応混合物からなっ
ている。しかしながら、この米国特許明細書にはシンク
ロペンタジエンのような歪んだ環を有するシクロオレフ
ィンモノマーのメタセンス重合に適する触媒の製造法は
記載されていないJ [発明の内容] 本発明は、既知の触媒に比べて高い活性を有する、シン
クロペンタジエンのような歪んだ環を有するシクロオレ
フィンモノマーのメタセンス重合に適する触媒の製造法
を提供するものであり、WOCl、またはWOC: l
 4とWCl6との組合せからなるタングステン化合物
を溶媒に溶解し、そしてフェノール系化合物または同様
に使用される慣用のアルコール系化合物およびキレート
化剤またはルイス塩基をタングステン化合物の溶液に加
えることによってタングステン化合物を可溶化および安
定化する工程からなり、タングステン化合物の溶液に周
期律表の第rVB族および第VB族からなる群から選ば
れる遷移金属(チタン、ジルコニウム、ハフニウム、バ
ナジウム、ニオブおよびタンタルを含む)のハライド錯
体を、遷移金属ハライド錯体:タングステン化合物のモ
ル比が約1=2〜約2.5:1で加えることを特徴とす
るものである。
本発明の方法によって製造された2核触媒(binuc
lear catalyst)組成物は、典型的なメタ
センス触媒活性剤で活性化したときに、歪んだ環を有す
るシクロオレフィンモノマーの重合に有効であり、高衝
撃強度および高モジュラスを何する熱硬化した重合体を
生成する。
周期律表の第IVB族および第VB族の遷移金属ハライ
ド錯体が高酸化状態にあるのが好ましく、そして好まし
い遷移金属はタンタル、ニオブおよびチタンである。チ
タンテトラクロリド、タンタルペンタクロリドおよびニ
オブペンタクロリドからなる錯体がより好ましい。触媒
/モノマー溶液の早期における重合が生じないように、
遷移金属ハライド錯体自身はメタセンス重合触媒活性を
持たないことが望ましい。
市販されているエンド−DCPD(3a 、 4 、7
 、7a−テトラヒドロ−4,7−メタノ−IH−イン
デン)であるシンクロペンタジエンが本発明におけるモ
ノマーとして好ましい。市販されてはいないが、エキソ
−異性体も使用できる。市販の材料は重合を妨げる不純
物を除くために精製することが必要である。低沸点留分
を除去しなければならない。これは、C4〜6の不飽和
揮発分、すなわち約90±3トル絶対圧において100
℃より低い温度で留出してくる揮発分を蒸留除去するこ
とにより行うことができる。出発原料を、モレキュラー
シーブ、アルミナまたはシリカゲルのような吸着剤によ
り処理して精製するのが時として望ましい。更に、出発
材料の水分含量は約1100ppより低くなければなら
ない。水が存在すると触媒系の触媒成分および活性剤成
分の両方が加水分解されて重合が阻害される。減圧下で
共沸蒸留することにより水を除去することができる。
特別のことわりがない限り、本明細書中における%は重
量%を意味し、また「溶媒」とはモノマーまたは触媒を
容易に溶かし得る流体をいう。
重合に用いる精製シクロオレフィンが少なくともシンク
ロペンタジエンを50%含有するのが好ましく、そして
重合を2液(two−part)RI Mメタセンス触
媒系により好ましい、2液RIMメタセンス触媒系では
、触媒含有液は本発明の2核触媒組成物を含有し、他方
の液が活性剤を含有し、該活性剤は通常アルキル基の炭
素原子数が1〜10であるトリアルキルアルミニウム、
アルキルアルミニウムジハライド、ジアルキルアルミニ
ウムハライドまたはそれらの混合物のようなアルキルア
ルミニウム化合物からなっている。好ましいアルキルア
ルミニウム化合物にはアルキル基がオクチルであるアル
キルアルミニウム化合物がある。アルキル錫化合物のよ
うな他の触媒活性剤も使用できるが、それは弱いルイス
酸であるので、アセチルアセトンのようなルイス塩基安
定剤を含んでいない触媒と一緒に使用するのが望ましい
本発明における好ましいフェノール系化合物は、フェノ
ール、アルキルフェノール、ハロゲン化フェノールまた
はフェノラード塩であり、【−ブチルフェノール、オク
チルフェノール、ノニルフェノール、またはリチウムフ
ェノキシドやナトリウムフェノキシドのようなフェノラ
ード塩が特に好ましい。タングステン化合物:フェノー
ル系化合物の好ましいモル比は、約1=1〜約1=3で
ある。
好ましいキレート化剤はアセチルアセトンまたはアルキ
ルアセトアセテートであり、そこでアルキル基が1〜1
0の炭素原子数を有し、かつ触媒:キレート化剤のモル
比が約1=1〜約l:3で存在するのが好ましい。好ま
しいルイス塩基は、ニトリルまたはエーテルであり、ベ
ンゾニトリルまたはテトラヒドロフランが特に好ましい
触媒溶液は、好ましくはタングステン化合物および可溶
化のためのフェノール系化合物の有機溶媒中のスラリー
を形成することにより調製され、そこでは有機溶媒とし
ては、トルエン、ベンゼン、クロロベンゼン、ジクロロ
ベンゼン、トリクロロベンゼンまたはメチレンクロリド
のような塩素化炭化水素が使用できる。遷移金属錯体と
反応せず且つ溶媒の使用量が最小限で済む溶媒を使用す
るのが望ましい。
溶液を撹拌している間に窒素ガスのような乾燥不活性ガ
スを溶液に通してすべての塩化水素を除去する。また代
わりに、リチウムフェノキシドまたはナトリウムフェノ
キシドのようなフェノール塩を有機溶媒中のタングステ
ン化合物のスラリーに加え、実質的にすべてのタングス
テン化合物が溶解するまで混合物を撹拌し、そして沈澱
した無機塩を濾過または遠心分離により除去することも
できる。キレート化剤またはルイス塩基は次いでタング
ステン化合物の溶液に加えることができる。これらのす
べての工程は、触媒を不活化する湿分および空気の不存
在下で実施しなければならない。
2核触媒の第2の遷移金属成分がフェノール系化合物の
前に加えられてもまたは後に加えられても触媒/モノマ
ー溶液の安定性および保存寿命は改良されるが、タング
ステン含有触媒の製造後に錯化剤を加えると最良の結果
が得られる。もしキレート化剤の添加前に遷移金属ハラ
イドを加えると、触媒の活性に悪影響を及ぼす。
遷移金属はモノマーと混合する前にタングステン化合物
に加えても、またはモノマー/タングステン触媒溶液に
それが調製された後に加えてもよい。
タングステン化合物触媒1モルにつき約0.5〜約2.
5モルの遷移金属ハライド錯体を加えると、遷移金属ハ
ライド錯体:タングステン化合物のモル比は約l:2〜
約2.5+1になる。
遷移金属錯体が、TiCl4におけるように液体のとき
、あるいはタングステン溶液またはモノマー/タングス
テン触媒溶液中に容易に溶けるときには、直接添加して
もよい。そうでない場合には、遷移金属錯体を適当な芳
香族溶媒に溶かした溶液にして加えるのがよい。遷移金
属錯体が低溶解性の場合には、タングステン成分におけ
るのと同様に、フェノール、アルキルフェノールまたは
ハロゲン化フェノールにより可溶化してもよい。
シンクロペンタジエンのような精製シクロオレフィンを
この触媒溶液に加えた場合には、安定な数カ月の保存寿
命を有する混合物が形成される。
実施例 1 [タングステン触媒溶液の調製] この実施例1ではj、 Am、 Chem、 Soc、
、 1982゜104、7483−7491に記載され
たPedersen等の方法にしたがってCH2Cl2
中のWCl6およびMe3SiOMeを反応させて純粋
なWOCl、をまず製造することによって、タングステ
ン含有触媒溶液の0 、05 M溶液を調製した。
微粉砕WCl6 54.5g(0,14M)をジクロロ
メタン350m+2に懸濁させ、そして混合物をMe3
SiOMe14.3g (0,14M )を含むジクロ
ロエタン40mQ溶液を滴下しながら4時間に亘って激
しく撹拌した。
混合物を濾過し、オレンジ色の沈澱をペンタンで洗浄し
て減圧下で乾燥した。澄液からジクロロメタンを減圧下
で除くと赤−オレンジ色の固体が残留した。この赤−オ
レンジ色の固体を上記オレンジ色の洗浄沈澱とともに8
0°Cで真空下に昇華させると、純粋な結晶WOCl*
  42−7 g (91%)を得た。例えば窒素雰囲
気下におけるような不活性雰囲気下で、WOCl、 0
.6158g (0,00180モル)を容器に計り入
れた。次いで乾燥トルエン36m<+を加えると赤色の
スラリーになった。このスラリーにトルエン中のノニル
フェノールの1.0M溶液1.80mQ(ノニルフェノ
ール0.00180モル)を加えた。この溶液を撹拌し
窒素を1時間スバージして副生物であるHCIを除去し
た。最後にアセチルアセトン(acac)0.18m+
2(0,00180モル)を加え、溶液を再び1時間ス
パージした。
この実施例1および以下のすべての実施例において、フ
ェノールとは、ノニルフェノールのことを省略して言っ
たものであり、ここで得られた溶液についてはW/フェ
ノール/acacで表す。
実施例2 [タングステン触媒溶液およびTiC1,による重合]
この実施例2では2核触媒を含有するモノで−を調製し
た。
未抽出ゴム栓をした15X125mm試験管に窒素を1
0分間スパージした。シンクロペンタジエン(DCPD
) 5 mQをこの試験管に入れ更に10分間スパージ
した。実施例1で調製した触媒溶液0.38n+Qおよ
びTiC1,の0.IM トルエン溶液0−57m4を
試験管に加えた。トリーn−オクチルアルミニウム(T
NOA)およびビス(メトキシエチル)エーテル(ジグ
ライム;反応速度調節剤)の0.35M トルエン溶液
0.16mQを注入することにより重合を開始させた。
発熱硬化時間(誘導時間: inductiontim
e)  および発熱温度を熱電対で測定した。
典型的な結果を、初めのWOCl4および次のTiC1
゜を含まない比較例とともに下記の表−1に示す。
表 2000/ 1/ 3/ 3      157   
     25200010/3/3      なし
     硬化せず2000/I10/3     1
65       85表−1の結果は、初めのタング
ステン化合物を欠くと発熱硬化が生じず、TiC++が
2核触媒の他の成分とともにDCPDを重合することが
できないことを示している。また表−1の結果から、チ
タン化合物が存在しない場合にはタングステン化合物は
DCPDを重合することができるが、誘導時間の値から
明らかなようにその活性がより低いことがわかる。
実施例3および4 [異なるアルミニウムアルキル活性剤を使用するTlC
l4/WOC+42核触媒による重合]この実施例3お
よび4では、実施例2におけるTNOA/ジグライム溶
液を、TNOAと、ジグライムで調節されたDOAI 
(ジ−n−オクチルアルミニウムヨーダイト)またはジ
−n−ブチルエーテルで調節されたDEAC(ジエチル
アルミニウムクロリド)との混合物で置き換えた外は実
施例2の工程にしたがって行った。
結果を下記の表−2に示す。
表−2 実施例3 2000/l/l/3 2000/110.5/3 実施例4 2000/1/l/1.5 2000/I10/1.5 TNOA/DOAI   164    50    
0.4TNOA/DOAI   168    75 
   0.2EAC DEAC 表−2の結果は、TiC1,の量が増すと誘導時間が改
良されること、そしてこれは残留モノマ。
−量を改良する場合、またはあまり影響を与えない場合
があることを示している。
実施例 5 [TNOAで活性化されたTaCl5/WOCI<  
2核触媒による重合〕 この実施例5では、TiCl4溶液の代わりにトルエン
中の7ニルフエノールのl 、 G 当量ト反応したT
aC1,の0.05M溶液を使用して実施例2の方法と
同様にして行った。
結果を下記の表−3に示す。
表−3 在しない場合にはタンタル化合物はメタセンス重合に対
して不活性であることがわかる。そして、WOCl、の
活性はTaCl5の添加により大幅に改良されることも
わかる。
実施例 6 [TNOAで活性化されたNbC1a/WOCl42核
触媒による重合] この実施例6では、TiC1m溶液の代わりに一トルエ
ン中のノニルフェノールのl 、 O当it 、!: 
反応したNbCl 、の帆IM溶液を使用して実施例2
の方法と同様にして行った。
結果を下記の表−4に示す。
表−4 2000/l/1.4/1.7    160    
 90     0.42000/1/2.1/1.7
    150     54     0.1200
0/1/2.1/2.4    145     52
     0.12000/1/3/3      1
45        30200010/3/3   
   なし     硬化せず2000/I10/3 
    154       90表−3の結果から、
タングステン化合物が存表 4の結果から、タングステン化合物が存在しない場合に
はニオブ化合物はメタセンス重合に対して不活性である
ことがわかる。そして、タングステン化合物の活性はニ
オブ化合物の添加により大幅に改良されることもわかる
実施例7 [TNOAで活性化されたMoCl5/WOCl4 2
核触媒による重合] この実施例7では、実施例2のTiCl4溶液をトルエ
ン中のノニルフェノールの1.O当iと反応したMoC
l5の0.1M溶液で置き換えた外は実施例2の方法と
同様にして行った。この場合、MoCl 、自身は望ま
しくないDCPDのゲル化をもたらした。
結果を下記の表−5に示す。
表  −5 2000/l/3/3       126     
   180200010/3/3      ゲル化
     110表−5の結果はMoCI 5が2核触
媒の成分として好ましくないことを示している。
実施例 8 [TlC14/WOCl42核触媒を使用するRIM法
によるポリDCPDの製造] この実施例8では、A ccuration社により製
作された標準的なRIM成形機を使用してRIM法によ
りポリシンクロペンタジエンを製造した。
成形工程の例を示すと次のとおりである。
まず、所望量の触媒/ DCPD混合物、および活性剤
/ DCPD混合物を2個の2ガロン容タンクにそれぞ
れ充填する。それらのタンクはRIM成形機の異なった
側に位置する。一方の側のタンクAには活性剤混合物が
入っており、もう一方の側のタンクBには触媒混合物が
入っている。所望ならば、ゴムおよび/または有機樹脂
をDCPDに予め溶解した溶液にして加えることができ
る。
もし、所望ならば固体充填剤を加えることもできる。次
いでタンクを閉じて窒素雰囲気下におく。
第1の流れ(A成分)は、6重量%のランダムスチレン
−ブタジェンゴムを含有するDCPD3.5212(7
,5ボンド)およびDCPD中の1.0M活性剤濃縮物
(TNOA/ DOA I/ DCのモル比、 85/
 15/ 10100)128から形成された。この流
れではDCPD/ A Iのモル比が約550/ 3で
ある。
第2の流れ(B成分)は、ゴム添加DCPD3.52f
fおよび2核触媒溶液900mQから形成された。該触
媒溶液はWOCl4/C9フエノール/ acac(1
/ 1/l)の0.05M トルエン溶液であり、これ
に1当量のTiC1,が添加された。それにより、DC
PD/ W / T iのモル比は約550/ l /
 lである。このB成分には酸化防止剤(lrgano
x 1076) 69gおよび脱臭剤(Rose ox
ide)  15m4を加えた。
活性剤溶液(A成分)と触媒溶液(B成分)の混合を、
標準衝突混合形式のRIM混合ヘッドを使用して行った
。活性剤/モノマー溶液と触媒/モノマー溶液の混合割
合は1:1であった。衝突混合は、両方の溶液を直径0
.032インチのオリアイスを約80m12/秒の流速
で通過させることにより行った。このためには約100
0psiのポンプ圧が必要であった。
得られた混合物を50〜60°Cの間の温度に加熱され
た型内に直接流し入れた。型はアルミニウムで作られ、
クロムメツキされたものである。
型は、10インチ×10インチ×1/8インチ厚の板状
試料を形成すべく平らなキャビティを有していた。型を
閉鎖状態にするための型締圧は1.5トンであった。
架橋した重合体が形成された。出来上がった試料は約8
秒硬化され、そして約20秒で型から取り出された。
これらの試料の物性を、Klosiewics  の方
法により製造されたポリDCPDとの比較で下記の表6
に示す。
表 曲げ弾性率(kpsi)    270    231
曲げ強さ(kpsi)   10   7引張りモジュ
ラス(kps i)      200      1
78引張り強度(kpsi)     5     4
引張り伸び (%)60    70 板衝撃強さ(ft−1b)    11    11残
留モノマー量 (%)     約31.4残留トルエ
ン量 (%)    1より小      6.9表−
6の結果によると、本発明の実施例8により製造された
ポリDCPDの物性(表−6の右欄)が、比較例のポリ
DCPDの物性(表−6の左欄)よりもやや低いが、こ
れは多量の溶媒が残留していることによるものである。
残留モノマー量についてみると、本発明の実施例のもの
は、比較例のものの約2分の1に減少している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)WOCl_4またはWOCl_4とWCl_6との
    組合せからなるタングステン化合物を溶媒に溶解し、そ
    してフェノール系化合物およびキレート化剤またはルイ
    ス塩基をタングステン化合物の溶液に加えることによっ
    てタングステン化合物を可溶化および安定化する工程を
    含むシンクロペンタジエンのような歪んだ環を有するシ
    クロオレフィンモノマーのメタセンス重合に適した触媒
    の製造法であって、タングステン化合物の溶液に周期律
    表の第IVB族および第VB族からなる群から選ばれる遷
    移金属のハライド錯体を、遷移金属ハライド錯体:タン
    グステン化合物のモル比が約1:2〜約2.5:1で加
    えることを特徴とする触媒の製造法。 2)遷移金属ハライド錯体が高酸化状態にあり、かつ遷
    移金属がタンタル、ニオブまたはチタンである請求項1
    記載の触媒の製造法。 3)遷移金属ハライド錯体がタンタルペンタクロリド、
    ニオブペンタクロリドまたはチタンテトラクロリドから
    なる請求項1または2記載の触媒の製造法。 4)フェノール系化合物がフェノール、アルキルフェノ
    ール、ハロゲン化フェノールまたはフェノラード塩であ
    る請求項1〜3のいずれか1項記載の触媒の製造法。 5)フェノール系化合物がt−ブチルフェノール、オク
    チルフェノールまたはノニルフェノールである請求項4
    記載の触媒の製造法。 6)フェノラード塩がリチウムフェノキシドまたはナト
    リウムフェノキシドである請求項4記載の触媒の製造法
    。 7)キレート化剤がアセチルアセトンまたはアルキルア
    セトアセテートである請求項1〜6のいずれか1項記載
    の触媒の製造法。 8)キレート化剤におけるアルキル基が1〜10の炭素
    原子を有し、かつキレート化剤が触媒:キレート化剤の
    モル比で約1:1〜約1:3で存在する請求項4記載の
    触媒の製造法。 9)ルイス塩基がニトリルまたはエーテルである請求項
    1〜8のいずれか1項記載の触媒の製造法。 10)ルイス塩基がベンゾニトリルまたはテトラヒドロ
    フランである請求項9記載の触媒の製造法。 11)歪んだ環を有するシクロオレフィンモノマーを重
    合するための請求項1〜10のいずれか1項記載の方法
    により製造された触媒の使用。 12)触媒がモノマーの1つの部分に溶解され、触媒活
    性剤がモノマーの他の部分に溶解され、そして両部分が
    混合ヘッドで一緒にされ、そして永久的に固定された形
    へと成形が行われる型内に射出される請求項11項記載
    の触媒の使用。 13)モノマーがシンクロペンタジエンである請求項1
    1または12記載の触媒の使用。 14)WOCl_4またはWOCl_4とWCl_6と
    の組合せおよび遷移金属ハライド錯体を含有し、該WO
    Cl_4またはWOCl_4とWCl_6との組合せが
    該遷移金属ハライド錯体に加えられる前にまず溶媒に溶
    解され、フェノール系化合物で可溶化され、且つキレー
    ト化剤またはルイス塩基で安定化される第1液;並びに
    触媒活性剤を含有する第2液からなる2液性メタセンス
    重合触媒系であって、遷移金属ハライド錯体を触媒系の
    該第1液にたいして遷移金属ハライド錯体:タングステ
    ン化合物のモル比が約1:2〜約 2.5:1で加えるとともに、該遷移金属が周期律表の
    第IVB族および第VB族からなる群から選ばれることを
    特徴とする2液性メタセンス重合触媒系。 15)遷移金属ハライド錯体がタンタルペンタクロリド
    、ニオブペンタクロリドおよびチタンテトラクロリドか
    らなる群から選ばれる請求項14記載のメタセンス重合
    触媒系。 16)フェノール系化合物がフェノール、アルキルフェ
    ノール、ハロゲン化フェノールおよびフェノラード塩か
    らなる群から選ばれ、キレート化剤がアセチルアセトン
    およびアルキル基が1〜10の炭素原子を有するアルキ
    ルアセトアセテートからなる群から選ばれ、そして触媒
    :キレート化剤がモル比で約1:1〜約1:3の量で存
    在する請求項14または15記載のメタセンス重合触媒
    系。 17)フェノール系化合物がt−ブチルフェノール、オ
    クチルフェノールおよびノニルフェノールからなる群か
    ら選ばれる請求項16記載のメタセンス重合触媒系。 18)キレート化剤がアセチルアセトンである請求項1
    7記載のメタセンス重合触媒系。 19)ルイス塩基がニトリルおよびエーテルからなる群
    から選ばれる請求項18記載のメタセンス重合触媒系。 20)ルイス塩基がベンゾニトリルまたはテトラヒドロ
    フランである請求項19記載のメタセンス重合触媒系。 21)触媒活性剤がアルキルアルミニウム化合物である
    請求項14〜20のいずれか1項記載のメタセンス重合
    触媒系。 22)アルキルアルミニウム化合物がトリアルキルアル
    ミニウム、アルキルアルミニウムジハライド、ジアルキ
    ルアルミニウムハライドおよびそれらの混合物からなる
    群から選ばれ、かつアルキル基が1〜10の炭素原子を
    有するものである請求項21記載のメタセンス重合触媒
    系。 23)(a)1つの反応性流れがメタセンス触媒系のう
    ちの活性剤および調節剤を含有し、第 2の反応性流れが2核触媒系を含有し、そ れらの反応性流れのうちの少なくとも1つ がシンクロペンタジエンを含有する複数の 反応性流れを混合し;そして (b)反応性混合物を重合が生ずる型内に直ちに射出す
    る ことにより製造されたポリジシクロペンタジエンの熱硬
    化重合体。 24)2核触媒がタングステンハライド錯体、タングス
    テンオキシハライド錯体またはそれらの混合物と、チタ
    ン、ニオブおよびタンタルからなる群から選ばれる遷移
    金属の錯体との混合物である請求項23記載の熱硬化重
    合 体。
JP1243567A 1988-09-21 1989-09-21 メタセシス重合触媒系およびその製造法 Pending JPH02115218A (ja)

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