JPS607553Y2 - 信号増幅器

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【考案の詳細な説明】本考案は信号増幅器に関するもので、加わる信号が出力
側に加わるのをオン、オフ制御するとともに、そのスイ
ッチ素子を利用して自動利得調整もおこなえるようにし
たものである。

以下図面の一実施例により説明すると、１は信号入力端
子、２は出力端子、３は増幅用のトランジスタ、４はミ
ューティング及び制御用トランジスタ、５はトランジス
タ、６はトランジスタ４をオン、オフ制御すべく制御信
号“Ｈ゛、“Ｌ′′が加わる端子、７は後段増幅器であ
る。

８はトランジスタ５を含み、後段増幅器７より信号を取
り出し、それに応じた直流電圧を得、トランジスタ４に
バイアスをかけるバイアス電源用回路である。

９はダイオード、１０，１１，１４，１５は抵抗、１２
，１３．１６はコンデンサである。

この構成において端子６が“Ｈ′であるとダイオード９
はカットオフ状態にある。

したがってトランジスタ４には抵抗１０．１１を通じて
バイアスがかかり、同トランジスタ４はオンになる。

これにともない端子１に加わる信号はコンデンサ１２、
トランジスタ３、コンデンサ１３、抵抗１４、トランジ
スタ４を通じてアースに流れるため、抵抗１５、コンデ
ンサ１６を通じて後段増幅器７には流れない。

一方、端子６を“Ｌ９９にした場合、ダイオード９には
オンになり、トランジスタ４をカットオフに追込む。

これにともない端子１−コンデンサ１２−トランジスタ
３−コンデンサ１３−抵抗１４−抵抗１５−コンデンサ
１６−後段増幅器７のループにより端子１に加わる信号
は後段増幅器７に流れる。

この時後段増幅器７を通じてバイアス電源回路８でもっ
てトランジスタ４にバイアスカ力けられるようにしてい
るためにそのバイアスに応じてトランジスタ４をオン方
向に制御することができる。

したがって端子１に加わる入力を減衰させることができ
る。

今、端子２をテープレコーダの録音端子に接続し、録音
時のみ端子６を“Ｌ゛にするようにすれば端子１に加わ
る入力があるレベル以上になったら自動的に抑制され、
その状態で録音することができる。

ミューテング及び制御用のトランジスタにより、ミュー
テングと入力信号の減衰量の制御を同時にできる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例による信号増幅器の結線図であ
る。４・・・・・・トランジスタ、・・・バイアス電源回路。７・・・・・・後段増幅器、８・・・

【実用新案登録請求の範囲】