JPH0317477Y2 - - Google Patents

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JPH0317477Y2
JPH0317477Y2 JP2128186U JP2128186U JPH0317477Y2 JP H0317477 Y2 JPH0317477 Y2 JP H0317477Y2 JP 2128186 U JP2128186 U JP 2128186U JP 2128186 U JP2128186 U JP 2128186U JP H0317477 Y2 JPH0317477 Y2 JP H0317477Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、信号切換回路の改良に関するもの
で、特にIC(集積回路)化に適した信号切換回路
に関する。
(ロ) 従来の技術 VTR(ビデオテープレコーダ)において、磁気
テープに音声信号を記録する場合は、前記音声信
号にALC(Automatic Level Control)をかけ、
録音レベルを一定にして記録する場合と、前記音
声信号をそのまま記録する場合とがあるが、両録
音を可能にする為には、スイツチを視聴者が手動
で切換えて一方の信号を選択するようにしてい
る。この様なスイツチをIC化した例としては、
「’85三洋半導体ハンドブツクモノリシツクバイ
ポーラ集積回路編」(昭和60年3月20日発行)第
884頁に示される電子スイツチ用ICLA7016があ
る。前記ICは第2図に示す如く制御回路1とス
イツチ2とを内蔵しており、AGC録音用の第1
入力信号が印加される第1入力ピン3と、通常録
音用の第2入力信号が印加される第2入力ピン4
と、制御信号が印加される制御ピン5と、出力信
号が得られる出力ピン6とを備えている。制御ピ
ン5に視聴者の手動による制御信号が印加される
制御回路1から切換信号が発生し、スイツチ2が
切換えられる。前記スイツチ2が図示の状態に切
換えられると、第1入力ピン3に印加される第1
入力信号が出力ピン6に発生し、図示と逆の状態
に切換えられると、第2入力ピン4に印加される
第2入力信号が出力ピン6に発生する。尚、第2
図における一点鎖線は、ICを示すものであり、
前記ICの他の部分は本考案に直接関係しないの
で省略してある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第2図の如き回路構成にする
と、制御回路1に制御信号を印加する為のピンが
必要になり、ピン数の増加というICにとつて好
ましくない欠点が生じる。特にスイツチ2を複数
個内蔵するICにとつては、前記欠点が非常に大
きな問題になる。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、第
1入力信号が印加される入力ピンと、前記第1入
力信号を低インピーダンスで出力するインピーダ
ンス変換回路と、該インピーダンス変換回路の出
力信号を遮断する第1スイツチと、該第1スイツ
チの出力側に接続される出力ピンと、前記入力ピ
ンに直流電圧を印加する電源回路と、前記入力ピ
ンの電圧と基準電圧とを比較し、前記第1スイツ
チを制御するコンパレータとを有する集積回路
と、第2入力信号が印加される入力端子と、前記
入力端子に抵抗を介して接続される出力端子と、
前記出力ピンと前記出力端子との間に接続される
コンデンサ、及び前記入力ピンに接続される第2
スイツチとから成ることを特徴とする。
(ホ) 作用 本考案によれば、入力ピンに第1入力信号と直
流電圧とを印加し、前記入力ピンの電圧と基準電
圧との比較を行つて第1スイツチの切換えを行つ
ているので、第2スイツチを前記入力ピンに接続
することが出来、かつ第2入力信号をIC内に導
入する必要が無くなる。
(ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
7はIC、8は所定以下の振幅を有する第1入力
信号が印加される第1入力端子、9は該第1入力
端子8からの第1入力信号が、直流阻止用のコン
デンサ10を介して印加される入力ピン、11は
入力ピン9からの第1入力信号の電圧と基準電圧
12とを比較して出力信号を発生するコンパレー
タ、13は入力ピン9からの第1入力信号がベー
スに印加され、インピーダンス変換回路として動
作するトランジスタ、14はコンパレータ11の
出力信号に応じて開閉し、一端Aがトランジスタ
13のエミツタに接続された第1スイツチ、15
は電源回路、16は該電源回路15と入力ピン9
との間に挿入された抵抗、17は前記電源回路1
5と第1スイツチ14の他端Bとの間に挿入され
た抵抗、18はIC7の出力信号が導出される出
力ピン、19は該出力ピン18に接続された直流
阻止用のコンデンサ、20は該コンデンサ19と
アースとの間に接続された抵抗、21は該抵抗2
0とコンデンサ19との間に設けられた出力端
子、22は第2入力信号が印加される第2入力端
子、23は該第2入力端子22と前記出力端子2
1との間に挿入された抵抗、24は手動により開
閉される第2スイツチである。
次に第1入力端子8に印加される第1入力信号
と、第2入力端子22に印加される第2入力信号
との切換動作について説明する。第2スイツチ2
4が図示の開放状態にあるとすれば、入力ピン9
の電圧は第1入力信号と電源回路15からの直流
電圧との重畳されたものとなり、その電圧がコン
パレータ11の正入力端子に印加される。その
際、コンパレータ11の負入力端子には電源12
からの基準電圧VTHが印加されており、該基準電
圧VTHを VGND<VTH<1/2VCC−1/2SP-P…… …(1) 〔ただし、SP-Pは第1入力信号の最大振幅、1/
2VCCは電源回路15から入力ピン9に印加され
る直流電圧〕と設定すれば、コンパレータ11の
出力信号は「H」になり、前記出力信号により第
1スイツチ14が、図示の閉成状態に切換えられ
る。従つて、入力ピン9に印加される第1入力信
号は、トランジスタ13のベース・エミツタ路、
第1スイツチ14及びコンデンサ19を介して出
力端子21に導出される。このとき、第2入力端
子22に印加された第2入力信号は、トランジス
タ13のエミツタインピーダンスにより減衰され
る。すなわち、第2入力端子22の電圧をVA
すれば、該電圧により出力端子21に発生する電
圧VBは VB=(R1R3RE)/R2+(R1R3RE)VA…… (2) [ただし、R1,R2、及びR3は抵抗17,23、
及び20の抵抗値、REはトランジスタ13のエ
ミツタ抵抗値] と表わされる。第(2)式においてR1,R2,R3≫RE
とすれば(R1R3RE)≒REとなり、R2≫RE
であるから電圧VBはほぼ零になる。このため、
第2入力信号は出力端子21には発生せず、第1
入力信号に影響を与えない。従つて、IC7の入
力ピン9に印加される第1入力信号のみが、出力
端子21に発生する。次に第2スイツチ24が図
示と逆に閉成状態になると、入力ピン9の電圧は
アース電位となり、それがコンパレータ11の正
入力端子に印加される。ここで、コンパレータ1
1の基準電圧12VTHは、第(1)式の様に設定され
ているので、コンパレータ11の出力信号は
「L」になり、前記出力信号により第1スイツチ
14が図示と逆に開放状態となる。このため、入
力ピン9に印加される第1入力信号は、第1スイ
ツチ14で遮断され出力ピン18には発生せず、
第2入力端子22に印加された第2入力信号が出
力端子21に発生する。この時、第2入力端子2
2の第2入力信号の電圧をVAとすると、出力端
子21の電圧VCは VC=(R1R3)/R2+(R1R3)VA と表わされる。従つて、第2入力端子22に印加
される第2入力信号は、所定の割合で減衰されて
出力端子21に発生することになる。ここで、
R2<R1、R3とすれば、第2入力信号の減衰量を
小とすることが出来、出力端子21には第2入力
信号と略等しい大きさの出力信号が発生する。
さて、コンパレータ11の出力信号に応じて切
換えられる第1スイツチ14の他端Bの直流電圧
は、第1スイツチ14の切換えによつて変化しな
い。すなわち、トランジスタ13のベースに印加
される直流電圧は1/2VCCであるので電源回路1
5により第1スイツチ14の他端Bに発生する直
流電圧を1/2VCC−VBE(ただし、VBEはトランジス
タ13のベース・エミツタ間電圧)に設定すれ
ば、第1スイツチ14が閉成状態の時、抵抗17
には電流が流れず点Bの電圧は、トランジスタ1
1のエミツタ電圧(1/2VCC−VBE)となる。一
方、第1スイツチ14が開放状態になると、第1
スイツチ14の他端Bは、電源回路15により1/
2VCC−VBEの直流電圧に固定される。従つて、前
記他端Bの直流電圧は、第1スイツチ14の開閉
によつてはなんら影響を受けず、常に1/2VCC
VBEに保たれる。それ故、第1スイツチ14の切
換えにより直流レベルが変動せず、シヨツク音等
が発生することはない。尚、出力端子21の後段
にミユート回路等が接続されている場合には、直
流レベルの変動により発生するシヨツク音は、ミ
ユート回路でミユーテイングされるので、直流レ
ベルの変動を防ぐ手段が不要となり、電源回路1
5等の回路の簡略化ができる。
又、第1図においては、第2スイツチ24の一
端をアースする場合について説明したが、前記第
2スイツチ入力24の一端を+VCCに接続しても
良い。その場合は、 1/2VCC+1/2SP-P<VTH<+VCC となる基準電圧VTHをコンパレータ11の正入力
端子に印加し、入力ピン9に得られる電圧を負入
力端子に印加することにより、第2スイツチ24
が開放状態の場合には、コンパレータ11の出力
信号は「H」となり、第2スイツチ24が閉成状
態の場合には、コンパレータ11の出力信号は
「L」となる。この結果、第2スイツチ24の一
端をアースした場合も、VCCに接続した場合も全
く同一の切換えを行うことが出来る。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、入力ピンと
出力ピンとの2つのピンをICに配置するだけで、
第1入力信号と第2入力信号を切換制御すること
が出来るので、ICのピン数の削減を計ることが
出来、効率的なIC設計を行うことが出来る。尚、
実施例の如く、電源回路15から点Bに所定の直
流電圧を印加すれば、スイツチの切換時に生じる
シヨツク音を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、及
び第2図は従来の信号切換回路を示す回路図であ
る。 9……入力ピン、11……コンパレータ、13
……トランジスタ、14……第1スイツチ、15
……電源回路、18……出力ピン、21……出力
端子、22……第2入力端子、24……第2スイ
ツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1入力信号が印加される入力ピンと、前記第
    1入力信号を低インピーダンスで出力するインピ
    ーダンス変換回路と、該インピーダンス変換回路
    の出力信号を遮断する第1スイツチと、該第1ス
    イツチの出力側に接続される出力ピンと、前記入
    力ピンに直流電圧を印加する電源回路と、前記入
    力ピンの電圧と基準電圧とを比較し、前記第1ス
    イツチを制御するコンパレータとを有する集積回
    路と、第2入力信号が印加される入力端子と、前
    記入力端子に抵抗を介して接続される出力端子
    と、前記出力ピンと前記出力端子との間に接続さ
    れるコンデンサ、及び前記入力ピンに接続される
    第2スイツチとから成り、前記第2スイツチの制
    御に応じて前記第1スイツチを閉成することによ
    り、前記第1入力信号を前記出力端子に導出さ
    せ、前記第1スイツチを開放することにより前記
    第2入力信号を前記出力端子に導出させることを
    特徴とする信号切換回路。
JP2128186U 1986-02-17 1986-02-17 Expired JPH0317477Y2 (ja)

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JP2128186U JPH0317477Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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JP2128186U JPH0317477Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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JPS62133435U JPS62133435U (ja) 1987-08-22
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