JPS6077836A - 容器の殺菌シ−ル方法 - Google Patents

容器の殺菌シ−ル方法

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Publication number
JPS6077836A
JPS6077836A JP18568983A JP18568983A JPS6077836A JP S6077836 A JPS6077836 A JP S6077836A JP 18568983 A JP18568983 A JP 18568983A JP 18568983 A JP18568983 A JP 18568983A JP S6077836 A JPS6077836 A JP S6077836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
contents
sealing
container body
sterilizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18568983A
Other languages
English (en)
Inventor
吉雄 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokan Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokan Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokan Kogyo Co Ltd filed Critical Tokan Kogyo Co Ltd
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は容器の殺菌シール方法に係り、とくに半生製品
を長期間に亙って保存するのに好適な容器の殺菌シール
方法に関する。
例えば半生菓子、ギョーザ、シューマイ等の半生製品を
供給するために、トレイ状の合成樹脂製の容器を用いる
ことがある。このJζうな容器内に上記の製品を充填し
てシール覆ることにより、比較的安価な包装コストで供
給を行なうことが可能になる。しかし従来のこのような
供給方法ににれば、通常2.3日しか保存することがで
きず、それを過ぎた場合には内容物が腐敗するという不
都合があった。従って長期間に亙って保存を行なうよう
な半生製品について、上記のような従来の包装方法を用
いることができなかった。
半生菓子等の半生製品を長期間に亙って保存する場合に
、従来より行なわれている包装方法は、真空パック方式
、ガス充填方式、脱酸素方式等のものである。真空パッ
ク方式は、合成樹脂製の容器内に内容物を充填した後に
、容器の内部の空気を除去するものである。このような
真空パックを行なうことによって、内容物をほぼ無菌状
態て保持ターることができるために、その腐敗を防由し
て比較的長期間に亙って保存することかできるようにな
る。しかし真空パックを行なうと、外部からの大気圧に
よって内容物が押され、その形状を紺持す−ることかで
きず、形態が崩れてしまうという欠点をもっている。
また第2の方法であるガス充填方式は、容器内の空気を
窒素ガスあるいは炭酸ガスに置換してパックを行なうも
のである。このようなガス置換を行なうことによって、
容器内に酸素が存在しないために内容物の酸化を防止し
、あるいは製品の老化を防止することにより、保存期間
を長くすることが可能となる。しかしこのようなガス置
換方式によれば、ガスの臭いが内容物に付着し、これに
よって味が変ってしまうという欠点がある。また第3の
脱酸素剤を用いる方式は、好気性細菌を殺すことはでき
ても、嫌気性細菌を殺すことができず、このために嫌気
性細菌による腐敗を防ぐことができず、保存期間が短く
なってしまうという欠点がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、内容物の形をそのままの状態に維持するとともに、
内容物にガスの臭いが付着することを防止し、しかも嫌
気性細菌による腐敗をも効果的に防止することができる
ようイこした容器の殺菌シール方法を提供することを目
的とづ−るもの4゛ある。
以下本発明を図示の一実施例につき説明する。
本実施例において用いられる容器は第1図に小Jように
、トレイ状をなしている。この容器本イホ1はガスバリ
ヤ性を有する材料から構成されている。
すなわち多層の合成樹脂フィルムあるいはシー1−の積
層体から構成されており、少なくともその内の一層が酢
酸ビニル共重合体から構成され(いる。
従ってこの容器本体1はその内外での空気、どくに酸素
の透過を防止するようになっている。このような容器本
体1内には、例えば半生菓子等の内容物2が充填されて
供給されるように4fっ゛(いる。
そしてこの半生菓子2とともに、袋に入った11121
1ft素剤3がこの容器本体1内に収納されるようにな
っている。
このように半生菓子2とともにBl’t 6u累剤33
を収納した容器本体1は、第2図および第3図に示ブよ
うに、器材4によってその上部が閉塞1\れるJ、うに
なっている。なおこの蓋材4も高分子シー1〜から構成
されており、しかもこの高分子シートもガスパリV性を
有している。すなわち蓋材4も容器本体1と同様に、多
層の高分子シートあるいは高分子フィルムから構成され
るとともに、その内の一層が酢酸ビニル共重合体によっ
て構成されている。従ってこの蓋材4を通して空気、と
くに酸素が透過することが防止される。M材4は容器本
体1のフランジ部5によってシールされるようになって
いる。すなわち容器本体1に蓋材4を被せた後に、熱板
シールを行なうことにより、第3図に示すようにシール
線6のところでこの蓋材4がシールされるようになって
いる。ここで注意しな1−すればいけないのは、N拐4
がその周縁部の全部においてシールされるのではなく、
一部分を残してシールされるようになっており、外部と
連通ずる連通部7が蓋材4ど容器本体1のフランジ部5
との間に形成されていることにある。
このようにして内容物2と脱酸素剤3とを収納し、蓋材
4によって連通部7を残してシール線6のところでシー
ルされた容器は、第4図に承りようにレトルトがま8内
に収納される。このし[〜ルトがま8は容器内の内容物
2の殺菌を行なうものであって、その蒸気管9から上記
がかま8内に11を給される蒸気によって殺菌が行なわ
れる。そしてこの蒸気によって内容物2は120〜13
0°Cで約3分間加熱され、この熱によって殺菌が行イ
了われることになる。従って内容物2に付着している細
菌や、あるいは容器本体1内に残存づる細1イjか死滅
することになる。しかもこの加熱による殺菌によれば、
好気性細菌のみならず嫌気性細菌も死滅することになる
。従ってこのレトルトI)X、1.ε3による蒸気殺菌
によって、容器本体1内の総ての細菌はほぼ完全に死滅
することになる。
以上のような殺菌を終っI〔ならば、この容器をレトル
トがま8から取出し、第5図J3よび第〔5図に示すよ
うに、連通部7を完全にシールする。この部分のシール
の状態は第5図および第6図に83いてシール線10に
よって示されている。このようなシールを行なうことに
よって、蓋材4が容器本体1の上部開口を完全に閉塞す
ることになり、内外の空気の連通は完全に遮断されるよ
うになる。
このようにして半生菓子2は容器本体1に収納され、蓋
材4によってシールされた状態で流通段階に供されるこ
とになる。
以上のように本実施例に係るシール方法によれば、シー
ル後においても容器本体1内には空気が残ってJ)す、
真空パックを行なうものではないために、大気圧によっ
て容器本体1あるいは蓋材4が変形することがなく、こ
のために内容物2の形状を元の状態のままに維持するこ
とができる。ざらに上記レトルトがま8による殺菌の際
に、連通部7を残してシール線6によって蓋材4をシー
ルしているために、このレトルトがま8内における加熱
による内部の圧力の変化を、上記連通部7によって吸収
する−ことができる。従ってこのような連通部7を設【
ノた状態で加熱殺菌することにより、内部に負圧が発生
して容器1あるいは蓋材4が変形することもなくなる。
従って本実施例に係るシール方法を用いることによって
、内容物2あるいは容器本体1の変形を防止することが
でき、外観的にも好ましいものとなる。
また本実施例の殺菌シール方法によれば、レトル1〜が
ま8内における蒸気加熱によって、容器本体1内の細菌
はほぼ完全に死滅することになり、好気性細菌のみなら
ず嫌気性細菌をも死滅させることが可能になる。さらに
容器本体1内には内容物2とともに脱酸素剤3が収納さ
れているために、この脱酸素剤3が容器本体1内の空気
中のramを吸収することになる。従って容器本体1内
は、【Jぼ完全な無菌状態になるとともに、M累が無い
状態になる。従って酸素による半生菓子等の内容物2の
酸化や老化を防止ターることができる。また容器本体1
内に酸素が残存しないために、内容物2中の雑菌の繁殖
を防止し、あるいは発酵を1引11−覆ることが可能に
なる。さらに本実施例による万1ノ、によれば、容器本
体1内には空気が残っCおり、ガス置換を行なうもので
はないから、内容物2にガスの臭いが付着することを防
止でさ、このために味の変質も起こらなくなる。
以上本発明を図示の一実施例につき述べた力く、不発1
1111J上記実施例によって限定されることなく、本
発明の技術的思想に基づいて各種の変更力く可能である
。例えば上記実施例は半生菓子を充j眞して供給するた
めの容器の殺菌シール方法に関するものであるが、本発
明はその他各種の内容物を収納して供給するだめの容器
のシール方法に広く適用可能である。また容器の形態に
ついても、上記のようなトレイ状の容器に限定されるこ
となく、!(ラグ状の容器、その他各種の形状の容器に
適用可能である。
以上のJ:うに本発明は、合成樹脂製の容器な)Jスバ
リャ性を有する材料から構成し、この容器内に内容物と
ともに脱酸素剤を収納してシールし、この状態で熱を加
えて殺菌を行なうようにしたものである。従って本発明
によれば、上記加熱殺菌によって内部の細菌をほぼ完全
に死滅させることができ、しかも内部に残存する酸素が
脱酸素剤によって吸収されるために、内容物の腐敗が防
止さねZ)ばかりでなく、内容物の酸化や老化が阻止さ
れることになり、このために長期間に亙る保存が可能に
なる。さらに容器内には空気が残っているために内容物
の形状をほぼ元の状態に保つことができる。またガス置
換を行なうしのではないから、内容物にガスの臭いが付
着して味が変質することもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る容器の外観斜視図、第
2図はこの容器の上部を蓋材によつ(VIAつた状態を
示す外観斜視図、第3図は同シールした状態の平面図、
第4図はこの容器内の内容物をレトルト殺菌するレトル
トがまを示す縦断面図、第5図は連通部をシールした容
器の平面図、第6図は同斜視図である。 なお図面に用いた符号において、 1・・・トレイ状の容器本体 2・・・内容物(半生菓子) 3・・・脱酸素剤 4・・・蓋材(高分子シー1〜) 5・・・フランジ部 6・・・シール線 7・・・連通部 8・・・レトルトがま 9・・・蒸気管 10・・・シール線 である。 代理人 松 利 修 N 区 寸 琺

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、容器をガスバリヤ性を有する月利から構成し、この
    合成樹脂製の容器内に内容物を充填するとともに、脱酸
    素剤を前記容器内に収納してシールし、この状態で熱を
    加えて殺菌を行なうようにしたことを特徴とする容器の
    殺菌シール方法。 2、前記シールの際に一部をシールせずに外部と連通ず
    る連通部を形成し、熱を加えて殺菌した後にこの連通部
    を完全にシールするようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の容器の殺菌シール方法。
JP18568983A 1983-10-04 1983-10-04 容器の殺菌シ−ル方法 Pending JPS6077836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18568983A JPS6077836A (ja) 1983-10-04 1983-10-04 容器の殺菌シ−ル方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18568983A JPS6077836A (ja) 1983-10-04 1983-10-04 容器の殺菌シ−ル方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6077836A true JPS6077836A (ja) 1985-05-02

Family

ID=16175138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18568983A Pending JPS6077836A (ja) 1983-10-04 1983-10-04 容器の殺菌シ−ル方法

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JP (1) JPS6077836A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63219359A (ja) * 1987-03-10 1988-09-13 Mitsubishi Gas Chem Co Inc レトルト食品の保存方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63219359A (ja) * 1987-03-10 1988-09-13 Mitsubishi Gas Chem Co Inc レトルト食品の保存方法

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